JP2671330B2 - バーナ - Google Patents

バーナ

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JP2671330B2
JP2671330B2 JP62281227A JP28122787A JP2671330B2 JP 2671330 B2 JP2671330 B2 JP 2671330B2 JP 62281227 A JP62281227 A JP 62281227A JP 28122787 A JP28122787 A JP 28122787A JP 2671330 B2 JP2671330 B2 JP 2671330B2
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combustion chamber
flame
air
burner
wall
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龍夫 藤田
充慶 中本
左千男 長光
▲けん▼也 岡本
健吉 橋戸
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ファンヒータやストーブ等に用いられるバ
ーナに関するものである。 従来の技術 従来、ファンヒータやストーブ等のバーナとしてバー
ナヘッド、または、バーナヘッドの炎孔部に金網を設
け、金網の近くに火炎を形成するものがあった。このよ
うなバーナは、燃料と空気を部分予混合で、まず燃焼さ
せその火炎下流側で空気を得て完全燃焼を行なうように
なっていた。 発明が解決しようとする問題点 ところがこのようなバーナは燃焼量を大きくすると火
炎が吹き飛びやすく、燃焼量の可変範囲(以下、T.D.R.
とする)が狭いという問題点があった。また火炎が金網
の近くに形成されるため、金網が過熱され劣化しやすい
という難点もあった。 本発明は、T.D.R.が広く、かつ、過熱による劣化を起
こしにくいバーナを提係するものである。 問題点を解決するための手段 本発明は、上記問題点を解決するために、複数の炎孔
を有する燃焼室壁を一対、一定距離で対向させて燃焼室
を形成し、燃焼室の混合気上流側に混合気管を設け、炎
孔が燃焼室と混合気管を連通する混合気供給路の出口に
位置し、さらに、混合気供給路の外周を空気が通過でき
るようにし、炎孔を燃焼室壁から燃焼室側に突出させ、
炎孔と燃焼室壁の間にセラミック系材質の耐熱壁を設け
るような構成にしている。 作用 上記構成により燃焼室内に対向火炎が形成され、火炎
衝突部で流速が小さくなり、火炎の安定性向上を図れる
ため、燃焼量が大きくなったり、空気比が大きくなって
も、火炎は吹き飛びにくくなる。また、燃焼室壁の燃焼
室側に耐熱壁を設けているため、バーナとしても過熱に
よる劣化を起こしにくくなっている。さらに耐熱壁によ
り、炎孔近傍の温度も高めることができるため、吹き飛
びを起こしにくくなり、一層、T.D.R.を広めることがで
きる。 実 施 例 以下、図面を用いて具体的説明を行なう。第1図は本
発明の一実施例を示す斜視図であり、第2図は上記バー
ナの縦断面図である。バーナに関しては、一次燃焼室壁
1、側板2、底板3とで、一次燃焼室4を形成している
が、一次燃焼室壁1は、2枚が相対向するようにして設
けられている。一次燃焼室壁1の一次燃焼室4内壁に
は、セラミック系材質の耐熱壁5を設けており、さらに
この耐熱壁5の一次燃焼室4内には、炎孔6を位置させ
ている。炎孔6は一次燃焼室壁1から一次燃焼室4内に
突出し、一次燃焼室4をはさんで、対を成す各炎孔6は
同軸上で相対向するようにしている。一次燃焼室4の混
合気上流側には、混合気管7を設け、炎孔6が一次燃焼
室4と混合気管7を連通する混合気供給路8の出口部に
なるようにしている。さらに、燃焼ガス下流側には、二
次燃焼室壁9を対向させて二次燃焼室10を形成し、二次
燃焼室壁9には同一面上で対向させた複数の空気孔11を
設けている。本実施例では、二次燃焼室10部分を設けた
ものを示したが、二次燃焼室10部分がなくても、耐熱壁
5を一次燃焼室壁1の一次燃焼室4内壁に設けていれば
同様の効果を成す。また、混合気管7の上流側には、ス
ロート12、気化室13、気化筒14があり、気化筒14には、
シーズヒータ15を設けている。気化筒14には、空気通路
16を連通しており、内部には、燃料噴出ノズル17があ
る。二次燃焼室10には、二次空気通路18を連通してい
る。 上記は、液体燃料を使用した場合の構成であるが気体
燃料を使用する場合には気化筒14は不要となり、スロー
ト12より下流側では、液体燃料を使用した場合と同じ構
成で使用できる。 次に動作についての説明を行なう。まずシーズヒータ
15に通電し、気化筒14を加熱した後、燃料噴射ノズル17
から、燃料19を噴出する。そして、燃料19が気化筒14に
衝突し気化し、同時に送られてきた一次空気20と混合し
た後、スロート12を通り、均一な混合気21となる。その
後、混合気管7に移り複数のパイプ状の混合気供給路8
を通過し、同軸上に相対向した炎孔6から、一次燃焼室
4に供給され、着火後、一次側対向火炎22を形成する。
