JP2712412B2 - 焦点検出装置 - Google Patents

焦点検出装置

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JP2712412B2
JP2712412B2 JP63279357A JP27935788A JP2712412B2 JP 2712412 B2 JP2712412 B2 JP 2712412B2 JP 63279357 A JP63279357 A JP 63279357A JP 27935788 A JP27935788 A JP 27935788A JP 2712412 B2 JP2712412 B2 JP 2712412B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はカメラ等の焦点検出装置に関するものであ
る。
[従来技術] 撮影光学系の異なる部分を通過する光束により形成さ
れる一対の被写体像を、一対の光電変換手段により光電
変換することにより一対の離散的データからなる被写体
像信号を得、該一対の被写体像信号を相対的にずらしな
がら所定の相関演算を行い、相関度の一番高いずらし量
を捜し、該ずらし量(シフト量)から撮影光学系のデフ
ォーカス量を算出する焦点検出装置が知られている。
このような焦点検出装置について、第6図〜第13図を
用いて説明する。
第6図は従来技術である焦点検出装置をレンズ交換型
一眼レフカメラに適用した実施例を示すもので、カメラ
ボディ20に対して交換可能なレンズ10が着脱自在にマウ
ントし得るようになされている。
レンズ10を装着した状態において、被写体から到来す
る撮影光束は撮影レンズ11を通ってカメラボディ20に設
けられているメインミラー21によって一部は上方に反射
されて不図示のファインダに導かれる。
これと同時に撮影光束の他の一部がメインミラー21を
透過してさらにサブミラー22によって反射されることに
より、焦点検出用光束としてオートフォーカスモジュー
ル23(以後AFモジールという)に導かれる。
AFモジュール23の構成例を第2図に示す。
第2図においてAFモジュールはフィールドレンズ27及
び一対の再結像レンズ28A、28Bからなる焦点検出光学系
24と一対の受光部29A、29Bを有するCCD(チャージカッ
プルドデバイス)25とから構成されている。
以上のような構成において撮影レンズ11の射出瞳16に
含まれる光軸17に対して対称な一対の領域18A、18Bを通
る光束はフィールドレンズ27付近で一次像として結像さ
れ更にフィールドレンズ27及び再結像レンズ28A、28Bに
よってCCD25の一対の受光部上に一対の二次像を形成す
る。前記一次像がフィルムの共役面である予定焦点面
(不図示)と一致した場合は合焦状態であり、CCD25上
における一対の二次像の受光部並び方向の相対的位置は
焦点検出光学系の構成によって決まる所定値となる。
尚、一対の受光部29A、29Bは、各々nケの受光素子Ai、
Bi(i=1〜n)から成り一次像がフィルム共役面と一
致している時に対応する受光素子(A1とB1,A2とB2
…)の出力が等しくなるように配置されている。
前記一次像の結像面がフィルム共役面からずれた面に
位置している場合には、CCD25上での一対の二次像の相
対的位置は一次像の光軸方向のずれ方向(即ち前ピンか
後ピンか)に応じて前記一致している場合の所定値から
変化する。例えば後ピンの場合には、一対の二次像の位
置関係は相対的に広がり前ピンの場合には狭まる。
受光部29A、29Bを形成する受光素子Ai、Biはフォート
ダイオード等の電荷蓄積型素子によって構成されてお
り、CCD25上の照度に応じた電荷蓄積時間だけ電荷蓄積
を行なうことにより受光素子出力を後述の処理に適する
出力レベルとすることができる。
再び第6図に戻り説明を続ける。
センサー制御手段26は焦点検出演算手段(AFCPU)30
のポートP4からの電荷蓄積開始及び終了指令を受け取り
指令に応じた制御信号をCCD25に与えることによりCCD25
の電荷蓄積開始及び終了を制御するとともに転送クロッ
