JP2671068B2 - 放射性汚染物の除染により生じる放射性汚染水の減量装置 - Google Patents

放射性汚染物の除染により生じる放射性汚染水の減量装置

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JP2671068B2 JP3295031A JP29503191A JP2671068B2 JP 2671068 B2 JP2671068 B2 JP 2671068B2 JP 3295031 A JP3295031 A JP 3295031A JP 29503191 A JP29503191 A JP 29503191A JP 2671068 B2 JP2671068 B2 JP 2671068B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は原子力発電所等におい
て用いられる、放射性汚染物の除染により生じる放射性
汚染水の減量装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この発明の発明者は、さきに、放射性汚
染物の、メチレンクロライドによる除染方法を発明し、
特許出願を行った(特願平3−68862号)。この発
明は上記出願済発明の改良に係り、更に他の放射能の除
染にも用いるものであるため、まず上記出願済み発明に
ついて説明する。なおこの発明の装置は上記のように、
前記開示済発明にのみ限定されるものでなく、他の水系
除染液を用いる装置で、放射性汚染物の除染により生じ
る放射性汚染水に対しても適用されることは勿論であ
る。
【0003】前記開示済発明は放射性汚染物(一般に原
子力発電所等において発生する上記汚染物は各種装置、
機器類等であり、それ等は通常エポキシ樹脂により塗装
されている場合が多い。)をまずメチレンクロライド液
に浸漬して塗装等を膨潤させ、これにメチレンクロライ
ド液を噴射して洗浄し、溶解剥離させ、この洗浄に用い
た前記メチレンクロライド液を濾過し、次に蒸留してこ
のメチレンクロライド液自体を除染し、この除染したメ
チレンクロライドを前記放射性汚染物の洗浄に使用する
のである。
【0004】一方前記のようにメチレンクロライドによ
り洗浄された放射性汚染物は、前記洗浄により殆ど除染
される。しかしこの除染だけで完全に除染することはで
きないので、次の工程として、上記洗浄済汚染物はキレ
ート水溶液によりかつ超音波振動を与えて洗浄される。
こうして同汚染物は有機溶剤と水系除染液の両者により
補完されてほぼ完全に除染され、清水によってリンスし
た後その放射性をガイガーカウンタにより計測してみる
と、最初ほぼ一例として2000CPM(カウントパー
ミニッツ)であった放射能は、0CPMとなっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記発明は未だ
次のような問題を有していることが判明した。それは上
記発明において、前記のように放射性汚染物をキレート
水溶液により洗浄するのであるが、この水溶液は上記洗
浄に伴いすでに放射能により汚染されている。そしてこ
の汚染水は大量に生じ、これをドラム缶等に詰め、廃砿
等に収容するが、このために膨大なスペースを必要とす
る。
【0006】そしてこの膨大なスペースの使用を避けよ
うとして、上記の放射性汚染水をイオン交換樹脂により
処理するのであるが、そうすると上記汚染水の放射能は
同イオン交換樹脂に移行し、水は清水となるが、その代
わりに放射能に汚染されたイオン交換樹脂が大量に生じ
てしまい、これをドラム缶に詰めて前記廃礦内等に保管
するが、この場合もイオン交換樹脂が、樹脂を基体とす
るため同様に膨大なスペースが必要となることが避けら
れない。そしてこのような事情については上記の、放射
性汚染物をキレート水溶液で洗浄する場合に限らず、一
般に水又は水と他の物質から成る溶液等の水系除染液を
使用して物体の放射能を除染する場合、例えば電解除染
等の場合その他に、必然的に発生する問題である。
【0007】なお上記水系除染液は蒸留により除染する
ことができるが、そのようにすると、水は気化潜熱が大
きいため消費電力が大きく巨額の費用を費やす。更に上
記問題に必然的に付随する問題として化学的な種々の除
染装置を使用する場合、それらの各除染装置に用いるパ
ッキングがないのである。従来から用いられているゴム
系パッキングは放射性汚染物の放射する放射線により弾
性を消失してしまい、使用に耐えない。又前記のように
水系除染液の前工程として通常有機溶剤系の除染剤、一
例としてメチレンクロライドを用いて除染するため、メ
チレンクロライドの付着した汚染物を除染することにな
り、かつメチレンクロライド は殆どすべてのパッキング
を溶解してしまうので、工業的に、実際には除染ができ
ないのである。この発明はこのような問題を解決するた
めになされたもので、その目的は工業的に、実際に行う
ことのできる、放射性汚染物を、水又は水と他の物質と
