JP2710831B2 - 画像符号化装置 - Google Patents

画像符号化装置

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JP2710831B2 JP17895189A JP17895189A JP2710831B2 JP 2710831 B2 JP2710831 B2 JP 2710831B2 JP 17895189 A JP17895189 A JP 17895189A JP 17895189 A JP17895189 A JP 17895189A JP 2710831 B2 JP2710831 B2 JP 2710831B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は原稿を走査して得られた画像データを圧縮処
理するための画像符号化装置に関するものである。
〔従来の技術〕
デジタル化された階調画像データを圧縮する場合、コ
サイン(cos)変換を用いた符号化方式が有効であるこ
とが知られている。この変換符号化方式では、画像をN
×N画素の複数のブロックに分割し、そのブロック毎に
2次元離散コサイン変換(以下、2次元DCT変換とい
う)を施して変換係数を求め、その各成分毎に量子化を
行っている。この際、各成分量子化レベル数は、各成分
毎の分散などを用いて決定される。
スキャナによって読み取った画像に対し、上記のよう
な符号化を行う場合、1回走査した画像情報を2回読み
出す必要がある。1回目の読み出しでは2次元DCT変換
を行ったのち、各成分の統計量をとって分散を求め、各
成分毎の量子化レベル数を決定する。ついで、2回目の
読み出しでは、読み出した画像を2次元DCT変換したの
ち、上記のようにして決められた量子化レベルで符号化
を行う。
なお、この種の装置に関するものとして、例えば、特
開昭63−109662号公報がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来技術においては、圧縮していない画
像情報を記憶することになるため、大容量の記憶装置が
必要となり、コストアップを招く不具合がある。そこ
で、原稿を2回走査し、1回目の走査では2次元DCT変
換を行ったのちに各成分の統計量をとって分散を求め、
各成分毎の量子化レベル数を決定する。2回目の走査で
は、読み出した画像を2次元DCT変換したのち、上記の
ようにして決められた量子化レベルで符号化を行う。
しかし、この方法では、圧縮されていない画像を格納
する記憶装置は必要としないが、画像読取部は走査を行
うために原稿上を2回往復する動作が必要になり、作業
能率が低くなるという問題がある。
本発明の目的は、上記従来技術の実情に鑑みてなされ
たもので、画像読取部の走査を2回往復させることなく
圧縮処理が行えるようにした画像符号化装置を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、原稿に相対移
動する走査光学系で前記原稿の画像を光学的に読み取
り、その読取情報に対して2次元離散コサイン変換を施
して圧縮処理を行う画像符号化装置において、往路時の
原稿走査による読取情報に対する統計的性質に基づいて
分散処理を行う分散処理手段と、復路時の原稿走査によ
る読取情報及び前記分散処理手段の処理結果に基づいて
符号化を行う符号化処理手段とを設けるようにしたもの
である。
〔作用〕
上記手段によれば、原稿走査の往路に読み取られた画
像情報に対して2次元離散コサイン変換が行われ、これ
に対する各成分の統計量から分散が求められ、この分散
値から各成分毎の量子化レベル数が決定される。つぎ
に、原稿走査の復路で読み取られた画像情報に対し、同
様に2次元離散コサイン変換が行われ、その結果に対し
往路時に求めた量子化レベル数を基に符号化を行う。し
たがって、1往復の走査で符号化を達成することが可能
になる。
〔実施例〕
以下、第1図〜第3図を参照して本発明を詳細に説明
する。
第1図は本発明による画像符号化装置の一実施例を示
すブロック図、第2図は読取部の詳細を示す模式的正面
図、第3図は本発明の処理を示すフローチャートであ
る。
第1図に示すように、読取部によって光学的に読み取
られた原稿の画像情報のデジタル化した信号をNライン
毎に記憶するためにNラインメモリ1が設けられ、この
Nラインメモリ1にはN×Nバッファ2が接続されてい
る。N×Nバッファ2には、上記した2次元DCT変換を
行う2次元DCT変換部3が接続され、この2次元DCT変換
部3にN×Nバッファ4が接続されている。
N×Nバッファ4には、後記するスイッチ9に連動し
て切り替わるスイッチ5が接続され、その出力の一方に
分散処理を行う分散処理部6が接続され、他方に量子化
処理を行う量子化部7が接続されている。分散処理部6
には、ビット割当テーブル記憶部8が接続され、その出
力端にはスイッチ9が接続されている。スイッチ9は、
ビット割当テーブル記憶部8の出力信号を出力端子また
は量子化部7へ選択出力する。
第2図において、原稿22を載置するガラス台21は装置
上面に配設され、ガラス台21の下部には、読取部を形成
する走査光学系30が配設されている。この走査光学系30
は、ガラス台2の下部を主走査方向に往復動して原稿の
画像を読み取る。光学系は、原稿22に照射する光源23、
原稿面よりの反射光を所定位置に結像させるレンズアレ
イ24、このレンズアレイ24よりの光を光−電変換する光
電変換部25より構成されている。
走査光学系30を往復動させる駆動機構は、走査光学系
30に係着されるワイヤ26、このワイヤ26を回転自在に装
填するプーリ27a,27b、このプーリ27a、27bを回転させ
