JP2709251B2 - 引出形回路遮断器 - Google Patents

引出形回路遮断器

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JP2709251B2
JP2709251B2 JP5024222A JP2422293A JP2709251B2 JP 2709251 B2 JP2709251 B2 JP 2709251B2 JP 5024222 A JP5024222 A JP 5024222A JP 2422293 A JP2422293 A JP 2422293A JP 2709251 B2 JP2709251 B2 JP 2709251B2
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俊英 紙野
淳一 園田
博文 小川
健 遠藤
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    • H01H73/04Contacts
    • H01H73/045Bridging contacts
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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    • H02B11/00Switchgear having carriage withdrawable for isolation
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は引出形回路遮断器、特
にこの様な引出形回路遮断器の接触子機構に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】電気回路に設けられる回路遮断器の保守
点検は、配電盤等から取り外して行われることがある。
そして、取り外す時には接続されている電線を外したり
するので、安全のため電源を遮断して停電しておく必要
がある。併し、大きなシステムの電気回路等で電源を遮
断すると、保守点検する回路遮断器が接続される回路と
並列に設けられた他の回路まで停電することになり、問
題が大きい。
【0003】従って、この様な電気回路に使用される回
路遮断器、特に大形の回路遮断器は、配電盤等の構造物
に固定する取付枠と、この取付枠から自在に取り外しが
できる遮断器本体とから成る引出形とする場合が多い。
引出形回路遮断器の場合は、取付枠に設けられた端子に
接続された外部電線を外さずに遮断器本体を取り外すこ
とができるために停電せずに容易に保守点検を行える。
【0004】この様な従来における引出形回路遮断器の
例が例えば図16、図17に示されている。
【0005】図16は、遮断器本体60が取付枠61に
収納されて遮断器本体60と取付枠61の双方が電気的
に接続されている接続位置の状態で、遮断器本体60が
閉路の状態を示す。
【0006】電流が流れる経路は、端子62、引出接触
子63、固定接触子64、接点65、接点66、可動接
触子67、可撓導体68、本体端子69、引出接触子7
0、端子71である。端子62および端子71は取付枠
61に固定され、外部電線が取り付けられる。固定接触
子64および本体端子69が遮断器本体60に固定さ
れ、開閉機構72を操作すると、可動接触子67が固定
軸に関して回転され、固定接触子64および可動接触子
67のそれぞれの一端に固着した接点65および66が
接離されて回路遮断器が開閉される。尚、接点66が接
点65に接触する方向に可動接触子67がばね76によ
って偏倚するように構成されているために、閉路時に接
点の接触圧力と押込量が得られる。引出接触子63およ
び70は、本体側端子であるそれぞれの固定接触子64
および本体端子69の一端に取り付けられ、接圧ばね7
5のばね力を利用して取付枠側端子であるそれぞれの端
子62と固定接触子64及び端子71と本体端子69を
接続する。
【0007】図17は、遮断器本体60が接続位置から
引き出された断路位置の状態を示す図である。この状態
