JP2672896B2 - X線撮像装置 - Google Patents

X線撮像装置

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  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、X線撮像装置に関す
るものである。特に、X線治療装置などに利用できるX
線撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のX線撮像装置の構成を図6を参照
しながら説明する。図6は、従来のX線撮像装置を示す
ブロック図である。
【0003】図6において、(2)はX線管、(12)はX線
管(2)に接続されたX線管制御器、(9)はコリメータ、
(3)は頭部からみた患者、(13)はイメージ・インテンシ
ティファイア(以下、「I.I.」という。)、(14)は
光学系、(15)はオートアイリス、(16)はTVカメラ、(1
7)はTVカメラ(16)に接続されたカメラ・コントロール
・ユニット(以下、「C.C.U」という。)、(18)は
C.C.U(17)に接続されたアナログ/デジタル変換器
(以下、「A.D.C」という。)、(19)はA.D.C
(18)に接続された計算機である。
【0004】つぎに、前述した従来例の動作を図7を参
照しながら説明する。図7(a)〜(d)は、従来の画像歪
み補正方法を示す図である。図7(a)はメッシュ画像、
同図(b)は(a)図に対応する真の座標をそれぞれ示し、
同図(c)はエリアS内の画素Pの補間を示し、同図(d)
はエリアS内の画素Pの真の座標を示す。
【0005】X線管(2)は、X線管制御器(12)により制
御されてX線を発生する。コリメータ(9)により絞られ
たX線は、患者(3)を通過してI.I.(13)で検出さ
れ、光に変換される。この光は、光学系(14)及びオート
アイリス(15)を通過してTVカメラ(17)により撮像され
る。C.C.U(17)により得られたアナログ信号は、
A.D.C(18)によりデジタル信号に変換されて計算機
(19)に取り込まれる。計算機(19)において、取り込まれ
たデータはディスプレイ(図示しない)に写しだされ、
患者(3)の透視像が観察される。
【0006】しかしながら、I.I.(13)の表面は凸面
になっており、また、製作上の歪みなども存在する。こ
のため、計算機(19)のディスプレイ上に写しだされた画
像は歪んでいる。これを一般に糸巻き歪みと呼んでい
る。
【0007】例えば、図7(b)に示すフィルム画像は、
I.I.(13)を通すと同図(a)に示すように見える。
I.I.(13)を使用した場合は、これをフィルムで写し
たときの像と同じにするために、変換しなければならな
い。この変換の方法は、画像の中心を「O」とすると、
長さ(r)方向にどのくらい歪んでいるかをまず調べ
て、変換行列fを求め、I.I.(13)で得られた画像を
変換していた。また、図7(d)に示すエリアS内の画素
Pの真の座標は、同図(c)に示すようになっているの
で、これを補間して画素Pを求めていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
X線撮像装置では、歪み補正が長さ(r)方向のみであ
るので、精度を向上することができないという問題点が
あった。この発明は、前述した問題点を解決するために
なされたもので、歪み補正の精度を向上することができ
るX線撮像装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るX線撮像
装置は、歪みのないX−CT画像を取得する第1の撮像
手段と、前記X−CT画像を所定の位置が明らかな中心
投影画像へ変換する画像変換手段と、ビーム軸の位置が
明らかで歪みのある前記X−CT画像と同一部分のX−
TV画像を取得する第2の撮像手段と、前記中心投影画
像に対する前記X−TV画像の長さ及び回転方向の歪み
の値に基づいて前記X−TV画像の歪みを補正する補正
手段とを備えたものである。
【0010】この発明に係るX線撮像装置は、診断時
に、患者の少なくとも一部を撮像して歪みのないX−C
T画像を出力する第1の撮像手段と、治療計画時に、前
