JP2695497B2 - 命令が共用される文の中断通知装置 - Google Patents

命令が共用される文の中断通知装置

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【発明の詳細な説明】 〔概要〕 実行プログラム上で命令が共用される文の中断通知装
置に関し、 命令が共用されているか否か、いずれの実行文を通過
したか否か、共用する実行文に中断点を設定したか否か
をもとに指定された位置でのみ中断させて文番号などを
表示し、命令を共用する複数の文が存在する実行プログ
ラムでデバッグ作業を効率的に進めることを目的とし、 原始プログラムの文番号に対応づけて実行プログラム
上の共用番号、被共用フラグ、文アドレスと翻訳時に収
集して格納する文情報テーブルと、文アドレスに対応づ
けて通過判定指示、通過記録指示、および中断指示を格
納する中断点管理テーブルと、共用番号に対応づけて通
過の有無を格納する通過記憶テーブルとを備え、利用者
からの中断点設定指示に対応して、設定された中断点の
文アドレス、通過判定指示、通過記憶指示、中断指示を
上記中断点管理テーブルに設定、更に中断点設定指示が
共用される命令の文のときに上記文情報テーブルを参照
して同一の共用番号を持つ共用する命令の文の文アドレ
ス、通過判定指示、通過記憶指示、中断指示を設定し、
デバッグ実行指示に対応して、上記中断点管理テーブ
ル、通過記憶テーブル、および上記文情報テーブルをも
とに中断点の設定された位置でのみ中断すると共に中断
点の原始プログラム上の文番号を表示するように構成す
る。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、実行プログラム上で命令が共用される文の
中断通知装置に関するものである。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕
従来の言語デバッガでは、複数の実行文が1つの命令
を共用する実行プログラム(ロードモジュール)につい
てデバッグする際に、利用者が命令が共用される実行文
に中断点を設定した場合、命令を共用する実行文から分
岐したとき、共用する命令の位置で中断してしまう。こ
れは、利用者から見れば、中断点を設定した実行文を実
行していないのに、あたかも実行したかのように見えて
しまい、プログラムの動きが不明でデバッグし得ない事
態が発生するという問題があった。
本発明は、命令が共用されているか否か、いずれの実
行文を通過したか否か、共用する実行文に中断点を設定
したか否かをもとに指定された位置でのみ中断させて文
番号などを表示し、命令を共用する複数の文が存在する
実行プログラムでデバッグ作業を効率的に進めることを
目的としている。
〔課題を解決する手段〕
第1図は、本発明の原理構成図を示す。
第1図において、文情報テーブル6は、翻訳時に生成
し、原始プログラムの文番号に対応づけて実行プログラ
ム上の共用番号、被共用フラグ、文アドレスを格納する
テーブルである。
中断点管理テーブル7は、文アドレスに対応づけて通
過判定指示、通過記録指示、および中断指示を格納する
テーブルである。
通過記憶テーブル8は、共用番号に対応づけて通過の
有無を格納するテーブルである。
中断点設定部2−1は、中断点の設定処理を行うもの
である。
実行監視部2−2は、文情報テーブル6、中断点管理
テーブル7、および通過記憶テーブル8をもとに中断点
の設定された位置でのみ中断すると共に中断点の原始プ
ログラム上の文番号を表示などの実行を監視するもので
ある。
〔作用〕
本発明は、第1図に示すように利用者からの中断点設
定指示に対応して、中断点設定部2−1が設定された中
断点の文アドレスに対応づけて通過判定指示、通過記憶
指示、中断指示、更に中断点設定指示が共用される命令
の文のときに文情報テーブル6を参照して同一の共用番
号を持つ文の文アドレスに対応づけて通過判定指示、通
過記憶指示、中断指示を中断管理テーブル7に設定し、
デバッグ実行指示に対応して、実行監視部2−2が中断
点管理テーブル7、通過記憶テーブル8、および文情報
テーブル6をもとに中断点の設定された位置でのみ中断
すると共に中断点の原始プログラム上の文番号を表示す
るようにしている。
従って、命令が共用されているか否か、いずれの実行
文を通過したか否か、共用する実行文に中断点を設定し