ク信号をCCD25に与え受光素子出力信号を時系列的にAFC
PUに転送する。又受光素子出力信号の発生時にセンサー
制御手段26は、同期信号をAFCPU30のポートP4に送り、A
FCPU30は前記発生同期信号に同期して内蔵のAD変換手段
によりAD変換をスタートさせ以後前記転送クロックのサ
イクルタイム毎に受光素子出力をポートP3にてサンプリ
ングAD変換して受光素子数に応じたAD変換データ(2n
ケ)を得た後、該データに基づき後述する公知の焦点検
出演算(相関演算)を行ない第1次像の結像面とフィル
ム共役面との差に対応するデフォーカス量を求める。
AFCPU30は焦点検出演算結果に基づいてオートフォー
カス表示手段(AF表示手段)40の表示形態をポートP5を
用いて制御する。例えば前ピンの場合は三角表示部41
を、後ピンの場合は三角表示部43を、合焦の場合は丸表
示部2を、焦点検出不能の場合はバツ表示部44をそれぞ
れアクティブにするように、AFCPU30はAF表示手段40を
制御する。
又AFCPU30は焦点検出演算結果に基づいてAFモータ50
の駆動方向及び駆動量を制御して、撮影レンズ11を合焦
点に移動させる。
まずAFCPU30はデフォーカス量の符号(前ピン、後ピ
ン)に従ってポートP2からAFモータ50を撮影レンズ11が
合焦点に近づく方向へ回転させる駆動信号を発生する。
AFモータの回転運動はボディ20に内蔵されたギヤ等から
構成されたボディ伝達系51を経てボディ20とレンズ10の
マウント部に設けられたボディ側のカップリング53に伝
達される。
ボディ側のカップリング53に伝達された回転動は更に
これにかん合するレンズ側のカップリング14及びレンズ
10に内蔵されたギヤ等から構成されたレンズ伝達系12に
伝達され最終的に撮影レンズ11が合焦方向へと移動す
る。
又AFモータ50の駆動量は、前記ボディ伝達系51のギヤ
等の回転量をフォトインタラプタ等によって構成される
エンコーダ52によってパルス数に変換することによって
ポートP1からAFCPU30にフィードバックされる。
つまり、AFCPU30は、ボディ伝達系51及びレンズ伝達
系12の減速比等のパラメータに応じて、AFモータ50の駆
動量即ちエンコーダ52からフィードバックされるパルス
数を制御することにより、撮影レンズ11を所定移動量だ
け移動することができる。
AFCPU30はポートP1より入力するパルス数をカウント
するためのパルスカウンタと、該パルスカウンタの内容
と比較するための比較レジスタを内蔵しており、該パル
スカウンタと比較レジスタの内容が一致した時に内部割
込がかかる機能を有している。
AFCPU30は以下のような順序でAFモータ50の駆動量を
制御する。まずAFモータ50の駆動開始前にパルスカウン
タの内容をクリアし比較レジスタに所望のパルス数をセ
ットする。
次にAFモータ50の駆動を開始する。
AFモータ50の回転によりエンコーダ52がパルスを発生
し、このパルスがパルスカウンタにカウントアップされ
る。
パルスカウンタの内容が比較レジスタと一致した時に
割込みがかかりAFCPUは割込処理でAFモータを停止させ
る。このようにしてAFモータは所望のパルス数だけ駆動
制御される。
レンズ10にはレンズCPU13が内蔵されており、AFCPU30
に必要な情報(例えば撮影レンズ11の単位移動量当りの
カップリング14の回転数等のAF関連情報)を、マウント
部を設けたレンズ側接点15ボディ側接点63を介してボデ
ィ側の通信バス64に送る。
AFCPU30はレンズCPU13からのAF関連情報を通信バス64
につながったポートP6より受け取る。
以下に上記AFCPU30における相関演算等の焦点検出演
算の概要について第8図、第9図、第10図を用いて説明
する。
AFCPU30がAD変換して得た、受光素子AiおよびBi(i
=1〜n)に対応するCCDデータ(場合によってはその
差分)をaiおよびbi(i=1〜n)とすると、(1)式
に示す相関演算によって相関量C(L)が求められる。
ただし(1)式においてLは整数であり一対のCCDデ
ータの受光素子のピッチを単位とした相対的シフト量
(ずらし量)である。また(1)式の相関演算において
