JP2707843B2 - 情報伝達制御装置 - Google Patents

情報伝達制御装置

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JP2707843B2
JP2707843B2 JP337191A JP337191A JP2707843B2 JP 2707843 B2 JP2707843 B2 JP 2707843B2 JP 337191 A JP337191 A JP 337191A JP 337191 A JP337191 A JP 337191A JP 2707843 B2 JP2707843 B2 JP 2707843B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば計算機ネットワ
ーク(分岐処理)システム上に構築された電子メールシ
ステムを利用した情報伝達制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報伝達装置の操作性は重要な課
題である。
【0003】以下、従来の情報伝達制御装置について
(表1)を参照しながら説明する。(表1)は従来の情
報伝達制御装置が情報を伝達するときに送信先を決定す
るために使用する送信先管理情報の内容を表で示す。
【0004】
【表1】
【0005】(表1)において、送信先管理情報は送信
先を指定する送信先識別子とそれに対をなす送信先アド
レスとの組で構成される。この組が、例えばハードディ
スクなどの記憶装置に記憶されている。
【0006】従来の情報伝達制御装置において、情報を
電送するとき、送信情報を添付された送信先識別子を前
記の送信先管理情報と照合して送信先アドレスを求め、
その送信先アドレスに情報を送信する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の情報
伝達制御装置では、送信者が送信情報の内容に応じて送
信先を個別に指定し、送信先識別子を添付しなければな
らない。そのため、送信内容ごとに送信先を指定するの
に手間がかかり、また、送信先の指定漏れがあると重要
な内容が必要な部署や責任者に伝達されない場合が発生
する。
【0008】本発明は上記の課題を解決するもので、送
信先を直接に指定しなくても、送信する情報の内容から
適切な送信先が決定され、また、送信情報文書も自動的
変形・作成される情報伝達制御装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明は、送信したい情報を入力す
る入力部と、前記送信したい情報から送信先を決定する
ための送信条件と送信先情報の組を1つ以上格納してい
る送信制御情報格納部と、前記入力部から入力された情
報と前記送信制御情報格納部に格納されている送信条件
を照合し、合致する送信条件に対応する送信先情報から
送信先を決定する伝達先決定部と、前記入力部から入力
された情報を前記伝達先決定部が決定した送信先に送信
する情報送信部を備えた情報伝達制御装置である。
【0010】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の情報伝達制御装置において、入力部から入力される
情報が属性識別子と属性値の組で構成される属性情報を
1組以上有するものであり、送信条件が属性識別子と属
性値を演算子で結合したものからなり、伝送先決定部が
入力された属性情報を送信制御情報格納部が格納してい
る送信条件の組と照合し、入力された属性情報が全ての
送信条件を満足する組の送信先情報に対応する送信先情
報から送信先を決定するものである。
【0011】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の情報伝達制御装置において、入力部から入力される
情報が属性識別子と属性値の組で構成される属性情報を
1組以上有するものであり、送信条件が属性識別子と属
性値を演算子で結合したものからなり、伝送先決定部が
入力された属性情報を送信制御情報格納部が格納してい
る送信条件の組と照合し、入力された属性情報が1つ以
上の送信条件を満足する組の送信先情報に対応する送信
先情報から送信先を決定するものである。
【0012】また、請求項4記載の発明は、請求項2ま
たは3記載の情報伝達制御装置において、入力部から入
力された情報を変形して送信する情報を作成する送信情
報作成部をさらに有し、情報送信部が前記送信情報作成
部が作成した情報を送信するものである。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明においては、入力部が操作
者の入力操作により送信情報とその情報のグループを示
