JP2677069B2 - データ処理システム - Google Patents

データ処理システム

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JP2677069B2
JP2677069B2 JP23131091A JP23131091A JP2677069B2 JP 2677069 B2 JP2677069 B2 JP 2677069B2 JP 23131091 A JP23131091 A JP 23131091A JP 23131091 A JP23131091 A JP 23131091A JP 2677069 B2 JP2677069 B2 JP 2677069B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ処理システムに関
し、特に入出力制御装置に接続された複数の中央処理装
置が負荷分散処理を行うデータ処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、データ処理システムの規模の拡大
と普及とに伴い、データ処理システムの無停止運用や高
信頼性が、一般に強く要求されて来ている。そして、デ
ータ処理システムのダウンは、ハードウェアの故障やソ
フトウェアに内在するバグだけではなく、操作ミスなど
の人的要因よっても生ずることが、無視できなくなって
来ている。
【0003】次に、従来のデータ処理システムについて
図面を参照して説明する。
【0004】図5は、従来のデータ処理システムの一例
を示すブロック図である。従来のデータ処理システム
は、図5に示すように、記憶部121−1,……121
−nを有するn個の中央処理装置と、特定の外部装置1
50よりファイル情報を入手してn個の中央処理装置1
20−1,……120−nのうちの任意の中央処理装置
120−iに対してDMA転送をする入出力制御装置1
10とを、バス130および制御線140を介して接続
している。
【0005】そして、入出力制御装置110は、外部装
置150から入手したファイル情報を格納する記憶部1
11と、そのファイル情報内のファイル名からハッシュ
変換してDMA転送先の中央処理装置120−iを決定
する制御処理部112と、その制御処理部112の指示
によりDMA転送を行うDMA制御部113と、システ
ムで使用するファイル名および中央処理装置120−
1,……120−nの構成数nによりファイル情報が各
ファイル名毎に複数の中央処理装置120−1,……1
20−nに平均して分散処理されるためのDMA転送先
決定用ハッシュ変換情報を格納するハッシュ変換表格納
部114とを含んで構成されている。
【0006】なお、従来のデータ処理システムは、シス
テムの立上げ時に予め人手により、DMA転送先決定用
ハッシュ変換情報を手作業入力装置160から入力して
ハッシュ変換表格納部114に書込む作業を行ってから
運用していた。
【0007】次に、従来のデータ処理システムの動作に
ついて図5を参照して説明する。
【0008】まず、入出力制御装置110の記憶部11
1は、特定の外部装置150より、ファイル情報を入手
して格納する。
【0009】そこで、制御処理部112は、マイクロプ
ログラム制御によって記憶部111に格納されたファイ
ル情報の中のファイル名を入手して、予め手作業入力装
置160によりDMA転送決定用ハッシュ変換情報を与
えられたハッシュ変換表格納部114を参照することに
より、特定のDMA転送先の中央処理装置120−iの
指定を入手する。
【0010】そして、制御処理部112は、DMA制御
部113に対して、DMA転送するファイル情報の記憶
部111上の格納場所および転送情報量並びに中央処理
装置120−iの指定を送出するので、DMA制御部1
13は、中央処理装置120−iに対してDMA転送を
行っている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
処理システムは、処理するファイル情報を複数の中央処
理装置に分散するために、予めDMA転送先決定用ハッ
シュ変換情報を中央処理装置の構成数と処理すべきファ
イルの情報量とを考慮して作成する必要があるけれど
も、増大する将来のファイルの情報量を予測することは
