JP2683810B2 - 貸玉供給管 - Google Patents

貸玉供給管

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JP2683810B2 JP63154242A JP15424288A JP2683810B2 JP 2683810 B2 JP2683810 B2 JP 2683810B2 JP 63154242 A JP63154242 A JP 63154242A JP 15424288 A JP15424288 A JP 15424288A JP 2683810 B2 JP2683810 B2 JP 2683810B2
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廣和 松波
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、パチンコの台間玉貸機における、貸玉供
給管に係る。
(従来の技術) 従来の台間玉貸機としては、実開昭54−58286「パチ
ンコ機間に設置するパチンコ球貸機」が知られている。
同「パチンコ機間に設置するパチンコ球貸機」は、「パ
チンコ機前面と大体同じ垂直面をなす機体前面に設けら
れ、機体内に貯蔵されているパチンコ玉を排出するため
の固定筒の前向き端部に上記固定筒を中心にして旋回出
来る様に曲管を連結し、この曲管には管内を開閉する弁
を設けたことを特徴とするパチンコ機間に設置するパチ
ンコ玉貸機。」、および同玉貸機において「曲管の先端
には隣接するパチンコ機の玉受皿に先端を届かせること
ができる可撓管を連接したパチンコ玉貸機。」に係る。
さらに他の公知例としては、実開昭60−132785「球貸機
におけるパチンコ球供給装置」が知られている。同供給
装置は、「パチンコ機に隣接して設置されると共にコイ
ン投入口に投入されたコインに対応した数のパチンコ球
を外部に供給する球貸機において、該球貸機の貸玉供給
口からのパチンコ球が前記パチンコ機の球受皿に直接供
給されるように前記球貸機の貸玉供給口を前記パチンコ
機の球受皿に連設することを特徴とする球貸機における
パチンコ球供給装置。」に係る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の貸玉供給管では固定式の場合は
当然、特定の受皿以外に貸玉を供給される事は不可能で
ある。他方貸玉供給管が可動の場合は、管先端移動の移
動した位置での玉の供給を受けることになる。そのた
め、受皿で貸玉供給管から供給される貸玉を受ける場合
は、連続的に玉が供給されても、皿は必要に応じた大き
さからなりかつ固定されているため問題はないが、例え
ば隣接するパチンコゲーム機以外の遊戯者が貸玉を受け
るため直接手で、あるいは持ち運び移動可能なケースで
受ける場合は、連続的に供給されると玉が手からこぼれ
易いという課題を有する。そのため、例えば実開昭54−
58286「パチンコ機間に設置するパチンコ球貸機」にお
いては、「曲管には管内を開閉する弁を設ける」ことに
よって課題を解決する。しかしながら、このような解決
方法では、可動のためもともと負荷がかかる易い管を摺
動させ弁を作動させることで更に負担をかけることとな
り、故障が生じ易くなる課題を有した。
(課題を解決するための手段) そこでこの発明は、 玉受部を設けられたパチンコゲーム機に隣接させて設
置される台間玉貸機の表面側に、 かつ、貸玉を供給する貸玉供給路に接続される貸玉供
給管取付部および貸玉供給管取付部の下部に設けられる
共通玉貸部とを設けられる供給管取付部の貸玉供給管取
付部に、水平方向に回動自在に基部で取り付けられると
ともに、 基部には貸玉供給路と貸玉供給管とを連結する開口
部、および貸玉供給路と共通玉貸部とを直接連結するバ
