JP2698968B2 - ドラフトローラのクリアラユニット - Google Patents

ドラフトローラのクリアラユニット

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    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H5/00Drafting machines or arrangements ; Threading of roving into drafting machine
    • D01H5/18Drafting machines or arrangements without fallers or like pinned bars
    • D01H5/60Arrangements maintaining drafting elements free of fibre accumulations
    • D01H5/64Rollers or aprons with cleaning surfaces

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、繊維機械のドラフト
装置に付設し、ドラフトローラ上の繊維屑を連続的に除
去するドラフトローラのクリアラユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】精紡機、練条機などの繊維機械は、ドラ
フトローラ上の繊維屑を除去するために、ドラフト装置
に対し、クリアラユニットを付設することがある(例え
ば、実公昭59−32613号公報)。
【0003】このものは、ドラフト装置にエンドレスの
クリアラベルト1、1を付設し(図5)、クリアラベル
ト1、1を走行させることにより、ドラフトローラ2、
2…上の繊維屑を除去するものである。なお、ドラフト
装置は、トップローラを形成する上側のドラフトローラ
2、2…と、ボトムローラを形成する下側のドラフトロ
ーラ2、2…とを組み合わせて構成されており、繊維糸
Sを所定のドラフト比にドラフトすることができる。
【0004】上方のクリアラベルト1は、後方の駆動ロ
ーラ4、前方のガイド部材5、中間のガイド部材6を介
して上側のドラフトローラ2、2…に接しながら走行
し、前方のガイド部材5に形成する突片5a、中間のガ
イド部材6に付設する押圧片7a付きの板ばね材7を介
し、ドラフトローラ2、2…に押し付けられている。ま
た、下方のクリアラベルト1は、後方の駆動ローラ4、
板ばねからなる前方のガイド部材8、中間のガイド部材
6を介して下側のドラフトローラ2、2…に接しながら
走行し、ガイド部材6に付設する押圧片7a付きの板ば
ね材7、7…を介し、ドラフトローラ2、2…に押し付
けられている。クリアラベルト1、1は、各ドラフトロ
ーラ2、2と同方向に、各ドラフトローラ2、2の周速
度と異なる走行速度で走行させることにより、ドラフト
ローラ2、2…上の繊維屑を連続的に除去することがで
きる。なお、各クリアラベルト1に付着する繊維屑は、
適当なコーム9、9によって除去し、外部に廃棄する。
【0005】板ばね材7、7…は、各クリアラベルト1
を対応するドラフトローラ2、2…に押し付けるように
付勢する。そこで、このものは、スポンジ、発泡性ゴ
ム、発泡ウレタン、プラスチック、ゴム等の柔軟性を有
するシートを外殻材とし、内部に適当な気体、液体、ゲ
ル、ゾル、粉体、流体等を封入することにより、ドラフ
ト装置のドラフトゾーンに対応する長さの付勢部材とし
てもよい(特開平5−9816号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術の前者
によるときは、ドラフトローラ2、2…を移動させ、加
工する繊維によってドラフト装置のローラゲージを変更
するとき、クリアラベルト1、1をドラフトローラ2、
2…に適切に接触させるために、ばね部材7、7…の取
付位置を変更することが必要であり、段取作業が極めて
煩雑である上、操業停止時間も長くなりがちであるとい
う問題が避けられなかった。また、後者によるときは、
外殻材が薄い柔軟性を有するシートであるから、機械的
な強度が小さく、破損し易いという問題がある。
【0007】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、多数の接触部を介してクリアラベルト
をドラフトローラの表面に押し付ける付勢部材を設ける
ことによって、ドラフトローラを移動してローラゲージ
を変更しても、付勢部材の取付位置の変更作業が全く不
要である上、機械的に十分強く、取扱いが容易なドラフ
トローラのクリアラユニットを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの発明の構成は、トップローラ、ボトムローラを
形成する各線のドラフトローラに接触して走行し、ドラ
フトローラ上の繊維屑を除去するエンドレスのクリアラ
