JP2687705B2 - ディジタル伝送方式 - Google Patents

ディジタル伝送方式

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JP2687705B2
JP2687705B2 JP2252339A JP25233990A JP2687705B2 JP 2687705 B2 JP2687705 B2 JP 2687705B2 JP 2252339 A JP2252339 A JP 2252339A JP 25233990 A JP25233990 A JP 25233990A JP 2687705 B2 JP2687705 B2 JP 2687705B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディジタルデータ伝送サービスでのデータ
端末装置の信号多重制御方式に利用する。特に、ディジ
タル伝送網の一端を構成する網側の信号処理装置とユー
ザ端末装置とがCCITT勧告I.430ユーザ・網インタフェー
スのディジタル信号列で接続される専用線ディジタル加
入者端末の多重方式に関する。
〔概要〕
本発明は、Iインタフェースを用いて端末装置をバス
型に収容する信号処理装置をもつディジタル伝送方式に
おいて、 ユーザのオプション使用が認められたQビットを利用
することにより、 端末装置の伝送容量をフレキシブルに変更して低速デ
ータから高速データまでを効率的に収容することができ
るようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来の加入者側の端末装置は、ディジタル伝送サービ
スを提供する通信事業者(網)側の信号終端を行う信号
処理装置と特定のユーザ・網インタフェースを規定し、
ディジタル伝送網を構成している。特に、近年利用が活
発になっている高速ディジタル専用線では、64Kbps〜61
44Kbpsまでの高速データをユーザに提供している。この
高速専用線サービスでは、伝送信号を有効に利用するた
めに第9図および第10図に示すように電話、画像、ファ
イルなどのデータに見合ったデータ速度に多重するため
ユーザ側に多重化装置(以下、TDMという)を配置し、P
BX、TV会議装置、FAX、データ端末などを高速のデータ
列に時分割多重収容し、効率的なデータ伝送を行ってい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような従来例方式では、伝送信号を有効的に利用
するために高価なTDM装置を配置しなければならなかっ
た。一方、64Kbps程度の比較的低速のデータのTDM装置
は利用効率からみて導入費用が膨らみ、安価な装置の開
発が望まれていた。
本発明は、128Kbps以下のユーザ・網インタフェース
をCCITT(国際電信電話諮問委員会)で標準勧告された
Iインタフェース(192Kbps I.430)を用いることで加
入者側の端末装置をバス型に接続して複数収容し、本勧
告でユーザにオプション使用が認められているQビット
を利用し、バスに接続した8個の端末の伝送容量をフレ
キシブルに変更し、低速データから高速データまで効率
的に収容することのできる経済的なディジタル伝送方式
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、専用線網を介して対向する端のそれぞれに
接続された通信事業者側の信号処理装置と、CCITT勧告
I.430に準拠するユーザ・網インタフェースのディジタ
ル信号列が経由するディジタル伝送網を介してこの信号
処理装置のそれぞれに接続されたユーザ側の複数個の端
末装置とを備えたディジタル伝送方式において、上記専
用線網の一方の端に接続された信号処理装置とこの信号
処理装置に収容される端末装置との間に挿入された主端
末多重制御回路と、対向する他方の端に接続された信号
処理装置とこの信号処理装置に収容される端末装置との
間に挿入された従端末多重制御回路とを備え、上記主端
末多重制御回路は、CCITT勧告I.430によりユーザにオプ
ション使用が認められているQビットを利用して、その
主端末多重制御装置に接続された各端末装置にその端末
装置に設定される伝送速度および送信タイミングを通知
するとともに、その制御情報を上記従端末多重制御回路
に通知する手段を含み、上記従端末多重制御回路は、上
記主端末多重制御回路から通知された制御情報に基づい
