JP2676333B2 - Nozzle skin prevention method - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【産業上の利用分野】本発明は溶媒を含む液状接着剤又
はコーテイング剤の塗布において、スロットノズルの先
端部に液状接着剤又はコーテイング剤が付着堆積して皮
張りが発生するのを防止する技術に関する。 【０００２】 【従来の技術】従来より、常温乾燥型の特に溶媒を含ん
だ熱可塑性の溶液型やエマルジョン型のコーテイング剤
及び接着剤は幅広く使用されてきた。これらのコーテイ
ング剤や接着剤は、ホットメルトタイプ接着剤と比べ
て、アプリケーション時には一般的に粘度が低く、溶媒
が含まれることから最終的に薄膜が得られ、簡単な装置
で作業できることと、機材のコスト低減につながること
を特徴としている。 【０００３】このような常温乾燥型の特に溶媒を含んだ
熱可塑性の溶液型やエマルジョン型のコーテイング剤及
び接着剤を基材に塗布する方法として、従来一般的に実
施されていた事例を図５を用いて説明する。すなわち図
５は従来技術によるエマルジョン接着剤の二流体スプレ
イ方式による噴出塗布方法の説明図である。図において
加圧タンク５に収容されたエマルジョン接着剤６は、加
圧タンク５に供給される所望の圧力に調整された圧縮エ
アの圧力分だけ加圧され、ホース７を介してスプレイガ
ン１に導かれる。エマルジョン接着剤６は、スプレイガ
ン１の作動によりニードル８−Ａ、シート８−Ｂが開状
態の時に外部へ噴出される。 【０００４】スプレイガン１の作動は、圧縮エアによっ
て行われ、三方弁タイプのソレノイドバルブ２が開く
と、あらかじめ調整された圧縮エアがホース３を通りピ
ストン４を持ち上げる。ピストン４とニードル８−Ａと
は連結されており、ピストン４の作動に伴ってニードル
８−Ａも引き上げられて弁口が開きエマルジョン接着剤
６が噴出される。ソレノイドバルブ２が閉じると、ピス
トン４を持ち上げていた圧縮エアはホース３を通りソレ
ノイドバルブ２の排気口から逃げ、スプリング２２の力
によりピストン４及びニードル８−Ａは押しもどされ、
弁口が閉じてエマルジョン接着剤６は噴出を停止する。 【０００５】エマルジョン接着剤の噴出と同時か又は前
後を含めて、所望する圧力の圧縮エアをホース１０を介
してスプレイガン１へ供給し噴出させると、エマルジョ
ン接着剤６はエアーノズル９の特性に応じてパターン化
され、粒化又は霧化された粒子２１となって基材へ向け
て噴出される。 【０００６】また溶媒を含む液状接着剤又はコーテイン
グ剤を、アシストエア噴出口を備えたスロットノズルか
ら噴出して基材に塗布する方法として、従来一般的に実
施されていた事例を図５を用いて説明する。すなわち図
５は従来技術によるスロットノズルからエマルジョン接
着剤を噴出塗布する方法の説明図である。スロットノズ
ルガンの機構は、一般的な公知のエアスプレイガンある
いはエアレススプレイガンと同様のため詳細な説明は省
略する。 【０００７】ポンプ２７によって加圧されたエマルジョ
ン接着剤３０は、ホース７を介してスロットノズルガン
３５へ供給され、スロットノズルガン３５に開の信号が
入ると、ニードル又はボール２６が持ち上がり、加圧さ
れたエマルジョン接着剤３０は、狭いスリット溝２９を
通ってスロットノズルの先端部３２から噴出する。一
方、圧縮エア源からホース１０を介し供給されるアシス
トエアが、スロットノズルの先端部３２へ向けて噴出さ
れると、スロットノズルの先端部３２から噴出するエマ
ルジョン接着剤３０は、アシストエアの噴出流と衝突し
て薄膜化され、走行するワーク３１の面上に薄い塗膜と
なって形成される。 【発明が解決しようとする課題】 【０００８】このようにして塗布される溶媒を含む液状
接着剤又はコーテイング剤は、ノズルから噴出すると、
溶媒が蒸発して粘度が変化し、ノズルの先端部に付着堆
積し、いわゆる皮張り現象が発生して良好な塗布パター
ンの形成の妨げとなっていた。特に断続塗布においては
エマルジョン接着剤がスロットノズルの先端部３２に付
着堆積し、良好なパターンを形成するのは難しかった。
またノズルの先端部に付着している残査や皮張りしたエ
マルジョン接着剤が一緒に噴出されて、コブと呼ばれる
異物状態で塗膜に付着することから、コーティング作業
の致命的な欠陥となっていた。 【０００９】これ等の溶液型やエマルジョン型のコーテ
イグ剤及び接着剤は、溶媒が蒸発すると固化し、洗浄に
時間を要することから簡便な方法が求められてきた。特
に酢酸ビニール又はエチレン酢酸ビニール共重合体のエ
マルジョンは、紙に対して強い接着力を示し一般的なホ
ットメルト接着剤より耐熱性にすぐれている一方、溶媒
は水であるが、一度ノズル等が固化すると水で洗浄する
のが不可能になり、溶解力の強い有機溶剤での洗浄が必
要であった。 【００１０】また、一般的に包装分野でエマルジョン接
着剤塗布には、エアスプレイガン等の安価で簡便な方法
が主流であった。更に最近自動化が進み、省力化を要求
するニーズが一段と高まって来ており、エマルジョン接
着剤は、完全にノズルが固化して塗布されない場合は後
工程で検査出来るが、完全な皮張りでない場合塗布量が
変化して品質上重大な欠点となり自動化、省力化に大き
な影響を与えているのが現状である。 【００１１】本発明の動機はエマルジョン接着剤の長所
を最大限に発揮させ、同時にそれらの欠点を排除するこ
とにあった。すなわち、エマルジョン接着剤がノズル部
に付着堆積して皮張りを発生させたり固化させることな
く、常に同一条件でエマルジョン接着剤の塗布作業を無
