JP2673010B2 - 光ct付支持碍子 - Google Patents
光ct付支持碍子Info
- Publication number
- JP2673010B2 JP2673010B2 JP1189134A JP18913489A JP2673010B2 JP 2673010 B2 JP2673010 B2 JP 2673010B2 JP 1189134 A JP1189134 A JP 1189134A JP 18913489 A JP18913489 A JP 18913489A JP 2673010 B2 JP2673010 B2 JP 2673010B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- insulator
- optical
- conductors
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
- Insulators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複導体の送電線路や変電所等において使用
される光CT付支持碍子に関するものである。
される光CT付支持碍子に関するものである。
(従来の技術) 送電線路や変電所等において線路や母線等の導体を流
れる電流や電圧を測定する必要がある場合には、支持碍
子によって支持された導体に碍子型CTや碍子型PTをそれ
ぞれ取付け、各出力を電気信号として取出すのが普通で
あった。ところがこの場合には設置のために余分のスペ
ースを必要とし、全体の装置が大型化すること、出力信
号が電気信号として取出されるためにノイズが入り易い
こと等の欠点があった。特に線路や母線が複導体からな
る場合には、複数の導体のそれぞれにCTを取り付ける必
要があり、設備費用が高く付くという問題があった。
れる電流や電圧を測定する必要がある場合には、支持碍
子によって支持された導体に碍子型CTや碍子型PTをそれ
ぞれ取付け、各出力を電気信号として取出すのが普通で
あった。ところがこの場合には設置のために余分のスペ
ースを必要とし、全体の装置が大型化すること、出力信
号が電気信号として取出されるためにノイズが入り易い
こと等の欠点があった。特に線路や母線が複導体からな
る場合には、複数の導体のそれぞれにCTを取り付ける必
要があり、設備費用が高く付くという問題があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記した従来の欠点を解決して、複数本の導
体を流れる電流をノイズを受けることなく正確に測定す
ることができるコンパクトで余分の設置スペースを必要
としない光CT付支持碍子を目的として完成されたもので
ある。
体を流れる電流をノイズを受けることなく正確に測定す
ることができるコンパクトで余分の設置スペースを必要
としない光CT付支持碍子を目的として完成されたもので
ある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、光ファイバを内蔵させた碍子の端部に金具
によって導体を支持させるとともに、この導体に密着さ
せてあるいはこの導体を囲むようにカバーを取付け、こ
のカバーの内部の導体にファラディ素子を取付けてこの
素子に光ファバの端部を接続した光CT付支持碍子であ
り、前記カバーが複数本の導体に跨がって形成され、そ
の内部の各導体にロゴスキーコイルを巻き付けてその二
次側のソレノイドコイルに全電流に比例した磁界を検出
するファラディ素子を取り付けたことを特徴とするもの
である。
によって導体を支持させるとともに、この導体に密着さ
せてあるいはこの導体を囲むようにカバーを取付け、こ
のカバーの内部の導体にファラディ素子を取付けてこの
素子に光ファバの端部を接続した光CT付支持碍子であ
り、前記カバーが複数本の導体に跨がって形成され、そ
の内部の各導体にロゴスキーコイルを巻き付けてその二
次側のソレノイドコイルに全電流に比例した磁界を検出
するファラディ素子を取り付けたことを特徴とするもの
である。
(実施例と作用) 次に本発明を図示の実施例によって説明する。
第1図において、(1)はその中心孔(2)の内部に
光ファイバ(3)を内蔵させた碍子であって、その上方
の端部には金具(6)を介して複数本の導体(7)、
(7)が支持されている。この金具(6)の側方には第
2図、第3図に示す通り複数本の導体(7)、(7)に
跨がってカバー(8)が形成されている。カバー(8)
の内部の各導体(7)、(7)には直列接続されたロゴ
スキーコイル(17)、(17)をそれぞれ巻き付けてあ
り、その二次側を第5図に断面を示したソレノイドコイ
ル(18)としたうえ、この部分にファラディ素子(9)
が取り付けられている。なお二次側の部分を第6図のよ
うにコア(19)に巻き、このコア(19)にファラディ素
子(9)を取付けることもできる。ファラディ素子
(9)としてはYIG、BSO等が用いられ、導体(7)を流
れる電流値を光信号に変換する。ファラディ素子(9)
には前記した光ファイバ(3)の端部が接続され、導体
(7)の電流値及び電圧値を光信号として接地側へ伝送
している。
光ファイバ(3)を内蔵させた碍子であって、その上方
の端部には金具(6)を介して複数本の導体(7)、
(7)が支持されている。この金具(6)の側方には第
2図、第3図に示す通り複数本の導体(7)、(7)に
跨がってカバー(8)が形成されている。カバー(8)
の内部の各導体(7)、(7)には直列接続されたロゴ
スキーコイル(17)、(17)をそれぞれ巻き付けてあ
り、その二次側を第5図に断面を示したソレノイドコイ
ル(18)としたうえ、この部分にファラディ素子(9)
が取り付けられている。なお二次側の部分を第6図のよ
うにコア(19)に巻き、このコア(19)にファラディ素
子(9)を取付けることもできる。ファラディ素子
(9)としてはYIG、BSO等が用いられ、導体(7)を流
れる電流値を光信号に変換する。ファラディ素子(9)
には前記した光ファイバ(3)の端部が接続され、導体
(7)の電流値及び電圧値を光信号として接地側へ伝送
している。
このように構成されたものは、それぞれの導体(7)
を流れる電流により生じる起電力が合成されてソレノイ
ドコイル(18)に電流を発生させ、これをファラディ素
子(9)によって光学的に検出することができる。従っ
て複数の導体(7)、(7)のそれぞれにファラディ素
子(9)を取付ける必要がなく、複数本の複導体を流れ
る電流を合成したうえ単一のファラディ素子(9)によ
って検出できるので、装置が極めてコンパクトであって
余分の設置スペースを必要としない。また本発明におい
ては電流値や電圧値は光信号として検出されるので周囲
の電界や磁界によるノイズを受けにくく、正確な測定値
を取出すことができる。更に第6図の構成としたもの
は、ソレノイドコイルを用いたものに比較し、コア(1
9)にコイルを巻いてあるために他磁界の影響を受け難
いこと、コア(19)の分だけコイルの巻数を低減できる
