JP2717443B2 - キュポラ用熱交換器 - Google Patents
キュポラ用熱交換器Info
- Publication number
- JP2717443B2 JP2717443B2 JP1099653A JP9965389A JP2717443B2 JP 2717443 B2 JP2717443 B2 JP 2717443B2 JP 1099653 A JP1099653 A JP 1099653A JP 9965389 A JP9965389 A JP 9965389A JP 2717443 B2 JP2717443 B2 JP 2717443B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust gas
- heat exchanger
- cupola
- pipe
- annular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/25—Process efficiency
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、キュポラの送風予熱装置の熱交換器の改良
に関するものである。
に関するものである。
（従来の技術） 従来、キュポラ用熱交換器として、エッシャー式熱交
換器があり、このものは第２に示す様に、キュポラ排ガ
ス（以下、排ガスという）が流通する円筒形の外筒と、
キュポラへの送風空気（以下、送風空気という）が流通
する内筒とを備えたこ２重管構造からなり、内筒は上下
部環状室11、12、環状管13および放射状に配置された矩
形管14、14から形成され、環状管13および矩形管14、14
はそれぞれ上下部環状室11、12に連通している。矩形管
14、14は上部環状室11に溶接によって接続されると共
に、下部環状室12に挿通自在に嵌挿している（例えば、
社団法人日本鋳物協会「改訂４版 鋳物便覧」（昭61.
1.20）丸善株式会社、P.229〜230）。
換器があり、このものは第２に示す様に、キュポラ排ガ
ス（以下、排ガスという）が流通する円筒形の外筒と、
キュポラへの送風空気（以下、送風空気という）が流通
する内筒とを備えたこ２重管構造からなり、内筒は上下
部環状室11、12、環状管13および放射状に配置された矩
形管14、14から形成され、環状管13および矩形管14、14
はそれぞれ上下部環状室11、12に連通している。矩形管
14、14は上部環状室11に溶接によって接続されると共
に、下部環状室12に挿通自在に嵌挿している（例えば、
社団法人日本鋳物協会「改訂４版 鋳物便覧」（昭61.
1.20）丸善株式会社、P.229〜230）。
（発明が解決しようとする課題） 排ガスは外筒の上部開口15より流入し、該下部開口16
から流出すると共に、送風空気は下部環状室12より流入
し、環状管13および矩形管14、14を経て上部環状室11か
ら流出する。高温排ガスが外筒に流入すると、上部環状
室11および矩形管14、14の各上部が過熱され、上部環状
室11を形成する部材および／または矩形管14、14上部の
溶接箇所に亀裂が発生したり、あるいは熱膨張によって
矩形管14、14下部が伸張して下部環状室12から脱落する
という問題点を生じる。そこて、本発明はかかる問題点
を解消するためになされたもので、高温のキュポラ排ガ
スが使用可能なキュポラ用熱交換器を提供するものであ
る。
から流出すると共に、送風空気は下部環状室12より流入
し、環状管13および矩形管14、14を経て上部環状室11か
ら流出する。高温排ガスが外筒に流入すると、上部環状
室11および矩形管14、14の各上部が過熱され、上部環状
室11を形成する部材および／または矩形管14、14上部の
溶接箇所に亀裂が発生したり、あるいは熱膨張によって
矩形管14、14下部が伸張して下部環状室12から脱落する
という問題点を生じる。そこて、本発明はかかる問題点
を解消するためになされたもので、高温のキュポラ排ガ
スが使用可能なキュポラ用熱交換器を提供するものであ
る。
（課題を解決するための手段） 本発明は、上部に設けた熱風流出部と排ガス流入部と
の間に環状水冷器を設けると共に、下部に伸縮自在な集
合管を設け、さらに環状水冷器と集合管との間に適数個
の分岐管を介設し、分岐管の下端部は集合管に接続する
と共に、該上端部は環状水冷器を挿通し、熱風流出部内
に挿入されたキュポラ用熱交換器である。
の間に環状水冷器を設けると共に、下部に伸縮自在な集
合管を設け、さらに環状水冷器と集合管との間に適数個
の分岐管を介設し、分岐管の下端部は集合管に接続する
と共に、該上端部は環状水冷器を挿通し、熱風流出部内
に挿入されたキュポラ用熱交換器である。
（作用） 本発明は上述のような構成であるので、高温排ガスが
排ガス流入部より流入すると、分岐管上部が過熱される
と共に、分岐管が下方に伸張するが、分岐管上部は環状
水冷管よって冷却されると共に、集合管も下方に伸張す
る。
排ガス流入部より流入すると、分岐管上部が過熱される
と共に、分岐管が下方に伸張するが、分岐管上部は環状
水冷管よって冷却されると共に、集合管も下方に伸張す
る。
（実施例） 第１図に本発明に係るキュポラ用熱交換器が示され、
排ガスが流通する外筒と送風空気が流通する内筒とを備
えた２重管構造からなり、外筒は上部に送風空気の熱風
流出部１および排ガス流入部２が設けられると共に、該
下部に排ガス流出部３が設けられ、送風空気の熱風流出
部１と排ガス流入部２との間に環状水冷器４が設けられ
ている。内筒は上下部環状室５、６、環状管７、集合管
８、８および分岐管９、９から形成され、集合管８、８
にはスプリング10、10が付設されている。集合管８、８
は伸縮自在に形成され、分岐管９、９の下端部は集合管
８、８に接続すると共に、該上端は環状水冷器４を挿通
し、熱風流出部１内に挿入され、環状水冷器４の上部で
支承されている。
排ガスが流通する外筒と送風空気が流通する内筒とを備
えた２重管構造からなり、外筒は上部に送風空気の熱風
流出部１および排ガス流入部２が設けられると共に、該
下部に排ガス流出部３が設けられ、送風空気の熱風流出
部１と排ガス流入部２との間に環状水冷器４が設けられ
ている。内筒は上下部環状室５、６、環状管７、集合管