る駆動源となるモータ28、このモータ28の回転軸に装着
されたプーリ29、このプーリ29とプーリ27bの間に架設
されるベルト30より構成されている。
このような構成において、走査開始指令が出される
と、モータ28が回転し、その回転はプーリ27bに伝達さ
れ、ワイヤ26が時計方向に回転する。ワイヤ26が回転す
ることによって、走査光学系30は図示のB方向へ水平移
動する。走査光学系30が走査終了位置へ到達すると、モ
ータ28は回転を停止し、ついで逆転する。この逆転によ
り、ワイヤ26が反時計方向へ回転し、走査光学系30は図
示のA方向へ移動する。走査光学系30が移動する過程
で、光電変換部25は画像う副走査方向に1画素ずつ読み
取り、各画素の濃度を多値信号で出力する。この出力信
号が、第1図に示したNラインメモリ1に入力される。
次に、第3図を参照して本発明の実施例の動作を説明
する。
光電変換部25から出力された多値信号は、Nライン毎
にNラインメモリ1に格納される(ステップ31)。Nラ
インメモリ1に格納された信号は、所定のタイミングで
N×Nバッファ2に読み出され、2次元DCT変換部3に
入力される。
2次元DCT変換部3では、画像情報をN×Nのブロッ
クに分割し、各ブロック毎に逐次2次元CDT変換によ
り、直交変換を行う(ステップ32)。ここで、画像信号
がXij,i,j=0〜N−1の場合の2次元DCT変換は、次式
で定義される。
2次元DCT変換部3による上記変換出力yuvは、N×N
バッファ4に記憶される。
走査光学系30の往路(第2図のB方向)のとき、スイ
ッチ5は分散処理部6を選択しているので、分離処理が
実行される(ステップ33)。分散処理部6は、分散処理
結果を基にビット割当テーブルを作成(ステップ34)
し、これをビット割当テーブル記憶部8に記憶する。こ
のとき、スイッチ9は伝送路10側を選択しているので、
ビット割当テーブル記憶部8のビット割当テーブル内容
が、ヘッダ情報として伝送路10へ送出される。
一方、走査光学系30の復路においては、スイッチ5及
び9が量子化部7を選択している。往路の場合と同様
に、データが読み込まれ(ステップ35)、2次元DCT変
換部3によって2次元DCT変換が行われる(ステップ3
6)。
ついで、N×Nバッファ4からのN×N係数、及びビ
ット割当テーブル記憶部8から読み出されたビット割当
テーブルが量子化部7に印加され、これらに基づいて量
子化部7は量子化処理を実行する(ステップ37)。
各係数のビット割り当ては、各成分の分散値から決定
される。そして、各係数の分散値は次式で表される。
(ただし、Kはブロックの総数) また、各係数に割り当てられるビット数は、次式で表
される。
(ただし、Mは1ブロックについて割り当てられるビッ
ト数) このように分散の大きな係数は多くのビット数で量子
化し、小さな係数は少ない係数で量子化することによ
り、全体としてのビット数を低減しても、再生したとき
に視覚的に劣化の少ない画像を得ることができる。な
お、符号化したデータを復元する場合には、符号化とは
逆の処理を行えばよい。すなわち、逆量子化によって係
数を求め、2次元DCT逆変換を行うことにより画像を再
生する。量子化された結果は、伝送路10に送出される
(ステップ38)。
なお、量子化部7から伝送路10に送出された情報を受
信する受信部(不図示)では、最初に送られたビット割
当テーブルを基に、量子化された値を逆量子化し、これ
を2次元DCT逆変換をして画像を再生する。
以上のように、原稿を1往復走査するのみにより、画
像の統計的性質に基づいて画像情報の圧縮が可能にな
る。
〔発明の効果〕
以上説明した通り、本発明によれば、原稿に相対移動
する走査光学系で前記原稿の画像を光学的に読み取り、
その読取情報に対して2次元離散コサイン変換を施して
圧縮処理を行う画像符号化装置において、往路時の原稿
走査による読取情報に対する統計的性質に基づいて分散
処理を行う分散処理手段と、復路時の原稿走査による読
取情報及び前記分散処理手段の処理結果に基づいて符号
化を行う符号化処理手段とを設けるようにしたので、原
稿走査を2往復させることなく符号化を達成でき、ペー
ジメモリなどを不必要にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による画像符号化装置の一実施例を示す
ブロック図、第2図は読取部の詳細を示す模式的正面
図、第3図は本発明の処理を示すフローチャートであ
る。 1……Nラインメモリ、2……N×Nバッファ、3……
2次元DCT変換部、4……N×Nバッファ、5,9……スイ
ッチ、6……分散処理部、7……量子化部、8……ビッ
ト割当テーブル記憶部、10……伝送路、30……走査光学
系。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿に相対移動する走査光学系で前記原稿
    の画像を光学的に読み取り、その読取情報に対して2次
    元離散コサイン変換を施して圧縮処理を行う画像符号化
    装置において、往路時の原稿走査による読取情報から得
    られる統計的性質に基づいて分散処理を行う分散処理手
    段と、復路時の原稿走査による読取情報及び前記分散処
    理手段の処理結果に基づいて符号化を行う符号化処理手
    段とを具備することを特徴とする画像符号化装置。
JP17895189A 1989-07-13 1989-07-13 画像符号化装置 Expired - Lifetime JP2710831B2 (ja)

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