から成る溶液等の水系除染液を用いて除染する際に用い
られる放射性汚染物の除染により生じる放射性汚染水の
量装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するこ
の発明について述べるとそれは、放射性汚染物1を、水
又は水と他の物質とから成る溶液等の水系除染液2を用
いて除染する、パーフロロエラストマー製パッキング5
3を用いた除染装置13;該除染装置13の後段に設け
られた、前記水系除染液2中の汚染物質4を、凝集剤3
を用いて凝集させる、パーフロロェラストマー製パッキ
ング53を用いた凝集槽16及び凝集剤供給装置15か
ら成る凝集装置14;該凝集装置14の後段に設けられ
たパーフロロエラストマー製パッキング53を用いた濾
過装置17;該濾過装置17の後段で、かつ前記除染装
置13の前段に設けられた、パーフロロエラストマー製
パッキング53を用いた、前記水系除染液2の供給装置
19;から成ることを特徴とする、放射性汚染物の除染
により生じる放射性汚染水の減量装置である。
【0009】又放射性汚染物1を、水又は水と他の物質
とから成る溶液等の水系除染液2を用いて除染する、パ
ーフロロエラストマー製パッキング53を用いた除染装
置13;該除染装置13の後段に設けられた、前記水系
除染液2中の汚染物質4を、凝集剤3を用いて凝集させ
る、パーフロロエラストマー製パッキング53を用いた
凝集槽16及び凝集剤供給装置15から成る凝集装置1
4;該凝集装置14の後段に設けられた、パーフロロエ
ラストマー製パッキング53を用いた濾過装置17:該
濾過装置17の後段に設けられた、該瀘過装置17の瀘
過により生じた清水6を精製する、パーフロロエラスト
マー製パッキング53を設けた精製装置7;該精製装置
7の後段で、かつ前記除染装置13の前段に設けられ
た、前記水系除染液2を供給する、パーフロロエラスト
マー製パッキング53を用いた供給装 置19;から成る
ことを特徴とする、放射性汚染物の除染により生じる放
射性汚染水の減量装置である。又、除染装置13は超音
波振動装置21を有し、かつ水系除染液2としてキレー
ト液10を収容した除染槽22である前記放射性汚染物
の除染により生じる放射性汚染水の減量装置である。
又、除染装置13は電解装置であり、水系除染液2は電
解液である。前記放射性汚染物の除染により生じる放射
性汚染水の減量装置である。
【0010】
【作用】この発明は前記のように構成され、水系除染液
2中の汚染物質4は凝集装置14において、凝集剤3を
用いて凝集させることができ、これを瀘過装置17によ
り瀘過することにより、又瀘過した精製装置7で精製す
ることにより、除染に用いられる水は繰返して使用する
ことができ、従って外部に排出する放射性汚染水を大巾
に減量させることができる。しかもこれに使用する除染
装置13、凝集装置14、瀘過装置17、水系除染液2
の供給装置19、及び清水を更に精製する精製装置9、
はいずれもパーフロロエラストマー製のパッキング53
を用いたことにより、前記汚染物質4の放射する放射線
によって弾性を失ってしまう度合いがごく少く、かつ又
水系除染液2の使用の前工程に用いられることにより汚
染物質4に付着している有機溶剤、一例として殆どのパ
ッキングを溶解してしまうメチレンクロライドにも溶解
することがない。このため前記汚染物質4の除染を工業
的に、実際に、容易に行うことができる。
【0011】
【実施例】図1において1は放射性汚染物であり、除染
装置13中に収容されている。そしてこの除染装置13
は一例として除染槽22に、水系除染液2としてキレー
ト液10が収容され、超音波振動装置21により振動さ
れるようになっている。又前記キレート液10は入口2
5、出口26により循環させられるようになっている。
なお27は流下通路、28は弁を示す。次に14は凝集
装置であり、一例として凝集剤供給装置15及び凝集槽
16、撹拌装置29等から成っている。又凝集剤供給装
置15は二つ示されているが、一方は高分子凝集剤を供
給し、他方は無機系の凝結剤を供給するものであるが、
この発明においては凝結剤も凝集剤とほぼ同様の作用を
するものであるため凝集剤として扱うものである。即ち
この発明において凝集剤とは前記水系除染液2中の汚染
物質4の凝集又は凝結を起こさせるものをすべて指すも
のである。
【0012】なお前記凝集物5はフロッグ30、スラッ
ジ31に別れる。次に17は濾過装置であり、濾材32
及び濾槽33から成っている。34はPHメータ、35
は導電率計を示す。6は濾過により生じた清水を示す。
又36は連通管、37はポンプであり、19は前記水系
除染液の供給装置であり、タンク38、ポンプ39、除
染剤供給装置40等から成っている。そして該除染剤供
給装置40は、この場合一例としてキレート剤供給装置
である。但し前記水系除染液2が電解液の際は、それと
異なり、酸又はアルカリ剤又は塩類の供給装置に変えら
