JP2692017B2 - 配送システム - Google Patents

配送システム

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JP2692017B2
JP2692017B2 JP13842991A JP13842991A JP2692017B2 JP 2692017 B2 JP2692017 B2 JP 2692017B2 JP 13842991 A JP13842991 A JP 13842991A JP 13842991 A JP13842991 A JP 13842991A JP 2692017 B2 JP2692017 B2 JP 2692017B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は商品の流通過程におけ
る配送システムに関し、特に価格が一定しない不定量商
品についても値付を行って配送し得るようにしたものに
関する。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットやチェーンストア向
けの商品の配送センターなどにおいては、各店舗からの
注文に応じて各種の商品を注文個数だけ取り揃える所謂
ピッキングシステムやソーティングシステムなどの配送
システムが導入されている。この内ピッキングシステム
には、コンテナを搬送するコンベアに沿って単一もしく
は複数のピッキングゾーンが設けられる。そして、ピッ
キングゾーンには、商品を品目ごとに保管する多数のポ
ケットと、各ポケットに対応して設けられた個数表示器
とを備えた商品棚が配設されて、上記コンベアにより例
えばXストア系列のA店舗向けの商品を集品するコンテ
ナをピッキングゾーンに搬送すると、そのゾーンにおけ
る個数表示器にA店舗向けのピッキング個数が表示され
る。したがって、そのピッキングゾーンに配置された作
業者が、個数表示器に表示された商品をその表示個数だ
けピッキングして上記のコンテナに集品すれば、該コン
テナがコンベアの終端部から排出されるときには、A店
舗向けの商品が全ての注文品目について注文個数だけ集
品されていることになる。
【0003】ところで、この種の配送システムを採用し
た配送センターなどにおいては、価格の一定した定額商
品と重量によって価格が変化するパック商品のような不
定量商品とを取り扱うようにしたものもあるが、その場
合には定額商品を仕分けるピッキングラインとは別に、
不定量商品の計量、値付を行って仕分ける専用の仕分ラ
インが独立して設けられることになる。
【0004】つまり、定額商品についてはメーカー独自
の価格体系に基づく定価が予め表示されるようになって
いるが、価格が重量によって変化する不定量商品につい
ては、配送センターなどにおいて値付作業を行う必要が
ある。その場合において、同一品目の商品であっても店
舗の系列が異なれば設定単価が異なる場合が多く、同一
系列の店舗であっても店舗によっては独自の単価が設定
されている場合には、重量が一定の場合でも商品の価格
が異なることになる。
【0005】そこで、従来においては、不定量商品の専
用の仕分ラインを設けて、この仕分ラインの上流側に設
置した計量値付装置の計量部において商品を1個ずつ計
量し、この計量値と予め店舗ごとに設定された単価とに
基づいて価格を算出して、この価格を上記計量部の下流
側に設置した値付ラベラーにおいてラベルに印字して発
行して商品に自動的に貼り付けると共に、さらにその下
流側に設置した振分装置で搬送経路を分岐させて、各店
舗について指定した集品箱に注文個数の商品を店舗別に
仕分けるようになっている。そして、このようにして各
商品について店舗ごとの値付済の商品が集品された集品
箱をストックしておき、定額商品用のピッキングライン
におけるコンベアの終端部から排出された店舗ごとの定
額商品を集品したコンテナに対して、当該店舗向けの不
定量商品が収容された複数の集品箱から商品が移し替え
られた後、各店舗に向けて出荷されるようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように計量値付が行われた不定量商品を更に仕分けるよ
うにしていると、そのための装置類を設置するために広
いスペースが必要となるという問題がある。
【0007】しかも、近年における流通事情の多品種少
量化に伴って値付済の商品を収容した多数の集品箱がス
