JP2711372B2 - 自己位置情報送信浮標 - Google Patents

自己位置情報送信浮標

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JP2711372B2 JP4173703A JP17370392A JP2711372B2 JP 2711372 B2 JP2711372 B2 JP 2711372B2 JP 4173703 A JP4173703 A JP 4173703A JP 17370392 A JP17370392 A JP 17370392A JP 2711372 B2 JP2711372 B2 JP 2711372B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自己位置情報送信浮標に
関し、特に、海上における遭難者の救助に利用する浮標
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】海上において船舶の沈没事故等が発生し
た場合に遭難者の救助を行うための手段として従来から
救難浮標が使用されているが、この救難浮標による遭難
者の救助は次のように行われる。すなわち、船舶の遭難
時には救難ボートとともにこの救難浮標が海上に放出さ
れる。この救難浮標には発信器が備えられており、該救
難浮標から発せられた信号を複数個所の受信局(地上
局、海上局等)で受信して各局で信号発生方向を検知
し、検知された各方向の交差エリアとして発信位置、即
ち救難浮標の位置を検出する。そして、該検出エリアを
船舶や航空機により捜索して遭難者を救出するのであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記救
難浮標を利用した従来の救難システムにおいては、救難
浮標の所在位置として検出される検出エリアはおよそ1
0km四方程度の精度であり、該エリア内において救難
浮標を、即ち遭難者を船舶や航空機で捜索するには、お
よそ4日を要していた。遭難事故に際しては生存者の一
刻も早い救出が要請され、このため救難浮標の位置検出
精度の向上が望まれていた。
【0004】ところで、近年、NAVSTAR/GPS
(NAVi gation Sy−stem with
Time And Ranging/Grobal
P−ositioning System、以下「GP
S」とする。)と称される、自分が現在いる位置(自己
位置)を即座に正確に知ることができる人工衛星を利用
したシステムが開発され、実用段階に入りつつある。
【0005】このGPSとは、米国国防省により開発さ
れたシステムで、地球の回りを約12時間で回る24個
の人工衛星と5ケ所のモニタ局、制御局とで構成されて
おり、利用者は専用の受信機を持つだけで、正確な自己
位置を知ることができるものである。このシステムは、
当初は軍事利用を目的として開発されたものであるが現
在では民間利用も可能であり、現在日本においても例え
ば自動車のナビゲーションシステムとして実用化され始
めている。
【0006】そこで本願発明者は、かかるGPSを利用
した救難システムを考案した。すなわち、前記GPS受
信機を救難浮標に搭載して自己位置(救難浮標の位置)
を高精度に検出するとともに該検出した自己位置に関す
る情報を静止衛星を介して地上若しくは移動局に送信す
るものである。
【0007】しかしながら、該救難システムにおいて
は、GPSにより検出した自己位置情報を静止衛星に向
け送信する場合に、一例として前述した自動車のナビゲ
ーションシステム等とは異なり、無人の然も小型の浮標
に静止衛星とのアクセスを行う送受信装置等を搭載しな
ければならず、使用できる電力にもおのずと限界がある
一方で、海面上を漂う浮標は風や波により姿勢や向きが
変化し易く、静止衛星とのアクセスを行うためには浮標
(アンテナ)の向きを常に制御する必要がある。
【0008】ここに、従来の救難浮標が備えていた無指
向性アンテナによる送信システムでは大電力が必要であ
り、前記自動車や船舶等であればいざしらず、無人の浮
標においては装置が大型化し実現困難である。
【0009】本発明は、かかる問題を解決して、従来の
救難浮標より格段に精度良く自己位置を検知し、迅速か
つ効率的な遭難者の救助を行うことができる自己位置情
報送信浮標を提供することを目的とする。
【0010】