パラメータiのとる範囲は、シフト量Lおよびデータ数
nに応じて適宜決定される。
CCDデータai,biをマトリックスの行列に対応させた場
合、例えば第10図(A)のごとく(1)式におけるCCD
データの組合せ即ちパラメータiのとる範囲を決めるこ
とができる。第10図(A)においてシフト量Lは−4〜
+4の範囲で変化され、「*」および「0」により各シ
フト量Lで演算が行われるCCDデータの組合せをマトリ
ックス上の位置で表わしている。この様に設定された場
合、パラメータiのとる範囲は次式のようになる。
INT((L+1)/2+3)≦i≦INT((L+1)/2+n−2) …(2) また第10図(B)のごとくパラメータiのとる範囲を
決めることもできる。この場合は、パラメータiのとる
範囲は次式のようになる。
L≦i≦n(L≧0)、1≦i≦n+L(L<0) …(3) (1)式の演算結果は、第8図において相対的シフト
量Lを横軸に取りかつ相関量C(L)を縦軸に取って示
すように、1対のCCDデータの相関が高いシフト量Lに
おいて、相関量C(L)は最小になる。
ところが実際上当該相対的シフト量Lは受光部29A、2
9Bを構成する受光素子から離散的に得られるデータに基
づいて決まるので、相関量C(L)そのものも離散的に
なる。そこで演算により求めた相関量C(L)から必ず
しも直接に相関量C(L)の最小値が得られるとは限ら
ない。
そこで第4図に示す3点内挿の手法を用いて相関量C
(L)の最小値C(xm)を求める。
すなわち離散的に求められた相関量C(L)における
最小値が相対的シフト量LがL=xのとき得られたとす
ると、その前後の相対的シフト量x−1、x、x+1に
対応する相関量C(L)はC(x−1)、C(x)、C
(x+1)になる。そこで先ず得られたデータのうち最
小の相関量C(x)と、残る前後の2個の相関量C(x
−1)及びC(x+1)のうち大きい相関量(第9図の
場合C(x+1))とを結ぶ直線Hを引き、次に残る相
関量C(x−1)を通りかつ直線Hと傾きが反対な直線
Jを引いてこれら2つの直線H及びJの交点Wを求め
る。
この交点Wの座標は相関シフト値xmと、その相関量C
(xm)とで表すことができ、この座標によって連続的な
シフト量について相関状態を最大にする相関シフト値xm
と最小相関量C(xm)を決定することができる。
かかる3点内挿手法を演算式で表せば、相関シフト値
xmは次式 のように表すことができると共に、その相関量C(xm
は次式 C(xm)=C(x)−|D| …(5) で表わされる。
ここで(4)式及び(5)式においてDは次式 によって表すことができる。
また(4)式及び(5)式においてSLOPは、相対的シ
フト量x−1、x、x+1に対応する相関量C(x−
1)、C(x)、C(x+1)間の偏差のうち大きい方
の偏差を表し、次式 SLOP=MAX(C(x+1)−C(x)、 C(x−1)−C(x)) …(7) のように表すことができる。
(4)式で求められた相関シフト量xmは1対のCCDデ
ータの相対的ずれ量を表し、受光素子のピッチをyとす
れば、CCD25上に結像される2つの被写体像の相対的な
横ずれ量gは g=y×xm …(8) のように表すことができる。
また焦点面におけるデフォーカス量DEFは次式 DEF=KX×g …(9) のように近似することができる。
ここで、KXは第6図に示した焦点検出光学系の構成上
の条件などによって決まる係数である。
又(7)式で求めたパラメータSLOPはその値が大きい
程第8図で示す相関量C(L)のへこみが深く即ち相関
が大きいことを示し従って求められたデフォーカス量DE
Fの信頼性が高いことを示している。
つぎに具体的なシフト量Lのとりかたについて説明す
る。
第11図はCCDデータ数nを16、シフト量Lの範囲を−1
2〜+12と設定した場合ち、相関演算に使用されるCCDデ
ータai、biの組合せをマトリックス上で「*」および
「0」で表したものである。この場合、各シフト量Lに
つき(1)式の相関演算に用いられるaiとbiの組は4ペ
アである。シフト量L=0において相関量C(L)の極
値が現れた場合が、撮影レンズが合焦している状態であ
