JP2673295B2 - 信号受信方法および装置 - Google Patents

信号受信方法および装置

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JP2673295B2
JP2673295B2 JP61280570A JP28057086A JP2673295B2 JP 2673295 B2 JP2673295 B2 JP 2673295B2 JP 61280570 A JP61280570 A JP 61280570A JP 28057086 A JP28057086 A JP 28057086A JP 2673295 B2 JP2673295 B2 JP 2673295B2
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ブリテイシユ・テレコミユニケ−シヨンズ・パブリツク・リミテツド・カンパニ
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
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    • H04Q1/18Electrical details
    • H04Q1/30Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents
    • H04Q1/32Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents using trains of dc pulses

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電話装置に利用する。特に、回線接続後に相
手側加入者がダイヤルした番号を受信側で検出する方法
に関する。 〔概 要〕 本発明は、相手側加入者がダイヤルした番号を受信側
で検出する方法において、 ダイヤルパルスにより生じるメークパルスおよびブレ
ークパルスの特徴を検出し、この特徴を利用して以下の
パルスを認識することにより、 回線接続後に直流が接続されていなくても、受信側に
おいてダイヤルパルスを高い信頼性で検出できるように
したものである。 〔従来の技術〕 遠距離通信の分野では、電話網を経由する呼出しの制
御および信号路設定のために、直流ループの断続により
得られるダイヤルパルスが用いられている。このような
ダイヤルパルスは、電話機のダイヤルや押しボタン等に
より発生される。 このダイヤルを検出するには、従来は、所定の一定電
圧をしきい値とし、このしきい値と比較することにより
検出する方法を用いていた。このような検出方法を実現
する装置としては、ダイヤルパルスの存在を検出するリ
レーを用いた電子機械装置や、固体電子素子およびマイ
クロプロセッサにより制御されて同じ機能を経済的に実
行する装置等、種々の装置が公知である。 〔発明が解決しようとする問題点〕 ダイヤルパルスの直流成分は、交換信号路内の最初の
伝送ブリッジにより除去されてしまう。このため、網内
の各遠隔位置では、直流信号のパルスから生じる直流成
分を検出しなければならない。さらに、このような直流
成分を遠隔装置の制御に使用するのであるから、その遠
隔装置では、漏話による同じような干渉信号やすべての
電子回路で共通に発生する背景雑音と区別し、信頼性よ
くダイヤルパルスを検出する必要がある。 さらに、ダイヤルパルスの交流成分を検出するにはタ
イミングの問題がある。英国では、ダイヤルパルスの速
度は通常は10〔インパルス/秒〕であるが、製造許容性
および消耗の影響を考慮して、7ないし12〔インパルス
/秒〕の範囲を許容している。ただし、押しボタン電話
機等によりダイヤルパルスを電子的に発生する場合に
は、速度の変化が少ない。 また、強度分布の王影響についても考慮する必要があ
る。信号強度あ、伝送媒体の電気的特性およびダイヤル
パルスの検出側までの距離により大きく変換する。伝送
媒体は信号のタイミングにも影響する。 これらの問題は、特に送信端末から遠く離れた場所で
検出する場合に顕著である。 本発明は、以上の問題点を解決し、柔軟性および信頼
性に優れた信号受信方法および装置を提供することを目
的とする。 本発明の第一の発明は信号受信方法であり、交換機と
の直流ループを接続したメーク状態とその直流ループを
開いたブレーク状態とにより生じるダイヤルパルスの繰
り返し回数により相手先のダイヤル番号を交換機に伝え
て回線接続を要求する形式の相手先加入者が電話網を経
由して回線接続され、この相手先加入者が出力したダイ
ヤルパルスが電話網を経由することで直流成分が除去さ
れて受信され、受信信号の一部を処理してその特徴を抽
出するトレーニングプロセスと、抽出された特徴を用い
