JP2673198B2 - 缶蓋包装体の自動パレタイザ - Google Patents

缶蓋包装体の自動パレタイザ

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JP2673198B2
JP2673198B2 JP1079266A JP7926689A JP2673198B2 JP 2673198 B2 JP2673198 B2 JP 2673198B2 JP 1079266 A JP1079266 A JP 1079266A JP 7926689 A JP7926689 A JP 7926689A JP 2673198 B2 JP2673198 B2 JP 2673198B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、所用枚数の缶蓋を袋詰めした円柱状の缶
蓋包装体を自動的に段詰みする缶蓋包装体の自動パレタ
イザに関する。
「従来の技術」 一般に、缶飲料の缶蓋は、所用枚数を積み重ねて袋詰
めた多数の缶蓋包装体を、パレット上に千鳥状に段積み
して飲料缶のメーカ等に納入されている。
従来、上記のような缶蓋包装体を千鳥状に段積みする
には、パレット上面にボール紙等の敷紙を貼り、この敷
紙とパレットとの間にコイル状のロール紙の先端部を折
り込んだ後、パレット状に所定本の缶蓋包装体を、端面
を面一に合わせて一列に配置し、その上にロール紙を反
転させて敷く。以下同様にして、同数の缶蓋包装体を下
段の缶蓋包装体にロール紙を介在させて載置して、千鳥
状に多数段積み重ねる。そして、最上段の缶蓋包装体群
を被うロール紙の端部を、その下段の缶蓋包装体群を被
っているロール紙の屈曲部分に貼付して固定する。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上記のような缶蓋包装体の段積み作業は、
人手に頼っているのが現状であり、このため、作業効率
が悪く、缶蓋製造ラインのネックになっていた。
「発明の目的」 この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、
缶蓋包装体の段積み作業を自動的に行うことができる缶
蓋包装体の自動パレタイザを提供することを目的として
いる。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するために、この発明の缶蓋包装体の
自動パレタイザは、パレットを昇降させる昇降装置と、
この昇降装置の側方に設けられて、前記パレットにて一
段を形成するための複数本の円柱状の缶蓋包装体を載置
した状態で前記パレット上まで水平移動されるキャリッ
ジテーブルおよびこのキャリッジテーブルが前記パレッ
ト上にくると、前記キャリッジテーブル上の前記複数本
の缶蓋包装体を一括して前記パレットに押し出して積み
重ねるためのプッシャプレートからなる供給装置と、上
記昇降装置の上方位置で缶蓋包装体の軸線方向と直交す
る方向に移動自在に設けられて、缶蓋包装体と平行な軸
に巻き付けられたロール紙を軸回りに回転自在に支持す
るとともに、移動することにより缶蓋包装体上にロール
紙を繰り出して敷くロール紙移動繰出装置と、上記パレ
ット上に積み重ねられた最上段の缶蓋包装体上に敷かれ
たロール紙を切断する切断装置と、上記昇降装置の側方
に設けられて、上記切断されたロール紙の端部を上記缶
蓋包装体にラベルを用いて貼着するためのローラを有す
るラベリング装置とを具備してなるものである。
「作用」 この発明の缶蓋包装体の自動パレタイザにあっては、
パレット上に、供給装置を水平移動させることにより複
数本の缶蓋包装体を供給し、ロール紙移動繰出装置をパ
レットの上方位置でロール紙を繰出しつつ缶蓋包装体の
軸線と直交する方向に移動させて缶蓋包装体の上部にロ
ール紙を敷き、さらに、パレットを昇降装置により1段
降下させ、この上に供給装置から缶蓋包装体を供給し
て、ロール紙移動繰出装置を上記と逆方向に移動させて
ロール紙を反転して缶蓋包装体の上部にロール紙を敷
き、この操作を繰り返すことによりロール紙を介在させ
て所定段数だけ缶蓋包装体を千鳥状に段積みし、段積み