こと等の利点がある。
を流れる電流により生じる起電力が合成されてソレノイ
ドコイル(18)に電流を発生させ、これをファラディ素
子(9)によって光学的に検出することができる。従っ
て複数の導体(7)、(7)のそれぞれにファラディ素
子(9)を取付ける必要がなく、複数本の複導体を流れ
る電流を合成したうえ単一のファラディ素子(9)によ
って検出できるので、装置が極めてコンパクトであって
余分の設置スペースを必要としない。また本発明におい
ては電流値や電圧値は光信号として検出されるので周囲
の電界や磁界によるノイズを受けにくく、正確な測定値
を取出すことができる。更に第6図の構成としたもの
は、ソレノイドコイルを用いたものに比較し、コア(1
9)にコイルを巻いてあるために他磁界の影響を受け難
いこと、コア(19)の分だけコイルの巻数を低減できる
こと等の利点がある。
(発明の効果) 本発明は以上に説明したように、複数本の導体を流れ
る電流値をノイズを受けることなく正確に測定すること
ができること、装置が極めてコンパクトであって余分の
設置スペースを必要としないこと、碍子の汚損や濡れ等
の影響を受けないこと、複数本の複導体を流れる電流を
単一のファラディ素子によって検出でき、設備費用を低
減できる等の利点がある。
る電流値をノイズを受けることなく正確に測定すること
ができること、装置が極めてコンパクトであって余分の
設置スペースを必要としないこと、碍子の汚損や濡れ等
の影響を受けないこと、複数本の複導体を流れる電流を
単一のファラディ素子によって検出でき、設備費用を低
減できる等の利点がある。
よって本発明は従来の問題点を一掃した光CT付支持碍
子として、産業の発展に寄与するところは極めて大であ
る。
子として、産業の発展に寄与するところは極めて大であ
る。
第1図は本発明の実施例を示す正面図、第2図はその平
面図、第3図はそのA−A断面図、第4図はその電気回
路図、第5図はソレノイドコアの断面図、第6図は変形
例を示す正面図である。 (1):碍子、(3):光ファイバ、(6):金具、
(7):導体、(8):カバー、(9):ファラディ素
子、(10):ポッケルス素子、(12):中間電極、(1
7):ロゴスキーコイル、(18):ソレノイドコイル
面図、第3図はそのA−A断面図、第4図はその電気回
路図、第5図はソレノイドコアの断面図、第6図は変形
例を示す正面図である。 (1):碍子、(3):光ファイバ、(6):金具、
(7):導体、(8):カバー、(9):ファラディ素
子、(10):ポッケルス素子、(12):中間電極、(1
7):ロゴスキーコイル、(18):ソレノイドコイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−51010(JP,A) 特開 昭61−200477(JP,A) 特開 平1−279519(JP,A) 特開 昭63−50762(JP,A) 実開 昭62−64133(JP,U) 実開 昭62−183440(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】光ファイバ(3)を内蔵させた碍子(1)
の端部に金具(6)によって導体(7)を支持させると
ともに、この導体(7)に密着させてあるいはこの導体
(7)を囲むようにカバー(8)を取付け、このカバー
(8)の内部の導体(7)にファラディ素子(9)を取
付けてこの素子に光ファイバ(3)の端部を接続した光
CT付支持碍子であり、前記カバー(8)が複数本の導体
(7)、(7)に跨がって形成され、その内部の各導体
(7)、(7)にロゴスキーコイル(17)を巻き付けて
その二次側のソレノイドコイル(18)に全電流に比例し
た磁界を検出するファラディ素子(9)を取り付けたこ
とを特徴とする光CT付支持碍子。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1189134A JP2673010B2 (ja) | 1988-12-28 | 1989-07-21 | 光ct付支持碍子 |
US07/553,318 US5103164A (en) | 1989-07-21 | 1990-07-17 | Optical current transformer |
EP90307842A EP0409589B1 (en) | 1989-07-21 | 1990-07-18 | Optical current transformer |
DE69019619T DE69019619T2 (de) | 1989-07-21 | 1990-07-18 | Optischer Stromtransformator. |
CA002021712A CA2021712C (en) | 1989-07-21 | 1990-07-20 | Optical current transformer |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33165288 | 1988-12-28 | ||
JP63-331652 | 1988-12-28 | ||
JP1189134A JP2673010B2 (ja) | 1988-12-28 | 1989-07-21 | 光ct付支持碍子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02265117A JPH02265117A (ja) | 1990-10-29 |
JP2673010B2 true JP2673010B2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=18246063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1189134A Expired - Lifetime JP2673010B2 (ja) | 1988-12-28 | 1989-07-21 | 光ct付支持碍子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2673010B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61200477A (ja) * | 1985-03-01 | 1986-09-05 | Mitsubishi Electric Corp | 電流測定装置 |
JPH0664952B2 (ja) * | 1986-08-20 | 1994-08-22 | 中部電力株式会社 | 電流検出用碍子 |
-
1989
- 1989-07-21 JP JP1189134A patent/JP2673010B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02265117A (ja) | 1990-10-29 |
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