記X−CT画像を中心投影画像へ変換する画像変換手段
と、前記患者の患部の位置が明らかな前記中心投影画像
を参照画像として表示する参照画像ディスプレイと、位
置決め時、ビーム軸の位置が明らかな前記患者の同一部
分を撮像して歪みのあるX−TV画像を出力する第2の
撮像手段と、前記参照画像に対する前記X−TV画像の
長さ及び回転方向の歪みの値に基づいて前記X−TV画
像の歪みを補正する補正手段と、前記画像歪みが補正さ
れたX−TV画像を表示する画像ディスプレイとを備え
たものである。
【0011】
【作用】この発明に係るX線撮像装置においては、第1
の撮像手段によって、歪みのないX−CT画像が取得さ
れる。また、画像変換手段によって、前記X−CT画像
が所定の位置が明らかな中心投影画像へ変換される。
らに、第2の撮像手段によって、ビーム軸の位置が明ら
かで歪みのある前記X−CT画像と同一部分のX−TV
画像が取得される。そして、補正手段によって、前記中
心投影画像に対する前記X−TV画像の長さ及び回転方
向の歪みの値に基づいて前記X−TV画像の歪みが補正
される。
【0012】この発明に係るX線撮像装置においては、
第1の撮像手段によって、診断時に、患者の少なくとも
一部が撮像されて歪みのないX−CT画像が出力され
る。また、画像変換手段によって、治療計画時に、前記
X−CT画像が中心投影画像へ変換される。また、参照
画像ディスプレイによって、前記患者の患部の位置が明
らかな前記中心投影画像が参照画像として表示される。
また、第2の撮像手段によって、位置決め時、ビーム軸
の位置が明らかな前記患者の同一部分が撮像されて歪み
のあるX−TV画像が出力される。また、補正手段によ
って、前記参照画像に対する前記X−TV画像の長さ及
び回転方向の歪みの値に基づいて前記X−TV画像の歪
みが補正される。そして、画像ディスプレイによって、
前記画像歪みが補正されたX−TV画像が表示される。
【0013】
【実施例】この発明に係るX線撮像装置の一実施例を図
1を参照しながら説明する。図1(a)は被写体のフィル
ム像の座標系であり、同図(b)はテレビ画像の座標系を
示す図である。
【0014】前述したように、画像歪みはX線フィルム
に写された被写体のX線フィルム像と、X線TVの画像
間の写像と考えられる。図1(a)に示すフィルム像の座
標系において、X−O−Yはテストパターン上の座標系
であり、X’−O−Y’は同図(b)に示すテレビ画像の
座標系x−o−yに対応する座標系である。(X0
0)は歪みの中心である。また、テレビ画像の座標系
x−o−yは、走査線の方向により決まる。なお、それ
ぞれの座標系の単位は、それぞれmmとピクセルであ
る。
【0015】(X,Y)系と(X’,Y’)系の間には
次の関係がある。
【数1】
【数2】
【0016】また、(X0’,Y0’)と(X0,Y0)と
の間には次の関係がある。
【数3】
【数4】
【0017】図1(a)において、R、ψは次のように表
される。
【数5】
【数6】
【0018】ここで、rとRとの間には
【数7】 の関係があると仮定する。(X,Y)の写像される点の
推定値(xE,yE)は次のように表される。
【数8】
【数9】 ここで、x0=kX0’、y0=kY0’(k=2.0ピク
セル/mmとする。)である。
【0019】さらに、テレビ画像のピクセルの縦横比
(アスペクト比)が1でないかも知れないので、それを
考慮すると以下のようになる。
【数10】
【数11】
【0020】次にフィルム像(被写体)からテレビ画像
への変換行列fの性質について説明する。これまでの説
明で、X0、Y0、θ、Ar、a、b、cの7つのパラメ
ータが存在するが、これらを推定するためには、フィル
ム像上の格子点(Xi,Yi)から推定値(xEi,yEi
を求め、テレビ画像の格子点座標(xi,yi)とから以
下の式(12)を最小とするようなパラメータを得ればよ
い。
【数12】
【0021】さらに、そのときの残差ベクトル(xEi
i,yEi−yi)をパターン上にプロットすれば、変換
行列fについての上記の仮定から外れてくる歪みの分布
を求めることができる。この歪み分布を用いて得られた
テレビ画像を補正すれば、フィルム画像と同様な精度の
テレビ画像を得ることができる。
