JP2698383B2 - 情報信号記録装置及び再生装置 - Google Patents
情報信号記録装置及び再生装置Info
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- JP2698383B2 JP2698383B2 JP63189703A JP18970388A JP2698383B2 JP 2698383 B2 JP2698383 B2 JP 2698383B2 JP 63189703 A JP63189703 A JP 63189703A JP 18970388 A JP18970388 A JP 18970388A JP 2698383 B2 JP2698383 B2 JP 2698383B2
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は情報信号記録装置及び再生装置に関し、特に
は記録媒体上に形成される複数のトラックに対して情報
信号を記録再生する装置に関するものである。
は記録媒体上に形成される複数のトラックに対して情報
信号を記録再生する装置に関するものである。
［従来の技術］ 以下、本明細書に於てはこの種の装置としてヘリカル
スキヤン型ビデオテープレコーダ（VTR）を例にとって
説明する。
スキヤン型ビデオテープレコーダ（VTR）を例にとって
説明する。
ヘリカルスキヤン型VTRとして従来より180゜の角度差
をもって設けられた１対の記録再生用回転磁気ヘツドを
具えるシリンダに対し221゜の範囲に亘って磁気テープ
を巻付、その内180゜の範囲にて映像信号を、36゜の範
囲にて時間軸圧縮した音声信号を記録再生するタイプの
ものが知られている。
をもって設けられた１対の記録再生用回転磁気ヘツドを
具えるシリンダに対し221゜の範囲に亘って磁気テープ
を巻付、その内180゜の範囲にて映像信号を、36゜の範
囲にて時間軸圧縮した音声信号を記録再生するタイプの
ものが知られている。
第５図は上述の如きVTRの記録フオーマツト例を示す
図であり、回転磁気ヘツドがテープに左側から接触し始
め、ヘリカルトラツクを形成する。このヘリカルトラツ
ク中回転角５゜分の突入部６が設けられ、この後半部分
の2.06゜分がPCMデータに同期させる為に設けられたク
ロツクランイン部７である。このクロツクランイン部７
に続いて、26.32゜分に時間軸圧縮されたPCMオーデイオ
データ部８があり、このPCMオーデイオデータ部８に続
いて2.06゜分にアフターレコーデイング時、装置間の差
等によって発生する記録位置ずれに対応するバツクマー
ジン部９が設けられ更にPCMオーデイオデータ部と次の
映像信号部との間のガードバンド部10が有る。次の180
゜部分には映像信号部分11が設けられ更に５゜分の離間
部分12が設けられている。
図であり、回転磁気ヘツドがテープに左側から接触し始
め、ヘリカルトラツクを形成する。このヘリカルトラツ
ク中回転角５゜分の突入部６が設けられ、この後半部分
の2.06゜分がPCMデータに同期させる為に設けられたク
ロツクランイン部７である。このクロツクランイン部７
に続いて、26.32゜分に時間軸圧縮されたPCMオーデイオ
データ部８があり、このPCMオーデイオデータ部８に続
いて2.06゜分にアフターレコーデイング時、装置間の差
等によって発生する記録位置ずれに対応するバツクマー
ジン部９が設けられ更にPCMオーデイオデータ部と次の
映像信号部との間のガードバンド部10が有る。次の180
゜部分には映像信号部分11が設けられ更に５゜分の離間
部分12が設けられている。
この様な記録フオーマツトに従って１フイールドの映
像信号は、１つのトラツクの映像信号部分11に記録再生
され、1/60秒分のオーデイオ信号を時間軸圧縮して得た
PCMオーデイオデータがPCMデータ部８に記録再生され
る。
像信号は、１つのトラツクの映像信号部分11に記録再生
され、1/60秒分のオーデイオ信号を時間軸圧縮して得た
PCMオーデイオデータがPCMデータ部８に記録再生され
る。
一方上述の如き記録フオーマツトに於る映像信号部分
11を５分割し、それぞれ36度に分割することで計６セグ
メントのCPMオーデイオデータ部を設ける記録フオーマ
ツトも提案されている。第６図はこの様なPCMオーデイ
オデータ専用の記録フオーマツトについて示した図であ
る。まず各トラツクには６つのセグメント5,13,14,15,1
6,17が有り、前述の回転ヘツドの突入部６からガードバ
