JP2679772B2 - 印刷済み段ボールシートのコンベヤ装置 - Google Patents

印刷済み段ボールシートのコンベヤ装置

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JP2679772B2
JP2679772B2 JP7332891A JP33289195A JP2679772B2 JP 2679772 B2 JP2679772 B2 JP 2679772B2 JP 7332891 A JP7332891 A JP 7332891A JP 33289195 A JP33289195 A JP 33289195A JP 2679772 B2 JP2679772 B2 JP 2679772B2
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市郎 村川
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株式会社梅谷製作所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、段ボールシート印刷機
と製筐機との間、或いは段ボールシート印刷機とシート
打抜き機との間を接続するコンベヤ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、段ボール筐の製造は、単位大きさ
の段ボールシートを、印刷、罫線(折目)加工、溝切り加
工の機能を有する段ボール印刷装置に通して所定の加工
を行ない、次に加工済みシートブランクを製筐機(フォ
ルダグルア)に投入して、糊付け、折曲げ、接合を施し
て行なっている。段ボール印刷機は、速乾性インキを使
用するフレキソ印刷機、、遅乾性インキを使用するプリ
スロ印刷機(プリンタスロッタ)に大別される。
【0003】フレキソ印刷機は、インキの固化を防止す
るために、絶えずインキを循環させねばならず、インキ
の供給及び回収装置が複雑となる。然も印刷面は艶がな
く、安っぽい感じを受ける。但し、印刷したインキは瞬
時に乾くため、印刷機を製筐機に直結でき、印刷から製
凾までのラインを短くできる利点がある。
【0004】プリスロ印刷機は、インキ供給装置が簡素
化できる。然も印刷面は艶があり、美しく、高級感があ
る。但し、インキの乾燥に3分程度を要するため、印刷
機を製筐機に直結できず、印刷機と製筐機との間にコン
ベヤ装置を配備して、乾燥時間を稼いでおり、製造ライ
ンが長くなる。
【0005】出願人は、以前、フレキソ印刷とプリスロ
印刷の利点を具えた、即ち、インキ循環の必要がなく、
印刷面に艶のある特殊インキを使用する印刷機を提案し
たが、この場合でも、インキ乾燥に10秒以上を要する
ため、フレキソ印刷機の様に、製筐機に直結できなかっ
た。
【0006】
【本発明が解決しようとする課題】段ボールシートへの
印刷から製筐までを、1つの製造ラインで連続して一挙
に行なうことが多いが、2枚のシートブランクを2箇所
で接合して筐を形成する2ピースタイプの場合、或いは
印刷済みシートブランクとして出荷する場合、印刷機と
製筐機を直結していると対応できない。
【0007】又、印刷機と製筐機をコンベヤ装置にて接
続している場合、製筐機へ向うコンベヤと、製筐機から
外れる方向のコンベヤ及び、その切換え装置が必要とな
り、コンベヤ装置が極めて複雑となり、然も、製筐機か
ら外れる方向のコンベヤは、印刷機と製筐機を結ぶ範囲
から大きく側方向にずれることになり、コンベヤ装置の
設置に広いスペースを必要とする。
【0008】本発明は、短い機長でインキの乾燥に必要
な時間を稼げ、機幅も小さくて済み、然も、印刷済みシ
ートブランクを製筐機に送り込まずに、一時的にストッ
クしておくことの出来るコンベヤ装置を明らかにするも
のである。
【0009】
【課題を解決する手段】本発明のコンベヤ装置は、段ボ
ールシート印刷機(1)側に位置する第1ベルトコンベヤ
装置(4)と、印刷機の次工程の加工装置(2)側に位置し
第1ベルトコンベヤ装置(4)に接近離間可能に配備され
た第2ベルトコンベヤ装置(7)とによって構成され、第