て受信信号に含まれる相手先加入者からの情報を検出す
る認識プロセスとを含み、トレーニングプロセスでは特
徴として受信信号の最大ピークレベルの測定値を求め、
認識プロセスではトレーニングプロセスの後に受信され
た信号のレベルをトレーニングプロセスで得られた測定
値と比較してダイヤルパルスが存在するか否かを検出す
る信号受信方法において、トレーニングプロセスではさ
らに、ダイヤルパルスのブレーク状態からメーク状態へ
の遷移により生じたメークパルスの周期と同じくメーク
状態からブレーク状態への遷移により生じたブレークパ
ルスの周期との測定値を求め、認識プロセスでは、トレ
ーニングプロセスで得られたパルス周期の測定値に相当
する時間間隔で、この時間間隔よりも十分に短い測定時
間内の受信信号のレベルを比較することを特徴とする。 本発明の第二の発明はこの方法を実行する装置であ
り、電話網を経由して回線接続された相手先加入者から
のダイヤルパルスによる情報を受信し、その受信信号の
一部を処理してその受信信号の最大ピークレベルの測定
値を求める処理手段と、この処理手段が処理した受信信
号に続いて受信された信号のレベルを前記測定値と比較
してダイヤルパルスが存在するか否かを検出する比較手
段とを備えた信号受信装置において、処理手段はメーク
パルスの周期とブレークパルスの周期との測定値を求め
る手段を含み、比較手段は、前記求める手段で得られた
パルス周期の測定値に相当する時間間隔で、この時間間
隔よりも十分に短い測定時間内の受信信号のレベルを比
較する手段を含むことを特徴とする。 〔作 用〕 本発明のダイヤルパルス検出方法は、メークパルスお
よびブレークパルスが発生すると予想される時間だけ受
信信号を測定し、他の時間に生じるスパイク雑音の影響
を除去できる。また、メークパルスおよびブレークパル
スの強度も調べることにより、測定時間に発生するスパ
イク雑音も除去することができる。 〔実施例〕 以下に添付図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。 第1図は本発明実施例ダイヤルパルス検出装置のブロ
ック構成図を示す。 入力端子21は入力インタフェイス22に接続される。入
力インタフェイス22はアナログディジタル変換器24に接
続される。アナログディジタル変換器24はマイクロプロ
セッサ25に接続される。マイクロプロセッサ25は出力イ
ンタフェイス26に接続される。出力インタフェイス26は
出力端子27に接続される。アナログディジタル変換器24
およびマイクロプロセッサ25がダイヤルパルス検出器23
を構成する。 入力端子21には、アナログのダイヤルパルスが入力さ
れる。このダイヤルパルスは、入力インタフェイス22を
介して、アナログディジタル変換器24に送られる。アナ
ログディジタル変換器24は、ダイヤルパルスをディジタ
ル標本に変換する。マイクロプロセッサ25はこのディジ
タル標本を処理し、その結果を出力インタフェイス26を
経由して出力端子27に出力する。入力イタフェイス22お
よび出力インタフェイス26は、信号レベルの調整および
ダイヤルパルス検出器23の保護を行う。入力インタフェ
イス22は低域通信フィルタ(図示せず)を含み、受信信
号内の望ましくない高域周波数成分を除去してダイヤル
パルス検出器23に供給する。 このダイヤルパルス検出装置は、通常は、遠距離通信
回線の遠隔受信端末に配置される。加入者は、この遠隔
受信端末の番号をダイヤルすることにより、交換装置を
通してその呼出しのルーティングを行うことができる。
さらに、このルーティングによりリンクが確立した後
に、相手側の加入者が付加的な番号をダイヤルし、この
番号を遠隔受信端末のダイヤルパルス検出装置に供給す
ることができる。ダイヤルパルス検出装置は、このダイ
ヤルされた信号情報を検出し、他の装置の制御に使用し
て加入者に所望のサービスを提供することができる。例
えば、ダイヤルされた番号を、コンピュータ化されたデ
ータベースの制御、構内交換機における自動交換手機
能、対話型応答装置等に利用することができる。 自動変換手機能とは、加入者が外線から構内交換機を
呼び出した後に、さらに加入者が内線番号をダイヤルす
ることにより、自動的に外線と内線を接続する機能であ
る。これを実現するには、例えばダイヤルパルス検出装
置を構内交換機内または構内交換機の前段に配置する。
構内交換機に対する電話呼出しを傍受し、加入者に内線
番号のダイヤリングを要求するメッセージを通知する。
加入者が付加的番号すなわち内線番号をダイヤルする
と、ダイヤルパルス検出装置はそのダイヤルパルスを検
出し、その番号を構内交換機に送出し、所望の内線に呼
出しの信号路を設定する。内線番号のダイヤパルスを検
出するために、トレーニング用の番号として、加入者に
内線番号の前に長い番号をダイヤルさせ、長いパルス列