８、８および分岐管９、９から形成され、集合管８、８
にはスプリング10、10が付設されている。集合管８、８
は伸縮自在に形成され、分岐管９、９の下端部は集合管
８、８に接続すると共に、該上端は環状水冷器４を挿通
し、熱風流出部１内に挿入され、環状水冷器４の上部で
支承されている。
本実施例は上述のような構成であり、排気ガスは排ガ
ス流入部２より流入した後、分岐管９、９に沿って下降
し排気ガス流出部３から流出する。他方、送風空気は冷
風が上部環状室５より流入し、排ガスによって加熱され
ながら環状管７内を下降して下部環状室６に流入し、集
合管８、８を経た後、再び排ガスによって加熱されなが
ら分岐管９、９内を上昇し、熱風流出部１から熱風が流
出する。高温排ガスが外筒内に流入すると、分岐管９、
９上部が過熱されると共に、分岐管９、９が下方に伸張
するが、分岐管９、９上部は環状水冷器４によって冷却
されると共に、集合管８、８およびスプリング10、10も
下方に伸張する。なお、該伸張距離はスプリング10、10
によって制御される。高温排ガスの流入が停止すると、
分岐管９、９、集合管８、８およびスプリング10、10が
収縮して復元位置まで上昇する。
ス流入部２より流入した後、分岐管９、９に沿って下降
し排気ガス流出部３から流出する。他方、送風空気は冷
風が上部環状室５より流入し、排ガスによって加熱され
ながら環状管７内を下降して下部環状室６に流入し、集
合管８、８を経た後、再び排ガスによって加熱されなが
ら分岐管９、９内を上昇し、熱風流出部１から熱風が流
出する。高温排ガスが外筒内に流入すると、分岐管９、
９上部が過熱されると共に、分岐管９、９が下方に伸張
するが、分岐管９、９上部は環状水冷器４によって冷却
されると共に、集合管８、８およびスプリング10、10も
下方に伸張する。なお、該伸張距離はスプリング10、10
によって制御される。高温排ガスの流入が停止すると、
分岐管９、９、集合管８、８およびスプリング10、10が
収縮して復元位置まで上昇する。
（発明の効果） 本発明によれば、上部に設けた熱風流出部と排ガス流
入部との間に環状水冷器を設けると共に、下部に伸縮自
在な集合管を設け、さらに環状水冷器と集合管との間に
適数個の分岐管を介設し、分岐管の下端部は集合管に接
続すると共に、該上端部は環状水冷器を挿通し、熱風流
出部内に挿入されたから、高温キュポラ排ガスを使用で
き、高温熱風を得ることができるので、キュポラのエネ
ルギー効率が上昇する。また本発明の熱交換器は、従来
のキュポラ用熱交換器と比べて構造が簡略化されるの
で、保守が容易になり耐久性が向上する。
入部との間に環状水冷器を設けると共に、下部に伸縮自
在な集合管を設け、さらに環状水冷器と集合管との間に
適数個の分岐管を介設し、分岐管の下端部は集合管に接
続すると共に、該上端部は環状水冷器を挿通し、熱風流
出部内に挿入されたから、高温キュポラ排ガスを使用で
き、高温熱風を得ることができるので、キュポラのエネ
ルギー効率が上昇する。また本発明の熱交換器は、従来
のキュポラ用熱交換器と比べて構造が簡略化されるの
で、保守が容易になり耐久性が向上する。
第１図は本発明に係るキュポラ用熱交換器の断面図、第
２図は従来のキュポラ用熱交換器を示す断面図である。 １……熱風流出部、２……排ガス流入部、４……環状水
冷器、８……集合管、９……分岐管。
２図は従来のキュポラ用熱交換器を示す断面図である。 １……熱風流出部、２……排ガス流入部、４……環状水
冷器、８……集合管、９……分岐管。
Claims (1)
- 【請求項１】上部に設けた熱風流出部と排ガス流入部と
の間に環状水冷器を設けると共に、下部に伸縮自在な集
合管を設け、さらに環状水冷器と集合管との間に適数個
の分岐管を介設し、分岐管の下端部は集合管に接続する
と共に、該上端部は環状水冷器を挿通し、熱風流出部内
に挿入されたことを特徴とするキュポラ用熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1099653A JP2717443B2 (ja) | 1989-04-19 | 1989-04-19 | キュポラ用熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1099653A JP2717443B2 (ja) | 1989-04-19 | 1989-04-19 | キュポラ用熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02279988A JPH02279988A (ja) | 1990-11-15 |
| JP2717443B2 true JP2717443B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=14253016
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1099653A Expired - Lifetime JP2717443B2 (ja) | 1989-04-19 | 1989-04-19 | キュポラ用熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2717443B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ITCO20110033A1 (it) | 2011-08-25 | 2013-02-26 | Nuovo Pignone Spa | Scambiatore di calore integrato con compensazione della pressione e metodo |
-
1989
- 1989-04-19 JP JP1099653A patent/JP2717443B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02279988A (ja) | 1990-11-15 |
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Legal Events
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