JP3556468B2 - 紙葉類処理機の紙葉類搬送装置 - Google Patents

紙葉類処理機の紙葉類搬送装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙幣をはじめ商品券や小切手等の紙葉類を繰出しや集積等の所要の処理を行うために搬送する紙葉類処理機の紙葉類搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
紙幣をはじめ商品券や小切手等の紙葉類の各種処理を行う紙葉類処理機においては、機体内に紙葉類を所要の箇所に搬送するための搬送装置が配設されている。
【0003】
従来のこの種の紙葉類処理機において、紙葉類をその長手方向に搬送する搬送装置の場合は、紙葉類の搬送幅方向の略中央位置をベルトまたはローラからなる回転搬送体により挟持して搬送するようになされており、また紙葉類の繰出し処理や集積処理等の所要の処理を行う複数の処理部間を搬送するようになっているため、その搬送経路は曲がりくねっていたり、あるいは途中で分岐して枝分かれ状になっている。
【0004】
そして上記分岐点には、図7に搬送経路の一部を示すように紙葉類の処理内容によって搬送方向を切換える切換片a,aが設けられ、搬送経路が曲がる位置や前記分岐点、さらには搬送経路を構成するベルトb,b,bの不連続な繋ぎ部分等には、搬送される紙葉類がスムーズに搬送されるようにベルトまたは切換片の両サイドにガイド板c,c,cが付設されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに上記のガイド板を付設する従来の技術では、そのガイド板cは図8に示すように金属板を折り曲げて形成され、そのガイド面dにはベルトbまたは切換片aに対応する中央位置に切欠eが形成されたもので、その基部がベルトbまたは切換片aに干渉しない位置でビス等により機枠f側に取付けられる構造であるため、▲1▼ガイド板c,c間に繋ぎ目が生じてそこに紙葉類が引掛り、紙詰り等のトラブルの発生原因となること、▲2▼ベルトまたは切換片の位置にガイド板cの切欠eを位置させて組立てなければならず、組立て性が悪いこと、▲3▼紙詰りが生じた際の解除操作が容易でないこと、▲4▼搬送経路が複雑となる機種ではガイド板cの形状も複雑化し、製造コストならびに組立てコストが高騰し、コストアップにつながる、などの種々の問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、組立てが容易で低コストで得られながら紙詰りの発生を低減し、また仮に詰りが生じた場合でもその解消操作を極めて容易に行える紙葉類処理機の紙葉類搬送装置を提供することを課題としてなされたものである。
【0007】
上記課題を解決する手段として本発明は、紙葉類の繰出し処理、集積処理等の所要の処理を行う複数の処理部を有し、各処理部間をベルトまたはローラからなる回転搬送体により紙葉類の搬送幅方向の略中央位置を挟持して搬送する紙葉類処理機の紙葉類搬送装置において、紙葉類の搬送幅方向一側から突設され前記ベルトまたはローラからなる回転搬送体を片持ち支持する回転搬送体支持手段と、この回転搬送体支持手段が設けられる側から紙葉類の搬送幅方向に突出して紙葉類の搬送経路に沿った略全域に亘って配設され所定幅のガイド溝を有して紙葉類の搬送幅方向一側寄りをガイドする固定ガイド部材と、この固定ガイド部材と略面対称に形成され前記固定ガイド部材によりガイドされる紙葉類の一側とは反対側の他側寄りをガイドするガイド溝を有する可動ガイド部材と、この可動ガイド部材を紙葉類の搬送をガイドする搬送ガイド位置と搬送経路から退避する搬送経路開放位置とをとり得るように支持する可動ガイド支持手段とを具有せしめたことにある。
【0008】
前記固定ガイド部材および可動ガイド部材は、それぞれ紙葉類搬送経路全域に及ぶ大きさとして樹脂材により一体成形することができ、また前記可動ガイド支持手段は、前記可動ガイド部材を揺動可能に支持する構成とすることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施の形態を参照して説明する。
