JP2685618B2 - 油入静止機器 - Google Patents

油入静止機器

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JP2685618B2
JP2685618B2 JP4537290A JP4537290A JP2685618B2 JP 2685618 B2 JP2685618 B2 JP 2685618B2 JP 4537290 A JP4537290 A JP 4537290A JP 4537290 A JP4537290 A JP 4537290A JP 2685618 B2 JP2685618 B2 JP 2685618B2
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oil
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年樹 白畑
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、油入静止機器に於ける絶縁油の油面及び油
温管理を行うための監視機器取付部分の構造に関する。
〔従来の技術〕
従来の監視機器取付方法は、油面及び油温管理を行う
ためにそれぞれ異なった監視機器取付座を注文対応で既
作カバーに再度穴孔を明け直しこの穴孔に取付座を合致
させて取付座の周囲を全周溶接し、これに監視機器を取
付ける方法としていた。
尚、この種の取付方法として関連するものには例えば
実開昭60−183405号が挙げられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、油面及び油温管理を行うためにそれ
ぞれ異なった監視機器取付座を注文品対応で既作カバー
に再度穴孔を明け直し、この穴孔に取付座を合致させ溶
接する方法としていたため製品納入後顧客要求により納
入先で監視機器を取付けようとしても,通常標準品には
取付座が不付となっているため取付けは不可能であっ
た。又、工場内に於いて監視機器付の場合、注文対応と
して穴孔を既作カバーに明け直し取付座を溶接する製法
としていたため、カバーの標準化及び製品の短納期化を
図る上で取付座の溶接は問題となっていた。
本発明の目的は、製品納入後の改造の容易化を図るこ
とにある。
本発明の他の目的は、工場内に於けるカバーの標準化
及び製品の短納期化を図ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、油入静止機器のカバーの
一部に穴孔を有する圧出し部を設け、更に圧出し部外周
に沿ってスタッドを溶接しておく。通常標準品は監視機
器不付として出荷されるため、タンク内の気密も保持す
るため圧出し部上面にガスケットを敷き、この上に溶接
したスタッドの本数及び取付ピッチに合致した穴孔を有
する塞板をかぶせた後、スタッドに鋲螺を挿入して塞板
を締付ける。
又、注文品対応で監視機器付の場合は、上記の塞板を
外し、圧出し部にあいている穴孔に監視機器の計測部を
入れ油面及び油温を計る様にし、各々専用の取付金具を
用いて上記取付方法と同様に金具を締付け固定するよう
にしたものである。
〔作用〕
監視機器付、不付に係ずあらかじめ油入静止機器のカ
バーの一部に穴孔を有する圧出し部を設け、更に圧出し
部外周に沿ってスタッドを溶接しておく。通常標準品に
は監視機器は不付のため、圧出し部上面にガスケットを
敷き、この上に溶接したスタッドの本数及び取付ピッチ
に合致した穴孔を有する塞板をかぶせた後、スタッドに
ナットを挿入し板を締付ける、又、注文品対応で監視機
器付とする場合は、上記の塞板を外し圧出し部にあいて
いる穴孔に監視機器の計測部を入れ各々専用の取付金具
を用い上記取付方法と同様に金具を締付け固定する。
また、圧出し部は塞板または監視機器の取付金具を弾
性的に固定する。これにより、製品納入後納入先での監
視機器取付を容易に行うことができるとともに、工場内
に於いては従来注文対応でそれぞれ専用の監視機器取付
座をカバーに溶接していたものが不要化できるためカバ
ーの標準化及び製品の短納期化を図ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1〜7図により説明す
る。現在、油入変圧器に於いてタンク15内に封入されて
いる絶縁油16の油面及び油温管理を行う場合、第10図に
示す様にカバー14上面にあけた穴孔から監視機器(監視
装置8、ダイヤル温度計9)の計測部を入れ固定し直接
測定する構造となっている。そこで、第1図に示す様に
工場出荷時に監視機器付、不付に係ずあらかじめカバー
14の一部に穴孔6を有する圧出し座5を設け、更に圧出
し座5の外周に沿ってスタッド1を溶接しておく。通常
標準品には監視機器は不付のため、この場合第2、5図
