JP2713172B2 - 移動体の駐機誘導装置 - Google Patents

移動体の駐機誘導装置

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JP2713172B2 JP6172394A JP17239494A JP2713172B2 JP 2713172 B2 JP2713172 B2 JP 2713172B2 JP 6172394 A JP6172394 A JP 6172394A JP 17239494 A JP17239494 A JP 17239494A JP 2713172 B2 JP2713172 B2 JP 2713172B2
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    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64FGROUND OR AIRCRAFT-CARRIER-DECK INSTALLATIONS SPECIALLY ADAPTED FOR USE IN CONNECTION WITH AIRCRAFT; DESIGNING, MANUFACTURING, ASSEMBLING, CLEANING, MAINTAINING OR REPAIRING AIRCRAFT, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; HANDLING, TRANSPORTING, TESTING OR INSPECTING AIRCRAFT COMPONENTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B64F1/00Ground or aircraft-carrier-deck installations
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  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は航空機、車両等の移動体
を駐機させるための移動体の駐機誘導装置に係わり、特
にその移動体を所定の位置に正確に駐機させるための移
動体の駐機誘導装置に関する。
【0002】
【従来の技術】航空機等の各種移動体は、特に他の物と
の位置関係が問題とされるときには正確な駐機を要求さ
れることが多い。例えば空港の滑走路に着陸した航空機
は、乗客や荷物を下ろすために、所定のドッキングまた
はパーキング位置に向かうようになっている。航空機の
乗客昇降口を建物の乗客出入設備にドッキングさせるた
めには、航空機をこれに対して正確に誘導し駐機させる
必要がある。
【0003】従来では、操縦席のパイロットが地上の作
業員の手旗信号に従って航空機を操縦し所望の位置にこ
れを停止させるようになっていた。すなわち、航空機の
進入路の路面に、航空機の胴体の中心軸を投影した形の
基準線と、前輪が停止すべき位置を示す停止線とが予め
描かれており、作業員はパイロットに見えるように車両
上に設けられた台の上に乗って、これらの路面上の線に
対する航空機のずれを目測し、手振りによって誘導指示
を行うようになっていた。
【0004】このような作業員の指示による誘導では、
作業員が熟達していないと目視が正確に行われない。こ
の結果、航空機の前輪を停止線に合わせたときに基準線
に対して斜めになった状態で駐機が終了してしまう場合
があった。航空機では前記したドッキングの場合等、極
めて高精度の駐機が要求される場合があり、基準線に対
して斜めに駐機してしまうと、一方のタラップ位置では
その要求を満足しても他のタラップ位置では要求が満足
されず、再度駐機のための操作をやり直す必要が生じる
場合があった。
【0005】そこで、路面に多くのロードセンサを埋設
して、これによって航空機の現在位置を検出して、駐機
位置の後方の表示板にこれを表示させることが提案され
ている。
【0006】また、実開昭62−163499号公報で
は、誘導すべき駐機場に正面直進目標棒と地上標識を配
置しておき、航空機の先端下部には2個の前進直進チェ
ック用カメラおよび2個の路面位置チェック用カメラを
それぞれ設置するようにしている。そして、航空機に設
置されたこれら4個のカメラから得られた各画像を処理
することで航空機を所望の駐機位置に駐機させるように
している。
【0007】更に特開平4−89519号公報では、航