【0011】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明に係る
自己位置情報送信浮標は、自己の所在位置を検知する自
己位置検知手段と、該自己位置検知手段により検知した
自己位置に関する情報を送信する自己位置情報送信手段
と、前記自己位置検出手段により、検知した自己の所在
位置に関する情報を送信するための有指向性アンテナ
と、方位を検知する方位検知手段と、浮標の軸回りに浮
標を旋回させる方向転換手段と、前記方位検知手段によ
り検知した方位に基いて前記方向転換手段を駆動させて
浮標を旋回させることにより前記有指向性アンテナが予
め定められた方位に指向するように制御する制御手段と
を備えたことを特徴とする。
【0012】また、本願の第2の発明に係る自己位置情
報送信浮標は、自己の所在位置を検知する自己位置検知
手段と、該自己位置検知手段により検知した自己位置に
関する情報を送信する自己位置情報送信手段と、前記自
己位置検出手段により、検知した自己の所在位置に関す
る情報を送信するための有指向性アンテナと、方位を検
知する方位検知手段と、浮標の軸回りに浮標を旋回させ
る旋回手段と、前記方位検知手段により検知した方位に
基いて前記有指向性アンテナが予め定められた方位に指
向したときに自己の所在位置に関する情報を送信するよ
うに制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】また、本願の第3の発明に係る自己位置情
報送信浮標は、自己の所在位置を検知する自己位置検知
手段と、該自己位置検知手段により検知した自己位置に
関する情報を送信する自己位置情報送信手段と、前記自
己位置検出手段により、検知した自己の所在位置に関す
る情報を送信するための有指向性アンテナと、方位を検
知する方位検知手段と、浮標の軸回りに移動自在の重り
と、前記方位検知手段により検知された方位に基いて前
記重りを移動させて前記有指向性アンテナが予め定めら
れた方向に指向するように制御する制御手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0014】また、本願の第4の発明に係る自己位置情
報送信浮標は、請求項3に記載の自己位置情報送信浮標
において、浮標の軸回りに浮標を旋回させる方向転換手
段を備え、前記制御手段が、前記方位検知手段により検
知された方位に基づいて前記重りの移動と前記方向転換
手段の駆動とにより浮標を旋回させて前記有指向性アン
テナが予め定められた方向に指向するように制御を行う
ものであることを特徴とする。
【0015】さらに、本願の第5の発明に係る自己位置
情報送信浮標は、請求項1乃至4に記載の自己位置情報
送信浮標において、前記制御手段の制御プログラムが衛
星回線を通じて書換え可能に構成されていることを特徴
とする。
【0016】
【作用】本発明に係る自己位置情報送信浮標において
は、前記自己位置検知手段により自己位置(浮標の所在
位置)を検出し、検出した自己位置情報を前記自己位置
情報送信手段により静止衛星を介して地上局又は移動局
に送信する。
【0017】前記自己位置検知手段には、前記GPSを
利用する。これにより、本自己位置情報送信浮標から入
手される位置情報はおよそ数十m範囲の精度が可能であ
り、したがって従来の救難浮標に比べ格段に迅速かつ効
率的な遭難者の救助が可能となる。
【0018】また、方位検知手段が浮標の向き、即ち前
記自己位置情報を送信する有指向性アンテナの指向方位
を検知する。そして、該アンテナの指向方位に関する情
報と、予め記憶された静止衛星が位置する方位に関する
情報とを比較することにより前記制御手段は、方向転換
手段を駆動させて浮標、即ちアンテナを静止衛星の方角
に指向させる。
【0019】一方、本願の第2の発明においては、前記
旋回手段が浮標をその軸回りに常に旋回運動を行わせて
おり、前記制御手段が、方位検知手段からの検知情報に
基いて前記有指向性アンテナが予め記億された静止衛星
が位置する方位を指向したときに前記自己位置情報送信
手段により位置情報を送信するような制御を行う。な
お、前記旋回手段は常時駆動させておいてもよいが、浮
標の旋回運動を維持する程度に間欠的に駆動させるよう
にしてもよい。
【0020】また、本願の第3の発明においては、浮標
の中心軸から偏心して配置された重りにより、前記本願