ベルトと、クリアラベルトを駆動する駆動ローラと、ク
リアラベルトをドラフトローラの表面に押し付ける付勢
部材とを備えてなり、付勢部材は、ドラフトゾーンより
長い平板状のベース部に対してクリアラベルトの走行方
向に傾斜する多数の接触部を形成し、接触部は、ローラ
ゲージに拘らず、各隣接するドラフトローラ間において
クリアラベルトを弾発的に押圧することをその要旨とす
る。
【0009】なお、付勢部材は、弾性材料により一体成
形してもよい。
【0010】
【作用】かかる発明の構成によるときは、付勢部材の接
触部は、ドラフト装置のローラゲージに拘らず、各隣接
するドラフトローラ間においてクリアラベルトを弾発的
に押圧することにより、クリアラベルトをドラフトロー
ラに均一に接触させるように付勢することができる。
【0011】付勢部材を弾性材料から一体成形するとき
は、付勢部材は、その製造が一層容易であり、製造コス
トを低減することができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を以って実施例を説明する。
【0013】ドラフトローラのクリアラユニットは、ク
リアラベルト11、11…、21、21と、駆動ローラ
12、12…、22、22と、各クリアラベルト11、
21に対応する付勢部材13、13…、23、23とを
主要部材としてなり(図1、図2)、ドラフト装置Dの
上下に配設されている。
【0014】ドラフト装置Dは、トップローラを形成す
る上側のドラフトローラTR、TR…と、ボトムローラ
を形成する下側のドラフトローラBR、BR…とを組み
合わせ、複列に形成されている。なお、各ドラフトロー
ラTRは、図示しないウェイティングアームを介し、対
応する各ドラフトローラBRに押圧されているものとす
る。ただし、ここでは、4線4列のドラフト装置Dが例
示されており、各線のドラフトローラTR、TR…、B
R、BR…は、それぞれ共通のシャフトTR1、BR1
に装着されている。
【0015】ドラフト装置Dは、後方から繊維糸S、S
…を導入して前方に排出することができる。すなわち、
各ドラフトローラTR、BRは、それぞれ図2の矢印K
a 、Kb 方向に回転しており、したがって、ドラフト装
置Dの後方から導入される繊維糸Sは、最後部に配設さ
れるドラフトローラTR、BRによって把持されて前方
に排出される。なお、各ドラフトローラTR、BRは、
後方から前方にかけて周速度が順に速くなっているもの
とする。そこで、繊維糸Sは、最後部のドラフトローラ
TR、BRから最前部のドラフトローラTR、BRまで
のドラフトゾーンを通過することにより、各線のドラフ
トローラTR、TR…、BR、BR…を介し、所定のド
ラフト比にドラフトすることができる。
【0016】上方のクリアラベルト11、11…は、そ
れぞれ駆動ローラ12、ガイド部材14、ガイドローラ
15に巻き掛けられ、各列のドラフトローラTR、TR
…の上方に配設されている。駆動ローラ12、12…
は、ドラフト装置Dの後方上部に配設されており、ガイ
ドローラ15、15…は、ドラフト装置Dの前方に配設
されている。なお、駆動ローラ12、12…、ガイドロ
ーラ15、15…は、それぞれ共通のシャフト12a、
15aに装着されている。
【0017】各クリアラベルト11は、たとえば起毛
布、フェルト、不織布等により各列のドラフトローラT
R、TR…と同一幅のエンドレスベルトに形成されてお
り、各線のドラフトローラTRに接触して走行すること
ができる。すなわち、クリアラベルト11、11…は、
シャフト12aを介して駆動ローラ12、12…を図2
の矢印K1 方向に回転することにより、同図の矢印K2
方向に積極駆動することができる。
【0018】中間のガイド部材14は、上面を断面凹状
に形成する板材であり、クリアラベルト11、11…を
横切るようにして共通に設けられている。ガイド部材1
4の下面には、各列のドラフトローラTR、TR…に対
応して脚14a、14a…が垂設されており、各脚14
aの下端には、ドラフトローラTR、TR…と平行に長
い押し板14bが取り付けられている。
【0019】各付勢部材13は、たとえばウレタン材の
ようなプラスチック材、ゴム材等の弾性材により、平板
状のベース部13aと多数の接触部13b、13b…と
を一体成形して形成されており、ガイド部材14の各押
し板14bの下面に取り付けられている。接触部13
b、13b…は、それぞれ先端部がクリアラベルト11
の走行方向に湾曲する羽根状に形成されており、ベース
部13aに対し、クリアラベルト11の走行方向に傾け
て等ピッチに形成されている。なお、ベース部13a
は、ドラフト装置Dのドラフトゾーンより長く、接触部
13b、13b…は、ドラフトゾーン内において各列の
ドラフトローラTR、TR…の配列個数よりも多く、ド
ラフトローラTR、TR…の最小径より小さいピッチに
より形成されている。ただし、ドラフトローラTR、T
R…の最小径とは、クリアラベルト11が接触する複数