空機等の移動体の進行方向の前方からこの移動体に対し
て1個あるいは複数個の走査線を発射させるようにして
いる。そして、移動体に当たった部分の走査線のパター
ンから移動体の進行する角度や進行位置のずれを自動的
に判断するようにしている。すなわち、例えば航空機が
前記した基準線の延長線上からこの線に沿って進入する
ような場合には、航空機に当たる走査線のパターンが航
空機の中心に対して左右対称となることでこれを判別す
ることができる。誘導方向に対して航空機の位置が傾い
ているような場合や位置がずれているような場合には、
走査線のパターンが左右非対称となるので、その状態を
判別することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、路面に
多くのロードセンサを埋設して航空機等の移動体の誘導
を行う手法は、移動体が移動する路面自体に手を加える
必要があり好ましくない。また、移動体自体にも専用の
回路装置を組み込む必要があり、実現が事実上不可能と
なっている。
【0009】また、実開昭62−163499号公報で
提案された手法では、航空機等の移動体に4個のカメラ
を設置する必要がある。このため、誘導に必要とされる
移動体側の設備が大型化し、同様にその実現を困難とさ
せている。
【0010】更に、特開平4−89519号公報ではレ
ーザ等の走査線を発射させて移動体を走査しその走査線
のパターンを解析するようにしているので、装置が大型
化する他に、移動体の傾斜時におけるその突出部の形状
の変化等を確実に把握しておかないと走査線のパターン
を単純に解析するだけでは移動体の正確な位置情報を得
ることができないといった欠点があった。例えば航空機
でも各種の形状が存在し、走査パターンを正確に解析し
て駐機を高精度に行うためにはレーザ等の走査線の本数
を増やしたり、解析のための処理手順を複雑にする必要
があり、実現は同様に困難であるという問題があった。
【0011】そこで本発明の目的は、比較的簡易な構成
で移動体を所望位置に正確に駐機させることのできる移
動体の駐機誘導装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)移動体の進入路の直接部分の終端側にこの進
入路に光軸を一致させて配置された撮像手段と、(ロ)
この撮像手段によって撮像された移動体の映像からこの
移動体を正面から見たときこれに対称的に配置されてい
る2つの予め既知のサイズの目標物をそれぞれ抽出する
目標物抽出手段と、(ハ)移動体の映像からこれら抽出
された2つの目標物のサイズを判別するサイズ判別手段
と、(ニ)2つの目標物の既知のサイズと映像上から判
別されたサイズとを用いて進入路に対する移動体の傾斜
の度合いを算出する傾斜判別手段と、(ホ)この傾斜判
別手段が判別した傾斜の度合いを表示する傾斜表示手段
とを駐機誘導装置に具備させる。
【0013】すなわち請求項1記載の発明では、移動体
の進入路の直線部分の終端側に光軸を一致させて撮像手
段を配置しておき、移動体に対称的に配置されている目
標物の撮像面での互いのサイズを判別し、例えば目標物
のサイズが本来等しいものであれば、これが相違してい
る場合にその程度に応じて移動体の進行方向が正規の方
向から傾斜していることを判別し表示する。
【0014】請求項2記載の発明では、移動体は一例と
して航空機であり、2つの目標物はエンジンポッドの吸
気孔であることを示している。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0021】図1は、本実施例の移動体の駐機誘導装置
を航空機の駐機に適用した場合の駐機場の一例を示した
ものである。駐機場には、所定の間隔を置いて複数の航
空機101 、102 、……が駐機するようになってい
る。現在、駐機を行おうとしている航空機103 の前方
には、駐機誘導装置11が配置されており、その横には
駐機が行われる場所であることを示すポール12が立て
られている。路面には、駐機するそれぞれの航空機10
1 、102 、……を導くための白線(ガイドライン)1
1 、132 、……が引かれている。航空機103 は、
対応する白線13 3 に沿って前進し、駐機誘導装置11
から所定距離離れた箇所に停止するようになっている。
【0022】駐機誘導装置11は、台座14の前部に垂
直に取り付けられた表示板15を備えている。表示板の
上部には、テレビカメラ(CCDカメラ)の撮像部16
