JP2706207B2 - 電子制御式身長計 - Google Patents

電子制御式身長計

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JP2706207B2
JP2706207B2 JP4306661A JP30666192A JP2706207B2 JP 2706207 B2 JP2706207 B2 JP 2706207B2 JP 4306661 A JP4306661 A JP 4306661A JP 30666192 A JP30666192 A JP 30666192A JP 2706207 B2 JP2706207 B2 JP 2706207B2
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実 高畑
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、身長計にかかり、特
に、安全にして、円滑な動作を行い、しかも、構造が簡
単なカーソルを具備する電子制御式身長計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子制御式の身長測定装置は、測
定主尺に組み合わされたカーソルを備えた測定器本体
と、測定器本体のカーソルを駆動源を介して電気的に制
御する制御部と、測定値を出力表示する表示部とによっ
て構成されている。このような電子制御式の身長測定装
置は、被測者が、測定器本体の基準足踏板上に登台した
際、その電気信号が前記制御部に入力されて、駆動源を
制御する。前記カーソルは、測定ポール部材に沿って鉛
直方向に移動制御され、被測者の頭頂部に当接した際、
例えばセンサによって、これを電気的に検知し、該検知
信号により、前記駆動源を制御するように構成されてい
る。(例えば、実公平2−32243号公報参照)以
下、従来のこの種のカーソル組立体を具備する電子制御
式身長計について、図9乃至図11を参照しながら説明
する。
【0003】図9はかかる従来の電子制御式身長計の外
観斜視図、図10は従来の電子制御式身長計のカーソル
組立体の上面図、図11はそのカーソル組立体の側面図
である。図9に示すように、ベース部120から上方へ
延びる柱状体121を具備し、カーソル組立体101は
前面に形成される溝122に沿って上下に移動可能であ
り、カーソル組立体101には外部に露出し、一端が柱
状体121に固定されるカールコード123が接続され
るように構成されている。
【0004】また、図10及び図11に示すように、電
気指令信号により作動する駆動源を備え、前記駆動源に
対して機械的に連結されていて、垂直に設置される身長
計ポール部材105上を、鉛直上下方向に昇降移動可能
なように組み合わされた電子制御式身長計におけるカー
ソル組立体101を具備している。このカーソル組立体
101は、ポール部材105の一方の側面105aに、
距離Dを隔てて係合する2つのベアリング組立体10
7,108及びこのベアリング組立体107,108の
中点であってポール部材105の他方の側面105bに
係合する1つのベアリング組立体109とを備えてい
る。
【0005】前記3つのベアリング組立体107,10
8,109により、前記ポール部材105を挟み込み、
ポール部材105に沿って滑動可能な係合支持部106
と、この係合支持部106におけるベアリング組立体1
09の取り付け側に固定される基部端102aと、前記
基部端102aからポール部材105の側部外方向に向
けてのびる自由端113とを備えたアーム部材102を
有している。
【0006】このアーム部材102の自由端113側に
枢支軸114を介して枢支連結されていて、アーム部材
102の下縁に沿ってポール部材105の側面105b
側に向けてのび、下面に被検物当接基準面115を備え
た被検物当接検知レバー部材103と、この被検物当接
検知レバー部材103における被検物当接基準面115
が、被検物に当接するまでの間、被検物当接検知レバー
部材103をアーム部材102に対して定角度位置に吊
り下げ支持するストッパ手段112,117と、アーム
