JP2706778B2 - 油脂の改質法 - Google Patents

油脂の改質法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔利用分野〕 本発明は、エステル交換反応によって油脂の改質を行
うに際し、エステル交換活性の高いリパーゼを触媒とし
て用いる方法に関する。
油脂のエステル交換反応は、加工脂の製造において重
要な技術である。
〔従来技術〕 油脂のエステル交換反応はアルカリ金属、アルカリ金
属水酸化物等のアルカリ性物質を触媒として来たが、こ
の方法では油脂中の脂肪酸の交換位置に特異性が認めら
れず、選択性が低いのが欠点である。
この様な非選択的な方法に換わり、位置特異的なエス
テル交換方法としてリパーゼを用いる方法が注目されて
いる(特開昭52−104506号)。
しかし、リパーゼは本来、水の存在下で油脂を加水分
解する酵素であるため、反応系の水分が0.2〜1.0%と少
量であってもジグリセライド等の副生成物の生成が避け
られない。
副生成物の生成は、改質油の収率を低下させるだけで
なく、その後の分別精製に支障をきたすため、それを抑
えることを目的に多くの方法が提示されている。
それらには、吸水性樹脂を用い水分をコントロールす
る方法(特開昭58−116689号)、リパーゼの活性化剤と
して水に代わる物質として低級多価アルコールを用い油
脂の加水分解を抑える方法(特公昭57−6480号)、界面
活性剤の添加により油と水の不均一な反応系でのリパー
ゼの接触を効率化させる方法(特開昭57−198798号)、
融点の低い脂肪酸の低級アルコールエステルを用いる方
法(特公昭57−27159号)等がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、ジグリセリド等の副生成物の生成を抑える目
的で水分含量を低下させたり、低級多価アルコールを用
いることは加水分解はある程度抑えられるが、逆にエス
テル交換速度は極めて低下すると言う欠点を有し、反応
効率を上げるための界面活性剤の添加は工業規模での実
施を難しくする。一方、融点の低い脂肪酸エステルの添
加は、脂肪酸エステルを別途に製造する必要がある事
と、脂肪酸に比べ反応速度が遅いこと等が知られている
〔ジャーナル・オブ・アグリカルチャル・アンド・フー
ド・ケミストリー(J.Agric.Food Chem.),35,1005〜1
008,(1987)〕。又、従来のリパーゼによるエステル交
換反応は市販のリパーゼ剤を用いたものであり、必ずし
もエステル交換能は十分に高いとは言えない。副生成物
の生成を抑え、エステル交換反応速度を上昇させるため
には、低水分の反応系においても反応効率を低下させな
い高エステル交換活性を持つリパーゼが必要である。こ
れらの現状に鑑み、従来法は十分満足出来る方法とは言
え難い。
〔問題点を解決するための手段及びその作用〕
本発明者らはエステル交換活性の高いリパーゼを、リ
ゾプス(Rhizopus)属の由来のリパーゼから検索し、そ
のエステル交換活性の高いリパーゼを用い油脂の改質が
効率良く達成出来ることを見い出し、本発明を完成する
に至った。
エステル交換活性の高いリパーゼの給源としてすでに
1,3−位置特異性の知られているリゾプス属、例えばリ
ゾプス・ジャバニカス(Rhizopus javanicus)IAM602
8、リゾプス・シュードキネンシス((Rhizopus pseudo
chinensis)IAM6042、リゾプス・デレマー(Rhizopus d
elemar)IAM6038、リゾプス・オリゼー(Rhizopus oryz
ae)IAM4698、リゾプス・デレマー(Rhizopus delema
r)(生化学工業製)、リパーゼF(天野製薬製)、タ
リパーゼ(田辺製薬製)の中からエステル交換活性の高
いリパーゼを検索した。
更にリゾプス属が一般に3種のリパーゼを産生するこ
とが知られており〔アグリカルチャル・アンド・バイオ
ロジカル・ケミストリー(Agric.Biol.Chem.),38,124
1,(1974)〕、それらのアイソザイムについても活性を