イパス通路を、貸玉供給管の回動によりそれぞれ一方を
選択可能に、かつ貸玉供給路と貸玉供給管とを連結させ
たときは貸玉供給管先端は玉受部上部に位置するように
設けられたことを特徴とする貸玉供給管、 を提供する。
(作用) 貸玉供給管の回動により、貸玉供給路と貸玉供給管と
を連結する開口部との連結、または貸玉供給路と共通玉
貸部とを直接連結するバイパス通路との連結を選択す
る。貸玉供給管先端と貸玉供給管とを連結する開口部を
選択すると、貸玉は貸玉供給管に供給され、貸玉供給管
先端からパチンコゲーム機に設けられた玉受部に供給さ
れる。貸玉供給路と共通玉貸部とを直接連結するバイパ
ス通路を選択した場合は、貸玉は貸玉供給管をバイパス
して共通玉貸部に供給される。
(実 施 例) この発明の実施例の使用状態の正面を表す第1図、同
使用状態の一部正面拡大を表す第2図、同側面断面を表
す第3図、同貸玉供給管の平面を表す第4図、同一部正
面図を表す第5図、第6図、供給管取付部の背面を表す
第7図、同底面を表す第8図、供給管取付部内を摺動す
る中子の背面を表す第9図、同平面を表す第10図、貸玉
供給管の平面一部断面を表す第11図、同背面を表す第12
図、供給管取付部と中子の使用状態の背面を表す第13
図、同AA断面を表す第14図、使用状態の断面を表す第15
図、第16図、第17図に従って説明する。
(11)はパチンコゲーム機である。この実施例では、
複数のパチンコゲーム機(11)の使用面を同一側に向
け、かつ面を揃えて設置する。(12)は台間玉貸機であ
り、パチンコゲーム機(11)間の隙間毎に1台のパチン
コゲーム機(11)毎に対応させて隣接させて設置する。
(13)は貸玉が流入するパチンコゲーム機(11)に設け
られた受皿状の玉受部である。(14)は、景品交換玉の
受皿であり、玉受部(13)の下部に位置するように設け
る。玉受部(13)は、上部に開口部を有し、開口部から
新たな貸玉の注入が可能である。(15)はゲーム用の椅
子であり、(16)は、ラジオイヤホーン出力用端子であ
る。
(21)は硬貨投入口であり、数種類の硬貨、この実施
例では少なくとも100円硬貨と500円硬貨の投入可能であ
る。(23)は硬貨収納手段であり、硬貨投入口(21)に
連設する。硬貨収納手段(23)は透明プラスチィックス
製で、500円硬貨が6枚収納可能な長さの筒状のケース
状からなり、外部から視認可能である。この実施例で
は、硬貨収納手段(23)では硬貨は幅方向をゲーム者側
に向けて収納されるが、ゲーム者の視認性を向上させる
ために、横向きに即ち、幅方向をゲーム者側に向けて投
入する構造としても良い。硬貨収納手段(23)は、台間
玉貸機(12)表面と同一表面となっても、台間玉貸機
(12)表面から突設させ、遊戯者の視認性を更に向上さ
せてもよい。硬貨収納手段(2)3内には、硬貨の投入
を感知する接触センサーからなる硬貨在席感知手段(3
1)と、硬貨在席感知手段(31)からの信号を受領し硬
貨の存在を感知する間、硬貨収納手段(23)内全体を照
明する照明手段(32)を設ける。照明手段(32)は、こ
の実施例では、硬貨収納手段(23)表面にそって設置す
るが、透明な硬貨収納手段(23)の端面に設置し、端面
から入光することで全体を照明してもよい。
(81)は、硬貨投入装置である。硬貨投入装置(81)
は、台間玉貸機(12)の表面に設ける硬貨投入ボタン
(82)と、硬貨投入ボタン(82)の上部に硬貨側即ち内
部側に向けて設けられ、硬貨投入ボタン(82)の作動に
伴い、ソレノイド(83)の作用により作動する硬貨押出
突起(84)とからなる。この実施例では、硬貨投入装置
(81)は、非作動時の硬貨押出突起(84)と硬貨収納手
段(23)の内側反対面との間隔が、500円硬貨の直径よ