1ベルトコンベヤ装置(4)の下流側は垂直面内で回動可
能且つ傾斜角度調節可能な複数の平行周回ベルト(57)(5
7)からなり、第2ベルトコンベヤ装置(7)の上流側は回
動可能且つ傾斜角度調節可能な複数の平行周回ベルト(8
7)(87)からなり、第1ベルトコンベヤ装置(4)の下流側
各ベルト(57)は、第2ベルトコンベヤ装置(7)の上流側
ベルト(87)(87)間に侵入可能に配置されており、第1ベ
ルトコンベヤ装置(4)の下流側周回ベルト(57)と第2ベ
ルトコンベヤ装置(7)の上流側周回ベルト(87)の傾斜角
度がほぼ揃った状態で印刷機から排出された段ボールシ
ートブランクを、第1ベルトコンベヤ装置(4)と第2ベ
ルトコンベヤ装置(7)を経て次工程の加工装置(2)に受
け渡しでき、第1ベルトコンベヤ装置(4)の下流側各周
回ベルト(57)が下向きに、第2ベルトコンベヤ装置(7)
の上流側各周回ベルト(87)が上向き或いは下向きに夫々
折畳んだ状態では、印刷機から排出された段ボールシー
トブランクを、第1ベルトコンベヤ装置(4)と第2ベル
トコンベヤ装置(7)との間に溜めることができる。
【0010】
【作用及び効果】第1ベルトコンベヤ装置(4)の下流側
周回ベルト(57)と第2ベルトコンベヤ装置(7)の上流側
周回ベルト(87)の傾斜角度がほぼ揃った状態で印刷機か
ら排出された段ボールシートブランクを、第1ベルトコ
ンベヤ装置(4)と第2ベルトコンベヤ装置(7)を経て製
筐機(20)に受け渡しできる。コンベヤ装置(3)によるシ
ートブランクの搬送中に、シートブランクの印刷面のイ
ンキが乾く様に、コンベヤ装置(3)の機長及び搬送速度
が決められている。
【0011】尚、シートブランクは、下面がコンベヤの
ベルトに面当りとなって搬送されるのではなく、製筐機
(20)側に倒れて、斜めにずれて重なった状態で搬送さ
れ、この状態では、シートブランクの印刷面に、上方の
シートブランクは面当りで密着せず、従って乾燥途上の
インキが上部のシートブランクに擦れて、印刷面が汚れ
ることは殆どない。
【0012】第1ベルトコンベヤ装置(4)の下流側各周
回ベルト(57)が下向きに、第2ベルトコンベヤ装置(7)
の上流側各周回ベルト(87)が上向き或いは下向きに折畳
んだ状態では、印刷機から排出されたシートブランク
を、第1ベルトコンベヤ装置(4)と第2ベルトコンベヤ
装置(7)との間に溜めることができる。印刷済みシート
ブランクを次工程の加工装置(2)、例えば製筐機(20)に
供給する場合、製筐機(20)と第2ベルトコンベヤ装置
(7)との間に形成されるストッカ(21)に積層し、最下部
のシートブランクを1枚ずつ、蹴り出さねばならない。
この場合、シートブランクの進行方向の長さに対応して
ストッカー(21)の長さを調節せねばならないが、本発明
装置では、第2ベルトコンベヤ装置(7)を前後に移動さ
せることができるため、ストッカの長さ調整に支障はな
い。
【0013】第2ベルトコンベヤ装置(7)を上流側へ移
動させたとき、該第2ベルトコンベヤ装置(7)の上流側
ベルト(87)列は第1ベルトコンベヤ装置(4)の下流側ベ
ルト(57)列の間に侵入して、第2ベルトコンベヤ装置
(7)と第1ベルトコンベヤ装置(4)が干渉することはな
い。第1ベルトコンベヤ装置(4)の下流側、第2ベルト
コンベヤ装置(7)の上流側を垂直面内で回動可能とな
し、第2ベルトコンベヤ装置(7)を前後動可能となすだ
けの簡単な構成により、シートブランクの製筐機への供
給と、コンベヤ装置(3)内でのシートの一時ストックが
実現できる。
【0014】コンベヤ装置(3)は、インキ乾燥に必要な
時間を稼げる必要最少限の長さで済み、又、機幅も印刷
機或いは製筐機の機幅以内に納めることができ、従来の
様に、段ボールシート印刷機(1)と製筐機(20)の機幅を
大きく越えて、側方に拡がることはなく、製造ラインの
設置スペースを小さくできる。尚、本発明のコンベヤ装
置は、段ボールシートに印刷のみを行なう印刷専用機
と、回転式或いは上下動式のシート打抜き機との間に配
備して使用して、インキの乾燥時間を稼ぐこともでき
