JP2713219B2 - 図形表示装置 - Google Patents

図形表示装置

Info

Publication number
JP2713219B2
JP2713219B2 JP7094655A JP9465595A JP2713219B2 JP 2713219 B2 JP2713219 B2 JP 2713219B2 JP 7094655 A JP7094655 A JP 7094655A JP 9465595 A JP9465595 A JP 9465595A JP 2713219 B2 JP2713219 B2 JP 2713219B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
graphic
display
data
edited
graphics
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7094655A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07282286A (ja
Inventor
賢治 吉沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP7094655A priority Critical patent/JP2713219B2/ja
Publication of JPH07282286A publication Critical patent/JPH07282286A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2713219B2 publication Critical patent/JP2713219B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、編集対象図形をリア
ルタイム表示する図形表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、日本語ワードプロセッサ等の文書
作成装置では、線で描画された図形を表示できる作画機
能を備えたものがある。この種の文書作成装置におい
て、図形を編集(移動、複写等)する場合は、編集対象
となる図形をリアルタイム表示する。この場合、編集す
る範囲を指定して、その範囲内で対象となる図形(表示
メモリに記憶)により線パターンを発生し、この線パタ
ーンと表示データとの排他的論理和を演算し、演算結果
に基づいた図形を表示するのが一般的である。排他的論
理和を使用する理由は、対象図形に対して排他的論理和
を演算すると、その図形を消去する場合には、対象図形
に対して排他的論理和をもう一度演算することにより、
すでに書かれている対象外の図形を消すことなく対象図
形だけを消すことができるからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法を使
用すると同一線上に偶数本の線がある場合、重なった所
は消えてしまう。例えば、図5(A)に示すような矩形図
形と図5(B)に示すような直線図形があり、これらの図
形が図5(C)のような位置関係で表示された場合、両方
の図形を構成する線を、図6に示すような線パターンで
排他的論理和を演算して表示すると図5(D)のようにな
り、2つの線が重なった部分は線が消えてしまう。即
ち、図7に示すように同一線上にある図形は、排他的論
理和で演算され、更に排他的論理和が演算されると、消
えてしまうという欠点がある。
【0004】また、すでに排他的論理和で書かれている
線上に、2本目の線を書かないように方法も考えられる
が、この場合、予定箇所にすでに線が書かれているか否
かを確認する必要があるため、描画処理に時間がかかる
という欠点がある。
【0005】この発明の課題は、編集対象図形の図形デ
ータに基づいて発生された線パターンと表示メモリに記
憶された表示データとの排他的論理和を演算し、この演
算によって得られた演算結果を表示データとして表示画
面上に編集対象図形をリアルタイム表示する場合に、編
集対象図形を構成する複数の線が重なっても、複数の線
が重なった部分の編集対象図形が消えることがなく、描
画処理を短時間で行なって編集対象図形をリアルタイム
表示できるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は、少な
くとも図形を表示画面上に表示するための表示データを
記憶する表示記憶手段と、線で描画される図形を表示す
るための図形データを複数記憶する図形データ記憶手段
と、この図形データ記憶手段に記憶された複数の図形デ
ータの中から複数の編集対象図形が指定され、この指定
された複数の編集対象図形を上記表示画面上に表示する
際に、上記図形データ記憶手段から上記複数の編集対象
図形に対応する図形データを1つずつ読み出して、この
読み出された図形データに基づいてこの図形データに対
応する図形を描画するための線パターンを発生し、この
発生された線パターンと上記表示記憶手段に記憶されて
いる表示データとの排他的論理和を演算し、この演算に
よって得られた演算結果を新たな表示データとして上記
表示記憶手段に書込み、この書込まれた表示データに基
づいて図形を表示させる表示制御手段とを具備し、上記
表示制御手段は、上記図形データ記憶手段から編集対象
図形に対応する図形データを読み出す毎にパターン構成
の異なる線パターンを発生し、この発生された線パター
ンと上記表示記憶手段に既に記憶されている編集対象図
形の表示データとが一致しないようにしたことを特徴と
する。
【0007】
