JP2717390B2 - ごみ焼却システム及びごみ焼却時の白煙防止方法 - Google Patents

ごみ焼却システム及びごみ焼却時の白煙防止方法

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JP2717390B2 JP7240890A JP24089095A JP2717390B2 JP 2717390 B2 JP2717390 B2 JP 2717390B2 JP 7240890 A JP7240890 A JP 7240890A JP 24089095 A JP24089095 A JP 24089095A JP 2717390 B2 JP2717390 B2 JP 2717390B2
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に一般廃棄物等
を大量処理するのに適したごみ焼却システム及びごみ焼
却時の白煙防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生ごみの焼却時に発生する粉塵の
補集にはバグフィルタが多用されている。このバグフィ
ルタではダイオキシン等の有害ガスの吸着も行われるの
であるが、それを有効に行うため入口温度が略200℃
以下に規制されている。一方、生ごみには多量の水分が
含まれているし、また、これを焼却炉で処理する際に、
高温度になった廃ガスを温度降下させるために水噴射を
行っている。このようなことから、廃ガス中に多量の水
蒸気粒子を含ませることとなり、これをバグフィルタの
入口温度まで冷却してそのまま大気中に放出すると白煙
発生の原因となることから、バグフィルタから大気放出
前に再度廃ガスを白煙の発生を抑える温度にまで温度上
昇させなければならないことになる。
【0003】図2はこのような従来のごみ焼却システム
Bを示しており、図中50は焼却炉、51は焼却炉50
へ1次および2次燃焼用空気51aおよび51bと冷却
用空気51cを供給する押込み送風機、52は前記焼却
炉50の上方に配置されたガス冷却室、53は前記押込
み送風機51の1次燃焼用空気51aを廃ガス50aで
加熱する燃焼用空気予熱器、54は前記1次燃焼用空気
51aを温度調節するプレヒータ、55は前記プレヒー
タに温度調節空気55aを供給する温度調節用または白
煙防止用押込み送風機、56は前記燃焼用空気予熱器5
3からの廃ガス50aと前記プレヒータ54の温度調節
用空気55aとを熱交換させる温度調節用空気予熱器、
57は前記温度調節用空気予熱器56からの廃ガス50
aを濾過するバグフィルタ、58は前記廃ガス50a系
の吸引を行って煙突59から排出させる誘引送風機、5
6aは前記温度調節用空気予熱器56にて温度調節用空
気55aが加熱されて成った白煙防止用空気である。
【0004】前記ごみ焼却システムBは、直接水噴霧型
および入口温度規制のあるバグフィルタ濾過型であり、
白煙防止としては高温空気による高温希釈を行うもので
ある。つまり、ガス冷却室52からの高温度の廃ガス5
0aを、一旦2基一組の空気予熱器、つまり燃焼用空気
予熱器53(この場合はプレヒータ54を介してだが)
と、温度調節用空気予熱器56とを通して低温化(略2
00℃以下)させてバグフィルタ57を通過させ、その
後、煙突59で排出時に前記空気予熱器56で熱交換さ
れた白煙防止用空気56aを合流させることにより、前
記廃ガスを高温希釈させるようにしたものである。この
システムでは、白煙防止のみならず焼却システムの熱バ
ランス面でも勝れており、さらに系全体の熱バランスの
安定による安定操業ができる等の特徴を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のごみ焼却システムでは次の様な問題があった。 1.空気予熱器を2基配置し、しかもこの間にプレヒー
タを介在させているから、これ等相互を連通するダクト
が長く必要となると共に複雑な形状となり、系内圧損が
大きい、また、その施工性が悪い等の欠点があった。 2.系内圧損が大きいため、誘引送風機も大型化せざる
を得ない。 3.バグフィルタに対し誘引送風機の引きが強いと、一
度補集したダイオキシン類の離脱が発生し、その系外排
出を規制期待値(0.5ng/m3 N TEQ)以下に
するのが困難となる。 4.2基目の空気予熱器(温度調節用空気予熱器56)
においては、1度熱交換して温度の低下した廃ガスとプ
レヒータ54で比較的高温度となった空気との熱交換を
行うから、両者の温度差が少く別設置した割りには効率
的でない。また、ごみ焼却時、巧みな燃焼温度管理を行
ってダイオキシン類の発生を押えても、比較的低温度と