第1の発明と同様に、浮標、即ち有指向性アンテナの指
向方向を変化させる。該重りは、浮標の軸栴に直交する
面内で軸線回りに移動可能に構成されており、この重り
の移動により浮標の方向転換を行う。
【0021】この方向転換の方法を説明すれば次の通り
である。図3を参照して((a)は平面図、(b)は側
面図である。)、海面21上に浮遊する浮標1は、海上
の風20を受けてその風圧により風下側に頭部が位置す
るように傾くが、本発明に係る浮標1には前記のように
浮標の中心軸Z´から偏心して重り7が配設されている
ため、浮標1は、重り7が常に低位置(風下側)にくる
ように旋回することとなる。
【0022】本発明の浮標は、この原理を利用して浮標
の旋回動力を得る。風下側(低位置)に位置して安定し
ている重り7を逆に風下側から風上側に一定量移動させ
れば重り7はもとの風下側位置に戻ろうとするから、前
記重りの移動量分だけ浮標1を旋回させることができ、
従ってアンテナ2を静止衛星30に指向させることが可
能となるのである。
【0023】また、本発明の浮標では、前述のように重
りは常に風下位置に位置しようとするから、風向きが一
定である限り浮標(アンテナ)は常に一定の方位を向く
こととなり、従って、一端方位の制御を行えば、風向き
が変化しない限り重りを駆動させる必要がなく、方位制
御の安定性が良好となることに加え、省電力化をも図る
ことができる。
【0024】さらに、本願の第4の発明においては、前
記本願第1の発明に係る浮標に備えられた方向転換手段
と、前記本願第3の発明に係る浮標に備えられた移動自
在の重りとが備えられており、浮標が風を受け傾斜して
いる場合には、前述のように重りによってアンテナの指
向制御を行い、一方、ほぼ無風状態で浮標の傾斜が非常
に小さい場合には、前記方向転換手段による方向転換を
行いアンテナの指向制御を行う。
【0025】また、本願の第5の発明においては、前記
制御手段の制御プログラムを衛星回線を通じて地上局等
から書き換えることにより、海上の状況に応じて浮標
(アンテナ)の制御のタイミングを変更することができ
る。さらに、本発明の浮標によれば、浮標周囲の映像を
撮影するビデオカメラや、海水の温度や気圧等を計測す
る計測機器、また、遭難者のライフジャケットから発信
される生体情報(その遭難者の心搏数や体温等)を受信
する受信機等、遭難者の救助活動に必要な様々な情報を
入手するための機器を搭載して、前記制御プログラムの
書換えにより所望の情報を選択して送信させることによ
り、地上局等において遭難者の救助活動に必要な各種の
情報を得ることが可能となる。
【0026】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基き説明する。図
1に本発明の一実施例に係る浮標の概略構成を示す。同
図の(a)は側面図、(b)は平面図である。図示のよ
うに、本実施例に係る自己位置情報送信浮標1は、円筒
状に形成された浮標本体1aと、該浮標本体1aの上部
に設けられた浮標頭部1bとからなり、浮標頭部1bに
は、GPS用受信アンテナ3と、静止衛星に対し送受信
を行う静止衛星用アンテナ(有指向性アンテナ)2が収
納されている。
【0027】浮標本体1aの外側壁面には、軸回りに浮
標1を旋回させる方向転換手段としてスクリュー16
a,16bを備えた2つの水中モーター17a,17b
が設置されている。該水中モーター17a,17bは図
示のように浮標1の中心軸に対して互いに対称位置に配
置されており、モーター17aを駆動させれば浮標1は
図(b)において時計回りに旋回し、反対にモーター1
7bを駆動させれば反時計回りに旋回する。なお、本実
施例では方向転換手段として水中モーターを用いたが、
これに代え水流を噴出させるジェット水流装置を使用す
ることもできる。
【0028】また浮標本体1a内には、自己の所在位置
を検知するための自己位置検知手段としてのGPS受信
機13、該GPS受信機13により検知した位置情報を
静止衛星に向け送信するとともに静止衛星を介し地上局
等からの指令信号を受信する静止衛星用送受信機10、
方位を検知する方位検知手段としての電子コンパス5
(ジャイロコンパス等でもよい)、前記水中モーター1
7a,17bの駆動制御を行う駆動制御器14、CPU
9等が収納されている。
【0029】また、浮標本体1a底部には、前記GPS