を送信させることが望ましい。この番号としては「4」
以上が望ましく、以下の例では「9」をダイヤルするこ
とにする。 また、本発明を対話型装置に実施することができ、例
えば、コンピュータを利用したデータベースにアクセス
を行うインテリジェント制御装置に利用できる。このよ
うなインテリジェント制御装置により、回線を経由して
加入者に指令を送り、例えば、ファイルXにアクセスす
るために「123」をダイヤルさせることができる。加入
者がその番号をダイヤルすると、ダイヤルパルス検出装
置は、この番号を検出して制御部に送出して動作を開始
される。このような装置では、各加入者に対して、デー
タベースにアクセスするための番号を別々に設定し、ア
クセスの機密を保護することができる。 第2図は入力端子21に供給されるダイヤルパルスを示
す。 第2図(a)は、直流成分を除去する前、すなわち遠
隔の交換機における伝送ブリッジの最初のリレー群に達
する前のダイヤルパルスを示す。ここでは比較的歪のな
い理想的な波形を示す。ダイヤルパルスは、ダイヤル接
点の開閉により、交換機からの直流供給電流をダイヤル
数字毎にその数だけ断続した信号とし得られる。パルス
周期t3は、メーク期間t1とブレーク期間t2とにより、 t3=t1+t2 で表される。通常は、メーク期間t1が33・1/3〔ms〕で
あり、ブレーク期間t2が66・2/3〔ms〕である。したが
って、パルス周期t3は100〔ms〕となり、10〔インパル
ス/秒〕の平均ダイヤルパルスに対応する。ダイヤルパ
ルスの信号速度7ないし12〔インパルス/秒〕の範囲で
許容することから、パルス周期t3の変化を許容し、メー
ク期間t1およびブレーク期間t2の値にも許容性をもたせ
る必要がある。どのようなダイヤルを用いた場合でも、
そのメーク期間t1およびブレーク期間t2が実質的に一定
なダイヤルパルスを発生するが、ダイヤルにより、また
は一つの回線から他の回線への間で、これらの時間が変
化することがある。 第2図(b)は、第2図(a)のダイヤルパルスから
直流成分を除去した波形を示す。第2図(c)は、第2
図(b)に示した信号が伝送媒体を通過したことによる
理想的なリンギング歪を示す。第2図(a)ないし
(c)に示した波形の信号、特に第2図(c)に示した
波形の信号は、背景雑音やインパルス干渉によるランダ
ムな歪が発生しやすい。 遠距離通信回線の遠隔受信端末にダイヤルパルス検出
装置を配置した場合には、このダイヤルパルス検出装置
には、第2図(c)に示した波形のダイヤルパルスが供
給される。すなわち、第2図(a)に示した規則的な断
続パルスが、伝送ブリッジおよび回線の特性により、時
間的に減衰する正または負の一連の振動成分に分解され
る。この振動成分は、第2図(a)の断続パルスの立ち
上がりおよび立ち下がりエッジに対応して、過渡現象に
より励起される。さらに、第2図(c)の信号は雑音
(図示せず)を含む。雑音としては干渉による雑音や一
般的な背景雑音があり、双方ともにランダムなインパル
ス雑音となる。干渉による雑音としては、ダイヤルパル
スを伝送している他の回線からの漏話が最も多い。遠隔
受信端末におけるダイヤルパルスの強度は、典型的には
平均尖頭値約2〔V〕、標準偏差が約1.5〔V〕であ
る。背景雑音は典型的には50〔mV〕ないし100〔mV〕の
範囲であるが、場合により、これより大きいレベルのイ
ンパルス雑音を伴う。 第2図(c)に示した波形のダイヤルパルスは、これ
らの雑音を伴って、ダイヤルパルス検出装置の入力イン
タフェイス22に入力される。入力インタフェイス22は、
入力信号レベルの変動に対処できる構成となっている。
入力インタフェイス22は、受信信号に含まれる望ましく
ない高周波成分、主に4〔kHz〕以上の成分を除去する
ため、低域通過フィルタを含む。この低域通過フィルタ
受信信号の帯域を4〔kHz〕に制限することにより、信
号情報の主要部を残し、続いて8〔kHz〕の周波数によ
る標本化を行うことができる。さらに、標本化情報のほ
とんどが2〔kHz〕以下の周波数で伝送されることか
ら、第二の低域通過フィルタにより高域周波数を除去
し、以降の検出プロセスを改善することもできる。これ
については後述する。これらのフィルタリング動作を一
つの動作に結合することもできる。また、入力インタフ
ェイス22は利得制御回路を含み、ダイヤルパルス検出器
23が動作するための最適信号レベルを維持し、入力端子
21に過度的に過大な電圧が印加された場合でも、その電
圧によりダイヤルパルス検出器23が破壊されることがな
いようにする。入力インタフェイス22はまた、入力端子
21に接続される電話線とダイヤルパルス検出器23とを直
流的に絶縁する。 アナログディジタル変換器24にはアナログ信号が供給
される。このアナログディジタル変換器24は一般的に使
用されている素子であり、マイクロプロセッサ25による
