JP2680067B2 - バルーンカテーテル - Google Patents

バルーンカテーテル

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JP2680067B2
JP2680067B2 JP63246747A JP24674788A JP2680067B2 JP 2680067 B2 JP2680067 B2 JP 2680067B2 JP 63246747 A JP63246747 A JP 63246747A JP 24674788 A JP24674788 A JP 24674788A JP 2680067 B2 JP2680067 B2 JP 2680067B2
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勉 岡田
一郎 香川
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、バルーンカテーテル、詳しくは医療分野
および工業分野において用いられる内視鏡に併用される
バルーンカテーテルに関するものである。
[従来の技術] 医療用や工業用の内視鏡と併用され、経内視鏡的に体
腔内や管腔内に挿入され、腔内の異物を排出するバルー
ンカテーテルは、従来周知である。
このバルーンカテーテルは、医療用の場合には、例え
ば経内視鏡的に体腔内に挿入され、胆管内の造影,胆石
の排出等を行なうものであって、バルーン膨脹用の送気
管路と造影用の送液管路を有している。そして、このカ
テーテルの送気管路と送液管路に対しては、そのカテー
テル端部に、成形等により形成した2つの分岐した口金
をそれぞれ送気管路と送液管路に連通するように設けて
いる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、内部に上記送気管路と送液管路の2つの管
路を有する可撓管からなるバルーンカテーテルでは、並
行する2つの管路を有するために、可撓管が手元部分よ
り先端部まで断面が太い径の円形状または楕円形状に構
成されているのが一般的である。
即ち、上記可撓管の構成は、例えば送液管路は、カテ
ーテル先端面に開口する送液孔に連通する太径管路で形
成され、この送液管路に並行して細径の送気管路が設け
られており、この送気管路の先端は可撓管先端部寄りの
外周面に設けられたバルーン内に開口する送気孔に連通
するようになっているため、両管路は並行し可撓管の断
面はどうしても太径の円形状または楕円形状となる。し
かし、可撓管の先端寄りにおいて、上記送気孔は可撓管
の側面に開口するので上記太径の送液管路のみが存在す
ることになる。しかも送液孔開口は可撓管の中心軸に対
して偏心した位置に配設されている。このため製造工程
において偏心した開口を有する可撓管の先端部の下降が
困難になる。即ち、カテーテルを生体腔内へ挿入する際
には生体組織を傷付けないために、その先端面周縁部を
面取りし、丸味を形成するようになっているが、この加
工が上記開口が偏心していると難かしく時間を有するこ
とになる。
従って、本発明の目的は、上述したような欠点を除去
したバルーンカテーテルを提供するにある。
[課題を解決するための手段および作用] 本発明によるバルーンカテーテルは、可撓管の中心軸
から偏心した中心軸を持つ送液用管路と、先端部近傍に
開口する少なくとも一つのバルーン拡張用管路とを有す
る可撓管と、この可撓管の上記バルーン拡張用管路の開
口を覆い、可撓管外周を密封して固定されたバルーンを
有するバルーンカテーテルにおいて、 上記送液用管路は、上記バルーン拡張用管路の開口近
傍より先端側に至る間で、その中心軸が上記可撓管の中
心軸と略一致するように傾斜しながら変位していること
を特徴とする。
[実 施 例] 以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1,2図は、本発明の一実施例を示したものであっ
て、バルーンカテーテルは、断面形状が円形を呈する
可撓管からなるカテーテル本体2の先端部外周面に円筒
状のバルーン3の両端部3a,3b(第1図参照)が気密的
に固着されていて、同バルーン3の中央部に相対するカ
テーテル本体2の外周面には、バルーン拡張用管路4の
開口4aが設けられてい。上記管路4はカテーテル本体2
の管軸方向に管壁に沿って設けられた、比較的細径の管
路で形成されており、同カテーテル本体の中心軸に沿っ
て設けられている中央の管路は比較的太径の送液用管路
5となっている。この送液用管路5は、上記カテーテル
本体2の先端近傍において、即ち、上記バルーン拡張用
管路4の開口4aより先端部に至る間、上記送液用管路の
中心軸が可撓管の中心軸とほぼ一致するように傾斜しな
がら変位しており、管路5の先端開口5aの位置を管軸の
中央位置に配設するようにしている。またカテーテル本
体2の外径寸法も縮小構成されている。そして、上記カ
テーテル本体2の先端面の外周は面取り5bが施され、カ
テーテルの挿入時に生体組織を傷付けないようになっ
ている。
一方、上記カテーテル本体2の手元端の近傍には、上
記バルーン拡張用管路4が露呈するようにカテーテル本
体2の外周面の一部を切欠いた切欠部6(第1図参照)
が設けられ、同切欠部6内に開放されたバルーン拡張用
管路4の開口4bには屈折部7aを有する連結用の管状部材
7の先端部が嵌入され、同管状部材7の後端部には分岐
管8が嵌入して連結されている。このようにカテーテル
本体2の上記管路4は、管軸方向に対して適度に角度を
もって分岐されている。そして、上記切欠部6の周囲は
接着剤9aによって被覆され、適宜の形状に接着剤9aが固
形化して固体化され分岐部9が形成されている。
この分岐部9によって分岐したカテーテル本体2の手
元端部には送液口金10(第2図参照)が接続され、これ
に送液具(図示されず)が接続されるようになってお
り、上記分岐管8の後端部には送気口金11が接続されて
いて、同送気口金11には送気用の注射筒12が取り付けら
れるようになっている。なお、図中、符号15は補強用の
チューブである。
次にこのように構成された本実施例におけるバルーン
カテーテルの作用を、例えば胆管内を造影したり内部
の胆泥・胆石を回収したりする場合について説明する。
先ず、バルーンカテーテルは、内視鏡の処置具挿通用
チャンネルを介して体腔内に挿入され、内視鏡の観察下
で十二指腸乳頭から胆管内に導入される。次いで送気口
金11に取り付けられた注射筒12を介して送気すれば、上
記バルーン3が第1図に鎖線で示すように所定の形状に
膨脹する。従って、これによって十二指腸乳頭の切開部
は閉鎖されるのて、この閉鎖状態にしたまま、上記送液
口金10に接続された送液具(図示されず)を介して造影
剤を胆管内に注入し、胆管内を造影する。また、胆泥や
胆石を排出する場合には、バルーン3は胆管の奥部迄挿
入した後、上記バルーン3を膨脹させ、これを手元側に
引くことによって胆管内の胆泥や胆石を容易に十二指腸
側に引き出すことができ、これを体外に***することが
できる。
このように構成されて作用する本発明の可撓管による
バルーンカテーテルは、カテーテル本体2の中心軸の
先端部において、送液用管路5の中心軸が一致するよう
に形成されているため、先端外周は縮小構成できると共
に、カテーテル先端外周の面取り加工が容易となる機能
上の利点を生ずる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、カテーテル先端面
に開口する送液孔が先端面中央に位置するため、先端面
の外周縁部の面取りが十分に行なえ、またカテーテル先
端部の外径も縮小できるので、生体腔内への挿入が用意
となり、更には、加工上において面取りなどが容易とな
るので生体組織を傷付ける危険が無くなるなどの効果を
発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すバルーンカテーテル
の要部拡大断面図、 第2図は、上記第1図のバルーンカテーテルの全体の構
成を示す平面図である。 ……バルーンカテーテル 2……可撓管(カテーテル本体) 3……バルーン 4……バルーン拡張用管路 4a,4b……開口 5……送液用管路 5a……開口 5b……面取り