図1は本発明の適用対象である紙葉類処理機の一例として循環式紙幣入出金機1の場合を示す一実施形態の略示縦断側面図で、機体2の顧客に面する前面2Aの上部域に上から出金口部3、その直下位置に入金口部4が配設され、機体2の背面2B側の内部には、上から取忘れ紙幣回収ボックス5、紙幣補充回収部6、第1の回収部7(万円回収部)、リジェクト紙幣回収部8、第2の回収部9(5千円スタッカ部)、第1のスタッカ部10(万円スタッカ部)が重積状に配設され、さらに上記第1のスタッカ部10の前側で機体2の前面2A側に第2のスタッカ部11(千円スタッカ部)が配設されており、前記出金口部3、入金口部4、第2のスタッカ部11と、前記取忘れ紙幣回収ボックス5、紙幣補充回収部6、第1の回収部7、リジェクト紙幣回収部8、第2の回収部9、第1のスタッカ部10との間の位置には紙幣を搬送するための搬送経路12が配設されている。
【0010】
上記各部の構成の概略を説明する。
前記出金口部3は、機体2の前面2Aに開口された出金口13と、この出金口13の奥側に設けられた出金一時保留部14とで構成され、上記出金口13はソレノイドにより垂直姿勢の閉鎖位置(図1の実線図示位置)から開放位置(図1の鎖線図示位置)にわたり開閉自在とされかつ開放時には出金紙幣の下面のガイドとなるシャッタ14aが設けられている。
【0011】
また、上記出金一時保留部14は、トレー状のボックス15と、このボックス15内で図示しない昇降機構により図1に矢印で示すように上下移動する受板16とを有し、この受板16には複数個のローラ17,17…の一部が受板16の窓孔から上面に突出するように軸着されており、この受板16の上方に配設されたベルト18の下面に対し離接して受板16上に集積された出金紙幣をベルト18に押し当て、ベルト18の回動により出金紙幣を一括搬送して出金口13へその一部が掴める程度突出させるように形成されている。このベルト18は、出金口13の取忘れ紙幣を一括して取忘れ紙幣回収ボックス5へ搬送する役目も持っている。
【0012】
前記入金口部4は、機体2の前面2Aに開口された入金口19と、この入金口19の内側に上下対をなして配設されたローラ20,21からなる入金紙幣一括送り込み部22とを有し、この送り込み部22に続いてその奥側上部にベルト23が、これと対向する下部には入金紙幣を受ける受板24が設けられ、この受板24は図示しない昇降機構により図1に矢印で示すように上下移動自在とされ、入金指示に基づいて受板24が上昇し、入金紙幣の上面を前記ベルト23の下面に押し当て、ベルト23に対するゲートローラ23a、搬送ローラ23bを通じてベルト23の駆動により1枚ずつ取込むように形成されている。このベルト23、ゲートローラ23a、搬送ローラ23b、受板24により入金口部4の紙幣繰込み機構を構成している。また前記入金口19はソレノイドにより上下動するシャッタ25により開閉されるようになっている。
【0013】
前記ローラ20,21は、下部ローラ21は位置固定であり、上部ローラ20は繰込み指令により下降して下部ローラ21とで紙幣を挟み、紙幣を送り込むようになっている。
【0014】
前記取忘れ紙幣回収ボックス5は、出金口13へ出金された紙幣が所定時間経過しても受取られなかったときその取忘れ紙幣を受入れるもので、この回収ボックス5内の紙幣は機体2の背面2Bにある図示しない扉を開けて回収可能とされている。
【0015】
前記紙幣補充回収部6は、第1、第2の2金種紙幣(千円紙幣と万円紙幣を想定)を所定枚数(例えば60枚)ずつ重積収納して1枚ずつ繰出し、第1および第2のスタッカ部10,11へ紙幣を補充し、また第2のスタッカ部11から1枚ずつ紙幣を繰出して第1金種紙幣(この場合千円紙幣)を回収するものである。図中Pは紙幣を示す。
【0016】