処理に適したディジタル符号を発生する。本実施例で
は、標準適な適応符号化を用いた。ただし、アナログ信
号の最大負ピーク、すなわちブレークパルスの立ち下が
りによりピークが正ピークより大きくなる傾向があるの
で、受信信号を整流して正の値についてディジタル符号
化を行う。したがって、すべてのアナログ電圧に対し
て、正係数をもつディジタル標本として符号化する。ア
ナログディジタル変換器24により生成された標本は、マ
イクロプロセッサ25により処理できる。マイクロプロセ
ッサ25は、ダイヤルパルスを検出するため、二つの異な
るモードで標本を処理する。第一のモードはトレーニン
グプロセスであり、第二のモードは認識プロセスであ
る。 マイクロプロセッサ25が実行するトレーニングプロセ
スおよび認識プロセスについて、第3図ないし第5図を
参照して説明する。 第3図はトレーニングプロセスの流れ図である。 トレーニングプロセスは、ダイヤリングによる命令に
関連する種々の信号パラメータの特徴、すなわちテンプ
レートを得るプロセスであり、ダイヤルパルス検出装置
のトレーニングを行う。加入者は、ダイヤルパルス検出
装置への接続が確立した後に、そのダイヤルおよび回線
にダイヤルパルス検出装置を適合させるために、所定の
番号をダイヤルする必要がある。この番号としては
「4」以上であることが望ましく、本実施例では「9」
を用いる。すなわち、9組の断続パルスでトレーニング
を行う。これらの断続パルスの他に、電話機から、ダイ
ヤリングの開始時および終了時に付加的なパルスが発生
する。これらは「オフノーマル」パルスと呼ばれ、電話
機内の音声回路とダイヤル信号回路との切り替えを行う
ためのものであり、断続パルスシーケンスの前後の信号
パルスとして発生する。 マイクロプロセッサ25は、測定された信号レベルおよ
び時間を用いて、ダイヤルおよび回線のパラメータに関
するテンプレートを作成する。このためマイクロプロセ
ッサ25は、トレーニングパルス列を受信すると、アナロ
グディジタル変換器24からのディジタル標本を分析す
る。マイクロプロセッサ25は、まず、9〔ms〕にわたっ
て標本の分析を続け、最初の最大ピークレベルを検出
し、これを記録する。標本を分析している期間を「ウイ
ンドウ」という。また、分析を開始することを「ウイン
ドウを開く」、分析を休止することを「ウインドウを閉
じる」ということにする。 9〔ms〕間の標本分析の後、このウインドウを閉じて
19〔ms〕間待機する。この後に別のウインドウを開いて
次のピークを検出し、その期間内に得られる最大ピーク
レベルを検出して再び蓄える。マイクロプロセッサ25
は、これらの最大ピークの時間間隔を計算し、その値を
メモリに蓄える。 最大ピークの時間間隔が53〔ms〕以下のときには、以
前の二つのピークの間の期間がメーク期間t1(理想的に
は33・1/3〔ms〕)であると判断し、50〔ms〕の後に分
析を再開し、次のブレーク期間の終了(すなわち次のメ
ーク期間の開始)を示すピークの到来を検出する。 最初の二つのピークの時間間隔が53〔ms〕以上、すな
わちブレーク期間t2(理想的には66・2/3〔ms〕)であ
ることを検出したときには、19〔ms〕経過してから分析
を再開し、次のメーク期間の終了(次のブレーク期間の
開始)を示すパルスを検出する。 このようにして、ダイヤルパルスの三つのパラメー
タ、すなわちメーク期間t1、ブレーク期間t2およびパル
ス周期t3が得られる。パルス周期t3が所定の許容範囲外
の場合には、すべてのデータを消去してトレーニングを
やりなおす。許容範囲は、7〜12〔インパルス/秒〕の
速度、すなわちパルス周期t3が83〔ms〕ないし143〔m
s〕の範囲である。この許容範囲内のときには、これら
のメーク期間t1、ブレーク期間t2、パルス周期t3、メー
クパルスの最大ピーク値およびブレークパルスの最大ピ
ーク値をテンプレートとし、その後の認識プロセスに利
用する。 許容範囲外のときにはトレーニングプロセスを再開す
ることから、受信信号内の雑音パルスにより生じるエラ
ーを除去することができる。特に、雑音によるパルスは
基本的にランダムに発生し、そのレベルもダイヤルパル
スとは異なることから、上述のトレーニングプロセスに
より、あらゆる雑音パルスを確実に除去することができ
る。 受信信号が大量の雑音を含むときには、トレーニング
プロセスを何度も繰り返さなけばならない。トレーニン
グ用に「9」の番号をダイヤルすれば、1度のダイヤル
で複数回にわたってトレーニングプロセスを実行でき
る。受信信号に過剰な雑音が混入していたりダイヤル間
違いの場合等には、ダイヤルパルス検出器23はトレーニ
ング不可能であると判断する。このときには、マイクロ
プロセッサ25がエラー信号を発生させ、機能不全および
再ダイヤル要求を加入者に通知する。エラー信号として