受信機や静止衛星用送受信機、水中モーター等の電源と
なるバッテリー15が収容されており、該バッテリーに
は例えば、鉛蓄電地、ニッケルカドミウム電池、マンガ
ンリチューム電池等を用いる。また、これらの電池と太
陽電池とを併用させて電源を構成することもできる。
【0030】さらに、浮標本体1a内上部には、浮標1
の中心軸から偏心して重り7が配設されており、該重り
7は、モーター6とレール8とからなる駆動手段により
浮標1の中心軸回りに移動可能に構成されている。
【0031】本浮標では、前記GPS受信機13により
浮標1の所在位置を検出する。検出された位置情報は、
静止衛星用送信機10により地上局又は移動局等に送信
され、これにより浮標1の所在位置が検知される。
【0032】ここで、本浮標1では前記水中モーター1
7a,17bおよび前記移動自在の重り7により静止衛
星用アンテナ2の指向制御を行う。すなわち、浮標1が
風を受け傾斜している場合には、前述のように重り7が
風下側に位置するように浮標1が旋回し安定することと
なるが、CPU9において前記電子コンパス5からの方
位情報と、予め記憶された静止衛星の位置する方位に関
する情報とを比較し、それらの方位角の差分だけ前記重
り7を風上側に移動させることにより浮標1(静止衛星
用アンテナ2)を旋回させる。
【0033】一方、ほぼ無風状態で浮標の傾斜が非常に
小さい場合には、前記水中モーター17a,17bを駆
動させて浮標1の方向転換を行う。図2は、該水中モー
ター17a,17bの制御方法を示すブロック図である
が、図示のように電子コンパス5から方位情報がCPU
9に入力され、該方位情報に基きCPU9から駆動制御
器14,14にモーターの駆動信号が出力されモーター
17a又は17bが駆動される。なお、前記風のある状
態においても該水中モーターの駆動による制御を行って
もよいことは勿論である。
【0034】また、本浮標1には生体情報受信機12が
搭載される。これは、遭難者のライフジャケットから発
信される生体情報を受信するもので、該受信機12によ
り入手された生体情報は、前記自己位置情報とともに静
止衛星を介し地上局等に送信される。なお、浮標頭部1
bには、該生体情報受信機用のアンテナ4が収納されて
いる。
【0035】本発明に係る浮標における静止衛星用アン
テナの指向制御方法の一例を図面に基き説明する。図4
は天球図であるが、同図において、1は浮標、1´は風
20を受け傾斜した浮標であり、ZおよびZ´はそれぞ
れ浮標の中心軸を、また40〜42は静止衛星用アンテ
ナの指向方向を示す。また、Aは静止衛星の位置を示
し、Sは該静止衛星とのアクセスが可能な範囲を示す。
【0036】無風状態においては、浮標1に備えられた
静止衛星用アンテナは静止衛星の方向Aを指向しており
(40)、衛星とのアクセスが可能であるが、海上にお
いて風20を受けるとその風圧により該浮標1は風下側
に傾く(1´)ため、浮標に設置された静止衛星用アン
テナはA1方向を指向することとなる(41)。このた
め静止衛星Aとのアクセスが不可能となる。
【0037】そこで、前記水中モーター又は前記移動自
在の重りにより浮標1´をその中心軸Z´回りに旋回さ
せてアンテナを前記静止衛星とのアクセスが可能な領域
S内を指向するようにし、これにより静止衛星とのアク
セスを図る。
【0038】なお、本浮標には、前記各装置のほか、浮
標周囲の映像を撮影するビデオカメラを搭載して該映像
情報を衛星用送受信機10により静止衛星を介して地上
局に送信するように構成することもできる。これによれ
ば、遭難者が現在置かれている海上の状況を地上局にお
いて容易に把握することができる。
【0039】また、この際、前記CPU9内のプログラ
ムを衛星回線を通じて書換え可能に構成することもでき
る。こうすることにより、前記映像情報を送信する際
に、水中モーター17a,17bで浮標を旋回させて映
像を蓄え、その後浮標(静止衛星用アンテナ2)を衛星
方向に向け前記蓄えられた映像を送信させるようにした
り、或は海上の状況に応じて前記浮標(静止衛星用アン
テナ2)の制御のタイミングを変更すること等を地上局
から行うことが可能となる。
【0040】さらに、本発明に係る浮標に各種の観測機
器を搭載して、これによる観測結果、例えば鉱物資源や
磁場の状態、海水の温度やプランクトン等の海洋生物に
関する情報等を前記自己位置情報とともに送信すること