困難であり、ファイルの情報量の増大に伴い、複数の中
央処理装置への処理の分散に片寄りが生じたときに、D
MA転送先決定用ハッシュ変換情報の更新のために、運
用を停止する必要が生ずるという欠点を有している。
【0012】また、従来のデータ処理システムは、この
DMA転送先決定用ハッシュ変換情報を、システムの立
上げ時に人手により与えるために、人的な誤りを混入さ
せる可能性があり、システムの信頼度を低くするという
欠点を有している。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1の発明のデータ処理
システムは、読出し書込み可能な第1の記憶部を有して
マイクロプログラムにより制御される入出力制御装置
と、読出し書込み可能な第2の記憶部および前記第2の
記憶部に格納する情報を処理する演算処理部を有する複
数の中央処理装置とを制御線およびバスを介して接続す
るデータ処理システムにおいて、(A)前記演算処理部
あるいは前記入出力制御装置からの指示により、前記第
2の記憶部に対する制御を行い、前記第2の記憶部が有
効な情報を保有しているときおよび前記第2の記憶部が
情報の読出しや書込みの動作中のときに有効となる第1
の状態信号を出力し、前記第2の記憶部が前記入出力制
御装置から受けた情報の書込みの動作中のときに有効と
なる第2の状態信号を出力する制御部、を前記中央処理
装置のそれぞれに備えるとともに、(B)最大のシステ
ム構成として許容された前記中央処理装置の個数に対応
するビット数を有し、実際に稼働中の前記中央処理装置
の各々に対応する各ビットをオフにしてその他の各ビッ
トをオンにしたマスクレジスタと、最大のシステム構成
として許容された前記中央処理装置の個数の2倍のビッ
ト数を有し、前記第1の状態信号および前記第2の状態
信号の各々を入力して保持する状態レジスタと、マイク
ロプログラムの制御によって、前記マスクレジスタの内
容を入力して、DMA転送が可能であることを認識し
て、DMA転送の起動要求,DMA転送の方向,転送情
報の前記第1の記憶部内の格納位置,転送情報量などの
指示を行う制御処理部と、前記制御処理部からDMA転
送の起動要求を受けたときにオンとなり、そのDMA転
送が終了したときにオフとなるDMA要求フラグと、前
記制御処理部からDMA転送の方向を受けて、前記第2
の記憶部への書込みのときにオンとなり、前記第2の記
憶部からの読出しのときにオフとなる転送方向フラグ
と、前記マスクレジスタおよび前記状態レジスタ並びに
前記転送方向フラグの内容を入力して、最適なDMA転
送先である前記中央処理装置を示すコードを出力する転
送先決定部と、前記DMA要求フラグがオンのときに、
前記転送先決定部から受けたDMA転送先を示すコード
を保持する転送先レジスタと、前記制御処理部からDM
A転送の起動要求を受けて、前記DMA要求フラグおよ
び前記転送先レジスタ並びに前記転送方向フラグの内容
を入力して、DMA転送先の前記中央処理装置に対して
前記制御線を介してDMA転送要求を送って、前記中央
処理装置から前記制御線を介してDMA転送可能信号の
応答を受けて、前記第1の記憶部および前記第2の記憶
部の間でのDMA転送を実行するDMA制御部と、を前
記入出力制御装置に備えて構成されている。
【0014】また、第2の発明のデータ処理システム
は、第1の記憶部を有する入出力制御装置と、第2の記
憶部および演算処理部を有する複数の中央処理装置とを
制御線とバスとを介して接続するデータ処理システムに
おいて、(A)前記中央処理装置のそれぞれで、前記演
算処理部および前記入出力制御装置からの指示により、
前記第2の記憶部に対する読出し書込みを行い、前記第
2の記憶部が有効な情報を保有しているときおよび前記
第2の記憶部が情報の読出しや書込みの動作中のときに
有効となる第1の状態信号を出力するとともに、前記第
2の記憶部が前記入出力制御装置から受けた情報の書込
みの動作中のときに有効となる第2の状態信号を出力
し、(B)前記入出力制御装置で、最大のシステム構成
として許容された前記中央処理装置の個数に対応するビ
ット数のマスクレジスタを有して、実際に稼働中の前記
中央処理装置の各々に対応する各ビットをオフにすると
ともに、その他の各ビットをオンにし、(C)最大のシ
ステム構成として許容された前記中央処理装置の個数の