人化で行うことができるようにした、ノズルの皮張り防
止方法を提供することである。 【００１２】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために次のような構成とした。すなわち、溶媒
を含む液状接着剤又はコーテイング剤を、アシストエア
噴出口を備えたスロットノズルから噴出して基材に塗布
する方法において、アシストエア噴出管路に溶媒液を導
き、その溶媒液を上記アシストエアの噴き出しにより細
粒化又は微粒化せしめ、その気液混合流体を、前記溶媒
液を含む液状接着剤又はコーテイング剤を噴出するスロ
ットノズルの先端部に向けて噴出しつつ、溶媒液を含む
液状接着剤又はコーテイング剤を基材に向けて噴出塗布
するようにしたことを特徴とする、ノズルの皮張り防止
方法とした。 【００１３】 【作用】次に本発明の作用について説明する。アシスト
エア噴出管路に導かれた溶媒液は、アシストエア流によ
って細粒化又は微粒化してアシストエア噴出口からスロ
ットノズルの先端部へ向けて噴出される。これによっ
て、スロットノズルの先端部に付着しかけたエマルジョ
ン接着剤の粒子は、細粒化又は微粒化した溶媒を含むア
シストエア流によって常に洗い流され、皮張りの発生が
防止される。 【００１４】 【実施例】以下、本発明によるノズルの皮張り防止方法
を、その実施例を示めす図を用いて説明する。図１は本
発明のスロットノズルからエマルジョン接着剤を噴出塗
布方法の説明図である。スロットノズルガンの機構は、
一般的に公知のエアスプレイガンあるいはエアレススプ
レイガンと同様のため詳細な説明は省略する。 【００１５】図においてポンプ２７によって加圧された
エマルジョン接着剤３０は、ホース７を介してスロット
ノズルガン３５へ供給され、スロットノズルガンに開の
信号が入ると、ニードル又はボール２６が持ち上がり、
加圧されたエマルジョン接着剤３０は、狭いスリット溝
２９を通ってスロットノズルの先端部３２から噴出す
る。 【００１６】一方、圧縮エア源からホース１０を介して
スロットノズルへ供給されるアシストエアの流路内に
は、溶媒を供給するためのチューブ１３が設けられ、チ
ューブ１３から供給される溶媒はアシストエア流によっ
て細粒化又は微粒化されて、アシストエアと共に混合流
となって、スロットノズルの先端部３２へ向けて噴出さ
れる。 【００１７】これによって、スロットノズルの先端部３
２に付着しかけたエマルジョン接着剤３０の粒子は、細
粒化又は微粒化した溶媒を含むアシストエアの混合流に
よって常に洗い流され、皮張りの発生が防止される。そ
して、スロットノズルの先端部３２から噴出するエマル
ジョン接着剤３０は、アシストエアの噴出流と衝突して
薄膜化され、走行するワーク３１の面上に薄い塗膜とな
って形成される。このようにして、スロットノズルの先
端部３２は、エマルジョン接着剤３０による皮張りの発
生が防止され、常にクリーンな状態に維持されて良好な
塗布パターンを形成することができる。 【００１８】アシストエアの流路内へ溶媒を供給する方
法としては、次に示すようないくつかの方法が可能であ
る。すなわちその１つは、図２に示めす開放型容器から
溶媒液を供給する方法である。図において１５は溶媒液
１４を貯溜するための開放型容器であり、１０はアシス
トエアとしての圧縮エア流１８を供給するためのホース
である。ホース１０内には開放型容器１５から溶媒液を
供給するためのチューブ１３が設けられ、圧縮エア流１
８によってホース１０内のチューブ１３の先端部１９に
発生する真空作用によるサイフォン効果により、溶媒液
１４は開放型容器１５からチューブ１３で吸引され、微
粒子２０化されて圧縮エア流１８に混合される。これは
構成が簡単で安価でありホース１０と開放型容器１５が
比較的近接して設置できる場合に有利である。 【００１９】アシストエアの流路内へ溶媒を供給する方
法の他の例として、図３に示めす加圧密閉型容器から溶
媒液を供給する方法である。図において１６は溶媒液１
４を貯溜するための加圧密閉型容器であり、１０はアシ
ストエアとしての圧縮エア流１８を供給するためのホー
スである。ホース１０内には加圧密閉型容器１６から溶
媒液を供給するためのチューブ１３が設けられる。１７
はチューブ１３の途中に設けたソレノイドバルブを示め
す。加圧密閉型容器１６内には調圧された圧縮エアが供
給され、その圧力によって溶媒液１４は加圧密閉型容器
１６内からチューブ１３を介してホース１０内へと圧送
される。そしてホース１０内に供給された溶媒液１４は
ホース１０内を流れる圧縮エア流１８によって微粒子２
０化されて圧縮エア流１８と混合流となつて供給され
る。この方法では溶媒液１４はチューブ１３内を圧送さ
れるので、所望によってチューブ１３の途中にソレノイ
ドバルブ１７を設けることができ、溶媒液１４の供給を
オン・オフ制御することもできる。 【００２０】またエマルジョン接着剤の噴出塗布作業
は、しばしば間欠的に行われるが、その場合のエマルジ
ョン接着剤の間欠的噴出に対するアシストエアと溶媒の
供給のタイミングを示したのが、図４の間欠噴出塗布作
業のタイミングチャート図である。すなわちエマルジョ
ン接着剤の間欠的噴出塗布作業においては、図８の
（Ａ）に示すように、エマルジョン接着剤噴出開始の微
小時間前に、アシストエアと溶媒の噴出を開始し、また
エマルジョン接着剤の噴出停止よりも微小時間後に、ア
シストエアと溶媒の供給を停止するのが最も好ましい。
しかし、図８の（Ｂ），（Ｃ），（Ｄ）に示すようなタ
イミングでアシストエア及び溶媒を供給するようにして
も、本発明における皮張り防止の効果がえられる。 【００２１】 【発明の効果】本発明のノズルの皮張り防止方法は、上