て、その従端末多重制御装置に接続された各端末装置に
その端末装置に設定される伝送速度および送信タイミン
グをQビットにより通知する手段を含み、上記端末装置
のそれぞれは上記主端末多重制御回路または上記従端末
多重制御装置からのQビットによる通知に基づいてその
端末装置の伝送速度および送信タイミングを制御する端
末制御回路を含むことを特徴とする。
上記主端末多重制御回路は、自回路に接続された端末
装置と上記従端末多重制御回路に接続された端末装置に
対する伝送速度、送出タイミングおよびこの端末装置を
識別する識別番号信号を設定するQビット設定処理部
と、このQビット設定処理部の設定内容を自回路が接続
された信号処理装置から自回路に接続された端末装置へ
送られるI.430信号のQビットに多重する第一のQビッ
ト多重部と、上記Qビット設定処理部の設定内容を自回
路に接続された端末装置から自回路が接続された端末装
置へ送られるI.430信号のQビットに多重する第二のQ
ビット多重部とを含むことが望ましい。
上記従端末多重制御回路は、自回路が接続された信号
処理装置からのI.430信号のQビットを分離するQビッ
ト分離部と、分離されたQビットに基づいて自回路に接
続された端末装置に対する伝送速度、送出タイミングお
よびこの端末装置を識別する識別番号信号を設定するQ
ビット設定処理部と、このQビット設定処理部の設定内
容を自回路に接続された端末装置へ送られるI.430信号
のQビットに多重するQビット多重部とを含むことが望
ましい。
上記端末制御回路は、上記従端末多重制御回路から到
来するI.430信号からQビットを分離するQビット分離
部と、分離されたQビットから制御情報を分析するメッ
セージ分析部と、分離されたQビットに含まれる識別番
号信号からそのQビットによる制御情報が自回路に対す
るものか否かを判定する識別番号判定部と、上記メッセ
ージ分析部の分析結果と上記識別番号判定部の判定結果
とに応じて自回路の属する端末装置の伝送速度および送
信タイミングを設定する多重送出制御部と、この多重送
出制御部の指示に従って自回路を属する端末装置へのI.
430信号およびその端末装置から送出するI.430信号のB
チャネルおよびDチャネルの送出制御を行うBチャネル
・Dチャネル処理部とを含むことが望ましい。
〔作用〕
64Kbps程度の比較的低速なデータに対してTDM装置を
用いると、利用効率が低い。そこで、CCITT勧告による
Iインタフェースを用いて加入者側の端末装置の複数個
を収容し、この勧告でオプション使用が認められている
Qビットを使用して各端末装置の伝送容量を柔軟に変更
できる多重制御を行う。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。
第1図は、この実施例に係わるネットワークシステム
構成図である。本発明の端末多重制御回路をI.430イン
タフェースの伝送サービスを提供する通信事業者の網側
終端を行う信号処理装置108および109とディジタル電話
機、データ端末、さらに低速のデータ端末を効率収容す
るターミナル・アダプターなどの端末装置104ないし107
(最大8端末)との間に配置し、通信事業者のネットワ
ークを会して対向する端末装置とデータ伝送を行う利用
形態の一例である。
第2図および第3図は、各々主端末多重制御回路101
および従端末多重制御回路102の主要信号処理部のブロ
ック図である。主端末多重制御回路101は従端末多重制
御回路102に対して信号処理を指令制御する意味で主制
御の位置づけにあり、従端末多重制御回路102は主端末
多重制御回路101の指令に従う意味から従制御の位置づ
けにある。
この実施例は、第1図に示すように、専用線網110を
介して対向する端のそれぞれに接続された通信事業者側
の信号処理装置108および109と、CCITT勧告I.430に準拠
するユーザ・網インタフェースのディジタル信号列が経
由するディジタル伝送網を介してこの信号処理装置のそ
れぞれに接続されたユーザ側の複数個の端末装置104な
いし107とを備え、さらに、本発明の特徴とする手段と
して、専用線網110の一方の端に接続された信号処理装
置108とこの信号処理装置108に接続された端末装置104
および105との間に挿入された主端末多重制御回路101
と、対向する他方の端に接続された信号処理装置109と
この信号処理装置109に接続された端末装置106および10
