JP2672764B2 - 打抜き型の取付準備装置 - Google Patents

打抜き型の取付準備装置

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JP2672764B2 JP5070403A JP7040393A JP2672764B2 JP 2672764 B2 JP2672764 B2 JP 2672764B2 JP 5070403 A JP5070403 A JP 5070403A JP 7040393 A JP7040393 A JP 7040393A JP 2672764 B2 JP2672764 B2 JP 2672764B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として紙器製作用の
シートを所要の形状に打ち抜くシート打抜き装置の打抜
き型を所要位置に装着するために、前もって準備するの
に用いられる打抜き型の取付準備装置に関する。
【0002】
【従来の技術】段ボール等のシートを所要の形状に打ち
抜いて紙器などを製作する工程で用いられる打抜き型
は、上下に対向配置される平板状の上型と下型とによっ
て構成され、主として上型に被処理シート(段ボールシ
ートなど)に罫線押しする罫線押し刃や打抜き線を形成
する打抜き刃が植設されている。そして、この打抜き上
型はシート打抜き装置における型支持部の下面に型支持
枠によって取り付けられ、作業の状況に応じてその打抜
き上型が型支持枠とともに打抜き装置に設けられる案内
レール等に沿って外側に引き出されて、所要の打抜き上
型(以下打抜き型と言う)と交換できるようにされてい
る。
【0003】このような打抜き装置の打抜き型支持部に
対して打抜き型を装着するには、その打抜き型の打抜き
刃を下向きにして打抜き型支持部に取り付ける必要があ
る。そのために、この打抜き型は一旦打抜き刃を上向き
にして準備した後に、反転させてその打抜き刃を下向き
にしてシート打抜き装置の打抜き型支持体に装着するよ
うにされている。このような操作を容易に行い得る手段
としては、例えば特公昭64−9160号公報によって
知られるような打抜き型の取付準備のための装置が提案
され、実用に供されている。
【0004】この先行技術のものでは、交換しようとす
る打抜き型を取り付けた型支持枠を支持して反転させる
と、シート打抜き装置の打抜き型支持部に対して打抜き
型を取り付けた型支持枠を送り込むことができ、あるい
は交換のために引出し容易な姿勢となる支持構造とし
て、その打抜き型を取り付けた型支持枠全体が抱持され
る支持枠体に形成されている。そして、この支持枠体の
両側中央部をスタンドに回転自在に支持させた構成とな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のような先行技術
の打抜き型の取付準備のための装置は、打抜き型を18
0°反転させるために形成されているその打抜き型を取
り付ける型支持枠の支持枠体が大きなものになるので全
体的に装置が大型になる。しかも、その支持枠体に打抜
き型を取り付けた型支持枠を固定するためのロック手段
が両端部に設けられているので、そのロック手段を作業
者が操作するのに片側からでは手が届き難く、そのため
に作業者は装置の操作側から反対側に移動してそのロッ
ク手段の着脱を行わねばならず非常に不便である。特
に、この装置が設置される位置は極狭い場所であるため
に前述のロック手段の操作もときとして装置の下側をく
ぐり抜けて行うようなことが多い。要するに狭い場所で
の設置に際して作業性に問題がある。また、その支持枠
体を反転させる際の回転慣性も大きくなるので、制動機
構を必要とし、かつスタンドにおける回転支持部も頑丈
な構造が要求される。その結果、全体として高価なもの
となることが避けられない。
【0006】本発明ではこのような状況に鑑みて、打抜
き型の型支持枠の支持部を小型化するとともに、過度な
負荷を受けないで、打抜き型を交換容易に取付準備でき
る簡単な構成にされた打抜き型の取付準備装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による打抜き型の取付準備装置は、(a) 所要間隔で立設される一対の支持スタンド (b) この一対の支持スタンドの上部で相対向して同一
軸線上に回転中心を合致さてそれぞれ回転可能に支持
され側面に前記回転中心を挟んで上下二列に型支持枠
受支部を有する一対の型支持枠保持体、(c)この 型支持枠保持体の回転中心近傍に設けられ
支持枠側部に形成され 凹部に係脱可能な係止部材お
よび(d)前記型支持枠保持体の端部寄りの位置に設けられ
