JP2705625B2 - 光ファイバケーブル断検出方式 - Google Patents

光ファイバケーブル断検出方式

Info

Publication number
JP2705625B2
JP2705625B2 JP7079104A JP7910495A JP2705625B2 JP 2705625 B2 JP2705625 B2 JP 2705625B2 JP 7079104 A JP7079104 A JP 7079104A JP 7910495 A JP7910495 A JP 7910495A JP 2705625 B2 JP2705625 B2 JP 2705625B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
fiber cable
output
signal
disconnection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7079104A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08279785A (ja
Inventor
隆雄 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP7079104A priority Critical patent/JP2705625B2/ja
Publication of JPH08279785A publication Critical patent/JPH08279785A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2705625B2 publication Critical patent/JP2705625B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Communication System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバケーブルが
切断された場合に、これを検出するための光ファイバケ
ーブル断検出方式に関するものである。
【0002】光通信システムにおいては、光信号を伝送
するために、光ファイバケーブルを使用するので、なん
らかの理由で光ファイバケーブルが切断された場合に
は、通信を行なうことができなくなるので、光ファイバ
ケーブルの断を、迅速にかつ確実に検出することが必要
である。
【0003】このような光ファイバケーブル断検出方式
は、光信号に対して特別な符号化を行なうことなく、光
ファイバケーブル断を確実に検出できるものであること
が望ましい。
【0004】
【従来の技術】従来の光ファイバケーブル断検出方法の
例(1) として、特開平3−40538号公報に記載され
た光信号入力断検出装置がある。
【0005】この公知例の光信号入力断検出装置におい
ては、光電変換回路で受信光信号を電気信号に変換し、
クロック抽出回路で、受信信号からクロックを抽出し、
識別回路で、抽出したクロックによって受信信号を識別
してデータを出力するとともに、光入力断判定回路で光
入力断を判定する。
【0006】この際、光入力断判定回路では、平均電圧
算出回路で、出力データの平均電圧を算出し、比較回路
で、この出力を基準電圧と比較することによって、光入
力断を判定した出力を発生する。
【0007】また従来の光ファイバケーブル断検出方法
の例(2) として、特開平2−17744号公報に記載さ
れた光入力信号断検出方式がある。
【0008】この公知例の光入力信号断検出方式におい
ては、光/電気変換素子から受信出力に対して、違反ビ
ット検出手段によって、受信出力中に含まれる、一定の
符号則に違反する周期的な違反ビットを検出し、比較検
出手段によって、違反ビットの検出時における受信出力
を一時記憶して、この出力値と所定の検出レベルとを比
較することによって、光入力信号の断を検出した出力を
発生する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の光ファイバケー
ブル断検出方法の例(1) では、光信号を電気信号に変換
した後に、その信号波形からタイミング成分を抽出して
クロック抽出を行うため、光信号において、変化点が多
くなるような符号化が必要となり、送信回路にはこのよ
うな符号化を行なう符号化回路が、受信回路にはこのよ
うな信号を復号する復号回路が必要になるとともに、光
信号において“0”が連続した場合には、受信側で光フ
ァイバケーブル断の誤検出をしてしまうという問題があ
った。
【0010】また従来の光ファイバケーブル断検出方法
の例(2) では、光信号に違反ビットを一定周期で含ませ
るような符号化を行ない、受信側でこのような違反ビッ
トを検出することが必要になるとともに、光信号におい
て“0”が連続した場合には、受信側で光ファイバケー
ブル断の誤検出をしてしまうという問題があった。
【0011】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、送信側で一定周期で送信
信号の極性を反転させて送信し、受信側で同じ周期で受
信信号の極性を反転させて送信信号を再生することによ
って、光信号の符号化を行わない場合において、送信信
号に“0”が連続した場合でも、光ファイバケーブル断
を検出して、アラームを出力することができるようにす
ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明においては、以下
に述べる構成をとることによって、前述した目的を達成
しようとするものである。
【0013】(1) 送信側にセレクタ11を備えて、送
信データ(S)とこの送信データを反転した反転送信デ
ータ(S* )とを、論理切り替えタイミング信号に応じ
て交互に切り替えて、光信号に変換して光ファイバケー
ブル3を経て送出し、受信側にセレクタ21を備え
て、受信光信号を識別して得た出力データ(R)とこの
出力データを反転した反転出力データ(R* )とを、論
理切り替えタイミング信号に応じて交互に切り替えて受
信データを発生するとともに、受信識別出力における、
論理切り替えタイミング信号周期を超える期間の無出力
状態の継続によって、光ファイバケーブルの断を検出す
る。
【0014】(2) (1) の場合に、受信側の論理切り替え
タイミング信号を、送信側から光ファイバケーブル3と
別のケーブルを介して送る。