では、本体側端子である固定接触子64および本体端子
69が、それぞれの取付枠側端子である端子62および
端子71から離脱され、遮断器本体は回路の電源および
負荷から切り離された状態に有る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この様な引出形回路遮
断器には、接続位置および断路位置でそれぞれ次の機能
が要求される。先ず、接続位置では、遮断器本体側端子
と取付枠側端子が接触する部分において安定した接触状
態を維持するために所定の接触圧力と押込量が必要であ
る。断路位置では、遮断器本体側および取付枠側端子の
互いの間には、所定の絶縁距離が確保される必要があ
る。
【0009】この様な接続位置における要求に対して、
従来技術の引出形回路遮断器には、上側端子に就いて説
明すると、引出接触子63を装着することによってこの
様な要求を満たしている。すなわち、図17で示す断路
位置においては、固定接触子64と端子62を上下から
挟んで接続する引出接触子63の間隔Aは、端子62の
厚みBよりも少ない。接続位置では、引出接触子63の
間隔はBとなるので、(B−A)÷2が上下それぞれの
引出接触子63の押込量となる。この時に、接触圧力
は、接圧ばね75によって得られる。
【0010】この様な従来技術の構造においては、次の
ような問題がある。
【0011】1) 引出接触子63は端子62および固定
接触子64と接触するために、直列に2箇所の接触部分
73および74が存在する。従って、回路遮断器に電流
が通じると、これらの接触部分と共に、引出接触子63
自体においてもジュール熱が発生する。更に、開閉接触
部である接点65および66において発生する通常比較
的大きい熱量は、引出接触子63が存在するために、取
付台側の端子62に接続される通常比較的温度の低い外
部電線に逃げにくい。従って、各部の温度上昇が大きく
なって、回路遮断器の定格電流値が制約される。
【0012】2) 引出接触子63が装着されること、お
よび引出接触子63を取り付けるために固定接触子64
が長くなることとから、奥行き寸法が長くなるために引
出形回路遮断器全体としての容積が大きくなる。
【0013】従って、この発明の目的は、上述した様な
従来における問題を解決するためにジュール熱による発
熱を減らすことによって定格電流値を増やすことが出
来、且つ奥行き寸法を短くして全体の容積が小さい引出
形回路遮断器を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る引出形
回路遮断器は、外線接続端子部を有する取付枠と、この
取付枠に沿って接続位置と断路位置との間で移動自在な
遮断器本体とからなる引出形回路遮断器において、遮断
器本体が、開閉接点を有する第1の接触子と、その全体
が遮断器本体内で移動自在に遊嵌装着され、その一端部
において第1の接触子の開閉接点と接離可能な開閉接触
部及びその他端部において外線接続端子部と接離可能な
引出接触部とをそれぞれ有する第2の接触子と、第1の
接触子を移動させることにより第1の接触子の開閉接点
を第2の接触子の開閉接触部に接離させる開閉操作機構
と、第2の接触子の引出接触部と開閉接触部をそれぞれ
取付枠の外線接続端子部と第1の接触子の開閉接点に接
触する方向であって互いに異なる方向に付勢する第1接
圧ばね及び第2接圧ばねとを有しており、第2の接触子
の引出接触部は、遮断器本体を接続位置に移動させるこ
とにより外線接続端子部に接触し、断路位置に移動させ
ることにより外線接続端子部から開離することを特徴と
している。また、第2の発明に係る引出形回路遮断器
は、外線接続端子部を有する取付枠と、この取付枠に沿
って接続位置と断路位置との間で移動自在な遮断器本体
とからなる引出形回路遮断器において、遮断器本体が、
開閉接点を有する第1の接触子と、その一端部において
第1の接触子の開閉接点と接離可能な開閉接触部及びそ
の他端部において外線接続端子部と接離可能な引出接触
部とをそれぞれ有し且つその開閉接触部の近傍で回転自
在に軸支される第2の接触子と、第1の接触子を移動さ
せることにより第1の接触子の開閉接点を第2の接触子