りデフォーカス量はほぼ0である。シフト量Lが0から
離れて行くに従い撮影レンズのデフォーカスの量の絶対
値が大きくなっていく。
第12図はある被写体像が撮影レンズによって合焦点近
傍に形成されている場合の、シフト量Lと相関量C
(L)の関係をグラフで表したものである。この図で
は、シフト量L=−1において相関量C(L)が最低値
を示している。またシフト量L=−1の近傍では、相関
量C(L)の落込みが急激になっていることがわかる。
この図左側において示されたKは、シフト量Lで相関演
算を行なう順序を表しており、L=−12から1ずつLを
増加させていき=+12まで演算を行なうことを示してい
る。
一方第13図は同じ被写体に対して被写体像が大きくデ
フォーカスされて形成されている場合の、シフト量Lと
相関量C(L)の関係をグラフで表したものである。こ
の図においては、シフト量がL=+6のとき相関量C
(L)が最低値を示す。またシフト量L=6の近傍で
は、第7図ほど相関量C(L)の落込みが急激でなくゆ
るやかになっており、両端の最大のシフト量L=−12、
+12においても、相関量C(L)は第12図ほど大きな値
にはなっていない。つまり、被写体像が大きくデフォー
カスされて形成された場合、高い空間周波数成分が除去
されて低周波成分だけの像となるので、相関状態を表わ
すピークがなだらかになってしまうためである。
このようにして求めたデフォーカス量に基づいて、撮
影レンズ11を通した被写体像の結像位置を逐次監視し、
目的とする被写体に対して撮影レンズ10を合焦させてい
た。
[発明が解決しようとする問題点] 上記の如き従来技術において、一対の被写体像信号を
相対的にずらしながら所定の相関演算を行ない、相関度
の一番高いずらし量を捜す場合に、一対の被写体像信号
の相対的なずらしかたの組合せの数が多いと、全てのず
らし量に対して相関演算を行なってゆくため演算量が膨
大になり、結果的に演算時間が増大するので、焦点検出
の応答性が低下してしまうという問題点があった。
しかも、撮影レンズが合焦状態からはずれた状態にあ
り、デフォーカス量の絶対値の大きな状態即ちシフト量
Lの絶対値がおおきなところで相関量C(L)の極値を
捜す場合には、シフト量Lの変分を細かくとる必要はな
いわけである。またデフォーカス量の絶対値が大きい場
合には、高精度にデフォーカス量を計算する必要はな
く、場合によってはデフォーカスの正負さえ検出できれ
ばよいので、その理由からもシフト量Lのピッチを合焦
近傍ほど細かくとる必要がなかった。
他方合焦近傍では(4)式に従って高精度のデフォー
カス量を与える相関シフト値Xmを求めるために、なるべ
く細かいシフト量Lの変分で相関量C(L)を求めてお
く必要があった。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、異なる光路を通る被写体光により一対の被
写体像を形成する焦点検出光学系と、前記一対の被写体
像を受光して一対の被写体像信号を発生する一対の光電
変換手段と、前記一対の被写体像信号を一対の被写体像
データに変換する変換手段と、前記一対の被写体像デー
タを相対的にシフトしながら前記一対の被写体像データ
の相関量を演算する相関演算手段とを備えた焦点検出装
置において、前記相関演算手段は、前記シフト量が所定
範囲内である時は前記一対の被写体像データを第1のピ
ッチで相対的にシフトしながら前記一対の被写体像デー
タの相関量を演算し、前記シフト量が前記所定範囲外で
ある時は前記一対の被写体像データを前記第1のピッチ
より大きな第2のピッチで相対的にシフトしながら前記
一対の被写体像データの相関量を演算するようにした。
[作用] 本発明においては、焦点検出装置が上記のように構成
されているので、精度が必要な合焦近傍のデフォーカス
量を与える第1のシフト量の範囲では、シフト量の変化
分(ピッチ)を細かくするが、あまり精度が必要でない
合焦点から離れた大きなデフォーカス量を与える第1シ
フト量の範囲外では、シフト量の変化分(ピッチ)を大
きくすることができ、従って演算時間を短縮することが
できる。
