JP2711985B2 - コネクタユニット及びコネクタユニットモジュール - Google Patents
コネクタユニット及びコネクタユニットモジュールInfo
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- JP2711985B2 JP2711985B2 JP5247753A JP24775393A JP2711985B2 JP 2711985 B2 JP2711985 B2 JP 2711985B2 JP 5247753 A JP5247753 A JP 5247753A JP 24775393 A JP24775393 A JP 24775393A JP 2711985 B2 JP2711985 B2 JP 2711985B2
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- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,プラグ接続やシステム
間の電気的接続に用いられるコネクタユニットに関し,
特に,被収容体の嵌合状態の監視と監視情報の転送機能
を備えたコネクタユニット及びコネクタユニットモジュ
ールに関する。
間の電気的接続に用いられるコネクタユニットに関し,
特に,被収容体の嵌合状態の監視と監視情報の転送機能
を備えたコネクタユニット及びコネクタユニットモジュ
ールに関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理システムの組立・設置を行う場
合や,外部機器等との間で電気的接続を行う場合に,コ
ネクタやコネクタユニットが広く用いられている。この
ようなコネクタ等では,プラグ等の被収容体をレセプタ
クル等の収容体内に完全に収容又は嵌合させ,電気的接
続を確保することがシステムを正常に動作させる上で重
要となる。そこで従来は,レセプタクルの外殻構造のカ
ゲになるプラグ上の所定位置にマーキングを施し,この
マーキングの視認によって,各コネクタにおける嵌合状
態の正常・異常を確認することが行われていた。また,
複数のコネクタを有するコネクタユニットでは,コネク
タ毎にセンサを設け,各センサからそれぞれ信号線を引
き出して,電気的に外部から監視することも行われてい
た。
合や,外部機器等との間で電気的接続を行う場合に,コ
ネクタやコネクタユニットが広く用いられている。この
ようなコネクタ等では,プラグ等の被収容体をレセプタ
クル等の収容体内に完全に収容又は嵌合させ,電気的接
続を確保することがシステムを正常に動作させる上で重
要となる。そこで従来は,レセプタクルの外殻構造のカ
ゲになるプラグ上の所定位置にマーキングを施し,この
マーキングの視認によって,各コネクタにおける嵌合状
態の正常・異常を確認することが行われていた。また,
複数のコネクタを有するコネクタユニットでは,コネク
タ毎にセンサを設け,各センサからそれぞれ信号線を引
き出して,電気的に外部から監視することも行われてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで,このような
コネクタ等においては,システムの組立・設置の直後だ
けでなく,振動・衝撃を初めとする不慮の外力によるプ
ラグ抜けの不安もあるため,嵌合状態は常に監視するこ
とが望まれる。しかしながら,電子機器の普及によりそ
の設置箇所が広範な地域に広がっており,視認による従
来の方法では,収容状態の監視・点検が困難になってき
た。また,実装されるコネクタ数が増大すると,各々に
対応して設けられたセンサから1本ずつ信号線を引き出
して監視することは多数の信号線を引き回すことにもな
り,コストや作業性,保守性の面からも問題があった。
コネクタ等においては,システムの組立・設置の直後だ
けでなく,振動・衝撃を初めとする不慮の外力によるプ
ラグ抜けの不安もあるため,嵌合状態は常に監視するこ
とが望まれる。しかしながら,電子機器の普及によりそ
の設置箇所が広範な地域に広がっており,視認による従
来の方法では,収容状態の監視・点検が困難になってき
た。また,実装されるコネクタ数が増大すると,各々に
対応して設けられたセンサから1本ずつ信号線を引き出
して監視することは多数の信号線を引き回すことにもな
り,コストや作業性,保守性の面からも問題があった。
【0004】さらに,システムのネットワーク化が進む
昨今にあっては,コネクタ等の監視・点検も遠隔地にて
行えることが好ましい。
昨今にあっては,コネクタ等の監視・点検も遠隔地にて
行えることが好ましい。