前記型支持枠を前記型支持枠受支部との間で挟持して固
定するロック機構を備える ことを特徴とするものであ
る。
【0008】本発明にては、前記一対の型支持枠保持体
の一方を操作側として、この操作側に前記ック機構を
設けるようにすると操作性がよい。両方の型支持枠保持
体に設けてもよく、この場合は前記型支持枠のロック機
構を連動して作動できるように構成すると取り扱いが容
易になって都合がよい。前記係止部材は係止ローラであ
り、前記型支持枠受支部は、前記係止ローラの両脇に適
宜距離離れてそれぞれ設けられて前記型支持枠の側枠部
を受ける受けローラを含み、前記ロック機構は、各受け
ローラに対向して前記側枠部に接触・離脱自在にされる
カムを有するものであるのがよい。また、少なくとも一
方の型支持枠保持体の動位置を規制する位置決め手段
を設けるようにするのがよい。ここで、前記位置決め手
段は、水平位置と垂直位置とに位置決め孔が設けられて
支持スタンドに固着される保持板と、型支持枠保持体背
後に設けられる保持枠体に進退可能に支持されて前記保
持板の位置決め孔に対して先端が嵌合される位置決め軸
ピンと、その位置決め軸ピン外脱操作片とで構成される
のが好ましい。
【0009】
【作用】このように構成される本発明の打抜き型の取付
準備装置は、一対の型支持枠保持体に設けられる上下二
列に配された型支持枠受支部において型支持枠の中間部
が支持されると同時に係止部材によって前記型支持枠の
回転中心近傍が係止され、かつその回転中心から所要距
離離れた位置で前記型支持枠がロック機構によって係止
保持されるので大きな支持枠体を必要とすることなく型
支持枠を保持して打抜き型の準備作業ができる。したが
って、型支持枠保持体の下段に配された型支持枠受支部
に、次の交換作業までの間に次の打抜き型を備えた型支
持枠を保持させて交換の準備が行える。そして、打抜き
型の交換に際しては上側の空いている型支持枠受支部に
使用済みの打抜き型を備える型支持枠を、打抜き装置の
型支持部から引き出して、その打抜き型を備える型支持
枠を上側の型支持枠受支部に導入させて係止部材および
ック機構によって、その型支持枠を型支持枠保持体に
固定させる。その後に先に準備されている打抜き型を備
える型支持枠保持体を180°反転させて次に使用され
る打抜き型を下向き状態に向きを替え、この打抜き型を
備える型支持枠のロック機構による固定を解いて打抜き
装置の型支持部に送り込むようにされる。このように本
発明では、型支持枠保持体に型支持枠を装着・外脱操作
するに際して、型支持枠のロック機構を支持スタンドの
近傍で操作すればよいので、作業性が向上する。
【0010】
【実施例】次に、本発明の打抜き型の取付準備装置につ
いて、その一実施例を図面を参照しつつ説明する。図1
に示されるのは本発明の打抜き型の取付準備装置の正面
図であり、図2は本発明の打抜き型の取付準備装置の平
面図であり、図3は本発明の打抜き型の取付準備装置要
部の拡大正面図であり、図4は図3の中央縦断面図であ
り、図5は本実施例で使用される打抜き型を取り付け支
持する型支持枠の斜視図であり、図6は本発明の打抜き
型の取付準備装置とシート打抜き装置の打抜き型取付部
からの打抜き型(型支持枠)の取り出し関係を示す斜視
図である。
【0011】これら図1乃至図4において示される本実
施例の打抜き型の取付準備装置10は、所要の間隔で立設
される一対のスタンドフレーム(支持スタンド)11,11
の各上端部に付設されたブラケット12,12' を介して軸
受13,13により同一軸芯で回動自在に支持される一対の
型支持枠保持体15,15' と、これら型支持枠保持体15,
15' の相対向する面にそれぞれ対称に付設される型支持
枠受支部20,20および型支持枠のロック機構30と、前記
型支持枠保持体15,15' の回転操作手段40とで構成され
ている。そして、前記一対の型支持枠保持体15,15' の
相対向する面に付設される型支持枠受支部20,20間の間
隔が取り扱い対象となる公知の型支持枠1の幅に対応す
る寸法となるように各部が配置される。
【0012】スタンドフレーム11,11の上端部に付設の
ブラケット12,12' における軸受13,13の軸芯位置は取
り扱う型支持枠1の中間部が支持されて回転可能な高さ
に設定される。そして、操作側のブラケット12に付設の
軸受13によって支持される支持軸14の一端には回転操作
手段40としてのハンドル41が固着されている。
【0013】一対の型支持枠保持体15,15' はいずれも
前記各ブラケット12,12' に軸受13,13を介して支持さ
れる支持軸14,14' の端部に中心を固着されて、内側に