が取り付けられている。撮像部16の撮影方向を示す光
軸(図示せず)を路面に投影した線分は、対応する白線
133 のうち、少なくとも航空機103 が最終的に停止
する位置近傍の直線部分と一致するように駐機誘導装置
11が配置されている。表示板の撮像部16の下には表
示部17が配置されており、ここには駐機位置までの距
離および白線13に対する航空機10の左右のずれ量が
視覚的に表示されるようになっている。
【0023】なお、本実施例では駐機誘導装置11およ
びポール12を航空機10が駐機する箇所に次々と個別
に移動させるようにしているが、例えばレール上にこれ
らを移動自在に配置しておき、駐機する場所にこれらを
自動的に移動させるようにしてもよい。
【0024】図2は、航空機が駐機誘導装置によって誘
導されて前進する様子を表わしたものである。航空機1
3 は、すでに説明したように白線133 に沿ってテレ
ビカメラの撮像部16の方向に移動する。この航空機1
3 の主翼21には左右対象にエンジンを収容したエン
ジンポッド221 〜224 が配置されている。これらの
エンジンポッド221 〜224 の前部には、ファンと空
気吸入口が配置されている。撮像部16は実線で示した
角度の範囲で航空機103 の画像を撮像し、これを画像
処理装置23に入力する。画像処理装置23は、この例
では2つのエンジンポッド222 、223 の画像を抽出
して、これを基に駐機位置までの距離と白線133 に対
する航空機103 のずれの有無を算出するようになって
いる。
【0025】図3は、駐機誘導装置の画像処理装置に送
られた画像の一例を表わしたものである。各エンジンポ
ッド221 〜224 の空気吸入口は、日中においても黒
く、かつ円形となっている。また、これらが画像中に存
在する範囲はある程度限定されている。したがって、図
2の撮像部16から送られてきたそれぞれ1枚分の画像
31からこれらエンジンポッド221 〜224 のうちの
特定の2つのエンジンポッド222 、223 をそれぞれ
抽出するためのトラッキングウィンドウ32、33を設
定することは十分可能である。
【0026】図4のように2つのトラッキングウィンド
ウ32、33を設定したら、これらの中に存在する空気
吸入口34、35について重心の演算を行って、これら
の座標値を求める。そして、これらの座標値の中点36
の座標値を求める。今、路面に平行で白線133 (図
2)に直交する向きをX軸にとり、白線133 との交点
をX=“0”とすると、2つの空気吸入口34、35の
重心の中点36のX座標の値が“0”であれば、航空機
103 の胴体の中心軸は正しく白線133 の上にあるこ
とになる。これに対して、中点36のX座標の値が正の
値あるいは負の値をとっているときには、これらが許容
できる値の範囲内であるかどうかをチェックし、許容範
囲を外れるときには航空機103 が白線133 に対して
どの方向にどの程度ずれているかを図1に示した表示部
17に表示する。
【0027】また、2つの空気吸入口34、35の重心
の中点36のX座標の値の差を求め、航空機103 の2
つの空気吸入口34、35の間隔についての実際の値と
対比し演算することによって、航空機103 が駐機位置
に対してどの程度まで接近したかを判別することができ
る。距離に関するこの判別結果も、図1に示した表示部
17に表示される。
【0028】図5は、本実施例の駐機誘導装置の回路構
成の概要を表わしたものである。駐機誘導装置11は各
種制御の中枢となるCPU(中央処理装置)41を備え
ている。CPU41はデータバス等のバス42を通じて
装置内の各部と接続されている。このうち作業用メモリ
43は、この駐機誘導装置11の制御に必要なプログラ
ムを格納すると共に、画像データやその他一時的に必要
なデータを格納するようになっている。ディスク制御装
置44は磁気ディスク45の入出力制御を行うようにな
っている。磁気ディスク45には、この駐機誘導装置1
1を制御するためのプログラムや、各種の航空機の空気
吸入口間の距離等のデータが格納されている。なお、磁
気ディスク45の代わりに、同様の目的で比較的大容量
のROMが使用されていてもよい。入力回路46には、
キーボード等からなる操作パネル47が接続されてい
る。操作パネル47からは、駐機を行おうとする航空機
10の種類が入力されたり、測定の開始あるいは停止等
を指示するコマンドが入力されるようになっている。
【0029】カメラ制御装置48には、テレビ(TV)