トックされることになって、そのためのスペースを確保
しなければならず更に広い設置スペースを必要とされて
いるばかりでなく、出荷前にストックされた多数の集品
箱の中から目的とする商品が入った集品箱を選び出して
コンテナに移し替えなければならないことから、煩雑な
作業が必要となって配送作業の迅速化が妨げられること
にもなる。
【0008】この発明は不定量商品をも配送の対象とし
た配送システムにおける上記の実情に対処するもので、
省スペース化を図ると共に作業性を向上させることを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本願の請求項
1の発明(以下、第1発明という)に係る配送システム
は、各仕向先別の商品収集用のコンテナを搬送するコン
テナ搬送手段と、この搬送手段によるコンテナの搬送経
路に沿って配置されて商品を品目ごとに貯留する商品貯
留エリアと、各貯留エリアにおけるそれぞれのピッキン
グ個数を表示する個数表示手段とを有する配送システム
において、保持しているデータに基づいて上記商品貯留
エリアから取り出した商品が価格の一定した定額商品で
あるか重量によって価格が変化する不定量商品であるか
を判別する判別手段と、取り出した商品が不定量商品で
あるときに、上記データからその商品の単価を読み出す
単価読出手段とを設けると共に、不定量商品についてそ
の重量を計量する計量手段と、この計量手段で計量され
た商品の計量値と上記単価読出手段で読み出された単価
とに基づいて当該商品の価格を算出して、その価格が印
字されたラベルを発行する値付手段とを上記コンテナの
搬送経路に沿って設置したことを特徴とする。
【0010】また、本願の請求項2の発明(以下、第2
発明という)に係る配送システムは、各仕向先別の商品
収集用のコンテナを搬送するコンテナ搬送手段と、この
搬送手段によるコンテナの搬送経路に沿って配置されて
商品を品目ごとに貯留する商品貯留エリアと、各貯留エ
リアにおけるそれぞれのピッキング個数を表示する個数
表示手段とを有する配送システムにおいて、保持してい
るデータに基づいて上記商品貯留エリアから取り出した
商品が価格の一定した定額商品であるか重量によって価
格が変化する不定量商品であるかを判別する判別手段
と、取り出した商品が不定量商品であるときに、その商
品の単価を設定する単価設定手段とを設けると共に、不
定量商品についてその重量を計量する計量手段と、この
計量手段で計量された商品の計量値と上記単価設定手段
で設定された単価とに基づいて当該商品の価格を算出し
て、その価格が印字されたラベルを発行する値付手段と
を上記コンテナの搬送経路に沿って設置したことを特徴
とする。
【0011】そして、本願の請求項3の発明(以下、第
3発明という)に係る配送システムは、各仕向先別の商
品収集用のコンテナを搬送するコンテナ搬送手段と、こ
の搬送手段によるコンテナの搬送経路に沿って配置され
て商品を品目ごとに貯留する商品貯留エリアと、各貯留
エリアにおけるそれぞれのピッキング個数を表示する個
数表示手段とを有する配送システムにおいて、保持して
いるデータに基づいて上記商品貯留エリアから取り出し
た商品が価格の一定した定額商品であるか重量によって
価格が変化する不定量商品であるかを判別する判別手段
と、取り出した商品が不定量商品であるときに、その商
品の単価を設定する単価設定手段とを設けると共に、不
定量商品についてその重量を計量する計量手段と、この
計量手段で計量された商品の計量値と上記単価設定手段
で設定された単価とに基づいて当該商品の価格を算出し
て、その価格が印字されたラベルを発行する値付手段と
を上記コンテナの搬送経路に沿って設置し、且つ仕向先
別の納品伝票を発行する納品伝票発行手段と、上記単価
設定手段で設定された単価に対して算出された価格を含
む値付情報を上記納品伝票発行手段に転送する値付情報
転送手段とを設けたたことを特徴とする。
【0012】
【作用】上記第1〜第3発明によれば、商品貯留エリア
から取り出された商品が定額商品であるか不定量商品で
あるかが判別されると共に、不定量商品についてはその
単価が読み出され、もしくは例えば仕向先ごとの単価が
設定されることになる。そして、その商品の重量を計量
する計量手段と、この計量手段で計量された商品の計量
値と上記単価とに基づいて当該商品の価格を算出して、