記詳述したような構成としたので、エマルジョン接着剤
の長所を最大限に発揮させ、同時にそれらの欠点を排除
することできる。すなわち、エマルジョン接着剤がノズ
ル部に付着堆積して皮張りを発生させたり固化させるこ
となく、常に同一条件でエマルジョン接着剤の塗布作業
を無人化で行うことができる、ノズルの皮張り防止方法
を提供することができかる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to the application of a liquid adhesive or coating agent containing a solvent, in which the liquid adhesive or coating agent is deposited and deposited on the tip of the slot nozzle. The present invention relates to a technique for preventing skinning. 2. Description of the Related Art Conventionally, room-temperature-drying type thermoplastic and solvent-containing thermoplastic solution type or emulsion type coating agents and adhesives have been widely used. Compared with hot-melt type adhesives, these coating agents and adhesives generally have a lower viscosity at the time of application, and because they contain a solvent, a thin film is finally obtained, and it is possible to work with a simple device. It is characterized by leading to cost reduction. As a method of applying such a room temperature dry type thermoplastic solvent type solvent-containing coating agent or emulsion type coating agent and adhesive agent to a substrate, an example which has been generally practiced in the past is shown in FIG. Will be explained. That is, FIG. 5 is an explanatory diagram of a spray coating method using a two-fluid spray method of an emulsion adhesive according to the related art. In the figure, the emulsion adhesive 6 contained in the pressure tank 5 is pressurized by the pressure of the compressed air adjusted to the desired pressure to be supplied to the pressure tank 5, and is applied to the spray gun 1 via the hose 7. Be guided. The emulsion adhesive 6 is ejected to the outside when the needle 8-A and the sheet 8-B are opened by the operation of the spray gun 1. The operation of the spray gun 1 is performed by compressed air, and when the three-way valve type solenoid valve 2 is opened, the compressed air adjusted in advance passes through the hose 3 and lifts the piston 4. The piston 4 and the needle 8-A are connected, and the needle 8-A is also pulled up as the piston 4 is actuated, the valve opening is opened, and the emulsion adhesive 6 is ejected. When the solenoid valve 2 is closed, the compressed air lifting the piston 4 escapes from the exhaust port of the solenoid valve 2 through the hose 3, and the force of the spring 22 pushes back the piston 4 and the needle 8-A.