カメラ49が接続されている。カメラ制御装置48はテ
レビカメラ49の前記した撮像部16の撮像した画像を
バス42を介して作業用メモリ43に送出するようにな
っている。表示制御部51は表示部17に駐機のための
計算結果を視覚的に判りやすい態様で表示するようにな
っている。
【0030】図6は、この駐機誘導装置の制御の流れの
概要を表わしたものである。オペレータは、操作パネル
47から航空機103 の2つの空気吸入口34、35の
間隔についてのデータと撮像部16の高さを表わしたデ
ータを入力する(ステップS101)。このような入力
の代わりに、駐機の対象となる航空機103 の機種名を
入力してもよい。機種名が入力されると、CPU41は
機種名と2つの空気吸入口34、35の間隔を示したテ
ーブルから空気吸入口34、35の間隔を表わしたデー
タを読み出して作業用メモリ43の該当領域に格納す
る。撮像部16の高さを表わしたデータについては、こ
の高さを特に変更していない場合には、予め用意された
デフォルト値に設定され、オペレータの入力は不要であ
る。
【0031】この後、航空機103 がある程度、駐機場
所に近づいてくると、オペレータは操作パネル47の測
定開始のためのスタートボタンを押下する(ステップS
102)。これと共に、テレビカメラ49が画像の出力
を開始し、CPU41はすでに説明したようにしてエン
ジンポッド221 〜224 のパターンを特徴抽出する
(ステップS103)。そして、このうちの2つのエン
ジンポッド222 、22 3 をそれぞれ抽出するためのト
ラッキングウィンドウ32、33を設定する(ステップ
S104)。そして、すでに説明したようにして航空機
103 が白線13 3 に対してどの方向にどの程度ずれて
いるかと、駐機すべき位置までの距離を算出する(ステ
ップS105)。そして、これらの結果のうち必要なも
のを表示部17に表示する(ステップS106)。
【0032】表示部17への表示は、例えば次のように
行われる。すなわち駐機すべき位置までの距離について
は、距離が少なくなるほど点灯するランプが少なくなる
ような表示を行う。駐機すべき位置の直前になると、更
に「STOP」(停止)という文字が赤く点灯される。
白線133 に対するずれについては、ずれの方向と大ま
かな量が同様にグラフィック(図形)を用いて判りやす
く表示される。
【0033】あるタイミングで航空機103 についての
演算が行われ、その結果が表示されたら、その後、オペ
レータが操作パネル47から測定の終了を示すコマンド
を入力したかどうかのチェックが行われる(ステップS
107)。このコマンドの入力が行われていなければ
(N)、制御は再びステップ104に戻され、先に設定
されたトラッキングウィンドウ32、33の位置を再修
正した後に、現在の航空機103 についてのずれ量と距
離が再び演算される(ステップS105)。そして、そ
の結果が最新情報として表示部17に表示されることに
なる(ステップS106)。以下同様にして、測定終了
の指示が行われるまで航空機103 の制御の様子が表示
部17に刻々と表示されることになる。測定終了のコマ
ンドが入力された場合には(ステップS107;Y)、
駐機のための全制御が終了する(エンド)。
【0034】変形例
【0035】以上説明した実施例では、航空機が白線上
を進行するか、この白線と平行に進行することを前提と
して最終的な駐機までの距離と白線に対する航空機のず
れとを算出し、これらを表示することにした。しかしな
がら、実際には航空機が進行方向を示す白線に対して傾
斜して進行する場合があり、この場合には所定の2つの
エンジンポッドの間隔が実際よりも短く観察されて最終
的な駐機までの距離の算出に誤りが生じることになる。
【0036】図7は、航空機の白線に対する傾斜の度合
いを検知する原理を説明するためのものである。先の実
施例と同様にテレビカメラ49を用いて2つのエンジン
ポッド222 、223 の空気吸入口34、35の抽出を
行い、今度は、これらの画像上での直径D2 、D3 を判
別する。航空機103 (図2参照)が白線133 に対し
て傾斜して進行していると、その主翼21も白線133
と直交せず、所定の角度θだけ傾斜することになる。こ
のとき、テレビカメラ49から空気吸入口34までの距
離L2 と、同じくテレビカメラ49から他の空気吸入口
35 までの距離L3 は、角度θが大きくなればなる
程、異なってくる。
【0037】空気吸入口34、35のサイズは、航空機
