JP2669642B2 - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
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- JP2669642B2 JP2669642B2 JP63103636A JP10363688A JP2669642B2 JP 2669642 B2 JP2669642 B2 JP 2669642B2 JP 63103636 A JP63103636 A JP 63103636A JP 10363688 A JP10363688 A JP 10363688A JP 2669642 B2 JP2669642 B2 JP 2669642B2
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は画像読取装置に関し、詳細には画像拡大処理
時の画質の向上を図った画像読取装置に関する。
時の画質の向上を図った画像読取装置に関する。
（従来の技術） 近時、ディジタルコピアやスキャナー装置等の画像読
取装置においては、単に原稿の画像を読み取るだけでな
く、画像の拡大あるいは縮小処理を行うことが要請され
ている。
取装置においては、単に原稿の画像を読み取るだけでな
く、画像の拡大あるいは縮小処理を行うことが要請され
ている。
従来、画像読取装置においては画像の拡大処理を行う
場合、主走査方向においては所定の拡大タイミングに同
一画素を２度読みし、副走査方向においては所定の拡大
タイミングに同一ラインを２度読みしている。
場合、主走査方向においては所定の拡大タイミングに同
一画素を２度読みし、副走査方向においては所定の拡大
タイミングに同一ラインを２度読みしている。
すなわち、従来の画像読取装置においては、第５図に
示すように、主走査同期信号により読取手段であるCCD
（Charge Coupled Device）から１ライン分の画像デー
タ（画素毎に分割された１ライン分の画像データ）を読
み取り、この主走査同期信号に同期した駆動タイミング
でステップモータに駆動信号を出力して副走査する。
示すように、主走査同期信号により読取手段であるCCD
（Charge Coupled Device）から１ライン分の画像デー
タ（画素毎に分割された１ライン分の画像データ）を読
み取り、この主走査同期信号に同期した駆動タイミング
でステップモータに駆動信号を出力して副走査する。
拡大タイミングにおいては、CCD出力DATnAを読み取る
ための主走査同期信号を出力してCCD出力DATnAを読み取
るが、これと同期した駆動信号をステップモータに出力
せず、副走査しない。次の主走査同期信号で同じライン
の画像データをCCD出力DATnBとして読み取り、このタイ
ミングで駆動信号を出力する。
ための主走査同期信号を出力してCCD出力DATnAを読み取
るが、これと同期した駆動信号をステップモータに出力
せず、副走査しない。次の主走査同期信号で同じライン
の画像データをCCD出力DATnBとして読み取り、このタイ
ミングで駆動信号を出力する。
したがって、拡大タイミングにおいて、同一ラインを
２度読みし、副走査方向の画像の拡大が行われる。
２度読みし、副走査方向の画像の拡大が行われる。
（発明が解決しようとする課題） しかしながら、このような従来の画像読取装置にあっ
ては、副走査方向に読取幅だけ副走査するのに、ステッ
プモータの一度の駆動だけで行い、拡大タイミングで副
走査を停止させていたため、同一ラインを２度読みする
ことができず、ずれを生じるとともに、次のラインを読
み取るのに急激な駆動を行ってもこのずれが影響して画
質が悪化するという問題点があった。
ては、副走査方向に読取幅だけ副走査するのに、ステッ
プモータの一度の駆動だけで行い、拡大タイミングで副
走査を停止させていたため、同一ラインを２度読みする
ことができず、ずれを生じるとともに、次のラインを読
み取るのに急激な駆動を行ってもこのずれが影響して画
質が悪化するという問題点があった。
すなわち、拡大タイミングまではステップモータの１
度の駆動で所定の読取幅（例えば1/12mm）づつ等速度で
副走査しており、拡大タイミングになると、ステップモ
ータによる駆動を行わず、急激な制動が加えられること
になる。しかし、等速度で副走査してきたものに急激な
制動を加えても急激には停止せず、主走査同期信号で読
み取られた画像データ、すなわち画像の読取ポイントは
第６図に示すように、ｎライン目が拡大タイミングであ
るとすると、同じｎライン目を２度読みせずに、破線で