終了後に、切断装置によりロール紙を切断し、切断され
たロール紙の端部を上から2段目以降の缶蓋包装体に貼
着する。
「実施例」 以下、第1図ないし第4図を参照して、この発明の缶
蓋包装体の自動パレタイザの一実施例を説明する。
これらの図において符号1はパレット2を昇降させる
エレベータ(昇降装置)を示す。このエレベータ1はガ
イドロッド3…に上下方向に摺動自在に支持されたテー
ブル4にチエーン5を連結し、このチエーン5を図示し
ないモータにより巻き上げ、巻き下げることによりテー
ブル4を昇降させるようになっている。
上記エレベータ1の側方には、第2図および第3図に
示すように、テーブル4上に缶蓋包装体Aを供給する供
給装置8が設けられている。この供給装置8は、フレー
ムにブラケット9を介してロッドレスシリンダ10を取り
付け、このロッドレスシリンダ10のスライダ10aに、ク
ロスローラガイド11に沿って移動自在に設けられたキャ
リッジテーブル12を取り付けたものである。このキャリ
ッジテーブル12には、キャリッジテーブル12に載置され
た缶蓋包装体Aを上記パレット2上に押し出すプッシャ
プレート13が設けられている。このプレッシャプレート
13には、キャリッジテーブル12の縁部に固定されたシリ
ンダ14のシリンダ軸と、スライドシフタ15,15に摺動自
在に支持されたガイドロッド16,16が固定されており、
このシリンダ14を作動させることにより、プッシャプレ
ート13がガイドロッド16,16にガイドされてキャリッジ
テーブル12上を往復動するようになっている。
また、上記シリンダ14が固定された縁部と直交するキ
ャリッジテーブル12の一方の縁部には、第3図に示すよ
うに、シリンダ17とスライドシフタ18,18が固定されて
おり、シリンダ17のシリンダ軸およびスライドシフタ1
8,18に摺動自在に支持されたガイドロッド19,19にはサ
イドガイドプレート20が固定されている。このサイドガ
イドプレート20はキャリッジテーブル12上に載置された
所定本数(16本)の缶蓋包装体Aからなる缶蓋包装体群
をキャリッジテーブル12の他方の縁部に設けられたガイ
ド21上に押し付けて、缶蓋包装体Aを隙間なく整列させ
るためのものである。
そして、上記構成の供給装置8においては、キャリッ
ジテーブル12に缶蓋包装体Aが供給されたならば、サイ
ドガイドプレート20により缶蓋包装体Aを隙間なく整列
し、ロッドレスシリンダ10によりキャリッジテーブル12
をパレット2上に移動させ、プレッシャプレート13によ
り缶蓋包装体Aを押し出し、その後、スリーブストッパ
23を缶蓋包装体Aの端面位置まで降下させて、キャリッ
ジテーブル12を後退させることにより、缶蓋包装体Aを
キャリッジテーブル12上に供給するとともに、スリーブ
矯正プレート24をシリンダ25により前進させて缶蓋包装
体Aの端面に当接させて端面の位置決めをするようにな
っている。
また、上記エレベータ1の上方には、第1図ないし第
3図に示すように、キャリッジテーブル12上に段積みさ
れる缶蓋包装体Aにロール紙を繰り出して敷くロール敷
移動繰出装置30が設けられている。
すなち、本体フレームの上部にはブラケット31…を介
して缶蓋包装体Aの軸線方向と直交する方向に延びる一
対のLMガイド32,32が互いに平行に固定されており、こ
のLMガイド32,32にはベースプレート33が摺動自在に設
けられている。このベースプレート33の下面にはナット
34が取り付けられており、このナット34には、上記LMガ
イド32,32の間に平行にかつ軸回りに回転自在に設けら
れたボールネジ軸35が螺合されている。このボールネジ
軸35の端部には、フレームに固定されたモータ36の回転
軸がカップリング37により連結されている。また、ベー
スプレート33の下面にはベースブラケット38,38が取り
付けられており、このベースブラケット38,38にはサブ
プレート39が取り付けられている。このサブプレート39
には、コイル状のロール紙Rを保持するためのブラケッ
ト40,41が取り付けられており、このブラケット40,41に
はそれぞれクランプシャフト42,43が軸回りに回転自在