突き出す上下開放の保持枠体16,16' の前面部にそれぞ
れ方形の面盤18,18が内面を垂直にして取り付けられた
構造である。これら各面盤18の一側面(内側の面)には
いずれも回転中心を通りその面盤18の長手方向と直交す
る方向(以下、短軸方向という。)の線上にてその回転
中心を挟んで上下二個の係止ローラ19a ,19bが回転自
在に軸支持されている。そして、両面盤18,18には受け
ローラ21,21および補助受けローラ23,23からなる型支
持枠受支部20,20が設けられている。ここで、受けロー
ラ21,21は、図3で示されるように、前記係止ローラ19
a ,19bの左右両側に適宜寸法だけ面盤18,18の長手方
向(以下、長軸方向という。)に離れた位置で前記係止
ローラ19a ,19b の軸芯位置よりもそれぞれ短軸方向に
外側へややずれた位置で受けローラ21,21が軸22,22に
回転自在に支持されて上下二対設けられている。これら
受けローラ21,21は上下いずれも左右のものを1組とし
て面盤18の長軸方向の中心線から等寸法外側に離れた位
置に軸芯が揃うように配されている。
【0014】そして、操作側の前記型支持枠保持体15に
は支持軸14に平行して少なくとも一本(具体例では二
本)の軸線方向に進退可能で常時前進方向に付勢される
位置決め軸ピン46が保持枠体16に付設され、この位置決
め軸ピン46の先端部がスタンドフレーム11の上端部のブ
ラケット12に固着された保持板47における水平位置と起
立位置とを決める位置決め孔47a に嵌脱可能に係合して
位置決めされる位置決め手段45が設けられている。図中
符号46a は位置決め軸ピン46の推進用バネ、48は位置決
め軸ピン進退操作リンク、49は位置決め軸ピン外脱操作
片である。なお、この位置決め手段45としては、このほ
かに手動の係止具を用いるような方式等任意のものを採
用できる。
【0015】さらに、前記一対の型支持枠保持体15,1
5' の少なくとも操作側のものに型支持枠のロック機構3
0が付設されている。この型支持枠のロック機構30は、
面盤18の短軸方向外側寄りの位置でハンドル31による操
作で回動可能にその面盤18上で軸32に支持されるカム33
が前記各受けローラ21に対向して左右一対設けられ、こ
れらのカム33はほぼ90°回動させると対向する受けロ
ーラ21とによって型支持枠1の側枠部1’を挟持できる
ようにされている。なお、前記カム33の形状については
特に限定されない。また、前記型支持枠のロック機構30
を操作側にのみ設ける場合は、その操作側と反対の側の
面盤18に型支持枠1の側枠部1’が通り得る間隔で各受
けローラ21,21に対向する位置に、それぞれ図示されな
い補助受けローラが設けられる。
【0016】次に、このように構成された本発明の打抜
き型の取付準備装置10の作動について説明する。本実施
例の打抜き型の取付準備装置10は打抜き装置の打抜き型
出し入れ位置の近傍に設置され、機体側の型支持枠のガ
イド機構に案内されて機体の打抜き位置から取り出され
る打抜き型が受け入れるように要部となる一対の型支持
枠保持体15,15' を配置させる。そして、本実施例で使
用される型支持枠1は図5で示されるように長軸方向の
側枠部1’中央位置に凹部3を設けられたものが用いら
れる。なお、その凹部3を有しないものでは改めて当該
位置に凹部3を形成して用いられる。
【0017】本実施例の打抜き型の取付準備装置10で打
抜き型の準備を行うには、一対の型支持枠保持体15,1
5' が型支持枠受支部20,20を水平状態になるように位
置決め手段45によって固定した後、別工程で次に使用さ
れる打抜き型が型支持枠1に周知の手段で取り付けられ
たものを、その打抜き型が上向きになるようにして前記
一対の型支持枠保持体15,15' の下側の型支持枠受支部
20,20によって受支されるようにされる。この際、打抜
き型が取り付けられている型支持枠1は、その長軸方向
の両側枠部1’を型支持枠保持体15,15' の型支持枠受
支部20,20の受けローラ21,21によって案内支持され
る。そして、その型支持枠1は側枠部1’中央部の凹部
3が係止ローラ19a と係合する位置でこの型支持枠1の
移動を停止させてロック機構30のハンドル31をもってカ
ム33を図3の矢印aで示す方向に回動させる。すると、
これらカム33と受けローラ21とによって側枠部1’が挟
持され、同時に前記係止ローラ19a と凹部3との係合に
よって三点で支持されて固定される。この状態で打抜き
型を備える型支持枠1は中間部を一対の型支持枠保持体
15,15' によって保持され、それら両型支持枠保持体1
