JP2684188B2 - マイクロエマルション - Google Patents

マイクロエマルション

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、親水性界面活性剤を用いてなるシリコン油
を配合し安定なマイクロエマルションに関するものであ
り、例えば化粧料、トイレタリー、ハウスホールド、医
薬品などの分野に利用される。
[従来の技術] 従来、知られているマイクロエマルションは、つぎの
ようなものである。即ち、第1は通常の非イオン性界面
活性剤と油を用いて得られるもの、第2はアニオン性界
面活性剤とコサーファクタントとを組合せたもの、第3
はアニオン性界面活性剤と、非イオン性界面活性剤ある
いは電解質を組合せて用いたものである。
第1は、iso-R9C6H4O(CH2CH2O)9Hなどの非イオン
性界面活性剤の水溶液に、シクロヘキサン、n−ヘプタ
ンなどの炭化水素を加え、温度を上げていくと、非イオ
ン性界面活性剤の曇点の手前で、炭化水素(油)の可溶
化量が急激に増大する領域が現れるというものである
(篠田耕三、209〜225、溶液と溶解度、丸善)。相図に
示される可溶化限界温度から曇点まどのIw領域では、水
相中への油の溶解度が劇的に増大し、いわゆるマイクロ
エマルションを形成していることが知られている。
第2は、アニオン性界面活性剤と、ペンタノール、ヘ
キサノール、オクタノール等のコサーファクタントを組
合せて系の親水−親油バランスをつりあわせ、その非常
に狭い比率の範囲で、炭化水素(油)の可溶化量が急激
に増大する領域を利用しようとするものである。第3
は、親油性非イオン性界面活性剤と特定のアニオン性界
面活性剤、あるいは親油性非イオン性界面活性剤とイオ
ン性界面活性剤の組合せに電解質を加えて、その組成の
中から系の親水−親油バランスがつりあった非常に狭い
比率の範囲で、炭化水素(油)の可溶化量が急激に増大
する領域を利用しようとするものである(篠田耕三、西
絛宏之、308〜314、35、1986、特開昭58-128311、特開
昭58-131127)。
しかしながら、ここに挙げた何れの方法においてもシ
リコーン油のマイクロエマルションを得ることはできな
い。
[発明が解決しようとする課題] しかし、少ない界面活性剤量で、多くのシリコーン油
を均一に溶解し得るマイクロエマルションの特性は大変
有用であり、それ自体が安定性が高く、また他の水性系
処方に添加しても安定に存在するマイクロエマルション
の完成は研究者の課題とされていた。
かかる現状に鑑み、本研究者らは、それ自体が安定性
が高く、また他の水性系処方に添加しても安定に存在す
るマイクロエマルションを得るべく鋭意研究を行った結
果、通常用いられる親水性の界面活性剤とケイ素の数が
12以上のシリコーンの1種または2種以上を少なくとも
0.5重量%以上含有するシリコーン油と水溶性の一価ア
ルコール、多価アルコールおよび、または糖類の一種ま
たは二種以上と水とを少なくとも含有する系を乳化する
ことにより、驚くべきことに、乳化粒子径が小さくかつ
非常に広い温度範囲に渡って安定であり、多量のシリコ
ーン油を含有することが可能なマイクロエマルションを
容易に得られることを見出し、望むべき本発明を完成す
るに到ったのである。
[課題を解決するための手段] すなわち、本発明は、 親水性の界面活性剤と、 ケイ素の数が12以上のシリコーンの1種または2種
以上を少なくとも0.5重量%以上含有するシリコーン油
と、 水溶性の一価アルコール、水溶性の多価アルコール
および水溶性の糖類の一種または二種以上と、 水とを少なくとも含有し、 親水性の界面活性剤と油成分の重量比が1:0.5〜1:10で
あり、平均粒子径が0.01〜0.1μmであることを特徴と
するマイクロエマルションである。
なお、ここで用いられる平均粒子径は、全て動的光散
乱法により測定されるものであり、具体的にはNICOMP-2
70(HIAC/ROYOC社製)によって測定したものである。
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明において用いられる界面活性剤としては、水中
油型のマイクロエマルションを得る必要から、HLBは親
水性でなければならないが、それ以外は通常の非イオン
性界面活性剤やイオン性界面活性剤を用いることができ
る。
具体的に例を挙げると、非イオン性界面活性剤として
ポリオキシエチレン(以下、POEという)ソルビタンモ
ノオレエート、POEソルビタンモノステアレート、POEソ
ルビタントリオレエート等のPOEソルビタン脂肪酸エス