調べた。
リパーゼの検索 リゾプス属に属するリパーゼの産生菌を、大豆粉2.5
%,澱粉1.0%,大豆油0.5%,リン酸アンモニウム0.5
%及びリン酸二カリウム0.2%よりなる培地に接種し、2
5℃に3日間培養した。
得られた培養物をpH7.5に調整後、菌体をろ別し、粗
酵素液とした。その後〔アグリカルチャル・アンド・バ
イオロジカル・ケミストリー(Agric.Biol.Chem.),3
8,1241,(1974)〕の方法に従いアイソザイム(リパー
ゼA,B及びC)に分画後、加水分解活性,エステル合成
活性,エステル交換活性及び等電点を測定した。
加水分解活性測定法 市販のリパーゼ測定用キット(リパーゼキットS・大
日本製薬社製)を用い、pH7.0,37℃において分画した各
種のリパーゼを反応し、15分間インキュベートした後、
412nmにおける吸光度の上昇を測定する。
リパーゼの単位は上記条件で0.Dを1上昇させる酵素
量を1単位とした。
エステル合成活性測定法 グリセロール5g,オレイン酸0.5gに分画した各種のリ
パーゼ液0.4mlを加え、pH6.0,40℃で60分間撹拌し、合
成反応を行った。この条件下、1分間当り1マイクロモ
ルのオレイン酸をエステル化させる酵素量を1単位とし
た。
エステル交換活性測定法 分画した各種のリパーゼ液5mlにセライトNo.535を5g
添加し均一に混和後、減圧下(5mmHg)に30℃で20時間
放置しセライト吸着酵素剤を調製した。
上記セライト吸着酵素剤に、オレンイン酸5g,パーム
油5gを添加し、密栓後、45℃に15時間振盪反応させた。
反応油を分取し、ガスクロマトグラフィー法によりトリ
グリセライド組成を分析した。
上記条件下でC54トリグリセライド組成を1%増加さ
せる酵素量を1単位とした。
等電点の測定法 キャリアー・アンホライト(pH3〜10,アンホライン,L
KB社製)を用い、アクタ・ケミカ・スカンジナビア(Ac
ta Chem.Scand.),20,820,(1966)の方法に準じ750V,
45時間,3℃で通電、分画した各種のリパーゼの等電点を
測定した。
結果を表−1に示す。
以上の結果より加水分解活性,エステル合成活性及び
エステル交換活性には、互いに相関関係が無い事が判明
し、かつ等電点を4〜5に持つリパーゼには特にエステ
ル交換活性が高いことが認められた。更に等電点を4〜
5にもつリパーゼは粗酵素液の状態でこの等電点付近の
pHにおいて微細に不溶化しており、容易にセライト等の
ろ過助剤に捕集することも出来、その後エタノール,ア
セトン等の有機溶媒で洗浄することにより、又はそのま
ま真空乾燥することにより非常に効率良くセライト吸着
酵素剤が調製可能である。
即ち、本発明は本質的にエステル交換活性の高いリパ
ーゼを用い低廉価なパーム油等から高価なカカオバター
代用脂等を工業的な規模で効率良く製造する事を可能に
するものである。
試験例1 リゾプス・ジャバニカス(Rhizopus javanicus)IAM602
8由来リパーゼの分画及び吸着酵素剤の調製 大豆粉2.5%,澱粉1.0%,大豆油0.5%,リン酸アン
モニウム0.5%及びリン酸二カリウム0.2%を30容ジャ
ーファーメンターにとり、pHを6.0に調整後、121℃,30
分間殺菌した。培地液量は殺菌後20とした。
同培地に25℃で48時間培養したリゾプス・ジャバニカ
ス(Rhizopus javanicus)IAM6028を接種し、通気量10
,撹拌250回転,温度27℃で65時間培養した。
培養後水酸化ナトリウムでpH7.5に調整し、菌体をろ
別した。ろ液をpH4.5に調整しケイソウ土をろ過助剤と
して再度ろ過し、ろ液は限外ろ過膜により濃縮した。こ
の濃縮液を60℃で10分間処理したのち沈澱をろ別し、ろ
液にエタノール3倍量を加えてリパーゼを沈澱させ、更
にろ別後、減圧下に乾燥させ、リパーゼA粉末3gを得
た。このリパーゼ粉末の加水分解活性は28,000u/gであ
った。別に濃縮液にエタノール3倍量を加えてリパーゼ
を沈澱させ、ろ別後、減圧下に乾燥させ、リパーゼAと