たか否かをもとに指定された位置でのみ中断させて文番
号を表示することにより、命令を共用する複数の実行文
が存在する表示プログラムで利用者が指定した位置での
み中断させて文番号を表示し、デバッグ作業を効率的に
進めることが可能となる。
〔実施例〕
次に、第1図から第9図を用いて本発明の1実施例の
構成および動作を順次詳細に説明する。
第1図において、入力部1は、中断指示(AT2100など
のコマンドを投入して中断指示)、実行指示(GOなどの
コマンドを投入してデバッグ実行指示)などの入力を行
うものである。
処理部2は、利用者からの中断点の設定指示に対応し
て中断点設定処理(第8図参照)を行う中断点設定部2
−1、および利用者からのデバッグ実行指示に対応して
文情報テーブル6、中断点管理テーブル7、通過記憶テ
ーブル8をもとに中断点の設定された位置で中断すると
共に中断点の原始プログラム上の文番号を表示などの処
理(第9図参照)を行う実行監視部2−2などから構成
されるものである。
実行プログラム4は、メモリ3上にロードされた実行
可能なプログラム(ロードモジュールレベルのプログラ
ム)である(第4図参照)。
デバッグ情報域5は、デバッグ情報を格納する領域で
あって、ここでは翻訳時に生成した文情報を格納する文
情報テーブル6を設ける領域である。この文情報テーブ
ル6には、原始プログラムの文番号に対応づけて共用番
号、被共用フラグ、実行プログラム4上の文アドレスを
格納する。
中断点管理テーブル7は、実行プログラム4の文アド
レスに対応づけて通過判定指示、通過記録指示、および
中断指示を格納するテーブルである。
通過記憶テーブル8は、文情報テーブル6に格納され
ている共用番号に対応づけて通過の有無を格納するテー
ブルである。
第2図は、文情報テーブル例を示す。これは、第2図
原始プログラム例を翻訳して第4図実行プログラム例を
生成したときに収集した情報であって、図示のように原
始プログラムの文番号、共用番号、被共用フラグ、およ
び実行プログラムの文アドレスを対応づけて保存したも
のである。
第3図は、原始プログラム例を示す。この原始プログ
ラム10は、呼び出し元のプログラム9からCALL文によっ
て呼び出され、図中のRETURN、ENDによって呼び出し元
のプログラム9に復帰するものである。この復帰の際に
命令を共用して処理(復帰処理)を行うようにしている
(第4図実行プログラム例のアドレス0002CE〜0002DEの
命令を共用するようにしている)。
第4図は、第3図原始プログラム例を翻訳した実行プ
ログラム例を示す。ここで、欄外の右端に示す文番号
は、第3図原始プログラムの文番号を示す。欄の中の文
アドレスは実行プログラムの文アドレスを表し、機械命
令はプロセッサが即実行可能な機械命令を模式的に表し
たものである。
第5図は、本発明に係る中断点管理テーブル例を示
す。これは、第2図原始プログラム例を文番号“2100"
のプログラム記述“END"にSVC命令を埋め込んで中断点
を設定したときの文アドレス、通過判定指示の有無(1:
有、0:無)、通過記録指示の有無(1:有、0:無)、中断
指示の有無(AT:有、−:無)を第8図フローチャート
に示す手順によって設定したものである。
第6図は、本発明に係る通過記録テーブル例を示す。
これは、第2図文情報テーブル例中の共用番号に対応づ
けて通過の有無(1:有、0:無)を登録するものであっ
て、デバッグ実行時に第9図フローチャートに示す手順
によって設定するものである。
第7図は、中断指示命令例を示す。ここで、 AT 2100 のうちの、コマンドATは中断指示コマンド、パラメタ21
00は原始プログラムで中断点を設定する文番号である。
次に、第8図のフローチャートに示す順序に従い、第
2図ないし第5図、第7図を用いて第1図構成の中断点
の設定の動作を詳細に説明する。
第8図において、は、通知されたAT2100を解析す
る。これは、第1図入力部1から中断指示として例えば
AT2100(原始プログラムの文番号2100の位置で中断され
る指示、第7図参照)の通知を受けた処理部2が、この
コマンドの解析を行う。
は、中断指示コマンドか否かを判別する。YESの場
合には、以降の処理を第1図中断点設定部2−1が行
う。NOの場合には処理を続行する。
は、文番号を取り出し、文アドレスに変換する。こ
こでは、通知された中断指示コマンドAT2100から文番号
2100を取り出し、第2図文情報テーブルを参照して文ア