[実施例] 第1図で本発明の焦点検出装置100を概略的に示し
た。焦点検出光学系24に被写体の像を導く光学系等11、
21、20は、すべち述べた従来技術と同様のものである。
カメラボディ内のサブミラー22で反射された被写体か
らの2光束は、従来技術に示されたものと同様の焦点検
出光学系24に導かれ、それぞれの光束が一次像および二
次像を形成する。
光電変換手段25′は、一対の上記二次像の光強度分布
に対応した一対の被写体像信号を発生する。これは従来
技術に示されたものと同様のCCD25およびセンサー制御
手段26により達成される。
焦点検出演算手段30′は従来技術に示したAFCPU30に
対応するものであって、上記被写体像信号のAD変換を行
ない場合によってはそのAD変換後の被写体像信号の差分
(シフト量に対する被写体像信号の微係数)を算出す
る。さらに、所定のプログラムにしたがって一対の被写
体像信号を所定のシフト量Lで相対的にシフトさせて相
関演算を行ない、前記一対の被写体像信号の間の相関状
態を最大にする相関シフト値xmをこれらの相関演算から
決定し、該相関シフト値xmから前記撮影レンズ11の結像
面の位置と予定合焦面の位置との差に対応するデフォー
カス量を算出する。
本発明においては、上記焦点検出演算手段(AFCPU)3
0′の動作に特徴を有す。
以下第1実施例におけるAFCPU30′の動作について第
2図を参照しながら説明を行う。
第2図(A)はAFCPU30′内部で行われる相関演算の
フローチャートの一部であって、第2図(B)は第12図
の相関グラフを得た時と同じ焦点状態に対して第2図
(A)の実施例を適用した際に得られる、シフト量Lと
相関量C(L)の関係をグラフで表したものである。
第2図(A)は、カメラが被写体に向けられて撮影レ
ンズがある焦点位置にある時について適用されるフロー
チャートであり、外部からの合焦動作の指令により結像
位置を逐次監視するためのフローチャートである。
ある焦点位置において相関演算がスタートし、#100
でシフト量Lの初期値を−12に設定する。
つぎに#105では設定されたシフト量Lに対して相関
量C(L)を(1)式等により演算する。
#110では現在設定されているシフト量Lが12になっ
たかテストし、12になっていた場合には相関演算ループ
からぬける。シフト量Lが12になっていない場合は、#
115でシフト量LがL<−4かL≧4のどちらかの条件
(第1シフト量の範囲外)を満足するかテストし、満足
しない場合すなわちシフト量Lが合焦近傍に対応する値
であった場合には#120で増分Δを1として#130に進
む。
一方、#115で条件を満足した場合すなわちデフォー
カス量の絶対値が大きい状態に対応するシフト量Lであ
った場合には、#125で増分Δを2として#130に進む。
#130では、現在のシフト量Lに増分Δを加えることに
よりシフト量Lを更新し#105に戻り、上記の動作を繰
り返す。
最終的にシフト量L=12に対してまで相関量C(L)
を演算して求めると、#110で相関演算のループから抜
ける。そのあと求められた相関量C(L)の中から最小
(大)値のものを選び出し、第8図、第9図で説明した
ごとく相関シフト値Xmを求め最終的にデフォーカス量を
算出し、それを用いて前述のようにデフォーカス表示、
レンズ駆動を行なう。第2図(B)にしめすように相関
演算が順番K=1から17まで行なわれると、それに従っ
てシフト量Lも−12,−10,−8,−6,−4,−3,−2・・・
2,3,4,6,8,10,12と変化していく。第2図(B)のよう
に相関量C(L)の最低値を示すシフト量Lが変分1の
範囲で見つかった場合は、上記のように相関シフト値Xm
を求めることができる。相関量C(L)の最低値を示す
シフト量Lが合焦に対応するシフト量L=0前後の変分
1(第1のピッチ)の範囲で見つからなかった場合は、
あらためて該シフト量Lの近傍で変分1(第1のピッ
チ)として相関演算をしなおして相関量C(L)を求
め、上記と同じようにして相関シフト値Xmを求めてもよ
いし、もともとデフォーカス量の絶対値が大きい状態な
ので精度はそれほど必要ないとして最低値を示すシフト
