JP2705508B2 - アンテナ駆動範囲設定機構 - Google Patents

アンテナ駆動範囲設定機構

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JP2705508B2
JP2705508B2 JP5089258A JP8925893A JP2705508B2 JP 2705508 B2 JP2705508 B2 JP 2705508B2 JP 5089258 A JP5089258 A JP 5089258A JP 8925893 A JP8925893 A JP 8925893A JP 2705508 B2 JP2705508 B2 JP 2705508B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアンテナ駆動範囲設定機
構に関し、特に衛星通信に使用するパラボラアンテナ用
のアンテナ駆動範囲設定機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のアンテナ駆動範囲設定機
構においては、図2(a)及び図2(b)に示すよう
に、駆動側のカム2a,2bが取付けられたカムベース
11と、固定板9に取付けられたリミットスイッチ4
a,4b及びスイッチレバー5a,5bとから構成され
ている。
【0003】通常、図示せぬパラボラアンテナを搭載す
る回転軸14は内周部7aと外周部7bとからなるベア
リング7に、上記回転軸14につなげられた可動板16
の下部が嵌合されることで回動自在となっている。
【0004】また、パラボラアンテナのアンテナ駆動範
囲を設定するためのカム2a,2bが取付けられたカム
ベース11は固定ボルト12を可動板16に設けられた
固定孔13に螺入することによって、回転軸14に追従
して回転する。
【0005】すなわち、パラボラアンテナが回転される
ときに回転軸14も回転し、この回転軸14の回転でカ
ムベース11も回転する。これによって、カムベース1
1上に取付けられたカム2a,2bが回転軸14の同心
円上を移動する。
【0006】回転軸14の同心円上を移動するカム2
a,2bがスイッチレバー5a,5bに衝突すると、リ
ミットスイッチ4a,4bから回転軸14の駆動装置
(図示せず)に信号が送出され、パラボラアンテナの回
転が停止される。
【0007】ここで、アンテナ駆動範囲を変更する場
合、固定ボルト12が緩められて可動板16の固定孔1
3からはずされると、カムベース11及び回転軸14は
夫々独立に回転可能となる。
【0008】この状態で、カムベース11及び回転軸1
4を夫々独立に回転させ、固定ボルト12を可動板16
の他の固定孔に螺入させることでアンテナ駆動範囲の変
更が行われる。尚、パラボラアンテナを回転させる回転
軸14にはカムベース11を回転させるためのはめ合せ
部15を加工する必要がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のアンテ
ナ駆動範囲設定機構では、パラボラアンテナのアンテナ
駆動範囲を設定するためのカムが取付けられたカムベー
スを回転させるためのはめ合せ部を、搭載したパラボラ
アンテナを回転する回転軸に備えなければならないの
で、回転軸を加工するための機械加工が必要である。よ
って、上記アンテナ駆動範囲設定機構を既設のアンテナ
に取付けるのが非常に困難である。
【0010】そこで、本発明の目的は上記問題点を解消
し、カムベースを回転させるためのはめ合せ部を回転軸
に機械加工にて備える必要がなく、既設のアンテナにも
容易に取付けることができるアンテナ駆動範囲設定機構
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によるアンテナ駆
動範囲設定機構は、アンテナを回動自在とするベアリン
グと、前記ベアリングに固定されかつ前記アンテナを搭
載する回動自在な可動板と、前記アンテナの回動中心を
中心とする円周上を前記アンテナの回動に同期して移動
する範囲設定部材と、前記範囲設定部材が前記円周上の
所定位置に達したことを検出する検出手段とを含むアン
テナ駆動範囲設定機構であって、前記ベアリングの外周
上で回動する複数のローラと、前記範囲設定部材を搭載
しかつ内径が前記可動板の径以上のリング形状の搭載部
材と、前記搭載部材に取付けられかつ前記ベアリングの
外周上で回動して前記搭載部材を前記可動板とは独立に
回動自在とする複数のローラと、前記搭載部材を前記可
動板に固定して前記搭載部材の回動動作を前記可動板の
回動動作に同期させる固定部材とを備えている。
【0012】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。図において、図1(a)は本発明の一実施例の部分
断面を含む平面図であり、図1(b)は本発明の一実施
例の部分断面を含む側面図である。
【0014】カムベース1はベアリング7の外周に当接
されたローラ8a〜8d各々を回動自在に軸支してお
り、これらローラ8a〜8dによってベアリング7に対
して回動自在となっている。また、カムベース1は駆動
側にカム2a,2bが取付けられており、固定ボルト3
を可動板6の固定孔10に螺入することで可動板6に固
定されている。
【0015】可動板6はベアリング7の内周部7aに固
定されて回動自在となっており、図示せぬ駆動装置(例
えば、モータなど)によって回転駆動されることで搭載
したパラボラアンテナ(図示せず)を回転させる。ここ
で、ベアリング7は固定板9に固定された外周部7b
と、外周部7bとの間に配設されたボールによって外周