7との間に挿入された従端末多重制御回路102とを備え、
端末装置104ないし107のそれぞれは端末制御回路を含
む。ここで、第2図に示すように、主端末多重制御回路
101は、自回路に接続された端末装置104および105と従
端末多重制御回路102に接続された端末装置106および10
7に対する伝送速度、送出タイミングおよびこの端末装
置104ないし107を識別する識別番号信号を設定するQビ
ット設定処理部201、このQビット設定処理部201が設定
した内容を記憶する不揮発性メモリをもつ記憶部203、
I.430信号のバイポーラ・ユニポーラ変換とフレーム同
期とを行うI.430フレーム終端部206および211、I.430信
号のマルチフレームFAビット内のQビットを分離するQ
ビット分離部207および212、Qビット設定処理部201の
信号制御メッセージをI.430信号に多重するQビット多
重部204および209、I.430信号を送出するI.430フレーム
発生部205および210、従端末多重制御回路102と自回路
に接続された端末装置104および105とから返送される信
号制御メッセージの正誤を判定するメッセージ判定部20
8および213およびQビット設定処理部201を外部から制
御する手段である制御コンソール103が接続されるリモ
ートインタフェース202を備え、また、従端末多重制御
回路102は、第3図に示すように、主端末多重制御回路1
01の指令に基づき自回路に接続された端末装置106およ
び107に対する伝送速度、送出タイミングおよびこの端
末装置を識別する識別番号信号を設定するQビット設定
処理部301、このQビット設定処理部301への信号制御メ
ッセージをするメッセージ分離部307、この抽出された
信号制御メッセージを記憶する不揮発性メモリをもつ記
憶部302、I.430信号のバイポーラ・ユニポーラ変換とフ
レーム同期とを行うI.430フレーム終端部305および31
0、I.430信号のマルチフレームFAビット内のQビットを
分離するQビット分離部306および311、Qビット設定処
理部301の信号制御メッセージをI.430信号に多重するQ
ビット多重部303および308、I.430信号を送出するI.430
フレーム発生部304および309、自回路に接続された端末
装置から返送される信号制御メッセージの正誤を判定す
るメッセージ判定部312を備え、また、上記端末制御回
路は、第4図に示すように、I.430信号のバイポーラ・
ユニポーラ変換とフレーム同期とを行うI.430フレーム
終端部401、I.430信号のマルチフレームFAビットから自
回路の属する端末装置の設定情報のメッセージを分離す
るQビット分離部402、この分離されたメッセージを解
読するメッセージ分析部403、このメッセージ分析部403
の判定結果に応じて上記自回路の属する端末装置への送
出と信号処理との制御を行う多重送出制御部404、この
多重送出制御部404の指示に従ってI.430信号のBチャネ
ルおよびDチャネルの送出制御を行うBチャネル・Dチ
ャネル処理部405および406、メッセージに付与された識
別番号信号の示す識別番号と自回路の属する端末装置の
識別番号とを比較判定する識別番号判定部407、自回路
に対応する端末多重制御回路に対してメッセージ分析部
403で解読した設定情報を返送するメッセージ応答部40
8、自回路の属する端末装置の識別番号を付与する識別
番号設定部409、マルチフレームFAビット内のQビット
として合成するQビット多重部410およびI.430信号とし
て送出するI.430フレーム発生部411を備える。
次に、主端末多重制御回路101の機能および動作を説
明する。第2図の右部は信号処理装置108との接続イン
タフェースを示し、左部は端末装置104、105とのインタ
フェースを示す。本発明の動作の中核をなすQビット設
定処理部201は、接続する端末装置104、105への制御メ
ッセージと対向して接続する従端末多重制御回路102へ
の制御メッセージとの生成、CCITT勧告I.430インタフェ
ースで規定するユーザのオプションビットQ1〜Q2に送受
する機能を有する。I.430勧告によれば、第6図に示す
I.430インタフェースフレームのFAビットに、表に示す
ように、20マルチフレーム上に同フレーム上のMビット
で位置づけられたQ1ビットを先頭に5マルチフレームご
とにQ2、Q3、Q4と4ビットが5ms(1フレーム250μs×
