JP2686377B2 - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JP2686377B2
JP2686377B2 JP3107004A JP10700491A JP2686377B2 JP 2686377 B2 JP2686377 B2 JP 2686377B2 JP 3107004 A JP3107004 A JP 3107004A JP 10700491 A JP10700491 A JP 10700491A JP 2686377 B2 JP2686377 B2 JP 2686377B2
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fan
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hot water
burner
ventilation passage
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伸一 浦谷
直己 田中
宗久 沢田
敏也 天満
晋徳 金広
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株式会社ハーマン
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バーナを備えた燃焼部
に通風路を介して燃焼用空気を供給するファンと、その
ファンの回転数を検出する回転数検出手段と、その回転
数検出手段の検出情報に基づいて前記ファンが設定回転
数で回転するように制御する制御手段とが設けられてい
る燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような燃焼装置において、通風路
に閉塞が生じることがある。この場合、燃焼状態の悪化
を招く虞がある。そこで、従来、例えば、通風路の上流
側と下流側との圧力差を監視することにより通風路の閉
塞の発生を検出するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、通
風路に圧力センサ等を配設する必要があり、装置構成が
複雑となるものであった。本発明の目的は、上記従来欠
点を解消して、圧力センサ等を配設することなく通風路
の閉塞の発生を検出できる簡素な構成の燃焼装置を得る
点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明による特徴構成は、バーナを備えた燃焼部に
通風路を介して燃焼用空気を供給するファンと、そのフ
ァンの回転数を検出する回転数検出手段と、その回転数
検出手段の検出情報に基づいて前記ファンが設定回転数
で回転するように制御する制御手段とが設けられている
燃焼装置において、前記制御手段が、前記ファンを起動
してから、前記回転数検出手段の検出回転数が設定時間
のあいだ連続して前記設定回転数を維持する状態になる
までの整定時間が、所定時間より大なるときには前記通
風路に閉塞が生じていると判断するように構成されてい
点にある。
【0005】
【作用】通風路に閉塞が生じるとファンの負荷が軽くな
り、制御系の減衰係数が小になると考えられる。減衰係
数の変化は過渡応答に影響を与える。つまり、装置の設
置当初には、制御系が図6に示すように、臨界制動の状
態であるとする。この場合には、ファンを起動してか
ら、ファン回転数が、設定時間のあいだ連続して設定回
転数を維持する状態になるまでの整定時間は短いものと
なる。 そして、通風路に閉塞が生じると、ファンの負荷
が軽くなるので、図6に示すように、過渡応答が振動的
になってファン回転数が安定するまでに時間が長くな
り、ファンを起動してから、回転数検出手段により検出
されるファン回転数が、設定時間のあいだ連続して設定
回転数を維持する状態になるまでの整定時間が、所定時
間よりも長くなるので、そのことにより、閉塞が生じて
いると判断できることになる。
【0006】
【発明の効果】その結果、ファンの回転数を制御するた
めに設けられる回転数検出手段の検出情報を利用するこ
とで、装置構成を簡素化させた状態で、通風路の閉塞の
発生を検出できるものとなる。 しかも、ファン回転数
が、設定時間のあいだ連続して設定回転数を維持する状
態になるまでの整定時間に基づいて、閉塞を判断するよ
うにしたので、例えば、単に、ファン回転数が設定回転
数に達するまでの立ち上がり時間の長さに基づいて閉塞
を判断するような構成に比較して、ファンの起動直後に
一時的な通風方向と逆向きの突風等に起因してファンの
駆動負荷が急減して、回転数が急激に立ち上がり、閉塞
が生じていない正常状態であるにもかかわらず誤って閉
塞を判断する等の不利の無い状態で、正確に閉塞を判断
できるものとなる。
【0007】
【実施例】本発明を給湯装置に適用した実施例を図面に
基づいて説明する。図1に示すように、給湯路W2を介
して給湯栓4と接続された給湯器本体1が設けられ、給
湯装置が構成されている。図中、W1は給水路である。
【0008】給湯器本体1の構成について説明を加える
と、バーナ5と,そのバーナ5によって加熱される水加
熱用熱交換器6と、バーナ5に対する燃料ガス供給を断
続する2つのガス電磁弁7、8と、燃料ガス供給量を調
整するガス比例弁9と、バーナ5を備えた燃焼部Bに通
風路Rを介して燃焼用の空気を供給するファン15と、
ファン15の回転数を検出する回転センサ16と、バー
ナ5を点火する点火プラグ17と、バーナ5の着火を検
出するフレームロッド18とが内装されている。
【0009】給水路W1には熱交換器6の通水量を検出
する水量センサ10と、熱交換器6への給水温度を検出
する入水温センサS1とが介装され、更に、給湯路W2
には熱交換器6の出口給湯温を検出する湯温センサS2
と、給湯量を調整する電磁式の水量制御バルブ13とが
介装されている。
【0010】通風路Rについて説明を加えると、図4及
び図5に示すように、給湯器本体1に延設されたダクト
20が外気を給湯器本体1に給気するための給気路と、
給湯器本体1から外部へ排気するための排気路とを有す
る2重構造となっている。給湯器本体1のケーシング2
1の裏面側に、その上端側が給気バフラ22に、下端側
がファン15の吸気口に夫々連通された空間24が形成
されている。又、燃焼部Bの下端側がファン15の送風
口に、上端側が排気バフラ23に夫々連通されている。
つまり、ダクト20と給湯器本体1とで通風路Rが形成
されている。
【0011】次に、給湯を制御するための構成について
説明する。図1に示すように、マイクロコンピュータ利
用の制御装置Hが設けられ、その制御装置Hに水量セン
サ10と、入水温センサS1と、湯温センサS2と、回
転センサ16と、フレームロッド18とが接続されてい
る。又、制御装置Hに運転情報を指令するリモートコン
トローラ30が設けられ、制御装置Hと接続されてい
る。リモートコントローラ30には、給湯運転の開始停
止を指令する運転スイッチ31、運転ランプ32、燃焼
ランプ33、給湯温度を設定する湯温調節ボタンスイッ
