JP2709041B2 - 砂の表乾比重の測定方法及びその装置 - Google Patents

砂の表乾比重の測定方法及びその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート製造時に
セメントに混入される細骨材(砂)の表面乾燥飽水状態
での比重(表乾比重)を測定する方法及びその装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】コンクリートは、セメントに細骨材とし
ての砂、粗骨材としての砂利(バラス)を混入し、水を
加えて混練することによって製造される。製造直後のま
だ固まっていないコンクリートは一般に生コンクリート
と呼ばれている。生コンクリートが所定期間を経て固化
したコンクリートの強度は、生コンクリート製造時の水
とセメントの比率(以後W/C比と称する)によって影
響を受ける。W/C比はセメントの種類毎に最適な値が
あり、その値はそのセメントのメーカーから指定されて
いる。従って生コンクリート製造時にこの指定されたW
/C比を保つことによって最良の品質のコンクリートを
得ることができる。しかし、生コンクリートの製造現場
で、前記の指定のW/C比を保つのは次の理由から一般
に困難である。
【0003】コンクリートの主要材料である細骨材(以
後単に砂と称する)は通常野外に小山状にして置かれて
いる。従って晴天が数日続いた後でも砂の表面には多少
の水が付着している。特に雨が降った後では多量の水が
付着している。生コンクリート製造時には、水、セメン
ト及び砂等の骨材の各重量を測定して所定の重量比で混
合する。従ってこのような水分が付着した砂を用いる場
合、計測された砂の重量には砂に付着した水の重量も含
まれることになる。従って多量の水が付着した砂を用い
て製造される生コンクリートには、砂に付着した水が余
分に追加されることになる。その結果水の量が増加して
前記のW/C比が大きくなり、指定の値を保てなくな
る。このように水が付着した砂を用いる場合に、砂の比
重が判っていればその比重の値に基づいて付着している
水分の量を算出することができる。
【0004】この比重は、砂の粒子の表面は乾燥してお
りかつ砂の粒子の内部の微細なすきまには所定量の水分
が含まれている状態(表面乾燥飽水状態、通常表乾状態
という)で測定された比重(以後表乾比重と称する)で
表わされる。上記表乾比重の測定方法はJIS A 1109
(細骨材の比重及び吸水率試験方法)によって定められ
ている。一般に、コンクリート用の砂の表乾比重は建築
材料の基準として所定値以上(例えば2.5)であるこ
とが規定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記表乾比重の測定に
おいてはまず砂を表乾状態にする必要がある。そのため
に、水が付着した砂の試料(以後湿潤砂と称する)に暖
かい風を静かに送りながら均等に乾燥させる。所定の表
乾状態に達したかどうかの判定は以下に示す方法で行
う。表面にまだいくぶん水が付着していると思われる状
態の湿潤砂を規定寸法の円錐状容器(フローコーン)に
入れ、所定寸法の突き棒で25回軽く突く。次にフロー
コーンを静かに鉛直に引き上げ、その時の砂の円錐形状
の保持状態によって判定する。すなわち、砂が乾きすぎ
ている場合は、円錐形状を保つことができず大きくくず
れてしまう。また逆に乾燥が不充分な場合は全くくずれ
ることなく円錐形状を保つ。試料を少しずつ乾燥させな
がら前記操作を繰り返し、フローコーンを引き上げたと
きに円錐形状の試料が初めてくずれたとき表乾状態に達
したと判定する。このような表乾状態の判定は試験者の
主観的判断に依存する部分があり、その判定精度が試験
者によって変化するおそれがある。このように従来の表
乾比重の測定法では長時間を要するとともに、適正な測
定精度が得られないという問題がありこれを解決するの
が課題であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
【0007】請求項の発明の細骨材の表面乾燥飽水状
態での比重の測定方法は、第1の所定体積(L)にな
された、被測定細骨材と水との混合体の重量(Ws)を
測定するステップ、前記被測定細骨材と水との混合体に
おける水の大部分を、水の比重と異なる比重の水溶液と
置換して前記第1の所定体積(L)となされた前記被
測定細骨材と前記水溶液との混合体の重量(W)を測
定するステップ、前記被測定細骨材と前記水溶液との混
合体から分離された前記水溶液の第2の所定体積
(L)の重量(W)を測定するステップ、及び前記
水溶液の第2の所定体積(L)とその重量(W)と
から前記水溶液の比重(ρ)を求めるとともに、前記
各ステップで得られた第1の所定体積(L)、被測定
細骨材と水との混合体の重量(Ws)、被測定細骨材と