前記搬送経路12は、前記入金口部4、出金口部3、前記取忘れ紙幣回収ボックス5、紙幣補充回収部6、第1の回収部7、リジェクト紙幣回収部8、第2の回収部9、第1のスタッカ部10、第2のスタッカ部11の各入口部または入出口部にわたって紙幣を搬送するよう配設され、各部への分岐部分には切換片44が設けられており、また搬送経路12の要所には紙幣Pの通過をチェックするセンサが配設されている。
【0017】
前記搬送経路12を構成する回転搬送体としては、主としてプーリーとベルトとで構成されており、このベルトは紙幣Pの長手方向中央位置を挟持して搬送するよう幅狭とされている。
【0018】
前記搬送経路12を要する部位には該経路の略全域に亘って固定ガイド部材30と可動ガイド部材31が設けられている。
【0019】
これらガイド部材30,31は、図2に外部形状を示し、図3(A),(B)に各ガイド部材30,31の一部を展開して示し、さらに図4(A)に両ガイド部材30,31の合体時、同(B)に可動ガイド部材31を除去して固定ガイド部材30のみを断面図として示すように、樹脂材により成形された同形の基板32,33の互いに対向する面にベルト34,34…により挟持されて長手方向に搬送される紙幣Pの搬送幅方向の側部が嵌入し得る所要間隔を有するガイド溝35,36が基板32,33と一体成形されて突設される壁部37,38により面対称として形成されている。
【0020】
前記ベルト34,34…を巻装するプーリー39,39…は、前記固定ガイド部材30の基板32がそっておかれる機体2側の機枠40に回転搬送体支持手段により回転自在に支持されている。
【0021】
この支持手段は、前記機枠40にプーリー軸41の基部が前記固定ガイド部材30の基板32を貫通して軸受部42,42により回転自在な片持ち支持構造とされ、このプーリー軸41の先端にプーリー39を固着する構造とされている。駆動用プーリー39′の場合は、そのプーリー軸41の基部にプーリー43が固着され、図示しないモータから回転を伝達するベルトが掛けられて所定の方向に回転駆動されるようになっている。
【0022】
切換片44,44は、前記プーリー39,39…、ベルト34,34…に干渉しないようその両側位置に左右一対として設けられ、その軸45も機枠40に片持ち支持され、機枠40に設置されたソレノイド46により切換え動作されるようになっている。またこの切換片44,44が設けられる位置の壁部37,38には、切換片44,44の切換え動作を妨げない範囲だけ切欠部47,48が形成されている。
【0023】
したがって前記固定ガイド部材30と可動ガイド部材31との各ガイド溝35,36が向き合うように合体させたとき、図4(A)にみられるように各ガイド溝35,36の壁部37,38の対向間にはベルト34、プーリー39の各幅より若干広い間隔が保たれ、これらベルトにより搬送幅方向中央部が挟持されて搬送される紙幣Pの搬送方向両側部は搬送経路12の略全域に亘って切れ目なく連続するガイド溝35,36によりガイドされることになり、これにより搬送経路12の途中で引掛って紙詰りを起こすことがない。可動ガイド部材31を固定ガイド部材30から離間させると、図4(B)のようにプーリー39、ベルト34、切換片44がすべて露出し、ベルト間に挟持されている紙幣Pの搬送幅方向一側がフリーな状態に露出することになり、搬送経路12のどの箇所での紙幣詰りを生じても直ちに詰りを解消させることができる。
【0024】
前記可動ガイド部材31の支持手段は、図示の実施形態では機体2に対し可動ガイド部材31が軸49を中心として揺動させることにより搬送経路12が開放されるようにした場合を示している。すなわち可動ガイド部材31の基板33の前述の入金口部4とその下方の第2のスタッカ部11との間に進入しておかれる側方に突出した形態を有する部分33aの側端部の上下に軸部49,49が突設されて機体2側の軸受部50に軸支され、機体2に対し可動ガイド部材31が揺動可能とされている。なおこの可動ガイド部材31の支持手段は、処理機の構成によっては機体2に対し着脱する構造としてもよい。
【0025】
図1において符号51は、搬送経路12中に配設された紙幣の識別部である。
【0026】