りはやや小さいが100円硬貨よりやや広い幅を取るよう
に設け、第3図に示すように硬貨側に向けて突設させる
が、100円硬貨よりもやや狭い幅をとらせ、500円、100
円等の硬貨の区別なく硬貨1枚毎に送致させてもよい。
硬貨押出突起(84)はソレノイド(83)の往復作動によ
り、硬貨収納手段(23)の内径方向に突設し、この実施
例では500円硬貨あるいは500円硬貨等の通過を阻止する
作動と、突出を解除し、500円硬貨あるいは500円硬貨等
の通過を阻止しない位置の選択が可能である。
(85)は、貸玉個数表示である。貸玉個数表示(85)
は、ソレノイド(83)が作動し500円硬貨が投入された
信号を貸玉数演算手段(27)を介して受領し、当初貸玉
する全数を表示し、次いで貸玉する貸玉数から逆算して
貸玉作業により貸玉しきって0となるまで、貸玉作業中
にわたり貸玉数を順次表示する。0となる表示をするま
で硬貨押出突起(84)を操作してもソレノイド(83)の
作動は解除することで、はじめに投入された全額分だけ
全て貸玉されるまで、新たに貸玉されることはない。
(26)は、硬貨読取手段である。硬貨読取手段(26)
は、500円用コイン判別センサー(26)a、100円用コイ
ン判別センサー(26)bでそれぞれ読み取った500円硬
貨、100円硬貨の厚さ、重量等の情報を信号化して伝送
する。硬貨読取手段(26)は貸玉数演算手段(27)に接
続される。貸玉数演算手段(27)は、記憶された真物の
100円硬貨、500円硬貨の厚さ等の情報と、読み取られた
硬貨の情報を比較することで、投入された硬貨の真偽を
鑑別し、真と判断したときは100分あるいは、500円分の
現金が玉貸用に投入された旨の信号を発生させる。さら
に、信号化された読み取られた金額を、あらかじめ定め
られた金額と玉数の比率で、貸玉数に換算し、貸玉数信
号として得、伝送する。貸玉数演算手段(27)は、補給
コンピュータからなっても、台間玉貸機(12)毎に設け
た、マイクロコンピュータからなる貸玉数演算手段であ
ってもよい。
(33)は、貸玉供給管である。貸玉供給管(33)は、
内部を通過する貸玉の視認可能なように透明なノズル
状、管状からなり、先端は玉受部(13)の開口部上に位
置して開口する。貸玉供給管(33)は、台間玉貸機(1
2)の表面に固定される供給管取付部(34)で台間玉貸
機(12)に取り付けられ、供給管取付部(34)を軸とし
て水平に90度まで回転可能である。90度以上の回転は、
ストッパー等で規制し、反対側のパチンコゲーム機の玉
受部(13)上には、先端がいかないようにする。更に、
中間位置でも節度感をもたせて停止させてもよい。その
場合、台間玉貸機(12)表面から突出させた位置も選択
可能とすることで、貸玉を直接玉受部(13)に受けるだ
けでなく遊戯者は手でも直接貸玉を受けることができ、
他の台での遊戯者の貸玉使用も可能となる。更にゲーム
機表面の開閉時の作業を阻止することはない。貸玉供給
管(22)は、破損時の交換が容易なように、供給管取付
部(34)とは別体からなる。貸玉供給管(33)の先端の
パチンコゲーム機側にはストッパーを固定しても良い。
ストッパーは、ゴム、クッション性素材、吸盤などから
なる。ストッパーを吸盤状で構成した場合は、貸玉供給
管(33)は、パチンコゲーム機表面の固定を確実とする
ことが可能である。
供給管取付部(34)は、第1図に図示するように台間
玉貸機(12)表面側に設置される。設置は必ずしも台間
玉貸機(12)表面から突設させなくともよい。供給管取
付部(34)は、更に第5図〜第8図に図示するように、
ほぼ蒲鉾型の外形からなり長手方向の途中でほぼ上下2
室に分ける。上室は、貸玉を供給する貸玉供給路(52)
に背面で接続する貸玉供給管取付部(341)とする。下