【0015】
【作用】(1) 送信側で、送信データ(S)と反転送信デ
ータ(S* )とを、セレクタ11によって論理切り替
えタイミング信号に応じて交互に切り替えて、光信号に
変換して光ファイバケーブル3を経て送出し、受信側
で、光信号を識別して得た出力データ(R)と反転出力
データ(R* )とを、論理切り替えタイミング信号に応
じて交互に切り替えて受信データを発生する。
【0016】この際、光ファイバケーブル3が正常な場
合は、受信識別出力において、論理切り替えタイミング
信号周期を超える期間、無出力状態が継続することはな
いが、光ファイバケーブル3が断になった場合は、受信
識別出力において、論理切り替えタイミング信号周期を
超える期間、無出力状態が継続するので、この状態を判
定することによって、送信回路と受信回路の間の光ファ
イバケーブルの断を検出することができる。
【0017】(2) 受信側の論理切り替えタイミング信号
は、送信側の論理切り替えタイミング信号を、送信側か
ら、光ファイバケーブル3とは別のケーブルを介して送
られたものを使用することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例を示したものであって、送
信回路1と受信回路2とをブロック図によって示してい
る。
【0019】送信回路1において、セレクタ11は、
送信データSと、これを反転した反転送信データS*
* は反転信号を示す)とを、論理切り替えタイミング信
号Kに応じて、N(Nは任意の整数)ビットに対応する
一定周期ΔTで、交互に切り替えて出力する。発光素子
駆動回路12は、セレクタ11の出力に応じて発光素
子13を駆動し、発光素子13はこれによって送信回路
1から光ファイバケーブル3に対して光信号を出力す
る。
【0020】受信回路2において、受光素子21は受信
した光信号を電気信号に変換し、プリアンプ22はこの
電気信号を直流増幅し、識別回路23はプリアンプ出力
を識別して、論理レベルを確定する。反転回路24は識
別回路23からの論理レベルの出力に対して、同一波形
の出力データRと、これを反転した反転出力データR*
とを発生する。セレクタ25は、別のケーブルで送信
側から送られる論理切り替えタイミング信号Kに応じ
て、出力データRと、反転出力データR* とを、送信側
と同じ一定周期ΔTで交互に切り替えることによって、
送信データを再生して受信データを出力する。
【0021】0連続検出回路26は、識別回路23の出
力において、セレクタ11が2回以上切り替えを行な
う時間より長い時間、すなわちN+1ビットの“0”の
連続を検出することによって、ケーブル断アラームAを
出力する。
【0022】図2は、実施例の各部の出力信号波形を示
したものであって、(a)は正常な場合の信号を示し、
(b)は光ファイバケーブル断の場合の信号を示す。
【0023】図2(a)において、送信側で、図示のよ
うな送信データSと、これを反転した反転送信データS
* とが入力されたとする。セレクタは、論理切り替え
タイミング信号Kに応じて、最初、正論理であって、送
信データSを選択しているが、時刻T=t1 において、
負論理となって、反転送信データS* を選択し、時刻T
=t2 で再び正論理となって、送信データSを選択す
る。これによって、送信データSと、反転送信データS
* とがNビット(=ΔT)周期で交互に選択されて、光
信号出力を発生する。
【0024】受信側で、識別回路の出力は、光信号入力
を直流増幅して論理レベルを識別したものなので、セレ
クタの出力と同一論理となる。セレクタは、識別回
路の出力と同一波形の出力データRと、これを反転した
反転出力データR* とを、論理切り替えタイミング信号
Kに応じて、送信側と同じ周期で交互に切り替えること
によって、送信データと同じ波形の受信データを出力す
る。0連続検出回路から出力されるケーブル断アラーム
Aは、時刻T=t0 で識別回路出力が“1”なので
“L”となる。その後も時刻T=t1 とT=t2 の間で
識別回路出力に“1”があるので、ケーブル断アラーム
Aは“L”が続く。
【0025】図2(b)において、同じ送信データが入
力されたとすると、セレクタの出力までは同じである
が、光ファイバケーブル断であるため、光信号入力は^
0"が連続する。従って識別回路の出力も^ 0" が連続
する。
【0026】いま、時刻T=t0 の直前まで光ファイバ
ケーブルが接続されており、0連続検出回路の出力であ
るケーブル断アラームAが“L”であるとする。時刻T
=t0 でケーブル断が発生し、N+1ビット経過した時
刻T=t2 においても、識別回路出力に“0" が連続し
ているため、次の時刻T=t3 でケーブル断アラームA
に“H" を出力する。
【0027】もしも、光ファイバケーブル断ではない
が、セレクタの出力に2ΔTより長い時間“0" が連
続するようなデータが入力された場合は、受信側はケー
ブル断アラームを一旦発生し、受信側から送信側に対し
て通知を行なうことによって、送信側において2ΔTよ
り長い時間、セレクタの入力に“0" が連続するよう
なデータを入力させることによって、光ファイバケーブ
ル断であるか否かを確認する。この処理の結果、再びケ
ーブル断アラームが検出されたときは、確実に光ファイ
バケーブル断と判定される。またこの処理の結果、ケー
ブル断アラームが検出されない場合は、誤検出と判定さ
れ、2ΔTに対して十分に長い時間(例えば2000Δ
T)だけ、ケーブル断アラームをマスキングして無視す
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、送
信側で一定周期で送信データの“1”と“0”の論理を
交互に選択して送信し、受信側で送信側と同じ周期で、
受信識別出力の“1”と“0”の論理を交互に選択し
て、送信データを再生するとともに、この一定周期以上
の受信識別出力の断によって光ファイバケーブル断を判
定するので、光信号の特別な符号化を行なうことなく、
光ファイバケーブル断を確実に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】実施例の各部の出力信号波形を示す図であっ
て、図2(a)は正常な場合の信号を示し、図2(b)
は光ファイバケーブル断の場合の信号を示す。
【符号の説明】
1 送信回路 11 セレクタ 12 発光素子駆動回路 13 発光素子 2 受信回路 21 受光素子 22 プリアンプ 23 識別回路 24 セレクタ 25 0連続検出回路 3 光ファイバケーブル