なった廃ガスによる熱交換時に、そのダイオキシン類の
再合成が行われ、これがダイオキシン類の系外排出の一
因となっている。
【0006】本発明は、かかる従来の問題点を解決する
ためになされたものであって、その目的とするところ
は、白煙防止を良好に行うことができ、また、系の圧損
を低減化させ、高温度の廃ガスによる熱交換だけを行わ
せてダイオキシン類の再合成を抑制すると共に空気予熱
器に発生し易い低温腐食の発生部分をより少くし、効率
的で経済的なごみ焼却システム及びごみ焼却時の白煙防
止方法を提供することにある。
【0007】また、ごみピット内の臭気成分を特別の装
備を用いることなく経済的に処理することができるごみ
焼却システムを提供することにある。
【0008】また、炉室内空気を特別の装備を用いるこ
となく換気し、この換気対策面で有利なごみ焼却システ
ムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の手段として本発明請求項1記載のごみ焼却システムで
は、下部を1次燃焼室とし上部を2次燃焼室とした焼却
炉と;前記焼却炉上部に2次燃焼空気を供給する2次燃
焼用送風機と;前記焼却炉から排出される廃ガスに水噴
霧して冷却させるガス冷却室と;前記ガス冷却室から排
出される廃ガスをバグフィルタの入口温度まで低下させ
る1基の空気予熱器と;前記空気予熱器から排出される
廃ガスを濾過するバグフィルタと;前記バグフィルタか
ら大気側へ廃ガスを排出させる誘引送風機と;前記空気
予熱器に送風して廃ガスにより加熱された加熱空気の一
部をサブ空気予熱器を経由して前記焼却炉に1次燃焼空
気として供給すると共に残りの加熱空気を白煙防止加熱
用空気として前記バグフィルタ排出後の廃ガスに希釈混
合させる白煙防止兼1次燃焼空気用送風機と;前記サブ
空気予熱器に送風して1次燃焼用空気を温度調節した空
気を前記白煙防止加熱用空気に混合させる温度調節用送
風機と;を備えた構成とした。
【0010】請求項2記載のごみ焼却システムでは、請
求項1記載のごみ焼却システムにおいて、前記2次燃焼
用送風機がごみピット室の空気を使用する構成とした。
【0011】請求項3記載のごみ焼却システムでは、請
求項1または2記載のごみ焼却用システムにおいて、前
記白煙防止兼1次燃焼空気用送風機が前記焼却炉を設置
した炉室内空気を使用する構成とした。
【0012】請求項4記載のごみ焼却システムでは、焼
却炉から排出され水噴霧されて一次冷却された廃ガスに
より空気を1基の空気予熱器で予熱し、該空気を予熱し
た廃ガスはバグフィルタを介して大気へ排出させ、前記
予熱された空気の一部を外部空気で温度調節して焼却炉
の1次燃焼用空気として使用すると共に、残りを前記バ
グフィルタから排出された後の廃ガス中に希釈混合させ
る構成とした。
【0013】
【発明の実施の形態】次に発明の実施の形態を図面に基
づいて説明する。図1は本発明の実施の形態であるごみ
焼却システムAを示すフローチャートである。図中1は
焼却炉、2aは前記焼却炉1の下部に設けた1次燃焼
室、2bはその上部に設けた2次燃焼室、3は前記2次
燃焼室2bに連設したガス冷却室、4は空気予熱器、5
はサブ空気予熱器、6はバグフィルタである。
【0014】また、7は2次燃焼用空気の押込み送風
機、8は白煙防止兼1次燃焼用空気の押込み送風機、9
は1次燃焼温度調節用空気の押込み送風機、10は廃ガ
ス排出用の誘引送風機、11は煙突である。
【0015】前記2次燃焼室2bには、その入口をごみ
ピット室(図示せず)と連通した押込み送風機7によっ
てごみピット室内空気12が2次燃焼空気12aとし
て、また廃ガスの冷却空気12bとして送風される。
【0016】前記空気予熱器4には、その入口を焼却炉
設置室内と連通した押込み送風機8によって炉室内空気
13が送風され、サブ空気予熱器5には、入口を外気側
と連通した押込み送風機9によって冷空気14が送風さ
れる。
【0017】次に、廃ガスの処理過程を説明する。焼却
炉1の1次燃焼室2aで発生した廃ガスは、2次燃焼室
2bで2次燃焼用空気12aを送風されることにより、
ダイオキシン類を分解するまでに燃焼して高温度の廃ガ
ス15aとなった後、ガス冷却室3側へ誘引される。図
中16は2次燃焼室2b出口に設けた温度センサによ
り、廃ガス冷却用空気12bの流路に設けた電動ダンパ
を制御する温度指示調節部である。
【0018】ガス冷却室3内に誘引された廃ガス15a
は、この室内で水噴霧されることにより、減温された廃
ガス15bとなった後、空気予熱器4側へ誘引される。
図中17は噴霧用水の供給路、18は減温された廃ガス
15bに対する温度センサにより噴霧用水の戻り路19
の電動バルブを作動させて噴霧量、つまり廃ガス温度を