ドレス0002CEに変換する。
は、同じ文アドレスが中断点管理テーブルにあるか
否かを判別する。ありの場合には、を行う。なしの場
合(例えば最初のなしの場合)には、で第5図中断点
管理テーブルに文アドレス0002CEを追加し、で文アド
レスの命令を命令保存テーブルにセーブ(第4図文番号
2100に対応する文アドレス0002CEの命令を図示のように
セーブ)してこの位置に中断点を設定(SVC命令で置き
換え)した後、を行う。
は、中断点管理テーブルの中断指示をATにする。こ
れは、第5図中断点管理テーブルにで設定した例えば
文アドレス0002CEに対応づけて中断指示にATを設定す
る。
は、被共用フラグを判定する。ここでは、第2図文
情報テーブル例の文番号2100(文アドレス0002CE)の被
共用フラグが“1"の(他の実行文から共用されている旨
を表す)であることが判明するので、ないしを実行
する。一方、被共用フラグが“0"(他の実行文から共用
されていない旨を表す)の場合は、他の実行文から共用
されていないので、終了する(END)。
は、中断点管理テーブルの該当する通過判定指示を
“1"にする。
は、中断点管理テーブルの該当する通過記憶指示を
“0"にする は、同じ共用番号を持つ文アドレスを1つ取り出
す。これは、で第2図文情報テーブル例の文アドレス
0002CEの被共用フラグが“1"のときに、これの共用番号
“2"と同じ共用番号を持つ文アドレス(文アドレス0002
CEの命令を共用している実行文の文アドレス)として、
例えば文アドレス000292を取り出す。
は、同じ文アドレスが中断点管理テーブルにあるか
否かを判別する。ありの場合にはを行う。なしの場合
には、で第5図中断点管理テーブルに文アドレス(例
えば文アドレス000292)を追加し、で文アドレスの命
令を図示のように命令保存テーブルにセーブし、中断点
を設定(SVC命令で置き換える)した後、を行う。
は、中断点管理テーブルの該当する通過判定指示を
0にする。
は、中断点管理テーブルの該当する通過記憶指示を
1にする。
は、終わりか否かを判別する。YESの場合には、終
了する。NOの場合には、以降を繰り返し行う。
以上の処理によって、中断指示コマンドAT2100に対応
して、第3図、第4図プログラムに対して第5図中断点
管理テーブル例が生成される。
次に、第9図フローチャートに示す順序に従い、第2
図ないし第6図を用いて第1図構成のデバッグ時の動作
を詳細に説明する。
第9図において、は、通知されたGOによって第4図
実行プログラム例を実行開始し、SVCaaか否かを判別す
る。YESの場合(第8図あるいはで設定されたSVCaa
(サービスコール命令)を実行してデバッガに制御権が
渡った場合)には、当該デバッガがないしを順次実
行する。NOの場合には、処理を続行する。
は、PSWから中断アドレスを取り出す。これは、SVC
aaによってデバッガに制御権が渡って中断した中断点の
文アドレスをPSWから例えば文アドレス0002CEとして取
り出す。
は、中断点管理テーブルの該当アドレスから通過判
定指示を取り出す。
はで取り出した通過判定指示が1の場合、で文
情報テーブルの該当文アドレスから共用番号を取り出
し、通過記憶テーブルの該当共用番号から通過の有無を
取り出し(例えば第5図中断点管理テーブル例の文アド
レス0002CEの通過判定指示“1"の場合に第2図文情報テ
ーブル例の当該文アドレス0002CEの共用番号“2"を取り
出し、第6図通過記憶テーブル例の当該共用番号“2"の
通過の有無を取り出し)、を行う。
は、通過の有無が0(無)のときはを行い、1
(有り)のときはで通気記憶テーブルの該当共用番号
の通過の有無を0にし、を行う。
は、中断点管理テーブルの該当アドレスから中断指
示を取り出す。
は、中断指示のあり、なしを判別する。あり(AT)
の場合(例えば第5図中断点管理テーブル例の中断指示
の欄にATが設定されていた場合)には、を行う。なし
の場合には、を行う。
は、文情報テーブルの該当文アドレスから文番号を
取り出し、文番号を表示する。これは、右側に示すよう
に、第2図文情報テーブル例を参照し、中断点の例えば
文アドレス000292の文番号1400を取り出し、画面上に表
示して利用者に知らせる。これにより、ユーザは、実行
プログラム上で中断した位置(文アドレス)に対応する
原始プログラム上の文番号を容易に知ることができる。