すグループ識別子とを入力し、伝送先決定部が入力され
たグループ識別子を送信制御情報格納部にあらかじめ記
憶されたグループ識別子と照合し、合致したグループ識
別子に対応する送信先情報から送信先を決定し、情報送
信部が入力された送信情報を決定された前記送信先に送
信する。
【0014】また、請求項2記載の発明においては、請
求項1記載の発明における入力部が属性識別子と属性値
の組で構成される1組以上の属性情報を入力し、送信制
御情報格納部が送信属性識別子と属性値を演算子で結合
した送信条件と送信先情報の組を格納し、伝送先決定部
が入力された属性情報を送信制御情報格納部が格納して
いる送信条件の組と照合し、入力された属性情報が全て
送信条件を満足する組の送信先情報に対応する送信先
情報から送信先を決定する。
【0015】また、請求項3記載の発明は、請求項1に
おける入力部が属性識別子と属性値の組で構成される1
組以上の属性情報を入力し、送信制御情報格納部が送信
属性識別子と属性値を演算子で結合した送信条件と送信
先情報の組を格納し、伝送先決定部が入力された属性情
報を送信制御情報格納部が格納している送信条件の組と
照合し、入力された属性情報が1つ以上の送信条件を満
足する組の送信先情報に対応する送信先情報から送信先
を決定する。
【0016】また、請求項4記載の発明は、請求項2ま
たは3記載の情報伝達制御装置において、入力部から入
力された情報を変形して送信する情報を作成する。
【0017】
【実施例】(実施例1) 以下、本発明の実施例の情報伝達制御装置に図面を参
照しながら説明する。
【0018】図1は本発明の実施例の情報伝達制御装
置の構成をブロック図で示す。図1において、装置の動
作を制御する制御部12に入力部11と伝達先決定部1
3と情報送信部15が接続され、前記伝達先決定部13
には伝達制御情報格納部14が接続される。前記入力部
11は送信情報をその送信情報が属するグループを示す
グループ識別子とともに入力する入力手段を備え、伝達
制御情報格納部14は前記グループ識別子に対応して送
信先情報を格納している記憶手段を備え、伝達先決定部
13は入力部11から入力されたグループ識別子を前記
伝達御情報格納部14のグループ識別子と照合し、合致
するグループ識別子に対応する送信先情報から送信先を
得る伝達先決定手段を備え、情報送信部15は入力部1
1から入力された送信情報を伝達先決定部13で得た送
信先に送信する手段を備え、また、制御部12は入力部
11からの入力に対応して伝達定決定部13の送信先決
定動作および情報送信部15の送信動作を指示制御す
る。
【0019】上記構成の情報伝達制御装置について図2
のフローチャートを参照しながらその動作を説明する。
【0020】図2において、ステップ21で、入力部1
1から送信情報とその情報のグループ属性を示すグルー
プ識別子が入力される。
【0021】ステップ22において、制御部12が伝達
先決定部13に送信先決定を指示する。
【0022】ステップ23において、伝達先決定部13
が入力されたグループ識別子を伝達制御情報格納部14
のグループ識別子と照合し、合致するグループ識別子に
対応する送信先情報から送信先を決定する。
【0023】ステップ24において、制御部12が情報
送信部15に入力された送信情報を決定された送信先に
送信するよう指示する。
【0024】ステップ25において、情報送信部15が
入力された送信情報を決定された送信先に送信する。
【0025】以上の動作で入力された送信情報が送信さ
れた動作を完了する。(表2)は伝達制御情報格納部1
4に記憶されているグループ識別子および対応する送信
先情報の一例を表で示す。
【0026】
【表2】
【0027】(表2)に示すように、たとえば、グルー
プ識別「進捗報告」,「バグ発生」および「決裁願
い」に対応して送信先情報がそれぞれ「プロジェクトリ
ーダー」、「バグ管理者」、「部長」が対応して記憶さ
れている。伝達制御情報格納部14にはこのような対応
で多数のグループ識別子に対して送信先情報が格納され
ている。
【0028】図7はグループ識別子「進捗報告」ととも
に入力された送信情報を示す。伝達先決定部13はグル
ープ識別子「進捗報告」を伝達制御情報格納部14にお
ける(表2)のグループ識別子と照合し、グループ識別
子「進捗報告」に対応する送信先情報「プロジェクト
ーダー」を得る。情報送信部15は内部の記憶装置(図
示せす)に記憶している(表3)に示すようなアドレス
テーブルで「プロジェクトリーダ」に対応するアドレス
「imai@sw6」を見い出し、そこに図7の送信情
報を送信する。
【0029】
【表3】
【0030】このように本発明の実施例の情報伝達制
御装置によれば、送信情報の内容が属するグループを識