に支持されている。クランプシャフト42,43の先端部に
はそれぞれロール紙Rの芯を挾持するクランプボス44,4
5が固定されている。ブラケット40にはボルト46…がク
ランプボス44に向けて挿通されており、このボルト46の
先端部にはリングプレート47が固定されている。このリ
ングプレート47はクランプボス44に摺動自在に当接され
てロール紙の回転を規制して繰り出されるロール紙に一
定の張力を与えるためのものであり、ナット46aを回転
させてボルト46とリングプレート47との間に設けられた
スプリング46bによりリングプレート47を動かすことに
より調整するようになっている。
また、クランプシャフト43を支持しているブラケット
41はサブプレート39の下面に固定されたLMガイド48に摺
動自在に取り付けられている。このブラケット41はサブ
プレート39に固定されたシリンダ49によりLMガイド48に
沿って移動するようになっており、ブラケット41を移動
させてクランプボス45を移動させることにより、ロール
紙Rの交換をするようになっている。
また、上記サブプレート39の下面にはブラケット50,5
0が取り付けられており、このブラケット50,50の下端部
にはクランプローラ51,51が互いに対向させて取り付け
られている。一方のクランプローラ51には、ブラケット
50に固定されたシリンダ52のシリンダ軸が連結されてお
り、このシリンダ52により一方のクランプローラ51が他
方のクランプローラ51に接離自在に移動するようになっ
ている。さらに、上記ブラケット50,50にはブラケット5
4,54が取り付けられており、このブラケット54には、シ
リンダ55とガイドロッド56,56が取り付けられている。
このシリンダ55のシリンダ軸とガイドロッド56,56との
先端部にはブラケット57が取り付けられており、このブ
ラケット57にはテンションローラ60が軸回りに回転自在
に取り付けられている。このテンションローラ60,60は
シリンダ55により昇降自在であり、ロール紙Rを下方に
押圧して缶蓋包装体Aにロール紙Rを緊張状態で敷くた
めのものである。
さらに、上記エレベータ1の側方のフレームには、第
1図に示すように、パレット2とこれの上面に敷いてあ
るボール紙等の敷紙との間にロール紙Rを折り込む折込
装置63が設置されている。
すなわち、上記フレームにはベースプレート64が水平
に固定されており、このベースプレート64にはロッドレ
スシリンダ65が缶蓋包装体Aの軸線と直交するように取
り付けられている。このロッドレスシリンダ65のスライ
ダ65aには、シリンダ66がロッドレスシリンダ65と平行
に取り付けられており、シリンダ66のシリンダ軸には折
込プレート67が水平に取り付けられている。一方折込プ
レート67の前方には、パレット2の上面に敷かれた敷紙
を吸引保持して敷紙とパレット2との間に隙間を作る真
空パッド68が設けられている。この真空パッド68はシリ
ンダ69により昇降自在であり、シリンダ69と真空パッド
68との缶には衝撃吸収用のスプリング70が設けられてい
る。
上記エレベータ1の側方には、第2図に示すように、
缶蓋包装体Aの段積み前に、ロール紙Rを引き出すロー
ル紙引出装置75が設けられている。
すなわち、本体フレームにはベースプレート76が取り
付けられており、このベースプレート76には、シリンダ
77と上下に移動自在のガイドロッド78,78が垂直に取り
付けられている。このシリンダ77のシリンダ軸とガイド
ロッド78,78にはリフタプレート79が水平に固定されて
おり、このリフタプレート79にはロッドレスシリンダ80
が水平に設けられている。このロッドレスシリンダ80の
スライダ80aにはエアハンド81が取り付けられている。
このエアハンド81は互いに接離するハンド部81a,81aを
有しており、このハンド部81a,81aにはロール紙の先端
部を挾持してクランプするクランプレバー82,82が取り
付けられている。そして、上記構成のロール紙引出装置
75にあっては、シリンダ77によりリフタプレート79を上
昇させ、ロッドレスシリンダ80によりエアハンド81を上