に示すように、第1図の圧出し座5の上面にガスケット
11を敷きこの上に溶接したスタッド1の本数及び取付ピ
ッチに合致した穴孔を有する塞板7をかぶせ、スタッド
1に平座金4、バネ座金3、ナット2を挿入し塞板7を
締付け気密を保持する。次に、注文品対応で工場出荷時
及び製品納入後に監視装置8を取付ける場合、第3、6
図に示すように第1図の圧出し座5の上面にガスケット
11を敷き、この上に監視装置8を載せ更にガスケット11
で挟み込み取付金具10を用いて上記と同様に鋲螺で締付
け気密を保持する。又、ダイヤル温度計9を取付ける場
合、第4、7図に示すように第1図の圧出し座5の上面
にガスケット11を敷き、この上に塞板7に穴孔をあけダ
イヤル温度計取付座13を溶接した取付金具10を載せ、上
記と同様に鋲螺で締付けた後、ダイヤル温度計9を取付
け気密を保持する。
本実施例においては塞板7または取付金具10が圧出し
座5上に、この周囲に植設されたスタッド1により締着
されるので、塞板7または取付金具10を弾性的に固定で
きる。そのため締着時の塞板7または取付金具10の変形
を防止できるとともに、塞板7または取付金具10を弾性
力により圧出し座5に密着させることができ、気密性を
向上させることができる。本実施例によれば、製品納入
後に於いても納入先で監視機器(監視装置8、ダイヤル
温度計9)を容易に取付けることができると共に、工場
内において従来注文品対応で後加工でカバー14に第8、
9図のごとく監視装置取付座12、ダイヤル温度計取付座
13を溶接していたものが不要化できるため、カバーの標
準化及び製品の短納期化を図ることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、監視機器付、不付にかかわらずカバ
ーに監視機器取付用の圧出し座を設けているため、気密
性を向上できるとともに、製品納入後納入先での監視機
器取付を容易に行うことができる。又、工場内に於いて
は従来注文対応でそれぞれ専用の監視機器取付座をカバ
ーに溶接していたものが不要化できるためカバーの標準
化及び製品の短納期化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のカバー圧出し部斜視図、第
2図は第1図に塞板を取付けた時の斜視図、第3図は第
1図に監視装置を取付けた時の斜視図、第4図は第1図
にダイヤル温度計を取付けた時の斜視図、第5図は第2
図のA−A′断面図、第6図は第3図のB−B′断面
図、第7図は第4図のC−C′断面図、第8図は従来の
監視装置取付座のカバー取付時の斜視図、第9図は従来
のダイヤル温度計取付座のカバー取付時の斜視図、第10
図は油入変圧器の正面図である。 1……スタッド、2……ナット、3……バネ座金、4…
…平座金、5……圧出し座、6……穴孔、7……塞板、
8……監視装置、9……ダイヤル温度計、10……取付金
具、11……ガスケット、12……監視装置取付座、13……
ダイヤル温度計取付座、14……カバー、15……タンク、
16……絶縁油、17……溶接ビード

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイルが巻回された鉄心、これらを収納す
    るためのタンク、タンク上部にコイルから出た口出線を
    タンクの外部に引出すためブッシングを取付けたカバ
    ー、絶縁を目的とした絶縁油とから成る油入静止機器に
    於いて、カバーの一部に形成された挿通孔を有する圧出
    し座と、該座の外周に沿って溶接されたスタッドと、該
    圧出し座に着脱自在かつ気密に固着された塞板とを備
    え、油面及び油温管理を行う監視機器を取付ける場合に
    は前記塞板を外して前記監視機器を取付け得るよう構成
    したことを特徴とする油入静止機器。
JP4537290A 1990-02-28 1990-02-28 油入静止機器 Expired - Lifetime JP2685618B2 (ja)

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JPH03250608A JPH03250608A (ja) 1991-11-08
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JP5435779B2 (ja) * 2009-09-16 2014-03-05 株式会社ダイヘン 油入電気機器
JP2014027150A (ja) * 2012-07-27 2014-02-06 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 油入変圧器

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