ンド部10までが第１セグメント５であり、次に同じ構成
で突入部19,クロツクランイン部20,PCMデータ部21,バツ
クマージン部22及びガードバンド部23からなる第２セグ
メントが設けられている。以下同様で第３〜第６セグメ
ント14,15,16,17が形成されている。
11を５分割し、それぞれ36度に分割することで計６セグ
メントのCPMオーデイオデータ部を設ける記録フオーマ
ツトも提案されている。第６図はこの様なPCMオーデイ
オデータ専用の記録フオーマツトについて示した図であ
る。まず各トラツクには６つのセグメント5,13,14,15,1
6,17が有り、前述の回転ヘツドの突入部６からガードバ
ンド部10までが第１セグメント５であり、次に同じ構成
で突入部19,クロツクランイン部20,PCMデータ部21,バツ
クマージン部22及びガードバンド部23からなる第２セグ
メントが設けられている。以下同様で第３〜第６セグメ
ント14,15,16,17が形成されている。
この様な記録フオーマツトにより、各セグメントに対
しPCMオーデイオデータをそれぞれ独立して記録再生が
出来る。又、フライングイレーズヘツドを用いることに
より、希望するセグメントのPCMオーデイオ信号を消去
して、再書込みを行うことも可能である。
しPCMオーデイオデータをそれぞれ独立して記録再生が
出来る。又、フライングイレーズヘツドを用いることに
より、希望するセグメントのPCMオーデイオ信号を消去
して、再書込みを行うことも可能である。
ところで従来のVTRに於て、頭出し信号タイムコー
ド，日付等の付加情報は、固定ヘツドを有するVTRではC
TL（トラツキング用コントロール）信号を記録している
トラツクにCTL信号と共に記録するのが一般的である。
ド，日付等の付加情報は、固定ヘツドを有するVTRではC
TL（トラツキング用コントロール）信号を記録している
トラツクにCTL信号と共に記録するのが一般的である。
一方、固定ヘツドを用いることなく上述の如き付加情
報を記録する方法としては、映像信号や音声信号等の主
情報信号を記録する領域以外に付加情報用の記録領域を
設け、この付加情報記録領域に種々の付加情報を記録す
ることが知られている。
報を記録する方法としては、映像信号や音声信号等の主
情報信号を記録する領域以外に付加情報用の記録領域を
設け、この付加情報記録領域に種々の付加情報を記録す
ることが知られている。
また、この付加情報の記録信号形態としてはデイジタ
ル信号，アナログ信号のいずれも提案されている。
ル信号，アナログ信号のいずれも提案されている。
［発明が解決しようとする問題点］ しかし、付加情報をデイジタル信号として記録した場
合には、テープの高速走行時に付加情報を抽出し難いこ
とになる。これはヘツドとテープとの相対速度が通常の
記録時と変化することによるクロツク同期外れに因す
る。また、所謂アジマス記録を行ったテープから再生を
行う場合には、回転ヘツドがいくつかのトラツクを横断
してしまうことになり付加情報の抽出が更に困難とな
る。
合には、テープの高速走行時に付加情報を抽出し難いこ
とになる。これはヘツドとテープとの相対速度が通常の
記録時と変化することによるクロツク同期外れに因す
る。また、所謂アジマス記録を行ったテープから再生を
行う場合には、回転ヘツドがいくつかのトラツクを横断
してしまうことになり付加情報の抽出が更に困難とな
る。
一方、付加情報をアナログ信号として記録する場合に
は、いかなるテープ速度でテープを搬送しても比較的容
易に付加情報の抽出が可能である。しかしながら、付加
情報記録領域としてはそれ程大きな記録領域を用意でき
ないのが一般的である。これに伴なってアナログ信号で
記録できる付加情報の情報量は極めて小さいものとなっ
てしまっていた。
は、いかなるテープ速度でテープを搬送しても比較的容
易に付加情報の抽出が可能である。しかしながら、付加
情報記録領域としてはそれ程大きな記録領域を用意でき
ないのが一般的である。これに伴なってアナログ信号で
記録できる付加情報の情報量は極めて小さいものとなっ
てしまっていた。
本発明は上述の如き問題に鑑み、付加情報の記録領域
を大きくとることなく付加情報の情報量としては多くの
情報が記録でき、かつ記録媒体の高速搬送時に於ても必
要な付加情報は抽出可能な情報信号記録装置及び再生装
置を提供することを目的としている。
を大きくとることなく付加情報の情報量としては多くの
情報が記録でき、かつ記録媒体の高速搬送時に於ても必