テル類、POEソルビットモノオレエート、POEソルビット
ペンタオレエート、POEソルビットモノステアレート等
のPOEソルビット脂肪酸エステル類、POEグリセリンモノ
ステアレート、POEグリセリンモノイソステアレート、P
OEグリセリンイソステアレート等のPOEグリセリン脂肪
酸エステル類、POEモノオレエート、POEジステアレー
ト、POEジオレエート等のPOE脂肪酸エステル類、POEオ
レイルエーテル、POEステアリルエーテル、POEベヘニル
エーテル、POE2−オクチルドデシルエーテル、POE2−ヘ
キシルデシルエーテル、POE2−ヘプチルウンデシルエー
テル、POE2−デシルテトラデシルエーテル、POE2−デシ
ルペンタデシルエーテル、POEコレスタノールエーテル
等のPOEアルキルエーテル類、POEノニルフェニルエーテ
ル等のPOEアルキルフェニルエーテル類、POE・POPブロ
ックコポリマー類、POE・POPセチルエーテル、POE・POP
2−デシルテトラデシルエーテル、POE・POP水添ラノリ
ン等のPOE・POPアルキルエーテル類、POEヒマシ油等のP
OEヒマシ油または硬化ヒマシ油誘導体、POEソルビット
ミツロウ等のPOEミツロウ・ラノリン誘導体、ショ糖オ
レイン酸モノエステル等のシュガーエステル類、ポリグ
リセリンモノアルキルエステルおよびモノアルキルエー
テル類、ポリエーテル変性シリコーン界面活性剤類等が
挙げられる。陰イオン性界面活性剤としては、例えば、
ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸カリウム等の脂肪
酸セッケン、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カ
リウム等の高級アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエ
チレン(以下、POEという)ラウリル硫酸トリエタノー
ルアミン等のアルキルエーテル硫酸エステル塩、ラウロ
イルサルコシンナトリウム等のN−アシルサルコシン
酸、N−ミリストイル−N−メチルダウリンナトリウム
等の高級脂肪酸アミドスルホン酸塩、POEオレイルエー
テルリン酸ナトリウム、POEステアリルエーテルリン酸
等のリン酸エステル塩、ジ−2−エチルヘキシルスルホ
コハク酸ナトリウム等のスルホコハク酸塩、リニアドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベ
ンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リニアドデシ
ルベンゼンスルホン酸等のアルキルベンゼンスルホン酸
塩、N−ラウロイルグリタミン酸モノナトリウム、N−
ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリスト
イル−L−グルタミン酸モノナトリウム等のN−アシル
グルタミン酸塩等があげられる。
陽イオン性界面活性剤としては、例えば、塩化ステア
リルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチル
アンモニウム等のアルキルトリメチルアンモニウム塩、
ジアルキルジメチルアンモニウム塩、アルキル四級アン
モニウム塩、アルキルアミン塩等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、例えば、2−ウンデシル−
N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)−2−
イミダゾリンナトリウム、2−ココイル−2−イミダゾ
リニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2
ナトリウム塩等のイミダゾリン系両性界面活性剤、2−
ヘプタデシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシ
エチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルジメチルア
ミノ酢酸ベタイン、アルキルベタイン、アミドベタイ
ン、スルホベタイン等のベタイン系界面活性剤、N−ラ
ウリルβ−アラニン、N−ステアリルβ−アラニン等の
アミノ酸塩等が挙げられる。これら親水性界面活性剤の
1種または2種以上の組合せにおいて用いられる。
なお、本発明による良好なマイクロエマルションを得
るためには、シリコーンを疎水基とする水溶性のポリエ
ーテル変性シリコーン界面活性剤が好ましい。疎水基が