The valve port closes and the emulsion adhesive 6 stops squirting. When the compressed air having a desired pressure is supplied to the spray gun 1 through the hose 10 and ejected at the same time as the ejection of the emulsion adhesive or before and after the ejection, the emulsion adhesive 6 has the characteristics of the air nozzle 9. Correspondingly patterned, atomized or atomized particles 21 are ejected toward the substrate. FIG. 5 shows an example that has been generally practiced in the past as a method for spraying a liquid adhesive or coating agent containing a solvent from a slot nozzle having an assist air jet port and applying it to a substrate. Explain. That is, FIG. 5 is an explanatory diagram of a method of jetting and applying an emulsion adhesive from a slot nozzle according to a conventional technique. Since the mechanism of the slot nozzle gun is the same as that of a generally known air spray gun or airless spray gun, detailed description thereof will be omitted. The emulsion adhesive 30 pressurized by the pump 27 is supplied to the slot nozzle gun 35 via the hose 7. When an opening signal is input to the slot nozzle gun 35, the needle or ball 26 is lifted and pressurized. The emulsion adhesive 30 thus ejected is ejected from the tip portion 32 of the slot nozzle through the narrow slit groove 29. On the other hand, when the assist air supplied from the compressed air source through the hose 10 is ejected toward the tip portion 32 of the slot nozzle, the emulsion adhesive 30 ejected from the tip portion 32 of the slot nozzle is ejected by the assist air. It is made into a thin film by colliding with the flow and is formed as a thin coating film on the surface of the traveling work 31. When the liquid adhesive or coating agent containing the solvent thus applied is ejected from the nozzle,
The solvent evaporates and the viscosity changes, and the solvent adheres to and accumulates on the tip of the nozzle, causing a so-called skinning phenomenon and hindering the formation of a good coating pattern. Particularly in intermittent coating, it was difficult to form a good pattern by depositing the emulsion adhesive on the tip portion 32 of the slot nozzle.