のドラフトローラTR、TR…の径のうち、最小のもの
をいうものとする。
【0020】付勢部材13は、接触部13b、13b…
の先端部をクリアラベルト11の内面に接触させること
により、接触部13b、13b…を介してクリアラベル
ト11を弾発的に押圧し、ドラフトローラTR、TR…
の表面に押し付けるように付勢することができる。
【0021】ガイド部材14の上方には、共通の長いブ
ラケット16aを介し、クリアラベルト11、11…に
接触するコーム16、16…が配設されている。各コー
ム16は、先端が櫛刃状に形成されており、クリアラベ
ルト11を下方に軽く押圧することにより、クリアラベ
ルト11に付着する繊維屑を除去することができる。
【0022】クリアラベルト21、21は、それぞれ2
列のドラフトローラBR、BR…の下方に配設されてい
る。各クリアラベルト21は、後部の駆動ローラ22、
中間のガイド部材24、板ばねからなる前部のガイド部
材25に巻き掛けられている。駆動ローラ22、22
は、共通のシャフト22aに装着されており、中間のガ
イド部材24は、クリアラベルト21、21に共通に設
けられている。ガイド部材24は、チャンネル状の板材
であり、クリアラベルト21、21に接触する両側壁の
下端は、内側に折り返されている。ガイド部材24の上
面には、各クリアラベルト21の幅相当の押し板24
a、24aがドラフトローラBR、BR…と平行に付設
されており、前部のガイド部材25は、各押し板24a
の前端において上向きに屈曲して突設されている。クリ
アラベルト21、21の下面には、ブラケット26aを
介し、クリアラベルト21、21に接触するコーム2
6、26が配設されている。
【0023】クリアラベルト21は、クリアラベルト1
1と同一の材質によって2列のドラフトローラBR、B
R…に接触可能なエンドレスベルトに形成されており、
2列のドラフトローラBR、BR…に接触して走行する
ことができる。すなわち、クリアラベルト21、21
は、シャフト22aを介して駆動ローラ22、22を図
2の矢印K3 方向に回転することにより、同図の矢印K
4 方向に積極駆動することができる。
【0024】付勢部材23は、付勢部材13と同一の弾
性材により、付勢部材13と同様の形態に一体成形され
ている。なお、付勢部材23は、クリアラベルト21に
適合する幅に形成されている。付勢部材23のベース部
23aには、各列のドラフトローラBR、BR…の配列
個数よりも多く、クリアラベルト21の走行方向にドラ
フトローラBR、BR…の最小径より小さいピッチによ
り多数の接触部23b、23b…が形成されている。そ
こで、付勢部材23は、接触部23b、23b…を介し
てクリアラベルト21を弾発的に押圧し、ドラフトロー
ラBR、BR…の表面に押し付けるように付勢すること
ができる。
【0025】なお、上方のクリアラベルト11、11
…、下方のクリアラベルト21、21は、それぞれの駆
動ローラ12、12…、22、22のシャフト12a、
22aを中心にして、図示しない開閉機構を介し、それ
ぞれ上方、下方に開くことができる。また、クリアラベ
ルト11、11…、21、21は、開閉機構を介し、そ
れぞれを対応する各列のドラフトローラTR、TR…、
各2列のドラフトローラBR、BR…に押し付けるよう
に適位置にセットすることができる(図2)。
【0026】そこで、クリアラベルト11、11…、2
1、21をそれぞれの適位置にセットすると、各付勢部
材13は、接触部13b、13b…がドラフトローラT
R、TR…の外面に倣うようにして不規則に押し曲げら
れ、接触部13b、13b…を介し、対応するクリアラ
ベルト11に対して押圧力を及ぼすことができる。各付
勢部材23も、同様にして、対応するクリアラベルト2
1に対して押圧力を及ぼし、したがって、各クリアラベ
ルト11、21は、それぞれ対応するドラフトローラT
R、TR…、BR、BR…に対して均一に接触して走行
することができる。すなわち、各クリアラベルト11、
21は、ドラフトローラTR、TR…、BR、BR…に
付着する繊維屑を連続的に除去することができ、コーム
16、26は、このようにして除去されたクリアラベル
ト11、21上の繊維屑を外部に廃棄することができ
る。
【0027】なお、各クリアラベルト11、21は、そ
れぞれ対応するドラフトローラTR、TR…、BR、B
R…と同方向に走行するから、ドラフトローラTR、T
R…、BR、BR…の周速度より十分遅い走行速度にす
るのがよい。また、クリアラベルト11、21は、連続
走行させてもよく、適当な周期ごとに間欠走行させても
よい。
【0028】ドラフト装置Dは、仕掛ける繊維糸Sの種
類が変更になると、各線のドラフトローラTR、TR
…、BR、BR…の間隔を変更し、ローラゲージを変化
させることが必要である(図3)。このとき、付勢部材
13は、接触部13b、13b…の変形態様が変わるこ
とにより、クリアラベルト11をドラフトローラTR、
TR…に対して均一に付勢することができ、付勢部材2