の開閉接触部に接離させる開閉操作機構と、第2の接触
子の引出接触部を取付枠の外線接続端子部と接触する方
向に付勢する第1接圧ばねと、第1の接触子の開閉接点
を第2の接触子の開閉接触部と接触する方向に付勢する
第3接圧ばねとを有しており、第2の接触子の引出接触
部は、遮断器本体を接続位置に移動させることにより外
線接続端子部に接触し、断路位置に移動させることによ
り外線接続端子部から開離することを特徴としている。
【0015】
【作用】第1及び第2の発明の引出形回路遮断器におい
て、第2の接触子の開閉接触部と外線接続端子部の間に
直列に介在するのは、導体としては第2の接触子だけで
あり、接触部分としては第2の接触子と外線接続端子部
との接触部一箇所だけであり夫々最少となる。また、第
2の接触子と外線接続端子部との接触圧力と押込量は第
1接圧ばねによって得られる。
【0016】更に、第1の発明の引出形回路遮断器にお
いては、第2の接触子が遊嵌装着されると共に、第2の
接触子と第1の接触子および外線接続端子部との接触に
対しては、夫々独立して接触圧力が加えられているため
に、一方の接触部において接触の変化があっても他方の
接触部の接触に及ぼす変化は僅かであり、接触の安定性
が維持される。また、第1の接触子と第2の接触子との
接触圧力および押込量は第2接圧ばねによって得られ
る。
【0017】また、第2の発明の引出形回路遮断器にお
いては、開閉接触部が接離する時に第2の接触子は動く
ことがなく、且つ第2の接触子と外線接続端子部が接離
する時に第2の接触子が回転しても第2の接触子の開閉
接触部における変位は僅かで、接触の安定性が維持され
る。更に、第1の接触子と第2の接触子との接触圧力と
押込量は第1の接触子を付勢する第3接圧ばねによって
得ることができる。
【0018】また、この発明の引出形回路遮断器におい
ては、第2の接触子と外線接続端子が2点で接触するこ
とによって、接触抵抗が低くなりジュール熱による発熱
を抑制できる。更に、短絡電流が流れた時に第2接触子
を外線接続端子から開離させるように作用する電磁反発
力は電流の2乗に比例するため、2点接触にすることに
よって各接触点に電流が分流し夫々の接触点における電
磁反発力の合計は一点接触の場合より低下する。
【0019】
【実施例】図面の図1乃至図6にはこの発明の引出形回
路遮断器の第1の実施例が示されており、図示される様
に、この発明の引出形回路遮断器は、成形絶縁物3と成
形絶縁物3に固定された外線接続端子4とから成る取付
枠1、並びに接触装置部5と開閉操作機構部6とより成
る遮断器本体2から主に構成されている。
【0020】この様なこの発明の引出形回路遮断器にお
ける取付枠1は、図示されない構造物に固定されてお
り、遮断器本体2はこの固定された取付枠1に設けられ
た図示されないガイドレールに沿って図面において左右
に移動自在に設けられている。取付枠1の成形絶縁物3
に固定された上下の外線接続端子4は、それぞれ電源お
よび負荷機器に接続されている。
【0021】遮断器本体2は、、接触装置部5と、その
詳細が図示されない開閉操作機構部6とから構成されて
いる。接触装置部5は、第1接触子8と、夫々2組の第
2接触子ユニット7および消弧装置9より構成され、こ
れら第1接触子8と第2接触子ユニット7と消弧装置9
が成形絶縁物10および成形絶縁物11により形成され
たケーシング内に収納されており、第2接触子ユニット
7は図示されていないねじによって上下対称に成形絶縁
物11に装着されている。
【0022】図4および図5に明示される様に、第2接
触子ユニット7は、成形絶縁物11に取り付けられ且つ
隔壁12を有する成形絶縁物箱体13に、複数の第2接
触子14、第1接圧ばね15、第2接圧ばね16および
アークランナ17を装着して構成されている。尚、第2
接触子7はその厚みや回路遮断器の定格電流に応じて単
一であっても良い。第2接触子14は図示の様な形状に
構成されており、隔壁12および成形絶縁箱13に固定
されることなく、遊びを持って装着されている。図示さ
れる様に、第2接触子14の上部には長孔18が形成さ
れていて、この長孔18に、隔壁12および成形絶縁物