調整する温度指示調節部である。
【0019】空気予熱器4内に誘引された廃ガス15b
は、押込み送風機8によって送風された炉室内空気13
と、バグフィルタ6の入口温度(200℃以下)の廃ガ
ス15cとなるまで熱交換された後、バグフィルタ6側
へ誘引される。そして、このバグフィルタ6によって粉
塵やダイオキシン類の有害ガスが除去され廃ガス15d
となって誘引送風機10に誘引され煙突11側へ排出さ
れる。図中20は後述する加熱空気13aに対する圧力
センサにより、炉室内空気13の流路に設けた電動ダン
パを作動させて送風量を調整する圧力指示調節部であ
る。
【0020】一方、前記空気予熱器4では、炉室内空気
13が廃ガス15bによって略300℃の加熱空気13
aとなってふた手に分けられ、一方は1次燃焼用空気1
3bとしてサブ空気予熱器5へ押込まれ、他方は白煙防
止加熱用空気13cとして誘引送風機10の排出側へ押
込まれて廃ガス15dと希釈混合され、白煙を発生しな
い廃ガス15eとなって煙突11から外気へ排出され
る。
【0021】また、前記サブ空気予熱器5では、押込み
送風機9で押込まれた冷空気14が一次燃焼用空気13
bを温度調整した後、温度上昇した冷空気14aとして
白煙防止加熱用空気13cへ混入される。そして、前記
1次燃焼用空気13bは、温度調整された1次燃焼用空
気13dとして炉の1次燃焼室2aに送風される。図中
21は1次燃焼用空気13dにおける温度センサによっ
て冷空気14側の電動ダンパを調整する温度指示調節部
である。
【0022】以上説明してきたように、本実施の形態の
ごみ焼却システムAにあっては、空気予熱器4を1基と
し、これにサブ空気予熱器5を併用することにより、従
来の空気予熱器2基合計の伝熱面積より少ない(例えば
85%)容量のもので効果的な排ガス白煙の防止をする
ことができる。また、高温度で熱交換するだけであるか
ら、低温腐食の発生を防止することができる。ごみ質の
変化があっても燃焼制御に必要な燃焼用1次空気温度を
見極めたガス冷却室3の出口温度設定で対処することが
できるし、ガス冷却室3の水噴霧量は出口側の排ガス温
度によって制御するから、遅れ要素がなくスプレー量が
安定する。従来の長くて複雑だったダクトが、短くて簡
素な構造のもので済むし、空気予熱器も一基となること
から系内圧損が低下(例えば約40mmAq)するた
め、特に誘引送風機10においては容量ダウンが可能と
なる。このため、バグフィルタ6において吸着したダイ
オキシン類の離脱を発生させることがなく、また、その
ための吸着設備も不要となることから、コストダウンや
省エネを達成することができる。また、炉室内の空間ス
ペースに余裕を持たせることができるし、その施工性も
良くなる。白煙防止効果が向上し、白煙防止用加熱空気
量も少なくて済むから、ダクトや煙道、煙突サイズのダ
ウンも可能となる。
【0023】2次燃焼用空気にゴミピット室の空気を吸
引し、その臭気を高温度で分解させるから、臭気がごみ
ピット室から漏れ出ず環境保護に役立つ。白煙防止兼1
次燃焼用空気として炉室内空気を使用したので、炉室内
の換気対策においてコストダウンできるし、空気として
は常に外気より高い温度のものが得られるから、エネル
ギーを有効利用することができる。
【0024】以上、本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限定され
るものでななく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更等があっても本発明に含まれる。
【0025】例えば、ごみピット臭気対策を備える施
設、あるいはプラスチック等臭気の少い焼却施設におい
ては、1次燃焼用空気と2次燃焼用空気はごみピット室
内のものを一体的に使用するようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上、説明してきたように本発明請求項
1記載のごみ焼却システムにあっては、前記構成とした
ため、空気予熱器を1基とし、これにサブ空気予熱器を
併用することにより、従来の伝熱面積より少ない容量の
空気予熱器で効果的な排ガス白煙防止ができる。また、
この場合、高温度で熱交換することになるから、低温腐
食の発生を防止することができる。従来の長くて複雑だ
ったダクトが、短くて簡素な構造のもので済むし、空気
予熱器も一基となることから、系内圧損が低下すること
になり、特に誘引送風機においては容量ダウンが可能と
なる。このためバグフィルタにおいてはダイオキシン類
の離脱を発生させることがなく、また、そのための吸着
設備も不要となることからコストダウンや省エネを達成