Cの混合粉末28gを得た。このリパーゼ粉末の加水分解
活性は32,500u/gであった。またろ過助剤として使用し
たケイソウ土は、水に懸濁しpHを7.5に調整してリパー
ゼを溶解後、ケイソウ土をろ別した。得られたリパーゼ
液を限外ろ過膜で濃縮後、アルコール3倍量を加え、リ
パーゼを沈澱させ、真空乾燥してリパーゼB粉末45gを
得た。得られたリパーゼ粉末の加水分解活性は11,700u/
gであった。
得られた各種リパーゼ粉末を精製水10mlに溶解し、10
gのセライトNo.535に均一に散布後、減圧下(5mmHg)、
30℃に20時間乾燥し、セライト吸着酵素剤を調製した。
試験例2 リゾプス・デレマー(Rhizopus delemar)IAM6038由来
リパーゼの分画及び吸着酵素剤の調製 試験例1と同様にリゾプス・デレマー(Rhizopus del
emar)(IAM6038)を培養し、リパーゼAとCの混合粉
末及びリパーゼB粉末を調製し、各々の収量及び加水分
解活性は31g,28,000u/g及び41g,9,250u/gであった。但
し、試験例1と違いリパーゼAのみの分別は非常に含量
が低い為、調製が困難であった。得られたリパーゼ2種
は試験例1と同様にしてセライト吸着酵素剤とした。
試験例3 市販酵素剤を用いた吸着酵素剤の調製 市販の酵素剤としてリパーゼF(天野製薬製)及びリ
ゾープス・リパーゼ(生化学工業製)を試験例1と同様
に操作してセライト吸着酵素剤とした。
比較例 精製パーム5g,オレイン酸5gに試験例1〜3で調製し
たセライト吸着酵素剤を加水分解活性で300単位添加
し、40℃に24時間エステル交換反応を行った。反応後、
交換脂をろ別し、ガスクロマトグラフィーによりトリグ
リセライド組成を分析し、C54トリグリセライド含量を
測定した。結果を表−2に示す。(但し表中でTGはトリ
グリセライドを示し、DGはジグリセライドを示す。) 実施例1 オリーブ油5g,メチルステアレイト5gに試験例1で調
製したセオライト吸着リパーゼB1gを添加し、45℃に15
時間エステル交換した。反応後、薄層クロマトグラフィ
ーにてトリグリセライド画分を分取し、ガスクロマトグ
ラフィーによりトリグリセライド組成を分析した。結果
を表−3に示す。
実施例2 オリーブ油10g,ステアリン酸10gに試験例1で得たセ
オライト吸着リパーゼB1.5gを添加し、70℃に15時間エ
ステル交換反応を行い、実施例1と同様にトリグリセラ
イド組成を分析した。結果を表−4に示す。
実施例3 パーム油中融点部100g,ステアリン酸エチル100gに試
験例1で得たセライト吸着リパーゼBを10g加え、45℃
に24時間エステル交換反応した。反応終了後、フロリジ
ルカラムクロマトによりトリグリセライド画分を分取
し、高速液体クロマトグラフィーによりトリグリセライ
ド組成を調べた。結果を表−5に示す。(但し、表−5
中のPはパルミチン酸、Oはオレイン酸、Sはステアリ
ン酸のそれぞれの略であり、且つグリセロールに対する
それぞれの結合部位を示している。即ち、POPとは、グ
リセロールの1,3の位置にパルミチン酸が結合し、2位
に位置にオレイン酸が結合していることを示す。) 〔発明の効果〕 本発明はエステル交換活性の高いリパーゼを用いジグ
リセライド等の副生成物の精製を最小限に抑え、低水分
下の油脂の改質反応においても目的とするエステル交換
反応を効率良く行うことができる生産性の高い方法を提
供する。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リゾプス・ジャバニカス(Rhizopus javan
    icus)、リゾプス・シュードキネンシス(Rhizopus pse
    udochinensis)、リゾプス・デレマー(Rhizopus delem
    ar)又はリゾプス・オリゼー(Rhizopus oryzae)由来
    の等電点を4.0〜5.0に有するリパーゼを触媒として用い
    る油脂の改質法。
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