示すように、ｎ＋１ライン目方向にずれた位置で読み取
ることとなる。すなわち、DATnAが実線位置でのCCD出力
で、DATnBは破線の位置でのCCD出力となる。この読取位
置のずれは、次ライン以降の読取位置にも影響し、画質
が悪化する。
度の駆動で所定の読取幅（例えば1/12mm）づつ等速度で
副走査しており、拡大タイミングになると、ステップモ
ータによる駆動を行わず、急激な制動が加えられること
になる。しかし、等速度で副走査してきたものに急激な
制動を加えても急激には停止せず、主走査同期信号で読
み取られた画像データ、すなわち画像の読取ポイントは
第６図に示すように、ｎライン目が拡大タイミングであ
るとすると、同じｎライン目を２度読みせずに、破線で
示すように、ｎ＋１ライン目方向にずれた位置で読み取
ることとなる。すなわち、DATnAが実線位置でのCCD出力
で、DATnBは破線の位置でのCCD出力となる。この読取位
置のずれは、次ライン以降の読取位置にも影響し、画質
が悪化する。
（発明の目的） そこで、本発明は、副走査方向の読取幅よりも小さな
ステップ幅で副走査し、画像拡大時、該読取幅の中間位
置まで副走査して読み取りを行って副走査方向の画像拡
大処理を行うことにより、画像拡大時の副走査の速度変
動を小さくし、かつ、正確な読取位置を設定して、画像
拡大時の画質を向上させることを目的としている。
ステップ幅で副走査し、画像拡大時、該読取幅の中間位
置まで副走査して読み取りを行って副走査方向の画像拡
大処理を行うことにより、画像拡大時の副走査の速度変
動を小さくし、かつ、正確な読取位置を設定して、画像
拡大時の画質を向上させることを目的としている。
（発明の構成） 本発明は、上記目的を達成するため、原稿に照射した
光の反射光を画素毎に分割して所定の読取タイミングで
ライン毎に主走査するとともに、副走査信号に基づいて
所定のステップ幅で副走査する画像読取装置において、
前記副走査方向の１ステップ幅を副走査方向の読取幅よ
りも小さなステップ幅とし、画像拡大時、副走査信号を
適宜間引きして該読取幅の中間の位置まで副走査し、該
中間位置において画像の読み取りを行うことを特徴とす
るものである。
光の反射光を画素毎に分割して所定の読取タイミングで
ライン毎に主走査するとともに、副走査信号に基づいて
所定のステップ幅で副走査する画像読取装置において、
前記副走査方向の１ステップ幅を副走査方向の読取幅よ
りも小さなステップ幅とし、画像拡大時、副走査信号を
適宜間引きして該読取幅の中間の位置まで副走査し、該
中間位置において画像の読み取りを行うことを特徴とす
るものである。
以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。
第１図〜４図は本発明の一実施例を示す図である。
第１図は画像読取装置１の要部回路ブロック図であ
り、画像読取装置１はCPU（Central Processing Unit）
２、モータドライバ３および画像読取手段４を備えてい
る。
り、画像読取装置１はCPU（Central Processing Unit）
２、モータドライバ３および画像読取手段４を備えてい
る。
モータドライバ３はCPU2からの駆動タイミング信号MT
に同期して図外の副走査用のステップモータに駆動パル
スを出力し、CPU2はモータドライバ３に所定の周期で駆
動タイミング信号MTを出力する。
に同期して図外の副走査用のステップモータに駆動パル
スを出力し、CPU2はモータドライバ３に所定の周期で駆
動タイミング信号MTを出力する。
画像読取手段４はCCD（Charge Coupled Device）等で
形成され、原稿に照射された光の反射光を画素毎に分割
して光電変換する。画像読取手段４はCPU2から入力され
る主走査同期信号ST同期に画像を読み取り、読み取った
画像データを出力する。上記駆動タイミング信号MTは、
第２図に示すように、通常、主走査同期信号STの倍の周
期を有しており、主走査同期信号STと駆動タイミング信
号MTの１つおきの出力タイミングは同期している。
形成され、原稿に照射された光の反射光を画素毎に分割
して光電変換する。画像読取手段４はCPU2から入力され
る主走査同期信号ST同期に画像を読み取り、読み取った
画像データを出力する。上記駆動タイミング信号MTは、
第２図に示すように、通常、主走査同期信号STの倍の周
期を有しており、主走査同期信号STと駆動タイミング信
号MTの１つおきの出力タイミングは同期している。
次に作用を説明する。
CPU2は画像の拡大を行わないときには、第２図に示す