箱体13を挿通する軸19が挿通されている。軸19の
直径は、長孔18の長さおよび巾に対して比較的小さ
い。従って、第2接触子14は、外形が隔壁12および
成形絶縁箱13によって制限される範囲内で、且つ長孔
18の周縁が軸19によって制限される範囲内で移動自
在である。
【0023】また、第2接触子14の上部右端には引出
接触部20が、外線接続端子4に接離する部分としてア
ール形状、すなわち円弧状に形成されている。更に、こ
の第2接触子14の下部左端には、第2接点21が固着
されている。また、第2接触子14の上部左端と成形絶
縁物箱体13に形成された窪み22との間には、第1接
圧ばね15が架けられている。従って、第2接触子14
の上部は右方向に偏倚している。更に、第2接触子14
の下部右端と成形絶縁物箱体13に形成された窪み23
の間には、第2接圧ばね16が架けられており、従っ
て、第2接触子14の下部は左方向に偏倚している。
【0024】再び、図1に戻って、遮断器本体2の接触
装置部5の第1接触子8の両端には、第2接点21と接
離可能な第1接点24が設けられている。この第1接触
子8は成形絶縁物より成る操作ロッド25の一端に取り
付けられ、図示されないガイド部材により図面において
左右の方向に摺動自在である。また、操作ロッド25の
他端は、開閉操作機構部6のシャフト26に固着したレ
バー27に回転自在に連結されている。このレバー27
は、開閉操作機構部6の一部であるリンク28と連結さ
れており、従って、開閉操作機構部6を開閉操作するこ
とによって、レバー27はシャフト26に関して回転
し、操作ロッド25が右または左に摺動される。
【0025】図1および図2においては、遮断器本体2
が接続位置にあり、また、図3においては断路位置にあ
る状態が示されている。従って、図1および図2では、
外線接続端子4に第2接触子14の引出接触部20が第
1接圧ばね15のばね力によって押圧接触され、電気的
接続が為されている。また、図3では、外線接続端子4
と第2接触子14は離れていて電気的に絶縁されてい
る。
【0026】この様に構成されたこの発明の引出形回路
遮断器の開閉操作に就いて以下に説明しよう。
【0027】図1において、先ず、通常の如く構成され
た開閉操作機構部6を「閉」操作すると、レバー27を
介して操作ロッド25および第1接触子8が図面上で右
方に向かってへ移動されて、第1接点24が第2接点2
1と接触されて図2の状態と成り、電気回路が投入され
る。この時、第2接触子14の第2接点21が固着され
た付近の部分は、第2接圧ばね16に抗して右方に移動
される。この移動距離が接点の押込量と成る。また、第
2接触子14の第2接点21近くにてアークランナ17
に接触していた部分はアークランナ17から離され、第
2接触子14の円弧状の引出接触部20は外線接続端子
部4と接触した状態で外線接続端子部4上を僅かに移動
する。
【0028】次に、斯様に、この発明の引出形回路遮断
器が投入された図2において、開閉操作機構部6を
「開」操作すると、レバー27を介して操作ロッド25
および第1接触子8が左方へ移動される。その結果、第
1接点24が第2接点21と開離して図1の状態とな
り、電気回路が開路される。この時、第2接触子14の
第1接点21が固着された付近は、第2接圧ばね16の
ばね力によって左方に移動されてアークランナ17の一
端と接触して停止される。
【0029】この様な「開」および「閉」操作中に、第
2接触子14の第2接点21が固着された付近の部分が
左右に移動されても第2接触子14の引出接触部20と
外線接続端子4の接触点は僅かに移動するだけである。
これは、第2接触子14が遊びをもって保持されている
こと、および第2接触子の上下両端に別々の偏倚力が作
用していることによって第2接触子の両端が互いの動き
に影響されないからである。たとえ、第2接触子14の
引出接触部20と外線接続端子4の接触点が僅かに移動
することがあっても、引出接触部20がアール形状、す
なわち円弧状であるために、外線接続端子4の接触面上
を転がって移動するために安定した接触状態が維持され
る。
【0030】更に、この発明に従って構成される引出形