2倍のビット数の状態レジスタを前記入出力制御装置に
有して、前記第1の状態信号および前記第2の状態信号
の各々を入力して保持し、(D)前記入出力制御装置
で、前記マスクレジスタの内容を参照して、DMA転送
が可能であることを認識して、DMA転送の起動要求,
DMA転送の方向,転送情報の前記第1の記憶部内の格
納位置,転送情報量などの指示を行い、(E)前記入出
力制御装置で、DMA転送の起動要求によりDMA要求
フラグをオンの状態にするとともに、そのDMA転送が
終了したときにオフの状態にし、(F)前記入出力制御
装置で、DMA転送の方向の指示を受けて、前記第2の
記憶部への書込みのときに、転送方向フラグをオンの状
態にするとともに、前記第2の記憶部からの読出しのと
きにオフの状態にし、(G)前記入出力制御装置で、前
記マスクレジスタおよび前記状態レジスタ並びに前記転
送方向フラグの内容を入力して、最適なDMA転送先で
ある前記中央処理装置を示すコードを生成して、前記D
MA要求フラグがオンのときには、転送先レジスタに保
持し、(H)前記入出力制御装置で、DMA転送の起動
要求を受けて、前記DMA要求フラグおよび前記転送先
レジスタ並びに前記転送方向フラグの内容を入力して、
DMA転送先の前記中央処理装置に対して前記制御線を
介してDMA転送要求を送って、前記中央処理装置から
前記制御線を介してDMA転送可能信号の応答を受け
て、前記第1の記憶部および前記第2の記憶部の間での
DMA転送を実行する、ことにより構成されている。
【0015】さらに、第3の発明のデータ処理システム
は、第1の記憶部を有する入出力制御装置と、第2の記
憶部および演算処理部を有する複数の中央処理装置とを
制御線とバスとを介して接続するデータ処理システムに
おいて、(A)前記演算処理部および前記入出力制御装
置からの指示により、前記第2の記憶部に対する読出し
書込みを行い、前記第2の記憶部が有効な情報を保有し
ているときおよび前記第2の記憶部が情報の読出しや書
込みの動作中のときに有効となる第1の状態信号を出力
するとともに、前記第2の記憶部が前記入出力制御装置
から受けた情報の書込みの動作中のときに有効となる第
2の状態信号を出力するそれぞれの前記中央処理装置の
制御部と、(B)最大のシステム構成として許容された
前記中央処理装置の個数の2倍のビット数を有して、前
記第1の状態信号および前記第2の状態信号の各々を入
力して保持する前記入出力制御装置の状態レジスタと、
(C)DMA転送の起動要求,DMA転送の方向,転送
情報の前記第1の記憶部内の格納位置,転送情報量など
の動作を指示する前記入出力制御装置の制御処理部と、
(D)前記制御処理部からDMA転送の方向の指示を受
けて、前記第2の記憶部への書込みのときに、オンの状
態になるとともに、前記第2の記憶部からの読出しのと
きにオフの状態になる前記入出力制御装置の転送方向フ
ラグと、(E)前記状態レジスタおよび前記転送方向フ
ラグの内容を入力して、最適なDMA転送先である前記
中央処理装置を示すコードを生成して保持する前記入出
力制御装置の転送先レジスタと、(F)前記制御処理部
からDMA転送の起動要求を受けて、前記転送先レジス
タおよび前記転送方向フラグの内容を入力して、DMA
転送先の前記中央処理装置に対して前記制御線を介して
DMA転送要求を送って、前記中央処理装置から前記制
御線を介してDMA転送可能信号の応答を受けて、前記
第1の記憶部および前記第2の記憶部の間でのDMA転
送を実行する前記入出力制御装置のDMA制御部と、を
備えて構成されている。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0017】図1は、本発明のデータ処理システムの一
実施例を示すブロック図である。本実施例のデータ処理
システムは、図1に示すように、読出し書込み可能な第
1の記憶部である記憶部11を有してマイクロプログラ
ムにより制御される入出力制御装置10と、読出し書込
み可能な第2の記憶部である記憶部21−1,……21
−nおよび記憶部21−1,……21−nのそれぞれに
格納する情報を処理する演算処理部22−1,……22
−nを有するそれぞれの中央処理装置20−1,……2
0−nとを、バス30および制御線40を介して接続し
ている。
