JP2703602B2 - ピックアップ装置のガルバノミラー支持装置 - Google Patents

ピックアップ装置のガルバノミラー支持装置

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JP2703602B2
JP2703602B2 JP1022660A JP2266089A JP2703602B2 JP 2703602 B2 JP2703602 B2 JP 2703602B2 JP 1022660 A JP1022660 A JP 1022660A JP 2266089 A JP2266089 A JP 2266089A JP 2703602 B2 JP2703602 B2 JP 2703602B2
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coil
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driving
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哲夫 池亀
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Olympus Optic Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ピックアップ装置のガルバノミラー支持装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
第6図Aに示すように光ピックアップ装置におけるフ
ォーカス(z軸方向)は、リング状の永久磁石30aの上
面に磁性片30b下面に管フランジ状の磁性片30cを取り付
け、両磁性片間に形成された空隙に対物レンズ31が装着
された対物レンズ駆動用ボイスコイル30dを設け、この
コイル30dに流れる電流によりフレミングの左手の法則
に基づいて対物レンズ駆動用ボイスコイル30dを上下
(z軸方向)に移動させるいわゆるボイスコイル電磁駆
動30によって行っている。
また、トラッキング(x軸方向)制御は、ガルバノミ
ラー32の裏面のx軸方向の両端に永久磁石32aを取り付
け、ガルバノミラー32中心部を1点支持する弾性体32b
をx軸に対してある角度をもったベース部32cに固定す
るとともに、ガルバノミラー32を囲むコイル32dをベー
ス部32cに固定し、このコイル32dに流れる電流によりガ
ルバノミラー32を矢印方向に回動させることによって行
っている。なお33は半導体レーザであり、34は情報を記
録したディスク情報面である。
第6図Bは、光ピックアップ装置における光学系の作
用を示したもので、半導体レーザ33から放射された光ビ
ームはコリメータレンズ35で平行ビームにされ、偏光ビ
ームスプリッタ36、1/4波長板37を経てガルバノミラー3
2で90゜偏向され、対物レンズ31を経てディスク情報面3
4に収束し、反射光は対物レンズ31、ガルバノミラー3
2、1/4波長板37へ戻り、偏光ビームスプリッタ36で90゜
偏向され、遮光板38、収束用レンズ39を経て光センサ40
に到達し、フォーカス誤差信号、トラッキング誤差信号
および情報信号を得るのである。
ところで光ピックアップ装置は小型軽量化することを
要求されるが、このためにz軸方向の長さを短縮するこ
とにより薄形にすることが解決策の一つである。しか
し、x軸に対しある角度をもってベース部32cからベー
ス部32c面に対して垂直に突設した弾性体32bでガルバノ
ミラー32を1点支持し、かつコイル32dはガルバノミラ
ー32を囲むようにベース部32cに固定して傾斜状態でガ
ルバノミラー32を回動支持しているため、コイル32dの
高さHは薄形化を図る際の障害となっていた。
これを解決する手段として例えば特開昭58−88837号
公報に開示されているものがある。これは第7図に示す
ように、ガルバノミラー41の裏面に板状弾性体42を取り
付け、このガルバノミラー41の板状弾性体42と直交する
両側面に巻線方向がガルバノミラー41と45゜傾いた中空
の角形コイル43の一側面を板状弾性体42を中心として上
下に対称に取り付け、角形コイル43の中空部に永久磁石
片と磁性片から成る中空の磁石44を設けるとともに磁石
をピックアップベースに固定し、板状弾性体42から長手
方向両側に突出した軸42aを角形コイル43の外側のピッ
クアップベース状に軸架したものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の技術は板状弾性体を囲むよ
