JP2689227B2 - エンジン用気化器の自動チョーク装置 - Google Patents

エンジン用気化器の自動チョーク装置

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JP2689227B2
JP2689227B2 JP564695A JP564695A JP2689227B2 JP 2689227 B2 JP2689227 B2 JP 2689227B2 JP 564695 A JP564695 A JP 564695A JP 564695 A JP564695 A JP 564695A JP 2689227 B2 JP2689227 B2 JP 2689227B2
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    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B1/00Engines characterised by fuel-air mixture compression
    • F02B1/02Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
    • F02B1/04Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジン用気化器の
自動チョーク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のエンジン用気化器の自動チョー
ク装置としては、従来より、例えば特開昭58−329
50号公報に開示されたものが知られている〔図4(A)
(B)参照〕。ここで図4(A)は当該自動チョーク装置の
一部を破断した平面図、図4(B)はその自動チョーク装
置の一部を破断した正面図であり、符号110は自動チ
ョーク装置全体を示す。この自動チョーク装置110
は、図4(A)(B)に示すようにエンジン用気化器11に
取り付けられた負圧機構20とエンジンのマフラ5に取
り付けられたバイメタル機構25とを具備して成る。
【0003】上記負圧機構20は、ケーシング21と、
ケーシング21内を負圧室21aと大気連通室21bと
に仕切るダイヤフラム21cと、その一端がダイヤフラ
ム21cに固設され、その他端がチョークレバー16の
掛止リンク17と掛脱自在に連接された出力ロッド24
と、正圧遮断機構50を介して負圧室21aとエンジン
の吸気路とを連通する負圧連通管23と、負圧室21a
を広げる方向に作用するバネ22bとを備え、エンジン
始動後に気化器11のチョーク弁15を少し開いて、混
合気が濃くなり過ぎるのを防ぐとともに、その後はバイ
メタル機構25の働きでチョークレバー16を全開させ
るとともに、出力ロッド24と掛止リンク17との掛止
を解除するように構成されている。
【0004】上記バイメタル機構25は、エンジンのマ
フラ5に取り付けた外ケース26と、外ケース26の内
部に設けられた内ケース28bと、内ケース28b内に
設けられ、その中心側端部31aを当該内ケース28b
に固定し、その外周側端部31bを伝動リンク19を介
してチョークレバー16に連接した渦巻形バイメタル3
1とを備え、上記渦巻形バイメタル31がエンジンのマ
フラ5の排気熱を検出して作動することにより、上記チ
ョーク弁15を閉弁状態から開弁状態へ駆動するように
構成されている。なお、図4中の符号16bはチョーク
レバー16を受け止めて、チョーク弁15を閉止位置に
位置決めするストッパである。
【0005】なお、エンジン始動前の状態では、上記の
ようにチョークレバー16をストッパ16bで受け止め
て、チョーク弁15を閉止位置に確実に位置決めする必
要がある。チョーク弁開度の制御を適正・確実にするた
めである。このため上記渦巻形バイメタル31の初期閉
弁力を一定温度下で所定値に設定する必要がある。この
初期閉弁力が弱すぎると、チョーク弁15の組み付け状
態によっては、弁軸14の回動抵抗のばらつき等によ
り、エンジン始動前でもチョーク弁15が閉止位置に戻
らないことがあり、逆に初期閉弁力が強すぎると、チョ
ーク弁15の開弁の立上がりが遅れ、ひいては適正にチ
ョーク弁開度を制御できなくなるからである。
【0006】そこで従来では、渦巻形バイメタル31の
初期閉弁力を所定値に設定するにあたり、上記バイメタ
ル機構25をエンジンに組み付けた後で、つまり、チョ
ーク弁15のチョークレバー16をバイメタルリンク1
9を介して渦巻形バイメタル31に連結した後で、作業
者が初期閉弁力を個別に調節して設定していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の自動チョー
ク装置110は、渦巻形バイメタル31の中心側端部3
1aを当該内ケース28bに固定し、その外周側端部3
1bを伝動リンク19を介してチョークレバー16に連