要な付加情報は抽出可能な情報信号記録装置及び再生装
置を提供することを目的としている。
［問題点を解決するための手段］ かかる目的下において、本発明によれば、テープ状記
録媒体上に多数のヘリカルトラックを順次形成すると共
に各トラック上に映像信号記録領域及び音声信号記録領
域を設け、映像信号及び音声信号を記録する装置であっ
て、前記各トラックに前記映像信号記録領域及び音声信
号記録領域以外に付加情報信号の記録領域を設け、該付
加情報記録領域にデジタル付加情報信号とアナログ付加
情報信号とを周波数多重して記録する構成とした。
録媒体上に多数のヘリカルトラックを順次形成すると共
に各トラック上に映像信号記録領域及び音声信号記録領
域を設け、映像信号及び音声信号を記録する装置であっ
て、前記各トラックに前記映像信号記録領域及び音声信
号記録領域以外に付加情報信号の記録領域を設け、該付
加情報記録領域にデジタル付加情報信号とアナログ付加
情報信号とを周波数多重して記録する構成とした。
［作用］ 上述の如く構成することにより、多くの付加情報がデ
イジタル付加情報信号として記録できると共に、記録媒
体の高速搬送時に抽出する必要のある付加情報はアナロ
グ付加情報信号として記録することによりその抽出を容
易とすることができた。
イジタル付加情報信号として記録できると共に、記録媒
体の高速搬送時に抽出する必要のある付加情報はアナロ
グ付加情報信号として記録することによりその抽出を容
易とすることができた。
［実施例］ 以下、本発明をVTRに適用した実施例について図面を
参照して詳細に説明する。
参照して詳細に説明する。
第１図は本発明の一実施例としてのVTRの概略構成を
示す図であり、図中映像信号は入力端子24と出力端子25
とを介して映像信号処理回路１に入出力され、この映像
信号処理回路１の出力する記録映像信号が切換スイツチ
3a,3bのＸ端子に接続される。又PCMオーデイオ信号の入
力端子26と出力端子27とはPCM信号処理回路２に接続さ
れ、このPCM信号処理回路２の出力するオーデイオ記録
信号は切換スイツチ3a,3bのＹ端子に接続される。一
方、システムコントロール回路19は操作スイツチ18の状
態を読取り、VTR全体を制御すると共にコード信号発生
回路20に所要のデータを供給する。該回路20はデイジタ
ルデータにすべき付加情報として曲番号、インデツク
ス、タイムコード等の付加情報を発生する回路でシステ
ムコントロール回路19は前記付加情報をf6発生回路21と
デジタルデータ発生器22に送る。
示す図であり、図中映像信号は入力端子24と出力端子25
とを介して映像信号処理回路１に入出力され、この映像
信号処理回路１の出力する記録映像信号が切換スイツチ
3a,3bのＸ端子に接続される。又PCMオーデイオ信号の入
力端子26と出力端子27とはPCM信号処理回路２に接続さ
れ、このPCM信号処理回路２の出力するオーデイオ記録
信号は切換スイツチ3a,3bのＹ端子に接続される。一
方、システムコントロール回路19は操作スイツチ18の状
態を読取り、VTR全体を制御すると共にコード信号発生
回路20に所要のデータを供給する。該回路20はデイジタ
ルデータにすべき付加情報として曲番号、インデツク
ス、タイムコード等の付加情報を発生する回路でシステ
ムコントロール回路19は前記付加情報をf6発生回路21と
デジタルデータ発生器22に送る。
f6発生回路21は前記付加情報中テープを高速走行させ
る際に読出す必要性の高い頭出し用インデツクス情報等
のデータに応じて所定周波数f6のアナログパイロツト信
号（以下単にf6信号と称する）を発生する。他方デジタ
ルデータ発生器22は上記頭出し用インデツクス情報，曲
番号，タイムコードを含む全ての付加情報が含まれるデ
ジタルデータ信号を出力する。
る際に読出す必要性の高い頭出し用インデツクス情報等
のデータに応じて所定周波数f6のアナログパイロツト信
号（以下単にf6信号と称する）を発生する。他方デジタ
ルデータ発生器22は上記頭出し用インデツクス情報，曲
番号，タイムコードを含む全ての付加情報が含まれるデ
ジタルデータ信号を出力する。
このf6信号はデジタルデータ信号とは加算回路23で周
波数多重され、切換スイツチ3a,3bのＺ端子に入力され
る。ここで、この切換スイツチ3a,3bの動作タイミング
について第２図のタイミングチヤートを用いて説明す
る。第２図（ａ）は映像信号の記録タイミングを示すも
ので、第２図（ａ）に示す信号がハイレベルの時には回