In addition, the residue and the emulsion emulsion adhesive that adheres to the tip of the nozzle are ejected together and adhere to the coating in the form of foreign matter called bumps, which is a fatal defect in coating work. It was Since these solution type or emulsion type coating agents and adhesives solidify when the solvent evaporates and it takes a long time to wash, a simple method has been required. In particular, an emulsion of vinyl acetate or ethylene vinyl acetate copolymer has a strong adhesive force to paper and is superior in heat resistance to a general hot melt adhesive, while the solvent is water, but once the nozzle etc. Once solidified, it became impossible to wash with water, and it was necessary to wash with an organic solvent having a strong dissolving power. In the packaging field, generally, an inexpensive and simple method such as an air spray gun has been the mainstream for applying the emulsion adhesive. More recently, automation has progressed, and the need for labor saving is increasing. Emulsion adhesives can be inspected in a later process when the nozzle is completely solidified and not applied, but when it is not completely skinned, it can be applied. The present situation is that the quantity changes and becomes a serious defect in quality, which has a great impact on automation and labor saving. The motivation for the present invention was to maximize the advantages of emulsion adhesives while at the same time eliminating their drawbacks. In other words, the application of the emulsion adhesive can always be performed unattended under the same conditions without causing the emulsion adhesive to adhere and deposit on the nozzle to cause skinning or solidification. It is to provide a prevention method. The present invention has the following constitution in order to achieve the above object. That is, in a method in which a liquid adhesive or coating agent containing a solvent is jetted from a slot nozzle provided with an assist air jet port and applied to a substrate, the solvent liquid is introduced into an assist air jetting line, and the solvent liquid is Assist air is sprayed into fine particles or fine particles, and the gas-liquid mixed fluid is sprayed toward the tip of the slot nozzle that sprays the liquid adhesive or coating agent containing the solvent liquid while containing the solvent liquid. A method for preventing skinning of a nozzle is characterized in that a liquid adhesive or a coating agent is spray-applied toward a substrate. Next, the operation of the present invention will be described. The solvent liquid guided to the assist air ejection conduit is atomized or atomized by the assist air flow and ejected from the assist air ejection port toward the tip of the slot nozzle. As a result, the particles of the emulsion adhesive, which are about to adhere to the tip of the slot nozzle, are always washed away by the assist air flow containing the atomized or atomized solvent, and skinning is prevented. The method for preventing skinning of a nozzle according to the present invention will be described below with reference to the drawings showing the embodiment. FIG. 1 is an explanatory view of a method for spraying and applying an emulsion adhesive from a slot nozzle of the present invention. The mechanism of the slot nozzle gun is
Since it is similar to a generally known air spray gun or airless spray gun, detailed description thereof will be omitted. In the figure, the emulsion adhesive 30 pressurized by the pump 27 is supplied to the slot nozzle gun 35 through the hose 7, and when an opening signal is input to the slot nozzle gun, the needle or ball 26 is lifted.
The pressurized emulsion adhesive 30 is ejected from the tip 32 of the slot nozzle through the narrow slit groove 29. On the other hand, a tube 13 for supplying a solvent is provided in the flow path of the assist air supplied from the compressed air source to the slot nozzle via the hose 10, and the solvent supplied from the tube 13 is assisted by the solvent. It is atomized or atomized by the air flow, becomes a mixed flow together with the assist air, and is jetted toward the tip portion 32 of the slot nozzle. As a result, the tip portion 3 of the slot nozzle is
The particles of the emulsion adhesive 30 that are about to adhere to No. 2 are always washed away by the mixed flow of assist air containing the finely or finely divided solvent, and the occurrence of skinning is prevented. Then, the emulsion adhesive 30 ejected from the tip portion 32 of the slot nozzle collides with the ejected flow of assist air to be thinned, and is formed as a thin coating film on the surface of the traveling work 31. In this way, the tip portion 32 of the slot nozzle is prevented from being skinned by the emulsion adhesive 30, and is always kept in a clean state so that a good coating pattern can be formed. As a method of supplying the solvent into the flow path of the assist air, the following several methods are possible. That is, one of them is a method of supplying the solvent liquid from the open type container shown in FIG. In the figure, reference numeral 15 is an open container for storing the solvent liquid 14, and 10 is a hose for supplying a compressed air flow 18 as assist air. A tube 13 for supplying a solvent liquid from an open container 15 is provided in the hose 10, and the compressed air flow 1
The solvent liquid 14 is sucked by the tube 13 from the open container 15 into the fine particles 20 and mixed with the compressed air flow 18 due to the siphon effect due to the vacuum action generated at the tip portion 19 of the tube 13 in the hose 10 by 8. . This is simple and inexpensive, and is advantageous when the hose 10 and the open container 15 can be installed relatively close to each other. As another example of the method for supplying the solvent into the flow path of the assist air, there is a method for supplying the solvent liquid from the pressure-sealed container shown in FIG. In the figure, 16 is the solvent liquid 1
A pressure-sealed container for storing 4 and a hose 10 for supplying a compressed air flow 18 as assist air. A tube 13 for supplying a solvent liquid from a pressure-sealed container 16 is provided inside the hose 10. 17
Indicates a solenoid valve provided in the middle of the tube 13. Compressed compressed air is supplied into the pressure-sealed container 16, and the pressure causes the solvent liquid 14 to be pressure-fed from the pressure-sealed container 16 into the hose 10 through the tube 13. The solvent liquid 14 supplied into the hose 10 is compressed by the compressed air flow 18 flowing in the hose 10 into fine particles 2
It is zeroized and supplied as a compressed air stream 18 and a mixed stream. In this method, since the solvent liquid 14 is pressure-fed in the tube 13, a solenoid valve 17 can be provided in the tube 13 as desired, and the supply of the solvent liquid 14 can be controlled to be turned on / off. Further, the spray application work of the emulsion adhesive is often carried out intermittently. In this case, the timing of supplying the assist air and the solvent for the intermittent spraying of the emulsion adhesive is shown in FIG. It is a timing chart figure of a spray application work. That is, in the intermittent ejection coating operation of the emulsion adhesive, as shown in FIG. 8A, the ejection of the assist air and the solvent is started and a short time before the ejection of the emulsion adhesive is started. It is most preferable to stop the supply of the assist air and the solvent after a short time after the ejection is stopped.