る。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、印刷から製筐までの1連
の製造ラインを示しており、上流側から下流側へ順に、
段ボールシート印刷機(1)、コンベヤ装置(3)、製筐機
(20)が配備されている。実施例の段ボールシート印刷機
(1)は、フレキソ印刷とプリスロ印刷の利点を具えた、
即ち、インキ循環の必要がなく、印刷面に艶のある特殊
インキを使用する印刷機であって、単位大きさの段ボー
ルシートに対して、罫線(折目)加工、溝切り加工をも施
す機能を有している。尚、段ボールシート印刷機(1)
は、遅乾性インキを使用するプンタスロッタでも可い。
【0016】製筐機(20)は、 罫線加工、溝切り加工を
施したシートブランクに対して、糊付け、折曲げ、接合
作業を連続して行なうことのできる公知の装置である。
本発明のコンベヤ装置(3)は、印刷機(1)側の第1ベル
トコンベヤ装置(4)と製筐機(20)側の第2ベルトコンベ
ヤ装置(7)によって構成され、第1、第2の両コンベヤ
装置(4)(7)は、共通のレール(31)上にて前後動及び位
置決め可能に配備されている。
【0017】図1に示す如く、両コンベヤ装置(4)(7)
が最大離れた状態で、コンベヤ装置(3)は上流側から下
流側へ緩やかに上向きに傾斜している。製筐機(20)と第
2ベルトコンベヤ装置(7)との間は、段ボールシートブ
ランクを積層して一時的に溜めておくストッカ(21)とな
っており、積層シートブランクの最下部シートをキッカ
(図示せず)によって、1枚づつ蹴り出して、製筐機(20)
へ供給する。
【0018】第1、第2の両コンベヤ装置(4)(7)が最
大離れた状態で、第2ベルトコンベヤ装置(7)と製筐機
(20)との間は、段ボールシートブランクの進行方向の最
少長さに対応し、コンベヤ装置(4)(7)間の段ボールシ
ート受け渡し部の隙間は、該最少寸法のシートブランク
が落下することなく、円滑に受け渡される寸法とする。
又、段ボールシートの進行方向の最大寸法にストッカ(2
1)の長さを対応させるべく、第2ベルトコンベヤ装置
(7)をシート印刷機(1)側に移動させると、後記の如
く、第1ベルトコンベヤ装置(4)の下流側と第2ベルト
コンベヤ装置(7)の上流側は、干渉しない様に食込みあ
う。この様にしてコンベヤ装置(3)の全長を最短に設定
した状態でも、コンベヤ装置(3)によってシートブラン
クを搬送中に、該ブランクのインキが乾燥する時間を稼
ぐことができる様に、コンベヤ装置(3)の長さ、稼働速
度が決められている。
【0019】第1ベルトコンベヤ装置(4)のフレーム(4
1)は、左右の両端板(42)を複数のステー(図示せず)で連
結して構成され、各端板(42)にレール(31)上を転動する
車輪(40)を具えている。車輪(40)は回転駆動装置(58)に
連繋されている。フレーム(41)の上流側に、両端板(42)
(42)に支持して主軸(43)を設け、該主軸(43)に複数の、
実施例では6本の傾斜アーム(5)が下流側に向けて先端
を少し上向きに傾けて回動可能に突設されいる。各傾斜
アーム(5)の先端に支持軸(51)を介して折畳みアーム(5
0)が傾斜アーム(5)と平行な垂直面内にて回動可能に配
備される。
【0020】各支持軸(51)には一体に回転する2つのプ
ーリ(53)(55)が、主軸(43)には各傾斜アーム(5)に隣接
して夫々1個のプーリ(52)が、各折畳みアーム(50)の先
端には1個のプーリ(56)が夫々回転自由に配備され、支
持軸(51)の一方のプーリ(53)と主軸(43)上のプーリ(52)
の間に無端状ベルト(54)が張設され、支持軸(51)上の他
方のプーリ(55)と折畳みアーム(50)先端のプーリ(56)の
間に無端状ベルト(57)が張設される。主軸(43)上の各プ
ーリ(52)は、該プーリ(52)と一体回転するスプロケット
(図示せず)を具えている。
【0021】フレーム(41)には主軸(43)と平行に回転駆
動軸(45)が配備され、該軸に配備したスプロケット(図
示せず)と上記主軸(43)上のスプロケットをチェーン(4
6)にて連繋している。回転駆動軸(45)にモータ(44)が連