量Lを直接相関シフト値Xmとして採用することもでき
る。
以下本発明の第2実施例について第3図を参照しなが
ら説明を行なう。(第2実施例も第1実施例と同様の焦
点検出光学系24、光電変換手段25′、AFCPU30′等から
構成されている。) 第3図(A)はAFCPU30′内部で行なわれる相関演算
のフローチャートの一部であって、第3図(B)は第13
図の相関グラフを得た時と同じ状態に対して第3図
(A)に示すフローチャートを適用した際に得られる、
シフト量Lと相関量C(L)の関係をグラフで表したも
のである。
第3図(A)においてまず#200でシフト量Lの初期
値を0、変数LPおよびLMの初期値をLすなわち0に設定
する。
つぎに#205では設定されたシフト量Lに対して相関
量C(L)を(1)式等により演算する。
#210では現在設定されているシフト量Lが−12にな
ったかテストし、−12になっていた場合には相関演算ル
ープからぬける。
−12になっていない場合は#215でシフト量LがL>
0の条件を満足するかテストし、満足しない場合すなわ
ち後ピン状態のLであった場合には#220で変数LPがLP
≧4の条件を満足するかテストし、満足する場合すなわ
ちデフォーカス量の絶対値が大きい状態のLPであった場
合には、#225で増分Δを2として#235に進む。
#220で変数LPがLP≧4の条件を満足しなかった場合
すなわち合焦近傍のLPであった場合には、#230で増分
Δを1として#235に進む。
#235では、現在の変数LPに増分Δを加えて変数LPを
更新し、さらに#236においてシフト量Lを変数LPに設
定し、#205へ戻り、上記の動作を繰り返す。
一方、#215でL>0の条件を満足した場合すなわち
前ピン状態のLであった場合には、#240で変数LMがLM
≦−4の条件を満足するかテストし、満足する場合すな
わちデフォーカス量の絶対値が大きなLMであった場合に
は、#245で増分Δを−2として#255に進む。
#240で変数LMがLM≦−4の条件を満足しなかった場
合すなわち合焦近傍のLMであった場合には、#250で増
分Δを−1として#255に進む。
#255では、現在の変数LMに増分Δを加えて変数LMを
更新し、さらに#256においてシフト量Lを変数LMに設
定し#205へ戻り、上記の動作を繰り返す。
最終的にシフト量L=−12に対してまで相関量C
(L)を演算して求めると、#210で相関演算のループ
から抜ける。そのあと求められた相関量C(L)の中か
ら最小(大)値のものを選び出し、第8図、第9図で説
明したごとく相関シフト値Xmを求め最終的にデフォーカ
ス量を算出し、それを用いて前述のようにデフォーカス
表示、レンズ駆動を行なう。第3図(B)にしめすよう
に相関演算が順番K=1から17まで行われると、それに
従ってシフト量Lも0,1,−1,2,−2,3,−3,4,−4,6,−6,
8,・・・12,−12と変化していく。
相関量C(L)の最低値を示すシフト量Lが合焦に対
応するシフト量L=0前後の変分1の範囲(第1ピッチ
のシフト量の範囲)で見つかった場合は、前記のように
即シフト値Xmを求めることができる。また第3図(B)
のように相関量C(L)の最低値を示すシフト量Lが変
分1の範囲(第1ピッチのシフト量の範囲)で見つから
なかった場合は、あらためて該シフト量Lの近傍で変分
1(ピッチ1)で相関演算をしなおして相関量C(L)
を求め、上記と同じようにして相関シフト値Xmを求めて
もよいし、もともとデフォーカス量の絶対値が大きい状
態なので精度はそれほど必要ないとして最低値を示すシ
フト量Lを直接相関シフト値Xmとして採用することもで
きる。
以下本発明の第3実施例について第4図を参照しなが
ら説明を行う。(第3実施例も第1実施例と同様の焦点
検出光学系24、光電変換手段25′、AFCPU30′等から構
成されている。) 第4図(A)はAFCPU30′内部で行われる相関演算の
フローチャートの一部であって、第4図(B)は第13図
の相関グラフを得た時と同じ状態に対して第4図(A)
に示すフローチャートを適用した際に見られる、シフト
量Lと相関量C(L)の関係をグラフで表したものであ