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側にセレクタを備えて、送信デー
    タ(S)と該送信データを反転した反転送信データ(S
    * )とを、論理切り替えタイミング信号に応じて交互に
    切り替えて、光信号に変換して光ファイバケーブルを経
    て送出し、 受信側にセレクタを備えて、受信光信号を識別して得
    た出力データ(R)と該出力データを反転した反転出力
    データ(R* )とを、前記論理切り替えタイミング信号
    に応じて交互に切り替えて受信データを発生するととも
    に、前記識別出力における前記論理切り替えタイミング
    信号周期を超える期間の無出力状態の継続によって、前
    記光ファイバケーブルの断を検出することを特徴とする
    光ファイバケーブル断検出方式。
  2. 【請求項2】 前記受信側の論理切り替えタイミング信
    号が、送信側から前記光ファイバケーブルを介して送ら
    れたものであることを特徴とする請求項1に記載の光フ
    ァイバケーブル断検出方式。
  3. 【請求項3】 前記受信側の論理切り替えタイミング信
    号が、送信側から前記光ファイバケーブルと別のケーブ
    ルを介して送られたものであることを特徴とする請求項
    1に記載の光ファイバケーブル断検出方式。
JP7079104A 1995-04-04 1995-04-04 光ファイバケーブル断検出方式 Expired - Lifetime JP2705625B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7079104A JP2705625B2 (ja) 1995-04-04 1995-04-04 光ファイバケーブル断検出方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7079104A JP2705625B2 (ja) 1995-04-04 1995-04-04 光ファイバケーブル断検出方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08279785A JPH08279785A (ja) 1996-10-22
JP2705625B2 true JP2705625B2 (ja) 1998-01-28

Family

ID=13680591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7079104A Expired - Lifetime JP2705625B2 (ja) 1995-04-04 1995-04-04 光ファイバケーブル断検出方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2705625B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4712557B2 (ja) * 2002-08-02 2011-06-29 フィニサー コーポレイション プログラム可能な信号パラメータを備えた送受信器
WO2005088876A1 (ja) 2004-03-17 2005-09-22 Nippon Telegraph And Telephone Corporation 光伝送システム、光伝送システムの光送信装置及び光受信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08279785A (ja) 1996-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910003961A (ko) 허위 프레임 싱크에 둔감한 이동 통신 시스템
JP2705625B2 (ja) 光ファイバケーブル断検出方式
JP2752912B2 (ja) バースト信号検出回路
JP3402352B2 (ja) 中継器
CA1324218C (en) Zero string error detection circuit
US4809301A (en) Detection apparatus for bi-phase signals
JPH0879316A (ja) 光入力断検出回路
US20020114407A1 (en) Clock and data recovery unit with loss of signal and error detection
JPS61263326A (ja) フレ−ム同期検出方法
JPH11266282A (ja) 相補信号反転接続補正回路
JPH06284121A (ja) 同期ワード検出方式
JP4511872B2 (ja) 通信装置及びそれに用いる所定レベル信号検出回路
JPH01292927A (ja) データ伝送方式
JPH0528547B2 (ja)
JP2576539B2 (ja) 入出力信号監視回路
JPH0746275A (ja) パルス幅によるデータ判定方法
JP2004104410A (ja) 差動式伝送線装置
JP3191587B2 (ja) 受信タイミング切替回路
JP2666690B2 (ja) 調歩同期データ伝送方法及び装置
JPH0683216B2 (ja) 衝突検出機能付受信装置
JPH0738553A (ja) データ伝送システム、データ送信装置およびデータ受信装置
JPH05226938A (ja) 周波数変調符号化データ復調方法及び復調装置
JPH06132892A (ja) データ転送方式
JPH0779339B2 (ja) スタ−トビツト検出回路
JP2005101913A (ja) 光信号入力断検出装置、及び電気信号入力断検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970909