繋されている。回転駆動軸(45)の回転により、上流側の
ベルト(54)及び下流側のベルト(57)が同じ方向に周回す
る。各傾斜アーム(5)と折畳みアーム(50)は、L字状の
連結杆(48)にて枢支連結され、該連結杆(48)は、傾斜ア
ーム(5)上のシリンダ装置(49)に連繋されている。
【0022】シリンダ装置(49)のピストンロッドが突出
した状態では、傾斜アーム(5)と折畳みアーム(50)は直
線に揃い、ピストンロッドが引込むと、折畳みアーム(5
0)は真下を向いて折り畳まれる。即ち、シリンダ装置(4
9)の作動により、第1ベルトコンベヤ装置(4)の下流側
のベルト(57)は、上流側のベルト(54)と同じ傾斜角度に
保持され、或いは真下を向く。
【0023】各傾斜アーム(5)は、エアハイドロユニッ
ト(47)に連繋されている。エアハイドロユニット(47)
は、公知の如く、空気圧を同圧力の油圧に変換すること
で、油圧ユニットと同様にして、スタート時や負荷変動
に対しても定速駆動ができ、又、中間停止が可能であ
る。従って、傾斜アーム(5)は、その傾斜角度を任意に
設定できる。
【0024】第1ベルトコンベヤ装置(4)のフレーム(4
1)の下流側には、前当り板(6)が設けられ、該装置の両
端板(42)(42)上には側方当り板(61)(61)が配備されてい
る。後記の如く、第1ベルトコンベヤ装置(4)と第2ベ
ルトコンベヤ装置(7)との間に、シートブランクを排出
する際に、シートの上流側端面、両側端面の位置決めを
行なうことができる。前当り板(6)は、下流側ベルト(5
7)を下向きに折畳んだ際に、該ベルトに干渉しない様
に、各ベルト(57)の下降路間に配備されている。側方当
り板(61)(61)の間隔は、シートブランクの幅長さに応じ
て調節可能である。
【0025】第2ベルトコンベヤ装置(7)は、上記第1
ベルトコンベヤ装置(4)と似た構成であるので、説明は
簡単に済ますが、第1ベルトコンベヤ装置(4)とは逆
に、上流側の周回ベルト(87)は下向きに回動可能であ
る。第2ベルトコンベヤ装置(7)のフレーム(71)は、レ
ール(31)を移動する車輪(70)及び車輪駆動装置(88)を設
けている。フレーム(71)の端板(72)(72)間の上流側と下
流側に平行に2本の支持軸(73)(74)を配備している。下
流側の支持軸(74)は、上流側の支持軸(73)よりも少し高
位置にある。
【0026】支持軸(73)(74)に6個づつプーリ(82)(83)
を設け、対向位置のプーリ(82)(83)間に無端状ベルト(8
4)を張設している。上流側支持軸(73)に6つの折畳みア
ーム(80)を下流側に向けて回動自由に突設し、アームの
枢支部と先端に設けたプーリ(85)(86)の間に無端状ベル
ト(87)を張設している。上流側支持軸(73)上の上流側ベ
ルト(87)のプーリ(85)と、下流側ベルト(84)のプーリ(8
3)とは、一体に回転する様に構成され、プーリは、チェ
ーン(76)及び回転駆動軸(78)を介してモータ(75)に連繋
されている。モータ(75)の作動により、上流側ベルト(8
7)と下流側ベルト(84)は一斉に周回する。
【0027】上記各折畳みアーム(80)には、エアハイド
ロユニット(77)が連繋され、傾斜角度を任意に調整で
き、上流側ベルト(87)を上流側支持軸(73)を中心に真下
を向く様に折畳むことができる。又、第2ベルトコンベ
ヤ装置(7)の上流側の各ベルト(87)は、第1ベルトコン
ベヤ装置(4)の下流側の各ベルト(57)間に位置してお
り、第1ベルトコンベヤ装置(4)と第2ベルトコンベヤ
装置(7)が相対的に接近しても、ベルト(57)とベルト(8
7)が衝突することはない。
【0028】第2ベルトコンベヤ装置(7)の上流側に後
当り板(9)が設けられている。後当り板(9)は、第1ベ
ルトコンベヤ装置(4)と第2ベルトコンベヤ装置(7)と
の間にシートブランクを排出する際に、シートブランク
の下流端面に当ってシートの位置決めを行なものであっ
て、上流側ベルト(87)を下向きに折畳んだ際に、該ベル
トと干渉しない様に配備されている。
【0029】第1ベルトコンベヤ装置(4)の車輪駆動装