その価格が印字されたラベルを発行する値付手段とが、
商品貯留エリアからピッキングされた商品を集品して搬
送される仕向先別のコンテナの搬送経路に沿って設置さ
れているので、ピッキング用のラインにおける商品貯留
エリアに値付前の不定量商品を予め保管しておいて、こ
れらの商品を各仕向先別にピッキングしてから計量値付
を行うことが可能となり、不定量商品専用の仕分ライン
や各商品について仕向先ごとに仕分けられた不定量商品
を収容した集品箱をストックしておくスペースが不要と
なって配送システムの省スペース化が実現されることに
なる。
【0013】そして、特に、上記定額商品か不定量商品
かの判別が保持しているデータに基づいて自動的に行わ
れるから、作業者による判別作業を要することなく、
額商品と不定量商品とが一括して仕分けられることに
り、この種の配送作業の迅速化が図られることになる。
【0014】また、第2発明によれば、商品貯留エリア
から取り出された不定量商品について単価を個々に設定
することができるので、例えば仕向先ごとに単価が相違
していても、適切に価格が印字されたラベルが発行され
ることになって、人手によって値付作業を行う場合に比
べて値付精度が向上することになる。
【0015】そして、第3発明によれば、不定量商品に
対する重量や価格などの値付情報にリンクして納品伝票
が発行されることになるので、オフライン入力によって
納品伝票を発行する必要がなく、事務能率が向上すると
いう利点もある。
【0016】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について説明す
る。
【0017】まず、図1〜図2により第1実施例に係る
ピッキングシステムの全体構成を説明すると、図1に示
すように、このピッキングシステムは、コンテナaが載
置供給される始端部1aからこれを排出する終端部1b
へ上記コンテナaをタクト搬送するコンベア1を有し、
その両側に図例では各5箇所、合計10箇所のピッキン
グゾーン2(21〜210 )が設けられている。
【0018】これらのピッキングゾーン2…2には、そ
れぞれ中央の作業スペース3,3を挟んでコンベア1に
直交する2列の商品棚4,4が設置されている。また、
上記コンベア1の始端部1a近傍におけるコンテナ供給
位置5には作業操作卓6が設置されていると共に、同じ
くコンベア1の終端部1b近傍におけるコンテナ排出位
置7には、配送先などを表示した配送ラベルを発行する
配送ラベラー8が設置されている。
【0019】ここで、上記コンベア1によるコンテナa
のタクト搬送のピッチは、始端部1aと終端部1bとの
間の中間停止位置11〜15が該コンベア1の両側の各ピ
ッキングゾーン21〜25,26〜210に対応するピッチ
とされている。そして、図示のように、上記各ピッキン
グゾーン2(21〜210 )と、コンテナ供給位置5及
びコンテナ排出位置7とに、図例の場合、合計12人の
作業者b…bが配置されている。
【0020】一方、上記商品棚4には、図2に示すよう
に、商品を品目ごとに貯留保管する多数のポケット9…
9が設けられて、各ポケット9には個数表示器10がそ
れぞれ備えられている。この個数表示器10は、ピッキ
ング個数をディジタル表示する表示部11と、ロケーシ
ョンランプ12と、完了キー13とを有し、例えば或る
ポケット9内の商品をm個ピッキングすべきときには、
そのポケット9における個数表示器10のロケーション
ランプ12が点灯すると同時に、表示部11にその個数
がディジタル表示されるようになっている。
【0021】そして、この実施例においては、上記商品
棚4におけるコンベア1に面した1側に電子秤14が設
置されている。この電子秤14は、図示しないコンピュ
ータなどを内蔵した秤本体15と、この秤本体15の上
部に設けられて商品の重量を計量する計量皿16と、同
じく秤本体15の前面に設けられたスリット状のラベル
発行口17とをを有し、上記コンピュータにより計量皿
16に負荷された商品の荷重の検出値とその商品単価と
に基づいて当該商品の価格が算出されると共に、その価
格や商品名、その他の商品情報が所定のフォーマットに
従って印字されたラベルが上記ラベル発行口17から発
行されるようになっている。
【0022】そして、このピッキングシステムには、図
3に示すような制御システムが設けられている。この制
御システムは、当該配送センターなどに備えられたホス
トコンピュータ18に接続されて、該コンピュータ18
から伝送された仕向先ごとの注文商品、注文個数、品目
ごとの商品単価などの配送データを保持する中継器19
と、この中継器19から延びるバスライン20とを有
し、このバスライン20に上記作業操作卓6と、配送ラ
ベラー8と、各ゾーン2…2におけるポケットごとの個
数表示器10…10と、同じく各ゾーン2…2における
電子秤14,14とが接続されて、これらの間で各種信
号を授受しあうようになっている。なお、ホストコンピ
ュータ18には納品伝票などを印字するための帳票プリ
ンタ21が接続されている。
【0023】次に、このピッキングシステムを用いた配
送作業を説明すると、この配送作業は図4に示したフロ
ーチャートに従って次のように行われる。
【0024】まず、運用開始前に中継器19に対してホ
ストコンピュータ18から配送データが転送される(ス
テップS1)。
【0025】次いで、コンテナ供給位置5に配置された
作業者bが、コンベア1の始端部1aに例えばA店舗向
けのコンテナaを載置した上で、このA店舗に付けられ
た店舗コードを作業操作卓6から入力する(ステップS
2)。この店舗コードを受信した中継器19は、上記コ
ンベア1の上流側に位置する第1、第6ゾーン21,26
の個数表示器10に対して、A店舗の配送データに基づ
く表示データを出力する。これにより、第1、第6ゾー
ン21,26の商品棚4…4のポケット9…9における個
数表示器10…10の表示部11…11には、A店舗の
注文個数がそれぞれ表示されることになる(ステップS
3)。その際、個数表示器10…10に設けられたロケ
ーションランプ12…12も点灯される。なお、このと
き、中継器19からの動作指令信号によりコンベア1が
1ピッチ分だけ移動し、始端部1aに載置されたコンテ
ナaが第1停止位置11まで搬送される。そして、第
1、第6ゾーン21,26において集品作業が開始される
ことになる。
【0026】すなわち、作業者bはロケーションランプ
12…12が点灯しているポケット9…9を任意に選ん
で、そのポケット9内の商品を個数表示器10の表示部
11に表示された数だけピッキングした後、個数表示器
10に備えられた完了キー13をON操作する(ステッ
プS4,S5)。このON信号は上記バスライン20を
介して中継器19に伝送される。
【0027】中継器19は、このON信号を受信すると
該当する個数表示器10の表示部11の個数表示を抹消
し、またロケーションランプ12を消灯した後、当該店
舗の配送データに照らし合わせて、そのポケット9内の
商品が価格が固定された定額商品か否かを判定する(ス
テップS6)。そして、定額商品ではないと判定したと
きには、そのポケット9を備えた商品棚4に取り付けら
れた電子秤14へ当該品目の商品データを転送する(ス
テップS7)。
【0028】一方、作業者bはピッキングした商品を持
って電子秤14のところへ移動し、その商品を1個選び
出して計量皿16に載荷する(ステップS8)。そうす
ると、電子秤14においては計量皿16に負荷された荷
重と商品データに含まれる単価とに基づいて当該商品の
価格が算出された後、その価格や商品名などが印字され
た値付ラベルがラベル発行口から発行されると共に、当
該商品の値付情報が中継器19に転送される(ステップ
S9,S10)。作業者bは電子秤14から発行された
値付ラベルを取って商品に貼り付けると共に、この一連
の作業を全商品が完了するまで実行する(ステップS1
1,S12)。そして、値付ラベルを貼り付けた全ての
商品を持ってコンベア1のところへ移動し、第1停止位
置11のコンテナa内に商品を投入した後、商品棚4,
4の方を見て個数表示の消えてない個数表示器10…1
0を探して、個数表示が残っているときには上記ステッ
プS4へ戻って次の商品に対するピッキングを行う(ス
テップS13,S14)。
【0029】なお、中継器19は電子秤14から値付情
報が転送される度に配送データを消し込むと共に上記ス
テップS6において完了キー13からのON信号が示す
ポケット9内の商品が定額商品であると判定したときに
は、電子秤14に商品データを転送することなく配送デ
ータを消し込むようになっている。
【0030】この間、コンベア1を挟んで対面する第6
ゾーン26においても並行して集品作業が行われるよう
になっており、これら第1、第6ゾーン21,26におけ