【0018】また、中央処理装置20−1,……20−
nの制御部23−1,……23−nは、演算処理部22
−1,……22−nあるいは入出力制御装置10からの
指示により、記憶部21−1,……21−nに対する制
御を行っている。そして、制御部23−1,……23−
nは、記憶部21−1,……21−nが有効な情報を保
有しているときおよび記憶部21−1,……21−nが
情報の読出しや書込みの動作中のときに有効となる第1
の状態信号F1,……Fnを出力するとともに、記憶部
21−1,……21−nが入出力制御装置10から受け
た情報の書込みの動作中のときに有効となる第2の状態
信号W1,……Wnを出力している。
【0019】一方、入出力制御装置10のマスクレジス
タ12は、最大のシステム構成として許容された中央処
理装置20−1,……20−nの個数nに対応するビッ
ト数を有して、実際に稼働中の中央処理装置の各々に対
応するビットをオフにして、その他のビットをオンにし
ている。
【0020】また、入出力制御装置10の状態レジスタ
13は、最大のシステム構成として許容された中央処理
装置20−1,……20−nの個数nの2倍のビット数
を有し、第1の状態信号F1,……Fnおよび第2の状
態信号W1,……Wnの各々を入力して保持している。
【0021】そこで、入出力制御装置10の制御処理部
14は、マイクロプログラムの制御によって、マスクレ
ジスタ12の内容を入力して、DMA転送が可能である
ことを認識して、DMA転送の起動要求,DMA転送の
方向,転送情報の記憶部11内の格納位置,転送情報量
などの指示を行っている。
【0022】そして、入出力制御装置10のDMA要求
フラグ15は、制御処理部14からDMA転送の起動要
求を受けたときにオンとなり、そのDMA転送が終了し
たときにオフになっている。
【0023】また、入出力制御装置10の転送方向フラ
グ16は、制御処理部14からDMA転送の方向を受け
て、記憶部21−1,……21−nへの書込みのとき
に、オンとなり、記憶部21−1,……21−nからの
読出しのときに、オフになっている。
【0024】そして、入出力制御装置10の転送先決定
部17は、マスクレジスタ12および状態レジスタ13
並びに転送方向フラグ16の内容を入力して、最適なD
MA転送先である中央処理装置20−iを示すコードC
PUiを出力している。
【0025】一方で、入出力制御装置10の転送先レジ
スタ18は、制御処理部14からのDMA転送の起動に
より、転送先決定部17からDMA転送先のコードCP
Uiを受けて、DMA要求フラグ15がオンであれば、
その内容を保持している。
【0026】そこで、入出力制御装置10のDMA制御
部19は、制御処理部14からDMA転送の起動要求を
受けて、DMA要求フラグ15および転送先レジスタ1
8並びに転送方向フラグ16の内容を入力して、DMA
転送先の中央処理装置20−iに対して制御線40を介
してDMA転送要求信号を送って、中央処理装置20−
iから制御線40を介してDMA転送可能信号の応答を
受けて、記憶部11および記憶部21−iの間のDMA
転送を実行している。
【0027】図2は、図1でnが2のときの転送方向フ
ラグ16,マスクレジスタ12,状態レジスタ13の内
容の各々に対する転送先決定部17の出力とDMA転送
の状態との一例を示す図である。また、図3は、図1で
nが2のときのDMA転送の動作の一例を示すタイムチ
ャートである。さらに、図4は、図1でnが2のときの
DMA転送動作でDMA転送待ちの状態が生じた場合の
一例を示すタイムチャートである。
【0028】次に、簡単のために、図1でnが2のとき
のDMA転送の動作の一例について図1,〜図4を参照
して説明する。
【0029】まず、制御処理部14は、マイクロプログ
ラムでDMA転送要求が生じた場合に、マスクレジスタ
12を参照して、図2に示すように、予め定めてあるマ
スクレジスタ12の各ビットM1,M2がともに1であ
るDMA転送の不可状態か否かを検査する。
【0030】そして、DMA転送の起動不可状態である
ときには、動作を終了するが、DMA転送の起動不可状
態でないときには、DMA転送方向フラグ16に、記憶
部11から記憶部21−1,21−2への転送のときに
は“1”を、記憶部21−1,21−2から記憶部11