別するグループ識別子を設け、送信情報をそのグループ
識別子とともに入力する入力部と、前記グループ識別子
に対応して送信先情報を記憶格納した伝達制御情報格納
部と、入力されたグループ識別子を前記伝達制御情報格
納部の記憶と照合して送信先を決定する伝達先決定部
と、決定された送信先に送信情報を送信する情報送信部
を備えた情報伝達制御装置とすることにより、送信者が
送信先を指定しなくても、送信情報の内容に従った適切
な送信先が自動的に決定されて送信され、送信者が送信
先を指定する必要がなく、送信先の漏れも防止できる。
【0031】(実施例2) 以下、本発明の実施例の情報伝達制御装置について図
面を参照しながら説明する。図3は本発明の実施例
情報伝達制御装置の構成をブロック図で示す。図3にお
いて、装置の動作を制御する制御部32に入力部31と
伝達先決定部33と送信情報作成部36と情報送信部3
5とが接続され、伝達制御情報格納部34が伝達先決定
部33に接続される。入力部31は送信情報の内容の属
性を示す属性識別子(「タグ」ともいう)と属性を規定
する属性値(タグに対応する内容)との組で構成される
属性情報を1組以上(いわゆる構造化された文書)入力
する入力手段を備え、伝達制御情報格納部34は属性識
別子と属性値を演算子で結合して表現した送信条件の組
に対応して送信先情報を記憶格納した記憶手段を備え、
伝達先決定部33は入力された属性情報を伝達制御情報
格納部34の送信条件の組と照合して満足する送信先を
決定する手段を備え、送信情報作成部36は入力された
属性情報から送信情報を作成する手段を備え、情報送信
部35は決定された前記送信先に作成された前記送信情
報を送信する手段を備え、制御部32は入力部31から
の入力に対応して伝達先決定部33、送信情報作成部3
6および情報送信部35の動作を指示制御する。
【0032】上記構成において図4のフローチャートを
参照しながらその動作を説明する。ステップ41におい
て、入力部31から属性識別子とその属性値との組が1
組以上入力される。
【0033】ステップ42において、制御部32が伝達
先決定部33に送信先決定を指示する。
【0034】ステップ43において、伝達先決定部33
が入力された属性情報を伝達制御情報格納部34の送信
条件の組と照合し、満足する組の送信先情報から送信先
を決定する。
【0035】ステップ44において、制御部32が送信
情報作成部36に送信情報作成を指示する。
【0036】ステップ45において、送信情報作成部3
6が入力された属性情報から送信情報を作成する。
【0037】ステップ46において、制御部32が情報
送信部35に送信を指示する。ステップ47において、
情報送信部35が作成された前記送信情報を決定された
前記送信先に送信する。
【0038】以上の動作により入力された属性情報から
送信先が決定されるとともに送信情報も作成され、当該
送信情報が送信先に送信されて動作を完了する。
【0039】(表4)は伝達制御情報格納部34に記憶
格納されている送信条件の組と送信先情報による伝達制
御情報の一例を表で示す。
【0040】
【表4】
【0041】(表4)において、例えば、属性識別子
「ランク」が演算子「=」で属性値「A」と結合され
て、「ランク=‘A’」なる送信条件が規定され、その
送信条件に対応する送信先情報として「プロジェクトリ
ーダー」と「バグ管理者」が記憶され、また、属性識別
子「再現性」が演算子「=」で「あり」と結合されて送
信条件「再現性=‘あり’」が規定され、その送信条件
に対応する送信先情報として「プロジェクトリーダー」
が記憶されている。したがって、「ランク='A'」と
「再現性='あり'」の二つの送信条件が規定される送信
先は「プロジェクトリーダ一」であり、「ランク='
A'」だけの送信条件に対しては送信先は「バグ管理
者」であることを記憶している。伝達制御情報格納部3
4はこのような属性識別子と属性値で規定される送信条
件の組合せとその送信条件に対応する1つ以上の送信情
報を記憶格納している。
【0042】また、伝達制御情報格納部34は、たとえ
ば(表4)に示すように、属性識別子「処理番号」と属
性値「100」で規定した送信条件「処理番号>10
0」に対応して「seIect アドレス from
プロジェクト管理表 where プロジェクト=入力
プロジェクト」という送信先情報を記憶している。
【0043】
【表5】
【0044】入力部31が(表5)に示すような属性識
別子と属性値の組を入力すると、伝達先決定部33は属
性識別子「ランク」と属性値「A」の組および属性識別
子「再現性」と属性値「あり」の組から送信条件「ラン
ク=A」と「再現性=あり」を伝達制御情報格納部34
と照合して送信先情報「プロジェクトリーダー」と「バ
グ管理者」を見い出す。属性識別子「処理番号」につい
ては属性値は「21」であるので送信条件「処理番号>
100」に合致せす、送信先情報「select アド
レス from プロジェクト管理表 where プ
ロジェクト=入力プロジェクト」は適用されない。
た、送信情報作成部36は入力された属性識別子と属性
値から図8に示すような送信情報を作成する。情報送信
部35は作成された前記送信情報を決定された前記送信
(「プロジェクトリーダー」、「バグ管理者」)に送
信する。
【0045】
【表6】
【0046】また、入力部31が(表6)に示すような
属性識別子と属性値の組を入力すると、属性識別子「再
現性」と属性値「あり」の組から「バグ管理者」を決定
し、属性識別子「処理番号」と属性値「125」の組か
ら送信条件「処理番号>100」に対応する「sele
ct アドレス from プロジェクト管理表 wh
ere プロジェクト=入力プロジェクト」なる検索式
の送信先情報を見いだし、(表7)に示すようなプロジ
ェクト管理表からプロジェクト「OSチーム」に対応す
るリーダーアドレス「naka@sw6」を決定する。
【0047】
【表7】
【0048】一方、送信情報作成部36は属性識別子お
よび属性値から図9に示すような送信情報を作成する。
情報送信部35は作成された前記送信情報を決定された
前記送信先(「naka@sw6」)に送信する。
【0049】このように本発明の実施例の情報伝達制
御装置によれば、送信する情報である属性識別子とその
属性値の組で構成される属性情報を1組以上入力する入
力部と、属性識別子と属性値を演算子で結合して表現し
た送信条件の組に対応してあらかじめ送信先情報を記憶
格納している伝達制御情報格納部と、入力された属性情
報を前記伝達制御情報格納部に格納している情報と照合
して満足する送信条件の組の送信先情報から送信先を決
定する伝達先決定部と、入力された属性情報から送信情
報を作成する送信情報作成部と、作成された前記送信情
報を決定された前記送信先に送信する情報送信部と、装
置の動作を制御する制御部とを備えた情報伝達制御装置
とすることにより、送りたい情報を入力するだけで、送
信情報が自動的に変形・作成され、また、送信先も自動
的に決定されて送信される。したがって、送信者は送信
先を個々に指定する必要がなく、また、適切な送信先に
自動的に送信されて送信者の手間が省かれる。さらに、
送りたい情報を読み易く、または適切な内容に自動的に
変更する効果もある。
【0050】なお、伝達先決定部が、入力された属性情
報が部分的に送信条件を満足するときに、送信先情報か
ら送信先を決定する、という処理をするとしても良い。
【0051】また、伝達制御情報格納部に、「送信条
件:”状況” C ”システムコール”、送信先情報:
OSチーム管理者」(’C’は文字列の部分一致を示す
演算子であり、本送信条件は、属性識別子”状況”に対
応する属性値が”システムコール”という文字列を含む
場合に条件を満たし、OSチーム管理者に送信先を決定
する、という意味である。)の1つの条件のみ管理さ
れ、入力部から入力される属性識別子と属性値の組が1
つだけの場合、例えば、「状況:システムコールを使用
するとコアダンプする。」の場合を考える。この場合に
は、「状況:システムコールを使用するとコアダンプす
る。」の入力された情報が、文字列”システムコール”
を含むので、「送信条件:”状況” C ”システムコ
ール”、送信先情報:OSチーム管理者」の条件にマッ
チし、「状況:システムコールを使用するとコアダンプ
する。」の情報がOSチーム管理者に送信されることと
なる。
【0052】さらに、上記の場合、属性識別子が1つで
あるので、その属性識別子を省略することも当然に可能
である。つまり、伝達制御情報格納部で「送信条件:
C”システムコール”、送信先情報:OSチーム管理
者」(入力された情報に、”システムコール”という文
字列を含む場合に条件を満たし、OSチーム管理者に送
信先を決定する、という意味である。)が管理され、入
力部から、例えば、「システムコールを使用するとコア
ダンプする。」という属性識別子を含まない文書が入力
される場合である。この場合も、「送信条件: C ”
システムコール”、送信先情報:OSチーム管理者」の
条件が満足されるので、「システムコールを使用すると
コアダンプする。」という文書がOSチーム管理者に送
信されることとなる。
【0053】(実施例3) 以下、本発明の実施例の情報伝達制御装置について図
5を参照しながら説明する。図5に本発明の実施例
情報伝達制御装置の構成をブロック図で示す。図5にお
いて、装置の動作を制御する制御部52に入力部51と