部7bに対して回動自在な内周部7aとから構成されて
いる。
【0016】パラボラアンテナを搭載する可動板6が駆
動装置によって回転駆動されて回動されると、固定ボル
ト3で可動板16に固定されているカムベース1もその
回動動作に追従してローラ8a〜8dによりベアリング
7の外周上を回動する。
【0017】このとき、パラボラアンテナのアンテナ駆
動範囲を設定するためのカム2a,2bはカムベース1
の回動によって、可動板6の同心円上を移動する。
【0018】可動板6の同心円上を移動するカム2a,
2bがスイッチレバー5a,5bに衝突すると、リミッ
トスイッチ4a,4bから駆動装置に信号が送出され、
パラボラアンテナの回転が停止される。
【0019】ここで、アンテナ駆動範囲を変更する場
合、固定ボルト3が緩められて可動板6の固定孔10か
らはずされると、カムベース1及び可動板6は夫々独立
に回転可能となる。
【0020】この状態で、カムベース1及び可動板6を
夫々独立に回転させ、固定ボルト3を可動板6の他の固
定孔10に螺入させることで、カム2a,2bとパラボ
ラアンテナとの相対位置が変化するので、アンテナ駆動
範囲が変更される。
【0021】このように、パラボラアンテナを回動自在
とするベアリング7に固定されかつパラボラアンテナを
搭載する回動自在な可動板6と、パラボラアンテナの回
転に同期してパラボラアンテナの回転中心を中心とする
円周上を移動するカム2a,2bを搭載しかつベアリン
グ7の外周上で回動する複数のローラ8a〜8dによっ
てベアリング7の外周に対して回動自在とされたカムベ
ース1とを固定ボルト3で固定し、カムベース1の回動
動作を可動板6の回動動作に同期させることによって、
従来の如くカムベース1を回転させるためのはめ合せ部
を回転軸に備えるための機械加工が不要となる。
【0022】よって、カムベース1を回転させるための
はめ合せ部を回転軸に機械加工にて備える必要がなくな
り、アンテナ範囲設定機構を既設のアンテナ(図示せ
ず)にも容易に取付けることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
ンテナを回動自在とするベアリングに固定されかつアン
テナを搭載する回動自在な可動板と、アンテナの回転に
同期してアンテナの回転中心を中心とする円周上を移動
するカムを搭載しかつベアリングの外周上で回動する複
数のローラによってベアリングの外周に対して回動自在
とされた搭載部材とを固定部材で固定して搭載部材の回
動動作を可動板の回動動作に同期させることによって、
搭載部材を回転させるためのはめ合せ部を回転軸に機械
加工にて備える必要がなく、既設のアンテナにも容易に
取付けることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例の部分断面を含む平
面図、(b)は本発明の一実施例の部分断面を含む側面
図である。
【図2】(a)は従来例の部分断面を含む平面図、
(b)は従来例の部分断面を含む側面図である。
【符号の説明】
1 カムベース 2a,2b カム 3 固定ボルト 4a,4b リミットスイッチ 5a,5b スイッチレバー 6 可動板 7 ベアリング 7a 内周部 7b 外周部 8a〜8d ローラ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナを回動自在とするベアリング
    と、前記ベアリングに固定されかつ前記アンテナを搭載
    する回動自在な可動板と、前記アンテナの回動中心を中
    心とする円周上を前記アンテナの回動に同期して移動す
    る範囲設定部材と、前記範囲設定部材が前記円周上の所
    定位置に達したことを検出する検出手段とを含むアンテ
    ナ駆動範囲設定機構であって、前記範囲設定部材を搭載
    しかつ内径が前記可動板の径以上のリング形状の搭載部
    材と、前記搭載部材に取付けられかつ前記ベアリングの
    外周上で回動して前記搭載部材を前記可動板とは独立に
    回動自在とする複数のローラと、前記搭載部材を前記可
    動板に固定して前記搭載部材の回動動作を前記可動板の
    回動動作に同期させる固定部材とを有することを特徴と
    するアンテナ駆動範囲設定機構。
  2. 【請求項2】 前記ベアリングは固定された外周部材と
    回動自在な内周部材とからなり、前記可動板を前記内周
    部材に固定して回動自在としたことを特徴とする請求項
    1記載のアンテナ駆動範囲設定機構。
  3. 【請求項3】 前記可動板は前記固定部材を螺入する複
    数の螺入孔を有することを特徴とする請求項1または請
    求項2記載のアンテナ駆動範囲設定機構。
JP5089258A 1993-03-24 1993-03-24 アンテナ駆動範囲設定機構 Expired - Fee Related JP2705508B2 (ja)

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JPS6017924Y2 (ja) * 1978-08-10 1985-05-31 日本電気株式会社 アンテナ回転装置
JPS61240702A (ja) * 1985-04-18 1986-10-27 Daiwa Indasutori:Kk アンテナポ−ルの回転制限装置
JPH055688Y2 (ja) * 1986-09-19 1993-02-15
JPH0273804U (ja) * 1988-11-24 1990-06-06

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