への転送のときには“0”をセットし、DMA転送情報
の記憶部11上の格納位置および転送する情報量をDM
A制御部19に送って、図3に示すように、DMA要求
フラグ15をオンにする。
【0031】また、転送先レジスタ18は、制御処理部
14からのDMA転送の起動により、転送先決定部17
で選択された中央処理装置20−iのコードCPUiを
受けて、DMA要求フラグ15がオンであるときには、
その内容を保持する。
【0032】そして、図2に示すように、転送先決定部
17の出力が、“01”か“02”かであるときには、
直ちに、DMA転送が可能であり、“FF”,“F
E”,“FD”のときには、DMA転送待ちのWAIT
になる。
【0033】そこで、転送先決定部17の出力が、“0
1”または“02”であるときに、DMA制御部19
は、図3に示すように、DMA転送先の中央処理装置2
0−iに対して、DMA転送要求信号のDMARQiを
送って、中央処理装置20−iからDMA転送可能信号
の応答のDMAAKiを受けて、記憶部11および記憶
部21−iの間でのDMA転送であるRD/WRを実行
して、転送データの送受を行っている。
【0034】そして、DMA制御部19は、DMA転送
の最後の情報として、DMA終了信号のLASTを授受
すると、DMA要求フラグ15およびDMA転送要求信
号のDMARQiをリセットするとともにDMA終了割
込みを発生して、制御処理部14に知らせている。
【0035】また、DMA転送終了割込みを検出する
と、制御処理部14は、マイクロプログラムでDMA転
送の後処理を実行して、その中で必要に応じて転送先レ
ジスタ18の読込みやDMA転送の解除を行い、そのD
MA転送の解除の後に終了割込みのリセットおよび転送
先レジスタ18の保持の解除などを行って、DMA転送
を終了する。
【0036】なお、図4に示すように、DMA要求フラ
グ15がオンになったときに、転送先決定部17の出力
がWAITのときには、転送先レジスタ18には、その
値が保持されずにINVALIDとなり、転送先決定部
17の出力がコードCPUiになるまで待ち合わせる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ処
理システムは、入出力制御装置に接続される複数個の中
央処理装置に対する分散処理を行うために、それぞれの
中央処理装置の情報処理状況を知らせる信号で、空いて
いる中央処理装置を動的に検索することにより、複数個
の中央処理装置の構成数や処理すべき情報量によらず
に、自動的にそれぞれの中央処理装置で平均的に情報を
処理するとともに、人手による介入作業がないので、効
率良く無停止の稼働を実施できるという効果を有してい
る。
【0038】また、本発明のデータ処理システムは、従
来のデータ処理システムに比べて、DMA転送先決定用
ハッシュ変換情報の処理などの人手による介入作業がな
いために、人的要因によるシステムダウンが減少し、信
頼度を高めることができるという効果も有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ処理システムの一実施例を示す
ブロック図である。
【図2】図1でnが2のときの転送方向フラグ16,マ
スクレジスタ12,状態レジスタ13の内容の各々に対
する転送先決定部17の出力とDMA転送の状態との一
例を示す図である。
【図3】図1でnが2のときのDMA転送の動作の一例
を示すタイムチャートである。
【図4】図1でnが2のときのDMA転送動作でDMA
転送待ちの状態が生じた場合の一例を示すタイムチャー
トである。
【図5】従来のデータ処理システムの一例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
10,110 入出力制御装置 11,111 記憶部 12 マスクレジスタ 13 状態レジスタ 14,112 制御処理部 15 DMA要求フラグ 16 転送方向フラグ 17 転送先決定部 18 転送先レジスタ 19,113 DMA制御部 20−1,〜20−n,120−1,〜120−n
中央処理装置 21−1,〜21−n,121−1,〜121−n
記憶部 22−1,〜21−n,122−1,〜122−n
演算処理部 23−1,〜21−n,123−1,〜123−n