また図1において収納と繰出し、および一時保留機能を有する第2の回収部9、第1のスタッカ部10、第2のスタッカ部11の構成例の一つを図5に収納時、図6に繰出し時の動作図として示している。
【0027】
すなわち筐体52の内部上方にはその入出口部53から後端近くまで水平に延びるベルト54が前後のプーリー55,56間に巻回して設けられ、入出口部53側のプーリー55の下部には該ベルト54との間で紙幣Pを搬送するローラ57が設けられている。
【0028】
紙幣Pが重積状に収納される収納部58内には、上面に紙幣Pを堆積する受板59が昇降自在に設けられ、この受板59は図示しないバネにより常時上方へ向け付勢されており、かつロック機構60により任意位置で受板59の上昇を拘束できるようになされている。
【0029】
また上記受板59により上方位置で該受板59の後半部と対応する位置には一時保留板61が昇降自在に設けられている。この一時保留板61は、前記ベルト54、後部のプーリー56とは干渉せずにこれらベルト54、プーリー56を越えて上昇が可能なように紙幣Pの搬送方向両側部のみを支える平面形状を有している。
【0030】
前記収納部58の前記入出口部53側の前壁58aの上端位置にはガイドローラ62が、その直下位置には紙幣押え爪63が設けられている。
【0031】
この紙幣押え爪63は、収納部58外の位置に支点軸64を有していて収納部58の前壁58aの外部への退避位置から前壁58aの内部位置に水平姿勢に倒れ込む進出位置にわたりソレノイド等の駆動手段により回動自在に設けられる。
【0032】
また前記ベルト54の下部走行側よりやや上方位置に押え部材65の基部が軸66により枢支してソレノイド等の駆動手段により上下方向揺動自在に設けられ、この押え部材65の先端は前記一時保留板61間に位置して受板59上の紙幣Pの上面を押えることができるようになっている。
【0033】
したがって紙幣Pの収納時には、図5(A)のように既に収納されている集積紙幣P′の上面に一時保留板61が位置して受板59と一時保留板61とで集積紙幣P′を挟持しており、一時保留板61の上面とベルト54の下面との間には一時保留空間が形成されている。このとき紙幣押え爪63は収納部58内に進出して集積紙幣P′の一時保留板61で押えられていない前方部の上面を押え、収納部58に送り込まれる紙幣Pの先端が集積紙幣P′に干渉することなく一時保留板61上へ送り込まれる。したがって集積紙幣P′の後半部のみしか一時保留板61で押えていなくても、また集積紙幣P′が流通紙幣のように先端が折れぐせのある場合でも紙幣押え爪63でこれを押えて矯正しているので送入紙幣はスムーズに一時保留板61上へ滑り込んで集積される(図5(B))。
【0034】
一時保留紙幣P″を集積紙幣P′と合体させて収納する場合は、紙幣押え爪63を収納部58外に退去させる一方、一時保留板61を上昇させれば、一時保留紙幣P″はベルト54の下面に当ってそれ以上上昇せず、一時保留板61だけがベルト54より上方へ移行する間に一時保留紙幣P″は置きざりとなり、集積紙幣P′上に重なって収納される(図5(C))。
【0035】
続いて一時保留板61が所定の一時保留位置へ下降し、集積紙幣P′の上面を押圧して受板59ごと下降することにより再び一時保留板61上に一時保留空間が形成される(図5(D))。
【0036】
繰出し時には、図6(A)のように一時保留板61がベルト54より上方へ退避し、集積紙幣P′の上面がベルト54の下面に押しつけられ、ベルト54の矢印方向への回動により1枚ずつ繰出される。このとき繰出される紙幣Pの後端が押え部材65を通り過ぎると押え部材65が下方に揺動してその先端で次位の紙幣を押え、連れ出しを防ぐ。
【0037】
所定枚数の紙幣Pの繰出しが終了すると一時保留板61が下降して集積紙幣P′の上面を押し、受板59をバネに抗して下降させる。このとき最上位の紙幣Pの先端はベルト54とローラ62との間に噛込んだ状態におかれる場合がある(図6(B))。
【0038】