However, even if the assist air and the solvent are supplied at the timings shown in (B), (C), and (D) of FIG. 8, the effect of preventing skinning in the present invention can be obtained. Since the method for preventing skinning of a nozzle of the present invention is configured as described in detail above, the advantages of the emulsion adhesive are maximized and at the same time, their disadvantages are eliminated. it can. That is, a method for preventing skin sticking of a nozzle, which can always perform unmanned application of the emulsion adhesive under the same conditions without causing the emulsion adhesive to adhere and deposit on the nozzle portion to cause skin solidification or solidify. Can be provided.

【図面の簡単な説明】 【図１】本発明によるスロットノズルからエマルジョン
接着剤を噴出塗布する方法の説明図。 【図２】開放型容器から溶媒液を供給する方法の説明
図。 【図３】加圧密閉型容器から溶媒液を供給する方法の説
明図。 【図４】間欠噴出塗布作業のタイミングチャート図。 【図５】従来技術によるエマルジョン接着剤の噴出塗布
方法の説明図。 【図６】従来技術によるスロットノズルからエマルジョ
ン接着剤を噴出塗布する方法の説明図。 【符号の説明】 ７…ホース、１０…ホース、１３…チューブ、１８…ア
シストエア流、２９…スリット溝、３０…エマルジョン
接着剤、３１…ワーク、３２…スロットノズルの先端
部、３５…スロットノズルガン。BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is an explanatory view of a method of jetting and applying an emulsion adhesive from a slot nozzle according to the present invention. FIG. 2 is an explanatory diagram of a method for supplying a solvent liquid from an open container. FIG. 3 is an explanatory diagram of a method of supplying a solvent liquid from a pressure-sealed container. FIG. 4 is a timing chart of the intermittent spray coating work. FIG. 5 is an explanatory diagram of a spray coating method of an emulsion adhesive according to a conventional technique. FIG. 6 is an explanatory view of a method of jetting and applying an emulsion adhesive from a slot nozzle according to a conventional technique. [Explanation of symbols] 7 ... Hose, 10 ... Hose, 13 ... Tube, 18 ... Assist air flow, 29 ... Slit groove, 30 ... Emulsion adhesive, 31 ... Work, 32 ... Slot nozzle tip, 35 ... Slot nozzle gun.

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 １．溶媒を含む液状接着剤又はコーテイング剤を、アシ
ストエア噴出口を備えたスロットノズルから噴出して基
材に塗布する方法において、アシストエア噴出管路に溶
媒液を導き、その溶媒液を上記アシストエアの噴き出し
により細粒化又は微粒化せしめ、その気液混合流体を、
前記溶媒液を含む液状接着剤又はコーテイング剤を噴出
するスロットノズルの先端部に向けて噴出しつつ、溶媒
液を含む液状接着剤又はコーテイング剤を基材に向けて
噴出塗布するようにしたことを特徴とする、ノズルの皮
張り防止方法。(57) [Claims] In a method of applying a liquid adhesive or coating agent containing a solvent to a substrate by ejecting it from a slot nozzle having an assist air ejection port, the solvent liquid is introduced into an assist air ejection conduit, and the solvent liquid is introduced into the assist air. It is made into fine particles or fine particles by jetting of, and the gas-liquid mixed fluid is
While spraying toward the tip of the slot nozzle that sprays the liquid adhesive or coating agent containing the solvent liquid, the liquid adhesive or coating agent containing the solvent liquid is sprayed toward the substrate. A characteristic method to prevent skinning of the nozzle.