部材102側に設けた投・受光器センサ111と、被検
物当接検知レバー部材103側に設けられている。
【0007】そして、被検物当接検知レバー部材103
は前記投・受光器センサ111の光結合路空隙に進入し
て、光結合路を遮断する光結合路遮断片116とを備え
た検知器104とからなり、被検物当接検知レバー部材
103の被検物当接基準面115が、被検物に当接し
て、被検物当接検知レバー部材103が回動変位した
際、検知器104によって被検物当接検知レバー部材1
03の変位を検知して電気信号を出力し、この出力信号
によりカーソル組立体101の駆動源を電気的に制御す
るように構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子制御式身長計は、上記したように、カーソル組立体
101の構造が複雑であって、計測部の点検もセンサが
点在しているため困難であった。また、カーソル組立体
101は前面に形成される溝122に沿って上下に移動
可能に構成されているために、被測定者の髪毛が溝12
2に入り込んだり、カーソル組立体101と溝122と
の間に髪毛が噛みこまれ危険である。
【0009】更に、カールコード123が外部に露出し
ており、外力を受けやすく、破損が生じたり、美観上も
好ましいものではなかった。本発明は、上記問題点を除
去し、安全で、美観上も優れ、円滑な動作を行うことが
でき、かつ、センサを柱状体内部の頂部に一纏めに設け
ることにより計測部も容易に点検することができ、しか
も簡素なカーソルを有する電子制御式身長計を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、電子制御式身長計において、基台と、該
基台から上方に延び、かつ背面に垂直方向に形成される
縦長の溝を有する柱状体と、前期柱状体内において垂直
方向に延びるレール部材と、レール部材の上方で柱状体
内部の頂部に身体測定用ロータリーエンコーダ及び原点
センサを一纏めに配置し、該レール部材にガイドされ垂
直方向に移動する摺動部材と、該摺動部材を駆動する駆
動手段と、前記柱状体内において前記摺動部材の側端部
に設けられ、その側端が前記溝に臨む結合部材を有し、
前記摺動部材に枢着される揺動部材と、前記摺動部材に
固定されるカーソルセンサと、前記揺動部材に設けられ
るカーソルセンサ作動部材と、前記揺動部材に前記柱状
体の背面で固定されるとともに、前記柱状体を囲むカー
ソル環と該カーソル環から前方に延びるとともに、身体
測定基準面が設けられるカーソルと、前記カーソルセン
サに一端が接続されるとともに、他端が前記柱状体の固
定部に固定され、前記柱状体内に位置するカールコード
と、前記柱状体内において繰り出されるカールコードが
位置するカールコード挿通部とを設けるようにしたもの
である。更に、前記柱状体内部の頂部に着脱自在のキャ
ップを設けるようにしたものである。
【0011】また、前記揺動部材はその揺動範囲が前記
摺動部材の側面によって規制されるストッパ面を有す
る。
【0012】
【作用】本発明によれば、上記したように、電子制御式
身長計において、基台と、該基台から上方に延び、かつ
背面に垂直方向に形成される縦長の溝を有する柱状体
と、前期柱状体内において垂直方向に延びるレール部材
と、レール部材の上方で柱状体内部の頂部に身体測定用
ロータリーエンコーダ及び原点センサを一纏めに配置
し、該レール部材にガイドされ垂直方向に移動する摺動
部材と、該摺動部材を駆動する駆動手段と、前記柱状体
内において前記摺動部材の側端部に設けられ、その側端
が前記溝に臨む結合部材を有し、前記摺動部材に枢着さ
れる揺動部材と、前記摺動部材に固定されるカーソルセ
ンサと、前記揺動部材に設けられるカーソルセンサ作動
部材と、前記揺動部材に前記柱状体の背面で固定される
とともに、前記柱状体を囲むカーソル環と該カーソル環
から前方に延びるとともに、身体測定基準面が設けられ
るカーソルと、前記カーソルセンサに一端が接続される
とともに、他端が前記柱状体の固定部に固定され、前記
柱状体内に位置するカールコードと、前記柱状体内にお
いて繰り出されるカールコードが位置するカールコード