5,15' が保持する型支持枠1によって一体的になる。
したがって、打抜き型は上向きになって安定保持されて
いるので、打抜き刃や罫線押し刃などの調整が自由に行
え、交換のために待機できる。
【0018】打抜き型の交換に際して打抜き装置5から
取り出される打抜き型は、図6で示されるように型支持
枠1とともに機体側に設けられているガイド機構6(機
体側部でブラケット8,8にヒンジ6a,6aにて開閉自在
に取り付く一対のアーム6b,6bに、それぞれその内側面
に複数のガイドローラ6cが取り付けられて打抜き型を備
える型支持枠1の案内7,7から外に引き出すことがで
きるように構成されている)に沿って外部に引き出さ
れ、前述の状態で待機している一対の型支持枠保持体1
5,15' の上側の型支持枠受支部20,20に受け入れられ
る。この際、打抜き型が取り付けられている型支持枠1
は、その長軸方向の両側枠部1’を型支持枠保持体15,
15' の上側の型支持枠受支部20,20の受けローラ21,2
1,及び補助受けローラ23に乗せて支持案内される。そ
して、その型支持枠1の側枠部1’中央部の凹部3が係
止ローラ19a と係合する位置でこの型支持枠1の移動を
停止させてロック機構30の各ハンドル31による操作でカ
ム33を前記同様に図3の矢印aで示す方向に回動させる
と、これらカム33と受けローラ21とによって側枠部1’
が挟持され(図3における下半部で表されている状
態)、同時に前記係止ローラ19a と凹部3との係合によ
って固定される。この状態で打抜き型を備える型支持枠
1は下向きに保持される。
【0019】そこで、型支持枠保持体15,15' の位置決
め手段45による係止を解くとともに、スタンドフレーム
11の操作側のハンドル41を回転させれば、両型支持枠保
持体15,15' はそれらの上下両型支持枠受支部20,20に
よって保持されている打抜き装置から取り出された型支
持枠1と準備されている打抜き型を備える型支持枠1と
がともに支持軸14,14' を中心に回転される。したがっ
て、180°反転させて再び位置決め手段45によって上
側に位置した型支持枠1を水平状態に保持させると、上
側に移動された打抜き型は打抜き装置に対して装着可能
な姿勢となる。そこで、この上側の型支持枠1は、この
上側の型支持枠1に対するロック機構30のハンドル31を
逆操作してカム33を逆回動させてロックを解放した後
に、打抜き装置側のガイド機構6を型支持枠1が受け入
れできる状態(不使用時はヒンジ6a部で回動させて閉じ
ている)にして、そのまま打抜き型装着位置に送り込
み、周知手段で固定して使用に供する。なお、交換され
た打抜き型を備える型支持枠1はこの取付準備装置10の
両型支持枠保持体15,15' の下側の型支持枠受支部20に
て打抜き型を上にして保持されるので、この状態で型支
持枠1から使用済みの打抜き型を取り外し、この型支持
枠1上で次の打抜き型と取り替える作業を行って、次の
準備に移行させる。そして、前述のような打抜き装置か
らの打抜き型の交換作業までの間は、当該場所が狭くな
るので、必要に応じて型支持枠保持体15,15' に新たな
打抜き型を装着した状態で90°回転させて位置決め手
段45により固定するようにすれば、設置場所を有効利用
できることになる。
【0020】以上の説明では、本実施例の打抜き型の取
付準備装置10における型支持枠1の型支持枠保持体15,
15' の型支持枠受支部20,20に対する案内を、当該型支
持枠受支部20,20における受けローラ21によって行わせ
るようになされているが、その型支持枠保持体15,15'
の長手方向端部に、図7で示されるように適宜長さのア
ーム51の先端部にガイドローラ52を取り付けたものを取
り外し可能に取り付けて使用することも可能である。こ
のようにすると型支持枠1を型支持枠保持体15,15' に
装着保持させる際の案内を容易にすることができる。ま
た、前述の型支持枠1のロック機構30について、このロ
ック機構30を両型支持枠保持体15,15'にそれぞれ手動
の構成で設けるほか、両型支持枠保持体15,15' に図示
されない電磁ソレノイドによって作動する押え片を受け
ローラ21に対向してそれぞれ配置させ、操作側でそれら
電磁ソレノイドの作動を操作させて押え片と受けローラ
21とによるロック機構の同時操作を行わせるようにする
ことで作業性をより容易にさせることができる。
【0021】また、前記実施例の説明では、型支持枠1
の側枠部1’の上面側に凹部3を設けたものを用いる場
合であるが、この凹部3に代えて左右両側枠部1’,
1’の各外側面中央に図示しない係止孔をそれぞれ設