記クランプローラ51の直下まで前進させた後、クランプ
レバー82,82によりロール紙の先端部をクランプして、
リフタプレート79を下降させることによりロール紙Rを
上記折込装置63により折り込む長さの分だけ引き出すよ
うになっている。
また、上記パレット2上に段積みされる缶蓋包装体A
をその軸線と直交する方向に挾む位置には、第1図に示
すように、缶蓋包装体Aの側面を押圧して缶蓋包装体A
を半ピッチずらすためのサイドガイド85,85が設置され
ている。
すなわち、エレベータ1を挾む位置に立設されたフレ
ームにはブラケット86,86を介してシリンダ87,87が互い
に対向して取り付けられており、このシリンダ87,87の
シリンダ軸とブラケット86,86に水平方向に移動自在に
支持されたガイドロッド(図示せず)にはガイドブロッ
ク88,88が互いに対向して取り付けられている。そし
て、上記構成のサイドガイド85,85にあっては、ガイド
ブロック88をシリンダ87により移動させて缶蓋包装体A
の側面を押圧することにより、缶蓋包装体群を半ピッチ
だけずらすようになっている。
さらに、上記エレベータ1の上方には、第1図に示す
ように、缶蓋包装体Aの段積み時に、缶蓋包装体Aの上
下間の隙間を均一にするとともに、缶蓋包装体群の上部
のレベルを一定にするためのプレッサ装置90が設けられ
ている。
すなわち、エレベータ1の上方に水平に設けられたフ
レームには、シリンダ取付ブラケット91とシリンダ取付
ブラケット91を挾む位置にロッド取付ブラケット92,92
が取り付けられている。ブラケット91にはシリンダ93が
垂直に取り付けられており、ブラケット92にはガイドロ
ッド94がスライドシフタ95に上下方向に移動自在に支持
されて取り付けられている。これらシリンダ93のシリン
ダ軸とガイドロッド94,94の先端部にはプレッサプレー
ト96が取り付けられている。このプレッサプレート96は
その長辺が缶蓋包装体群の長辺より長い帯板状のもので
あり、シリンダ93により下降して缶蓋包装体群の上部を
押圧するようになっている。なお、このプレッサ装置90
は、缶蓋包装体群の上面を端面に近い位置の2箇所で押
圧するために、この箇所の上方にそれぞれ1台ずつ設置
されている。
また、上記供給装置8の上方には、第1図、第2図お
よび第3図に示すように、パレット2上に缶蓋包装体A
が最終段積された後に、ロール紙を切断する切断装置10
0が設けられている。
すなわち、供給装置8の上方に位置するフレームに
は、第2図に示すように、ガイド取付ブラケット101が
取り付けられており、このガイド取付ブラケット101に
はクロスローラガイド102が水平に取り付けられてい
る。このクロスローラガイド102にはスライドプレート1
03が左右方向に移動自在に設けられている。このスライ
ドプレート103には、フレームに固定されたシリンダ104
のシリンダ軸が連結されており、このシリンダ104によ
りスライドプレート103が左右方向に移動するようにな
っている。スライドプレート103の先端部には、シリン
ダ105とスライドシフタ106,106に上下方向に移動自在に
支持されたガイドロッド107,107が垂直に取り付けられ
ており、これらシリンダ105のシリンダ軸とガイドロッ
ド107,107の先端部には、昇降プレート109が取り付けら
れている。この昇降プレート109には、第4図に示すよ
うに、シリンダ110とロッドレスシリンダ111とが垂直に
取り付けられている。シリンダ110のシリンダ軸にはロ
ール紙押えプレート112が取り付けられており、このロ
ール紙押えプレート112の先端縁部には、サブ押えプレ
ート113が蝶番114aにより回動自在に取り付けられてい
る。このサブ押えプレート113には中央部が支持金具114
bを介してロール紙押えプレート112に回動自在に支持さ
れたシリンダ115のシリンダ軸が連結されており、この
シリンダ115によりサブ押えプレート113が回動するよう
になっている。さらに、上記昇降プレート109に取り付
けられたロッドレスシリンダ111のスライダ111aには先
端部に切刃117aを有するロール紙カッタ117が取り付け