る。
第4図(A)においてまず#300でシフト量Lの初期
値を−12に設定し、増分Δの初期値を5に設定する。
つぎに#305では設定されたシフト量Lに対して相関
量C(L)を(1)式等により演算する。
#310では現在設定されているシフト量Lが12になっ
たかテストし、12になっていた場合には相関演算ループ
からぬける。12になっていない場合は#315でシフト量
LがL<−4かL≧4のどちらかの条件を満足するかテ
ストし、満足しない場合すなわち合焦近傍のLであった
場合には#325で増分Δを1として#340に進む。
一方、#315で条件を満足する場合すなわちデフォー
カス量の絶対値が大きい状態のLであった場合には、#
320でシフト量LがL<−4であるかテストし、L<−
4であった場合には、#330で現在の増分Δから1を減
じて増分Δを更新する。#320でL<−4でなかった場
合は、#335に進み現在の増分Δに1を加えて増分Δを
更新する。
#340では、現在のシフト量Lに増分Δを加えること
によりシフト量Lを更新し、#305に戻り上記の動作を
繰り返す。
最終的にシフト量L=12に対してまで相関量C(L)
を演算して求めると、#310で相関演算のループから抜
ける。そのあと求められた相関量C(L)のから最小
(大)値のものを選び出し、第8図、第9図で説明した
ごとく相関シフト値Xmを求め最終的にデフォーカス量を
算出し、それを用いて前述のようにデフォーカス表示、
レンズ駆動を行う。第4図(B)にしめすように相関演
算が順番K=1から13まで行われると、それに従ってシ
フト量Lも−12,−8,−5,−3,−2,−1,0,1,2,3,5,8,12
と変化していく。このように、合焦近傍に対応する第1
のシフト量Lの範囲ではその変分を1とし、上記第1シ
フト量の範囲外では、シフト量の絶対値が大きくなるに
従って(第1のシフト量の範囲から離れるに従って)そ
の変分を2,3,4と漸次増加させた。その後の処理は前記
の実施例と同じようにして行われる。
以下本発明の第4実施例について第5図を参照しなが
ら説明を行う。(第4実施例も第1実施例と同様の焦点
検出光学系24、光電変換手段25′、AFCPU30′等から構
成されている。) 第5図(A)はAFCPU30′内部で行われる相関演算フ
ローチャートの一部であって、第5図(B)は第13図の
相関グラフを得た時と同じ状態に対して第5図(A)に
示すフローチャートを適用した際に得られる、シフト量
Lと相関量C(L)の関係をグラフで表したものであ
る。
第5図(A)においてまず#400でシフト量Lを−4
≦L≦4の範囲で変分1として相関量C(L)を演算す
る。その際の順番は第5図(B)にK=1から9で示す
とおりであり、シフト量LはL=0,1,−1,2,−2,,3,−
3,4,−4と変化し、求められた相関量C(L)は第5図
(B)に「*」で示されている。
#405では信頼性のある相関量C(L)の最小値が−
3≦L≦3の範囲でみつかったかテストする。即ち、前
述の相関シフト値Xmを求めるためには、−4≦L≦4の
範囲で第8図、第9図で示した相関量C(L)のへこみ
が存在することが必要であり、また信頼性は該へこみの
落込み量や落込みの傾斜度等から判定される。
#405で信頼性のある相関量C(L)の最小値がみつ
かった場合(実際には#400と#405は結合して動作する
ので、シフト量Lを必ずしも−4まで変化させる必要は
なく、最小値がL=0でみつかればL=0,1,−1で相関
演算を終了すればよい。)には、#410をスキップして
相関演算のループから抜ける。
#405で信頼性のある相関量C(L)の最小値がみつ
からなかった場合例えば第12図(B)に示すような場合
には、#410に進みシフト量Lを−12≦L≦−6、6≦
L≦12の範囲で変分2として相関量C(L)を演算す
る。その際の順番は第5図(B)にK=10から17で示す
とおりであり、シフト量LはL=−12,−10,−8,−6,6,
8,10,12と変化し、求められた相関量C(L)は第5図
(B)に#で示されている。
#410以降の処理は前述の実施例と同様なので省略す
る。