け、両型支持枠保持体15,15' の各型支持枠受支部20,
20の中央に、外部から進退可能な係止ピン(図示せず)
をそれぞれ設けて、これら係止ピンを前記型支持枠1の
側枠部1’の係止孔に嵌めることで両型支持枠保持体1
5,15' に打抜き型を備える型支持枠1を保持させるよ
うにすることができる。
【0022】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、打抜き型
の準備を行うための装置として型支持枠の保持部がコン
パクトに纏められ、この型支持枠の保持部に対する装着
固定あるいはその固定解除の操作が回転支持部近傍で行
えるようにして作業性容易なものとなった。また、型支
持枠の保持部が小型化できたので型支持枠の反転操作に
際しての回転慣性が大きくならないので、経済的な装置
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の打抜き型の取付準備装置の正面図であ
る。
【図2】本発明の打抜き型の取付準備装置の平面図であ
る。
【図3】本発明の打抜き型の取付準備装置要部の拡大正
面図である。
【図4】図3の中央縦断面図である。
【図5】本実施例で使用される打抜き型を取り付け支持
する型支持枠の斜視図である。
【図6】本発明の打抜き型の取付準備装置とシート打抜
き装置の打抜き型取付部からの打抜き型(型支持枠)の
取り出し関係を示す斜視図である。
【図7】本発明の打抜き型の取付準備装置における型支
持枠保持体に補助的な案内手段を付設する態様を示す図
である。
【符号の説明】
1 型支持枠 1’ 型支持枠の側枠部 3 型支持枠に設けられた係止用の凹部 5 打抜き装置 6 型支持枠(打抜き型)のガイド機構 10 打抜き型の取付準備装置 11 スタンドフレーム(支持スタンド) 12 ブラケット 14 支持軸 15,15’ 型支持枠保持体 16 保持枠体 18 面盤 19a,19b 係止ローラ(係止部材) 20 型支持枠受支部 21 受けローラ 30 型支持枠のロック機構 31 ハンドル 33 カム 41 ハンドル 45 位置決め手段 46 位置決め軸ピン 47 保持板 47a 位置決め孔

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)所要間隔で立設される一対の支持
    スタンド (b) この一対の支持スタンドの上部で相対向して同一
    軸線上に回転中心を合致さてそれぞれ回転可能に支持
    され側面に前記回転中心を挟んで上下二列に型支持枠
    受支部を有する一対の型支持枠保持体、(c)この 型支持枠保持体の回転中心近傍に設けられ
    支持枠側部に形成される凹部に係脱可能な係止部材お
    よび(d)前記型支持枠保持体の端部寄りの位置に設けられ
    前記型支持枠を前記型支持枠受支部との間で挟持して固
    定するロック機構を備える ことを特徴とする打抜き型の
    取付準備装置。
  2. 【請求項2】 前記一対の型支持枠保持体の一方を操作
    側として、この操作側に前記ック機構が設けられる
    求項1に記載の打抜き型の取付準備装置。
  3. 【請求項3】 前記ック機構は、両方の型支持枠保持
    体に設けられて連動して作動できるように構成されてい
    る請求項1に記載の打抜き型の取付準備装置。
  4. 【請求項4】 前記係止部材は係止ローラであり、前記
    型支持枠受支部は、前記係止ローラの両脇に適宜距離離
    れてそれぞれ設けられて前記型支持枠の側枠部を受ける
    受けローラを含み、前記ロック機構は、各受けローラに
    対向して前記側枠部に接触・離脱自在にされるカムを有
    するものである請求項13のうちのいずれかに記載の
    打抜き型の取付準備装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも一方の型支持枠保持体の
    位置を規制する位置決め手段が設けられ請求項1〜4
    のうちのいずれかに記載の打抜き型の取付準備装置。
  6. 【請求項6】 前記位置決め手段は、水平位置と垂直位
    置とに位置決め孔が設けられて支持スタンドに固着され
    る保持板と、型支持枠保持体背後に設けられる保持枠体
    に進退可能に支持されて前記保持板の位置決め孔に対し
    て先端が嵌合される位置決め軸ピンと、その位置決め軸
    ピン外脱操作片とで構成される請求項5に記載の打抜き
    型の取付準備装置。
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