置(58)、ベルト回転用モータ(44)、下流側ベルト(57)折
畳み用シリンダ装置(49)、傾斜アーム(5)角度調整用エ
アハイドロユニット(47)、側方当り板(61)(61)の間隔調
整装置(図示せず)、及び第2ベルトコンベヤ装置(7)の
車輪駆動装置(88)、ベルト回転用モータ(75)、上流側ベ
ルト(87)角度調整用エアハイドロユニット(77)は、制御
装置(図示せず)に連繋され、又、コンベヤ装置(3)上の
適所には光電管、リミットスイッチ等の衝突防止用の検
出器が配備されている。
【0030】然して、制御装置に、シートブランクの大
きさを入力し、製筐機(20)へ供給する指令を与えると、
第2ベルトコンベヤ装置(7)は、製筐機(20)との間がシ
ートブランクの長さに対応する位置まで第1ベルトコン
ベヤ装置(4)側に移動する。第2ベルトコンベヤ装置
(7)を上流側へ移動させたとき、該第2ベルトコンベヤ
装置(7)のベルト(87)列は第1ベルトコンベヤ装置(4)
のベルト(57)列の間に侵入して、第2ベルトコンベヤ装
置(7)と第1ベルトコンベヤ装置(4)が干渉することは
ない。
【0031】第1ベルトコンベヤ装置(4)のエアハイド
ロユニット(47)及び第2ベルトコンベヤ装置(7)のエア
ハイドロユニット(77)が作動して、第1ベルトコンベヤ
装置(4)から第2ベルトコンベヤ装置(7)にシートを円
滑に受け渡せる様に、ベルトの角度調整を自動的に行な
う。印刷機から排出された段ボールシートブランクを、
コンベヤ装置(3)で搬送中に、シートブランクの印刷面
のインキは乾く。
【0032】シートブランクを製筐機(20)に供給しない
場合は、第1ベルトコンベヤ装置(4)の前当り板(6)と
第2ベルトコンベヤ装置(7)の後当り板(9)の間がシー
トブランクの長さに対応する位置まで、第2ベルトコン
ベヤ装置(7)は移動する。又、第1ベルトコンベヤ装置
(4)のシリンダ装置(49)、及び第2ベルトコンベヤ装置
(7)のエアハイドロユニット(77)が作動して、第1ベル
トコンベヤ装置(4)の下流側ベルト(57)、第2ベルトコ
ンベヤ装置(7)の上流側ベルト(87)を下向きに折畳む。
【0033】印刷機から排出された段ボールシートブラ
ンクは、第1ベルトコンベヤ装置(4)の上流側ベルト(5
4)から、第1ベルトコンベヤ装置(4)と第2ベルトコン
ベヤ装置(7)との間に落下し、後当り板(9)、前当り板
(6)及び側方当り板(61)(61)によって位置決めされ、積
層状態にストックされる。
【0034】第1ベルトコンベヤ装置(4)と第2ベルト
コンベヤ装置(7)との間に台車を配備して、台車上にシ
ートブランクを積層して排出することも、レール(31)と
直交して、コンベヤを配備し、該コンベヤに載せて排出
することもできる。前当り板(6)、後当り板(9)及び側
方当り板(61)は、レール(31)に沿う方向に移動可能とす
れば、シートブランクの側方への排出の支障にならな
い。前当り板(6)と後当り板(9)の何れか一方、又、側
方当り板(61)(61)の何れか一方を省略しても、シートブ
ランクが大きく位置ずれすることはない。
【0035】図6は、前当り板(6)と後当り板(9)に変
えて、フレーム(41)(71)にL形の受け板(62)を回動可能
に配備し、各受け板(62)にシリンダ装置(64)を連繋し、
支点(63)を中心に受け板(62)を回動させるものである。
シートブランクは、前後の受け板(62)(62)に受け止めら
れて、積層ストックされる。シートの排出はフォークリ
フト等で行なうことができる。
【0036】本発明の実施に際し、第2ベルトコンベヤ
装置(7)の上流側のベルト(87)を前支持軸(73)を中心に
上向きに回動させて、第2ベルトコンベヤ装置(7)と第
1ベルトコンベヤ装置(4)との間にシートブランクの排
出空間を確保することもできる。
【0037】尚、段ボールシート印刷機(1)の段取替え
の際は、第1ベルトコンベヤ装置(4)を第2ベルトコン
ベヤ装置(7)側に移動させれば、段取替えのための作業
スペースを確保できる。本発明は、上記実施例の構成に
限定されることはなく、特許請求の範囲に記載の範囲で