伝達先決定部53と送信情報作成部56および情報送信
部55とが接続され、前記伝達先決定部53には伝達制
御情報格納部54が接続される。入力部51は送信する
情報の属性を示す属性識別子およびその属性を規定する
属性値の組で構成される属性情報の1組以上とその属性
情報の属するグループを示すグループ識別子とを入力す
る手段を備え、伝達制御情報格納部54は、属性識別子
と属性値を演算子で結合して表現した送信条件の組とグ
ル一プ識別子との組合せに対応してあらかじめ送信先情
報を記憶格納する記憶手段を備え、伝達先決定部53は
入力された属性情報とグループ識別子とを伝達制御情報
格納部54の記憶と照合して満足する送信先情報から送
信先を決定する手段を備え、送信情報作成部56は入力
された属性情報から送信情報を作成する手段を備え、情
報送信部55は作成された前記送信情報を決定された前
記送信先に送信する手段を備え、制御部52は入力部5
1からの入力に対応して装置の動作を制御する。
【0054】上記構成において、図6のフローチャート
を参照しながらその動作を説明する。
【0055】ステップ61において、入力部51が情報
内容の属性を示す属性識別子とその属性識別子を規定す
る属性値の組で構成される属性情報を1組以上入力する
とともに、属性情報の属するグループを示すグループ識
別子とを入力する。
【0056】ステップ62において、制御部52が伝達
先決定部53に送信先決定を指示する。
【0057】ステップ63において、伝達先決定部53
が入力された属性情報とグループ識別子との組合せを伝
達制御情報格納部54の記憶と照合し、満足する送信先
情報から送信先を決定する。
【0058】ステップ64において、制御部53が送信
情報作成部56に送信情報作成を指示する。
【0059】ステップ65において、送信情報作成部5
6が入力された属性情報から送信情報を作成する。
【0060】ステップ66において、制卸部52が情報
送信部55に送信を指示する。ステップ67において、
情報送信部55が作成された前記送信情報を決定された
前記送信先に送信する。
【0061】以上の動作により、入力された属性情報か
ら送信情報が作成され、入力された属性情報とグループ
識別子から送信先が決定され、当該送信情報が当該送信
先に送信されて処理が完了する。
【0062】(表8)は伝達制御情報格納部54に記憶
格納されている送信条件とグループ識別子との組合せに
対応する送信先情報を表で示す。
【0063】
【表8】
【0064】(表8)において、グループ識別子に対応
して送信条件の組が一つ以上あり、送信条件とグループ
識別子との組合せに対してそれぞれ送信先情報が記憶格
納されている。
【0065】グループ識別子「進捗報告」の場合、送信
条件「達成='A'」と「効果='A'」の組合せに対し
ては送信先情報「部長」が記憶されており、また、送信
条件「達成度‘B’」と「効果‘B’」に対しては
送信先情報「課長」が記憶格納されている。グループ識
別子「決裁願い」の場合、決裁価格の条件に応じてそれ
ぞれ送信先情報が記憶格納されている。
【0066】
【表9】
【0067】入力部51が(表9)に示す属性識別子お
よび属性値の組とグループ識別子とを入力すると、送信
先決定部53は属性識別子「達成度」と属性値「B」の
組および属性識別子「効果」と属性値「B」の組と、グ
ループ識別子「進捗報告」の組合せを伝達制御情報格納
部54の記憶と照合して満足する送信先情報「課長」を
得て送信先を決定する。また、送信情報作成部56が属
性情報から図10に示した送信情報を作成する。つま
り、送信情報は、入力された属性識別子と属性値から作
成されている。
【0068】
【表10】
【0069】入力部51が(表10)に示す属性識別子
および属性値の組とグループ識別子とを入力すると、送
信先決定部53は属性識別子「決裁価格」と属性値「1
500万円」の組を伝達制御情報報格納部53の記憶
(表8に示した情報)と照合し、満足する送信先情報
「所長」を決定する。また、送信情報作成部56が入力
された属性情報から図11に示す送信情報を作成する。
情報送信部55は作成された前記送信情報を決定された
前記送信先に送信する。
【0070】このような本発明の実施例の情報伝達制
御装置によれば、送信する内容の属性を示す属性議別子
とその属性を規定する属性値の組で構成される属性情報
を1組以上と属性情報の属するグループを示すグループ
識別子とを入力する入力部と、属性識別子と属性値を演
算子で結合して表現した送信条件の組とグループ識別子
との組合せに対応して送信先情報を記憶格納している伝
達制御情報格納部と、入力された属性情報とグループ識
別子との組合せを前記伝達制御情報格納部の記憶と照合
し、満足する送信先情報から送信先を決定する伝達先決