20マルチ)ごとに伝送することができる。
本発明は、この4ビットに第5図に示すメッセージを
転送するように構成している。このメッセージ送受に必
要な通信制御手順は、従来より広く実用化されているベ
ーシック手順やHDLC手順などを用いて容易に実現でき
る。第5図に示すメッセージは、端末装置を識別するた
めの識別番号情報と、各端末装置が利用しようとする通
信容量を決める速度クラス設定情報と、端末装置が信号
処理装置に対して送出するタイミングを決める送出位置
設定情報と、これらのメッセージに対して設定情報の更
新や端末装置や従端末多重制御回路102に対して自身の
設定情報の転送指令などを行う制御コマンドと、警報監
視等を目的とした保守情報とから構成されている。
本メッセージの設定は、主端末多重制御回路101自身
で設定することも、リモートインタフェース202を介し
て外部の制御コンソール103などから遠隔で設定するこ
ともできる。さらに、一度設定したメッセージ情報を不
揮発性メモリで構成した記憶部203に蓄え、電源切断時
の再設定を不要にしている。
以下、端末装置へのメッセージを「メッセージT」、
従端末多重制御回路102へのメッセージを「メッセージ
M」と呼ぶことにする。各端末装置104および105に対す
るメッセージTは、Qビット多重部204で端末装置104お
よび105に送出すべき信号列のQビットに多重される。
I.430フレーム発生部205は、I.430規定のフレームを生
成する手段とユニポーラ・バイポーラ変換部とからな
り、端末装置104および105に対するI.430送信信号23と
して出力する。I.430フレーム終端部206は端末装置104
および105からのI.430受信信号24をバイポーラ・ユニポ
ーラ変換部でユニポーラに変換し、フレーム同期部でフ
レームタイミングパルスを検出する。このタイミングパ
ルスでFAビット内のQビットを識別し、Qビット分離部
207で分離する。このQビットには、端末装置104および
105側の端末制御回路からのメッセージ応答情報が返送
されており、この応答情報とQビット設定処理部201で
該当端末装置に対して設定した情報とをQビット設定処
理部201のコマンドに従って該当端末へのメッセージT
が正しく処理されているかをメッセージ判定部208で判
定する。以上の場合は、設定情報の再設定や該当端末装
置の送出停止などのコマンドを送るように制御してい
る。
一方、従端末多重制御回路102への端末装置設定情報
は、前述と同様にメッセージMとしてQビット多重部20
9でQビットに多重される。I.430フレーム発生部210
は、I.430規定のフレームを生成する手段とユニポーラ
・バイポーラ変換部とからなり、信号処理装置に対する
I.430送信信号22として出力する。I.430フレーム終端部
211で信号処理装置からのI.430受信信号21を上述したよ
うにバイポーラ・ユニポーラ変換し、フレームタイミン
グパルスを検出する。このタイミングパルスでFAビット
内のQビットをQビット分離部212で分離する。このQ
ビットには、従端末多重制御回路102からのメッセージ
応答情報が返送されており、この応答情報とQビット設
定処理部201で従端末多重制御回路102に対して設定した
情報とをQビット設定処理部201のコマンドに従って従
端末多重制御回路102へのメッセージが正しく処理され
ているか否かをメッセージ判定部213で判定する。異常
の場合は、設定情報の再設定などのコマンドを送るよう
に制御されている。
第3図の右部は端末装置106、107との接続インタフェ
ースを示し、左部は信号処理装置109とのインタフェー
スを示す。Qビット制御処理部301と、記憶部302と、Q
ビット多重部303および308と、I.430フレーム発生部304
および309と、I.430フレーム終端部305および310と、Q
ビット分離部306および311と、メッセージ判定部312と
の各々は、主端末多重制御回路101の各々と同一の機能
を有する。メッセージ分離部307は、主端末多重制御回
路101からの従端末多重制御回路102に対する信号処理の
メッセージMを信号処理装置109からのI.430受信信号34
のマルチフレームFAビットのQビットから分離する。こ
のメッセージMは、従端末多重制御回路102が接続する
端末装置106および107へ必要なメッセージTを送出する
ために必要な初期設定情報などである。一方、このメッ