挿通部とを設けるように構成する。
【0013】したがって、安全で、美観上も優れ、円滑
な動作を行うことができ、しかもカーソルを簡素なもの
にすることができる。特に、柱状体内部にレール部材を
敷設するのみで、従来のポール部材による支持に代える
ようにしたので、堅牢であり、しかも、摺動体の移動を
円滑にすることができる。
【0014】また、柱状体の上方に計測センサや原点セ
ンサが一纏めに設けられ、この部分には、キャップが着
脱自在に設けられるので、そのキャップを外すことによ
り、計測部を容易に点検することができる。更に、カー
ルコードは、その一端を支持管の上部に固定し、他端を
摺動部材の一部に固定し、柱状体内部に収納することが
できるようにしていたので、カールコードが柱状体の外
部に露見することはない。
【0015】また、身長計測のために、柱状体内に長い
スケールを配設する必要もなくなり、原点センサを設け
るのみで、従来の上限センサと下限センサとの機能を果
たすことができ、構造が大幅に簡素化される。更に、前
記揺動部材はその揺動範囲が前記摺動部材の側面によっ
て規制されるストッパ面を構成して、構造の簡素化を図
ることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す電子制御
式身長計の外観を示す斜視図、図2はその電子制御式身
長計の外観を示す背面斜視図、図3は本発明の実施例を
示す電子制御式身長計の駆動部の平面図、図4は本発明
の実施例を示す電子制御式身長計の計測部を示す斜視図
である。
【0017】これらの図に示すように、1は基台であ
り、この基台1はベース2、レベルアジャスタ3、車輪
4等からなる。この基台1から下部柱状体5が上方に延
び、この下部柱状体5の上方には柱状体6が設けられ、
この柱状体6の裏面には縦長の溝7が形成されるととも
に、その頭部にはキャップ8が被着される。その縦長の
溝7にはカーソル環9に接続される揺動部材22(図4
参照)が臨んでいる。また、カーソル10はそのカーソ
ル環9より外方に延びている。
【0018】まず、この電子制御式身長計の駆動部は、
図3に示すように、下部柱状体5の上方にリバーシブル
モータ11が取り付けられており、このリバーシブルモ
ータ11の回転をタイマ歯車12と13に伝導し、その
タイマ歯車13の支持軸14を回転させる。その支持軸
14にはタイミングプーリー15が取り付けられてお
り、支持軸14の回転により、タイミングプーリー15
を回転させ、このタイミングプーリー15にかけられて
いるタイミングベルト16を駆動する。なお、70は下
限センサ、71は下部プレート、72はタイミングプー
リー軸受である。
【0019】柱状体6の中央部には、両側にレール17
aを有するレール部材17が設けられている。そのレー
ル部材17の上方には、図4に示すように、レール部材
17が支持管18上に固定され、このレール部材17に
ベアリンク(図示なし)を介して摺動部材20がセット
されている。この摺動部材20には固定部材19が設け
られ、この固定部材19にタイミングベルト16が固定
される。このタイミングベルト16は上部のフリータイ
ミングプーリー33にかけられ、エンドレスにかけられ
ている。
【0020】また、タイミングプーリー33の回転軸3
4には、周縁にスリットが形成されたロータリースケー
ル板32が取り付けられ、回転軸34が回転すると、支
持管18上のL字状の支持板30に固定された光変換素
子からなる計測センサ31により、A/D変換が行われ
る。つまり、角度(アナログ)信号をディジタル信号に
変換するロータリーエンコーダーを構成しており、その
ディジタル信号は制御部(図示なし)に送られて、計測
される。なお、支持管18の内部は、制御部(図示な
し)への配線のためのスペースとして用いることができ
る。
【0021】一方、摺動部材20上には、光変換素子か
らなるカーソルセンサ21が固定される。また、摺動部
材20の上方の右隅20aには、平板状の第1の結合部
22aと、二股状の平板22−1と、その後方に延びる
突部22−2を有する第2の結合部22bからなる揺動