制御部 30,130 バス 40,140 制御線 114 ハッシュ変換表格納部 150 外部装置 160 手作業入力装置

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読出し書込み可能な第1の記憶部を有し
    てマイクロプログラムにより制御される入出力制御装置
    と、読出し書込み可能な第2の記憶部および前記第2の
    記憶部に格納する情報を処理する演算処理部を有する複
    数の中央処理装置とを制御線およびバスを介して接続す
    るデータ処理システムにおいて、 (A)前記演算処理部あるいは前記入出力制御装置から
    の指示により、前記第2の記憶部に対する制御を行い、
    前記第2の記憶部が有効な情報を保有しているときおよ
    び前記第2の記憶部が情報の読出しや書込みの動作中の
    ときに有効となる第1の状態信号を出力し、前記第2の
    記憶部が前記入出力制御装置から受けた情報の書込みの
    動作中のときに有効となる第2の状態信号を出力する制
    御部、 を前記中央処理装置のそれぞれに備えるとともに、 (B)最大のシステム構成として許容された前記中央処
    理装置の個数に対応するビット数を有し、実際に稼働中
    の前記中央処理装置の各々に対応する各ビットをオフに
    してその他の各ビットをオンにしたマスクレジスタと、 最大のシステム構成として許容された前記中央処理装置
    の個数の2倍のビット数を有し、前記第1の状態信号お
    よび前記第2の状態信号の各々を入力して保持する状態
    レジスタと、 マイクロプログラムの制御によって、前記マスクレジス
    タの内容を入力して、DMA転送が可能であることを認
    識して、DMA転送の起動要求,DMA転送の方向,転
    送情報の前記第1の記憶部内の格納位置,転送情報量な
    どの指示を行う制御処理部と、 前記制御処理部からDMA転送の起動要求を受けたとき
    にオンとなり、そのDMA転送が終了したときにオフと
    なるDMA要求フラグと、 前記制御処理部からDMA転送の方向を受けて、前記第
    2の記憶部への書込みのときにオンとなり、前記第2の
    記憶部からの読出しのときにオフとなる転送方向フラグ
    と、 前記マスクレジスタおよび前記状態レジスタ並びに前記
    転送方向フラグの内容を入力して、最適なDMA転送先
    である前記中央処理装置を示すコードを出力する転送先
    決定部と、 前記DMA要求フラグがオンのときに、前記転送先決定
    部から受けたDMA転送先を示すコードを保持する転送
    先レジスタと、 前記制御処理部からDMA転送の起動要求を受けて、前
    記DMA要求フラグおよび前記転送先レジスタ並びに前
    記転送方向フラグの内容を入力して、DMA転送先の前
    記中央処理装置に対して前記制御線を介してDMA転送
    要求を送って、前記中央処理装置から前記制御線を介し
    てDMA転送可能信号の応答を受けて、前記第1の記憶
    部および前記第2の記憶部の間でのDMA転送を実行す
    るDMA制御部と、を前記入出力制御装置に備えること
    を特徴とするデータ処理システム。
  2. 【請求項2】 第1の記憶部を有する入出力制御装置
    と、第2の記憶部および演算処理部を有する複数の中央
    処理装置とを制御線とバスとを介して接続するデータ処
    理システムにおいて、 (A)前記中央処理装置のそれぞれで、前記演算処理部
    および前記入出力制御装置からの指示により、前記第2
    の記憶部に対する読出し書込みを行い、前記第2の記憶
    部が有効な情報を保有しているときおよび前記第2の記
    憶部が情報の読出しや書込みの動作中のときに有効とな
    る第1の状態信号を出力するとともに、前記第2の記憶
    部が前記入出力制御装置から受けた情報の書込みの動作
    中のときに有効となる第2の状態信号を出力し、 (B)前記入出力制御装置で、最大のシステム構成とし
    て許容された前記中央処理装置の個数に対応するビット
    数のマスクレジスタを有して、実際に稼働中の前記中央
    処理装置の各々に対応する各ビットをオフにするととも