転ヘツド11,ローレベルの時には回転ヘツド12により映
像信号の記録が行われる。即ち第２図（ａ）に於てａで
示す期間スイツチ3aがＸに接続され、ｂで示す期間スイ
ツチ3bがＸに接続される。また第２図（ｂ）はPCMオー
デイオ信号の記録タイミングを示すもので、第２図
（ｂ）に示す信号がハイレベルの期間回転ヘツド11また
は12によってPCMオーデイオ信号の記録が行われる。第
２図（ｂ）に於てａで示す期間はスイツチ3aがＹに接続
され、ｂで示す期間はスイツチ3bがＹに接続される。更
に、第２図（ｃ）に示す信号がハイレベルの期間のうち
ａで示す期間はスイツチ3aがＺに接続され、ｂで示す期
間はスイツチ3bがＺに接続される。尚、スイツチ3a,3b
に於て第２図（ａ），（ｂ），（ｃ）に示した各信号の
記録期間以外の期間は各スイツチの接続は任意の端子に
接続する構成とすることも、接地する構成とすることも
可能である。尚、これらスイツチ3a,3bの制御はタイミ
ング発生回路17からのタイミング制御信号a,bに従って
行われる。
波数多重され、切換スイツチ3a,3bのＺ端子に入力され
る。ここで、この切換スイツチ3a,3bの動作タイミング
について第２図のタイミングチヤートを用いて説明す
る。第２図（ａ）は映像信号の記録タイミングを示すも
ので、第２図（ａ）に示す信号がハイレベルの時には回
転ヘツド11,ローレベルの時には回転ヘツド12により映
像信号の記録が行われる。即ち第２図（ａ）に於てａで
示す期間スイツチ3aがＸに接続され、ｂで示す期間スイ
ツチ3bがＸに接続される。また第２図（ｂ）はPCMオー
デイオ信号の記録タイミングを示すもので、第２図
（ｂ）に示す信号がハイレベルの期間回転ヘツド11また
は12によってPCMオーデイオ信号の記録が行われる。第
２図（ｂ）に於てａで示す期間はスイツチ3aがＹに接続
され、ｂで示す期間はスイツチ3bがＹに接続される。更
に、第２図（ｃ）に示す信号がハイレベルの期間のうち
ａで示す期間はスイツチ3aがＺに接続され、ｂで示す期
間はスイツチ3bがＺに接続される。尚、スイツチ3a,3b
に於て第２図（ａ），（ｂ），（ｃ）に示した各信号の
記録期間以外の期間は各スイツチの接続は任意の端子に
接続する構成とすることも、接地する構成とすることも
可能である。尚、これらスイツチ3a,3bの制御はタイミ
ング発生回路17からのタイミング制御信号a,bに従って
行われる。
切換スイツチ3a,3bからの出力信号は加算回路32a,32b
に供給され、ここでパイロツト信号発生回路31からの周
知の４周波方式に従うトラツキング制御用パイロツト信
号f1,f2,f3,f4,が選択的に加算された後、互いに180゜
の位相差をもって設けられた回転磁気ヘツド11,12に供
給される。第２図（ｄ）はヘツド11により記録される信
号を示している。
に供給され、ここでパイロツト信号発生回路31からの周
知の４周波方式に従うトラツキング制御用パイロツト信
号f1,f2,f3,f4,が選択的に加算された後、互いに180゜
の位相差をもって設けられた回転磁気ヘツド11,12に供
給される。第２図（ｄ）はヘツド11により記録される信
号を示している。
再生時にはシステムコントロール回路19の出力に従っ
て切換スイツチ10がＰ側に切換られ、ヘツド11,12の再
生信号は再生アンプ8,9を介して切換スイツチ5a,5b,5c,
5d,5eに入力する。タイミング発生回路17からのスイツ
チングパルスｃにより、切換スイツチ5aは再生アンプ8,
9の出力を切換て出力する。このスイツチ5aは第２図
（ａ）のタイミングに従って再生映像信号を映像信号処
理回路１に供給する。これに伴って出力端子25から元の
信号形態の再生映像信号を得る。また、スイツチ5a,5b
はタイミング発生回路17からのスイツチングパルスd,e
に従い、第２図（ｂ）に従うタイミングで夫々オンさ
れ、オンされている期間に各ヘツド11,12から再生され
るPCMオーデイオ信号をPCM信号処理回路２に供給する。
これに伴って出力端子27から元のアナログオーデイオ信
号が出力される。また、同時にスイツチ5d,5eはタイミ
ング発生回路17からのスイツチングパルスf,gを従いオ
ンされ、第２図（ｃ）に従うタイミングで周波数多重さ
れた付加情報信号をf6分離回路24,デジタルデータ処理
回路25に供給する。
て切換スイツチ10がＰ側に切換られ、ヘツド11,12の再
生信号は再生アンプ8,9を介して切換スイツチ5a,5b,5c,