回路遮断器の引出操作は次の様にして行われる。
【0031】すなわち、この発明の引出形回路遮断器の
引出操作は安全のために回路遮断器が「開」の状態の下
で行われる。
【0032】図1において、この発明の引出形回路遮断
器の図示されていない引出操作装置を操作すると、先
ず、遮断器本体2が左方に移動される。この移動につれ
て第2接触子14の外線接続端子4との接触部付近は第
1接圧ばね15のばね力によって右方へ移動され、軸1
9が第2接触子14の長孔18の左端の縁と係合して第
2接触子14の移動が停止される。この時点が双方の接
触の限界点であり、この時の回路遮断器の移動距離が接
続位置における第2接触子14の押込量と成る。更に、
遮断器本体2の引出操作を続けて、外線接続端子4と第
2接触子14の引出接触部20の間に必要な絶縁距離G
が確保できるように成れば、図3の断路位置になる。こ
の様な図3の断路位置においても遮断器本体2の開閉操
作が可能であり、図6には閉路状態の要部が示されてい
る。尚、挿入操作は先の引出操作の逆の操作となる。
【0033】この発明の引出形回路遮断器の第2の実施
例が図7に示されている。先の第1の実施例では、第2
接触子14の接触圧力が外線接続端子4に対して遮断器
本体2の移動方向に作用しているが、この第2の実施例
では第2接触子30の引出接触部31が接圧ばね32に
よって回路遮断器の移動方向と直角方向に偏倚するよう
に構成されている。従って、外線接続端子部33に対し
て、この方向に接触圧力が作用し、接続位置で回路遮断
器の引出方向に接触圧力が作用しないようにすることが
出来る。
【0034】また、この発明の引出形回路遮断器の第3
の実施例が図8に示されており、先の第1実施例では、
開閉接触部を2箇所設けて第2接触子ユニットを2組使
用しているが、この第3の実施例では開閉接触部を1箇
所にして第2接触子ユニットを1組使用している。この
実施例の構成は、外線接続端子部4および上側の第2接
触子ユニットは第1の実施例と同じである。第1接点3
4が固着された第1接触子35が軸36によって回転自
在に軸支され、且つ操作ロッド37を介して図示されて
いない開閉操作機構部に連結されている。下側の外線接
続端子部4に対応して遮断器本体には下側引出接触子3
9が成形絶縁箱体40に収納されて設けられている。こ
の下側引出接触子39の一端と第1接触子35の他端に
は可撓導体38が固着されている。また、下側引出接触
子39の他端の引出接触部42はアール状、すなわち円
弧状に形成され、外線接続端子部4の方向に接圧ばね4
1によって偏倚されている。更に、この下側引出接触子
39の中央部に形成された長孔43には軸44が挿通さ
れている。
【0035】従って、この第3の実施例での動作は、第
1接触子35が開閉操作機構部の操作によって操作ロッ
ド37を介して軸36に関して時計または反時計方向に
回転されて接点21と接点35が接離される以外は第1
の実施例と殆ど同じである。更に、この発明の引出形回
路遮断器の第4の実施例が図9に示されており、先の第
1実施例では、第2接触子14が成形絶縁箱体13およ
び軸19に関して遊びを持って収納されているが、この
第4の実施例では第2接触子45は成形絶縁箱体46に
設けられた軸47によって回転自在に軸支されている。
また、第2接触子45の一端には第2接点48が固着し
て設けられており、他端の引出接触部49はアール形
状、すなわち円弧状に形成されていて接圧ばね50によ
って外線接続端子部4の方向に偏倚されている。第1接
触子51の両端には第2接点48と接離可能な第1接点
52が固着して設けられており、更に、第1接触子51
の第1接点52の固着面の裏側中央部にはガイド棒53
が設けられている。ガイド棒53は、図示されていない
開閉操作機構部に連結される操作ロッド54に形成され
た溝55に嵌め込まれていて、第1および第2接点5
2、48が接離する方向に第1接触子51がガイドされ
る。また、第1接触子51は操作ロッド54との間に設
けられた第3接圧ばね56によって第1接点52が第2
接点48と接触する方向に偏倚されている。尚、第2接
触子45を軸支する軸47は第2接点48の近傍で、且