    に、その他の各ビットをオンにし、 (C)最大のシステム構成として許容された前記中央処
    理装置の個数の2倍のビット数の状態レジスタを前記入
    出力制御装置に有して、前記第1の状態信号および前記
    第2の状態信号の各々を入力して保持し、 (D)前記入出力制御装置で、前記マスクレジスタの内
    容を参照して、DMA転送が可能であることを認識し
    て、DMA転送の起動要求,DMA転送の方向,転送情
    報の前記第1の記憶部内の格納位置,転送情報量などの
    指示を行い、 (E)前記入出力制御装置で、DMA転送の起動要求に
    よりDMA要求フラグをオンの状態にするとともに、そ
    のDMA転送が終了したときにオフの状態にし、 (F)前記入出力制御装置で、DMA転送の方向の指示
    を受けて、前記第2の記憶部への書込みのときに、転送
    方向フラグをオンの状態にするとともに、前記第2の記
    憶部からの読出しのときにオフの状態にし、 (G)前記入出力制御装置で、前記マスクレジスタおよ
    び前記状態レジスタ並びに前記転送方向フラグの内容を
    入力して、最適なDMA転送先である前記中央処理装置
    を示すコードを生成して、前記DMA要求フラグがオン
    のときには、転送先レジスタに保持し、 (H)前記入出力制御装置で、DMA転送の起動要求を
    受けて、前記DMA要求フラグおよび前記転送先レジス
    タ並びに前記転送方向フラグの内容を入力して、DMA
    転送先の前記中央処理装置に対して前記制御線を介して
    DMA転送要求を送って、前記中央処理装置から前記制
    御線を介してDMA転送可能信号の応答を受けて、前記
    第1の記憶部および前記第2の記憶部の間でのDMA転
    送を実行する、 ことを特徴とするデータ処理システム。
  3. 【請求項3】 第1の記憶部を有する入出力制御装置
    と、第2の記憶部および演算処理部を有する複数の中央
    処理装置とを制御線とバスとを介して接続するデータ処
    理システムにおいて、 (A)前記演算処理部および前記入出力制御装置からの
    指示により、前記第2の記憶部に対する読出し書込みを
    行い、前記第2の記憶部が有効な情報を保有していると
    きおよび前記第2の記憶部が情報の読出しや書込みの動
    作中のときに有効となる第1の状態信号を出力するとと
    もに、前記第2の記憶部が前記入出力制御装置から受け
    た情報の書込みの動作中のときに有効となる第2の状態
    信号を出力するそれぞれの前記中央処理装置の制御部
    と、 (B)最大のシステム構成として許容された前記中央処
    理装置の個数の2倍のビット数を有して、前記第1の状
    態信号および前記第2の状態信号の各々を入力して保持
    する前記入出力制御装置の状態レジスタと、 (C)DMA転送の起動要求,DMA転送の方向,転送
    情報の前記第1の記憶部内の格納位置,転送情報量など
    の動作を指示する前記入出力制御装置の制御処理部と、 (D)前記制御処理部からDMA転送の方向の指示を受
    けて、前記第2の記憶部への書込みのときに、オンの状
    態になるとともに、前記第2の記憶部からの読出しのと
    きにオフの状態になる前記入出力制御装置の転送方向フ
    ラグと、 (E)前記状態レジスタおよび前記転送方向フラグの内
    容を入力して、最適なDMA転送先である前記中央処理
    装置を示すコードを生成して保持する前記入出力制御装
    置の転送先レジスタと、 (F)前記制御処理部からDMA転送の起動要求を受け
    て、前記転送先レジスタおよび前記転送方向フラグの内
    容を入力して、DMA転送先の前記中央処理装置に対し
    て前記制御線を介してDMA転送要求を送って、前記中
    央処理装置から前記制御線を介してDMA転送可能信号
    の応答を受けて、前記第1の記憶部および前記第2の記
    憶部の間でのDMA転送を実行する前記入出力制御装置
    のDMA制御部と、 を備えることを特徴とするデータ処理システム。
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