部材22が枢着軸23により揺動自在に設けられてい
る。この二股状の平板22−1の外面にはカーソルセン
サ作動部材24の基端を固定し、このカーソルセンサ作
動部材24の先端が、カーソルセンサ21に作用する。
【0022】図4に示すように、カーソルセンサ作動部
材24が傾いている場合は、カーソルセンサ21がスト
ッパの機能を果たしており、逆に、カーソルセンサ作動
部材24が傾くと、二股状の平板22−1のストッパ面
22−4が、摺動部材20の側面20bに当接して、揺
動部材22の揺動範囲を制限する。なお、カーソルセン
サ21によるストッパの機能に代えて、摺動部材20の
上部側面20cと当接するストッパ面を摺動部材20に
形成するようにしてもよい。
【0023】更に、支持管18上には光変換素子からな
る原点センサ25が固定され、摺動部材20が上限位置
に達すると、摺動部材20に固定された原点センサ作動
部材37が、原点センサ25に作用して、原点位置を検
出するとともに、摺動部材20はストッパ26に当接し
て、摺動部材20の上昇は停止される。このように、柱
状体6の上方に計測センサ31や原点センサ25が一纏
めに設けられ、この部分には、キャップ8が着脱自在に
設けられる。したがって、キャップ8を外すことによ
り、計測部を容易に点検することができるようになって
いる。
【0024】また、カールコード35は、その一端を支
持管18の上部に固定し、他端を摺動部材20の一部に
固定した後、カーソルセンサ21に接続し、カーソルセ
ンサ21からの情報を得るようにしている。ここで、カ
ールコード35は、支持管18の側面18aと柱状体6
の空間、つまり、カールコード挿通部が形成される。し
たがって、カールコード35は柱状体6の内部のカール
コード挿通部に収納することができ、柱状体6の外部に
露見することはない。
【0025】また、ロータリーエンコーダを設けること
により、従来のように、身長の計測のために、柱状体内
に長いスケールを配設する必要もなくなり、構造が大幅
に簡素化される。更に、レール部材17に敷設するのみ
で、従来のポール部材による支持に代えるようにしたの
で、堅牢であり、しかも、摺動部材20の移動を円滑に
することができる。
【0026】また、柱状体の背面に垂直方向に形成され
る縦長の溝を形成するようにしたので、従来のように、
柱状体の前面に縦長の溝を形成する場合に比べて、髪毛
が巻き込まれることがなくなり、安全に身長の計測を行
うことができる。以下、本発明の電子制御式身長計の動
作について説明する。被測定者が基台1に登る前には、
摺動部材20は原点位置にあり、これに固定されるカー
ソル10も原点位置にある。被測定者が基台1に登る
と、リバーシブルモータ11が駆動され、摺動部材20
は下降を始める。この摺動部材20の移動距離は計測セ
ンサ31によりカウントされていく。摺動部材20が更
に下降して、被測定者にカーソル10が当接すると、カ
ーソル10が上方に傾く、すると、揺動部材22が、図
4に示されるように、移動し、カーソルセンサ作動部材
24の先端がカーソルセンサ21の光変換素子の光路を
閉じる。
【0027】そこで、制御部(図示なし)にカーソルセ
ンサ21の情報が送信されると共に、計測センサ31に
よってカウントされたカーソル10の移動距離、つまり
被測定者の身長を示すディジタル信号が送信されて、被
測定者の身長が計測される。被測定者が基台1から降り
ると、カーソル10は下方に傾く。つまり、カーソルセ
ンサ21の光変換素子の光路は開かれて、その信号が制
御部(図示なし)に送信されるとともに、リバーシブル
モータ11が逆に回転して、摺動部材20は上昇を始
め、原点位置まで上昇する。
【0028】図5乃至図8は本発明の電子制御式身長計
の他の変形例を示す図であり、図5は、その電子制御式
身長計の柱上部平面図、図6はその電子制御式身長計の
柱上部正面図、図7はその電子制御式身長計の柱上部裏
面図、図8はその電子制御式身長計の柱最上部の平面図
である。これらの図に示すように、電子制御式身長計の
計測部の配置が変更されている。ここで、摺動部材40
には固定部材90が設けられ、この固定部材90にタイ