室は、貸玉供給管取付部(341)の下部に設けられる共
通玉貸部(342)とする。貸玉供給管取付部(341)には
中央垂直方向に回動軸(343)を設ける。共通玉貸部(3
42)には中央縦方向に長方形の窓(344)を設けた仕切
り板(345)を固定する。窓(344)の両側には長方形の
切り欠き状態の係止部(346)を設ける。仕切り板(34
5)には台間玉貸機(12)本体側から板状の玉受板(34
7)を突設させて間からパチンコ玉が落下しないように
近接あるいは当接する。(348)は中子であり、第9図
に示すように上部中央に窓(349)を設けると共に、上
部両側には係止部(350)を設け、共通玉貸部(342)の
円弧状部と仕切り板(345)で囲まれた空間内を摺動す
るように係止部(350)で係止部(346)に係止させて収
納する。
貸玉供給管(33)は、貸玉供給管取付部(341)に、
水平方向に回動自在に基部(331)で回転軸(343)に取
り付ける。基部(331)には貸玉供給管(33)先端と貸
玉供給路(52)とを連結する開口部(332)、および貸
玉供給路(52)と共通玉貸部(342)とを直接連結する
切欠状のバイパス通路(333)を設ける。そして、第15
図、第16図、第17図に図示するように、貸玉供給管(3
3)の回動によりそれぞれ一方を選択可能に、かつ途中
では玉が流出しないように妨げるように設置する。バイ
パス通路(333)は、開口部(332)以外の貸玉供給管
(33)の基部(331)側面に設けても、基部(331)側面
全体をバイス通路(333)としてもい。その場合は、貸
玉供給管(33)の先端が、玉受部(13)上部以外に位置
するときは、すべてバイパス通路(333)に連結し、貸
玉はバイパス通路(333)を介して供給される。(334)
は、管内部にやや突起させたガイドである。貸玉供給管
(33)の基部(331)あるいは、供給管取付部(34)に
は、回転させて固定するときに節度感を与えるための嵌
合溝を2箇所設ける。すなわち貸玉供給管(33)が台間
玉貸機(12)の表面に平行に位置した場合と、垂直に位
置した場合との2つの位置をとったときにそれぞれ嵌合
して軽く固定させるための嵌合溝を2カ所に設ける。嵌
合溝の代わりにあるいは嵌合溝と共に第4図に図示する
ようにスプリング(36)を設けてもよい。すなわち、ス
プリング(36)は板バネ、コイルバネからなり、常に特
定のパチンコゲーム機(11)の盤面側に付勢される貸玉
供給管(33)が、直接パチンコゲーム機(11)表面と衝
突するのを避ける程度に、パチンコゲーム機(11)画に
貸玉供給管(33)を、押圧してもよい。
(37)は、硬貨返却ボタン、(38)は硬貨等の返却
口、(39)は内部と返却口(38)側とを仕切る返却蓋で
ある。硬貨返却ボタン(37)を、作動させることで、ソ
レノイド(83)を作動させ、硬貨押出突起(84)の突出
を解除させ続けるとともに、返却蓋(39)を開口させて
硬貨は硬貨返却口(38)に返却される。
(51)は貸玉搬送装置であり、パチンコゲーム機(1
1)の上部に設けられ、貸玉であるパチンコ玉を供給す
る。(52)は、貸玉供給路であり、貸玉供給路(52)
は、貸玉搬送装置(51)と、貸玉供給管(33)とを連結
する。
(53)は貸玉供給手段であり、貸玉搬送装置(51)に
連続する貸玉供給路(5)2上部には開閉可能に設けら
れ、開状態をとることで、貸玉供給管(33)を介して貸
玉を、玉受部(13)に供給可能である。貸玉供給手段
(53)の開閉は、機械的な作動により行われるが、ソレ
ノイドあるいは電動機、によってもよく開閉作動は、貸
玉数演算手段(27)から受領した貸玉数信号に基づきマ
イクロコンピュータ等からなる貸玉供給制御手段(54)
により制御され、あらかじめ求められた供給する貸玉数