られている。このロール紙カッタ117はロッドレスシリ
ンダ111によりストッパ118まで降下してロール紙Rを切
断するようになっている。
また、上記折込装置63の前方には、第1図に示すよう
に、缶蓋包装体Aの最終段積後に、切断されたロール紙
Rの端部を缶蓋包装体Aに貼付するためのラベリング装
置120が設けられている。
すなわち、本体フレームに固定されたベースフレーム
121には、シリンダ122とスライドシフタ(図示せず)に
上下方向に移動自在に支持されたガイドロッド123,123
が垂直に取り付けられており、これらシリンダ122とガ
イドロッド123,123の先端部にはリフタプレート124が水
平に取り付けられている。このリフタプレート124に
は、シリンダ125が水平に取り付けられており、このシ
リンダ125には左右方向に移動自在に設けられたスライ
ドテーブル126が連結されている。このスライドテーブ
ル126にはエアパック取付ブラケット127が取付られてお
り、このブラケット127にはエアパックテーブル128が斜
動自在に設けられている。このエアパックテーブル128
にはラベリングマシン129が取り付けられている。この
ラベリングマシン129は市販されているものであり、そ
の先端部にはシールを貼付するためのローラ130が軸回
りに回転自在に取り付けられている。このような構成の
ラベリング装置120にあっては、ラベリングマシン129が
上昇、斜動し、さらに前進、降下することによりよりロ
ーラ130が缶蓋包装体Aにロール紙Rの先端部をラベル
により貼着するようになっている。
次に、上記構成の自動缶蓋パレタイザにより、缶蓋包
装体Aを千鳥状に段積みする方法を説明する。
ロール紙引出装置75のリフタプレート79がシリンダ77
によりロール紙移動繰出装置30のクランプローラ51とテ
ンションローラ60との間付近まで上昇し、エアハンド81
がロッドレスシリンダ80によりクランプローラ51の直下
まで前進する。そして、クランプレバー82,82が互いに
接近してロール紙Rの先端部を挾み付けて把持した後、
リフタプレート79が降下してロール紙を折込装置63によ
り折り込む長さの分だけ引き出し、クランプレバー82,8
2のクランプを解除してエアハンド81が後退する。
次いで、ロール紙移動繰出装置30がLMガイド32に沿っ
て前進してロール折り込み位置で停止した後、エレベー
タ1のテーブル4上に、図示しない空パレット供給装置
から空パレット2を供給し、このテーブル4が上昇して
ロール紙折り込み位置まで上昇して停止する。
その後、真空パッド68がシリンダ69により降下し、パ
レット2の上面に敷かれた敷紙をバキュームにより吸引
しパレット2と敷紙との間に隙間を作る。次いで、折込
装置63のロッドレスシリンダ65のスライダ65aが前進
し、さらに折込プレート67が前進して、ロール紙Rを上
記隙間に折り込んだ後、後退する。そして、真空パッド
68の吸引を解除した後、プレッサ装置90のプレッサプレ
ート96がシリンダ93により降下して敷紙を押圧する。そ
の後、ロール紙移動繰出装置30がロール紙を繰出しつつ
前進して敷紙上にロール紙Rを敷いて停止する。次い
で、左側のテンションローラ60がシリンダ55により降下
してロール敷を緊張状態に維持した後、プレッサプレー
ト96,96が上昇する。
次に、自動搬送機(図示せず)から供給される缶蓋包
装体Aの数をカウントし、供給テーブル(図示せず)に
16本整列した後、この供給テーブルにより、16本の缶蓋
包装体Aを供給装置8のキャリッジテーブル12に搬送す
る。その後、このキャリッジテーブル12がロッドレスシ
リンダ10によりパレット2の中央付近まで前進し、さら
に、プッシャプレート13がシリンダ14により前進してパ
レット2上に16本の缶蓋包装体Aを押し出して、後退す
る。次いで、スリーブストッパ23が缶蓋包装体Aの端面
位置まで降下した後、キャリッジテーブル12が後退する
ことにより、パレット2上に缶蓋包装体Aを供給する。
キャリッジテーブル12が後退する時、缶蓋包装体Aがス
リーブストッパ23に当接するので、缶蓋包装体Aがキャ