セージMをQビット多重部303を通じてメッセージ応答
情報として主端末多重制御回路101に返送している。こ
のメッセージは、第5図に示すメッセージフォーマット
でID情報を従端末多重制御回路とすることでそのまま利
用できる。
第4図は、端末装置内に付加する端末制御回路であ
る。
主端末多重制御回路101または従端末多重制御回路102
からのI.430受信信号41は、I.430フレーム終端部401お
よびQビット分離部402でマルチフレームFAのQビット
から端末装置に対するメッセージTを分離し、メッセー
ジ分析部403内の速度クラス判定部で端末装置の伝送容
量を決定し、送出位置判定部で端末装置の送信タイミン
グを決定する。また、コマンド判定部で、設定情報の更
新や信号送出の停止などの制御情報を検出する。これら
の判定結果を多重送出制御部404に制御信号として入力
し、Bチャネル・Dチャネル処理部405および406で該当
するチャネルを選択的に処理する。すなわち、I.430受
信信号41は、Bチャネル・Dチャネル処理部405でその
端末の該当チャネルのみを意味あるチャネルとして選択
的に端末装置出力信号43に送出する。この信号変換の様
子を第7図に示す。同じくBチャネル・Dチャネル処理
部406は、端末の主信号処理部からの受信信号44をI.430
フレームの指定されたBチャネルまたはDチャネルに伝
送する。その様子を第8図に示す。識別番号判定部407
は、メッセージT自身に転送されたメッセージか否かを
判定するために、各端末装置にあらかじめセットした識
別番号とメッセージTの識別番号情報とを比較し、一致
したときのみコマンド情報による制御を行うように処理
している。一方、多重送出制御部404による制御情報
は、端末多重制御回路への応答情報としてメッセージ応
答部408で返送信号を生成し、識別番号設定部409からの
端末識別番号を付加してQビット多重部410でマルチフ
レームFAのQビットとして多重合成し、I.430フレーム
発生部411でフレーム同期パルスを付加しユニポーラ・
バイポーラ変換し、I.430送信信号42として端末多重回
路部に出力するように構成されている。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように、比較的柔軟性に乏し
い専用線の端末を効果的に利用するために高価なTDM装
置を必要とせず、一つの信号処理装置に対して複数の加
入者端末を一度に接続することができ、低速データから
高速データまでフレキシブルに対応し、端末指定通信や
優先通信等が容易に実現され、専用線を簡易な私設交換
網として利用でき、より柔軟で経済的なディジタル加入
者端末の多重制御方式を実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例のネットワークシステム構成図。 第2図は第1図に示す主端末多重制御回路の構成を示す
ブロック図。 第3図は第1図に示す従端末多重制御回路の構成を示す
ブロック図。 第4図は第1図に示す端末装置内に付加する端末制御回
路の構成を示すブロック図。 第5図は端末装置および端末多重制御回路間に送受され
る制御メッセージの構成図。 第6図はCCITT勧告I.430によるフレームのフォーマット
図。 第7図はI.430信号に収容される該当信号を端末装置の
主信号処理部への信号に変換する様子を示すタイムチャ
ート。 第8図は端末装置からの信号をI.430信号の指定するB
チャネルまたはDチャネルに変換する様子の例を示すタ
イムチャート。 第9図は従来のネットワークシステム構成図。 第10図は従来例で用いられるフレームのフォーマット
図。 21、24、31、34、41…I.430受信信号、22、23、32、3
3、42…I.430送信信号、43…端末装置出力信号、44…受
信信号、101…主端末多重制御回路、102…従端末多重制
御回路、103…制御コンソール、104〜107…端末装置(T
E)、108、109…信号処理装置(NT)、110…専用線網、
201、301…Qビット設定処理部、202…リモートインタ
フェース、203、302…記憶部、204、209、303、308、41
0…Qビット多重部、205、210、304、309、411…I.430
フレーム発生部、206、211、305、310、401…I.430フレ
ーム終端部、207、212、306、311、402…Qビット分離
部、208、213、312…メッセージ判定部、307…メッセー