れる。次に7は精製装置であり、41はハウジング、4
2はステンレス製の有孔筒状のケーシングで内部に活性
炭43が収容され、同ケーシング42の外周にナイロン
続又は綿続44が巻かれている。45はタンク、46は
イオン交換樹脂による吸着層、47は第二タンク、48
はポンプを示す。このように構成された上記装置の作動
について説明すると、まず放射性汚染物1は除染槽22
内でキレート液10によりかつ超音波振動装置21を用
いて洗浄され、除染後その水系除染液2は、凝集装置1
4に移される。そしてまずPH調整が行われ、アルカリ
添加が行われ、(添加装置図示省略)液はアルカリ性と
され。る。次に一方の凝集剤供給装置15から凝集剤と
して液状の電解質、一例として硫酸アルミニウムが加え
られ、撹拌装置29により撹拌され、この撹拌中に他方
の凝集剤供給装置15から高分子凝集剤、一例としてポ
リアクリルアミド系高分子凝集剤が供給された。そうす
ると凝集沈殿が起こり、凝集物5が生じる。同凝集物5
はフロッグ30及びスラッジ31に分離される。次にこ
の凝集物5はバルブ28を開き、水系除染液2と共に濾
過装置17に供給され、濾材32により濾過され、凝集
物5と清水6に分離される。そして同清水6はPHメー
タ34、導電率計35により検査され、Feイオンの存
在を判定し、それが所定範囲内であれば連通路36か
ら、ポンプ37により水系除染液2の供給装置19に送
入され、ここにおいて1例として除染剤供給装置40か
らキレート剤の供給を受け、ポンプ39により前記除染
装置13に供給される。
【0013】そして前記清水6中のFeイオンが所定範
囲より多い場合は次段の精製装置7に送入され、活性炭
43により吸着精製されて、前記供給装置19に送入さ
れる。なお、最終的にこの水を外部に取り出す場合はイ
オン交換樹脂層46を通すのである。又上記精製装置7
は活性炭を用いるものに限らず、精製し得る装置であれ
ば、種類は問わない。
【0014】次に、図2に示すものはこの発明の他の実
施例を示し、前記除染装置13が異なる外は殆ど同様に
形成されたものである。図2における除染装置13は電
解装置である。同図において50は陽極、51は陰極、
1は金属製の放射性汚染物である。そして、水系除染液
2はこの場合電解液であり、一例として塩化ナトリウム
の水溶液が用いられた。
【0015】同図に示す除染装置13において電解によ
る除染が行われたのち、電解液は、前記図1に示す工程
とほぼ同じ工程を経て、繰り返し、循環させて使用され
る。なお、前記除染装置13は上記電解の外水による高
圧噴射、その他水又は酸又はアルカリの水溶液を用いて
の洗浄が行われる場合等すべてその後は同様に処理さ
れ、上記のように循環して繰返し使用され、汚染した水
の外部への排出を大巾に減量させることができる。
【0016】次に、従来一般に水系除染液2自体を除染
することにおいても前記従来例に述べたような問題があ
る。それは、水系除染液2を収容する容器、装置、配管
等の間のパッキングが、上記水系除染液2等の発生させ
るα線、β線、γ線等に対して弾性を消失させてしまう
ことである。又通常水系除染液2による除染の前に有機
溶剤による除染を行うものであり、その場合一例として
最も良好に除染できる メチレンクロライドを使用する。
このメチレンクロライドは前記のように放射性汚染物に
付着して水系除染液2中に入ってくる。そしてメチレン
クロライドは殆どのパッキングを溶解してしまい、パッ
キングを役立たなくしてしまうのである。このため、こ
の発明の発明者は上記の諸問題を解決できる特殊なパッ
キングを用い、これを上記各容器、装置類と配管との間
等に設けてこれを解決した。この特殊なパッキングにつ
いて述べると、それはパーフロロエラストマーにより形
成されたパッキングであり、米国デュポン社において製
造、販売され、商品名カルレッツと言われるエラストマ
ーである。このパーフロロエラストマーにより製造され
たパッキンを用い、かつポンプの弁等に用いることによ
り、水又は水系除染液2自体を除染することができ、又
メチレンクロライドをも使用でき、これによって優れた
装置を得ることができた。図1及び図2において、53
は上記パーフロロエラストマーによるパッキングを示
し、図示のように除染装置13、凝集装置14、濾過装
置17、水系除染液2の供給装置19等と配管54の間
等に設けられる。又電解装置と配管54の間等に設けら
れる。
【0017】そして、このように形成することにより各
種装置から配管54を外すことができ、それにより、こ
れら装置及び配管54の内部を容易に除染することがで
きるのである。そして上記パーフロロエラストマーは水
又は水系除染液2の発生するα線、β線、γ線に対し、
弾性の消失が一般のゴム等に比較し、大巾に少なく、実
用上長期に使用して全く問題を起こさないのである。か
つ又前記メチレンクロライド等に対しても実用上冒され
ないのである。
【0018】
【発明の効果】この発明は前記のように構成され、水系