は、トーン信号または標準的な方法により合成された音
声メッセージを用いる。 通常の使用状態では、加入者に一連の番号のダイヤリ
ングを要求するが、最初の番号をトレーニング用の番号
とし、例えば「9」のダイヤリングを要求する。マイク
ロプロセッサ25は、この番号を用いてトレーニングを行
い、トレーニング終了後、これにより得られたパラメー
タを用いて認識プロセスを開始し、以下の番号、例えば
内線番号の検出を行う。 認識プロセスでは、一連の分析ウインドウを設定する
ために、トレーニングプロセスで得られたダイヤルパル
スの特徴を使用する。ウインドウ外の受信信号について
は無視する。分析ウインドウの設定にトレーニングプロ
セスにより得られたダイヤルパルスの情報を用いること
から、各分析ウインドウの幅、すなわち一つのパルスの
測定時間をパルス周期t3に比較して狭くできる。この測
定時間は15〔ms〕以下であることが望ましく、本実施例
では、平均100〔ms〕のパルス周期t3に対して分析ウイ
ンドウの幅を9〔ms〕とする。このように、一度に分析
する信号量が少ないので、インパルス雑音の影響を除去
してダイヤルパルスを受信することができる。 第4図は認識プロセスにおける分析ウインドウの時間
フォーマットを示し、第5図はその一部を拡大して示
す。 マイクロプロセッサ25は、トレーニング用の番号によ
るパルスが終了した後に分析ウインドウ41を開き、最初
のメークパルスを検出する。この後、分析ウインドウ42
を順次開いてメークパルスおよびブレークパルスの検出
を行う。最初の分析ウインドウ41に番号「0」を割り当
て、各分析ウインドウ42に「1」ないし「24」の番号を
割り当てる。第5図は、分析ウインドウ「8」、「9」
および「10」を示す。 分析ウインドウ42を開く周期は、トレーニングプロセ
スで測定したメーク期間t1およびブレーク期間に対応す
る。分析ウインドウ42の開いている時間は9〔ms〕であ
る。マイクロプロセッサ25は、各分析ウインドウ42が開
いているときに、受信した標本の強度を予想されるメー
クパルスまたはブレークパルスの値と比較する。標本の
強度が予想されるピーク値の許容範囲内のときには正し
いパルスを受信したと判断し、対応するフラグを「真」
にする。正しいパルスを受信できず、分析ウインドウ42
がタイアウトになったときには、対応するフラグを
「偽」とする。 第6図は各分析ウインドウ42に対応するフラグ列の一
例を示す。 マイクロプロセッサ25は、各分析ウインドウ42毎に
「真(T)」または「偽(F)」のフラグを記録する。
フラグ列のうち偶数番号(0、2、4、6…)のフラグ
は、メークパルスを受信したか否かを示す。奇数番号
(1、3、5、7…)のフラグは、ブレークパルスを受
信したか否かを示す。したがって、位置(0、1)は受
信した最初のダイヤルパルスのディジット(一つのメー
クおよび一つのブレーク)を示し、位置(2、3)は受
信した二番目のダイヤパルスのディジットを示す。以下
同様に、二つのフラグで一つのディジットの状態を示
す。 マイクロプロセッサ25は、以下の条件が満たされたと
き、すなわち、 (1) 合計3つのパルスを検出できず、しかも正しく
受信できたパルスの個数が4以下のとき、 (2) 連流する4つのパルスを検出できなかったと
き、 (3) 合計5つのパルスを検出できなかったとき、 (4) 22個以上の分析ウインドウを開いたとき まで分析ウインドウ42の開閉を続け、ダイヤルパルスの
検出を行う。 (1)の条件は、最初のメークパルスが実際にはスパ
イク雑音だったときに生じる。マイクロプロセッサ25
は、正しいパルスが到来する前に装置をリセットでき
る。これはまた、ポーズ期間に発生する「オフノーマ
ル」パルスの除去にも役立つ。ポーズ期間とは、一つの
ダイヤル番号によるパルスが終了し、次のダイヤル番号
によるパルス信号が到来するまでの期間をいう。 (2)の条件はポーズ期間によると考えられる。ポー
ズ期間の長さは少なくとも330〔ms〕である。 (3)の条件は、ポーズ期間にスパイク雑音が発生
し、認識プロセスがトリガされたことによると考えられ
る。 (4)の条件は、スパイク雑音が連続して発生し、パ
ルス列が引き伸ばされた場合に生じる。「0」をダイヤ
ルしたときには、10個のメークパルスと10個のブレーク
パルスが発生するが、20個のパルスを検出した時点でパ
ルスの検出を終了した場合には、誤りの多い結果とな
る。この小さい付加マージンをエラー検出に利用する。 (1)ないし(3)の条件を検出するため、マイクロ
プロセッサ25はミスパルスを計数する。すなわち、各分
析ウインドウで正しくパルスを認識できなかったとき、
ミスパルス計数値をメンクリメントする。連続する二つ
のパルスを正しく受信したときには、ミスパルス計数値
をリセットする。これは、スパイク雑音が基本的にラン
