JP2690405B2 - ディジタル送受信装置 - Google Patents

ディジタル送受信装置

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JP2690405B2
JP2690405B2 JP6525891A JP6525891A JP2690405B2 JP 2690405 B2 JP2690405 B2 JP 2690405B2 JP 6525891 A JP6525891 A JP 6525891A JP 6525891 A JP6525891 A JP 6525891A JP 2690405 B2 JP2690405 B2 JP 2690405B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、周波数ホッピング方
式を採用したポーリング方式のディジタル送受信装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば特開昭59−201553
号公報に示された従来のディジタル通信方式を概念的に
示すブロック図であり、図において、1は主局、2は主
局1の空中線、31 〜3N は主局1と通信を行うN個の
従局、4は従局31 〜3N の空中線、5は電波である。
図6は図4の動作タイミングチャートを示し、7は主局
1のポーリング、8,9,10は従局31 〜3N が応答
するタイムスロット、11はホッピングパターンの同期
をとるための期間、すなわち粗同期時間である。図5は
従局31 〜3N で用いられる従来のディジタル送受信装
置であり、18は空中線で、図4の空中線4に相当す
る。19は送受信を切替える高周波切替器、20は空中
線18からの高周波入力を受信する受信回路、21は受
信信号を復調して出力データを得る復調回路、22は局
部信号発生器、23は局部信号発生器22を制御するホ
ッピングパターン発生回路、24はホッピングパターン
の同期を捕捉する同期捕捉回路、25は同期捕捉後の同
期保持を行う同期保持回路、27は送信回路、28は入
力データを変調する変調回路、29はポーリング信号に
より高周波切替器19及び送信回路27を制御するポー
リング制御回路である。
【0003】図7は主局1、従局31 〜3N の送受信状
態を時系列で示したものであり、7a,12aは主局1
からのポーリング信号送信時間、7b,7c,7d,1
2b,12c,12dは各従局31 〜3N におけるポー
リング信号受信時間、8b,9c,10d,13b,1
4c,15dはポーリングを認識し主局−従局間の電波
伝搬時間の補正により各従局31 〜3N が応答すべきタ
イムスロット、8a,9a,10a,13a,14a,
15aは各従局31 〜3N からの応答を主局1が受信す
る時間、17は同期保持回路25により同期保持を行っ
ている期間、11aは主局1からの同期捕捉信号(ホッ
ピングパターン)送信時間(粗同期時間)、11b,1
1c,11dは各従局31 〜3N における同期捕捉信号
受信時間、16は次の同期捕捉信号待受状態、Tは送信
状態、Rは受信状態を示す。
【0004】次に動作について説明する。図4のよう
な、いわゆる1:Nの通信系において、データ伝送を行
うには、主局1が通信の統制を行う必要があり、従局3
1 〜3N は主局1の指示により通信を行う。図6に示す
ように、通信制御手順としては、主局1のポーリング7
に対して従局31 〜3N が指定されたタイムスロット
8,9,10で応答するポーリング方式が用いられる。
そのポーリング方式に、通信方式として周波数を所定時
間毎に切替えて通信を行う周波数ホッピング方式を採用
すると、主局1の通信開始時にホッピングパターンの同
期をとるための期間、すなわち図6に示す粗同期時間1
1を要する。図7において、各従局31 〜3N では、主
局1の粗同期時間11aの同期パターン(ホッピングパ
ターン)の送信を粗同期時間11b,11c,11dで
受信し、同期捕捉を行う。そして同期捕捉を完了した主
局1、従局31 〜3N はそれぞれ内蔵のクロック精度に
より周期を保持する。
【0005】次に、主局1のポーリング信号送信時間7
aで送信されるポーリング信号を従局31 〜3N がポー
リング受信時間7b,7c,7dで受信し、ポーリング
を認識した後、主局−従局間の電波伝搬時間の補正によ
り各々の応答すべきタイムスロット8b,9c,10d
で応答する。主局1は各従局31 〜3N の応答信号を受
信時間8a,9a,10aで受信する。また、各従局3
1 〜3N は応答信号送信前は同期保持状態17となる。
さらに、各従局31 〜3N は応答信号送信後は主局1か
らの次の同期捕捉信号待受状態16となる。
【0006】次に図4の動作について説明する。信号受
信時において、空中線18への入力は、高周波切替器1
9により受信回路20に入り、ろ波増幅され、局部信号
発生器22の出力と混合され、復調回路21へ入力され
る。そして復調回路21では同期捕捉回路24及び同期
保持回路25へ信号を出力するとともに、復調したデー
タを外部へ出力する。同期捕捉回路24は、同期捕捉信
号を復調回路21で復調できるようにホッピングパター
ン発生回路23を制御し、ホッピングパターン発生回路
23は受信回路20の高周波信号と局部信号発生器22
の出力とが中間周波数の差だけ離れた周波数で同期して
ホッピングするように、局部信号発生器22を制御す
る。このようにして同期捕捉がなされた後、同期捕捉回
路24から同期捕捉完了信号が同期保持回路25に出力
され、同期保持回路25はホッピングパターン発生回路
23を同期保持状態に切替える。
【0007】一方、信号送信時においては、変調回路2
8により変調された変調信号とホッピングパターン発生
回路23により制御された局部信号発生器22の出力信
号とが送信回路27により混合,増幅され、高周波切替
器19により空中線18へ入力され、送信される。この
高周波切替器19及び送信回路27の制御はポーリング
制御回路29により行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の周波数ホッピン
グ方式を用いたポーリング方式によるディジタル通信装
置は以上のように構成されているので、主局1からのポ
ーリングのたびにホッピングパターンの同期を捕捉しな
ければならず、ポーリング間隔が長くなるという問題が
あった。
【0009】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、主局からのポーリング信号に対
し、従局側で同期保持の可能な期間は、ホッピングパタ
ーンの再同期捕捉なしに応答ができ、ポーリング間隔の
短いディジタル送受信装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るディジタ
ル送受信装置は、ホッピングパターンの同期捕捉が完了
し同期保持が行われてから所定時間後に上記同期保持状
態が有効か無効かを判定し有効の場合は次の同期捕捉の
ための動作を省略するように成す同期保持判定回路を設
けたものである。
【0011】
【作用】この発明における同期保持判定回路は、同期保
持回路による同期保持が有効に保持されているかを判定
し、保持されている期間においては、ホッピングパター
ンの同期捕捉を省くことにより、ポーリング間隔の短縮
が行われる。
【0012】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1においては図5と対応する部分に
は同一符号を付して説明を省略する。図1において、2
6は同期保持回路24の同期保持の有効/無効の判定を
行い、その判定結果によりホッピングパターン発生回路
23を制御する同期保持判定回路である。図2は主局
1、従局31 〜34 の送受信状態を時系列で示したもの
で、図7と対応する部分には同一符号を付して説明を省
略する。この図2では図7における同期捕捉信号待受状
態16及び2回目の粗同期時間11a〜11dが省略さ
れている。
【0013】次に動作について説明する。前述のように
して同期捕捉がなされた後、同期捕捉回路24から同期
捕捉完了信号が同期保持回路25及び同期保持判定回路
26に出力され、同期保持回路25はホッピングパター
ン発生回路23を同期保持状態に切替える。また、同期
保持判定回路26は同期捕捉回路24からの同期捕捉完
了信号から時間を計り、例えば送受信のクロック安定度
等から算出した所定の時間と比較判定することにより、
同期保持判定を行う。そして、同期保持ができていない
と判定した時には、ホッピングパターン発生回路23を
同期捕捉状態に切替え、同期捕捉回路24を有効とし、
装置として図7の同期捕捉信号待受状態16とする。
局1では、従局3 1 〜3 N のポーリング応答を受信して
おり、同期保持ができなくなった従局からの応答はでき
なくなる。これにより同期捕捉信号の再送出を行う。こ
の時、他の同期保持ができている従局では同期保持状態
のままで同期捕捉信号を受信し引き続き同期保持状態を
保つ。図2は上記所定時間内ですべての従局が同期保持
きている場合を示し、その場合は次の上記同期捕捉信
号待受状態16の時間及び次の粗同期時間が省略され、
直ぐにポーリング信号の送受信が各時間12a〜12d
で行われる。
【0014】実施例2.なお、上記実施例では、同期保
持判定回路26により同期保持状態とし、次のポーリン
グパターンを待受けるように構成したが、同期保持状態
がくずれる前に同期信号を主局より送信し、同期保持を
補正することによりポーリング間隔が長い通信にも対応
でき、上記実施例と同様の効果を奏する。図3に上記の
ようにしたこの発明の他の実施例による主局,従局の送
受信状態を時系列で示す。図中、30aは主局からの同
期保持信号送信時間、30b,30c,30dは各従局
における同期保持信号受信時間を示す。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、同期
保持判定回路を設けることにより、有効に同期保持され
ていると判定した期間においては、ホッピングパターン
の同期捕捉を省くように構成したので、ポーリング間隔
の短いディジタル送受信装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による周波数ホッピング方
式を用いた送受信装置のブロック図である。
【図2】この発明の一実施例による周波数ホッピング方
式を用いた送受信装置の送受信状態を時系列で示したタ
イミングチャートである。
【図3】この発明の他の実施例による周波数ホッピング
方式を用いた送受信装置の送受信状態を時系列で示した
タイミングチャートである。
【図4】従来のポーリング方式の一般的な構成図であ
る。
【図5】従来の周波数ホッピング方式を用いた送受信装
置のブロック図である。
【図6】従来の送受信装置による主局のポーリングと従
局の応答を示すタイミングチャートである。
【図7】従来の送受信装置による送受信状態を時系列で
示したタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 主局 31 〜3N 従局 11a〜11d 粗同期時間 17 同期保持状態 24 同期捕捉回路 25 同期保持回路 26 同期保持判定回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの主局と複数の従局との間で周波数
    ホッピング方式を用いたポーリングによる通信を行うデ
    ィジタル通信装置において、上記複数の従局にそれぞれ
    設けられ上記主局からのホッピングパターンの同期捕捉
    が完了し同期保持が行われてから所定時間後に上記同期
    保持状態が有効か無効かを判定し有効の場合は次の同期
    捕捉のための動作を省略するように成すための同期保持
    判定回路を設けたことを特徴とするディジタル送受信装
    置。
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