が通過する間だけ開状態をとる。貸玉供給制御手段(5
4)が信号を受領していないときは閉状態をとる。貸玉
数演算手段(27)と貸玉数供給制御手段(54)とは兼用
としても良い。
貸玉の玉受部(13)への送り出しを規制する貸玉供給
制御手段(54)は各々貸玉数演算手段(27)と接続す
る。(61)は、補給玉通路、(62)は、パチンコゲーム
機(11)の裏側上部に設ける補給玉受部である。(63)
は、補給玉を、貸玉搬送装置(51)から補給玉受部(6
2)へ、供給する補給玉供給手段である。(64)は、補
給玉供給手段(63)の作動を規制する補給玉供給制御手
段である。
(55)は、玉有無センサーであり、貸玉供給手段(5
3)の玉の存在の有無を検知し、貸玉可能なときは貸し
出しランプ(56)に緑表示する。貸玉不可能なときは、
貸出しランプ(57)に赤表示する。
次に、この実施例の作用を説明する。硬貨投入口(2
1)に500円硬貨を投入する。硬貨は、直ちに貸玉される
ことなく硬貨収納手段(23)中に収納され、保留され
る。硬貨収納手段(23)には複数枚の硬質、この実施例
では6枚の硬質が可能であるが、透明なため外側から硬
貨の在席の存否は視認可能である。更に、硬貨在席感知
手段(31)が検知する間、照明手段(31)で照明される
ため、内部の硬貨の在席の確認が容易である。
次に、貸玉を受けるため硬貨投入ボタン(82)を押圧
する。すると、ソレノイド(83)が作動し硬貨押出突起
(84)は、回転軸を回転中心として回転し、またもとに
戻る往復動作をとる。その間硬貨収納手段(23)の隙間
は500円硬貨分あるいは100円分広がり、500円硬貨1枚
分、あるいは100円硬貨または500円硬貨1枚分だけ通過
させまた間隔はもとに戻す。
硬貨読取手段(26)へ移動した、貸玉に供せられる硬
貨を硬貨読取手段(2)6で読み取り、読み取った硬貨
の情報を信号化して、貸玉数演算手段(27)に伝送す
る。貸玉数演算手段(27)では、あらかじめ記憶された
真物の情報と新たに読み取られた貸玉に供せられる硬貨
の情報を比較し、真偽を鑑別する。偽と判断した場合は
その旨の信号を伝送し、100円硬貨又は500円硬貨以外の
硬貨あるいは硬貨状物を硬貨返却口(38)に返却する。
貸玉数演算手段(27)が真と判断したときは、貸玉数演
算手段(27)では、500円分の現金が貸玉用に投入され
た旨の信号を発生させる。発生した信号は、貸玉数演算
手段(27)で、あらかじめ定められ記憶された金額と貸
玉数の交換比率にしたがって演算し、感知した硬貨の金
属に応じた貸玉数信号として、貸玉供給制御手段(54)
に伝送する。信号を受領した貸玉供給制御手段(54)
は、貸玉する現金相当額の貸玉数を通過するだけの間貸
玉供給手段(53)を開状態を取らせるよう制御し、貸玉
搬送装置(51)から貸玉供給路(52)に貸玉を供給す
る。貸玉供給管(33)は、貸玉供給路(52)に連通する
ことで硬貨読取手段(26)a、(2)6bで読み取られた
数に応じた貸玉の供給を受ける。
間隔を500円硬貨だけは通行可能の間隔としたとき
は、100円硬貨を硬貨投入口(21)に投入した場合は、
硬貨押出突起(84)に通過を邪魔されることはないた
め、先に500円硬貨が在席して通行を阻止しない限り直
ちに硬貨読取手段(26)に送られ、500円硬貨の場合と
同様に作用し貸玉を行う。
貸玉供給管の先端はパチンコゲーム機(11)の受皿状
の玉受部(13)上部に位置するため、貸玉は玉受部(1
3)に供給される。
貸玉は、第1図に図示するように台間玉貸機(12)に
隣接するパチンコゲーム機(11)の玉受部(13)と、直
接手あるいは所持可能なケースとの供給の選択が可能で
ある。手、ケース等に直接貸玉をおこなうときは、台間
玉貸機(1)2の左側に隣接するパチンコゲーム機(1