接した構造であるため、機種の異なるエンジン相互間で
バイメタルを共通化できない。即ち、チョーク弁の開度
やチョークレバーの回動半径はエンジンの機種により異
なり、チョーク弁の相対開度はエンジンの機種により実
質的に異なるが、チョーク弁の相対開度が大きいとチョ
ーク弁の全開に遅れが生じ、チョーク弁の相対開度が小
さいとチョーク弁が早期に全開してしまう。従って、機
種の異なるエンジン相互間でバイメタルを共通化できな
い。
【0008】また、従来では渦巻形バイメタル31の初
期閉弁力を設定するにあたり、バイメタル機構25をエ
ンジンに組み付けた後で調節していたことから、当該エ
ンジンには自動チョーク装置の他に関連部品が多く組み
付けられているため、作業者の初期閉弁力の設定作業が
やりにくく、作業効率の低下を余儀なくされていた。本
発明はこのような事情を考慮してなされたもので、 機種の異なるエンジン相互間でバイメタルを共通化
すること、 初期閉弁力の設定作業を容易にし、組付・調節作業
の効率向上を図ること、を技術課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のように構成される。請求項1の発明
は、エンジンEの気化器11のチョーク弁15のチョー
クレバー16に伝動具19を介して渦巻形バイメタル3
1を連動連結し、上記渦巻形バイメタル31は、エンジ
ンEの排気装置5の排気熱を検出して作動することによ
り、チョーク弁15を閉弁状態から開弁状態へ駆動する
ように構成したエンジン用気化器の自動チョーク装置に
おいて、上記渦巻形バイメタル31の渦巻き外周側端部
31bを固定するとともに、その中心側端部31aを往
復回動自在の出力軸30に固定し、この出力軸30に回
動アーム32を固定し、この回動アーム32を上記伝動
具19及び上記チョークレバー16を介して上記チョー
ク弁15に連動連結し、上記回動アーム32に対向して
閉弁力設定手段35を当接自在に設け、上記渦巻形バイ
メタル31の初期閉弁力を設定可能に構成したことを特
徴とするものである。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のエンジン用気化器の自動チョーク装置において、前記
チョークレバー16に自在軸受18を介して伝動具19
の一端部19aを連結したものである。
【0011】
【発明の作用・効果】請求項1に記載の発明では、渦巻
形バイメタル31の渦巻き外周側端部31bを固定する
とともに、その中心側端部31aを往復回動自在の出力
軸30に固定し、この出力軸30に回動アーム32を固
定し、この回動アーム32を上記伝動具19及び上記チ
ョークレバー16を介して上記チョーク弁15に連動連
結したことから、渦巻形バイメタル31がエンジンEの
排気装置5の排気熱を検出して作動すると、出力軸30
と回動アーム32とが一体に回動し、上記伝動具19及
び上記チョークレバー16を介してチョーク弁15を閉
弁状態から開弁状態へ駆動する。
【0012】上記のように、出力軸30と回動アーム3
2とが一体に回動してチョーク弁15を駆動する構成を
採用することにより、チョーク弁15の相対開度がエン
ジン相互間で実質的に異なる場合には、エンジンの機種
に対応させて回動アーム32の回転半径を変更すればよ
い。つまり、機種の異なるエンジン相互間で高価な渦巻
形バイメタルを変更する必要はなく、当該バイメタルを
共通化できる。
【0013】また、請求項1に記載の発明では、上記構
成に加えて回動アーム32に対向して閉弁力設定手段3
5を当接自在に設け、渦巻形バイメタル31の初期閉弁
力を設定可能に構成したことから、バイメタル機構25
をエンジンに組み付ける前に、あらかじめ渦巻形バイメ
タルの初期閉弁力を設定することが可能になる。つま
り、従来ではバイメタル機構25をエンジンに組み付け
た後で渦巻形バイメタル31の初期閉弁力を調節してい
たが、本発明によれば組み付け前に、あらかじめ初期閉
弁力を調節できるので、初期閉弁力の設定作業が容易
で、調節・設定作業の効率向上を図ることができる。
【0014】請求項2に記載の発明では、チョークレバ
ー16に自在軸受18を介して伝動具19の一端部19
aを連結したことから、この自在軸受18の球面対偶に
より、伝動具19に多少の傾斜があったとしても、こじ
れを生じさせない。これにより当該連結部での回動抵抗
を実質的に解消して、円滑にチョーク弁を開閉駆動する
ことができ、ひいては、チョーク弁の弁開度に狂いが生
ずるのを防止する事ができる。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明の実施例に係るエンジン用気化器の自
動チョーク装置を示し、同図(A)は当該自動チョーク
装置の一部を破断した平面図、同図(B)はその正面
図、同図(C)は図(B)中の要部Cの拡大縦断面図で
ある。また、図2は当該自動チョーク装置を適用した頭