リッジテーブル12に引きずられてパレット2から逸脱す
ることがない。次いで、テーブル4が1ピッチ(缶蓋包
装体Aの直径)だけ降下し、その後、サイドガイド87a
のガイドロック88aが半ピッチ(缶蓋包装体Aの半径)
だけ前進するとともに、サイドガイド87bのガイドロッ
ク88bが1ピッチだけ前進することにより、缶蓋包装体
Aをパレット2上において供給された位置から半ピッチ
だけ左右に移動して整列する。その後、スリーブ矯正プ
レート24がシリンダ25により前進して缶蓋包装体Aの端
面に当接して端面の位置決めをする。そして、プレッサ
装置90,90のプレッサプレート96,96が降下して缶蓋包装
体Aの上部を押圧して、レベルを一定にする。
次に、テンションローラ60が上昇した後、ロール紙移
動繰出装置30が後退することにより、ロール紙Rを右端
に位置する缶蓋包装体Aの側面から反転させて1段目の
缶蓋包装体Aの上部に敷き、右側のテンションローラ60
がシリンダ55により降下してロール紙Rを緊張状態に維
持する。
次いで、2段目に積む16本の缶蓋包装体Aを、上記と
同様にして、キャリッジテーブル12により1段目の缶蓋
包装体の上に供給した後、テーブル4がさらに1ピッチ
だけ降下する。その後、サイドガイド87aのガイドロッ
ク88aが1ピッチだけ前進するとともに、サイドガイド8
7bのガイドロック88bが半ピッチだけ前進することによ
り、缶蓋包装体Aを右方に移動させて1段目の缶蓋包装
体A上に半ピッチだけずらして千鳥状に段積みする。そ
の後、上記と同様にしてスリーブ矯正プレート24が前進
して缶蓋包装体Aの端面の位置決めをし、プレッサプレ
ート96,96が降下して2段目の缶蓋包装体Aの上部を押
圧して、上下間の隙間を均一にするとともにレベルを一
定にする。次いで、テンションローラ60が上昇した後、
ロール紙移動繰出装置30が前進することにより、ロール
紙Rを左端に位置する缶蓋包装体Aの側面から反転させ
て2段目の缶蓋包装体Aの上部に敷き、左側のテンショ
ンローラ60が降下してロール紙を緊張状態に維持する。
この過程を順次繰り返すことにより、パレット2上に缶
蓋包装体Aをロール紙Rをスネークさせて介在させつつ
千鳥状に段積みする。
そして、缶蓋包装体Aが最終段積(通常は17段)され
たら、切断装置100によりロール紙Rを切断して、その
端部をラベリング装置120により缶蓋包装体Aに貼付す
る。
すなわち、切断装置100のスライドプレート103がシリ
ンダ104により前進して、ロール紙カッタ117が切断位置
に位置した際に、停止する。次いで、昇降プレート109
がシリンダ105により降下し、さらに、ロール紙押えプ
レート112がシリンダ110により降下して最上段の缶蓋包
装体Aの端部近傍をロール紙Rの上から押圧して、ロー
ル紙Rをこの部分に固定するとともに、上記ロール紙移
動繰出装置30の一方のクランプローラ51がシリンダ52に
より前進して他方のクランプローラ51に圧接してロール
紙Rが引き出されないようにクランプする。
次いで、ロール紙カッタ117が降下してその切刃117a
によりロール紙を切断し、上昇する。
その後、サブ押えプレート113がシリンダ115により蝶
番114aを支軸として缶蓋包装体A側に回動し、切断され
てロール紙押えプレート112から突出しているロール紙
Rの端部を、端部に位置する缶蓋包装体Aの側面側に折
り曲げる。
次いで、ラベリング装置120のリフタプレート124がシ
リンダ122により上昇し、エアパックテーブル128が斜動
することによりラベリングマシン129が上記ロール紙R
の端部を向けて斜動する。そして、スライドテーブル12
6がシリンダ125により前進して、ラベルを貼着するため
のローラ130がロール紙Rの端部を押圧して缶蓋包装体
Aに押し付ける。その後、リフタプレート124が降下し
てラベリングマシン129が降下し、これによりローラ130
が缶蓋包装体Aの側面の沿って転動し、ラベルを上から
2段目の缶蓋包装体Aの側面に貼着することにより、ロ
ール紙Rの端部を缶蓋包装体Aに固定する。
その後、サブ押えプレート113が缶蓋包装体Aから離
間し、ロール紙押えプレート112が上昇し、さらに昇降