ジ分離部、403…メッセージ分析部、404…多重送出制御
部、405、406…Bチャネル・Dチャネル処理部、407…
識別番号判定部、408…メッセージ応答部、409…識別番
号設定部。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】専用線網を介して対向する端のそれぞれに
    接続された通信事業者側の信号処理装置と、CCITT勧告
    I.430に準拠するユーザ・網インタフェースのディジタ
    ル信号列が経由するディジタル伝送網を介してこの信号
    処理装置のそれぞれに接続されたユーザ側の複数個の端
    末装置とを備えたディジタル伝送方式において、 上記専用線網の一方の端に接続された信号処理装置とこ
    の信号処理装置に収容される端末装置との間に挿入され
    た主端末多重制御回路と、対向する他方の端に接続され
    た信号処理装置とこの信号処理装置に収容される端末装
    置との間に挿入された従端末多重制御回路とを備え、 上記主端末多重制御回路は、CCITT勧告I.430によりユー
    ザにオプション使用が認められているQビットを利用し
    て、その主端末多重制御装置に接続された各端末装置に
    その端末装置に設定される伝送速度および送信タイミン
    グを通知するとともに、その制御情報を上記従端末多重
    制御回路に通知する手段を含み、 上記従端末多重制御回路は、上記主端末多重制御回路か
    ら通知された制御情報に基づいて、その従端末多重制御
    装置に接続された各端末装置にその端末装置に設定され
    る伝送速度および送信タイミングをQビットにより通知
    する手段を含み、 上記端末装置のそれぞれは上記主端末多重制御回路また
    は上記従端末多重制御装置からのQビットによる通知に
    基づいてその端末装置の伝送速度および送信タイミング
    を制御する端末制御回路を含む ことを特徴とするディジタル伝送方式。
  2. 【請求項2】上記主端末多重制御回路は、 自回路に接続された端末装置と上記従端末多重制御回路
    に接続された端末装置に対する伝送速度、送出タイミン
    グおよびこの端末装置を識別する識別番号信号を設定す
    るQビット設定処理部と、 このQビット設定処理部の設定内容を自回路が接続され
    た信号処理装置から自回路に接続された端末装置へ送ら
    れるI.430信号のQビットに多重する第一のQビット多
    重部と、 上記Qビット設定処理部の設定内容を自回路に接続され
    た端末装置から自回路が接続された端末装置へ送られる
    I.430信号のQビットに多重する第二のQビット多重部
    と を含む 請求項1記載のディジタル伝送方式。
  3. 【請求項3】上記従端末多重制御回路は、 自回路が接続された信号処理装置からのI.430信号のQ
    ビットを分離するQビット分離部と、 分離されたQビットに基づいて自回路に接続された端末
    装置に対する伝送速度、送出タイミングおよびこの端末
    装置を識別する識別番号信号を設定するQビット設定処
    理部と、 このQビット設定処理部の設定内容を自回路に接続され
    た端末装置へ送られるI.430信号のQビットに多重する
    Qビット多重部と を含む 請求項1記載のディジタル伝送方式。
  4. 【請求項4】上記端末制御回路は、 上記従端末多重制御回路から到来するI.430信号からQ
    ビットを分離するQビット分離部と、 分離されたQビットから制御情報を分析するメッセージ
    分析部と、 分離されたQビットに含まれる識別番号信号からそのQ
    ビットによる制御情報が自回路に対するものか否かを判
    定する識別番号判定部と、 上記メッセージ分析部の分析結果と上記識別番号判定部
    の判定結果とに応じて自回路の属する端末装置の伝送速
    度および送信タイミングを設定する多重送出制御部と、 この多重送出制御部の指示に従って自回路の属する端末
    装置へのI.430信号およびその端末装置から送出するI.4
    30信号のBチャネルおよびDチャネルの送出制御を行う
    Bチャネル・Dチャネル処理部と を含む 請求項3記載のディジタル伝送方式。
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