うに角形コイル磁気回路を設けているので、部品点数が
多くコストアップとなるとともにピックアップ装置組立
ても容易でなく生産効率が悪いという不具合がある。
本発明は、上記不具合を解決すべく提案されるもの
で、薄形でかつ組立ての容易な光ピックアップのガルバ
ノミラー支持装置を提供することを目的としたものであ
る。
〔課題を解決するための手段および作用〕
本発明は、上記目的を達成するため左右両側に1対の
磁界手段を設け、磁界手段の中央には磁束方向に対し所
要角度傾けた光反射面を有する反射手段を設け、反射手
段には前記磁界手段に協働して駆動力を発生させる1対
の駆動手段を一体動するように付設し、反射手段と駆動
手段とをこれら配列方向における駆動手段両側部をピッ
クアップ装置固定部材に支持部材を介して駆動可能に支
持したものである。
このように一対の磁界手段はそれぞれ最少の部品点数
で構成され、反射手段と駆動手段は駆動手段側部に設け
た支持手段を介して一体動可能に支持してあるので部品
点数は最少であるとともに薄形のガルバノミラー支持装
置とすることができる。
〔実施例〕
第1図は、本発明の第1実施例を示す分解斜視図であ
る。傾斜底を形成したミラー受部1a、このミラー受部1a
を挟んで両側に無底のコイル受部1bを例えばプラスチッ
クでホルダ1を一体成型する。ミラー受部1aにはミラー
2を固定し、反射面2aは後記のコイル3の発生磁束方向
に対し略45゜傾斜するようになっている。両コイル受部
1bの所要位置には角柱状に巻装したコイル3を固定す
る。
4は、鉄等の磁性体から成るベースで中央には前記ホ
ルダ1のミラー受部1a下部が位置する凹部4aを形成して
あり、凹部4aのベース4の長さ方向における両側方には
マグネット載置用凸部4bを設けている。両凸部4bのベー
ス4の幅方向における両側方にはヨーク4cを一対づつ設
け、凸部4bに載置固定するマグネット5の磁極面とでそ
れぞれ磁気ギャップを形成するようにしている。
前記のごとくミラー2、コイル3を固定したホルダ1
をベース4に設けるにはミラー受部1aの下部が凹部4aに
位置するとともに、マグネット5がコイル3の空胴部3a
に位置するようにして行う。この場合、ミラー2の反射
面2aが所要位置にあるように反射面2aを基準とするとと
もに組立治具を介して行う。なお、4dはミラー2に入射
する光束がベース4上を通る際、光束をベースに近づけ
るための凹部である。
ホルダ1の両コイル受部1bのミラー受部1aを通る長手
方向両外側には、ピン6aを有するバネ受部6を形成して
いる。ベース4の長さ方向両端中央近傍には、ピン7aを
有するバネ受台7を設けている。ホルダ1は、前記のご
とくベース4上に設けられるが、ホルダ1のバネ受部6
とベース4上のバネ受台7にかけてバネ8を掛け渡し固
定する。このバネ8は、厚さ0.1mm程度のベリリウム銅
等の金属をエッチング又はプレス加工し、中央部が幅狭
に形成され、両端に穴8bを有し、中央部の幅狭部の回り
にはブチルゴム等のダンピング部材8aを設けてある。穴
8bの一方はホルダ1のピン6aに、また他方はバネ受台7
のピン7aに係合して位置決めした後、接着剤により固定
して、ミラー2、コイル3を有するホルダ1が駆動可能
にしてある。
第2図は、組立て状態の斜視図である。ホルダ1を駆
動するためにコイル3に給電するためには、コイル端部
をバネ8に沿って配線するか、バネ8とベース4との間
を絶縁しバネ8を給電部材として行えばよい。なお、磁
気回路の構成としてコイルを外周に配した内ヨークを挟
んで、外ヨークを有するマグネットを一対設けたもので
もよい。この構成においてもコイル数が少なく部品点数
が減るとともに磁気回路と支持バネはスペース上干渉せ
ず組み立ては容易である。
第3図は、組立て状態の幅方向中央縦断面図である。
このように構成してあるので、本実施例は第4図(A
−A断面図)に示すように、コイル3に電流を流すとマ
グネット5とヨーク4cとで形成される磁気ギャップ中に
y軸方向に平行に位置しているコイル3部分に、z軸方
向で相互に逆向きな力が生じる。するとバネ8を介して
ベース4に駆動可能に支持してあるホルダ1は、バネ8
の中央部材がねじれて全体が傾動する。したがって、ミ
ラー2の反射面2aは傾きこの反射面2aを反射する光路を
傾けトラッキング制御することができる。
本実施例では、コイル3、磁気回路とバネ8とでミラ
ー2を簡便に傾動させるようにしているので、部品点数
が少なく生産効率のよい薄形のガルバノミラー支持装置
とすることができる。また、特に組立上において、ミラ
ー2をベース4に対してミラー2の反射面を基準に行う
