JP2685415C - - Google Patents

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JP2685415C
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bar
contact breaker
neutral
power supply
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Nitto Kogyo Corp
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Nitto Kogyo Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 本発明は、多数のブレーカを配置して多数の分岐回路を構成する分電盤に関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】 従来、分電盤は多数のブレーカを幹線バーとニュートラルバーを挟んで対向さ
せて分岐回路を構成するのを普通としている。ところが、近年電気機器類の使用
の増加にともなって分岐回路数が増大し、分電盤のキャビネット内に多数のブレ
ーカを実装する必要が生じてきた。しかし、キャビネット自体のサイズを大型化
することは設置面積の制約により難しいという問題があった。このため、1接点
ブレーカサイズのケースに2接点を内蔵させた2接点ブレーカを用い、キャビネ
ット内のブレーカ収納数を増大させる方法が提案され始めている。ところが、1
接点ブレーカサイズのケースに2接点を内蔵させるため電源側端子には各接点に
対応する端子が二つ設けられることとなり、これを幹線バーやニュートラルバー
に接続するには、幹線バーやニュートラルバーに、対向する2接点ブレーカの四 つの電源側端子に対応する接続孔を2個づつ形成する必要があった。しかし、幹
線バーとニュートラルバーに二つの接続孔を形成するため、バーの断面積が小さ
くなり、定格電流を流せなくなるという問題が生じた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】 本発明は前記のような問題を解決し、1接点ブレーカに使用していたと同じ幹
線バーやニュートラルバーを使用して2接点ブレーカが使用できる、ブレーカの
実装効率が高い分電盤を提供することにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】 上記の課題を解決するためになされた本発明は、1接点ブレーカサイズのケー
スに2接点を組み込み、かつその電源側端子を段差を設けて幅方向に並設した
数の2接点ブレーカを、幹線バーとニュートラルバーに接続した分電盤であって
、幹線バー及びニュートラルバーの接続孔を、2接点ブレーカの幅の中心線上に
設けたことを特徴とするものである。また、2接点ブレーカの電源側端子を段差
を設けて設け、各電源側端子と前記幹線バーあるいはニュートラルバーの接続孔
とを相互に充分な絶縁距離が得られる形状をした変形分岐リード板により接続す
ることが好ましい。 【0005】 【作用】 本発明の分電盤は、幹線バー及びニュートラルバーの接続孔を、1接点ブレー
カサイズの2接点ブレーカの幅の中心線上に設けたので、幹線バー及びニュート
ラルバーの接続孔のピッチは1接点ブレーカを接続する場合と同一でよい。この
ために、幹線バー及びニュートラルバーを共用させ、1接点ブレーカと2接点ブ
レーカのいずれをも取り付けることができる。また、接続孔の数を増加させる必
要がないために、バーの断面積が小さくなることもない。 【0006】 【実施例】 次に、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。 1は1接点ブレーカサイズのケース内に2接点を内蔵させた多数の2接点ブレ
ーカであり、該2接点ブレーカ1は後記する幹線バー8とニュートラルバー9の
両側に対向させて並設されている。3、4は2接点ブレーカ1の電源側端子で、
該電源側端子3、4は内蔵された各接点に対応して絶縁距離が得られるように
示の通り段差を設けて幅方向に並設させている。 【0007】 5、6は2接点ブレーカ1の負荷側端子で、該負荷側端子5、6は内蔵された
各接点に対応して絶縁距離が得られるように段差を設けて並設させている。7は
2接点ブレーカ1のハンドル、8、8は前記2接点ブレーカ1を挟んで張設され
る幹線バー、9は幹線バー間に張設されるニュートラルバーである。幹線バー8
、8及びニュートラルバー9の中心線上には1接点ブレーカの分岐リード板接続
位置に対応して接続孔8a、9aが形成されているが、図1に示すようにこれら
は2接点ブレーカ1の幅の中心線上に設けられている。 【0008】 10は前記2接点ブレーカ1の電源側端子3、4に接続される分岐リード板で
あり、該分岐リード板10は2接点ブレーカ1と幹線バー8あるいはニュートラ
ルバー9に接続された際、相互に充分な絶縁距離が得られ、且つ1接点ブレーカ
に対応する接続孔8a、9aにビス止めされるよう上下に段差を形成するととも
に、前後に屈曲された形状をしている。 【0009】 このように構成されたものは、分電盤内の幹線バー8、8とニュートラルバー
9の接続孔8a、9aに、2接点ブレーカ1の段差を設けて幅方向に並設した
源側端子3、4を分岐リード板10により接続したものである。100V回路の
場合には、図2、図3に示すように2接点ブレーカ1の電源側端子3、4の一方
を幹線バー8の接続孔8aに接続し、他方をニュートラルバー9の接続孔9aに
接続する。このとき、ニュートラルバー9は幹線バー8よりも低い位置に設けら
れているので、相互に充分な絶縁距離が得られる。 【0010】 また、200V回路の場合には、図4、図5に示すように2接点ブレーカ1の 電源側端子3、4をそれぞれ2本の幹線バー8の接続孔8aに接続する。このと
きには、図2、図3の状態で使用されていた分岐リード板10を外し、下段の電
源側端子4を近い側の幹線バー8に接続し、上段の電源側端子3を遠い側の幹線
バー8に接続する。なお、この場合には近い側の幹線バー8との接続用の分岐リ
ード板10は上下を反転させるだけで同じものを使用することができる。 【0011】 【発明の効果】 本発明は前記説明によって明らかなように、幹線バー及びニュートラルバーの
接続孔を、2接点ブレーカの幅の中心線上に設けたことにより、1接点ブレーカ
に使用していたと同じ幹線バーやニュートラルバーを使用して2接点ブレーカが
使用できる利点がある。しかも、ニュートラルバーに直接分岐リード板を接続す
るのでニュートラル端子が不要となり、分電盤のキャビネットを小型化すること
も可能になるなど種々の利点を有するものである。 従って、本発明は従来の問題点を解決した分電盤として、業界の発展に寄与す
るところは極めて大なものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の実施例を示す平面図である。 【図2】 本発明の実施例を100V用配線とした側面図である。 【図3】 本発明の実施例の100V用配線とした平面図である。 【図4】 本発明の実施例の200V用配線とした側面図である。 【図5】 本発明の実施例の200V用配線とした平面図である。 【符号の説明】 1 2接点ブレーカ 3 電源側端子 4 電源側端子 8 幹線バー 8a ねじ孔 9 ニュートラルバー 9a ねじ孔 10 分岐リード板

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 1接点ブレーカサイズのケースに2接点を組み込み、かつその
    電源側端子(3)、(4)を段差を設けて幅方向に並設した多数の2接点ブレーカ(1)
    を、幹線バー(8)とニュートラルバー(9)に接続した分電盤であって、幹線バー(8
    )及びニュートラルバー(9)の接続孔(8a)、(9a)を、2接点ブレーカ(1)の幅の中
    心線上に設けたことを特徴とする分電盤。 【請求項2】 2接点ブレーカ(1)の電源側端子(3)、(4)を段差を設けて配置
    し、各電源側端子(3)、(4)と前記幹線バー(8)あるいはニュートラルバー(9)の接
    続孔(8a)、(9a)とを相互に充分な絶縁距離が得られる形状をした変形分岐リード
    板(10)により接続した請求項1に記載の分電盤。

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