10の種類との関係で既知なので、画像上でそのサイズ
を測定することで、航空機103 がどの方向に許容範囲
を越えるほど傾斜しているかどうかの判別を行うことが
できる。この判別結果に基づいて、傾斜を正す方向の指
示を表示部17に表示すればよい。もちろん、2つの空
気吸入口34、35の間隔等の他のデータを用いて、傾
斜角を実際に測定し、これを表示するようにしてもよ
い。
【0038】なお、図7では2つの空気吸入口34、3
5が白線133 に対して対称の位置に存在する場合を示
したが、航空機103 が白線133 からずれて存在する
場合もある。この場合には、そのずれが2つの空気吸入
口34、35の中心座標のずれとして画像上判別可能な
ので、これを基に修正を行って各空気吸入口34、35
のサイズを判別し、どの方向に航空機103 が傾斜して
いるかを判別するようにすればよい。
【0039】以上説明した実施例ではエンジンポッドを
左右対称に配置した航空機について説明したが、同様に
左右対称に識別可能なマークを有する移動体に本発明を
同様に適用することができることはもちろんである。移
動体は、航空機に限らず移動しその駐機位置が制御され
るあらゆる物を含むことは当然である。
【0040】
【発明の効果】以上詳細に説明したように請求項1記載
の発明では、移動体の進入路の直線部分の終端側に光軸
を一致させて撮像手段を配置しておき、移動体に対称的
に配置されている目標物の撮像面での互いのサイズを判
別し、これを既知のサイズと比較することにしたので、
移動体の傾斜の度合いを判別することができる。本発明
の場合にも作業員の手間を要せず、確実に移動体を駐機
させるための情報を得ることができる。
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】更に請求項記載の発明によれば、移動体
を航空機としたとき2つの目標物をエンジンポッドの吸
気孔としたので、日中であってもこれを黒い部分として
正確に画像抽出し、航空機の駐機に関する情報を的確に
与えることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の移動体の駐機誘導装置を航空機の駐
機に適用した場合の駐機場の一例を示した鳥瞰図であ
る。
【図2】実施例で航空機が駐機誘導装置によって誘導さ
れて前進する様子を表わした平面図である。
【図3】実施例で駐機誘導装置の画像処理装置に送られ
た画像の一例を表わした平面図である。
【図4】実施例で航空機が白線からずれているか否かを
判別する原理を示した原理図である。
【図5】本実施例の駐機誘導装置の回路構成の概要を表
わしたブロック図である。
【図6】本実施例の駐機誘導装置の制御の流れの概要を
表わした流れ図である。
【図7】本発明の変形例で航空機の傾斜を検出する原理
を示した原理図である。
【符号の説明】
10 航空機 11 駐機誘導装置 13 白線 16 撮像部 17 表示部 21 主翼 22 エンジンポッド 23 画像処理装置 34、35 空気吸入口 41 CPU 43 作業用メモリ 47 操作パネル 49 テレビカメラ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体の進入路の直線部分の終端側にこ
    の進入路に光軸を一致させて配置された撮像手段と、 この撮像手段によって撮像された移動体の映像からこの
    移動体を正面から見たときこれに対称的に配置されてい
    る2つの予め既知のサイズの目標物をれぞれ抽出する
    目標物抽出手段と、 前記移動体の映像からこれら抽出された2つの目標物の
    サイズを判別するサイズ判別手段と、 前記2つの目標物の既知のサイズと映像上から判別され
    たサイズとを用いて前記進入路に対する移動体の傾斜の
    度合いを算出する傾斜判別手段と、 この傾斜判別手段が判別した傾斜の度合いを表示する傾
    斜表示手段とを具備することを特徴とする移動体の駐機
    誘導装置。
  2. 【請求項2】 前記移動体は航空機であり、2つの目標
    物はエンジンポッドの吸気孔であることを特徴とする請
    求項2記載の移動体の駐機誘導装置。
JP6172394A 1994-07-25 1994-07-25 移動体の駐機誘導装置 Expired - Lifetime JP2713172B2 (ja)

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