種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】段ボール筐製造ラインの配置側面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】コンベヤ装置の側面図である。
【図4】同上の平面図である。
【図5】ベルトの折畳み状態のコンベヤ装置の側面図で
ある。
【図6】排出シートブランクの受け部の他の実施例の説
明図である。
【符号の説明】
(1) 段ボールシート印刷機 (20) 製筐機 (3) コンベヤ装置 (4) 第1ベルトコンベヤ装置 (57) 下流側ベルト (7) 第2ベルトコンベヤ装置 (87) ベルト

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段ボールシート印刷機(1)側に位置する
    第1ベルトコンベヤ装置(4)と、印刷機の次工程の加工
    装置(2)側に位置し第1ベルトコンベヤ装置(4)に接近
    離間可能に配備された第2ベルトコンベヤ装置(7)とに
    よって構成され、第1ベルトコンベヤ装置(4)の下流側
    は垂直面内で回動可能且つ傾斜角度調節可能な複数の平
    行周回ベルト(57)(57)からなり、第2ベルトコンベヤ装
    置(7)の上流側は回動可能且つ傾斜角度調節可能な複数
    の平行周回ベルト(87)(87)からなり、第1ベルトコンベ
    ヤ装置(4)の下流側各ベルト(57)は、第2ベルトコンベ
    ヤ装置(7)の上流側ベルト(87)(87)間に侵入可能に配置
    されており、第1ベルトコンベヤ装置(4)の下流側周回
    ベルト(57)と第2ベルトコンベヤ装置(7)の上流側周回
    ベルト(87)の傾斜角度がほぼ揃った状態で印刷機から排
    出された段ボールシートブランクを、第1ベルトコンベ
    ヤ装置(4)と第2ベルトコンベヤ装置(7)を経て次工程
    の加工装置(2)に受け渡しでき、第1ベルトコンベヤ装
    置(4)の下流側各周回ベルト(57)が下向きに、第2ベル
    トコンベヤ装置(7)の上流側各周回ベルト(87)が上向き
    或いは下向きに夫々折畳んだ状態では、印刷機から排出
    された段ボールシートブランクを、第1ベルトコンベヤ
    装置(4)と第2ベルトコンベヤ装置(7)との間に溜める
    ことができる印刷済み段ボールシートのコンベヤ装置。
  2. 【請求項2】 段ボールシート印刷機(1)は、印刷のみ
    ならず罫線(折目)加工及び溝切り加工の機能を有し、次
    工程の加工装置(2)は、段ボールシートブランクに接着
    剤の塗布、折曲げ、接合を行なう製筐機(20)である印刷
    済み段ボールシートのコンベヤ装置。
  3. 【請求項3】 段ボールシート印刷機(1)は、印刷専用
    機であって、次工程の加工装置(2)は、シート打抜き機
    である印刷済み段ボールシートのコンベヤ装置。
  4. 【請求項4】 第1ベルトコンベヤ装置(4)も前後動可
    能な請求項1乃至3の何れかに記載の印刷済み段ボール
    シートのコンベヤ装置。
  5. 【請求項5】 第1ベルトコンベヤ装置(4)の下流側と
    第2ベルトコンベヤ装置(7)の上流側の少なくとも何れ
    か一方に、第1ベルトコンベヤ装置(4)と第2ベルトコ
    ンベヤ装置(7)との間に積層して溜まる段ボールシート
    ブランクの前或いは後の端面が当る当り板(6)(9)が設
    けられている請求項1乃至4の何れかに記載の印刷済み
    段ボールシートのコンベヤ装置。
  6. 【請求項6】 第1ベルトコンベヤ装置(4)の下流側と
    第2ベルトコンベヤ装置(7)の上流側の少なくとも何れ
    か一方に、段ボールシートブランクの側方の端面が当る
    当り板(61)が設けられている請求項1又は5の何れかに
    記載の印刷済み段ボールシートのコンベヤ装置。
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