することができる。また、炉室内の空間やスペースに余
裕を持たせることができるし、その施工性も良くなる。
白煙防止効果が向上し、白煙防止用加熱空気量も少なく
て済むから、ダクトや煙道、煙突サイズのダウンも可能
となる等の効果が得られる。
【0027】請求項2記載のごみ焼却システムにあって
は、前記構成としたため、2次燃焼用空気にごみピット
室の空気を吸引し臭気を高熱で分解させるから、臭気が
ごみピット室から漏れ出るようなことがなく、施設内外
の環境汚染の防止を行うことができるという効果が得ら
れる。
【0028】請求項3記載のごみ焼却システムにあって
は、前記構成としたため、炉室内の換気対策においてコ
ストダウンできるし、空気としては常に外気より高い温
度が得られるから、エネルギーを有効に利用することが
できる等の効果が得られる。
【0029】請求項4記載のごみ焼却時の白煙防止方法
では、前記構成としたため、従来の長くて複雑だったダ
クトが、短くて簡素な構造のもので済むし、空気予熱器
も一基となることから、系内圧損が低下するため、特に
誘引送風機においては容量ダウンが可能となる。また、
このため、バグフィルタにおいてはダイオキシン類の離
脱を発生させることがなく、また、そのための吸着設備
も不要となることから、コストダウンや省エネを達成す
ることができる。また、炉室内の空間スペースに余裕を
持たせることができるし、その施工性も良くなる。空気
予熱機は高温度で熱交換することになるから、低温腐食
の発生を防止することができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるごみ焼却システムを
示すフローチャートである。
【図2】従来のごみ焼却システムを示すフローチャート
である。
【符号の説明】
A ごみ焼却システム 1 焼却炉 2a 焼却炉の1次燃焼室 2b 焼却炉の2次燃焼室 3 ガス冷却室 4 空気予熱器 5 サブ空気予熱器 6 バグフィルタ 7 2次燃焼用空気の押込み送風機 8 白煙防止兼1次燃焼用空気の押込み送風機 9 1次燃焼温度調節用空気の押込み送風機 10 排ガス排出用の誘引送風機 12 ごみピット室空気 12a 2次燃焼用空気 13 炉室内空気 15a 排ガス 15b 排ガス 15c 排ガス 15d 排ガス 15e 排ガス

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部を1次燃焼室とし上部を2次燃焼室
    とした焼却炉と;前記焼却炉上部に2次燃焼空気を供給
    する2次燃焼用送風機と;前記焼却炉から排出される廃
    ガスに水噴霧して冷却させるガス冷却室と;前記ガス冷
    却室から排出される廃ガスをバグフィルタの入口温度ま
    で低下させる1基の空気予熱器と;前記空気予熱器から
    排出される廃ガスを濾過するバグフィルタと;前記バグ
    フィルタから大気側へ廃ガスを排出させる誘引送風機
    と;前記空気予熱器に送風して廃ガスにより加熱された
    加熱空気の一部をサブ空気予熱器を経由して前記焼却炉
    に1次燃焼空気として供給すると共に残りの加熱空気を
    白煙防止加熱用空気として前記バグフィルタ排出後の廃
    ガスに希釈混合させる白煙防止兼1次燃焼空気用送風機
    と;前記サブ空気予熱器に送風して1次燃焼用空気を温
    度調節した空気を前記白煙防止加熱用空気に混合させる
    温度調節用送風機と;を備えたことを特徴としたごみ焼
    却システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のごみ焼却システムにおい
    て、前記2次燃焼用送風機がごみピット室の空気を使用
    することを特徴とするごみ焼却システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のごみ焼却用シス
    テムにおいて、前記白煙防止兼1次燃焼空気用送風機が
    前記焼却炉を設置した炉室内空気を使用することを特徴
    としたごみ焼却システム。
  4. 【請求項4】 焼却炉から排出され水噴霧されて一次冷
    却された廃ガスにより空気を一基の空気予熱器で予熱
    し、該空気を予熱した廃ガスはバグフィルタを介して大
    気へ排出させ、前記予熱された空気の一部を外部空気で
    温度調節して焼却炉の1次燃焼用空気として使用すると
    共に、残りを前記バグフィルタから排出された後の廃ガ
    ス中に希釈混合させることを特徴としたごみ焼却時の白
    煙防止方法。
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