【作用】この発明の手段の作用は次の通りである。図形
データ記憶手段に記憶された複数の図形データの中から
複数の編集対象図形が指定され、この指定された複数の
編集対象図形を表示画面上に表示する際に、表示制御手
段は、図形データ記憶手段から複数の編集対象図形に対
応する図形データを1つずつ読み出して、この読み出さ
れた図形データに基づいてこの図形データに対応する図
形を描画するための線パターンを発生し、この発生され
た線パターンと表示記憶手段に記憶されている表示デー
タとの排他的論理和を演算し、この演算によって得られ
た演算結果を新たな表示データとして表示記憶手段に書
込み、この書込まれた表示データに基づいて図形を表示
させると共に、表示制御手段は、図形データ記憶手段か
ら編集対象図形に対応する図形データを読み出す毎にパ
ターン構成の異なる線パターンを発生し、この発生され
た線パターンと表示記憶手段に既に記憶されている編集
対象図形の表示データとが一致しないようにする。
【0008】従って、編集対象図形の図形データに基づ
いて発生された線パターンと表示メモリに記憶された表
示データとの排他的論理和を演算し、この演算によって
得られた演算結果を表示データとして表示画面上に編集
対象図形をリアルタイム表示する場合に、編集対象図形
を構成する複数の線が重なっても、複数の線が重なった
部分の編集対象図形が消えることがなく、描画処理を短
時間で行なって編集対象図形をリアルタイム表示でき
る。
【0009】
【実施例】以下、一実施例を図1ないし図4を参照して
説明する。なお、実施例は図形を表示できる日本語ワー
ドプロセッサに適用した例を示す。図1は日本語ワード
プロセッサの回路構成を示すブロック図である。入力部
11は文字、図形を入力する。入力部11から入力され
た文字、図形はCPU12に入力される。CPU12は
予め記憶された制御プログラムに基づいて各部を制御す
るもので、入力部11の他、RAM13、表示部14、
印刷部15、および外部記憶部16が接続されている。
そして、CPU12は入力部11から入力された文字、
図形をRAM13に記憶させる。RAM13は、CPU
12の制御により文字、図形データの書込み/読み出し
が行なわれるもので、文書データ領域13a、ワーク領
域13b、表示用メモリ13cを備えている。表示用メ
モリ13cは表示部14に表示される表示データを記憶
するメモリであり、表示1ドットに対して1ビットの記
憶領域が対応し、ビット内容が「1」ならばその表示ド
ットは点灯する。
【0010】表示部14は、例えばドットマトリクス型
液晶表示装置により構成され、文書データおよび図形デ
ータを表示する。印刷部15は、例えばサーマルプリン
タにより構成されるもので、文書データおよび図形デー
タを印刷する。外部記憶部16は、RAM13から読み
出された文書データおよび図形データを記憶する。
【0011】次に、上記実施例の動作を説明する。入力
部11から入力された図形はRAM13の文書データ領
域13aに格納される。そして、文書データ領域13a
に格納された図形は、表示用メモリ13cとの排他的論
理和が演算され、表示部14に表示される。図形をリア
ルタイム編集(移動、複写等)する場合には、まずカー
ソル等により範囲の指定を行ない、その範囲内で対象と
なる図形を表示用メモリ13cと線パターンとの排他的
論理和を演算して表示される。
【0012】図2(1)〜(4)は、リアルタイム表示用と
して用意された4つの線パターンを示す図である。この
場合、夫々の線パターンは図2(1)の線パターンを1ド
ットずつずらしたものである。
【0013】描画処理において、複数の線を描画する場
合は1本目は図2(1)の線パターン、2本目は図2(2)
の線パターン、3本目は図2(2)の線パターン、4本目
は図2(4)の線パターン、5本目は最初に戻って図2
(1)の線パターンというように、線パターンを順次変更
して排他的論理和を演算する。そうすると、1本の線を
表示する場合は図3(1)に示すように表示され、2本の
線が重なったときは図3(2)に示すように表示され、3
本の線が重なったときは図3(3)に示すように表示され
る。以下、図3(4),図3(5),図3(6),図3(7),
図3(8)に示すように表示される。
【0014】図4は描画処理の動作を示すフローチャー
トである。まず、ステップS1ではCPU12に内蔵さ
れた描画No.レジスタ(図示せず)に、2進データ「0
0000000」を書き込んで記憶内容を初期設定す
る。
【0015】ステップS2においては、描画No.レジス
タの内容に基づいて線パターンNo.を求める。即ち、今
の場合は描画No.レジスタの内容「00000000」
と更新データ「00000011」との論理積(AN
D)を演算し、線パターンNo.「00000000」が
求められる。この場合、線パターンNo.「000000
00」は図2(1)に示す線パターンを指定することにな
る。同様に、線パターンNo.「00000001」は図
2(2)に示す線パターン、線パターンNo.「00000
002」は図2(3)に示す線パターン、線パターンNo.
「00000003」は図2(4)に示す線パターンに対
応する。
【0016】続くステップS3では、編集される図形デ
ータの範囲がカーソルにより指定され、カーソルの表示
位置に基づいて表示用メモリ13cのアドレスを求め
る。ここで、カーソルにより指定される表示位置には始
点と終点で指定される場合や、矩形の範囲が指定される
場合などがある。
【0017】ステップS4では、ステップS3で求めら
れたアドレスから表示用メモリ13cに記憶された図形
データと、指定された線パターン即ち図2(1)の線パタ