プレート109が上昇し、スライドプレート103が後退して
缶蓋包装体Aの段積みを終了する。
上記構成の缶蓋包装体の自動パレタイザによれば、パ
レット2上に、供給装置8のキャリッジテーブル12を水
平移動させることにより複数本(16本)の缶蓋包装体A
を供給し、ロール紙移動繰出装置30をパレット2の上方
位置でロール紙Rを繰出しつつ缶蓋包装体Aの軸線と直
交する方向に移動させて缶蓋包装体Aの上部にロール紙
Rを敷き、さらに、パレット2をエレベータ1のテーブ
ル4により1段降下させ、この上に供給装置8から缶蓋
包装体Aを供給して、ロール紙移動繰出装置30を上記と
逆方向に移動させてロール紙Rを反転して缶蓋包装体A
の上部にロール紙を敷き、この操作を繰り返すことによ
りロール紙Rを介在させて所定段数(17段)だけ缶蓋包
装体Aを千鳥状に段積みし、段積み終了後に、切断装置
100のロール紙カッタ117を降下させてロール紙Rを切断
し、切断されたロール紙Rの端部に、ラベリング装置12
0のラベリングマシン129を移動させて近付けて、ロール
紙Rの端部を上から2段目の缶蓋包装体Aに貼着するよ
うにしたので、従来、手作業で行っていた缶蓋包装体の
段積み作業を人手を要せず自動的に行うことができる。
また、段積みする毎に、プレッサ装置90により、缶蓋
包装体Aの上部を押圧して、上下間の隙間を均一にする
とともに、缶蓋包装体Aの上部のレベルを一定にし、さ
らに、ロール紙移動繰出装置30のテンションローラ60,6
0を降下させてロール紙Rを緊張状態に維持するように
したので、缶蓋包装体Aを容易に緊密かつ強固に段積み
することができる。
さらに、空パレット2上に敷かれた敷紙を真空パッド
68により吸引して、パレット2と敷紙との間に隙間を形
成し、この隙間に折込装置63によりロール紙を折り込む
ようにしたので、段積みの前準備も容易に自動的に行う
ことができる。
加えて、ロール紙Rを切断する際に、ロール紙押えプ
レート112により最上部の缶蓋包装体Aの端部近傍をロ
ール紙Rの上から押圧して、ロール紙Rをこの部分に固
定するとともに、ロール紙移動繰出装置30のクランプロ
ーラ51,51によりロール紙Rが引き出されないようにク
ランプしたので、ロール紙Rがロール押えプレート112
とクランプローラ51,51との間で弛むことがないので、
ロール紙Rを容易に切断することができ、しかも、切断
された後、缶蓋包装体Aを被っているロール紙Rが緩ん
で荷くずれすることがない。
なお、上記構成の自動缶蓋パレタイザの動作は全て図
示しない制御装置によりシーケンス制御されて自動的に
行なわれる。
また、非常停止釦(図示せず)を押すことにより装置
全体が停止するようになっており、この場合、モータを
使用した機器は瞬時停止し、シリンダを使用した機器は
ストロークエンドまで動作し、停止する。
さらに、モータ過負荷、ロール紙折り込み不良、バキ
ューム不良、カッタ切断不良、ロール紙空検知、サイク
ルタイムオーバの際には、異常を検知し、装置が停止す
るようになっている。サイクルタイムオーバというの
は、装置の自動運転中、各々の機器は一定の時間内で動
作するようになっているが、機器自体の故障による動作
不良、もしくはワークの引っ掛かりよる動作不良で、時
間オーバすることを意味しており、この場合、装置は一
時停止する。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明の缶蓋包装体の自動パ
レタイザによれば、パレット上に、供給装置を水平移動
させることにより複数本の缶蓋包装体を供給し、ロール
紙移動繰出装置をパレットの上方位置でロール紙を繰出
しつつ缶蓋包装体の軸線と直交する方向に移動させて缶
蓋包装体の上部にロール紙を敷き、さらに、パレットを
昇降装置により1段降下させ、この上に供給装置から缶
蓋包装体を供給して、ロール紙移動繰出装置を上記と逆
方向に移動させてロール紙を反転して缶蓋包装体の上部
にロール紙を敷き、この操作を繰り返すことによりロー
ル紙を介在させて所定段数だけ缶蓋包装体を千鳥状に段
積みし、段積み終了後に、切断装置によりロール紙を切