は、ユーザからの入力待ちする。
は、GOの入力がありか否かを判別する。YESの場合
(ユーザが画面からGOを入力した場合)には、を行
う。
は、中断点管理テーブルの該当アドレスから通過記
録指示を取り出す。
は、通過記録指示が1あるいは0のいずれかを判別
する。1の場合には、で文情報テーブルの該当文アド
レスから共用番号を取り出し、通気記憶テーブルの該当
共用番号の通過の有無を1にし、を行う。0の場合に
は、を行う。
は、命令保存テーブルの該当文アドレスの元の命令
を実行する。
は、次の命令に制御を渡す。
次に、第8図、第9図フローチャートにおける第3図
原始プログラム例のデバッグ時の中断点の設定、中断、
文番号の表示などの動作の具体例をあげて説明する。
〔例1〕 利用者がAT1400で、1400行(命令を共用する文)に中
断点を設定し、プログラムの実行時に1400行のRETURN文
で呼び出し元に復帰する場合: 第8図フローチャートの処理により、1400行に中断点
が設定され、下図の中断点管理テーブル6が作成され
る。
第9図フローチャートを用いて実行時の処理の流れを
示す。
YES→→→0→→あり(AT)→(BREAK
ING AT 1400のメッセージ出力)→→YES→→0
→ 従って、中断点を設定した1400行(命令を共用する
文)でのみ実行が中断され、その中断点の文番号1400行
が表示される。
〔例2〕 利用者がAT1400で、1400行(命令を共用する文)に中
断点を設定し、プログラムの実行時に2100行のEND文で
呼び出し元に復帰する場合: 第8図フローチャートの処理により、1400行に中断点
が設定され、下図の中断点管理テーブル6が作成され
る。
第9図フローチャートを用いて実行時の処理の流れを
示す。
この場合には、中断点が設定された1400行の文が実行
されず、2100行の文が実行され、SVCaaを実行しなく、
NOとなり、プログラムの実行は中断されない。
〔例3〕 利用者がAT2100で、2100行(命令を共用される文)に
中断点を設定し、プログラムの実行時に1400行のRETURN
文で呼び出し元に復帰する場合: 第8図フローチャートの処理により、2100行に中断点
が設定されると共に命令を共用する全ての文にも中断点
が設定され、下図の中断点管理テーブル6が作成され
る。
第9図フローチャートを用いて実行時の処理の流れを
示す。
YES→→→0→→なし(実行が中断する
のを回避する)→→1→→→→→YES→
→→1→→1(実行が中断するのを回避する)
→→ 従って、2100行に中断点が設定されていても、プログ
ラムは1400行の文で呼び出し元に復帰するため、2100行
で実行が中断しないようにしている。
〔例4〕 利用者がAT2100で、2100行(命令を共用される文)に
中断点を設定し、プログラムの実行時に2100行のEND文
で呼び出し元に復帰する場合: 第8図フローチャートの処理により、2100行に中断点
が設定されると共に命令を共用する全ての文にも中断点
が設定され、下図の中断点管理テーブル6が作成され
る。
第9図フローチャートを用いて実行時の処理の流れを
示す。
YES→→→1→→0→→AT→(BRE
AKING AT 2100のメッセージ出力)→→YES→→
0→ 従って、命令を共用する全ての文にも中断点を設定す
るが、利用者が中断点を設定した文のみで実行を中断
し、文番号210を表示する。
〔例5〕 利用者がATコマンドで1400行(命令を共用する文)と
2100行(命令を共用される文)に中断点を設定し、プロ
グラムの実行時に1400行のRETURN文で呼び出し元に復帰
する場合: 第8図フローチャートの処理により、命令を共用する
文および命令を共用される文に中断点が設定され、下図
の中断点管理テーブル6が作成される。
第9図フローチャートを用いて実行時の処理の流れを
示す。
YES→→→0→→あり→(BREAKING AT
1400のメッセージ出力)→YES→→1→→→
→→YES→→→1→→1(実行が中断す
るのを回避する)→→ 従って、命令を共用する全ての文および命令を共用さ
れる全ての文に中断点を設定し、利用者が中断点を設定
した1400行の文で一旦実行を中断し、再び2100行に制御
が渡ってきたときに実行を中断しないようにしている。
〔例6〕 利用者がATコマンドで1400行(命令を共用する文)と