ーンとの排他的論理和が演算され、演算結果は表示用メ
モリ13cに記憶される。この結果、図3(1)に示すよ
うな線パターンで、図形データが表示される。
【0018】次に、ステップS5において描画No.レジ
スタの内容「00000000」を+1し、この場合は
「00000001」とする。
【0019】ステップS6では、全線処理終了か否か即
ち編集すべき全部の図形データについて描画処理が終了
したか否かが判断される。ステップS6で、YESと判
断された場合は図4の処理を終了し、NOの場合はステ
ップS2に戻る。
【0020】いまの場合、まだ処理すべき図形データが
残っているので、ステップS6ではNOと判断されてス
テップS2に戻る。以下、上述と同様に描画No.レジス
タの内容「00000001」と更新データ「0000
0011」との論理積(AND)を演算し、線パターン
No.「00000001」が求められる。この場合、線
パターンNo.「00000001」は図2(2)に示す線
パターンを指定する。ステップS3では、編集される図
形データの範囲がカーソルにより指定され、カーソルの
表示位置に基づいて表示用メモリ13cのアドレスを求
める。ステップS4では、ステップS3で求められたア
ドレスから表示用メモリ13cに記憶された図形データ
と、図2(2)の線パターンとの排他的論理和が演算さ
れ、演算結果は表示用メモリ13cに記憶される。この
結果、図3(2)に示すような線パターンで、図形データ
が表示される。次に、ステップS5において描画No.レ
ジスタの内容「00000001」を+1して、「00
000002」とする。以下、ステップS6でYESと
判断されるまで、上述と同様にステップS2〜S6の処
理が繰り返し実行される。
【0021】なお、編集対象図形を編集処理に応じて新
たな表示位置に描画する場合など、編集対象図形を消去
する場合には、編集対象図形に対して図4の描画処理に
よる排他的論理和をもう一度演算することにより、既に
表示用メモリ13cに書込まれている編集対象図形以外
の他の図形を消すことなく編集対象図形だけを消すこと
ができる。
【0022】
【発明の効果】この発明によれば、編集対象図形の図形
データに基づいて発生された線パターンと表示メモリに
記憶された表示データとの排他的論理和を演算し、この
演算によって得られた演算結果を表示データとして表示
画面上に編集対象図形をリアルタイム表示する場合に、
編集対象図形を構成する複数の線が重なっても、複数の
線が重なった部分の編集対象図形が消えることがなく、
描画処理を短時間で行なって編集対象図形をリアルタイ
ム表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】回路構成を示すブロック図である。
【図2】複数の線パターンを示す図である。
【図3】図形の表示状態を示す図である。
【図4】動作を示すフローチャートである。
【図5】図形の表示例を示す図である。
【図6】線パターンの一例を示す図である。
【図7】図形データを排他的論理和で演算する状態を示
す図である。
【符号の説明】
11…入力部 12…CPU 13…RAM 14…表示部 15…印刷部 16…外部記憶部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも図形を表示画面上に表示する
    ための表示データを記憶する表示記憶手段と、 線で描画される図形を表示するための図形データを複数
    記憶する図形データ記憶手段と、 この図形データ記憶手段に記憶された複数の図形データ
    の中から複数の編集対象図形が指定され、この指定され
    た複数の編集対象図形を上記表示画面上に表示する際
    に、上記図形データ記憶手段から上記複数の編集対象図
    形に対応する図形データを1つずつ読み出して、この読
    み出された図形データに基づいてこの図形データに対応
    する図形を描画するための線パターンを発生し、この発
    生された線パターンと上記表示記憶手段に記憶されてい
    る表示データとの排他的論理和を演算し、この演算によ
    って得られた演算結果を新たな表示データとして上記表
    示記憶手段に書込み、この書込まれた表示データに基づ
    いて図形を表示させる表示制御手段とを具備し、 上記表示制御手段は、上記図形データ記憶手段から編集
    対象図形に対応する図形データを読み出す毎にパターン
    構成の異なる線パターンを発生し、この発生された線パ
    ターンと上記表示記憶手段に既に記憶されている編集対
    象図形の表示データとが一致しないようにしたことを特
    徴とする図形表示装置。
JP7094655A 1995-04-20 1995-04-20 図形表示装置 Expired - Fee Related JP2713219B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7094655A JP2713219B2 (ja) 1995-04-20 1995-04-20 図形表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7094655A JP2713219B2 (ja) 1995-04-20 1995-04-20 図形表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07282286A JPH07282286A (ja) 1995-10-27
JP2713219B2 true JP2713219B2 (ja) 1998-02-16