断し、切断されたロール紙の端部を、ラベリング装置に
より上から2段目以降の缶蓋包装体に貼着するようにし
たので、従来、手作業で行っていた缶蓋包装体の段積み
作業を人手を要せず自動的に行うことができる。
また、供給装置のキャリッジテーブル上の所定の本数
(パレットにて一段を形成するための本数)の缶蓋包装
体を一括してパレットに積み上げることにより、キャリ
ッジテーブルをパレットに向けて一往復させるだけで、
パレット上に缶蓋包装体を一段積み上げることができ、
結果的に、短時間でパレット上に缶蓋包装体を複数段積
み上げることができて、段積み作業の効率が大幅に向上
する。
さらに、段積み後に、ロール紙をラベルにより貼着す
るので、加熱して熱接着するものやホットメルトを塗布
して接着するものと比較して、高価でかつランニングコ
ストが嵩む加熱装置や塗布装置が不要であるので、設備
コストが嵩まない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの発明の缶蓋包装体の自動パレ
タイザの一実施例を示すものであり、第1図は自動パレ
タイザの正面図、第2図は同側面図、第3図は同平面
図、第4図は切断装置の拡大図である。 A……缶蓋包装体、R……ロール紙、 1……エレベータ、2……パレット、 8……供給装置、12……キャリッジテーブル、 13……プッシャプレート、 30……ロール紙移動繰出装置、 51……クランプローラ、 60……テンションローラ、63……折込装置、 67……折込プレート、68……真空パッド、 75……ロール紙引出装置、 82……クランプレバー、 85a,85b……サイドガイド、 90……プレッサ装置、 96……プレッサプレート、 100……切断装置、 112……ロール紙押えプレート、 113……サブ押えプレート、 117……ロール紙カッタ、117a……切刃、 120……ラベリング装置、 128……エアパックテーブル、 129……ラベリングマシン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高杉 淳 静岡県駿東郡小山町菅沼1500番地 三菱 金属株式会社アルミ缶開発センター内 (72)発明者 大和田 正一 福島県いわき市小名浜字吹松15―1 大 手興産株式会社常磐支店内 (56)参考文献 特開 昭63−110109(JP,A) 特開 昭64−17718(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パレットを昇降させる昇降装置と、この昇
    降装置の側方に設けられて、上記パレットにて一段を形
    成するための複数本の円柱状の缶蓋包装体を載置した状
    態で前記パレット上まで水平移動されるキャリッジテー
    ブルおよびこのキャリッジテーブルが前記パレット上ま
    でくると、前記キャリッジテーブル上の前記複数本の缶
    蓋包装体を一括して前記パレットに押し出して積み重ね
    るためのプッシャプレートからなる供給装置と、上記昇
    降装置の上方位置で缶蓋包装体の軸線方向と直交する方
    向に移動自在に設けられて、缶蓋包装体と平行な軸に巻
    き付けられたロール紙を軸回りに回転自在に支持すると
    ともに、移動することにより缶蓋包装体上にロール紙を
    繰り出して敷くロール紙移動繰出装置と、上記パレット
    上に積み重ねられた最上段の缶蓋包装体上に敷かれたロ
    ール紙を切断する切断装置と、上記昇降装置の側方に設
    けられて、上記切断されたロール紙の端部を上記缶蓋包
    装体にラベルを用いて貼着するためのローラを有するラ
    ベリング装置とを具備してなることを特徴とする缶蓋包
    装体の自動パレタイザ。
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JPS63110109A (ja) * 1986-05-13 1988-05-14 東洋製罐株式会社 罐蓋包装体の段積み包装方法とその装置

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