【0022】つづいて、この発明に係るX線撮像装置
一実施例の構成を図2を参照しながら説明する。図2は
X線撮像装置の一実施例を示す構成図である。
【0023】図2において、垂直照射装置(6)、レンジ
シフタ(7)、線量計(8)、及びコリメータ(9)は、地表
と垂直なビーム軸(1)上に、地表に向かって前述の順に
配置され、かつレンジシフタ(7)は垂直照射装置(6)の
内部に設けられている。X−CT(11)は通信装置(29)、
データバス(28)、及び通信装置(27)を介して計算機(19)
に接続されている。X線管(2)、X線管制御器(12)、
I.I.(13)、光学系(14)、オートアイリス(15)、TV
カメラ(16)、及びC.C.U(17)は、X線管(2)に接続
されたX線管制御器(12)とTVカメラ(16)に接続された
C.C.U(17)を除いて、ビーム軸(1)上に、地表に向
かって前述の順に配置されている。X線管(2)は線量計
(8)とコリメータ(9)との間に、かつコリメータ(9)は
X線管(2)とI.I.(13)との間に配置されている。
A.D.C(18)はC.C.U(17)に接続されている。
【0024】また、計算機(19)はA.D.C(18)に接続
されている。参照画像ディスプレイ(20)及び画像ディス
プレイ(21)は計算機(19)に接続されている。キャラクタ
ディスプレイ(22)、キーボード(23)及び操作パネル(24)
は計算機(19)に接続されている。タブレット(25)は計算
機(19)に接続されている。画像データファイル(26)、通
信装置(27)は計算機(19)に接続され、データバス(28)は
この通信装置(27)に接続されている。なお、位置決め時
および実際の治療時においては、患者(3)を仰むけに載
せる治療台(4)はコリメータ(9)とI.I.(13)との間
に配置されている。また、この治療台(4)には駆動装置
が内蔵されており、治療台(4)は計算機(19)に接続され
ている。
【0025】ところで、この発明の第1の撮像手段は、
前述した一実施例では通信装置(29)、データバス(28)、
及び通信装置(27)を介して計算機(19)に接続されたX−
CT(11)から構成され、この発明の第2の撮像手段は、
一実施例ではX線管(2)、X線管制御器(12)、I.I.
(13)、光学系(14)、オートアイリス(15)、TVカメラ(1
6)、及びC.C.U(17)から構成され、この発明の画像
変換手段及び補正手段は、一実施例では計算機(19)から
構成されている。
【0026】次に、前述した一実施例の動作を図3を参
照しながら説明する。図3は前述した一実施例の動作の
流れを示す説明図である。あらかじめ、診断時におい
て、X−CT(11)によって、患部Kの位置が明らかな、
撮像された患者のX−CT画像が通信装置(29)、データ
バス(28)、通信装置(27)、および計算機(19)を介して画
像データファイル(26)に蓄積される。
【0027】治療計画時において、計算機(19)によっ
て、画像データファイル(26)に蓄積された、図3(A)に
示す前記X−CT画像が、図3(C)に示す仮想したX線
管とI.I.の位置における、図3(D)に示す中心投影
画像に図3(B)において画像変換される。そして、この
中心投影画像が参照画像ディスプレイ(20)に表示される
(以下、「参照画像」という。)。この時、参照画像の識別
可能な任意の位置例えば骨の位置に、タブレット(25)に
よって、図3(D)に示すような少なくとも3個以上のラ
ンドマークM1、M2、およびM3が参照画像に付けら
れる。そして、計算機(19)によって、図3(D)に斜線部
で示す患部KとランドマークM1、M2、およびM3と
の位置関係が調べられる。
【0028】位置決め時において、図3(a)に示すよう
にX線管制御器(12)によって電圧が制御されたX線管
(2)により、治療台(4)上の患者(3)がX線照射され
る。I.I.(13)によって、ビーム軸の位置が明らか
な、集められた患者(3)のX線画像が光学画像に変換さ
れる。この光学画像が光学系(14)によって導かれ、TV
カメラ(16)の絞りを自動制御するオートアイリス(15)を
介して、TVカメラ(16)によって撮像されて、電気信号
のアナログ信号に変換される。このアナログ信号がC.