5d,5eに入力する。タイミング発生回路17からのスイツ
チングパルスｃにより、切換スイツチ5aは再生アンプ8,
9の出力を切換て出力する。このスイツチ5aは第２図
（ａ）のタイミングに従って再生映像信号を映像信号処
理回路１に供給する。これに伴って出力端子25から元の
信号形態の再生映像信号を得る。また、スイツチ5a,5b
はタイミング発生回路17からのスイツチングパルスd,e
に従い、第２図（ｂ）に従うタイミングで夫々オンさ
れ、オンされている期間に各ヘツド11,12から再生され
るPCMオーデイオ信号をPCM信号処理回路２に供給する。
これに伴って出力端子27から元のアナログオーデイオ信
号が出力される。また、同時にスイツチ5d,5eはタイミ
ング発生回路17からのスイツチングパルスf,gを従いオ
ンされ、第２図（ｃ）に従うタイミングで周波数多重さ
れた付加情報信号をf6分離回路24,デジタルデータ処理
回路25に供給する。
f6分離回路24とデジタルデータ処理回路25からの付加
情報信号はそれぞれシステムコントロール回路19に入力
され、曲番号，インデツクス，タイムコード，頭出しの
情報として処理される。すなわち、上述の各付加情報デ
ータに従ってシステムコントロール回路19はキヤプスタ
制御回路35等の動作を制御し、公知にインデツクススキ
ヤン再生，頭出し等の機能を実現する。
情報信号はそれぞれシステムコントロール回路19に入力
され、曲番号，インデツクス，タイムコード，頭出しの
情報として処理される。すなわち、上述の各付加情報デ
ータに従ってシステムコントロール回路19はキヤプスタ
制御回路35等の動作を制御し、公知にインデツクススキ
ヤン再生，頭出し等の機能を実現する。
キヤプスタン制御回路33は再生アンプ8,9の出力信号
のパイロツト信号f1,f2,f3,f4,を用いて、周知の４周波
方式に従うトラツキング制御を行う。またタイミング発
生回路17のＥ端子からは消去用信号が発生されており、
この消去用信号は消去アンプ15を介して回転消去ヘツド
13に供給され、テープ上の信号の消去を行う。また14は
ヘツド11,12が取付けられている回転シリンダの回転位
置を検出し、映像信号に対する記録再生ヘツドの切換タ
イミングに同期したパルス（第２図（ａ）に示す）を出
力する。このパルスはアンプ16を介してタイミング発生
回路17に供給され、全てのタイミングパルスの基準位相
となる。
のパイロツト信号f1,f2,f3,f4,を用いて、周知の４周波
方式に従うトラツキング制御を行う。またタイミング発
生回路17のＥ端子からは消去用信号が発生されており、
この消去用信号は消去アンプ15を介して回転消去ヘツド
13に供給され、テープ上の信号の消去を行う。また14は
ヘツド11,12が取付けられている回転シリンダの回転位
置を検出し、映像信号に対する記録再生ヘツドの切換タ
イミングに同期したパルス（第２図（ａ）に示す）を出
力する。このパルスはアンプ16を介してタイミング発生
回路17に供給され、全てのタイミングパルスの基準位相
となる。
第３図は上述の実施例のVTRに於る記録信号の周波数
アロケーシヨンを示す図で、図中（Ａ）は映像信号記録
部分11に於る記録信号，（Ｂ）は付加情報信号記録部分
となるガードバンド部10に於る記録信号の周波数アロケ
ーシヨンを示す図である。（Ａ）については周知のもの
であるので説明を省略する。（Ｂ）に示す様にf6信号の
周波数f6は低域変換色信号より低く、かつ４周波方式に
従うパイロツト信号より高く設定しており、これに伴い
f6信号はアジマス角の差に関係なく再生可能となり、テ
ープを極めて高速で搬送させた場合に於ても充分検出可
能となる。またデイジタルデータ発生回路22が発生する
信号の周波数スペクトラムはf6信号の周波数以上の周波
数域に配される様定められている。
アロケーシヨンを示す図で、図中（Ａ）は映像信号記録
部分11に於る記録信号，（Ｂ）は付加情報信号記録部分
となるガードバンド部10に於る記録信号の周波数アロケ
ーシヨンを示す図である。（Ａ）については周知のもの
であるので説明を省略する。（Ｂ）に示す様にf6信号の
周波数f6は低域変換色信号より低く、かつ４周波方式に
従うパイロツト信号より高く設定しており、これに伴い
f6信号はアジマス角の差に関係なく再生可能となり、テ
ープを極めて高速で搬送させた場合に於ても充分検出可
能となる。またデイジタルデータ発生回路22が発生する
