JP2691331B2 - 下げ振り - Google Patents

下げ振り

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JP2691331B2
JP2691331B2 JP750994A JP750994A JP2691331B2 JP 2691331 B2 JP2691331 B2 JP 2691331B2 JP 750994 A JP750994 A JP 750994A JP 750994 A JP750994 A JP 750994A JP 2691331 B2 JP2691331 B2 JP 2691331B2
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JP
Japan
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weight
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rotating drum
cylinder
resistor
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JP750994A
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Inventor
國雄 鈴木
Original Assignee
株式会社三共技研
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下げ振り筒体の伸縮に
順応して下げ糸が引き出されたり、巻き取られたりして
下げ糸が絡むことのないようにした下げ振りに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
伸縮するタイプの下げ振りにおける下げ糸の処理は、伸
縮する上段の筒内に下げ糸が弛んでも絡まないように対
処した弛む分を下方に引き降ろすローラガイド機構を配
設しているが、往々にして下げ糸が外れたりする欠点が
ある。
【0003】本発明は、つる巻バネのような回転ドラム
を巻き込むバネ機構を採用することに着眼して下げ糸を
弛まないようにした下げ振りを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0005】伸縮可能な下げ振り筒体1内に吊下した下
げ糸2に分銅3を付設し、この分銅3の下端尖鋭部3'
を下げ振り筒体1の基部4に設けた指示部6に合わせて
下げ振り筒体1の壁面を鉛直に立設する下げ振りにおい
て、下げ振り筒体1の上部に分銅3の下げ糸2を捲回し
た回転ドラム9を架設し、この回転ドラム9に下げ糸2
を巻き込む力を付加付与するつる巻バネを内装したバネ
機構8を設け、且つ回転ドラム9に回転抵抗力を付加す
抵抗体16を設け、この抵抗体16に拡縮発条19を介して
押圧力を与えるテンション調節摘子10を設けたテンショ
ン付加装置aを配し設けたことを特徴とする下げ振りに
係るものである。
【0006】
【作用】ンション調節摘子10を回動し、拡縮発条19を
介して抵抗体16を回転ドラム9に押圧するテンション付
加装置aにより回転ドラム9を支えている回転抵抗力を
強めたり弱めたりして下げ糸2を回転ドラム9に固定し
たり、引き出し可能にしたりして下げ糸2の引き出しを
可能にする。同時につる巻バネを内装したバネ機構8
よりつる巻バネ密に巻き込ことになる。この状態で
テンション調節摘子10を回動してテンション付加装置a
により回転ドラム9の回転を固定し、分銅3の下端尖鋭
部3'を正しく指示部6上に静止せしめて鉛直状態を保
持し、この鉛直状態に立設された下げ振り側壁面と例え
ば柱やコンクリート壁面を比較することにより柱やコン
クリート壁面の垂直度を測定することができる。
【0007】次に、使用後テンション付加装置aのテン
ション調節摘子10を弛めてテンション付加装置aによる
回転ドラム9の固定を解除すると下げ糸2の引き出しの
際密に巻き込まれたつる巻バネが元に戻る復帰力により
回転ドラム9を逆回転せしめるから下げ糸2は回転ドラ
ム9に巻き込まれる。このようにテンション調節摘子10
を設けたテンション付加装置aにより回転ドラム9を固
定したり、その固定を解除したりしたから極めて実用性
秀れた下げ振りとなる。
【0008】
【実施例】図面は本発明の好適な実施の一例を図示した
もので、伸縮可能な下げ振り筒体1内に吊下した下げ糸
2に分銅3を付設し、この分銅3の下端尖鋭部3'を下
げ振り筒体1の基部4に設けた指示部6に合わせて下げ
振り筒体1の壁面を鉛直に立設する下げ振りにおいて、
下げ振り筒体1の上部に分銅3の下げ糸2を捲回した回
転ドラム9を架設し、この回転ドラム9に下げ糸2を巻
き込む力を付加付与するバネ機構8を設け、且つ回転ド
ラム9に回転抵抗力を付加するテンション付加装置aを
設けた下げ振りに係るものである。
【0009】図1に示した下げ振り筒体1は、下段下げ
振り筒体1Uに中段下げ振り筒体1Mを引き出し自在に
嵌合して固定螺子11で固定し、中段下げ振り筒体1Mに
上段下げ振り筒体1Tを嵌合して固定螺子11'で固定し
た場合を図示している。
【0010】図中符号13は分銅3揺動を静止する左右に
架設した静止ピン、14は芯出しガイドローラ、15はテン
ション付加ローラ、22は覗き窓である。
【0011】図3におけるバネ機構8とテンション付加
装置aは、支持軸7にバネ機構8としてつる巻バネを採
用し、このつる巻バネの内端を固定し、外端を回転ドラ
ム9に固定し、この回転ドラム9の外周に下げ糸2を捲
回し、下げ糸2の内端部を回転ドラム9に止着し、回転
ドラム9の上部にチャンネル型の抵抗体16(回転ドラム
9の回転を阻止しようとする抵抗を与えるものであれば
どのような形状、例えば平板でも良い。)を被嵌し、こ
の抵抗体16に突設した支持腕17をボルト筒18に嵌入固定
し、このボルト筒18を上段下げ振り筒体1Tの上部の壁
板20に設けたナット筒21に螺着し、支持腕17に拡縮発条
19を捲装し、ボルト筒18にテンション調節摘子10を設け
た場合を図示しているが、テンション付加装置aの取付
個所は頂壁でも上部側壁でも良い。
【0012】図2における分銅固定装置bは、分銅3の
揺動を静止せしめる二本の静止ピン13を利用し、この静
止ピン13を分銅3の径大段部3"に係止するように設け
た場合を図示している。
【0013】上記のように構成したから、テンション調
節摘子10を回動してテンション付加装置aにより回転ド
ラム9に支えている回転抵抗力を弱め、抵抗体16を回転
ドラム9の外縁に弱い力で圧接し、中段下げ振り筒体1
Mと上段下げ振り筒体1Tを上方に引き上げて下げ振り
筒体1を最長に伸ばすと回転ドラム9に捲回されている
下げ糸2に吊下された分銅3の径大段部3"が左右に架
設された静止ピン13に挟まれ、静止ピン13が係合ピンを
兼ねて分銅3を引き上げ不能に固定するから下げ糸2は
下げ振り筒体1が伸びた長さだけ回転ドラム9から引き
出され、同時にバネ機構8が密に巻き込まれることにな
る。この状態でテンション調節摘子10を締付して回転ド
ラム9の回転を固定し、下げ振り筒体1を少し下げて固
定螺子11・11'で中段下げ振り筒体1Mと上段下げ振り
筒体1Tを固定すると分銅3の揺動が可能となり、この
分銅3の下端尖鋭部3'を指示部6に合わせ乍ら静止ピ
ン13にぶつかることで分銅3を正しく指示部6上に静止
せしめると下げ振り筒体1は鉛直状態に立設される。こ
の鉛直状態に立設された下げ振り側壁面と例えば柱やコ
ンクリート壁面を比較することにより柱やコンクリート
壁面の垂直度を測定することができる。
【0014】次に、測定終了後上段下げ振り筒体1Tと
中段下げ振り筒体1Mを順次押し込むと、下げ振り筒体
1の長さが最小に縮小されるが、この際予めテンション
調節摘子10を弛めて拡縮発条19により押圧されている抵
抗体16の回転ドラム9への圧接力を弱めて置くと下げ糸
2の引き出しの際密に巻き込まれたバネ機構8が元に戻
る復帰作動により回転ドラム9を逆回転せしめるから下
げ糸2は下げ振り筒体1が縮んだ分だけ回転ドラム9に
弛むことなく巻き込まれる。
【0015】従って、下げ糸2は下げ振り筒体1を伸ば
した場合も縮めた場合も弛んで絡まるようなことがな
く、円滑に回転ドラム9から引き出され、且つ巻き込ま
れることになる。尚、テンション調節摘子10を強く螺入
すると回転ドラム9の回転は不能となり、分銅3の上下
動は停止される。
【0016】
【発明の効果】本発明は、つる巻バネを採用したバネ機
構により常に下げ糸を回転ドラムに巻き込もうとしてい
るから、テンション付加装置に設けたテンション調節摘
子を締め付けたり弛めたりすることにより回転抵抗力を
めバネ機構のつる巻バネの復帰力による戻動作用によ
り下げ糸は回転ドラムに強制的に自動巻き込みされ、
のテンション調節摘子による固定解除の操作が簡単に行
われ、下げ糸が弛んで絡んだりすることのない実用性秀
れた下げ振りとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一部を切り欠ける正面図である。
【図2】本発明の分銅固定装置の斜視図である。
【図3】本発明の要部の一部を切り欠けるテンション装
置の縦断正面図である。
【符号の説明】
1 下げ振り筒体 2 下げ糸 3 分銅 3' 下端尖鋭部 4 下げ振り筒体基部 6 指示部 8 バネ機構 9 回転ドラム 10 テンション調節摘子 16 抵抗体 19 拡縮発条 a テンション付加装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸縮可能な下げ振り筒体内に吊下した下
    げ糸に分銅を付設し、この分銅の下端尖鋭部を下げ振り
    筒体の基部に設けた指示部に合わせて下げ振り筒体の壁
    面を鉛直に立設する下げ振りにおいて、下げ振り筒体の
    上部に分銅の下げ糸を捲回した回転ドラムを架設し、こ
    の回転ドラムに下げ糸を巻き込む力を付加付与するつる
    巻バネを内装したバネ機構を設け、且つ回転ドラムに回
    転抵抗力を付加する抵抗体を設け、この抵抗体に拡縮発
    条を介して押圧力を与えるテンション調節摘子を設けた
    テンション付加装置を配し設けたことを特徴とする下げ
    振りに係るものである。
JP750994A 1994-01-27 1994-01-27 下げ振り Expired - Lifetime JP2691331B2 (ja)

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JP750994A JP2691331B2 (ja) 1994-01-27 1994-01-27 下げ振り

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JP750994A JP2691331B2 (ja) 1994-01-27 1994-01-27 下げ振り

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JPH07218264A JPH07218264A (ja) 1995-08-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102227529B1 (ko) * 2019-10-29 2021-03-11 권영식 연직 기준설정 장치

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KR101455573B1 (ko) * 2013-06-12 2014-10-28 박세현 측정판의 수직위치 표시장치
KR101476319B1 (ko) * 2014-10-02 2014-12-26 주식회사 대신측량기술 수직구 터널 갱내기준점 측량 방법

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JPH07218264A (ja) 1995-08-18

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