JP2691599B2 - 装飾パネル装置 - Google Patents

装飾パネル装置

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JP2691599B2
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隆文 板垣
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株式会社玉俊工業所
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、立体的な装飾パネルに装飾機能と共にフ
ック部材掛止め機能を持たせた装飾パネル装置の改良に
関する。
【従来の技術】
壁面等に装飾部材を延長方向に連続して張設する断面
波形その他の立体的な装飾パネルは、山部と谷部が繰り
返し連続するので、通常は被取付面と最も接近する谷部
にネジやボルトを外側から挿入して固定している。 従って、ネジやボルトの頭部は外側に露出するので装
飾機能が阻害される欠点がある。 また、この装飾パネルは上下または左右方向に連続し
て取付けるので、隣接する装飾パネルと係合させる等し
て固定している。 また、一旦固定した後に、取り外すにはネジやボルト
を抜き取る必要があり、装飾バネルの交換や変更は煩わ
しい作業となっている。 またこの装飾パネルには、フック部材の掛止め機能を
持たせることはできなかった。
【発明が解決しようとする問題点】
この発明は上記問題点に鑑みて開発されたもので、立
体的な装飾パネルに、その内側中空部を利用してフック
部材の掛止め機能を設けたことを主たる課題とする。
【問題点を解決するための手段】
この発明は前記問題点を解決するために、 (a).装飾パネルにそのパネル表面を被取付面から中
空位置に保持する支脚体を設ける、 (b).装飾パネルと被取付面との間に中空部を形成す
る、 (c).装飾パネルのパネル表面に上記中空部と連通す
るフック部材掛止め用の孔と、ネジ止め用の孔とを設け
る、 という技術的手段を講じている。 また、上記構成に加えて、 (d).中空部内に装飾パネルと係合し且つ被取付面に
磁着される固定具を内蔵可能とする、 という技術的手段を講じてもよい。
【作用】
装飾パネルの内側には中空部が設けられているので、
この中空部の被取付面からの隙間を利用してフック部材
掛け止め用のスペースとすることができる。 そして、ネジ孔を用いて装飾パネルをネジ止めするこ
とができるので、フック部材に大きな荷重がかかっても
保持することができる。 また中空部には固定具を内蔵可能とすることができ、
この固定具に装飾パネルを係合する。 この固定具は被取付面に磁着されるので、装飾パネル
は固定具を介して個別に被取付面に着脱可能に取付けら
れる。
【実施例】
以下にこの発明の装飾パネル装置の好適実施例につき
図面を参照しつつ説明する。 第1図に示す第1実施例の装飾パネル装置1はパネル
表面が断面波形の装飾パネル2と該装飾パネル2を係止
して保持する固定具3とからなって被取付面となる壁面
を同一面上に連続する複数の装飾パネル2で覆ってい
る。 即ち、前記装飾パネル2は所定数(図示例では5つ)
の断面弧状の山部4〜8を連続して形成し且つ、両端の
山部4、8の端部に形成された半分の谷部4a、8aと各山
部の間に形成された谷部5′〜8′を形成したパネルか
らなっている。 この装飾パネル2の両端の山部4及び8の裏面でこの
両側となる谷部4a、5′及び8′、8aの位置にそれぞれ
装飾パネル2の表面を中空位置で支持する支脚片9a、9b
及び10a、10bを一体に突設している。 この支脚片9a、9b及び10a、10bによって、被取付面12
と装飾パネル2裏面との間に各山部の裏面形状に沿った
中空部13が形成される。 そして、前記支脚片9a、9b及び10a、10bにはそれと直
交し、中空部13の中央に向かって延びる一対の係止片1
4、15が一体に連設されている。 このように形成された装飾パネル2にフック部材掛止
め用の孔16が一体に穿設されている。 即ち、この装飾パネル2は、任意の(図示例では中央
の)山部6の頂面にその長手方向に沿って等間隔に矩形
状の掛止め用の孔16を穿設している。 また、上記孔16の間には適宜にネジ止め用の孔17を穿
設している。 従って、上記ネジ止め用の孔17にネジを通し、壁面11
にネジを緊締する。 これにより、装飾パネル2に重荷重がかかっても保持
することができる。 このようにして、前記フック部材掛止め用の孔16の適
宜位置を選択して、第2図に示すように自在にフック部
材40を掛止めて、棚、吊り下げ具や陳列具等を装飾パネ
ルに取付けることが可能となる。 次に、固定具3は、上記係止片14に対応して該係止片
14をスライド可能に係止する係止溝31を対応位置に有し
ており、その上端は山部の裏面と衝合可能な形状となっ
ている。 そして、この固定具3の底面には磁石または磁性体か
らなる脚部32が僅かに突出しており、被取付面と磁着可
能な構成となっている。 ここで、被取付面12は、第3図に示すように壁面11等
に沿って組み合わせた鉄材その他の磁着性素材からなる
枠材であって、図示の如く壁面に沿ってクロスに組み立
てても、或は通常の壁体構成用の部材をそのまま用いる
こともでき、前記固定具3の脚部32が衝合して磁着可能
となっている(第3図参照)。 上記構成からなっているので、被取付面12の所定個所
(装飾パネル2の両端の山部4、8の左右両側即ち四隅
に対応する位置)に固定具3を磁着させ、該固定具3の
係止溝31に係止片14、15が整合するように装飾パネル2
をスライドして嵌込むと、被取付面12に固定具3を介し
て装飾パネル2を連結することができる。 そして固定具3は山部4、8の内側に形成された中空
部13内に収納させるので、外部に全く露出することがな
く装飾性を損なうことがない。 また、固定具3により、各装飾パネル2を各別に被取
付面12に連結することができるので、1つの装飾パネル
2の交換、変更等の着脱を自在に遂行することができ
る。 第4図に示す第2実施例の装飾パネル装置1は、装飾
パネル2の中央の山部6に外側で開口する溝部18を設け
た図示例構成からなっている。 この溝部18には、フック部材掛止め用の孔21を有し上
記溝部18に隙間なく嵌合するチャンネル状のサポート部
材20を嵌込んで固定することができるようになってい
る。 即ち、溝部18にはその底面中央にV溝18aが穿設され
ており、該溝部18に嵌め込まれるサポート部材20のネジ
孔22に挿入されたネジの先端が整合してネジ込みやすく
なっている。 このようにして溝部18にはめ込まれたサポート部材20
はネジ止めされて装飾パネル2と一体化されると共に、
装飾パネル2を被取付面12ないし壁面11にネジ止めする
ことができる。 これにより磁着力だけでなくネジの固定力によって装
飾パネル2が固定される。 そしてサポート部材20には公知のフック部材が40掛止
められて、棚50等が組み立てられる。 その他の構成は前記実施例と同様であるので同一構成
には同一符号を付してその説明を省略する。 第5図に示す第3実施例の装飾パネル装置1では、固
定具3を用いず、装飾パネル2を連結する構造を示す。 この場合に、装飾パネル2の両端は1組の連結部構造
となっており、一方の連結構成部51が中途まで延びる底
面片部52を有すると共に、山部の半分となる***片53が
その先端で肉厚となって中途位置で突出する中央係止片
54を有している。 これに対する他方の連結構成部55が前記低面片部の先
端を隙間なく嵌め込み上から押さえる底面押さえ片56と
山部の対向する半分の***片57でその先端に前記中央係
止片を嵌め込む嵌合溝58を中途位置に有している。 そして上記底面押さえ片56にはV溝59等を穿設してネ
ジ止め時のネジ孔を穿孔する際のガイドとなっている。 このように、この発明では装飾パネル2の連結構造は
前記固定具3を介しての磁石による磁着構造に限定され
ず、隣接する装飾パネルの端部相互を重ね合わせて係止
し、その状態でネジ止めする等の連結構造を用いること
ができる。 また、装飾パネル2の両端の山部に何等の連結手段を
設けず、第6図及び第7図のようにネジ止めだけの構成
でもよい。 上記実施例では、装飾パネル2が断面波形の場合を例
示したが、この発明では、連続する凹凸形状であれば、
それが矩形の凹凸形や、三角形であってもよい。 即ち、第8図に示す装飾パネル装置1′は、山部4〜
8が断面三角のアングル状からなる異なる実施例を示
す。 この場合に、中空部13の形状も山部4〜8の形状に沿
って異なる。 そしてこの中空部13には山部4〜8の裏面と上端が衝
合する固定具3が内蔵され、該固定具3は装飾パネル2
の支脚部9、10に形成された係止片14、15をスライドし
て嵌合し連結する。 この固定具は磁石からなる脚部32を一体に内蔵してお
り被取付面12に磁着される点は前記実施例と同様であ
る。 このようにして、中空部13内に固定具3を内蔵して各
装飾パネル2毎に固着することができる。 固定具は、第9図に示すように、装飾パネル2の係合
片が曲折して底面に沿って延びており、これを固定具3
の左右に設けられた弾性を有する傾斜状のフィン部33が
上から押圧して係止する構造であってもよい。 この場合、被取付面12に磁着された固定具3に上から
装飾パネル2を嵌め込めば、一対の係合片間の隙間から
固定具3のフィン部33が延出端を徐々に狭めながら入り
込み、全部が挿入するとその固定具の頂面は山部4、8
の裏面と衝合し、またフィン部33は素材の弾性力でハ字
状に復帰して係合片の上面を押圧する。 その他の構成は前記実施例と同様であり、固定具3と
装飾パネル2との係合は次の実施例と同様である。 次に、第10図に示す装飾パネル装置1″は、パネル表
面が連続する小径の断面半円形状からなっており、その
前後両端の壁面が垂下して外側支脚片9、10を形成して
いる。 また、そこから内側に離間した適宜個所に上記外側支
脚片9、10に対応する内側支脚片9′、10′が垂設され
ている。 この構成によれば、中空部13は、上記外側支脚片9,10
と内側支脚片9′、10′によって形成されている。 また中央部分の所定の山部6′には溝部18が形成され
ており、幅狭のサポート部材20′を挿入可能な構成とな
っている。 ここで、サポート部材20′を用いず、溝部18に代えて
上記山部6′に直接にフック部材掛止め用の孔やネジ孔
等を穿設してもよい。 そして、上記上記外側支脚片9,10に係止片14、15が突
設され、内側支脚片9′、10′はその先端を曲折して係
止片14′,15′が形成されており、底面に磁着力を有す
る固定具3によって係止される構成となっている。 なお、この構成の場合のパネル表面は連続の波形でな
くても何らかの立体形状であれば如何なる形状模様であ
ってもよい。 上記実施例で固定具は一対の支脚部に連設された一対
の係止片と係合しているが、これは一方だけの係止片で
あってもよい。 また、係止する構成は前記実施例に限定されず種々の
構成を用いることができる。 更に、固定具は装飾パネルの端部でなく中途部に係止
されるものであってもよい。 その他、要するにこの発明の要旨に反しない範囲で種
々設計変更しうること勿論である。
【発明の効果】
装飾パネルは装飾パネルの山部の***部分を利用し、
その中空部をフック部材の挿入スペースとして利用でき
るので、この種の装飾パネルに簡単な構成でフック部材
の保持機能を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は山部が断面弧状の装飾パネルの場合の第1実施
例を示す斜視図、第2図はフック部材を掛け止めた場合
を示す斜視図、第3図は被取付面との関係を示す斜視
図、第4図は山部に溝部を設けサポート部材を嵌め込ん
だ第2実施例を示す斜視図、第5図は装飾パネルをネジ
止めする第3実施例を示す部分断面図、第6図及び第7
図は山部がネジ止めによって固定される場合の異なる装
飾パネルの実施例を示す断面図、第8図は山部が断面三
角形状の装飾パネルの第2実施例を示す断面図、第9図
は固定具の異なる実施例を示す装飾パネル装置の断面
図、第10図は装飾パネルの異なる実施例を示す部分斜視
図である。 1……装飾パネル装置 2……装飾パネル 3……固定具 4〜8……山部 9……一端の山部の支脚部 10……他端の山部の支脚部 11……壁面 12……被取付面 13……中空部 14……係止片 15……係止片 16……フック部材掛止め用の孔 17……ネジ止め用の孔 18……溝部 20……サポート部材 21……フック部材掛止め用の孔 22……ネジ孔 31……係止溝 32……脚部 40……フック部材 51……一方の連結構成部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パネル表面を被取付面から中空位置に保持
    する支脚体を設けて被取付面との間に中空部を形成して
    なる装飾パネルのパネル表面に上記中空部と連通するフ
    ック部材掛止め用の孔と、ネジ止め用の孔とを設けてな
    ることを特徴とする装飾パネル装置。
  2. 【請求項2】パネル表面を被取付面から中空位置に保持
    する支脚体を設けて被取付面との間に中空部を形成して
    なる装飾パネルのパネル表面にフック部材掛止め用の孔
    と、ネジ止め用の孔とを設けると共に、前記中空部内に
    内蔵されて装飾パネルと係合し且つ被取付面に磁着され
    る固定具との組合せからなる装飾パネル装置。
  3. 【請求項3】装飾パネルのパネル表面が断面略波形から
    なっており、フック部材掛止め用の孔が、装飾パネルの
    連続する波形の中途部の山部を形成する壁面に穿設され
    てなることを特徴とする請求項1または2記載のいづれ
    かの装飾パネル装置。
  4. 【請求項4】装飾パネルのパネル表面が断面略波形から
    なっており、 該装飾パネルの中途部で連続する波形と波形の間に1条
    の溝部が形成されており、 該溝部にチャンネル状のサポート部材を着脱可能に隙間
    無く嵌合してなり、 該サポート部材の上面にフック部材掛止め用の孔が穿設
    されてなることを特徴とする請求項1または2に記載の
    装飾パネル装置。
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