2100行(命令を共用される文)に中断点を設定し、原始
プログラムの実行時に2100行のEND文で呼び出し元に復
帰する場合: 第8図フローチャートの処理により、命令を共用する
文および命令を共用される文に中断点が設定され、下図
の中断点管理テーブル6が作成される。
第9図フローチャートを用いて実行時の処理の流れを
示す。
YES→→→0→→あり→(BREAKING AT
1400のメッセージ出力)→YES→→0→ 従って、命令を共用する全ての文および命令を共用さ
れる全ての文に中断点を設定し、利用者が1400行にも中
断点を設定しているが、1400行には制御が渡らないの
で、2100行に制御が渡ったときに実行を中断し、中断メ
ッセージを表示する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、命令が共用さ
れているか否か、いずれの実行文を通過したか否か、共
用する実行文に中断点を設定したか否かをもとに指定さ
れた位置でのみ中断させて文番号を表示する構成を採用
しているため、命令を共用する複数の実行文が存在する
実行プログラムで利用者が指定した位置でのみ中断させ
て文番号を表示し、デバッグ作業を効率的に進めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理構成図、第2図は文情報テーブル
例、第3図は原始プログラム例、第4図は実行プログラ
ム例、第5図は本発明に係る中断点管理テーブル例、第
6図は本発明に係る通過記憶テーブル例、第7図は中断
指示命令例、第8図は本発明に係る中断点の設定フロー
チャート、第9図は本発明に係る実行の監視フローチャ
ートを示す。 図中、1は入力部、2は処理部、2−1は中断点設定
部、2−2は実行監視部、4は実行プログラム、6は文
情報テーブル、7は中断点管理テーブル、8は通過記憶
テーブル例を示す。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】実行プログラム上で命令が共用される文の
    中断通知装置において、 原始プログラムの文番号に対応づけて実行プログラム上
    の共用番号、被共用フラグ、文アドレスを翻訳時に収集
    して格納する文情報テーブル(6)と、 文アドレスに対応づけて通過判定指示、通過記録指示、
    および中断指示を格納する中断点管理テーブル(7)
    と、 共用番号に対応づけて通過の有無を格納する通過記録テ
    ーブル(8)と、 利用者からの中断点設定指示に対応して、設定された中
    断点の文アドレス、通知判定指示、通過記録指示、中断
    指示を上記中断点管理テーブル(7)に設定、更に中断
    点設定指示が共用される命令の文のときに上記文情報テ
    ーブル(6)を参照して同一の共用番号を持つ共用する
    命令の文の文アドレス、通過判定指示、通過記録指示、
    中断指示を設定する手段と、 デバッグ実行指示に対応して、中断点に到達したときに
    上記中断点管理テーブル(6)を参照して該当文アドレ
    スの通過判定指示が有であって文情報テーブル(6)の
    該当文アドレスから共用番号を取り出して上記通過記録
    テーブル(8)の該当共用番号の通過の有無が無のとき
    に、あるいは通過判定指示が無のときに、更に中断点管
    理テーブル(6)を参照して中断指示が有のときに中断
    すると共に文情報テーブル(6)から該当文アドレスに
    対応する文番号を取り出して表示する手段とを備えたこ
    とを特徴とする命令が共用される文の中断点通知装置。
  2. 【請求項2】上記中断点管理テーブル(6)を参照して
    該当文アドレスの通過判定指示が有であって文情報テー
    ブル(6)の該当文アドレスから共用番号を取り出して
    上記通過記録テーブル(8)の該当共用番号の通過の有
    無が有のときに無に設定、あるいは上記中断して再開す
    るときに上記通過記録指示が有のときに上記文情報テー
    ブル(6)の該当文アドレスから共用番号を取り出して
    上記通過記憶テーブル(8)の該当共用番号の通過の有
    無を有に設定する手段を備えたことを特徴とする請求項
    1記載の命令が共用される文の中断点通知装置。
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