ミングベルト36が固定される。このタイミングベルト
36は上部のタイミングプーリー53にかけられ、エン
ドレスにかけられている。また、タイミングプーリー5
3の回転軸54には周縁にスリットが形成されたロータ
リースケール板52が取り付けられ、回転軸54が回転
すると、カウントセンサ51により、A/D変換が行わ
れる。つまり、角度(アナログ)信号をディジタル信号
に変換するロータリーエンコーダーを構成しており、そ
のディジタル信号は制御部(図示なし)に送られて、計
測される。
【0029】なお、73は摺動体スペーサ、74は下限
センサ作動部材、75はカールコード固定アングル、7
6はカウントセンサ取付部材である。また、支持管38
の内部38aは制御部(図示なし)への配線のためのス
ペースとして用いることができる。一方、摺動部材40
上には、光変換素子からなるカーソルセンサ41が固定
される。また、摺動部材40の上方の右隅には平板状の
第1の結合部42aと、二股状の平板42−1と、その
後方に延びる突部42−2を有する第2の結合部42b
からなる揺動部材42が枢着軸43により揺動自在に設
けられている。この二股状の平板42−1の外面には、
カーソルセンサ作動部材44の基端を固定し、このカー
ソルセンサ作動部材44の先端が、カーソルセンサ41
に作用する。また、二股状の平板42−1のストッパ面
42−4が、摺動部材40の側面40bに当接して、揺
動部材42の揺動範囲を制限する。
【0030】更に、支持管38上には光変換素子からな
る原点センサ25が固定され、摺動部材40が上限位置
に達すると、摺動部材40に固定された原点センサ作動
部材37が、原点センサ25に作用して、原点位置を検
出するとともに、摺動部材40はストッパ(図示なし)
に当接して、摺動部材20の上昇は停止される。この変
形例では、カールコード55の一端は、支持管38に固
定され,他端はカールコードガイド39を介して、摺動
部材40の一端に固定される。つまり、支持管38の反
対側の空間に導出されて、カールコード収納部60が形
成される。なお、80はカール環、81はカールであ
る。
【0031】この電子制御式身長計の動作は、図1〜図
4におけるものと同様であるので、その説明は省略す
る。なお、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、そ
れらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0032】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、安全で、美観上も優れ、円滑な動作を行うこと
ができ、しかも簡素なカーソルを有する電子制御式身長
計を提供することができる。特に、具体的には、 (1)柱状体内部にレール部材を敷設するのみで、従来
のポール部材による支持に代えるようにしたので、堅牢
であり、しかも、摺動体の移動を円滑にすることができ
る。
【0033】(2)柱状体内部の頂部に計測センサや原
点センサが一纏めに設けられ、この部分には、キャップ
が着脱自在に設けられているので、このキャップを外す
ことにより、計測部を容易に点検することができる。 (3)柱状体の背面に垂直方向に形成される縦長の溝を
形成するようにしたので、従来のように、柱状体の前面
に縦長の溝を形成する場合に比べて、髪毛が巻き込まれ
ることがなくなり、安全に身長の計測を行うことができ
る。
【0034】(4)カールコードは、その一端を支持管
の上部に固定し、他端を摺動部材の一部に固定し、柱状
体内部に収納することができるようにしたので、カール
コードが柱状体の外部に露見することはない。したがっ
て、安全であるとともに、美観的にも優れた電子制御式
身長計を提供することができる。 (5)身長計測のために、ロータリーエンコーダを用い
るようにしたので、柱状体内に長いスケールを配設する
必要がなくなり、構造が大幅に簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す電子制御式身長計の外観
