JP2707004B2 - 電気掃除機のノズル - Google Patents
電気掃除機のノズルInfo
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- JP2707004B2 JP2707004B2 JP2325691A JP2325691A JP2707004B2 JP 2707004 B2 JP2707004 B2 JP 2707004B2 JP 2325691 A JP2325691 A JP 2325691A JP 2325691 A JP2325691 A JP 2325691A JP 2707004 B2 JP2707004 B2 JP 2707004B2
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- Japan
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- nozzle
- cleaning
- vacuum cleaner
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- suction
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- Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電気掃除機のノズルに関
するものである。
するものである。
【０００２】
【従来の技術】電気掃除機に使用されるノズルは、多年
に亘る研究が進んで現在では板床、たたみ床あるいはじ
ゅうたん床などそれぞれの床の仕様に合わせて構造を変
えたノズルを使用するように構成されている。
に亘る研究が進んで現在では板床、たたみ床あるいはじ
ゅうたん床などそれぞれの床の仕様に合わせて構造を変
えたノズルを使用するように構成されている。
【０００３】いろいろな床の中でも、じゅうたん床は毛
足があるため、特にごみや毛髪が付着しやすく、その除
去も困難である。特に最近毛足の特に長いじゅうたんが
各家庭に普及しているが、長い毛足の根元に溜まったご
みを捕集するのは、通常の電気掃除機のノズルでは極め
て困難で、このため特別なノズルも開発されている。図
４は毛足の長いじゅうたんを掃除するために開発された
掃除機の断面図、図５はその一部拡大図、図６は突起部
の拡大図で、図中１は電気掃除機、２はノズル、３は孔
３ａを穿設した突起部、４は回転ブラシ、５は集塵袋、
６は空気流、７はじゅうたん、７ａはその毛足である。
この電気掃除機はノズル２に多数個の突起部３をノズル
の移動方向に直交配置してなるもので、毛足７ａの長い
じゅうたんを掃除する際、この突起部３の先端を毛足７
ａの根元に達せしめ毛足７ａの根元に溜まったごみなど
を孔３ａから吸引し捕収しようとするものである。
足があるため、特にごみや毛髪が付着しやすく、その除
去も困難である。特に最近毛足の特に長いじゅうたんが
各家庭に普及しているが、長い毛足の根元に溜まったご
みを捕集するのは、通常の電気掃除機のノズルでは極め
て困難で、このため特別なノズルも開発されている。図
４は毛足の長いじゅうたんを掃除するために開発された
掃除機の断面図、図５はその一部拡大図、図６は突起部
の拡大図で、図中１は電気掃除機、２はノズル、３は孔
３ａを穿設した突起部、４は回転ブラシ、５は集塵袋、
６は空気流、７はじゅうたん、７ａはその毛足である。
この電気掃除機はノズル２に多数個の突起部３をノズル
の移動方向に直交配置してなるもので、毛足７ａの長い
じゅうたんを掃除する際、この突起部３の先端を毛足７
ａの根元に達せしめ毛足７ａの根元に溜まったごみなど
を孔３ａから吸引し捕収しようとするものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記突起部を
備えたノズルを使用して掃除を行おうとすると、じゅう
たんの長い毛足は、ノズル２に配置した突起部３に接触
してノズル２の移動にとって大きな抵抗となり、ノズル
２の移動はいちぢるしく困難となり、実質的にはノズル
２を押して移動させながらの掃除は困難である。
備えたノズルを使用して掃除を行おうとすると、じゅう
たんの長い毛足は、ノズル２に配置した突起部３に接触
してノズル２の移動にとって大きな抵抗となり、ノズル
２の移動はいちぢるしく困難となり、実質的にはノズル
２を押して移動させながらの掃除は困難である。
【０００５】また上記ノズルはじゅうたんそれも毛足の
長いじゅうたんを掃除するために開発されたものであ
り、たたみ床や板の間を掃除する場合は、上記突起部の
孔３ａより、もっと吸入面積の大きい空気吸入口から空
気を吸入した方が抵抗も小さくしたがって掃除の効率も
高い。そのためたたみ床や板の間ではそれ専用のノズル
に取り替えて使用するのが普通であり、仕様の異なる床
面が混在する場合ノズル取り替えの手間を要していた。
長いじゅうたんを掃除するために開発されたものであ
り、たたみ床や板の間を掃除する場合は、上記突起部の
孔３ａより、もっと吸入面積の大きい空気吸入口から空
気を吸入した方が抵抗も小さくしたがって掃除の効率も
高い。そのためたたみ床や板の間ではそれ専用のノズル
に取り替えて使用するのが普通であり、仕様の異なる床
面が混在する場合ノズル取り替えの手間を要していた。