水の比重とは異なる比重を有する水溶液との混合体の重
量(W)、前記水の比重とは異なる比重を有する水溶
液の比重(ρ)及び水の比重(ρw)の値を用いて、
以下に示す式
【0008】
【数5】
【0009】によって比重(ρ)を求めるステップを備
えている。
【0010】
【0011】請求項の発明の細骨材の表面乾燥飽水状
態での比重を測定する装置は、第1の所定体積(L
の被測定細骨材と水との混合体の重量(Ws)、第1の
所定体積(L)の前記被測定細骨材と、水の比重とは
異なる比重の水溶液との混合体の重量(W)、及び第
1の所定体積(L)より少ない第2の所定体積
(L)の、前記被測定細骨材と水溶液との混合体から
分離した水溶液の重量(W)を測定するための重量検
出器、及び前記重量検出器の検出出力と前記第2の所定
体積(L)に基づいて前記水溶液の比重(ρ)を求
めるとともに、求められた水溶液の比重(ρ)、あら
かじめ求められた水の比重(ρ)、第1の所定体積
(L)、被測定細骨材と水との混合体の重量(Ws)
及び前記被測定細骨材と前記水溶液との混合体の重量
(W)を用いて、以下に示す式
【0012】
【数5】
【0013】によって前記被測定細骨材の比重(ρ)を
計算する演算手段を備えている。
【0014】
【0015】
【作用】請求項1及び2の発明では、細骨材に付着した
水は、水の比重と異なる比重の水溶液に吸収され、細骨
材は水溶液中で実質的に表面乾燥飽水状態となったと同
様の作用をする。
【0016】
【実施例】図1は本発明の実施例のコンクリート用細骨
材の表乾比重の測定方法のフローチャートである。図2
は測定に用いられる第1の容器1の側面図、図3は第2
の容器2の側面図である。図4は第1及び第2の容器1
及び2の水位を所定値にするために用いられる吸引装置
7を容器1に取付けた状態を示す側面図である。容器1
及び2は上記の図2及び図3に示す形状に限られるもの
ではなく、他の形状のものを用いてもよい。
【0017】以下本実施例の表乾比重の測定方法を図
1、図2、図3及び図4を用いて説明する。容器1は、
例えばガラス製の広口の容器で、容積は1リットル程度
のものが望ましい。容器1の重量(風袋)をF1で表
す。
【0018】図1のステップ1において、容器1に水と
砂を入れ両者の合計体積を第1の所定体積L1にする。
砂と水の体積は同じくらいがよい。まず砂を入れ次に第
1の所定体積L1よりやや多い量の水位を示すマーク3
の近くまで水を注入する。十分に攪拌して砂の中の気泡
を除いた後、図4に示すように、吸引装置7のノズル8
を容器1の入口に挿入し、プレート9を容器1の上端面
に接触させる。ノズル8はホース10を経て吸引装置7
に連通している。プレート9の下面9Aからノズル8の
先端8Aまでの距離は一定になされており、容器1の上
端面からマーク3までの垂線距離より長くなされてい
る。図4に示すようにマーク3の近くまで水を注入した
後、吸引装置7を作動させると、容器1の水はノズル8
により吸引されてホース10を通り吸引装置7内のタン
ク(図示省略)へ排出される。水位がノズル8の先端8
Aまで低下すると、ノズル8は空気を吸引するのみで水
を吸引することなく、従ってプレート9の下面9Aから
水面1Aまでの距離は一定になる。この吸引により、容
器1内の水の体積は「第1の所定体積L1」になされ
る。その精度は例えば0.001%ないし0.0005
%程度の値が得られる。このようにして第1の容器1に
第1の所定体積L1の水と砂が入れられる。
【0019】ステップ2において、第1の所定体積L1
の水と砂を含む容器1の重量W1を測定する。重量W1
ら風袋F1を減算することにより第1の所定体積の水と
砂の重量WSを求める。ステップ3において、容器1内
の水の温度T1wを測定する。温度測定は例えば温度セン
サを水中に入れることによって行なわれる。温度T1W
基づいて、水の比重ρWを、公知の「水の比重と温度と
の関係を表すテーブル」によって求める。また温度T1W
に基づいて、容器1の容積の温度による変化を補正して
第1の所定体積L1の正確な値を求める。
【0020】ステップ4において、容器1内の水のみを
大部分を棄てる。大部分を棄てるとは、異常な努力や異
常に長時間の作業なしに、普通に容器を傾けて大体目視
しうる水を棄てる程度のことを指す。従ってこの場合、
水を完全に棄てる必要はなく、多少残ってもよい。
【0021】ステップ5において、容器1に所定の「水
溶液」を注入した後、十分攪拌することにより、砂粒間
の気泡を完全に取除き、その後吸引装置7を用いて第1
の所定体積L1にする。十分攪拌するとは水溶液が容器
内の全ての砂粒の表面に達し、且つ気泡が混合体内に入
らないように攪拌することをいう。但しこの場合水溶液
が各砂粒の内部のマイクロポア(顕微鏡的な微細寸法の
孔または裂け目)にまで入り込む程極めて長時間の攪拌