C.U(17)を介してA.D.C(18)によって、デジタル
信号に変換されて、計算機(19)に供給される。この計算
機(19)によって、図3(b)に示すように前記デジタル信
号が周辺歪(糸巻き歪)の補正において長さ(r)方向の
みだけでなく、回転(θ)方向、つまり、一次元及び二
次元方向を考慮して信号処理を施されて、画像ディスプ
レイ(21)に表示される(以下、「X−TV画像」とい
う。)。
【0029】この時、前述した参照画像と同じ位置に、
タブレット(25)によって、図3(c)に示すようなランド
マークN1、N2、およびN3がX−TV画像に付けら
れる。そして、計算機(19)によって、ビーム軸(1)の中
心(0)とランドマークN1、N2、およびN3との位置
関係が調べられて、前述した患部Kとビーム軸の中心
(0)との位置関係が調べられる。すなわち、図3(d)に
示すように、ビーム軸(1)の中心(0)が患部Kの中心に
一致するように、治療台(4)の移動量が計算される。ま
た、照射される荷電粒子線のビームの形状、線量、およ
びエネルギーが、前述した参照画像とX−TV画像とか
ら求められる。そして、前記移動量を表わす制御信号が
治療台(4)に出力されて、荷電粒子線が患部Kに正確に
照射されるように、治療台(4)が移動される。
【0030】実際の治療時において、患部Kの形状、深
さ、および荷電粒子線の吸収線量が、がん治療のパラメ
ータとなる。これらから、荷電粒子線がそれぞれ、コリ
メータ(9)、レンジシフタ(7)、および線量計(8)によ
って制御され、患部Kに照射される。すなわち、コリメ
ータ(9)によって、患部Kの形状に合わせて、荷電粒子
線のビームが整形される。レンジシフタ(7)によって、
患部Kの深さに応じて、物質透過時のエネルギー吸収に
より照射される荷電粒子線のエネルギーが変えられて、
荷電粒子線の飛程が変化させられる。また、線量計(8)
によって、荷電粒子線のどれだけの線量を照射させるか
がモニターされる。なお、この時、X線管(2)がビーム
軸(1)から影響のない位置へ移動されている。こうし
て、簡単に、自動的に、正確に位置決めがなされて、荷
電粒子線によるがん治療が行なわれる。
【0031】図4はこの発明に係るX線撮像装置の他の
実施例を示す構成図である。図2の実施例と異なるとこ
ろは、下記の箇所である。第2の撮像手段がX線管
(2)、X線管制御器(12)、及び半導体検出器(13A)から
構成され、X線管(2)に接続されたX線管制御器(12)を
除いて、ビーム軸(1)上に、地表に向かって前述の順に
配置されている。また、半導体検出器(13A)によって、
集められたX線画像が電気信号のアナログ信号に変換さ
れて、A.D.C(18)に出力される。
【0032】図5は荷電粒子線の照射方向を示す構成図
である。この図に示すように、上記実施例では荷電粒子
線の照射方向、すなわちビーム軸(1)は地平線に対して
垂直方向であるが、ビーム軸(1a)は水平方向でもよい。
また、荷電粒子線のビーム軸(1)並びに(1a)上に、X線
管(2)及びI.I.(13)並びにX線管(2a)及びI.I.
(13a)が配置されているが、荷電粒子線のビーム軸(1)
並びに(1a)に直角な軸(1b)上に、X線管(2b)およびI.