つ第3接圧ばね56による接触圧力の作用線上もしくは
その作用線に関して引出接触部49と僅かに反対側に位
置するように設けられている。
【0036】この第4の実施例の動作に就いて説明する
と、閉路状態において、操作ロッド54と一体に移動す
る第1接触子ストッパ57と第1接触子51との間には
隙間Dが有る。いま、開閉操作機構を操作して閉路操作
を行うと、操作ロッド54は左方に移動されるが、第1
接触子51は第3接圧ばね56によって閉路位置を維持
する。更に、操作ロッド54が左方に移動されると、第
1接触子51は第1接触子ストッパ57と係合して操作
ロッド54と共に左方に移動され、第1接点52は第2
接点48から開離されて閉路状態となる。次に、閉路操
作を行うと、開路操作と共に操作ロッド54は第1接触
子51と共に右方に移動され、第1接点52が第2接点
48と接触される。
【0037】第1および第2両接点52、48が接触し
てから操作ロッド54が更に距離Dだけ移動されると、
閉路操作が完了する。この距離Dが接点の押込量と成
る。この閉路操作において、第2接触子45に作用され
る投入力は、軸47によってほゞ吸収されて第2接触子
を回転する力が作用されるとしても、その作用は引出接
触部49の接触圧力を増加する方向であるために引出接
触部49と外線接続端子部4との良い接触状態を維持す
ることが出来る。
【0038】次に、回路遮断器を開路状態にした後に引
出操作をすると、回路遮断器本体が左方に移動され、例
えば上側の第2接触子45において説明すると、第2接
触子45は時計方向に回転され、第2接触子45の中央
部が成形絶縁物箱体46の外端部58と係合されて回転
が停止される。更に、回路遮断器本体が左方に移動され
ると、引出接触部49と外線接続端子部4が開離されて
断路状態と成る。
【0039】また、この発明の引出形回路遮断器の第5
の実施例とその変形例が図10および図11、図13乃
至図15に示されている。図示される様に、この第5の
実施例は、第2接触子100が突起101を有してお
り、遮断器本体2の接続位置において、突起101が嵌
合するように凹み102が外線接続端子103に形成さ
れている。この突起101と凹み102が特に図11に
拡大して示されている。また、この突起101を側面か
ら見た時に半円状に形成され、凹み102は開口部が底
部よりも大きい台形状に形成されており、突起101と
凹み102が接触する時に、突起101は半円の弧の2
点において凹み102の斜辺と接触する。
【0040】この様に、突起101が2点で接触する
と、第1の実施例(図12に第2接触子14と外線接続
端子4との接触点が拡大して示されている)のものが1
点で接触している場合と比較して、接触抵抗が小さくな
るために同一電流が流れた場合でも発熱が少なくなり通
電容量を大きくすることが出来る利点が有る。
【0041】更に、大電流が流れた時に、接触点におい
て発生する電磁反発力が第2接触子100を外線接続端
子103から開離させる様に作用する力は、第1の実施
例の場合に比較して小さくなる。これを図11および図
12によって説明するに、先ず、電磁反発力は電流の2
乗に比例するために2つの接触点に均等に電流(I/
2)が流れた場合に、各接触点における夫々の電磁反発
力F2は第1の実施例の1点接触の場合の電磁反発力F
の1/4と成る。
【0042】また、図11に示される様に、2つの接触
点における電磁反発力F2のうち、第2接触子100を
外線接続端子103から開離させる方向に作用する力の
合力をF1とすると、F1=2・F2cos(θ/2)
であり、F2=1/4・Fであるから、F1=1/2・
cos(θ/2)・Fと成り、この第5の実施例におい
て、第2の接触子100が外線接続端子103から開離
する様に受ける作用力F1は、第1の実施例の第2の接
触子14が外線接続端子4から開離するように受ける作
用力Fに比較して小さくなる。こゝで、θは2つの接触
点において発生する電磁反発力の方向が互いに形成する
角度で、例えば角度θ=120°とした時に、F1=F
2=1/4・Fと成り、角度θ=150°とした時には
F1≒1/2・F2=1/8・Fと成る。