信号の周波数スペクトラムはf6信号の周波数以上の周波
数域に配される様定められている。
上記実施例のVTRは第６図に示す如き６チヤンネルのP
CMオーデイオ信号を記録するフオーマツトに従う記録を
行う機能を有する。この６チヤンネルPCMオーデイオ記
録モードと通常のモードとの切換は操作スイツチ18の操
作によりシステムコントロール回路19を制御することに
よって実現する。即ち、システムコントロール回路は第
４図に示す如き記録パターンに従って記録が行える様ス
イツチ5a,5b,5c,5d,5eを制御する。第４図のフオーマツ
トに於ては第６図のフオーマツトに於るガードバンド部
10をクロツクランイン部34とデータ部35に分け前述のデ
ジタル付加情報データをデータ部35に記録すると共に、
f6信号をクロツクランイン部34とデータ部35の双方に多
重する。また、これは各セグメントについて夫々行わ
れ、これに伴って各チヤンネルのPCMオーデイオ信号の
夫々について付加情報を記録したことになる。
CMオーデイオ信号を記録するフオーマツトに従う記録を
行う機能を有する。この６チヤンネルPCMオーデイオ記
録モードと通常のモードとの切換は操作スイツチ18の操
作によりシステムコントロール回路19を制御することに
よって実現する。即ち、システムコントロール回路は第
４図に示す如き記録パターンに従って記録が行える様ス
イツチ5a,5b,5c,5d,5eを制御する。第４図のフオーマツ
トに於ては第６図のフオーマツトに於るガードバンド部
10をクロツクランイン部34とデータ部35に分け前述のデ
ジタル付加情報データをデータ部35に記録すると共に、
f6信号をクロツクランイン部34とデータ部35の双方に多
重する。また、これは各セグメントについて夫々行わ
れ、これに伴って各チヤンネルのPCMオーデイオ信号の
夫々について付加情報を記録したことになる。
上述の如き実施例のVTRにあっては、テープを極めて
高速で搬送させた場合においてもf6信号により、付加情
報を読み出すことが可能で、頭出し、インデツクススキ
ヤン等の機能を実現することができる。また、タイムコ
ード，曲番号等を記録したい場合にもデジタル付加情報
データにより記録することができる。
高速で搬送させた場合においてもf6信号により、付加情
報を読み出すことが可能で、頭出し、インデツクススキ
ヤン等の機能を実現することができる。また、タイムコ
ード，曲番号等を記録したい場合にもデジタル付加情報
データにより記録することができる。
［発明の効果］ 以上説明した様に本発明の情報信号記録装置によれ
ば、付加情報の記録領域を大きくとることなく付加情報
の情報量としては多くの情報が記録でき、かつ記録媒体
の高速搬送時に於ても必要な付加情報を抽出可能とする
ことができる。
ば、付加情報の記録領域を大きくとることなく付加情報
の情報量としては多くの情報が記録でき、かつ記録媒体
の高速搬送時に於ても必要な付加情報を抽出可能とする
ことができる。
第１図は本発明の一実施例としてのVTRの概略構成を示
す図、 第２図は第１図のVTRの動作タイミングを示すタイミン
グチヤート、 第３図は第１図のVTRによる記録信号の周波数アロケー
シヨンを示す図、 第４図は第１図のVTRによる記録フオーマツトの他の例
を示す図、 第５図，第６図は夫々従来のVTRの記録フオーマツトを
示す図である。 図中１は主情報としての映像信号処理回路、２は同じく
主情報としてのPCMオーデイオ信号の処理回路、21はア
ナログ付加情報信号としてのf6信号発生回路、22はデジ
タル付加情報信号としてのデジタルデータ発生回路、23
は周波数多重を行う加算回路、3a,3b,5a,5b,5c,5d,5eは
夫々スイツチである。
す図、 第２図は第１図のVTRの動作タイミングを示すタイミン
グチヤート、 第３図は第１図のVTRによる記録信号の周波数アロケー
シヨンを示す図、 第４図は第１図のVTRによる記録フオーマツトの他の例
を示す図、 第５図，第６図は夫々従来のVTRの記録フオーマツトを
示す図である。 図中１は主情報としての映像信号処理回路、２は同じく
主情報としてのPCMオーデイオ信号の処理回路、21はア
ナログ付加情報信号としてのf6信号発生回路、22はデジ
タル付加情報信号としてのデジタルデータ発生回路、23
は周波数多重を行う加算回路、3a,3b,5a,5b,5c,5d,5eは
夫々スイツチである。
Claims (3)
- 【請求項１】テープ状記録媒体上に多数のヘリカルトラ
ックを順次形成すると共に各トラック上に映像信号記録
領域及び音声信号記録領域を設け、映像信号及び音声信
号を記録する装置であって、 前記各トラックに前記映像信号記録領域及び音声信号記
録領域以外に付加情報信号の記録領域を設け、該付加情
報記録領域にデジタル付加情報信号とアナログ付加情報
信号とを周波数多重して記録することを特徴とする情報
信号記録装置。 - 【請求項２】それぞれ映像信号及び音声信号が記録され
た多数のヘリカルトラックが形成されたテープ状記録媒
体から情報信号を再生する装置であって、 前記テープ状記録媒体を搬送する搬送手段と、 前記多数のヘリカルトラックにおける前記映像信号が記
録されている領域及び音声信号が記録されている領域以
外の他の領域から再生された情報信号をアナログ的に検
出し、当該検出結果を用いて前記搬送手段の搬送動作を
制御する第１の処理手段と、 前記多数のヘリカルトラックにおける前記他の領域から
再生された情報信号をデジタル的に検出し、当該検出結
果を用いてデジタル情報信号を出力する第２の処理手段
とを備える再生装置。 - 【請求項３】前記第１の処理手段は前記他のエリアより
再生された情報信号から特定周波数のアナログパイロッ
ト信号成分を分離する分離手段を有することを特徴とす
る請求項（２）記載の再生装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63189703A JP2698383B2 (ja) | 1988-07-28 | 1988-07-28 | 情報信号記録装置及び再生装置 |
| US07/383,791 US5132807A (en) | 1988-07-28 | 1989-07-21 | Recording apparatus for recording main information with additional information |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63189703A JP2698383B2 (ja) | 1988-07-28 | 1988-07-28 | 情報信号記録装置及び再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0237566A JPH0237566A (ja) | 1990-02-07 |
| JP2698383B2 true JP2698383B2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=16245782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63189703A Expired - Fee Related JP2698383B2 (ja) | 1988-07-28 | 1988-07-28 | 情報信号記録装置及び再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2698383B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05234264A (ja) * | 1992-02-26 | 1993-09-10 | Sony Corp | 磁気記録および再生装置 |
| JPH05242607A (ja) * | 1992-02-28 | 1993-09-21 | Sony Corp | ビデオテープレコーダ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0719406B2 (ja) * | 1985-02-13 | 1995-03-06 | パイオニア株式会社 | 磁気テープの記録方法 |
| JP2522262B2 (ja) * | 1986-10-21 | 1996-08-07 | ソニー株式会社 | 情報信号の磁気記録装置 |
-
1988
- 1988-07-28 JP JP63189703A patent/JP2698383B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0237566A (ja) | 1990-02-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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