ダムに発生することから、連続して正しいパルスが生じ
るとは考えられないからである。受信パルスがまだ連続
することから、ミスパルスが生じたのは検出誤りであっ
たと判断する。 分析ウインドウ「20」ないし「24」によるパルスの検
出も可能であり、これに対応するフラグを「真」にする
ことができる。しかし、パルス数が最大になるのは
「0」をダイヤルしたときであり、その個数は20個であ
る。したがって、「20」以降の分析ウインドウに対応す
るフラグが「真」となるのは雑音によると判断する。 以上の処理が完了してパルス列の収集を終了すると、
マイクロプロセッサ25は、パルス列を後ろから調べ、ダ
イヤルパルスのディジットを示す二つ連続する受信パル
スの組を捜す。これにより、ダイヤルされた番号を計算
する。 第6図に示したフラグ列を列に説明する。この例で
は、位置(10、11)の記憶内容が最後に検出された連続
パルスを示し、「6」がダイヤルされたことを示す。 この例では、フラグ「3」が「偽」となっている。こ
のとき、マイクロプロセッサ25はミスパルス計数値を
「1」とする。この後にフラグ「4」および「5」が
「真」となることから、ディジット「3」を正しく受信
したと判断し、ミスパルス計数値を「0」にリセットす
る。同様に、フラグ「6」および「8」が「偽」である
ことから、ミスパルス計数値を「2」とするが、フラグ
「10」および「11」が「真」であることから、この時点
でミスパルス計数値をリセットする。 また、フラグ「12」、「13」、「15」、「16」および
「17」が「偽」であり、フラグ「14」が正しく検出され
ている。この場合には、マイクロプロセッサ25は、上述
の(2)の状況からポーズ期間であると判断し、ダイヤ
ルされた番号を示すパルスをすべて受信したと判断す
る。したがって、それ以降の分析ウインドウ(分析ウイ
ンドウ「18」)は開かれない。 この後、マイクロプロセッサ25はフラグ「17」から遡
ってこのフラグ列を調べ、最初にフラグが連続して
「真」となっているディジットを見つける。この例で
は、フラグ「10」および「11」が最初に連続して「真」
となっている。これらのフラグ「10」、「11」は6番目
のディジットに対応するので、ダイヤルされた番号が
「6」であると判断し、それ以上遡って調べることはし
ない。フラグ「12」が「真」でありフラグ「13」が
「偽」である場合には、フラグ「12」が誤りであるとし
て無視し、ダイヤルされた番号が「6」であると認識す
る。これはまた、ダイヤルパルスの後に発生するオフノ
ーマルパルスをダイヤルパルスと混同しないようにす
る。このオフノーマルパルスは、最後のブレークパルス
からほぼ1ブレーク期間の後に発生し、正しいブレーク
パルスと認識されることがある。 フラグ「12」が「偽」であり、フラグ「13」、「14」
が「真」のときには、連続する「真」の位置がディジッ
ト(フラグ「0」と「1」、「2」と「3」、「4」と
「5」、……)に対応していないので、受信した番号を
「6」と認識する。 例えば上述の(4)の条件等により、マイクロプロセ
ッサ25が満足な認識プロセスを実行できない場合があ
る。この場合には、マイクロプロセッサ25は、トーン音
または合成音声のメッセージにより、加入者に機能不全
信号を通知する。この通知により、加入者はその番号を
再ダイヤルしなければならないことを理解できる。 認識プロセスにおいて加入者のダイヤルした番号を認
識すると、マイクロプロセッサ25は、その値を出力イン
タフェイス26に供給し、他の装置が利用できる信号を出
力端子27に出力する。この後にマイクロプロセッサ25
は、加入者が続けてダイヤルした番号を認識できるよう
に、認識プロセスを繰り返すことができる状態となる。
すべての番号を受信すると、マイクロプロセッサ25は、
再び合成音声のメッセージを加入者に送出して、受信し
て出力インタフェイス26に蓄えたダイヤル番号を確認す
る。 以上の実施例では、トレーニングの目的のためだけに
加入者に余分な番号をダイヤルさせる必要があるが、ト
レーニングプロセスを「暗黙」のプロセスとし、認識プ
ロセスの一部でトレーニングを行うこともできる。この
場合には、余分な番号をダイヤルする必要はない。これ
は、最初の番号をダイヤルパルス検出装置のトレーニン
グに使用するが、それと同時にその番号を認識すること
により実施できる。この暗黙のトレーニングを行うに
は、実験により平均または最適なパルスパラメータおよ
びその最大の許容性を求め、これを初期値として使用す
る。この初期値により最初に受信した番号を認識し、そ
れと同時に受信した番号のそのパラメータからテンプレ
ートを作り、以下の番号の認識に用いる。 必要な場合には、トレーニング中のダイヤパルスから
他のパラメータを抽出することもでき、これをダイヤル
された番号の検出に利用することもできる。このような