【0043】従って、第1の実施例の第1接圧ばね15
と同じ荷重の第1接圧ばねをこの第5の実施例に用いた
時に、より大きな電流によって発生する電磁反発力に耐
え得ることが出来るので、大電流通電性能を大きくする
ことが出来る。
【0044】また、図10および図11に示される第5
の実施例では、第2接触子の先端の突起が半円状に形成
されているが、図13に示される第2接触子105の様
に2箇所にアールが形成されている接触子でも良く、図
14に示される様に第2接触子106の突起部に2箇所
の直線部分が形成されて外線接続端子107にこれら直
線部分と接触する様にアールが形成された接触子や、図
15に示される如く第2接触子108の突起部と外線接
続端子109の双方に互いに接触する夫々2箇所のアー
ル部分を形成した接触子でも良い。更に、図示しない
が、図11、図13、図14、図15に示される接触子
とは逆に第2接触子に凹みを設け且つ外線接続端子に突
起を設けるようにしても良い。
【0045】すなわち、第2接触子一個当たり2点でと
外線接続端子と接触するだけで温度上昇を抑制でき且つ
第2接触部を開離させようとする電磁反発力を抑制でき
るが、第2接触子と外線接続端子の接触部分における第
2接触子と外線接続端子の少なくともいずれか一方にア
ール部分を設け、夫々の接触点における接線が引出また
は挿入操作される時の回路遮断器の移動方向と直角でな
いように構成されゝば更に電磁反発力を抑制でき、なお
良い。
【0046】
【発明の効果】上述した様に、この発明の引出形回路遮
断器に依れば、導電部品および接触部分の少ない抽出端
子部分を構成することが出来、この結果、電流の通電に
よって発生するジュール熱が少なくなると共に開閉接触
部で発生する熱も電線側に逃げ易くなるため、回路遮断
器の内部温度上昇を低くすることが出来るので、定格電
流値を大きく設定することが出来る。また、引出形回路
遮断器の奥行き寸法を短くすることが出来るので、全体
の容積を小さく出来ると共に、構成部品の点数を少なく
することも出来る。
【0047】従って、電力損失の少ない小型大容量の省
資源形の引出形回路遮断器を提供することが出来、配電
盤や電気室を小さく構成することも出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による引出形回路遮断器の第1の実施
例であって、遮断器本体が取付枠に対して接続状態で、
且つ遮断器本体が開路状態の側断面図である。
【図2】遮断器本体が閉路状態の図1に相当する図であ
る。
【図3】遮断器本体が取付枠に対して断路状態で、且つ
遮断器本体が開路状態の図1に相当する図である。
【図4】第2接触子ユニットの側断面図である。
【図5】第2接触子ユニットの一部破断した外観斜視図
である。
【図6】第1の実施例の遮断器本体が取付枠に対して断
路状態で、且つ遮断器本体が閉路状態の要部側断面図で
ある。
【図7】第2の実施例の遮断器本体が取付枠に対して接
続状態で、且つ遮断器本体が開路状態の要部側断面図で
ある。
【図8】第3の実施例の遮断器本体が取付枠に対して接
続状態で、且つ遮断器本体が開路状態の要部側断面図で
ある。
【図9】第4の実施例の遮断器本体が取付枠に対して接
続状態で、且つ遮断器本体が閉路状態の要部側断面図で
ある。
【図10】第5の実施例の遮断器本体が取付枠に対して
接続状態で、且つ遮断器本体が閉路状態の側断面図であ
る。
【図11】図10の第5の実施例の第2接触子と外線接
続端子との接触点を拡大して示す拡大部分図である。
【図12】第1の実施例の第2接触子と外線接続端子と
の接触点を拡大して示す拡大部分図である。
【図13】第5の実施例の変形した実施例の接触点を拡
大して示す拡大部分図である。
【図14】第5の実施例の更に変形した実施例の接触点
を拡大した拡大部分図である。
【図15】第5の実施例の更にまた変形した実施例の接
触点を拡大して示す拡大部分図である。
【図16】従来技術の例による回路遮断器であって、遮
断器本体が取付枠に対して接続状態で、且つ遮断器本体
が閉路状態の側断面図である。
【図17】従来技術の例による回路遮断器であって、遮