【０００６】本発明は従来の電気掃除機の上記問題点を
解消するためになされたもので、１個のノズルでじゅう
たん床面だけでなくたたみや板の間の床面も効率よく掃
除できるノズルを提供しようとするものである。
解消するためになされたもので、１個のノズルでじゅう
たん床面だけでなくたたみや板の間の床面も効率よく掃
除できるノズルを提供しようとするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る電気掃除機のノズルは、ノズル本体の
底面に空気吸入孔を穿設した複数個の吸込体を突設する
とともに、ノズル本体の背面には回転ブラシを備えた開
口部を設け、該ノズルを吸引パイプに回転自在に係着し
て構成した。なお上記吸込体はノズルの進行方向に両端
を先細に形成した舟形断面を備えている。
め、本発明に係る電気掃除機のノズルは、ノズル本体の
底面に空気吸入孔を穿設した複数個の吸込体を突設する
とともに、ノズル本体の背面には回転ブラシを備えた開
口部を設け、該ノズルを吸引パイプに回転自在に係着し
て構成した。なお上記吸込体はノズルの進行方向に両端
を先細に形成した舟形断面を備えている。
【０００８】
【作用】上記ノズルを使用して掃除を行う場合、じゅう
たん床面にあっては、吸込体を突設した側を床面に当て
て掃除を行うと、吸込体の先端がじゅうたんの毛足の深
部にまで達し、毛足の根元に付着したごみを吸引捕収す
るので、じゅうたん特に毛足の長いじゅうたん床面を掃
除するには極めて効率的である。
たん床面にあっては、吸込体を突設した側を床面に当て
て掃除を行うと、吸込体の先端がじゅうたんの毛足の深
部にまで達し、毛足の根元に付着したごみを吸引捕収す
るので、じゅうたん特に毛足の長いじゅうたん床面を掃
除するには極めて効率的である。
【０００９】またたたみ床や板の間を掃除する場合は、
ノズルを吸引パイプに対し回転させ背面の開口部を床に
当てて掃除する。回転ブラシも備わりたたみ床や板の間
が効率よく掃除できる。
ノズルを吸引パイプに対し回転させ背面の開口部を床に
当てて掃除する。回転ブラシも備わりたたみ床や板の間
が効率よく掃除できる。
【００１０】
【実施例】図１は本発明の一実施例を示す電気掃除機の
ノズルのじゅうたん床面掃除時の側面断面図、図２はそ
の裏面図、図３は上記ノズルの板の間掃除時の側面断面
図である。図中、１０はノズル、１１は吸引パイプ、１
２はその接続部、１３は吸込体、１４はその空気吸入
孔、１５は開口部、１６は回転ブラシ、１７は仕切り
壁、１８は板の間である。
ノズルのじゅうたん床面掃除時の側面断面図、図２はそ
の裏面図、図３は上記ノズルの板の間掃除時の側面断面
図である。図中、１０はノズル、１１は吸引パイプ、１
２はその接続部、１３は吸込体、１４はその空気吸入
孔、１５は開口部、１６は回転ブラシ、１７は仕切り
壁、１８は板の間である。
【００１１】図にみるように、ノズル１０の底面下方に
空気吸入孔１４を穿設した複数個の吸込体１３を突設さ
せるとともに、ノズル１０の背面には開口部１５を穿設
し回転ブラシ１６を配設する。吸込体１３はノズル１０
の進行方向の両端は先を細く舟形断面に形成する。また
ノズル１０の内部には仕切り壁１７を設ける。
空気吸入孔１４を穿設した複数個の吸込体１３を突設さ
せるとともに、ノズル１０の背面には開口部１５を穿設
し回転ブラシ１６を配設する。吸込体１３はノズル１０
の進行方向の両端は先を細く舟形断面に形成する。また
ノズル１０の内部には仕切り壁１７を設ける。
【００１２】このように構成したノズル１０を、吸引パ
イプ１１に対し接続部１２において回転自在に装着す
る。なおノズル１０の底面及び背面が床面に対し平行と
なるようにストッパ（図示せず）を設ける。
イプ１１に対し接続部１２において回転自在に装着す
る。なおノズル１０の底面及び背面が床面に対し平行と
なるようにストッパ（図示せず）を設ける。
【００１３】上記のように構成されたノズル１０を使用
して掃除を行う場合、じゅうたん床面では、図１にみる
ように、ノズルの底面下方に突設させた吸込体１３を床
面に当てて掃除する。吸込体１３は移動方向に先細とし
た舟形断面に形成されているので、掃除に当たって、ノ
ズルを移動させる際吸込体はじゅうたんの毛足７ａに邪
魔されることなくスムーズに移動し、掃除は容易であ
る。また吸込体１３の先端がじゅうたんの毛足の深部に
まで達するので、毛足の根元に付着するごみも完全に吸
引捕収する。
して掃除を行う場合、じゅうたん床面では、図１にみる
ように、ノズルの底面下方に突設させた吸込体１３を床
面に当てて掃除する。吸込体１３は移動方向に先細とし
た舟形断面に形成されているので、掃除に当たって、ノ
ズルを移動させる際吸込体はじゅうたんの毛足７ａに邪
魔されることなくスムーズに移動し、掃除は容易であ
る。また吸込体１３の先端がじゅうたんの毛足の深部に
まで達するので、毛足の根元に付着するごみも完全に吸
引捕収する。
【００１４】床面がじゅうたん床からたたみ床や板の間
に変わった場合は、ノズル１０を回転させ、図３に示す
ように、ノズル背面の開口部１５を床面に当てて掃除を
行えば、床上のごみは大きな開口部１５から大量の空気
とともに吸引され効率よく掃除ができる。なお開口部１
５には回転ブラシ１６が付設されているため、たたみの
目のごみや毛髪などを捕収するのに便利である。
に変わった場合は、ノズル１０を回転させ、図３に示す