定部と、入力された属性情報から送信情報を作成する送
信情報作成部と、作成された前記送信情報を決定された
前記送信先に送信する情報送信部と、装置の動作を制御
する制御部とを備えた情報伝達装置とすることにより、
送りたい情報の属性を示す属性識別子とその属性を規定
する属性値を入力するだけで、送信情報が自動的に変形
・作成され、また、送信先も自動的に決定されて送信さ
れる。したがって、送信者は送信先を個々に指定する必
要がなく、また、送信情報を作成する必要がなく、適切
な内容が適切な送信先に自動的に送信されて送信者の手
間が省かれるのみならず、誤った内容や送信先が発生し
ない効果がある。
【0071】なお、入力された属性情報とグループ識別
子の組が部分的に送信条件とグループ識別子の組を満足
する送信先情報から送信先を決定してもよい。
【0072】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明は入力した情報の内容から送信先が自動的に決定さ
れ、送信先に関する情報を入力する手間を省くと同時
に、確実に適切な送信先に入力した情報を送信すること
ができるという効果がある。
【0073】また、入力した情報に変形を加えて送信情
報を作成することにより、読み易く、また適切な内容の
情報を送信できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の情報伝達制御装置の構成を
示すブロック図
【図2】本発明の実施例の情報伝達制御装置の動作を
示すフローチャート
【図3】本発明の実施例の情報伝達制御装置の構成を
示すブロック図
【図4】本発明の実施例の情報伝達制御装置の動作を
示すフローチャート
【図5】本発明の実施例の情報伝達制御装置の構成を
示すブロック図
【図6】本発明の実施例の情報伝達制御装置の動作を
フローチャート
【図7】本発明の実施例の情報伝達制御装置における
送信情報の一例を示す図
【図8】本発明の実施例の情報伝達制御装置において
作成された送信情報の一例を示す図
【図9】本発明の実施例の情報伝達制御装置において
作成された送信情報の他の例を示す図
【図10】本発明の実施例の情報伝達制御装置におい
て作成された送信情報の一例を示す図
【図11】本発明の実施例の情報伝達制御装置におい
て作成された送信情報の他の例を示す図
【符号の説明】
11,31,51 入力部 12,32,52 制御部 13,33,53 伝達先決定部 14,34,54 伝達制御情報格納部 15,35,55 情報送信部 36,56 送信情報作成部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信したい情報を入力する入力部と、前
    記送信したい情報から送信先を決定するための送信条件
    と送信先情報の組を1つ以上格納している送信制御情報
    格納部と、前記入力部から入力された情報と前記送信制
    御情報格納部に格納されている送信条件を照合し、合致
    する送信条件に対応する送信先情報から送信先を決定す
    る伝達先決定部と、前記入力部から入力された情報を前
    記伝達先決定部が決定した送信先に送信する情報送信部
    を備えた情報伝達制御装置。
  2. 【請求項2】 入力部から入力される情報が属性識別子
    と属性値の組で構成される属性情報を1組以上有するも
    のであり、送信条件が属性識別子と属性値を演算子で結
    合したものからなり、伝送先決定部が入力された属性情
    報を送信制御情報格納部が格納している送信条件の組と
    照合し、入力された属性情報が全ての送信条件を満足す
    る組の送信先情報に対応する送信先情報から送信先を決
    定する請求項1記載の情報伝達制御装置。
  3. 【請求項3】 入力部から入力される情報が属性識別子
    と属性値の組で構成される属性情報を1組以上有するも
    のであり、送信条件が属性識別子と属性値を演算子で結
    合したものからなり、伝送先決定部が入力された属性情
    報を送信制御情報格納部が格納している送信条件の組と
    照合し、入力された属性情報が1つ以上の送信条件を満
    足する組の送信先情報に対応する送信先情報から送信先
    を決定する請求項1記載の情報伝達制御装置。
  4. 【請求項4】 入力部から入力された情報を変形して送
    信する情報を作成する送信情報作成部をさらに有し、情
    報送信部が前記送信情報作成部が作成した情報を送信す
    る請求項2または3記載の情報伝達制御装置。
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