を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例を示す電子制御式身長計の外観
を示す背面斜視図である。
【図3】本発明の実施例を示す電子制御式身長計の駆動
部の平面図である。
【図4】本発明の実施例を示す電子制御式身長計の計測
部を示す斜視図である。
【図5】本発明の変形実施例を示す電子制御式身長計の
柱上部平面図である。
【図6】本発明の変形実施例を示す電子制御式身長計の
柱上部正面図である。
【図7】本発明の変形実施例を示す電子制御式身長計の
柱上部裏面図である。
【図8】本発明の変形実施例を示す電子制御式身長計の
柱最上部の平面図である。
【図9】従来の電子制御式身長計の外観斜視図である。
【図10】従来の電子制御式身長計のカーソル組立体の
上面図である。
【図11】従来の電子制御式身長計のカーソル組立体の
側面図である。
【符号の説明】
1 基台 2 ベース 3 レベルアジャスタ 4 車輪 5 下部柱状体 6 柱状体 7 縦長の溝 8 キャップ 9,80 カーソル環 10,81 カーソル 11 リバーシブルモータ 12,13 タイマ歯車 14 支持軸 15 標準歯付プーリー 16,36 タイミングベルト 17a レール 17 レール部材 18,38 支持管 19,90 固定部材 20,40 摺動部材 20a 右隅 20b,40b 側面 20c 上部側面 21,41 カーソルセンサ 22,42 揺動部材 22a,42a 平板状の第1の結合部 22b,42b 第2の結合部 22−1,42−1 二股状の平板 22−2,42−2 突部 22−4,42−4 ストッパ面 23,43 枢着軸 24,44 カーソルセンサ作動部材 25 原点センサ 26 ストッパ 30 支持板 31,51 カウントセンサ 32,52 ロータリースケール板 33,53 タイミングプーリー 34,54 回転軸 35,55 カールコード 36 タイミングベルト 37 原点センサ作動部材 39 カールコードガイド 40 下部ストッパセンサ 42c ストッパ 60 カールコード挿通部 70 下限センサ 71 下部プレート 72 タイミングプーリー軸受 73 摺動体スペーサ 74 下限センサ作動部材 75 カールコード固定アングル 76 カウントセンサ取付部材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)基台と、 (b)該基台から上方に延び、かつ背面に垂直方向に形
    成される縦長の溝を有する柱状体と、 (c)前記柱状体内において垂直方向に延びるレール部
    材と、 (d)レール部材の上方で柱状体内部の頂部に身体測定
    用ロータリーエンコーダ及び原点センサを一纏めに配置
    し、)該レール部材にガイドされ垂直方向に移動する摺
    動部材と、 ()該摺動部材を駆動する駆動手段と、 ()前記柱状体内において前記摺動部材の側端部に設
    けられ、その側端が前記溝に臨む結合部材を有し、前記
    摺動部材に枢着される揺動部材と、 ()前記摺動部材に固定されるカーソルセンサと、 ()前記揺動部材に設けられるカーソルセンサ作動部
    材と、 ()前記揺動部材に前記柱状体の背面で固定されると
    ともに、前記柱状体を囲むカーソル環と該カーソル環か
    ら前方に延びるとともに、身体測定基準面が設けられる
    カーソルと、 ()前記カーソルセンサに一端が接続されるととも
    に、他端が前記柱状体の固定部に固定され、前記柱状体
    内に位置するカールコードと、 ()前記柱状体内において繰り出されるカールコード
    が位置するカールコード挿通部とを具備することを特徴
    とする電子制御式身長計。
  2. 【請求項2】 前記柱状体の頂部に着脱自在のキャップ
    を具備することを特徴とする請求項1記載の電子制御式
    身長計。
  3. 【請求項3】 前記揺動部材はその揺動範囲が前記揺動
    部材の側面によって規制されるストッパ面を有すること
    を特徴とする請求項1記載の電子制御式身長計。
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