る個数表示器10…10の個数表示が全て消えた段階で
中継器19において配送データがチェックされる(ステ
ップS15)。配送データが残っているときには、ステ
ップS2で入力された次の店舗に対する集品作業が第
1、第6ゾーン21,26で行われることになる。その際
には、コンベア1が更に1ピッチ分移動して第1停止位
置11のA店舗用のコンテナaが第2、第7ゾーン22
7に対応する第2停止位置12に移動されると共に、該
第2、第7ゾーン22,27においてA店舗に対する集品
作業が行われることになる。
【0031】こうした作業を繰り返すことにより、全て
のピッキングゾーン2…2での集品作業が完了したA店
舗用のコンテナaがコンベア1の終端部1bへ排出され
たときには、A店舗の注文商品が注文個数ずつ集品され
ていることになる。
【0032】そして、上記ステップS15において配送
データが残ってないと中継器19が判定したときには、
ホストコンピュータ18に対して不定量商品に対する値
付情報が転送されて、この値付情報に基づく価格や重量
が表示された納品伝票が帳票プリンタ21からプリント
アウトされることになる。
【0033】次に、第2実施例について説明する。
【0034】この第2実施例においては、図5に示すよ
うに、商品棚4'には各ポケット9'…9'ごとに計量器
22…22が設置されて、商品を保管した保管箱23…
23がそれぞれ載荷されるようになっている。また、商
品棚4'の側方には値付ラベルを発行するラベルプリン
タ24が設置される。なお、この実施例においては、商
品棚4'の各ポケット9'…9'に備えられた個数表示器
10'…10'には完了キーが省略されている。
【0035】そして、図6に示すように、ホストコンピ
ュータ18'に接続された中継器19'から延びるバスラ
イン20'には、作業操作卓6'と、配送ラベラー8
'と、個数表示器10'…10'と、ラベルプリンタ24
…24 と、ポケットごとの計量器22…22とが接続さ
れて、これらの間で各種信号を授受しあうようになって
いる。
【0036】この場合において、商品棚4の任意のポケ
ット9から商品が取り出されると、当該ポケット9の計
量器22に負荷される荷重が減少するので商品が特定さ
れることになって、その商品についての単価と重量の差
分とに基づいて価格が算出されると共に、その単価など
が表示されたラベルがラベルプリンタ24からプリント
アウトされることになる。また、そのようにして求めら
れた価格や重量などの値付情報が中継器19からホスト
コンピュータ18に転送される。これにより、ホストコ
ンピュータ18に接続された帳票プリンタ21からは、
上記値付情報に基づく価格や重量が表示された納品伝票
がプリントアウトされることになる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、商品の重
量を計量する計量手段と、この計量手段で計量された商
品の計量値と商品単価とに基づいて当該商品の価格を算
出して、その価格が印字されたラベルを発行する値付手
段とが、商品貯留エリアからピッキングされた商品を集
品して搬送される仕向先別のコンテナの搬送経路に沿っ
て設置されているので、ピッキング用のラインにおける
商品貯留エリアに値付前の不定量商品を予め保管してお
いて、これらの商品を各仕向先別にピッキングしてから
計量値付を行うことが可能となり、不定量商品専用の仕
分ラインや各商品について仕向先ごとに仕分けられた不
定量商品を収容した集品箱をストックしておくスペース
が不要となって配送システムの省スペース化が実現され
ることになる。
【0038】しかも、定額商品と不定量商品とが一括し
て仕分けられることになるので、配送作業の迅速化が図
られることにもなる。
【0039】また、第2発明によれば、商品貯留エリア
から取り出された商品の単価が値付手段に設定されるこ
とになるので、商品に対応して適切に価格が印字された
ラベルが発行されることになって、人手によって値付作
業を行う場合に比べて値付精度が向上することになる。
【0040】そして、第3発明によれば、不定量商品に
対する重量や価格などの値付情報にリンクして納品伝票
が発行されることになるので、オフライン入力によって
納品伝票を発行する必要がなく、事務能率が向上すると
いう利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ピッキングシステムの概略レイアウト図であ