I.(13b)が配置されても所期の目的を達成し得ること
はいうまでもない。こうすることにより、平面的な位置
決めだけでなく立体的な位置決めが可能になる。
【0033】
【発明の効果】この発明に係るX線撮像装置は、以上説
明したとおり、歪みのないX−CT画像を取得する第1
の撮像手段と、前記X−CT画像を所定の位置が明らか
な中心投影画像へ変換する画像変換手段と、ビーム軸の
位置が明らかで歪みのある前記X−CT画像と同一部分
のX−TV画像を取得する第2の撮像手段と、前記中心
投影画像に対する前記X−TV画像の長さ及び回転方向
の歪みの値に基づいて前記X−TV画像の歪みを補正す
補正手段とを備えたので、糸巻き歪の補正において長
さ(r)方向のみだけでなく、回転(θ)方向、つま
り、一次元及び二次元方向を考慮でき、歪み補正の精度
を向上することができるという効果を奏する。
【0034】また、この発明に係るX線撮像装置は、以
上説明したとおり、診断時に、患者の少なくとも一部を
撮像して歪みのないX−CT画像を出力する第1の撮像
手段と、治療計画時に、前記X−CT画像を中心投影画
像へ変換する画像変換手段と、前記患者の患部の位置が
明らかな前記中心投影画像を参照画像として表示する参
照画像ディスプレイと、位置決め時、ビーム軸の位置が
明らかな前記患者の同一部分を撮像して歪みのあるX−
TV画像を出力する第2の撮像手段と、前記参照画像に
対する前記X−TV画像の長さ及び回転方向の歪みの値
に基づいて前記X−TV画像の歪みを補正する補正手段
と、前記画像歪みが補正されたX−TV画像を表示する
画像ディスプレイとを備えたので、糸巻き歪の補正にお
いて長さ(r)方向のみだけでなく、回転(θ)方向、
つまり、一次元及び二次元方向を考慮でき、歪み補正の
精度を向上することができ、ひいては、短時間で正確な
位置決めができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のX線撮像装置の一実施例に係る被
写体のフィルム像の座標系及びテレビ画像の座標系を示
す図である。
【図2】 この発明のX線撮像装置の一実施例を示す構
成図である。
【図3】 この発明のX線撮像装置の一実施例の動作の
流れを示す説明図である。
【図4】 この発明のX線撮像装置の他の実施例を示す
構成図である。
【図5】 この発明のX線撮像装置の荷電粒子線の照射
方向を示す構成図である。
【図6】 従来のX線撮像装置を示すブロック図であ
る。
【図7】 従来のX線撮像装置の画像歪み補正方法を示
す図である。
【符号の説明】
(2) X線管、(12) X線管制御器、(13) イメージ・
インテンシティファイア、(16) TVカメラ、(17) カ
メラ・コントロール・ユニット、(19) 計算機(21) 画
像ディスプレイ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歪みのないX−CT画像を取得する第1
    の撮像手段と、 前記X−CT画像を所定の位置が明らかな中心投影画像
    へ変換する画像変換手段と、 ビーム軸の位置が明らかで歪みのある前記X−CT画像
    と同一部分のX−TV画像を取得する第2の撮像手段
    と、 前記中心投影画像に対する前記X−TV画像の長さ及び
    回転方向の歪みの値に基づいて前記X−TV画像の歪み
    を補正する補正手段とを備えたことを特徴とするX線撮
    像装置
  2. 【請求項2】 診断時に、患者の少なくとも一部を撮像
    して歪みのないX−CT画像を出力する第1の撮像手段
    と、 治療計画時に、前記X−CT画像を中心投影画像へ変換
    する画像変換手段と、 前記患者の患部の位置が明らかな前記中心投影画像を参
    照画像として表示する参照画像ディスプレイと、 位置決め時、ビーム軸の位置が明らかな前記患者の同一
    部分を撮像して歪みのあるX−TV画像を出力する第2
    の撮像手段と、 前記参照画像に対する前記X−TV画像の長さ及び回転
    方向の歪みの値に基づいて前記X−TV画像の歪みを補
    正する補正手段と、 前記画像歪みが補正されたX−TV画像を表示する画像
    ディスプレイと を備えたことを特徴とするX線撮像装
    置。
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