引き続き二次燃焼室壁9に設けた空気孔11から供給され
る二次空気23によって、二次火炎24を形成し、完全燃焼
した後、排出される。 このようにして形成された一次側対向火炎22は一次燃
焼室4の火炎衝突部では、流速が小さくなり、よどみ領
域を形成することにより、火炎の安定化を図っている。
そのため、燃焼量や空気比が大きくなっても、従来のバ
ーナに比して、火炎は吹き飛びを起こしにくくなってい
る。一方、燃焼量や空気比が小さくなると、火炎は炎孔
6の中に入り、逆火しようとする。ところが、一次燃焼
室壁1や混合気供給路8が、冷却空気25により冷却され
るため、火炎は逆火することなく、炎孔6近くで安定燃
焼することができる。従って、バーナとして、T.D.R.を
広くすることが可能となる。また、一次側対向火炎22
が、炎孔6から離れると炎孔6近傍から、一部一酸化炭
素(CO)が発生するが、炎孔6を多数、配置しているた
め発生したCOは、隣接した一次側対向火炎22により酸化
処理される。従って、一次側対向火炎22が炎孔6から離
れても、バーナとして排ガス特性が悪化することもな
い。また、一次燃焼室壁1の一次燃焼室4側に、セラミ
ック系材質の耐熱室5を設けているため、金属の場合と
異なり高温にも対応でき、過熱による劣化を起こしにく
くなっている。さらに、耐熱壁5を高温にできるため、
炎孔6近傍の温度も高めることができ、火炎の吹き飛び
を起こしにくくし、一層T.D.R.を広めることもできる。
特に燃焼量が小さい場合、従来のバーナは放熱が大き
く、吹き飛びを起こしやすかったが本実施例のバーナの
ように、熱伝導率の低いセラミック系材質を耐熱壁5に
適応させることにより、燃焼量が小さい場合の火炎安定
性を向上できる。また、耐熱壁5については、加工精度
を高める必要はなく、一次燃焼室壁1への取り付けも簡
便なもので良いため、セラミック系材質でも処理しやす
くなっている。本実施例では二次燃焼室10の部分を設け
たものを示したが二次燃焼室10の部分がなくても耐熱壁
5を一次燃焼室壁1の一次燃焼室4側に設けていれば同
様の効果を成す。 このように耐熱壁5は高温に耐え、加工精度が不要な
ため、セラミック系材質を用いることができるのに対し
て、炎孔6は加工精度を要求されるため、金属を用いて
いる。炎孔6については、混合気供給路8が冷却される
ため、金属を用いることが可能となっている。 なお、上記実施例では炎孔が同軸上で対向した場合に
ついて説明したが異軸上で対向させてもよい。 発明の効果 以上説明したように本発明のバーナによれば次のよう
な効果を得ることができる。まず、対向火炎を形成し、
炎孔上流側を冷却させる構成とすることにより火炎の吹
き飛びや逆火を抑え、T.D.R.を広くすることが可能とな
る。また、燃焼室壁の燃焼室側にセラミック系材質の耐
熱壁を設けることにより、過熱による劣化を起こしにく
くさせている。さらに、燃焼室壁からの放熱を抑制し、
炎孔近傍の温度を高めることにより火炎安定性を向上さ
せ、一層、T.D.R.を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例のバーナの斜視図、第2図は
同バーナの縦断面図である。 1……一次燃焼室壁、5……耐熱壁、6……炎孔、7…
…混合気管、8……混合気供給路、9……二次燃焼室
壁、11……空気孔、14……気化筒。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 ▲けん▼也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 橋戸 健吉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭52−23736(JP,A) 実開 昭53−128930(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.複数の炎孔を有する燃焼室壁を一対、一定距離で対
    向させて燃焼室を形成し、前記燃焼室の混合気上流側に
    混合気管を設け、前記炎孔を、前記燃焼室と前記混合気
    管を連通する混合気供給路の出口に位置させ、前記混合
    気供給路の外周を空気が通過できるようにし、前記炎孔
    を前記燃焼室壁から燃焼室側に突出させ前記炎孔と前記
    燃焼室壁の間にセラミック系材質の耐熱壁を設けたこと
    を特徴とするバーナ。
JP62281227A 1987-11-06 1987-11-06 バーナ Expired - Fee Related JP2671330B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5223736A (en) * 1975-08-18 1977-02-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd Perfectly pre-mixing gas burner
JPS53128930U (ja) * 1977-03-19 1978-10-13

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