除染液2中の汚染物質4は凝集装置14において、凝集
剤3を用いて凝集させることができ、これを瀘過装置1
7により瀘過することにより、又瀘過した清水は精製装
置7で精製することにより除染に用いられる水は繰返し
て使用することができ、従って外部に排出する放射性汚
染水を大巾に減量させることができる。次に、現在まで
存在するすべてのパッキングは汚染物質の放射する放射
線により弾性を消失してしまい、実際には通常の除染装
置は連続して運転することができなかったのである。こ
の発明の装置においては、除染装置13、凝集装置1
4、瀘過装置17、水系除染液の供給装置19のそれぞ
れにパーフロロエラストマー製のパッキング53を用い
たことにより、初めて放射線による弾性消失を実用上差
支えない範囲に入らせることができ、初めて除染装置の
連続運転を可能にすることができたのである。又、原子
力発電所の各種機器は一般にエポキシ樹脂による塗装を
なされており、この場合汚染したエポキシ樹脂に対し最
も優れた除染効果を現わすメチレンクロライドは現在存
在するすべてのパッキングを溶解してしまい、このため
メチレンクロライドを除染に使用することができなかっ
たものである。この発明において初めて各装置がパーフ
ロロエラストマー製パッキングを用いることにより、メ
チレンクロライドを使用した除染の後の工程として、水
系除染液で除染を行った場合、汚染物に付着してもたら
されるメチレンクロライドに耐え、連続運転することが
できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示し、放射性汚染物の除染
により生じる汚染水の減量装置の概略を示す図である。
【図2】この発明の他の実施例を示し、図1に相当する
図である。
【符号の説明】
1 放射性汚染物 2 水系除染液 3 凝集剤 5 凝集物 6 清水 7 精製装置 8 精製水 13 除染装置 14 凝集装置 15 凝集剤供給装置 19 水系除染液の供給装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−193700(JP,A) 特開 昭62−266499(JP,A) 特開 昭62−211593(JP,A) 特開 昭64−16852(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射性汚染物1を、水又は水と他の物質
    とから成る溶液等の水系除染液2を用いて除染する、パ
    ーフロロエラストマー製パッキング53を用いた除染装
    置13;該除染装置13の後段に設けられた、前記水系
    除染液2中の汚染物質4を、凝集剤3を用いて凝集させ
    る、パーフロロエラストマー製パッキング53を用いた
    凝集槽16及び凝集剤供給装置15から成る凝集装置1
    4;該凝集装置14の後段に設けられた、パーフロロエ
    ラストマー製パッキング53を用いた濾過装置17;該
    濾過装置17の後段で、かつ前記除染装置13の前段に
    設けられた、パーフロロエラストマー製パッキング53
    を用いた前記水系除染液2の供給装置19;から成る
    とを特徴とする、放射性汚染物の除染により生じる放射
    性汚染水の減量装置。
  2. 【請求項2】 放射性汚染物1を、水又は水と他の物質
    とから成る溶液等の水系除染液2を用いて除染する、パ
    ーフロロエラストマー製パッキング53を用いた除染装
    置13;該除染装置13の後段に設けられた、前記水系
    除染液2中の汚染物質4を凝集剤3を用いて凝集させ
    る、パーフロロエラストマー製パッキング53を用いた
    凝集槽16及び凝集剤供給装置15から成る凝集装置1
    4;該凝集装置14の後段に設けられたパーフロロエラ
    ストマー製パッキング53を用いた濾過装置17;該濾
    過装置17の後段に設けられた、該瀘過装置17の瀘過
    により生じた清水6を精製する、パーフロロエラストマ
    ー製パッキング53を用いた精製装置7;該精製装置7
    の後段で、かつ前記除染装置13の前段に設けられた、
    前記水系除染液2を供給する、パーフロロエラストマー
    製パッキング53を用いた供給装置19;から成ること
    を特徴とする、放射性汚染物の除染により生じる放射性
    汚染水の減量装置。
  3. 【請求項3】 除染装置13は超音波振動装置21を有
    し、かつ水系除染液2としてキレート10を収容した除
    染槽22である請求項1又は2記載の、放射性汚染物の
    除染により生じる放射性汚染水の減量装置。
  4. 【請求項4】 除染装置13は電解装置であり、水系除
    染液2は電解液であ る。請求項1又は2記載の、放射性
    汚染物の除染により生じる放射性汚染水の減量装置。
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