をするべきではない。本発明でいう「水溶液」とは比重
が水と相当に異なる水溶液をいう。例えば比重が1.5
前後の水溶液であり、比重の経時変化が少なく、砂と化
学反応をせず、かつ人体に無害で粘性の低い水溶液が望
ましい1例である。例えば炭酸カリウムの比重1.5前
後に調整した水溶液などが適している。また上とは逆に
「水溶液」は水より比重の小さい水溶液を用いることも
できる。例えばメチルアルコールである。ステップ6に
おいて、水溶液と砂を含む容器1の重量W2を測定す
る。重量W2から風袋F1を差引いて所定体積L1の水溶
液と砂の重量WEを求める。ステップ7において、容器
1内の水溶液の温度T1Hを測定する。温度T1Hに基づい
て、容器1の容積の温度による変化を補正して第1の所
定体積L1の正確な値を求める。
【0022】ステップ8において、容器1内の水溶液
を、容器2に第2の所定体積L2だけ移す。ステップ9
において、第2の所定体積L2の水溶液の重量W2Hを測
定する。重量W2Hは、水溶液を含む容器2の重量から容
器の風袋F2を差引くことによって求められる。ステッ
プ10において、第2の所定体積L2と重量W2Hから水
溶液の比重ρEを求める。
【0023】ステップ11において、上記の各ステップ
で得られた測定値を用いて下記の式(6)に代入して計
算を行い、表乾比重ρを求める。
【0024】
【数5】
【0025】これらの測定値及び計算に必要なその他の
データを以下にまとめて列記する。 L1: 第1の所定体積 L2: 第2の所定体積 F1: 容器1の風袋 F2: 容器2の風袋 W1: 第1の所定体積L1の水と砂を含む容器1の重量 W2: 第1の所定体積L1の水溶液と砂を含む容器1の
重量 ρW: 容器1の水の比重 ρE: 水溶液の比重 WS: 所定体積L1の砂と水の重量 T1W: 砂と水を含む容器1の水温 WE: 水溶液と砂の重量 T1H: 容器1の水溶液の温度 W2H: 所定体積L2の水溶液の重量
【0026】次に、上記式(6)によって本発明で表乾
比重(ρ)の測定が可能な理由を説明する。表乾状態の
砂の体積をSとし、水の比重をρWとすると、図1のス
テップ2において測定された第1の所定体積L1の砂と
水の重量WS、及びステップ4、5及び6において測定
された所定体積L1の砂と水溶液の重量WEはそれぞれ式
(1)及び(2)によって表わされる。
【0027】
【数1】
【0028】ステップ4において、水を棄てた後に湿潤
砂の表面に付着している水が、ステップ5において加え
られた水溶液に混ざり、水溶液の濃度が低下する。従っ
て得られた比重ρEは初めの比重より小さくなる。式
(2)から式(1)を減算すると、式(3)が得られ
る。
【0029】
【数2】
【0030】式(3)から式(4)に示すように体積S
を求める。
【0031】
【数3】
【0032】式(1)を変形すると、表乾比重ρは式
(5)によって表わされる。
【0033】
【数4】
【0034】式(4)と(5)からSを消去することに
よって式(6)に示すように表乾比重ρを求めることが
できる。
【0035】
【数5】
【0036】ステップ11における表乾比重ρを求める
計算は基本的には前記の式(1)〜(6)である。実際
の測定においては、これらの式(1)〜(6)に用いら
れるデータの、第1の所定体積L1、第2の所定体積
2、水の比重ρW及び水溶液の比重ρEの温度による変
化を、それぞれの温度係数に基づいて求めて補正するた
めの計算が別途必要である。前記の各データに関する補
正を以下に挙げる。 (1)第1の所定体積L1の温度の変化による補正: (2)第2の所定体積L2の温度の変化による補正: (3)水の比重ρWの温度による補正: (4)水溶液の比重ρEの温度による補正: 上記第(1)項から第(4)項の補正をした値を前記の
式(1)〜(6)の各数値に用いることによって、図1
に示す各ステップにおいて温度が変化した場合でもその
温度変化に影響されることなく正しい表乾比重ρを求め
ることができる。しかし通常の室温範囲即ち5℃〜25
℃程度の範囲において、測定中温度がほとんど変化しな
い場合、またはそれほど高い測定精度を必要としない場
合には、前記の温度による補正を省略することができ
る。
【0037】図5は本発明の細骨材の表乾比重測定方法
を実行する装置の実施例のブロック図である。図におい
て、重量検出器12は容器1または2の重量を測定する
ための装置であり、例えば歪ゲージを用いた重量計によ
って構成される。温度検出器13は温度センサ14を有
し、温度センサ14を水中に入れて水温を測定する。重
量検出器12と温度検出器13の検出データはCPU 15を
経てメモリ17に記録される。メモリ16には前記の式
(1)〜(6)がメモリされている。またメモリ16に
は、第1の所定体積L1、第2の所定体積L2、容器1及