炭化水素の場合には、炭素数が12以上の炭化水素を有す
る界面活性剤が好ましく、更に好ましくは炭素数が16以
上のものが良く、さらに、低温での安定性を向上させる
には、クラフト点が常温以下、好ましくは0℃以下のも
のが良い。
本発明に用いられるシリコーンは水に不溶のものであ
り、具体的にはジメチルポリシロキサン系油、環状ジメ
チルポリシリキサン系油、メチルフェニルポリシロキサ
ン系油、アミノ変性シリコーン油、エポキシ変性シリコ
ーン油、エポキシ・ポリエーテル変性シリコーン油、カ
ルボキシ変性シリコーン油、アルコール変性シリコーン
油、アルキル変性シリコーン油、ポリエーテル変性シリ
コーン油、フッ素変性シリコーン油、高分子ジメチルシ
ロキサン等である。但し、本発明に用いられるシリコー
ンはケイ素の数が12以上のシリコーンの1種または2種
以上を少なくとも0.5重量%以上含有するシリコーン油
である。
本発明者らが発見したところによると、安定なマイク
ロエマルションを得ることが困難であった重合度が5で
ある環状ジメチルポリシロキサンに、粘度が100cpsのジ
メチルポリシロキサンを1%添加すれば、安定なマイク
ロエマルションとすることができた。このようにケイ素
の数が12以上のシリコーンを0.5重量%以上含有せず、
安定なマイクロエマルションが得られないシリコーン油
もケイ素の数が12以上のシリコーンを0.5%以上加える
ことにより、安定なマイクロエマルションとすることが
できることを見出した。
また本発明に用いられる水溶性のアルコール、多価ア
ルコールおよび糖類の種類としては通常用いられるもの
でよく、具体的な例は、メタノール、エタノール、プロ
パノール、イソプロパノール、ブタノール、プロピレン
グリコール、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブチレン
グリコール、グリセリン、ジエチレングリコール、ジプ
ロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、テト
ラエチレングリコール、ジグリセリン、ポリエチレング
リコール、ポリグリセリン、ソルビトール、マルチトー
ル、マルトトリオース、マンニトール、マルトース、ス
ークロース等が挙げられ、これらを一種または二種以上
用いるものである。
本発明におけるマイクロエマルションは、界面活性剤
を0.1〜30%、シリコーンを0.1〜60%、水を10〜98%、
一価アルコール、多価アルコールおよび、または糖類を
1〜90%含有しうる。また界面活性剤と油性成分の比率
は、1:0.5〜1:10であり、乳化粒子径は0.01〜0.1μmで
ある。
かかるマイクロエマルションは、強力な剪断力を与え
得る乳化機、例えば高圧ホモジナイザー、あるいは超音
波乳化機等を用いて調製が可能であるが、乳化時におい
て一価アルコール、多価アルコールおよび、または糖
類:水の比率を1:5〜19:1として乳化する。さらに0.05
μm以下の粒子を得る場合には、乳化時の一価アルコー
ル、多価アルコールおよび、または糖類:水の比率を1:
4〜8:2として乳化する。これらマイクロエマルション
は、必要に応じて、水で希釈するか、水性系の製品と混
合して用いることができる。また高圧ホモジナイザーを
用いるのがこのましいが、さらに0.05μm以下の粒子を
得る場合には、50℃以下の温度で300気圧以上の圧力下
で乳化するのが良い。
本発明に係わるマイクロエマルションが応用される製品
には、必要に応じ他の添加剤、例えば、香料、色素、緩
衝剤、塩、美白剤、防腐剤、抗酸化香料、色剤その他粉
末、薬剤、増粘剤、紫外線吸収剤、その他の油、界面活
性剤、活性助剤等が適宜添加される。
[実施例] 次に本発明に係わるマイクロエマルションを、実施例
をもって詳細に説明する。本発明はこれにより限定され
るものではない。
[実施例1]家具つやだし剤 (重量部) 1) ジメチルシリコーン(5000cps) 10.0 2) 白灯油 20.0 3) 防腐剤 適量 4) オレイン酸アンモニウム塩 3.0 5) 水 25.0 6) イソプロピルアルコール 5.0 7) 水 40.0 1)〜3)を混合して70℃に加熱溶解する。これを4)
〜6)の混合液を70℃にて加熱溶解したものに撹拌しな
がら添加し、乳化する。この乳液を200気圧の圧力下、6
0℃において高圧ホモジナイザーを用いて乳化し、これ
を7)の水を加え透明感のあるマイクロエマルションを
得た。
得られたマイクロエマルションの油滴の平均粒子系を
動的光散乱法で測定したところ0.08μmであった。これ
は1年以上にわたって安定であり、全く分離しなかっ