ので、バネ8を介してホルダ1を支持する構成である
が、反射面2aのベース4に対する角度精度、位置精度を
実現できる。
第5図は、本発明の第2実施例を示すもので、本実施
例ではベース9の下方にガルバノミラー支持装置10を配
設し、上方に対物レンズ駆動装置11を配設している。ガ
ルバノミラー支持装置10の構成は、第1実施例のものと
ほぼ同一であり、ミラー12はホルダ13に固定してあり、
マグネット14とヨークで形成される磁気ギャップ中にコ
イル15を配設し、ミラー12、コイル15を有するホルダ13
をベース9に突設したバネ受部17にバネ16を介して駆動
自在に取り付けている。なお、17a,18はバネ16を固着す
る際のバネ16に形成して穴に係合させるピンである。コ
イル15に電流を流すとミラー12両側のコイル3にz軸方
向で相互に逆向きな力が生じ、バネ16がねじれてホルダ
13が傾動しミラー12の反射面12aが傾いて反射面12aを反
射する光路を傾けトラッキング制御ができるのである。
一方、対物レンズ駆動装置11においては、対物レンズ
19はホルダー20に固定してあり、ホルダー20の周囲には
フォーカスコイル21が巻装してある。短冊状のフォーカ
スバネ22は2枚分が図示してあるが、対応するように更
に2枚設けてあり、計4枚のフォーカスバネ22でホルダ
ー20を駆動可能に支持している。フォーカスバネ22の一
端はホルダー20に、他端は保持部材23に固定している。
ベース9の上には一対の外ヨーク24と一対の内ヨーク25
を設けてあり、外ヨーク24の一方には保持部材23を固定
してあり、外ヨーク24のそれぞれ内側にはマグネット26
を固定している。
このように構成しているのでフォーカスコイル21に電
流を流すとマグネット26が発生させる磁界と協働してフ
ォーカス方向(z軸方向)の力を発生させ、フォーカス
バネ22がフォーカス方向に変形し、対物レンズ19をフォ
ーカス方向に移動させることができる。こうして光源か
ら出射された光束は、トラッキング制御されながら反射
されて対物レンズ19に入射するとともにフォーカス制御
されて記録媒体面上にスポットを照射するのである。
〔発明の効果〕
以上のごとく、本発明はガルバノミラー支持装置に用
いるコイル、マグネットの数は最少であるので生産効率
がよいとともに低コスト生産ができる。また、ミラー支
持部材がコイルの側部に位置するようにしているので高
さ寸法が小さい薄形の装置とすることができる。
ピックアップ装置のベースを他の光学系の駆動装置と
共用するようにすると装置全体の高さ寸法を更に小さく
できるとともに部品数も減少することができる。また、
軽量化により高速アクセス等が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例を示す分解斜視図、 第2図は、同組立図、 第3図は、同幅方向中央縦断面図、 第4図は、A−A断面図、 第5図は、本発明の第2実施例を示す側面図、 第6図A,Bは従来例を示す概要図、 第7図は、他の従来例を示す要部斜視図である。 2……ミラー、3……コイル 4……ベース、4c……ヨーク 5……マグネット、8……バネ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右両側に1対の磁界手段を設け、磁界手
    段の中央には磁束方向に対し所要角度傾けた光反射面を
    有する反射手段を設け、反射手段には前記磁界手段に協
    働して駆動力を発生させる1対の駆動手段を一体動する
    ように付設し、反射手段と駆動手段とをこれら配列方向
    における駆動手段両側部をピックアップ装置固定部材に
    支持部材を介して駆動可能に支持したことを特徴とする
    ピックアップ装置のガルバノミラー支持装置。
  2. 【請求項2】一体動する反射手段と駆動手段とを支持部
    材を介して他の光学系の駆動装置を固定するピックアッ
    プ装置固定部材に共用して支持したことを特徴とするピ
    ックアップ装置のガルバノミラー支持装置。
JP1022660A 1989-02-02 1989-02-02 ピックアップ装置のガルバノミラー支持装置 Expired - Lifetime JP2703602B2 (ja)

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JPS61113022A (ja) * 1984-11-08 1986-05-30 Nec Corp ミラ−アクチユエ−タ
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