パラメータの例として、過波波形における最初のピーク
の極性がある。この極性により、その波形がメークパル
スによるものかブレークパルスによるものかを判断でき
る。また、過波波形における「0」との交差数(振動の
数)を使用して、耐雑音性を改善することも可能であ
る。 トレーニングプロセスにおいて、ダイヤルパルスのパ
ラメータとして、デホールト値を設けることが便利であ
る。トレーニングが完了しない場合または成功しなかっ
た場合には、デホールト値を使用して認識を行うことが
できる。 さらに、検出ウインドウ間の受信信号を分析して、そ
の信号レベルをトレーニングの間に測定したメークパル
スまたはブレークパルスのレベルと比較することもでき
る。これにより、ダイヤルパルス検出装置は、音声信号
等の誤認識を引き起こすような連続信号を無視すること
ができる。 以上の実施例では、ディジタル信号処理を行うため
に、受信アナログ信号をディジタル信号に変換した。し
かし、ダイヤルパルス検出器にディジタル信号が直接供
給できる場合、例えばディジタル網に接続されている場
合には、このような変換を行う必要はない。 さらに、信号雑音比が非常に小さい受信信号を処理す
るときには、ダイヤルパルス検出器25の性能を改善す
る。このためには、例えば入力インタフェイス22で信号
の前処理を行う。この前処理には、アナログまたはディ
ジタルフィルタを用い、受信信号の信号雑音比を高める
ことが望ましい。これによりダイヤルパルス検出器23の
動作を最適に設定することができる。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明の信号受信方法および装
置は、回線接続後に相手側加入者がダイヤルした番号を
検出することができ、このダイヤル番号情報を他の装置
の制御に利用することができる効果がある。例えば、コ
ンピュータ化されたデータベースへのアクセス、構内交
換機における自動変換機能、対話型応答装置等に利用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明実施例ダイヤルパルス検出装置のブロッ
ク構成図。 第2図はダイヤルパルスを示す図。 第3図はトレーニングプロセスの流れ図。 第4図は認識プロセスにおける分析ウインドウの時間フ
ォーマットを示す図。 第5図は分析ウインドウの時間フォーマットの拡大図。 第6図は各分析ウインドウに対応するフラグ列の一例を
示す図。 21……入力端子、22……入力インタフェイス、23……ダ
イヤルパルス検出器、24……アナログディジタル変換
器、25……マイクロプロセッサ、26……出力インタフェ
イス、27……出力端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−224695(JP,A) 特開 昭57−31289(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.交換機との直流ループを周期的に断続した回数によ
    り相手先のダイヤル番号を前記交換機に伝えて回線接続
    を要求する形式の相手先加入者が電話網を経由して回線
    接続され、 この相手先加入者が回線接続後にダイヤルしたときに
    は、前記直流ループを接続したメーク状態とその直流ル
    ープを開いたブレーク状態とにより生じる周期的なダイ
    ヤルパルスが電話網を経由することで直流成分が除去さ
    れ、ダイヤルパルスのブレーク状態からメーク状態への
    遷移により生じるメークパルスと同じくメーク状態から
    ブレーク状態への遷移により生じるブレークパルスと
    が、電話網を経由することで歪んだパルスとして受信さ
    れ、 受信信号の一部を処理して前記相手先加入者がダイヤル
    したときにどのような信号が受信されるかを調べるトレ
    ーニングプロセスと、このトレーニングプロセスで得ら
    れた結果に基づいてこのトレーニングプロセスの後に受
    信信号から検出されたパルスの個数から前記相手先加入
    者がどのような番号をダイヤルしたかを認識する認識プ
    ロセスとを含む 信号受信方法において、 前記トレーニングプロセスでは、受信信号に含まれるパ
    ルスのそれぞれの最大ピークのレベルおよびその時間を
    測定し、その最大ピークの時間間隔から前記相手先加入
    者が直流ループを断続する周期に相当するメークパルス
    の周期およびブレークパルスの周期を求め、 前記認識プロセスでは、前記トレーニングプロセスで求
    めたメークパルスの周期およびブレークパルスの周期に
    相当する時間間隔でそのメークパルスの周期およびブレ
    ークパルスの周期より短い時間幅の分析ウインドウを設
    定し、受信信号の最初のパルスが検出された後は、前記