この場合にはベルト54を逆転させても紙幣Pの後半部が一時保留板61で押えられているので戻すことはできないため、受板59をロック機構60によりその位置にロックし(図6(C))、一時保留板61を上昇させて最上位の紙幣Pの押圧を解き、ベルト54を逆転させることにより集積状態に戻す(図6(D))。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、紙葉類処理機における紙葉類の搬送経路の略全域にわたり紙葉類の搬送幅方向の一側をガイドする固定ガイド部材と他側をガイドする可動ガイド部材とを最中合わせ形態に形成し、これらガイド部材のガイド溝によりベルト等の搬送回転体により挟持されて搬送される紙葉類の搬送幅方向両側部をガイドするようにしたので、従来のガイド板を設ける必要がなく、これによりベルトの途切れ部位やガイド板の部位で紙葉類が引掛かって詰りを起こすことが防止され、トラブルの発生を大幅に低減することができる。
【0040】
また固定ガイド部材に対し可動ガイド部材を退避させて固定ガイド部材を開放することができるようにしたことにより、仮に紙葉類の詰り等のトラブルが生じても直ちにその解消を計ることができ、保守点検作業を著しく容易にすることができる。
【0041】
さらに固定ガイド部材および可動ガイド部材はそれぞれ樹脂材によりガイド溝を含み一体成形が可能であり、ローコストで得ることができ、しかも組立て性を格段に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した紙葉類処理機の一例を示す略示縦断側面図。
【図2】本発明による紙葉類搬送装置の可動ガイド部材の外形状を示す正面図。
【図3】同、固定ガイド部材と可動ガイド部材とを開いた状態を示す一部の内面図。
【図4】(A),(B)は図1のA−A線にそう拡大断面を示すもので、(A)は固定ガイド部材と可動ガイド部材との合体時、(B)は可動ガイド部材の退避時の各断面図。
【図5】(A)〜(D)は図1の紙葉類処理機の紙葉類収納繰出し部の一例を示す収納時の作用説明図。
【図6】同、繰出し時の作用説明図。
【図7】従来の技術を示す説明図。
【図8】図7におけるガイド板の斜視図。
【符号の説明】
2 機体
3 出金口部
4 入金口部
5 取忘れ紙幣回収ボックス
6 紙幣補充回収部
7 第1の回収部
8 リジェクト紙幣回収部
9 第2の回収部
10 第1のスタッカ部
11 第2のスタッカ部
30 固定ガイド部材
31 可動ガイド部材
32,33 基板
35,36 ガイド溝
37,38 壁部
40 機枠
47,48 切欠部
49 軸

Claims (3)

  1. 紙葉類の繰出し処理、集積処理等の所要の処理を行う複数の処理部を有し、各処理部間をベルトまたはローラからなる回転搬送体により紙葉類の搬送幅方向の略中央位置を挟持して搬送する紙葉類処理機の紙葉類搬送装置において、紙葉類の搬送幅方向一側から突設され前記ベルトまたはローラからなる回転搬送体を片持ち支持する回転搬送体支持手段と、この回転搬送体支持手段が設けられる側から紙葉類の搬送幅方向に突出して紙葉類の搬送経路に沿った略全域に亘って配設され所定幅のガイド溝を有して紙葉類の搬送幅方向一側寄りをガイドする固定ガイド部材と、この固定ガイド部材と略面対称に形成され前記固定ガイド部材によりガイドされる紙葉類の一側とは反対側の他側寄りをガイドするガイド溝を有する可動ガイド部材と、この可動ガイド部材を紙葉類の搬送をガイドする搬送ガイド位置と搬送経路から退避する搬送経路開放位置とをとり得るように支持する可動ガイド支持手段とを具有することを特徴とする紙葉類処理機の紙葉類搬送装置。
  2. 前記固定ガイド部材および可動ガイド部材は、それぞれ紙葉類搬送経路全域に及ぶ大きさとして樹脂材により一体成形されている請求項1記載の紙葉類処理機の紙葉類搬送装置。
  3. 前記可動ガイド支持手段は、前記可動ガイド部材を揺動可能に支持する請求項1または2記載の紙葉類処理機の紙葉類搬送装置。
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