た。
[実施例2]化粧水 (重量部) 1) ジメチルシリコーン(20cps) 0.5 2) イソプロピルミリステート 0.5 3) 防腐剤 適量 4) 香料 適量 5) HCO-60(日光ケミカルズ社) 1.5 6) 水 0.5 7) グリセリン 2.5 8) 水 89.59) エタノール 5.0 1)〜4)を混合して70℃に加熱溶解する。これを5)
〜7)の混合液を70℃にて加熱溶解したものに撹拌しな
がら添加し、乳化する。この乳液を500気圧の圧力下、3
0℃において高圧ホモジナイザーを用いて乳化し、これ
に8)、9)のエタノール水溶液を加え透明なマイクロ
エマルションを得た。得られた化粧水の油滴の平均粒子
径を動的光散乱法で測定したところ0.02μmであった。
この化粧水は非常に安定であり、また、さっぱりとした
独特の使用感を与えるものである。
[実施例3]毛髪透明リンス剤 (重量部) 1) 環状ジメチルシリコーン(重合度5) 40.0 2) 高分子ジメチルシリコーン 2.0 3) 防腐剤 適量 4) 香料 適量 5) セチルトリメチル アンモニウムブロマイド 6.0 6) 水 30.0 7) グリセリン 28.0 1)〜4)を混合して70℃に加熱溶解する。これを5)
〜7)の混合液を70℃にて加熱溶解したものに撹拌しな
がら添加し、乳化する。この乳液を500気圧の圧力下、3
0℃において高圧ホモジナイザーを用いて乳化し、マイ
クロエマルションを得た。得られたリンス剤の油滴の平
均粒子径を動的光散乱法で測定したところ0.08μmであ
った。このリンス剤は非常に安定であり、また、これま
でにない良好な使用感を与えるものである。
[実施例4]シャンプー剤 (重量部) 1) ジメチルシリコーン(100cps) 40.0 2) ポリエーテル変性シリコン活性剤(注) 15.0 3) 水 15.0 4) プロピレングリコール 30.0 1)を50℃に加熱する。これを2)〜4)の混合液を50
℃にて加熱溶解したものに撹拌しながら添加し、乳化す
る。この乳液を800気圧の圧力下、30℃において高圧ホ
モジナイザーを用いて乳化し、透明なマイクロエマルシ
ョンを得た。
得られたマイクロエマルションの油滴の平均粒子径を
動的光散乱法で測定したところ0.05μmであった。
このマイクロエマルション5部と以下に示すシャンプ
ー基剤95部を混合しシャンプー剤を得た。
シャンプー基剤 1) ポリオキシエチレン(平均1.0) ラウリルサルフェートNa 8.0 2) ポリオキシエチレン(平均2.0 ラウリルサルフェートNa 5.0 3) ラウリルジメチルアミノ酢酸 ベタイン 1.5 4) ヤシ脂肪酸ジエタノール アマイド 4.0 5) 防腐剤 適量 6) 香料 適量 7) 色素 適量 8) 水 残余 このシャンプー剤は1年以上にわたって安定であり、
全く分離しなかった。又、マイクロエマルションを添加
しない基剤と比較した使用テストを実施したところ、20
名中20名がこのシャンプー剤の方が洗い上りがシットリ
し、櫛通しが良好であるという結果となった。
[発明の効果] 以上詳述したごとく、本発明は親水性の界面活性剤と
シリコーン油と一価アルコール、多価アルコールおよ
び、または糖類から少なくともなるマイクロエマルショ
ンに関するものであり、安定性、安全性や機能的な側面
でも実用性の頗る高いものであるということができる。
特に、本発明はその有する利点のために、ヘアートニッ
ク、ヘアーローション、アフターシェーブ、シャンプ
ー、リンス、ローション、ボディーローション、ヘアー
オイル、エモリエントオイル、化粧水、エアゾール製
品、消臭、脱臭剤、医薬用液剤、浴剤等の水系製品に使
用することができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 7/50 A61K 7/50 C08L 83/04 C08L 83/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親水性の界面活性剤と、 ケイ素の数が12以上のシリコーンの1種または2種
    以上を少なくとも0.5重量%以上含有するシリコーン油
    と、 水溶性の一価アルコール、水溶性の多価アルコール
    および水溶性の糖類の一種または二種以上と、 水とを少なくとも含有し、 親水性の界面活性剤と油成分の重量比が1:0.5〜1:10で
    あり、平均粒子径が0.01〜0.1μmであることを特徴と
    するマイクロエマルション。
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