    分析ウインドウ毎に、受信信号のレベルを前記トレーニ
    ングプロセスで測定された最大ピークのレベルと比較し
    てメークパルスまたはブレークパルスに相当するパルス
    が存在するか否かを検出する ことを特徴とする信号受信方法。 2.前記認識プロセスでは、分析ウインドウ毎に測定さ
    れた情報をメモリの対応する位置に蓄える特許請求の範
    囲第(1)項に記載の信号受信方法。 3.前記認識プロセスでは、メークパルスまたはブレー
    クパルスに相当するパルスを検出できなかった分析ウイ
    ンドウを計数し、その計数数があらかじめ定められた値
    を越えた場合にはそのプロセスを終了または再スタート
    する特許請求の範囲第(1)項または第(2)項に記載
    の信号受信方法。 4.前記認識プロセスでは、少なくとも二つの連続する
    分析ウインドウでそれぞれメークパルスおよびブレーク
    パルスに相当するパルスを検出したときには前記計数値
    をリセットする特許請求の範囲第(3)項に記載の信号
    受信方法。 5.前記認識プロセスでは、前記メモリの少なくとも二
    つの連続する位置に蓄えられた情報から相手先加入者の
    出力したひとつのダイヤルパルスを認識する特許請求の
    範囲第(2)項に記載の信号受信方法。 6.受信信号には相手先加入者の直流ループを断続した
    データが電話網内でディジタル的に符号化されて含ま
    れ、このディジタル的に符号化されたデータに対し、前
    記トレーニングプロセスにおける最大ピークのレベルお
    よびその時間の測定ならびに前記認識プロセスにおける
    受信信号のレベルと前記トレーニングプロセスで測定さ
    れた最大ピークのレベルとの比較を直接にディジタル処
    理する特許請求の範囲第(1)項ないし第(5)項のい
    ずれかに記載の信号受信方法。 7.前記トレーニングプロセスでは、あらかじめ定めら
    れた特定のダイヤル番号を使用して特徴を調べる特許請
    求の範囲第(1)項ないし第(6)項のいずれかに記載
    の信号受信方法。 8.交換機との直流ループを周期的に断続した回数によ
    り相手先のダイヤル番号を前記交換機に伝えて回線接続
    を要求する形式の相手先加入者から、前記直流ループを
    接続したメーク状態とその直流ループを開いたブレーク
    状態とにより生じる周期的なダイヤルパルスが電話網を
    経由することで直流成分が除去されたときにダイヤルパ
    ルスのブレーク状態からメーク状態への遷移により生じ
    るメークパルスと同じくメーク状態からブレーク状態へ
    の遷移により生じるブレークパルスとを、電話網を経由
    することで歪んだパルスとして受信する手段と、 この受信する手段の受信信号の一部を処理して前記相手
    先加入者がダイヤルしたときにどのような信号が受信さ
    れるかを調べる処理手段と、 この処理手段により得られた結果に基づいてこの処理手
    段が処理した信号に続く受信信号からそれぞれメークパ
    ルスおよびブレークパルスに相当するパルスを検出して
    前記相手先加入者がどのような番号をダイヤルしたかを
    認識する認識手段と を備えた信号受信装置において、 前記処理手段は、受信信号に含まれるパルスのそれぞれ
    の最大ピークのレベルおよびその時間を測定する手段
    と、その最大ピークの時間間隔から前記相手先加入者が
    直流ループを断続する周期に相当するメークパルスの周
    期およびブレークパルスの周期を求める手段とを含み、 前記認識手段は、前記処理手段が求めたメークパルスの
    周期およびブレークパルスの周期に相当する時間間隔で
    そのメークパルスの周期およびブレークパルスの周期よ
    り短い時間幅の分析ウインドウを設定する手段と、受信
    信号の最初のパルスが検出された後に、前記分析ウイン
    ドウ毎に、受信信号のレベルを前記測定する手段で測定
    された最大ピークのレベルと比較してメークパルスまた
    はブレークパルスに相当するパルスが存在するか否かを
    検出する手段とを含む ことを特徴とする信号受信装置。 9.前記認識手段は分析ウインドウ毎に測定された情報
    をメモリの対応する位置に蓄える手段を含む特許請求の
    範囲第(8)項に記載の信号受信装置。 10.前記認識手段は、前記メモリの少なくとも二つの
    連続する位置に蓄えられた情報を調べて、相手先加入者
    のダイヤルした番号を認識する手段を含む特許請求の範
    囲第(9)項に記載の信号受信装置。
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