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓管の中心軸から偏心した中心軸を持つ
    送液用管路と、先端部近傍に開口する少なくとも一つの
    バルーン拡張用管路とを有する可撓管と、この可撓管の
    上記バルーン拡張用管路の開口を覆い、可撓管外周を密
    封して固定されたバルーンを有するバルーンカテーテル
    において、 上記送液用管路は、上記バルーン拡張用管路の開口近傍
    より先端側に至る間で、その中心軸が,上記可撓管の中
    心軸と略一致するように傾斜しながら変位していること
    を特徴とするバルーンカテーテル。
JP63246747A 1988-09-29 1988-09-29 バルーンカテーテル Expired - Lifetime JP2680067B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170002621A (ko) 2014-06-27 2017-01-06 올림푸스 가부시키가이샤 카테터, 카테터 제조용 금형, 카테터의 제조 방법
KR20170008268A (ko) 2014-06-27 2017-01-23 올림푸스 가부시키가이샤 카테터, 카테터 제조용 금형, 카테터의 제조 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170002621A (ko) 2014-06-27 2017-01-06 올림푸스 가부시키가이샤 카테터, 카테터 제조용 금형, 카테터의 제조 방법
KR20170008268A (ko) 2014-06-27 2017-01-23 올림푸스 가부시키가이샤 카테터, 카테터 제조용 금형, 카테터의 제조 방법

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