1)の遊戯者のみならず、貸玉を受けることが可能とな
る。すなわち、貸玉供給管(33)を回転軸(343)を回
転中心として回動する。その結果、第17図に図示するよ
うな貸玉供給路(52)と貸玉供給管(33)先端との連結
と、第15図、第16図に図示するような貸玉供給路(52)
と共通玉貸部(342)とを直接連結するバイパス通路(3
33)との連結の、それぞれ一方を選択する。管(33)先
端と貸玉供給路(52)とを連結する開口部(332)を選
択すると、第17図に図示するように貸玉は貸玉供給管
(33)に供給され、管先端から供給される。このとき管
(33)先端は、玉受部(13)上部に位置するため、貸玉
は、玉受部(13)に供給される。貸玉供給路(52)と共
通玉貸部(342)とを直接連結するバイパス通路(333)
を選択した場合は、貸玉は貸玉供給管(33)をバイパス
して共通玉貸部(342)に供給される。共通玉貸部(34
2)に供給された貸玉は玉受け板(347)上に一旦収納さ
れる。次に、中子(348)を第16図に図示するように、
上方に摺動すると中子(348)の窓(349)と、共通玉貸
部(342)の窓(344)とが一致し、中子(348)内に貸
玉は導入され先端から流出される。貸玉供給管(33)の
回動が中途半端な位置を取るときは、貸玉供給管(33)
の切り欠きのない側面により妨げられ、貸玉が貸玉供給
路(52)から排出されることはない。
パチンコゲーム機(11)の、表面のガラス蓋を開けて
釘の修正作業等を行うときは、スプリング(36)の付勢
力に抗して、ゲーム者側に水平に約90度まで供給管取付
部(34)を回転軸として回動させ、パチンコゲーム機
(11)の表面から離して行う。
(効果) したがって、この発明では、貸玉供給管に負荷を加え
ることなく、玉受部とそれ以外への貸玉供給の選択が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施例の使用状態の正面図、第2
図は同使用状態の正面一部拡大図、第3図は同側面断
面、第4図は同貸玉供給管の平面図、第5図、第6図は
同一部正面図、第7図は供給管取付部の背面図、第8図
は同底面図、第9図は供給管取付部内を摺動する中子の
背面図、第10図は同平面図、第11図は貸玉供給管の平面
一部断面図、第12図は同背面図、第13図は供給管取付部
と中子の使用状態の背面図、第14図は第13図AA断面図、
第15図、第16図、第17図は使用状態の断面図である。 (12)……台間玉貸機、(13)……玉受部、(52)……
貸玉供給路、(33)……貸玉供給管、(331)……基
部、(332)……開口部、(333)……バイパス通路、
(34)……供給管取付部、(341)……貸玉供給管取付
部、(342)……共通玉貸部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】玉受部を設けられたパチンコゲーム機に隣
    接させて設置される台間玉貸機の表面側に、 かつ、貸玉を供給する貸玉供給路に接続される貸玉供給
    管取付部および貸玉供給管取付部の下部に設けられる共
    通玉貸部とを設けられる供給管取付部の貸玉供給管取付
    部に、水平方向に回動自在に基部で取り付けられるとと
    もに、 基部には貸玉供給路と貸玉供給管とを連結する開口部、
    および貸玉供給路と共通玉貸部とを直接連結するバイパ
    ス通路を、貸玉供給管の回動によりそれぞれ一方を選択
    可能に、かつ貸玉供給路と貸玉供給管とを連結させたと
    きは貸玉供給管先端は玉受部上部に位置するように設け
    られたことを特徴とする貸玉供給管。
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