により、各種の観測浮標として本浮標を使用することも
可能である。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したとおり、本発明に係る浮標
によれば、浮標の所在位置を精度良く検知することがで
き、遭難者の迅速かつ効率的な救助が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を概略図である。
【図2】実施例の浮標に備えられる水中モーターの制御
方法を示すブロック図である。
【図3】実施例の浮標が風を受けた場合の状態を示す説
明図である。
【図4】本発明に係る浮標における静止衛星用アンテナ
の指向制御方法の一例を説明する天球図である。
【符号の説明】
1,1´ 自己位置情報送信浮標 1a 浮標本体 1b 浮標頭部 2 静止衛星用アンテナ(有指向性アンテナ) 3 GPS用受信アンテナ 4 生体情報受信機用アンテナ 5 電子コンパス 6 モーター 7 重り 8 レール 9 CPU 10 静止衛星用送受信機 11 パケット装置 12 生体情報受信機 13 GPS受信機 14 駆動制御器 15 バッテリー 16a,16b スクリュー 17a,17b 水中モーター A 静止衛星の位置 A1,A2 静止衛星用アンテナの指向点 40,41,42 静止衛星用アンテナの指向方向 S 静止衛星に対するアクセスが可能な
領域 Z,Z´ 浮標の中心軸 尚、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自己の所在位置を検知する自己位置検知
    手段と、 該自己位置検知手段により検知した自己位置に関する情
    報を送信する自己位置情報送信手段と、 前記自己位置検出手段により、検知した自己の所在位置
    に関する情報を送信するための有指向性アンテナと、 方位を検知する方位検知手段と、 浮標の軸回りに浮標を旋回させる方向転換手段と、 前記方位検知手段により検知した方位に基いて前記方向
    転換手段を駆動させて浮標を旋回させることにより前記
    有指向性アンテナが予め定められた方位に指向するよう
    に制御する制御手段とを備えたことを特徴とする自己位
    置情報送信浮標。
  2. 【請求項2】 自己の所在位置を検知する自己位置検知
    手段と、 該自己位置検知手段により検知した自己位置に関する情
    報を送信する自己位置情報送信手段と、 前記自己位置検出手段により、検知した自己の所在位置
    に関する情報を送信するための有指向性アンテナと、 方位を検知する方位検知手段と、 浮標の軸回りに浮標を旋回させる旋回手段と、 前記方位検知手段により検知した方位に基いて前記有指
    向性アンテナが予め定められた方位に指向したときに自
    己の所在位置に関する情報を送信するように制御する制
    御手段とを備えたことを特徴とする自己位置情報送信浮
    標。
  3. 【請求項3】 自己の所在位置を検知する自己位置検知
    手段と、 該自己位置検知手段により検知した自己位置に関する情
    報を送信する自己位置情報送信手段と、 前記自己位置検出手段により、検知した自己の所在位置
    に関する情報を送信するための有指向性アンテナと、 方位を検知する方位検知手段と、 浮標の軸回りに移動自在の重りと、 前記方位検知手段により検知された方位に基いて前記重
    りを移動させて前記有指向性アンテナが予め定められた
    方向に指向するように制御する制御手段とを備えたこと
    を特徴とする自己位置情報送信浮標。
  4. 【請求項4】 浮標の軸回りに浮標を旋回させる方向転
    換手段を備え、 前記制御手段が、前記方位検知手段により検知された方
    位に基づいて前記重りの移動と前記方向転換手段の駆動
    とにより浮標を旋回させて前記有指向性アンテナが予め
    定められた方向に指向するように制御を行うものである
    ことを特徴とする請求項3に記載の自己位置情報送信浮
    標。
  5. 【請求項5】 前記制御手段の制御プログラムが衛星回
    線を通じて書換え可能に構成されていることを特徴とす
    る請求項1乃至4に記載の自己位置情報送信浮標。
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