【0005】そこで,上記背景の下に,本発明の技術的
課題は,嵌合状態の常時監視を低コストで実現し得るコ
ネクタを用いたコネクタユニットとコネクタユニットモ
ジュールとを提供することにある。
課題は,嵌合状態の常時監視を低コストで実現し得るコ
ネクタを用いたコネクタユニットとコネクタユニットモ
ジュールとを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために,本発明のコネクタユニットでは,導電性外部
接点が形成された被収容体を挿抜自在に収容する収容体
を備え,該収容体は,前記被収容体が所定位置に嵌合さ
れたときに前記導電性外部接点と導通するモニタ端子を
有するコネクタを複数と,前記複数のコネクタのモニタ
端子の導通状態をそれぞれ対応する複数の二値信号に変
換する二値化回路と,前記複数の二値信号をパラレル信
号として取り込みシリアル信号に変換して出力する信号
変換回路とを設けたことを特徴とする。
るために,本発明のコネクタユニットでは,導電性外部
接点が形成された被収容体を挿抜自在に収容する収容体
を備え,該収容体は,前記被収容体が所定位置に嵌合さ
れたときに前記導電性外部接点と導通するモニタ端子を
有するコネクタを複数と,前記複数のコネクタのモニタ
端子の導通状態をそれぞれ対応する複数の二値信号に変
換する二値化回路と,前記複数の二値信号をパラレル信
号として取り込みシリアル信号に変換して出力する信号
変換回路とを設けたことを特徴とする。
【0007】
【0008】また,本発明のコネクタユニットは,前記
コネクタユニットにおいて,前記コネクタに対応して設
けられた表示素子と,前記コネクタのモニタ端子の導通
状態に応じて前記表示素子の表示制御を行う表示制御手
段とを有することを特徴とする。
コネクタユニットにおいて,前記コネクタに対応して設
けられた表示素子と,前記コネクタのモニタ端子の導通
状態に応じて前記表示素子の表示制御を行う表示制御手
段とを有することを特徴とする。
【0009】更に,本発明のコネクタユニットは,前記
したいずれかのコネクタユニットにおいて,前記信号変
換回路は,前記シリアル信号を,CMI(coded mark i
nversion)方式,DMI方式,マンチェスタ方式のいず
れかの方式で出力することを特徴とする。
したいずれかのコネクタユニットにおいて,前記信号変
換回路は,前記シリアル信号を,CMI(coded mark i
nversion)方式,DMI方式,マンチェスタ方式のいず
れかの方式で出力することを特徴とする。
【0010】更に,本発明のコネクタユニットモジュー
ルは,前記したいずれかのコネクタユニットを実装した
マザーボードを含み,前記信号変換回路の出力を前記マ
ザーボードに導くインターフェースを該マザーボードに
対して水平又は垂直方向に電気的に同一の信号を入出力
するようにモジュール化したことを特徴とする。
ルは,前記したいずれかのコネクタユニットを実装した
マザーボードを含み,前記信号変換回路の出力を前記マ
ザーボードに導くインターフェースを該マザーボードに
対して水平又は垂直方向に電気的に同一の信号を入出力
するようにモジュール化したことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明のコネクタでは,被収容体が収容体の所
定位置に嵌合されると,被収容体側に設けられた導電性
外部接点と収容体のモニタ端子とが導通し,該モニタ端
子が所定レベルに変化する。従って,このモニタ端子を
配線等によって外部に引き出すことにより嵌合状態の正
常・異常の識別が可能となる。
定位置に嵌合されると,被収容体側に設けられた導電性
外部接点と収容体のモニタ端子とが導通し,該モニタ端
子が所定レベルに変化する。従って,このモニタ端子を
配線等によって外部に引き出すことにより嵌合状態の正
常・異常の識別が可能となる。
【0012】また,本発明のコネクタユニットでは,各
モニタ端子の出力が二値化回路によってそれぞれ二値信
号に変換されるとともに,パラレルに取り込まれるこれ
ら二値信号が,信号変換回路で例えばCMI方式,DM
I方式,マンチェスタ方式のいずれかの方式によるシリ
アル信号に変換される。
モニタ端子の出力が二値化回路によってそれぞれ二値信
号に変換されるとともに,パラレルに取り込まれるこれ
ら二値信号が,信号変換回路で例えばCMI方式,DM
I方式,マンチェスタ方式のいずれかの方式によるシリ
アル信号に変換される。
【0013】また,本発明のコネクタユニットモジュー
ルでは,これらのシリアル信号は,インターフェースを
介してマザーボード等に導かれるので,少ない配線量で
各コネクタの常時監視を行うことが可能となる。
ルでは,これらのシリアル信号は,インターフェースを
介してマザーボード等に導かれるので,少ない配線量で
各コネクタの常時監視を行うことが可能となる。
【0014】さらに,本発明においては,各コネクタの
モニタ端子の導通状態に応じて表示素子の表示状態を制
御することで,各コネクタの収容状態の監視を視認によ
り行うことができ,常時監視が容易となり,且つ嵌合状
態が確実に確認し得る。
モニタ端子の導通状態に応じて表示素子の表示状態を制
御することで,各コネクタの収容状態の監視を視認によ
り行うことができ,常時監視が容易となり,且つ嵌合状
態が確実に確認し得る。
【0015】
【実施例】次に,図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0016】図1は,本発明の実施例のコネクタの外観
斜視図であり,被収容体であるプラグ10を収容する一
対の収容体であるレセプタクル20A,20Bの各基部
を結合して成る光コネクタの例を示している。
斜視図であり,被収容体であるプラグ10を収容する一
対の収容体であるレセプタクル20A,20Bの各基部
を結合して成る光コネクタの例を示している。
【0017】プラグ10は,フェルール10aとフード
10bを組み合わせて構成される。そのうちフェルール
10aは,係止用の段差突起を有するスリーブ10cを
備え,フード10bはフェルール10aに対して一定の
範囲でスライドする構造を有している。フェルール10
aの側面部には短絡用接点10dが設けられている。
10bを組み合わせて構成される。そのうちフェルール
10aは,係止用の段差突起を有するスリーブ10cを
備え,フード10bはフェルール10aに対して一定の
範囲でスライドする構造を有している。フェルール10
aの側面部には短絡用接点10dが設けられている。
【0018】各レセプタクル20A,20Bは,それぞ
れ割りスリーブ20a,弾性係止部20b及び外殻部材
20cを含み,弾性係止部20bの先端には導電性外部
接点(以下,単に接点と呼ぶ)が形成されている。な
お,導電性部材を弾性係止部20bと別個に設けてこれ
を接点とする構成にしてもよい。第一のレセプタクル2
0Aの接点はモニタ端子用の第一の外部端子21A,モ
ニタ端子用の第二のレセプタクル20Bの接点は第二の
外部端子21Bにそれぞれ引き出されている。これら接
点とプラグ10の短絡用接点10dとの位置関係は,プ
ラグ10が各レセプタクル20A,20B内に正常に収
容又は嵌合したと認められる範囲内にあるときだけ導通
することが可能な形態に設定されており,これにより嵌
合状態の正常/異常を外部から電気的に確認することが
可能となる。
れ割りスリーブ20a,弾性係止部20b及び外殻部材
20cを含み,弾性係止部20bの先端には導電性外部
接点(以下,単に接点と呼ぶ)が形成されている。な
お,導電性部材を弾性係止部20bと別個に設けてこれ
を接点とする構成にしてもよい。第一のレセプタクル2
0Aの接点はモニタ端子用の第一の外部端子21A,モ
ニタ端子用の第二のレセプタクル20Bの接点は第二の
外部端子21Bにそれぞれ引き出されている。これら接
点とプラグ10の短絡用接点10dとの位置関係は,プ
ラグ10が各レセプタクル20A,20B内に正常に収
容又は嵌合したと認められる範囲内にあるときだけ導通
することが可能な形態に設定されており,これにより嵌
合状態の正常/異常を外部から電気的に確認することが
可能となる。
【0019】なお,上記コネクタは,図示のように複数
組み合わせて使用される外,単独でも使用可能である。
組み合わせて使用される外,単独でも使用可能である。
【0020】図2は,図1の構造のコネクタを5対積み
重ねてなるコネクタユニットの分解組立図であり,図3
は組立後の外観斜視図である。図示の例では,まず5対
のコネクタを積み重ねてなるコネクタ群30をパネル3
1の開口部31aに挿通し,二値化回路32a,及びパ
ラレル/シリアル変換回路32bを一体に組み込んだユ
ニットボード32を組み付け,更に,コネクタ群30の
個々のコネクタから引き出された外部端子21A,21
Bとユニットボード32の回路端32cとを接続して組
立が終了する。
重ねてなるコネクタユニットの分解組立図であり,図3
は組立後の外観斜視図である。図示の例では,まず5対
のコネクタを積み重ねてなるコネクタ群30をパネル3
1の開口部31aに挿通し,二値化回路32a,及びパ
ラレル/シリアル変換回路32bを一体に組み込んだユ
ニットボード32を組み付け,更に,コネクタ群30の
個々のコネクタから引き出された外部端子21A,21
Bとユニットボード32の回路端32cとを接続して組
立が終了する。
【0021】なお,二値化回路32aは,上記各外部端
子21A,21Bの導通状態をディジタル信号に置き換
える回路であり,個々のコネクタに対応して設けられ
る。パラレル/シリアル変換回路32bは,コネクタ毎
に二値化された信号を同時にパラレル信号として取り込
み,シリアル信号として出力する信号変換回路である。
図4はこのようなコネクタユニットの電気系統構成図で
ある。但し,図4では8対のコネクタを用いた場合の例
を示してある。
子21A,21Bの導通状態をディジタル信号に置き換
える回路であり,個々のコネクタに対応して設けられ
る。パラレル/シリアル変換回路32bは,コネクタ毎
に二値化された信号を同時にパラレル信号として取り込
み,シリアル信号として出力する信号変換回路である。
図4はこのようなコネクタユニットの電気系統構成図で
ある。但し,図4では8対のコネクタを用いた場合の例
を示してある。
【0022】上記シリアル信号への変換方式としては,
良く知られたNRZ方式,AMI方式,CMI方式,D
MI方式,マンチェスタ方式が考えられる。図5はこれ
ら各方式によるシリアル信号の説明図である。図5を参
照すると,NRZ方式では,”1”あるいは”0”が連
続した場合,伝送装置の故障なのか,正常なデータが伝
送されているのか判別できない。AMI方式は三値の電
位を必要とする。これに対し,CMI方式,DMI方
式,マンチェスタ方式は,”1”あるいは”0”が連続
した場合でも,常に信号が変化するため,二値の電位に
よって誤り検出が可能になる。従って,後三者のいずれ
かの方式を用いることが好ましい。
良く知られたNRZ方式,AMI方式,CMI方式,D
MI方式,マンチェスタ方式が考えられる。図5はこれ
ら各方式によるシリアル信号の説明図である。図5を参
照すると,NRZ方式では,”1”あるいは”0”が連
続した場合,伝送装置の故障なのか,正常なデータが伝
送されているのか判別できない。AMI方式は三値の電
位を必要とする。これに対し,CMI方式,DMI方
式,マンチェスタ方式は,”1”あるいは”0”が連続
した場合でも,常に信号が変化するため,二値の電位に
よって誤り検出が可能になる。従って,後三者のいずれ
かの方式を用いることが好ましい。
【0023】このように,コネクタユニットの回路網と
導通する5対の外部端子21A,21Bの状態を検出す
ることで当該コネクタへのプラグ等被収容体の嵌合状態
を容易に認識することができ,しかも,その監視情報を
シリアル信号として外部回路に転送しているので,配線
量が減少し,配線処理もし易くなる。
導通する5対の外部端子21A,21Bの状態を検出す
ることで当該コネクタへのプラグ等被収容体の嵌合状態
を容易に認識することができ,しかも,その監視情報を
シリアル信号として外部回路に転送しているので,配線
量が減少し,配線処理もし易くなる。
【0024】上記コネクタユニットは,図3のような構
造にして用いることの外,情報処理装置等の各種カード
に適用することもできる。この場合は,物理的基本寸法
や信号取出しのための接続点の電気的インターフェース
条件を規定し,情報処理装置のマザーボードに対して当
該カードを垂直設置,あるいは水平設置に実装可能なよ
うにモジュール化したコネクタユニットモジュールを形
成できる。図6はこのカードを垂直実装する場合の例,
図7は,同様に,水平実装する場合の例であり,図示す
るように,それぞれシリアル/パラレル変換回路32b
を基板主表面に取り付けるとともに,前者の場合はイン
ターフェース点60を基板の主面と垂直方向に,後者の
場合はインターフェース点70を基板の主面と平行方向
に取り付ける。これらインターフェース点60,70は
いずれの場合も同一インターフェース条件で取り付け可
能にすることが好ましい。
造にして用いることの外,情報処理装置等の各種カード
に適用することもできる。この場合は,物理的基本寸法
や信号取出しのための接続点の電気的インターフェース
条件を規定し,情報処理装置のマザーボードに対して当
該カードを垂直設置,あるいは水平設置に実装可能なよ
うにモジュール化したコネクタユニットモジュールを形
成できる。図6はこのカードを垂直実装する場合の例,
図7は,同様に,水平実装する場合の例であり,図示す
るように,それぞれシリアル/パラレル変換回路32b
を基板主表面に取り付けるとともに,前者の場合はイン
ターフェース点60を基板の主面と垂直方向に,後者の
場合はインターフェース点70を基板の主面と平行方向
に取り付ける。これらインターフェース点60,70は
いずれの場合も同一インターフェース条件で取り付け可
能にすることが好ましい。
【0025】図8は,上記カード等の基本寸法を標準規
格としてVME規格に合致させたVMEBUSボードの
例であり,(a)は正面図,(b)は側面図である。こ
の例では,各コネクタ80の嵌合状態をフロントパネル
81上の対応するLED82に表示させるとともに,こ
の監視情報を,インターフェース点にあるバスコネクタ
83を通じて遠方監視装置等の外部回路へ転送するよう
にしている。表示素子である各LED82の表示制御を
行う手段や転送制御手段は,それぞれ周知の技術で対応
し得る。
格としてVME規格に合致させたVMEBUSボードの
例であり,(a)は正面図,(b)は側面図である。こ
の例では,各コネクタ80の嵌合状態をフロントパネル
81上の対応するLED82に表示させるとともに,こ
の監視情報を,インターフェース点にあるバスコネクタ
83を通じて遠方監視装置等の外部回路へ転送するよう
にしている。表示素子である各LED82の表示制御を
行う手段や転送制御手段は,それぞれ周知の技術で対応
し得る。
【0026】このような構成にすれば,各コネクタの嵌
合状態を視覚的に確認でき,さらに,遠隔監視も可能に
なる。
合状態を視覚的に確認でき,さらに,遠隔監視も可能に
なる。
【0027】本発明の実施例は,以上のとおりである
が,本発明は,上記実施例に限定されるものではなく,
その要旨を逸脱しない範囲で設計変更が可能である。
が,本発明は,上記実施例に限定されるものではなく,
その要旨を逸脱しない範囲で設計変更が可能である。
【0028】例えば,予めシステムのデータバンクに各
コネクタの位置情報を登録してデータベースを構築し,
このデータベースから逐次読みだしたデータと被監視対
象コネクタの位置情報とに基づいて嵌合状態の確認をす
る構成にすることもできる。このような構成では,嵌合
操作の直後に所定の電気的接続が確保されたかどうかを
容易迅速に確認し得るとともに,適用装置の稼働中に
は,異常の発生したコネクタの特定も可能となり,保守
性が格段に向上する。
コネクタの位置情報を登録してデータベースを構築し,
このデータベースから逐次読みだしたデータと被監視対
象コネクタの位置情報とに基づいて嵌合状態の確認をす
る構成にすることもできる。このような構成では,嵌合
操作の直後に所定の電気的接続が確保されたかどうかを
容易迅速に確認し得るとともに,適用装置の稼働中に
は,異常の発生したコネクタの特定も可能となり,保守
性が格段に向上する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように,本発明のコネクタ
ユニットによれば,各コネクタに,収容体における嵌合
状態を外部から電気的手段を用いて常時監視できる効果
があり,電子機器の普及に対応した確実な嵌合状態の監
視が可能になる。特に,嵌合状態の監視の自動化が容易
になるため,予めシステムのデータバンクに複数のコネ
クタの各位置を登録してデータベースを構築し,このデ
ータベースに基づいて各コネクタの嵌合状態を常時監視
することが可能となり,保守性が格段に向上する。
ユニットによれば,各コネクタに,収容体における嵌合
状態を外部から電気的手段を用いて常時監視できる効果
があり,電子機器の普及に対応した確実な嵌合状態の監
視が可能になる。特に,嵌合状態の監視の自動化が容易
になるため,予めシステムのデータバンクに複数のコネ
クタの各位置を登録してデータベースを構築し,このデ
ータベースに基づいて各コネクタの嵌合状態を常時監視
することが可能となり,保守性が格段に向上する。
【0030】また,本発明のコネクタユニットによれ
ば,各コネクタの嵌合状態を検知するための信号線及び
その配線量が減少するので,コスト低減と配線処理の容
易化が図れる効果があり,更に,各嵌合状態を表示制御
手段を用いて表示させることで視覚的にも確認でき,更
にこの監視情報を外部回路に転送することで嵌合状態の
遠隔監視も可能となる。さらに,本発明によれば,上記
利点を備えたコネクタユニットを実装したマザーボード
を含むコネクタユニットモジュールを提供することがで
きる。
ば,各コネクタの嵌合状態を検知するための信号線及び
その配線量が減少するので,コスト低減と配線処理の容
易化が図れる効果があり,更に,各嵌合状態を表示制御
手段を用いて表示させることで視覚的にも確認でき,更
にこの監視情報を外部回路に転送することで嵌合状態の
遠隔監視も可能となる。さらに,本発明によれば,上記
利点を備えたコネクタユニットを実装したマザーボード
を含むコネクタユニットモジュールを提供することがで
きる。
【図1】本発明の一実施例に係るコネクタを説明するた
めの外観斜視図である。
めの外観斜視図である。
【図2】図1のコネクタを複数備えたコネクタユニット
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図3】図2に示したコネクタユニットの外観斜視図で
ある。
ある。
【図4】本発明の実施例に係るコネクタユニットの電気
的系統図である。
的系統図である。
【図5】本発明の実施例によるパラレル/シリアル変換
回路の各方式による信号説明図である。
回路の各方式による信号説明図である。
【図6】本発明の実施例によるコネクタユニットをカー
ド状基板に適用した場合の構成例を示す図である。
ド状基板に適用した場合の構成例を示す図である。
【図7】本発明の実施例によるコネクタユニットをカー
ド状基板に適用した場合の他の構成例を示す図である。
ド状基板に適用した場合の他の構成例を示す図である。
【図8】カード状基板の基本寸法等を標準企画に合致さ
せた場合の構成例を示す図である。
せた場合の構成例を示す図である。
10 プラグ(被収容体) 20A,20B レセプタクル(収容体) 21A,21B 外部端子(モニタ端子) 32a 二値化回路 32b パラレル/シリアル変換回路 82 LED(発光素子)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−174900(JP,A) 特開 平3−25875(JP,A) 特開 昭63−232281(JP,A) 実開 平5−15352(JP,U) 実開 平4−72575(JP,U) 実開 平3−119972(JP,U)
Claims (4)
- 【請求項1】 導電性外部接点が形成された被収容体を
挿抜自在に収容する収容体を備え,該収容体は,前記被
収容体が所定位置に嵌合されたときに前記導電性外部接
点と導通するモニタ端子を有するコネクタを複数と,前
記複数のコネクタのモニタ端子の導通状態をそれぞれ対
応する複数の二値信号に変換する二値化回路と,前記複
数の二値信号をパラレル信号として取り込みシリアル信
号に変換して出力する信号変換回路とを設けたことを特
徴とするコネクタユニット。 - 【請求項2】 請求項1記載のコネクタユニットにおい
て,前記コネクタに対応して設けられた表示素子と,前
記コネクタのモニタ端子の導通状態に応じて前記表示素
子の表示制御を行う表示制御手段とを有することを特徴
とするコネクタユニット。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のコネクタユニット
において,前記信号変換回路は,前記シリアル信号を,
CMI方式,DMI方式,マンチェスタ方式のいずれか
の方式で出力することを特徴とするコネクタユニット。 - 【請求項4】 請求項1乃至3の内のいずれか記載のコ
ネクタユニットを実装したマザーボードを含み,前記信
号変換回路の出力を前記マザーボードに導くインターフ
ェースを該マザーボードに対して水平又は垂直方向に電
気的に同一の信号を入出力するようにモジュール化した
ことを特徴とするコネクタユニットモジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5247753A JP2711985B2 (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | コネクタユニット及びコネクタユニットモジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5247753A JP2711985B2 (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | コネクタユニット及びコネクタユニットモジュール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07105471A JPH07105471A (ja) | 1995-04-21 |
JP2711985B2 true JP2711985B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
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