断器本体が取付枠に対して断路状態で且つ遮断器本体が
閉路状態の側断面図である。
【符号の説明】
1 取付枠 2 遮断器本体 3,10,11 成形絶縁物 4,33 外線接続端子部 5 接触装置部 6 開閉操作機構部 7 第2接触子ユニット 8,35,51 第1接触子 9 消弧装置 12 隔壁 13,40,46 成形絶縁物箱体 14,30,45 第2接触子 15,32 第1接圧ばね 16 第2接圧ばね 17 アークランナ 18,43 長孔 19,36,44,47 軸 20,31,42,49 引出接触部 21,48 第2接点 22,23 窪み 24,34,52 第1接点 25,37,54 操作ロッド 26 シャフト 27 レバー 28 リンク 38 可撓導体 39 下側引出接触子 41 ばね 50 引出接圧ばね 53 接触接圧ばね 55 溝 56 第3接圧ばね 57 第2接触子ストッパ 58 外縁部 100,105,106,108 第2接触子 101 突起 102 凹み 103,107 外線接続端子

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外線接続端子部を有する取付枠と、前記
    取付枠に沿って接続位置と断路位置との間で移動自在な
    遮断器本体とからなる引出形回路遮断器において、 前記遮断器本体は、 開閉接点を有する第1の接触子と、 その全体が遮断器本体内で移動自在に遊嵌装着され、そ
    の一端部において前記第1の接触子の開閉接点と接離可
    能な開閉接触部及びその他端部において前記外線接続端
    子部と接離可能な引出接触部とをそれぞれ有する第2の
    接触子と、 前記第1の接触子を移動させることにより前記第1の接
    触子の開閉接点を前記第2の接触子の開閉接触部に接離
    させる開閉操作機構と、 前記第2の接触子の引出接触部と開閉接触部をそれぞれ
    前記取付枠の外線接続端子部と第1の接触子の開閉接点
    に接触する方向であって互いに異なる方向に付勢する第
    1接圧ばね及び第2接圧ばねとを有し、 前記第2の接触子の引出接触部は、前記遮断器本体を接
    続位置に移動させることにより前記外線接続端子部に接
    触し、断路位置に移動させることにより前記外線接続端
    子部から開離することを特徴とする引出形回路遮断器。
  2. 【請求項2】 外線接続端子部を有する取付枠と、前記
    取付枠に沿って接続位置と断路位置との間で移動自在な
    遮断器本体とからなる引出形回路遮断器において、 前記遮断器本体は、 開閉接点を有する第1の接触子と、 その一端部において前記第1の接触子の開閉接点と接離
    可能な開閉接触部及びその他端部において前記外線接続
    端子部と接離可能な引出接触部とをそれぞれ有し且つそ
    の前記開閉接触部の近傍で回転自在に軸支される第2の
    接触子と、 前記第1の接触子を移動させることにより前記第1の接
    触子の開閉接点を前記第2の接触子の開閉接触部に接離
    させる開閉操作機構と、 前記第2の接触子の引出接触部を前記取付枠の外線接続
    端子部と接触する方向に付勢する第1接圧ばねと、 前記第1の接触子の開閉接点を前記第2の接触子の開閉
    接触部と接触する方向に付勢する第3接圧ばねとを有
    し、 前記第2の接触子の引出接触部は、前記遮断器本体を接
    続位置に移動させることにより前記外線接続端子部に接
    触し、断路位置に移動させることにより前記外線接続端
    子部から開離することを特徴とする引出形回路遮断器。
  3. 【請求項3】 前記第2の接触子の開閉接触部及び引出
    接触部は互いに反対面側に設けられることを特徴とする
    請求項1または2に記載の引出形回路遮断器。
  4. 【請求項4】 前記第2の接触子は単一または複数個か
    ら成り、前記外線接続端子部とは前記第2の接触子一個
    当たり2点で接触するよう形成されたことを特徴とする
    請求項1、2または3に記載の引出形回路遮断器。
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