上弁型空冷式ガソリンエンジンの正面図である。
【0016】同エンジンEは、図2に示すように、シリ
ンダヘッド40の右側面の吸気ポートに吸気管1を、シ
リンダヘッド40の左側面の排気ポートに排気管4を固
定し、この吸気管1と排気管4とをエンジンEの正面側
へ延出し、吸気管1に気化器11と図示しないエアクリ
ーナとを順に連結し、排気管4にマフラ5を連結して構
成されている。なお、図2中の符号2は気化器11のフ
ロートチャンバ、6はマフラカバー、7はガバナレバ
ー、8は調速レバー、9はガバナスプリング、10は本
発明の自動チョーク装置、20はエンジンの気化器11
に取り付けられた負圧機構、25はマフラ5に取り付け
られたバイメタル機構、45は燃料タンク、46はファ
ンカバー、47はリコイルスタータの始動ハンドルを示
す。
【0017】図1(A)(B)及び図2に示すように、上記
自動チョーク装置10は、従来例と同様の機能を有し、
気化器11に大気連通筒22を介して取り付けられた負
圧機構20と、エンジンEのマフラ5に取り付けられた
本発明の特徴構成を有するバイメタル機構25とを具備
して成る。
【0018】上記負圧機構20は、ケーシング21と、
ケーシング21内を負圧室と大気連通室とに仕切る図示
しないダイヤフラムと、その一端がダイヤフラムに固設
され、その他端がチョークレバー16上に立設された掛
止ピン17と掛脱自在に連接された出力ロッド24と、
ケーシング21内の負圧室とエンジンの吸気路とを連通
する負圧連通管23と、負圧室を広げる方向に作用する
図示しないバネとを備えて成り、図3に示すように、エ
ンジン始動後に気化器11のチョーク弁15をθ0 だけ
開いて、混合気が濃くなり過ぎるのを防ぐとともに、そ
の後はバイメタル機構25によりチョーク弁15を全開
し、掛止ピン17への出力ロッド24の掛止が解除され
るように構成されている。
【0019】上記バイメタル機構25は、エンジンのマ
フラ5に固定される固定フランジ26と、固定フランジ
26に組付けられるバイメタルケース28と、バイメタ
ルケース28の内部に設けられた渦巻形バイメタル31
と、バイメタルケース28の軸支部28aに往復回動自
在に軸支された出力軸30と、渦巻形バイメタル31の
渦巻き外周側端部31bが係止固定された固定ピン26
bと、上記バイメタルケース28の軸支部28aより突
出する出力軸30の突出端部に固定された回動アーム3
2と、この回動アーム32に対向して当接自在に設けら
れた閉弁力設定手段35と、上記回動アーム32を上記
チョーク弁15のチョークレバー16に連動連結する伝
動リンク19とを備えて成る。
【0020】上記固定フランジ26は3本の固定ボルト
39によりエンジンのマフラ5の前端面に固定され、バ
イメタルケース28は2本の固定ボルト29により当該
固定フランジ26に固定される。また、前記固定ピン2
6bは固定フランジ26にあけた嵌合孔に打ち込まれ、
この固定ピン26bに渦巻形バイメタル31の渦巻き外
周側端部31bが係止固定れている。また、渦巻形バイ
メタル31の中心側端部31aは上記出力軸30に固定
されている。なお、図1中の符号26aはマフラ25の
カシメ部5aとの干渉を回避するために固定フランジ2
6に形成された溝部である。
【0021】上記閉弁力設定手段35は、回動アーム3
2に対向して当接自在に設けられた閉弁力設定ネジ36
と、バイメタルケース28の上面に一体に突設され、閉
弁力設定ネジ36を螺合する突設部37と、閉弁力設定
ネジ36を突設部37との間で緩み止めするバネ38
と、バイメタルケース28の上面に刻設された目盛りS
とを備えて成り、渦巻形バイメタル31の初期閉弁力
は、以下のように設定される。即ち、渦巻形バイメタル
31の巻戻力に抗して回動アーム32を時計回り方向に
閉弁力設定ネジ36で押し付け、回動アーム32の先端
部が所定目盛に達すれば、渦巻形バイメタル31の初期
閉弁力が設定される。このように閉弁力設定手段35を
付設することにより、バイメタル機構25をエンジンに
組み付ける前に、あらかじめ渦巻形バイメタルの初期閉
弁力を設定しておくことが可能になるので、初期閉弁力
の設定作業が容易で、調節・設定作業の効率向上を図る
ことができる。
【0022】上記回動アーム32の他端部には、首振り
自在の固定具33が設けられ、伝動リンク19の一端部
19bは当該固定具33に挿通して固定ネジ34で固定
される。また、上記伝動リンク19の他端部19aは、
チョークレバー16に自在軸受18を介して連結されて
いる。なお、渦巻形バイメタル31の初期閉弁力は、上
記閉弁力設定手段35によりあらかじめ設定されている
ので、伝動リンク19の一端部19bを当該固定具33
に固定ネジ34で固定した後は、閉弁力設定ネジ36を
少し戻して回動アーム32との接当を解除する。これに
よりチョーク弁15は、図示しないストッパにより受け
止められ、初期閉弁力で閉止位置に位置決めされる。
【0023】上記自在軸受18は、図1(C)に示すよう