Family

ID=14116276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7094655A Expired - Fee Related JP2713219B2 (ja) 1995-04-20 1995-04-20 図形表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2713219B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07282286A (ja) 1995-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2713219B2 (ja) 図形表示装置
JPH03130175A (ja) ドットマトリックスデータを拡大する装置
JPH04123448U (ja) 図形表示装置
JPH0256678B2 (ja)
JPH0522933B2 (ja)
JP2699386B2 (ja) 画像記録装置
JPS60125882A (ja) パタ−ン作成装置
JP3035126B2 (ja) 情報処理装置
JP2727667B2 (ja) 描画装置
JP2605609B2 (ja) ドット表示処理装置
JP2564779B2 (ja) 文字出力装置
JP2713924B2 (ja) 文書編集装置
JPS6355097B2 (ja)
JP3143503B2 (ja) 画像処理方法及び装置
JP3046429B2 (ja) 文書処理装置および文書処理方法
JP3416171B2 (ja) グラフ処理装置およびその方法
JP2555557B2 (ja) 文字処理装置
JP2606587B2 (ja) データ出力装置
JPH05108049A (ja) パターン処理方法及びその装置
JPH05143053A (ja) 拡大・スムージング機能付き文書処理装置
JPH0679311B2 (ja) 罫線処理方式
JPH0113109B2 (ja)
JPH0793319A (ja) 文書作成装置
JPH07261915A (ja) 画像編集装置
JPH0944692A (ja) 図形処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081031

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091031

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091031

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101031

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees