JP2711499B2 - 長尺板体彎曲装置 - Google Patents

長尺板体彎曲装置

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JP2711499B2
JP2711499B2 JP9464193A JP9464193A JP2711499B2 JP 2711499 B2 JP2711499 B2 JP 2711499B2 JP 9464193 A JP9464193 A JP 9464193A JP 9464193 A JP9464193 A JP 9464193A JP 2711499 B2 JP2711499 B2 JP 2711499B2
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良一 相根
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Nitto Seiko Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主として遊技機製造工程
において該遊技盤に装備する打球レールを中間的に彎曲
処理する長尺板体彎曲装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ台等の遊技機をコンベア
ラインを用いて行なう製造工程において長尺板体を呈す
る打球レールは、該レールの取り付けステーション近側
に設けたパレットに載置しておき、一枚づつ取り出して
供給するように成されている。この場合、パレットから
取り出された打球レールは大きな円弧の弓形を呈してお
り、このような状態の打球レールは該レールを所定の形
状に彎曲させるフォーミング台の規制部材に係合させる
ことができないので其の都度人為的に係合可能な形状ま
で彎曲するように成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記長尺板
体を人為的に彎曲する場合は、彎曲形状が不均一となる
ばかりか、彎曲に要する作業時間が一定せず、そのため
所定の速度で移動するコンベアラインを停滞させる等の
前後工程に支障を及ぼすといった問題があった。本発明
は前記問題点に鑑みて提案するもので、その目的は、長
尺板体を彎曲するのに人為的な作業を介入させることな
く、機械的に行なうことで常に均一した形状にでき、か
つ彎曲に要する時間を一定にできて前後の工程に支障を
及ぼすことのない彎曲ができる長尺板体彎曲装置を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的達成の
ため、位置を規制して仮置きされた長尺板体を把持し該
板体をほぼ円形に彎曲させる装置であって、移動機構に
支持された主ビームと、該主ビームの両端を支点に近接
方向に対向揺動可能に支持された2つの揺動ビームと、
各揺動ビームの遊端側に設けた把持チャックと、該チャ
ックの各隣接位置に配した板体検出センサと、前記各揺
動ビームを同期に揺動させるシリンダとから成る彎曲ユ
ニットにより、前記検出センサの検出動作で前記シリン
ダを介して揺動ビームを揺動させ各チャックを互いに対
向状に近接させて該チャックに把持した板体をフォーミ
ング台に載置可能なほぼ円形に彎曲させると共に、移動
機構を介して彎曲された板体をフォーミング台へ移送す
ることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】前記構成に依り、仮置き台に載置された長尺板
体の両端側を把持チャックで把持すると共に、シリンダ
を動作させ把持チャックを支持する揺動ビームを近接方
向に揺動させて前記チャックに把持した長尺板体を機械
的に彎曲することができるので、前記長尺板体の彎曲状
態を常に均一にすることができ、しかも彎曲に要する時
間が一定しているので次工程の動作にタイミングを同調
させることが有利となる。
【0006】
【実施例】本発明の長尺板体彎曲装置を図面の実施例に
基づいて説明する。該長尺板体彎曲装置は、主として遊
技機を量産するための図1に示したようなコンベアライ
ンCにおける外レール供給ステーションC7に配設さ
れ、回動自在に取り付けられた支持脚1aを持つ概略長
尺板体を呈した打球レール1(以下全文に亘って長尺板
体を打球レール1と称する)を一旦仮置きしておく仮置
き台5と、該仮置き台5の上方に位置して打球レール1
を把持して彎曲する彎曲ユニット6とで構成されてい
る。
【0007】前記コンベアラインCは、延全長がロング
ラインを成すチェンコンベアで構成され、その搬送始点
C1には所定位置に釘が植設された遊技盤を用意するサ
ブラインAがリフトを介して接続されており、一方搬送
終点C18には装飾完了してラインオフした遊技盤を回
収する段積みエレベータBが設けてある。そして前記始
点C1と終点C18との間に、アウトポケットガイド供
給ステーションC2、アウトポケットガイド締付ステー
ションC3、内レール供給ステーションC4、ダブル防
止プレート供給ステーションC5、ダブル防止プレート
締付ステーションC6、外レール供給ステーションC
7、APレール供給ステーションC8、レール本圧入ス
テーションC9、レール飾り供給ステーションC10、
ランプ飾り供給ステーションC11、コーナ飾り供給ス
テーションC12、レール締付ステーションC13、コ
ーナ飾り、及びランプ飾り締付ステーションC14、第
1風車供給ステーションC15、第2風車供給ステーシ
ョンC16、予備スペースラインC17の各ステーショ
ンC2〜C16と予備スペースラインC17が配設さ
れ、該ステーションC2〜C16を通過する毎に遊技盤
に各々の部品が組み付けられて遊技機としての形態を整
え、例えば1台当たりの所要時間が約10秒間隔で能率
的にラインオフするように成されている。
【0008】前記仮置き台5は、図1で見られるように
外レール供給ステーションC7におけるパレット2とフ
ォーミング台8との間に配備され、図2に示すように凡
そ長方形を呈した基板5a上に打球レール1の支持脚1
aを基板5a上から浮離させる複数の板体受承台5c
と、基板5aの一側端に設けた固定ブロック5dと、他
側端に前記基板5aの長さ方向と平行状に移動可能に設
けた移動ブロック5eと、該移動ブロック5eを移動さ
せる伸縮自在なシリンダ5fと、前記各受承台5c上に
広範囲な案内幅域を形成して立設した複数のガイドピン
5gとで構成されている。
【0009】そしてパレット2から取り出されて受承台
5c上に一旦載置されている打球レール1の両端を、固
定ブロック5dと移動ブロック5eとで挟持状に押圧
し、この押圧力で打球レール1の中間部位が凸状に膨出
してその凸側面が各案内ピン5gに当接し、前記打球レ
ール1の彎曲形態が規制されて後記する彎曲ユニット6
の把持形態と一致するように成されている。
【0010】彎曲ユニット6は、図3に示したように昇
降機構7aと旋回機構7bとを備えてコンベアラインC
に対して直交する水平移動機構7に支持された主ビーム
6aと、該主ビーム6aの両側端に揺動自在に支持され
た図7に詳示する把持チャック6dと検出センサ6eを
具備する揺動ビーム6b、6cとで構成されている。更
に詳細には、図4、5に示すように主ビーム6aの両端
部に各々回動支点6f、6fを設け、該支点6f、6f
に互いに対向する概略L字を呈した回動板6g、6hを
設けて、該回動板6g、6hの一端を各々回動自在に支
持すると共に、前記回動板6gの他端にシリンダ6jの
基部6kを回動自在に連結する一方、前記回動板6hの
他端には前記シリンダ6jから伸縮するロッド6mの自
由端6nを回動自在に連結している。
【0011】前記各回動板6g、6hの中央部には、長
孔と固定孔とをボルトで締結する回動調整手段6pを介
して揺動ビーム6b、6cを主ビーム6aに対する所定
の角度位置に予め調整して固定するように成されてい
る。又、前記各回動板6g、6hと対向する部位の主ビ
ーム6aには、アジャスト可能なストッパ6r、6sが
設けてあり、前記各回動板6g、6hを介して揺動ビー
ム6b、6cが揺動するとき、前記回動板6g、6hが
ストッパ6r、6sに当接してその揺動角度域を規制さ
れ、把持チャック6d、6dに把持されている打球レー
ル1の彎曲形状を常に一定にするように成されている。
【0012】さらに、前記彎曲ユニット6はマイクロス
イッチで構成された接触形検出センサ6e、6eを有
し、把持チャック6d、6dが打球レール1の両端を把
持すると前記レール1の有無を検出し、これに連動して
上昇し、さらにシリンダ6jのロッド6mを縮小させて
揺動ビーム6b、6cを近接方向対向状に揺動させて把
持している打球レール1を図6に示した所定の彎曲形状
まで彎曲するように成されている。
【0013】しかも、前記彎曲ユニット6は打球レール
1の彎曲が終了すると移動機構7が動作して彎曲した打
球レール1をフォーミング台8上へ移送するように成さ
れている。次に以上のように成された実施例の作用につ
いて説明する。該長尺板体彎曲装置は、図1に示した外
レール供給ステーションC7における仮置き台5とフォ
ーミング台8との間に配設され、パレット2から取り出
されて一旦仮置き台5に仮置きされている打球レール1
を把持してフォーミング台8に載置可能な円形に仮彎曲
を行なうのに供される。
【0014】具体的には、予め仮置き台5に仮置きされ
ている打球レール1を、仮置き台5におけるシリンダ5
fの縮小動作によりその長さ方向を移動ブロック5eと
固定ブロック5dとで挟持押圧する。この作用で前記打
球レール1の中間部位が凸状に膨出してガイドピン5g
に沿って当接し、前記打球レール1の両端位置と彎曲形
態を一定に揃える。
【0015】斯く成された打球レール1上に彎曲ユニッ
ト6が下降し、その把持チャック6d、6dで前記レー
ル1の両側端部位を把持すると検出センサ6e、6eが
前記レール1の有無を検出して該レール1を把持した彎
曲ユニット6が上昇すると共にシリンダ6jのロッド6
mが縮小して各揺動ビーム6b、6cを近接方向に対向
揺動させて、該ビーム6b、6cの把持チャック6d、
6dに把持している打球レール1を除々に円形に彎曲
し、前記揺動ビーム6b、6cを支持している回動板6
g、6hがストッパ6r、6rに当接したとき前記彎曲
動作が停止し、打球レール1がほぼ円形な所定の形状に
整えられる。
【0016】更にこのように規制された打球レール1を
把持して彎曲する彎曲ユニット6における揺動ビーム6
b、6cの揺動角度を規制することで常に一定したほぼ
円形の形状を確保してフォーミング台8に供給でき、該
フォーミング台8における打球レール1の載置部の形態
に容易に係合させて載置することができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、仮置きさ
れた長尺板体をフォーミング台に載置可能な円形に彎曲
する工程を全て機械的に行なうことにより、彎曲された
長尺板体の形状が常に均一でフォーミング台への載置が
有利に行なえると共に、彎曲に要する時間を一定にで
き、例えばコンベアラインの移動速度に同調して彎曲作
業がきでるので前記コンベアラインを徒に停滞させてそ
の前後の工程に支障を及ぼすようなことがない等の優れ
た効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を有するコンベアラインの見取り図(平
面図)である。
【図2】仮置き台の平面図である。
【図3】彎曲ユニットのチャック爪作動状態を示す全体
正面図である。
【図4】彎曲ユニットの詳細な平面図である。
【図5】図4のY矢視図である。
【図6】作動状態における長尺板体の彎曲形状を示した
平面図である。
【図7】図5のX矢視方向断面図である。(但し爪を閉
じた状態を示す)
【符号の説明】
6 彎曲ユニット 6a 主ビーム 6b 揺動ビーム 6c 揺動ビーム 6d 把持チャック 6e 検出センサ 6j シリンダ 8 フォーミング台

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置を規制して仮置きされた長尺板体を
    把持し該板体をほぼ円形に彎曲させる装置であって、移
    動機構に支持された主ビームと、該主ビームの両端を支
    点に近接方向に対向揺動可能に支持された2つの揺動ビ
    ームと、各揺動ビームの遊端側に設けた把持チャック
    と、該チャックの各隣接位置に配した板体検出センサ
    と、前記各揺動ビームを同期に揺動させるシリンダとか
    ら成る彎曲ユニットにより、前記検出センサの検出動作
    で前記シリンダを介して揺動ビームを揺動させ各チャッ
    クを互いに対向状に近接させて該チャックに把持した板
    体をフォーミング台に載置可能なほぼ円形に彎曲させる
    と共に、移動機構を介して彎曲された板体をフォーミン
    グ台へ移送することを特徴とする長尺板体彎曲装置。
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