上述の第1〜第4の実施例においては、相関量C
(L)を求める際に、合焦近傍のシフト量Lの範囲では
シフト量Lの変分を1として演算を行い、デフォーカス
量の絶対値の大きなシフト量Lの範囲ではシフト量Lの
変分を2以上として演算を行っているが、前記合焦近傍
のシフト量Lの範囲(例えば第2図(A)の実施例では
−4≦L≦4)を手動または自動的に変更可能にしてお
いてもよい。
例えば、交換レンズ毎に合焦近傍のシフト量Lの範囲
をレンズ情報として記憶させておき、この情報に基づき
カメラの合焦近傍のシフト量Lの範囲を設定してもよい
し、装着されたレンズの焦点距離等のレンズ情報からカ
メラが合焦近傍のシフト量Lの範囲を設定してもよい。
また応答時間や演算時間に関係する各種のカメラの動
作モード(マニュアルまたはワンショットまたはコンテ
ニユアス、焦点検出領域がワイドかマルチまたはスポッ
ト、モータ巻き上げの速度が早いか遅いか、移動被写体
に対する追尾動作を行うか否か等)に応じて上記合焦近
傍のシフト量Lの範囲を変更したり、あるいは合焦近傍
とそれ以外の範囲でシフト量Lの変分を変更するか否か
を設定したりしてもよい。
[発明の効果] 本発明においては、相関量Cを求める際に、シフト量
が所定範囲内である時は前記一対の被写体像データを第
1のピッチで相対的にシフトしながら一対の被写体像デ
ータの相関量を演算し、シフト量が所定範囲外である時
は一対の被写体像データを第1のピッチより大きな第2
のピッチで相対的にシフトしながら一対の被写体像デー
タの相関量を演算するので、焦点検出領域が広がりデー
タ数が増加しても、合焦近傍での焦点検出精度を維持
し、かつデフォーカス量の絶対値が大きなシフト量にい
たるまで演算時間を増加することなく検出することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による焦点検出装置の構成図であり、 第2図(A)、(B)は本発明の第1実施例のフローチ
ャートおよび説明図であり、 第3図(A)、(B)は本発明の第2実施例のフローチ
ャートおよび説明図であり、 第4図(A)、(B)は本発明の第3実施例のフローチ
ャートおよび説明図であり、 第5図(A)、(B)は本発明の第4実施例のフローチ
ャートおよび説明図であり、 第6図は従来技術の焦点検出装置等の構成図であり、 第7図は従来技術の焦点検出光学系の説明図であり、 第8図、第9図、第10図、第11図、第12図、第13図は焦
点検出演算の説明図である。 [主要部分の符号の説明] 10……撮影レンズ、 13……レンズCPU、 20……カメラボディ、 24……焦点検出光学系、 25……CCDセンサー、 25′……光電変換手段、 30,30′……AFCPU(焦点検出演算手段)、 40……AF表示手段、 50……AFモータ、 100……焦点検出装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なる光路を通る被写体光により一対の被
    写体像を形成する焦点検出光学系と、 前記一対の被写体像を受光して一対の被写体像信号を発
    生する一対の光電変換手段と、 前記一対の被写体像信号を一対の被写体像データに変換
    する変換手段と、 前記一対の被写体像データを相対的にシフトしながら前
    記一対の被写体像データの相関量を演算する相関演算手
    段と を備えた焦点検出装置において、 前記相関演算手段は、前記シフト量が合焦位置に相当す
    るシフト量近傍の所定範囲内である時は、前記一対の被
    写体像データを前記相関演算に用いる被写体像データの
    ピッチと同じ第1のピッチで相対的にシフトしながら前
    記一対の被写体像データの相関量を演算し、前記シフト
    量が前記所定範囲外である時は、前記一対の被写体像デ
    ータを前記相関演算に用いる被写体像データのピッチよ
    り大きな第2のピッチで相対的にシフトしながら前記一
    対の被写体像データの相関量を演算することを特徴とす
    る焦点検出装置。
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