び2のそれぞれの風袋F1及びF2、水の温度と比重の関
係を示すテーブル及び容器1及び2の膨張計数のデータ
がメモリされている。
【0038】CPU 15において、メモリ17のデータを用
いて前記の式(1)〜(6)に基づく計算が行なわれ
る。そして計算結果の表乾比重ρが求められる。求めら
れた表乾比重ρは表示装置19に表示される。
【0039】図6は入力装置18の操作部分を示す平面
図である。重量や温度等のデータは入力装置18によっ
て入力する。図において、スイッチ21〜30は押しボ
タンスイッチまたはタッチスイッチなどにより構成され
ている。各スイッチの表面には、本発明の表乾比重測定
の過程で測定される各データがその記号で記入されてい
る。図1のフローチャートの各ステップで測定されるデ
ータに対応するスイッチを操作することによって測定し
たデータはメモリ16の所定のアドレスにメモリされ
る。スイッチ21〜29を操作して全てのデータをメモ
リした後スイッチ30を操作すると、CPU 15において前
記の式(1)〜(6)の計算が行われ表乾比重ρが求め
られる。
【0040】上記の実施例では、水が付着した湿潤砂の
表乾比重(ρ)の測定について説明したが、水以外の液
体、例えば油が付着した砂あるいは他の部材、例えば、
金属片や繊維状部材などの表乾比重を測定することもで
きる。この場合、前記の「水の比重と異なる比重の水溶
液」の代わりに、前記の油が容易に溶解し、その比重が
前記の油の比重とは異なる他の液体を用いる。
【0041】
【発明の効果】
【0042】請求項及びの発明によれば、湿潤砂
を、水と比重の異なる水溶液に入れて、砂に付着した水
を前記水溶液に吸収させる。その結果得られた水溶液と
砂の第1の所定体積(L)の重量(W)、前記水溶
液の比重(ρ)、砂と水の第1の所定体積(L)の
重量(Ws)、及び水の比重(ρ)を用いて、式
(6)に示す計算を行うことによって湿潤砂を表乾状態
にすることなく表乾比重を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表乾比重測定方法のフローチャート
【図2】第1の容器1の側面図
【図3】第2の容器2の側面図
【図4】吸引装置を第1の容器1に取り付けた状態を示
す側面図
【図5】本発明の表乾比重の測定装置のブロック図
【図6】図5の測定装置の入力装置の平面図

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の所定体積(L1)になされた、被
    測定細骨材と水との混合体の重量(WS)を測定するス
    テップ、 前記被測定細骨材と水との混合体における水の大部分
    を、水の比重と異なる比重の水溶液と置換して前記第1
    の所定体積(L1)の前記被測定細骨材と前記水溶液と
    の混合体の重量(WE)を測定するステップ、 前記被測定細骨材と前記水溶液との混合体から分離され
    た前記水溶液の第2の所定体積(L2)の重量を測定す
    るステップ、及び前記水溶液の第2の所定体積(L2
    とその重量とから前記水溶液の比重(ρE)を求めるとと
    もに、前記各ステップで得られた第1の所定体積
    (L1)、被測定細骨材と水との混合体の重量(WS)、被
    測定細骨材と水の比重とは異なる比重を有する水溶液と
    の混合体の重量(WE)、前記水の比重とは異なる比重
    を有する水溶液の比重(ρE)及び水の比重(ρW)の値
    を用いて、以下に示す式 【数5】 によって前記被測定細骨材の比重(ρ)を求めるステッ
    プを有する細骨材の表面乾燥飽水状態での比重の測定方
    法。
  2. 【請求項2】 第1の所定体積(L1)の被測定細骨材
    と水との混合体の重量(WS)、第1の所定体積(L1
    の前記被測定細骨材と、水の比重とは異なる比重の水溶
    液との混合体の重量(WE)、及び第1の所定体積
    (L1)より少ない第2の所定体積(L2)の、前記被測
    定細骨材と水溶液との混合体から分離した水溶液の重量
    を測定するための重量検出器、及び前記重量検出器の検
    出出力と前記第2の所定体積(L2)に基づいて前記水
    溶液の比重(ρE)を求めるとともに、求められた水溶
    液の比重(ρE)、あらかじめ求められた水の比重
    W)、第1の所定体積(L1)、被測定細骨材と水との
    混合体の重量(WS)及び前記被測定細骨材と前記水溶
    液との混合体の重量(WE)を用いて、以下に示す式 【数6】 によって前記被測定細骨材の比重(ρ)を計算する演算
    手段を有する細骨材の表面乾燥飽水状態での比重の測定
    装置。
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