チ34の夫々が設けられている。そして、制御装置H
は、予め設定記憶された情報及び各種の入力情報に基づ
いて、ガス電磁弁7、8、ガス比例弁9、ファン15、
点火プラグ17及び水量制御バルブ13の作動を制御す
るように構成されている。即ち、制御装置Hを利用して
制御手段100が構成されている。
【0012】給湯運転の概略について説明を加える。給
湯運転は、制御装置Hに電源が投入されて運転スイッチ
31が入り操作されると開始される。給湯栓4を開くと
給水路W1に水が流れる。そして、水量センサ10が設
定水量以上の水量であることを検出すると、ファン15
を駆動すると共にバーナ5に点火する。もって湯を供給
するのである。供給湯温は、湯温センサS2で検出され
ており、その検出情報に基づいて、湯温調節ボタンスイ
ッチ34で設定された温度に維持すべくガス比例弁9の
開度を調節することになる。ここで、ガス比例弁9によ
る温度調節では不十分な場合には、水量制御バルブ13
による水量調節がなされる。ところで、バーナ5の点火
処理は、ファン15を起動して、その回転数が設定回転
数に収まってからバーナ5に点火するようになってい
る。つまり、この点火処理において、制御装置Hは、回
転数検出手段としての回転センサ16により検出される
ファン回転数が前記設定回転数になるようにファン15
を制御するようになっている。ここで、ファン15の回
転数が設定回転数に収まるまでの整定時間Txが、予め
設定された所定時間Tsより大なるときには、通風路R
に閉塞が生じていると判断して点火作動を中止して警報
を発生するようになっている(図6参照)。尚、整定時
間Txは、ファン15の起動後から、回転センサ16に
より検出されるファン回転数が、設定時間のあいだ連続
して設定回転数を維持する状態になるまでの時間として
検出される
【0013】次に、図2及び図3に示すフローチャート
に基づいて、制御装置Hの作動について説明する。先
ず、水量センサ10の検出値に基づいて水量が設定値以
下であるか否か判別し、設定値以下である場合には、リ
ターンする。ここで、現在まで給湯中である場合には、
消火処理を実行したのちにリターンする。水量が設定値
を越えている場合には、点火中であるか否か判別し、点
火中でない場合にバーナ5に点火する点火処理が実行さ
れる。但し、点火処理において、前述のように整定時間
Txが所定時間Tsより大なるときには、点火作動を中
止して警報を発生する。点火した後は、湯温調節ボタン
スイッチ34で設定された温度に維持すべく温度制御運
転を実行する。
【0014】〔別実施例〕 上記実施例では、本発明を給湯装置に適用した場合を示
したが、ファンヒータ等の燃焼装置にも適用できる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御構成のブロック図
【図2】制御作動のフローチャート
【図3】制御作動のフローチャート
【図4】給湯装置の要部側面図
【図5】給湯装置の要部正面図
【図6】過渡応答の説明図
【符号の説明】
5 バーナ 15 ファン 16 回転数検出手段 100 制御手段 B 燃焼部 R 通風路 Tx 整定時間 Ts 所定時間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 天満 敏也 大阪府大阪市港区南市岡1丁目1番52号 株式会社ハーマン内 (72)発明者 金広 晋徳 大阪府大阪市港区南市岡1丁目1番52号 株式会社ハーマン内 (56)参考文献 特開 昭61−101714(JP,A) 特開 平4−225718(JP,A) 実開 昭63−134250(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナ(5)を備えた燃焼部(B)に通
    風路(R)を介して燃焼用空気を供給するファン(1
    5)と、そのファン(15)の回転数を検出する回転数
    検出手段(16)と、その回転数検出手段(16)の検
    出情報に基づいて前記ファン(15)が設定回転数で回
    転するように制御する制御手段(100)とが設けられ
    ている燃焼装置であって、 前記制御手段(100)が、前記ファン(15)を起動
    してから、前記回転数検出手段(16)の検出回転数が
    設定時間のあいだ連続して前記設定回転数を維持する状
    態になるまでの整定時間(Tx)が、所定時間(Ts)
    より大なるときには前記通風路(R)に閉塞が生じてい
    ると判断するように構成されている燃焼装置。
JP3107004A 1991-05-13 1991-05-13 燃焼装置 Expired - Lifetime JP2686377B2 (ja)

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JP3107004A JP2686377B2 (ja) 1991-05-13 1991-05-13 燃焼装置

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JP3107004A JP2686377B2 (ja) 1991-05-13 1991-05-13 燃焼装置

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Publication Number Publication Date
JPH04335914A JPH04335914A (ja) 1992-11-24
JP2686377B2 true JP2686377B2 (ja) 1997-12-08

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ID=14448053

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6981798B2 (ja) * 2017-07-14 2021-12-17 アズビル株式会社 燃焼システム、及び、不調判定装置
JP6850232B2 (ja) * 2017-09-27 2021-03-31 アズビル株式会社 燃焼システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61101714A (ja) * 1984-10-24 1986-05-20 Hanshin Electric Co Ltd 燃焼制御装置用フアン・モ−タ制御方法
JPS6227142A (ja) * 1985-07-29 1987-02-05 日本板硝子株式会社 緩衝用無機繊維マツト付石膏ボ−ド
JP2526737B2 (ja) * 1990-12-26 1996-08-21 株式会社ノーリツ 燃焼器のファンモ―タ制御方法

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JPH04335914A (ja) 1992-11-24

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