に、メタル18aと外枠18bとの間にボール18cが
装填されており、球面対偶により、伝動リンク19に多
少の傾斜があったとしても、こじれを生じさせない。ま
た、上記伝動リンク19の中間部には、手動操作用の掛
止部19cが形成されており、前記負圧機構20を有し
ない自動チョーク装置にも適用し得るように構成されて
いる。
【0024】上記構成によれば、図3に示すように、エ
ンジンEの始動直後は吸気管内の負圧で前記負圧機構2
0が作動し、気化器11のチョーク弁15をθ0(約4
0%程度)だけ開いて混合気が濃くなり過ぎるのを防
ぐ。その後はマフラ25の排気熱が上記固定フランジ2
6を介してバイメタルケース28内に伝導し、渦巻形バ
イメタル31がその排気熱を検出して伸び作動する。こ
れにより、出力軸30と回動アーム32とが一体に回動
し、伝動リンク19及びチョークレバー16を介してチ
ョーク弁15を徐々に開き、マフラ25が一定以上の温
度に上昇した後に当該チョーク弁15を全開にする。
【0025】上記のように、出力軸30と回動アーム3
2とが一体に回動してチョーク弁15を駆動する構成を
採用することにより、機種の異なったエンジンでもチョ
ーク弁15の相対開度に対応させて回動アーム32の回
転半径を変更すればよい。つまり、機種の異なるエンジ
ン相互間で高価な渦巻形バイメタルを変更する必要はな
く、当該渦巻形バイメタルを共通化できる。例えば、図
3中の符号G0 はチョーク弁の相対開度が標準の場合を
示し、G1は相対開度が小さい場合を示し、G2は相対開
度が大きい場合を示す。
【0026】上記実施例では、自動チョーク装置が負圧
機構を有するものとして説明したが、負圧機構を有しな
い場合にも本発明を実施し得る。また、バイメタル機構
はエンジンのマフラに固定されるものとして説明した
が、エンジンの排気熱を検出できる排気装置であれば、
広く本願発明を実施し得る。さらに、前記閉弁力設定手
段や伝動リンク、バイメタル機構の具体的な形状につい
ても、適宜変更を加えて実施し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るエンジン用気化器の自動
チョーク装置を示し、同図(A)は当該自動チョーク装
置の一部を破断した平面図、同図(B)はその正面図、
同図(C)は図(B)中の要部Cの拡大縦断面図であ
る。
【図2】本発明に係る自動チョーク装置を適用した頭上
弁型空冷式ガソリンエンジンの正面図である。
【図3】本発明に係る自動チョーク装置の動作説明図で
ある。
【図4】従来例に係るエンジン用気化器の自動チョーク
装置を示し、同図(A)は当該自動チョーク装置の一部
を破断した平面図、同図(B)はその正面図である。
【符号の説明】
E…エンジン、5…排気装置(マフラ)、11…気化
器、15…チョーク弁、16…チョークレバー、19…
伝動具(伝動リンク)、30…出力軸、31…渦巻形バ
イメタル、31a…渦巻形バイメタルの中心側端部、3
1b…渦巻形バイメタルの渦巻き外周側端部、32…回
動アーム、35…閉弁力設定手段。
フロントページの続き (72)発明者 飯田 清信 大阪府堺市石津北町64 株式会社クボタ 堺製造所内 (72)発明者 阪口 良三 大阪府堺市石津北町64 株式会社クボタ 堺製造所内 (56)参考文献 特開 昭58−32950(JP,A) 特開 昭63−138149(JP,A) 特開 昭50−6924(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(E)の気化器(11)のチョーク弁
    (15)のチョークレバー(16)に伝動具(19)を介して渦巻形
    バイメタル(31)を連動連結し、 上記渦巻形バイメタル(31)は、エンジン(E)の排気装置
    (5)の排気熱を検出して作動することにより、チョーク
    弁(15)を開閉駆動するように構成したエンジン用気化器
    の自動チョーク装置において、 上記渦巻形バイメタル(31)の渦巻き外周側端部(31b)を
    固定するとともに、その中心側端部(31a)を往復回動自
    在の出力軸(30)に固定し、この出力軸(30)に回動アーム
    (32)を固定し、この回動アーム(32)を上記伝動具(19)及
    び上記チョークレバー(16)を介して上記チョーク弁(15)
    に連動連結し、 上記回動アーム(32)に対向して閉弁力設定手段(35)を当
    接自在に設け、上記渦巻形バイメタル(31)の初期閉弁力
    を設定可能に構成したことを特徴とするエンジン用気化
    器の自動チョーク装置。
  2. 【請求項2】 前記チョークレバー(16)に自在軸受(18)
    を介して伝動具(19)の一端部(19a)を連結した請求項1
    に記載のエンジン用気化器の自動チョーク装置。
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