3も、同様にして、クリアラベルト21をドラフトロー
ラBR、BR…に対して均一に付勢することができる。
すなわち、付勢部材13、23の多数の接触部13b、
13b…、23b、23b…は、ローラゲージに拘ら
ず、少なくとも1枚の接触部13b、23bが各隣接す
るドラフトローラTR、TR間、ドラフトローラBR、
BR間においてクリアラベルト11、21を弾発的に押
圧することができる。
【0029】以上の説明において、付勢部材13、23
の各接触部13b、23bは、ベース部13a、23a
に対して約45〜60度に起立させることにより、復元
力を最大に発揮し、クリアラベルト11、21に対して
十分大きな押圧力を及ぼすことができる。なお、付勢部
材13、23の接触部13b、13b…、23b、23
b…は、それぞれの少なくとも1枚が各隣接するドラフ
トローラTR、TR間、ドラフトローラBR、BR間に
存在してクリアラベルト11、21を押圧することがで
きる限り、ドラフトローラTR、TR…、BR、BR…
の最小径より大きなピッチにより形成してもよく、必ず
しも等ピッチに形成する必要もない。
【0030】また、付勢部材13、23は、ドラフト装
置Dの最長のドラフトゾーンに適応可能な長さに形成さ
れているものとし、付勢部材13、23の幅は、クリア
ラベルト11、21の幅に対応して形成すればよい。た
だし、クリアラベルト11、21は、それぞれ、ドラフ
ト装置Dの各列、各2列、または2列以上の任意の列数
のドラフトローラTR、TR…、BR、BR…に対応す
る幅に形成してもよい。また、ドラフト装置Dは、4線
4列に限らず、任意の線数、列数に構成することができ
る。
【0031】なお、付勢部材13、23は、ベース部1
3a、23aと接触部13b、13b…、23b、23
b…とを一体成形するに代えて、弾性材によって形成す
る接触部13b、13b…、23b、23b…を別体の
ベース部13a、23aに立設して構成してもよい。
【0032】
【他の実施例】付勢部材13、23は、それぞれの各接
触部13b、23bを軸形に形成し、各接触部13b、
23bの先端に球13b1 、23b1 を設けることがで
きる(図4)。ただし、図4には、付勢部材13のみが
図示されている。
【0033】接触部13b、13b…は、ベース部13
aに対し、クリアラベルト11の走行方向に傾斜して無
数に立設されており、無数の接触部13b、13b…
は、クリアラベルト11の走行方向にドラフトローラT
R、TR…の最小径より小さいピッチに配置されてい
る。そこで、無数の接触部13b、13b…は、クリア
ラベルト11に接触して押し曲げられることにより、ク
リアラベルト11を均一に付勢することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、平板状のベース部に対してクリアラベルトの走行方
向に傾斜する多数の接触部を形成する付勢部材を設ける
ことによって、付勢部材の接触部は、ドラフト装置のロ
ーラゲージに拘らず、各隣接するドラフトローラ間にお
いてクリアラベルトを弾発的に押圧し、クリアラベルト
を均一に付勢することができるから、ローラゲージを変
更しても、付勢部材の取付位置の変更作業が全く不要で
あり、段取作業を簡便にすることができる上、薄いシー
トを使用するものでないから、機械的に丈夫であり、取
扱いが容易であるという極めて優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体構成斜視説明図
【図2】 全体側面説明図
【図3】 動作説明図
【図4】 他の実施例を示す要部斜視図
【図5】 従来例を示す図2相当図
【符号の説明】
TR、BR…ドラフトローラ 11、21…クリアラベルト 12、22…駆動ローラ 13、23…付勢部材 13a、23a…ベース部 13b、23b…接触部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トップローラ、ボトムローラを形成する
    各線のドラフトローラに接触して走行し、ドラフトロー
    ラ上の繊維屑を除去するエンドレスのクリアラベルト
    と、該クリアラベルトを駆動する駆動ローラと、前記ク
    リアラベルトをドラフトローラの表面に押し付ける付勢
    部材とを備えてなり、該付勢部材は、ドラフトゾーンよ
    り長い平板状のベース部に対して前記クリアラベルトの
    走行方向に傾斜する多数の接触部を形成し、該接触部
    は、ローラゲージに拘らず、各隣接するドラフトローラ
    間において前記クリアラベルトを弾発的に押圧すること
    を特徴とするドラフトローラのクリアラユニット。
  2. 【請求項2】 前記付勢部材は、弾性材料により一体成
    形することを特徴とする請求項1記載のドラフトローラ
    のクリアラユニット。
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