る。
【図2】 第1実施例における商品棚及びその周辺の構
成を示す部分正面図である。
【図3】 第1実施例の制御システム図である。
【図4】 第1実施例における配送作業を示すフローチ
ャート図である。
【図5】 第2実施例における商品棚及びその周辺の構
成を示す部分正面図である。
【図6】 第2実施例の制御システム図である。
【符号の説明】
1 コンベア 9、9’ ポケット 10、10’ 個数表示器 14 電子秤 16 計量皿 19、19’ 中継器 21、21’ 帳票プリンタ 22 計量器 24 ラベルプリンタ a コンテナ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各仕向先別の商品収集用のコンテナを搬
    送するコンテナ搬送手段と、この搬送手段によるコンテ
    ナの搬送経路に沿って配置されて商品を品目ごとに貯留
    する商品貯留エリアと、各貯留エリアにおけるそれぞれ
    のピッキング個数を表示する個数表示手段とを有する配
    送システムにおいて、保持しているデータに基づいて
    記商品貯留エリアから取り出した商品が価格の一定した
    定額商品であるか重量によって価格が変化する不定量商
    品であるかを判別する判別手段と、取り出した商品が不
    定量商品であるときに、上記データからその商品の単価
    を読み出す単価読出手段とを設けると共に、不定量商品
    についてその重量を計量する計量手段と、この計量手段
    で計量された商品の計量値と上記単価読出手段で読み出
    された単価とに基づいて当該商品の価格を算出して、そ
    の価格が印字されたラベルを発行する値付手段とを上記
    コンテナの搬送経路に沿って設置したことを特徴とする
    配送システム。
  2. 【請求項2】 各仕向先別の商品収集用のコンテナを搬
    送するコンテナ搬送手段と、この搬送手段によるコンテ
    ナの搬送経路に沿って配置されて商品を品目ごとに貯留
    する商品貯留エリアと、各貯留エリアにおけるそれぞれ
    のピッキング個数を表示する個数表示手段とを有する配
    送システムにおいて、保持しているデータに基づいて
    記商品貯留エリアから取り出した商品が価格の一定した
    定額商品であるか重量によって価格が変化する不定量商
    品であるかを判別する判別手段と、取り出した商品が不
    定量商品であるときに、その商品の単価を設定する単価
    設定手段とを設けると共に、不定量商品についてその重
    量を計量する計量手段と、この計量手段で計量された商
    品の計量値と上記単価設定手段で設定された単価とに基
    づいて当該商品の価格を算出して、その価格が印字され
    たラベルを発行する値付手段とを上記コンテナの搬送経
    路に沿って設置したことを特徴とする配送システム。
  3. 【請求項3】 各仕向先別の商品収集用のコンテナを搬
    送するコンテナ搬送手段と、この搬送手段によるコンテ
    ナの搬送経路に沿って配置されて商品を品目ごとに貯留
    する商品貯留エリアと、各貯留エリアにおけるそれぞれ
    のピッキング個数を表示する個数表示手段とを有する配
    送システムにおいて、保持しているデ ータに基づいて
    記商品貯留エリアから取り出した商品が価格の一定した
    定額商品であるか重量によって価格が変化する不定量商
    品であるかを判別する判別手段と、取り出した商品が不
    定量商品であるときに、その商品の単価を設定する単価
    設定手段とを設けると共に、不定量商品についてその重
    量を計量する計量手段と、この計量手段で計量された商
    品の計量値と上記単価設定手段で設定された単価とに基
    づいて当該商品の価格を算出して、その価格が印字され
    たラベルを発行する値付手段とを上記コンテナの搬送経
    路に沿って設置し、且つ仕向先別の納品伝票を発行する
    納品伝票発行手段と、上記単価設定手段で設定された単
    価に対して算出された価格を含む値付情報を上記納品伝
    票発行手段に転送する値付情報転送手段とを設けたたこ
    とを特徴とする配送システム。
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