ように、ノズル背面の開口部１５を床面に当てて掃除を
行えば、床上のごみは大きな開口部１５から大量の空気
とともに吸引され効率よく掃除ができる。なお開口部１
５には回転ブラシ１６が付設されているため、たたみの
目のごみや毛髪などを捕収するのに便利である。
【００１５】このように１個のノズル１０を回転させる
だけで、じゅうたん床面とたたみ床や板の間の掃除を効
率よく行うことができるので、掃除の手間が少なくてす
む。上記吸込体１４の仕様については本実施例に限るも
のでなく、例えば空気吸入孔１３の個数も３個に限るも
のではない。
だけで、じゅうたん床面とたたみ床や板の間の掃除を効
率よく行うことができるので、掃除の手間が少なくてす
む。上記吸込体１４の仕様については本実施例に限るも
のでなく、例えば空気吸入孔１３の個数も３個に限るも
のではない。
【００１６】またノズル１０背面の開口部１５に付設し
た回転ブラシ１６は無くてもよい。さらにノズル１０底
面に吸込体１３とともに開口部を穿設し、じゅうたんの
毛足上面のごみを吸引するようにしてもよい。
た回転ブラシ１６は無くてもよい。さらにノズル１０底
面に吸込体１３とともに開口部を穿設し、じゅうたんの
毛足上面のごみを吸引するようにしてもよい。
【００１７】
【発明の効果】本発明は、電気掃除機において、底面に
吸込体を突設するとともに背面に開口部を穿設したノズ
ルを、吸引パイプに回転自在に接続して構成したので、
１個のノズルによりじゅうたん床面もたたみ床や板の間
も効率よく掃除することが可能となり、掃除の手間を大
巾に短縮させるという優れた効果を挙げることとなっ
た。
吸込体を突設するとともに背面に開口部を穿設したノズ
ルを、吸引パイプに回転自在に接続して構成したので、
１個のノズルによりじゅうたん床面もたたみ床や板の間
も効率よく掃除することが可能となり、掃除の手間を大
巾に短縮させるという優れた効果を挙げることとなっ
た。
【図１】本発明の一実施例を示すじゅうたん床面を掃除
する電気掃除機のノズルの側面断面図である。
する電気掃除機のノズルの側面断面図である。
【図２】上記ノズルの裏面図である。
【図３】板の間を掃除する上記ノズルの側面断面図であ
る。
る。
【図４】従来の電気掃除機の断面図である。
【図５】その一部拡大図である。
【図６】突起部の拡大図である。
１０…ノズル １１…吸引パイプ １２…接続部 １３…吸込体 １４…空気吸入孔 １５…開口部 １６…回転ブラシ １７…仕切り壁 １８…板の間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊勢 伸介 鎌倉市大船二丁目14番40号 三菱電機株 式会社 生活システム研究所内 (56)参考文献 特開 昭56−1131（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−151426（ＪＰ，Ａ) 実開 昭55−269（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】 底面下方に、空気吸入孔を備えた舟形断
面の吸込体を複数個突設するとともに、背面に回転ブラ
シを付設する開口部を設けてなるノズルを、吸引パイプ
に回転自在に係着して構成したことを特徴とする電気掃
除機のノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2325691A JP2707004B2 (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | 電気掃除機のノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2325691A JP2707004B2 (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | 電気掃除機のノズル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04261627A JPH04261627A (ja) | 1992-09-17 |
| JP2707004B2 true JP2707004B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=12105523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2325691A Expired - Fee Related JP2707004B2 (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | 電気掃除機のノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2707004B2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-18 JP JP2325691A patent/JP2707004B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04261627A (ja) | 1992-09-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |