JP2691318B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2691318B2
JP2691318B2 JP2256095A JP25609590A JP2691318B2 JP 2691318 B2 JP2691318 B2 JP 2691318B2 JP 2256095 A JP2256095 A JP 2256095A JP 25609590 A JP25609590 A JP 25609590A JP 2691318 B2 JP2691318 B2 JP 2691318B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光ディスクの光スポット位置決め機構に係
り、特に対物レンズと焦点合わせ機構のみが移動してア
クセスする分離光学系の光ディスク装置に関する。
〔従来の技術〕 従来の分離光学系方式の光ディスク装置においては、
複数の方式が挙げられるが、アクセス機構上に対物レン
ズと焦点合わせ機構のみが搭載されている方式が最も軽
量のものである。この方式の装置の一例として1990年電
子情報通信学会春季全国大会講演論文集、4〜474頁に
記載の光ディスク装置が挙げられる。この装置は固定光
学系にガルバノミラーを設け、光スポットのディスクの
半径方向への大まかな位置決めは、アクセス機構上の対
物レンズを移動させて行ない、高周波の微小振幅分だけ
ガルバノミラーを回動させて、光スポットの高精度な位
置決めを行なうものである。ガルバノミラーと対物レン
ズとの間の距離が短い場合は問題ないが、対物レンズが
ディスクの内周側に移動して、ガルバノミラーと対物レ
ンズとの間の距離が長くなった場合、ガルバノミラーが
中立位置(基準位置)Fから傾いた時、2つの問題が発
生する。第1の問題は、第10図に示すように対物レンズ
10に入射する光束が対物レンズ光軸中心GからHだけず
れるため、対物レンズに入射する光束がけられない(光
束断面が変化しない)ように十分光束径を大きくしてお
かなければならず、対物レンズに入射する光束の光強度
が低下することである。第2の問題は、ディスクで反射
して固定光学系へ戻る光束が対物レンズに入射する光束
と位置がHだけずれてしまうことである。光スポットと
ディスク上の記録トラックとの相対位置ずれを検出する
トラック検出方式として広く用いられている回析差動方
式では、前記のような固定光学系へ戻る光束の位置ずれ
は、光スポットと記録トラックとの位置ずれ検出信号の
オフセットを発生させる。このようにガルバノミラーと
対物レンズとの間の距離が長くなる場合の前記戻る光束
の位置ずれを低減する方法として特公昭58−6211号公報
に記載のように、ガルバノミラーの回転中心を、ガルバ
ノミラーの中心と対物レンズとの間の距離に応じてガル
バノミラーの中心から離す方法が提案されている。しか
しながら、この方法では、対物レンズとガルバノミラー
との間の距離が長くなると、回転中心とガルバノミラー
中心の距離が長くなり、ガルバノミラーアクチュエータ
の剛性が小さくなること、及び慣性モーメントが大きく
なるという2つの理由からガルバノミラーの応答性が低
くなり、高周波の位置ずれに追従することが不可能であ
るという問題があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の光ディスク装置にあっては、ディスクで反射し
た戻る光束の光軸位置ずれを低減する効果はあるもの
の、ガルバノミラーに必要な高い応答性を実現できない
問題があった。
本発明の目的は、対物レンズとガルバノミラーとの間
の距離が長くなった場合でも、ディスクから反射した戻
る光束の光軸位置ずれが十分小さく、かつガルバノミラ
ーとして高い応答性を実現可能とする光ディスク装置を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、本発明に係る光ディスク装
置は、情報記録面を有する円板状の媒体を回転させるス
ピンドルモータと、情報記録面に対向して設けられた対
物レンズと対物レンズを媒体の法線方向に移動する対物
レンズ駆動手段と対物レンズを媒体の半径方向に移動す
るヘッド移動手段とよりなる可動ヘッドと、レーザ光源
とレーザ光源から出た入射光束を偏光させ半径方向に反
射させるガルバノミラーと対物レンズにより形成された
光スポットの情報記録面とのずれ及び情報記録面の情報
を検出する検出器とよりなる固定光学系とを備えた光デ
ィスク装置において、ガルバノミラーに、入射光束の方
向の回転軸を介して回転軸と直交する平面上を回動する
2個の反射面を設け、第1の反射面は、入射光束を平面
上に反射させるとともに少なくとも1個の固定反射面に
反射させ、第2の反射面は、固定反射面から入射させた
反射光束を平面上に出射させて対物レンズに入射させる
ように構成されている。
そしてガルバノミラーは、第1の反射面及び第2の反
射面を接合した可動部の重心の位置を中心線上に有する
回転軸により可動部を支持させるとともに、可動部又は
固定側に磁性体を固着させ、磁性体に対向する位置の固
定側又は可動部に磁石を固着させた構成でもよい。
〔作用〕
本発明の光ディスク装置によれば、ガルバノミラーお
よび固定ミラーの基本構成の正面図である第7図、平面
図である第8図、及び説明図である第9図に示すよう
に、ガルバノミラー50のミラーホルダ1が回転軸6の回
りに微小角度θだけ回転するとガルバノミラー50の第1
のミラー(第1の反射面)2も角度θだけ同様に回転す
るため、光源からの入射光束Psの反射する方向も、回転
軸6と直角な平面内で角度θだけ回転する。反射光は固
定ミラー4および5で反射され、ガルバノミラーの第2
のミラー(第2の反射面)3に入射する。第2のミラー
3及び第2のミラー3に入射する光束の双方とも角度θ
だけ回転しているため、第2のミラー3から反射されて
出ていく光束PLも角度θだけ回転している(第9図に破
線Jで示す)。
回転軸6から第1のミラーと入射光束Psの中心との交
点Aまでの反射光束PR1方向の距離をl1、交点Aから固
定ミラー中心までの距離をl2、反射光束PR1が固定ミラ
ー4で反射した後の反射光束をPR2、それが固定ミラー
5で反射した後の反射光束をPR3とし、反射光束と固定
ミラー4の交点をB、反射光束と固定ミラー5との交点
をC、反射光束とガルバノミラーの第2のミラー3との
交点をDとした時、BC間の距離をl3、CD間の距離をl4
し、出射光束Prと回転軸6との距離をl5、反射光束PR1
と回転軸6との距離をl6、出射光束Prの方向の交点Dと
回転軸6の距離をl7とした時、出射光束Prの起点Dは、
回転軸6と直角な面内で、中立時の出射光束Prの光軸か
ら、その光軸の直角方向に(1)式で表わされる距離δ
だけ変位する。
δ=(l2+l3+l4+l5−l7)×θ …(1) 出射光束は起点がδだけずれ、θだけ傾いた光束と
なるので、中立時の光軸とは(2)式で表わされる距離
l0の位置のDから離れた点で中立時の光軸と交わる。
l0=l2+l3+l4+l5−l7 …(2) すなわちl0が第2のミラー3と対物レンズ10の光源側
焦点Kとなるように設定することにより、ガルバノミラ
ーが回転した時もガルバノミラー50から出た出射光束は
対物レンズの光源側焦点Kを通るため、ディスクで反射
して戻る光束も同じ経路をたどり、戻る光束の位置ずれ
を生じない。また対物レンズに入射する出射光束も光源
側焦点Kを通るため、光束がけられる量は小さく、光束
を有効に活用できる。各光束は、各ミラーの有効部から
なみ出してはならないのは当然であるが、第7図に示し
た各距離のなかでl6は0にすることが望ましい。その理
由は、l6が有限の値であると、ガルバノミラー50がθだ
け回転すると、光源からの入射光束が反射する位置が中
立位置の反射位置からAB方向にl6θだけずれるため、回
転軸方向に反射位置がずれ、結果として反射光束が光軸
方向に平行移動することが好ましくないためである。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図を参照しながら説明する。
第1図に示すように、スピンドルモータ(図示せず)
により一定速度で回転され、その記録面上にデータが渦
巻状のトラックとして記録されているディスク7に対向
して可動ヘッド8が設けられている。可動ヘッド8のボ
ディ12の最上部に対物レンズ10が金属ばね51で支持され
ている。金属ばね51はディツク法線方向の剛性は低く、
他の方向の剛性は、振動が位置決め制御やデータの書き
込みや読み出しに悪影響を与えないように大きくなって
いる。ボディ12の内部には立上げミラー11が固定されて
おり、固定光学系9から入射する出射光束を反射して対
物レンズ10に導く。さらにボディ12には左右に各1ヶヘ
ッド駆動コイル(ヘッド駆動手段)13が取付けられてお
り、図示していない磁気回路とともに、可動ヘッド8を
ディスク7の半径方向に移動させることができる。また
ボディ12には5ヶのボールベアリングが固定された軸を
介して取付けられており、そのうち4個は主ガイド軸18
に、その外輪が接して、可動ヘッド8をディスク7の中
心方向に精度良く、かつ低摩擦で導く役目を持ってい
る。残る1個のボールベアリングは副ガイド軸17に接し
て可動ヘッド8の、主ガイド軸18回りの回転を拘束して
いる。更に6個目のボールベアリング16がばね15に取り
付けられ、副ガイド軸17に、ばね15による付勢力により
押し付けられている。
固定光学系9においては、ベース19上にレーザ20、光
検出器27,28,31および各光学系部品が固定されている。
以下、レーザ(レーザ光源)20から出射された光を追い
ながら光学系の構成と主な作用を説明する。
固定光学系9の平面図を第2図に示すので第1図と合
わせて見ることにより、正確な理解を得ることができ
る。なお第2図に示す箱32はレーザ20を高周波変調して
レーザに起因するノイズを低減する高周波モジュールを
表わすものである。半導体レーザ(レーザ光源)20を出
た入射光束はコリメートレンズ21で平行光となり、プリ
ズム22,23を通過することによりベース19に平行な方向
の幅を拡げられる。半導体レーザ20を出た入射光束は、
ベース19に直角な方向の幅が平行な方向よりも大きい楕
円断面となっているが、プリズム22,23を通過すること
により円形断面となる。入射光束は次に複合プリズム24
のハーフミラー部を通り抜けてガルバノミラーの第1の
反射面例えば第1のミラー2で直角方向に反射され、更
に固定ミラー4および固定ミラー5で反射され、ガルバ
ノミラーの第2の反射面例えば第2のミラー3で反射さ
れて、可動ヘッドの立上げミラー11に向かう。ガルバノ
ミラーの第1のミラー2と第2のミラー3および固定ミ
ラー4,5の各中心は、ガルバノミラー50の回転軸に対し
直角な同一平面上にあり、第2のミラー3および固定ミ
ラー4,5は前記平面に対し直交している。
可動ヘッド8上の立上げミラー11で出射光束は反射さ
れかつ対物レンズ10で絞り込まれ、ディスク7の記録面
上に直径1.6μm程度の微小な光スポットを形成し、そ
こで反射して再び対物レンズ10を通過して平行光とな
る。そして再び立上げミラー11で反射して、第2のミラ
ー3、固定ミラー5、固定ミラー4及び第1のミラー2
を経て複合プリズム24のハーフミラーで反射され、複合
プリズム24の中央に設けたハーフミラーで、ウォラスト
ンプリズム29方向の光と、複合プリズム24の中を更に進
む光に分かれる。ウォラストンプリズム29で光は、常光
線と異常光線の2本に分離され、ウォラストンプリズム
29の端面に貼り付けられたレンズにより収束しながら反
射ミラー30で方向を変えて信号検出器31に向かい、信号
検出器31上の2つに分割された光検出器上に常光線及び
異常光線各々のスポットを結ぶ。信号検出回路では常光
線と異常光線との各検出信号の差を取ることにより、デ
ィスク7の記録面上に、磁化方向が上又は下向きの光磁
気信号として記録されたデータを検出する。
一方、複合プリズム24の中を進行する光は、複合プリ
ズム24の端部に設けられた全反射部で反射してレンズ25
に入射し、レンズ25により収束光となる。収束光はハー
フプリズム26で反射光と通過光に分離され、反射光は、
前記収束光の焦点よりも手前に設けられたサーボ信号検
出器27に入り、通過光は前記収束光の焦点よりも後側に
設けたサーボ信号検出器28に入射する。
ディスク7の記録面上のデータは、深さ0.1μm、幅
0.5μm程度の案内溝に沿って記録されており、光スポ
ットのこの案内溝からのずれ(トラックずれ)、及び光
スポットの焦点ずれを固定光学系9のサーボ信号検出器
27,28で検出し、焦点ずれが小さくなるように、図示さ
れていない焦点合わせアクチュエータ(対物レンズ駆動
手段)で対物レンズ10をディスク7の法線方向に駆動す
る。またトラックずれが小さくなるようにガルバノミラ
ー50を後述のごとく駆動する。光スポットは、ディスク
7上の案内溝の低周波で大振幅の変位は、ヘッド駆動コ
イル13によって可動ヘッド8を移動させることにより追
従し、残る高周波で小振幅の変位にはガルバノミラー50
を回転させることにより追従する。可動ヘッド8移動に
よる追従とガルバノミラー50による追従の配分は、トラ
ックフォローイング回路によって決定されるが、その例
としては特開昭61−3332号公報などが開示されている。
サーボ信号検出器27,28は、検出器の中央部に縦方向
に帯状のトラック方向検出部があり、トラックずれ検出
部が上下に2分割され、その出力差として、案内溝部か
らの光スポット回析光のアンバランスを検出し、トラッ
クずれ信号としてフィードバックする。一方、焦点ずれ
は、トラックずれ検出部の左右に焦点ずれ検出部があ
り、サーボ信号検出器27とサーボ信号検出器28の焦点ず
れ検出部の出力差として焦点ずれを検出する。この検出
法の例として特開昭64−64127号公報が開示されてい
る。以上の装置全体の説明に続いて、本発明で新たに必
要となる2ミラー形のガルバノミラー50について説明す
る。
第3図は2ミラー形のガルバノミラー50の平面図、第
4図はレーザ側から見た正面図、第5図は第4図と反対
側から見た裏側正面図、第6図は左側から見た側面図で
ある。2ミラー形のガルバノミラー50はミラーホルダ1
に第1のミラー2および第2のミラー3が接合されてお
り、第1のミラー2はガラス内の全反射により反射する
もので、第2のミラー3は表面で反射するものである。
ミラーホルダ1には他に、2つの駆動コイル33と支持ピ
ン(回転軸)37、そしてミラーホルダ1から張り出した
ばね接合部34に2枚の板ばね35が十字状に交差して接合
されている。2枚の十字ばね35の交差部は支持ピン37の
中心線上にあり、ガルバノミラー50の可動部の重心は、
支持ピン37の中心線上にある。またガルバノミラー50の
可動部(ミラーホルダ1、ばね接合部34、駆動コイル3
3、第1のミラー2、第2のミラー3および支持ピン37
よりなる)の慣性主軸の一本は、支持ピン37の中心線と
一致させてある。この実施例ではそれぞれの部材を支持
ピンの中心線と直交する平板におき変え、それぞれの平
板の重心が前記中心線に一致するように、形状と材質を
決定した。
2ミラー形のガルバノミラー50の固定部としては、支
持ピン37の相手となるピンホルダ38、十字ばね35の固定
側を固定支持するばねホルダ36、そして駆動コイル33と
駆動部を構成する磁石40およびヨーク39がある。駆動コ
イル33は、磁石40とヨーク39のセンタポールとの間の磁
気ギャップ部にその直線部を挿入され、磁界と直角方向
に電流を流すことにより、第3図の紙面垂直方向の力を
発生する。左右のコイルに発生する力の方向を反対方向
とすることにより回転モーメントを発生させる。以上の
固定部各要素は光学系ベース19にねじ(図示せず)によ
り螺着される。
本実施例における可動ヘッド8は、ディスク7の最内
周側と最外周側との間で約30mm移動する。そこで本実施
例では最内周と最外周の中央部を標準位置として、標準
位置における対物レンズの光源側焦点位置に合わせて、
第1のミラー2から第2のミラー3までの光路長l0を決
定した。その結果、最内周あるいは最外周では、対物レ
ンズ10に入射する出射光束は、光源側焦点から15mmずれ
た光軸上の点に入射することになるが、この程度のずれ
であれば、ガルバノミラー50が3mrad傾いた時、固定光
学系9に戻る戻る光束の光軸位置ずれは90μmであり、
トラックずれ信号に与えるオフセットは0.05μm前後で
ある。これは一般に言われているトラック追従位置誤差
0.1μmの1/2であり、許容できるものである。ガルバノ
ミラー50が3mrad回転した時、対物レンズの焦点距離が4
mmとすると光スポットは12μm変位することに相当する
が、可動ヘッド8が追従する割合を高くすることによ
り、ガルバノミラー50によって追従する変位量を12μm
以下に抑えることは困難ではない。
本実施例では光学系の条件は、作用の項で説明した望
ましい条件に合せているため、特にここでは光学系につ
いての作用の説明は繰り返さない。
次にガルバノミラー50の第2の実施例について第11図
〜第13図を参照しながら説明する。第11図はガルバノミ
ラー50および固定ミラーの平面図、第12図は正面図、第
13図はミラーホルダ1の中央断面(第11図E−E断面)
である。第2の実施例では第1のミラー2と第2のミラ
ー3が回転軸上に同軸状に配置されており、回転方向の
慣性モーメントが低減し、応答性を高められる効果があ
る。この場合、第1のミラー2で反射された反射光束
と、第2のミラー3で反射される出射光束とが同一平面
内でなくなるため、回転軸方向に光束を移動する目的で
光束の方向に対し45゜に傾けた固定ミラー43を設ける。
第2の実施例においては第1のミラーで反射した反射光
束を、第2のミラー3の下に設けた固定ミラー5の高さ
に下げるため、入射光束に対し45゜傾けた平行ミラー部
をプリズム45,46で構成しているが、第1の実施例のよ
うに第1のミラーをねじ向けて斜め下へ向けて反射さ
せ、固定ミラー43と固定ミラー44とを互いにややねじれ
たように配置することにより固定ミラー45,46を省くこ
とが可能である。
第2の実施例においては、可動部を中心軸上で両側か
ら支持するのは、特に光源側で困難なため、円形断面の
支持ピン(回転軸)41をピンホルダ42で片持ちで固定
し、可動部に設けた長穴に挿入して支持するもので、ミ
ラーホルダ1の下部に設けた鉄片を、図示しない光学系
ベースに固定された磁石ホルダ49に取付けられた磁石48
で吸引することにより、中立位置設定とミラーホルダ1
と一体になった可動部のガタツキ防止を図ったものであ
る。駆動部は第1の実施例と同様に2個のミラーホルダ
1に取付けられた駆動コイル33と磁石40およびヨーク39
からなる2式磁気回路で構成されている。
本発明によれば、可動ヘッドに焦点合わせアクチュエ
ータした持たないで、トラック追従用のガルバノミラー
を固定光学系に持つ分離光学系ディスク装置において、
一体に回転する2個のミラーを配設した小形のガルバノ
ミラーによって数10mm離れた対物レンズの光源側焦点を
狙って光束を出射させて、対物レンズから戻る光束の光
束位置ずれを大幅に低減できるため、トラック追従精度
を大幅に向上できる。その結果、可動部重量の軽い分離
光学系光ディスクが可能となり、アクセス時間を著しく
短縮することができる。
〔発明の効果〕
本発明の光ディスク装置によれば、ガルバノミラーに
2個の反射面を設けて回動し、対物レンズの光源側焦点
に向けて光束を出射するため、対物レンズから戻る光束
の位置ずれを大幅に低減でき、かつトラック追従精度を
大幅に向上できる。そして可動部が軽量化されるととも
にアクセス時間を著しく短縮できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は第1
図の平面図、第3図は第1図の要部を示す平面図、第4
図は第3図の正面図、第5図は第3図の裏面を示す正面
図、第6図は第3図の左側を示す側面図、第7図〜第9
図は本発明の作用を説明する図、第10図は従来の技術を
説明する図、第11図は本発明の他の実施例を示す構成
図、第12図は第11図の正面図、第13図は第11図のE−E
線断面図である。 2……第1のミラー(第1の反射面) 3……第2のミラー(第2の反射面) 8……可動ヘッド、 9……固定光学系、 20……半導体レーザ(レーザ光源)、 37……支持ピン(固定軸)、 50……ガルバノミラー。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報記録面を有する円板状の媒体を回転さ
    せるスピンドルモータと、前記情報記録面に対向して設
    けられた対物レンズと該対物レンズを前記媒体の法線方
    向に移動する対物レンズ駆動手段と前記対物レンズを前
    記媒体の半径方向に移動するヘッド移動手段とよりなる
    可動ヘッドと、レーザ光源と該レーザ光源から出た入射
    光束を偏光させ前記半径方向に反射させるガルバノミラ
    ーと前記対物レンズにより形成された光スポットの前記
    情報記録面とのずれ及び該情報記録面の情報を検出する
    検出器とよりなる固定光学系とを備えた光ディスク装置
    において、前記ガルバノミラーに、前記入射光束の方向
    の回転軸を介して該回転軸と直交する平面上を回動する
    2個の反射面を設け、第1の反射面は、前記入射光束を
    前記平面上に反射させるとともに少なくとも1個の固定
    反射面に反射させ、第2の反射面は、該固定反射面から
    入射させた反射光束を前記平面上に出射させて前記対物
    レンズに入射させることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】ガルバノミラーは、第1の反射面及び第2
    の反射面を接合した可動部の重心の位置を中心線上に有
    する回転軸により前記可動部を支持させるとともに、該
    可動部又は固定側に磁性体を固着させ、該磁性体に対向
    する位置の固定側又は可動部に磁石を固着させたことを
    特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
JP2256095A 1990-09-26 1990-09-26 光ディスク装置 Expired - Lifetime JP2691318B2 (ja)

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