ように、画像読取手段４に主走査同期信号STを出力して
画像読取手段４に画像の読み取りを行わせるとともに、
モータドライバ３に主走査同期信号STの倍の周期で駆動
タイミング信号MTを出力して副走査する。この主走査同
期信号STと駆動タイミング信号MTの１つおきの出力タイ
ミングは同期している。したがって、ステップモータは
副走査方向の読取幅の半分のステップ幅で副走査し、ス
テップ２回の副走査に１回の割で画像読取手段４から画
像が読み出される。その結果、副走査は等速度で行わ
れ、主走査同期信号STのタイミングで画像が周期的に読
み出される。したがって、画像読取手段４は、第３図に
示すように、所定の読取幅毎に適確に画像を読み取る。
ように、画像読取手段４に主走査同期信号STを出力して
画像読取手段４に画像の読み取りを行わせるとともに、
モータドライバ３に主走査同期信号STの倍の周期で駆動
タイミング信号MTを出力して副走査する。この主走査同
期信号STと駆動タイミング信号MTの１つおきの出力タイ
ミングは同期している。したがって、ステップモータは
副走査方向の読取幅の半分のステップ幅で副走査し、ス
テップ２回の副走査に１回の割で画像読取手段４から画
像が読み出される。その結果、副走査は等速度で行わ
れ、主走査同期信号STのタイミングで画像が周期的に読
み出される。したがって、画像読取手段４は、第３図に
示すように、所定の読取幅毎に適確に画像を読み取る。
次に、画像拡大処理を行うときには、原稿１頁当たり
の読取回数を拡大率に合わせて多くするが、そのため
に、本実施例では拡大タイミングにおいて主走査同期信
号STと主走査同期信号STの間にモータドライバ３に出力
する駆動タイミング信号MTを間引くことにより通常の読
取幅位置ごとに画像を読み取る他に、通常の副走査幅の
半分の副走査位置においても画像の読み取りを行ってい
る。
の読取回数を拡大率に合わせて多くするが、そのため
に、本実施例では拡大タイミングにおいて主走査同期信
号STと主走査同期信号STの間にモータドライバ３に出力
する駆動タイミング信号MTを間引くことにより通常の読
取幅位置ごとに画像を読み取る他に、通常の副走査幅の
半分の副走査位置においても画像の読み取りを行ってい
る。
すなわち、第２図に示すように、主走査同期信号STの
ｎライン目の主走査同期信号STnAによりDATnAを読み取
ると、モータドライバ３へ駆動タイミング信号MTを出力
し、読取幅の半分だけ副走査する。しかし、その後通常
主走査同期信号STと主走査同期信号STの間に出力される
駆動タイミング信号MTを１回カットし、読取幅の半分だ
け副走査された位置で画像読取手段４に主走査同期信号
STnBを出力して画像を読み取らせる。この主走査同期信
号STnBの出力と同期してモータドライバ３に駆動タイミ
ング信号MTを出力し、読取幅の半分だけ副走査し、再度
主走査同期信号STn+1を出力する。したがって、主走査
同期信号STnA出力位置から通常の読取幅だけ副走査した
位置で再び画像が読み取られ、以降次の拡大タイミング
がくるまで、通常の読取動作を行う。したがって、通常
の読取幅の半分のステップ幅で副走査しているため、拡
大タイミングにおいて駆動タイミング信号MTを間引きし
ても副走査の速度変動は小さく、また、副走査を完全に
停止させて同じラインを２度読みさせず、第４図に示す
ように、通常の読取幅の半分だけ副走査した位置（ｎラ
イン目Ｂ）で読み取りが行われるため、副走査の速度変
動をより一層低減させることができる。その結果、拡大
処理時の画質を向上させることができる。さらに、同じ
ラインを２度読みする場合に比較し、読取幅の中間位置
を読み取るため、画質がなめらかなものとなり、より一
層良好なものとなる。
ｎライン目の主走査同期信号STnAによりDATnAを読み取
ると、モータドライバ３へ駆動タイミング信号MTを出力
し、読取幅の半分だけ副走査する。しかし、その後通常
主走査同期信号STと主走査同期信号STの間に出力される
駆動タイミング信号MTを１回カットし、読取幅の半分だ
け副走査された位置で画像読取手段４に主走査同期信号
STnBを出力して画像を読み取らせる。この主走査同期信
号STnBの出力と同期してモータドライバ３に駆動タイミ
ング信号MTを出力し、読取幅の半分だけ副走査し、再度
主走査同期信号STn+1を出力する。したがって、主走査
同期信号STnA出力位置から通常の読取幅だけ副走査した
位置で再び画像が読み取られ、以降次の拡大タイミング
がくるまで、通常の読取動作を行う。したがって、通常
の読取幅の半分のステップ幅で副走査しているため、拡
大タイミングにおいて駆動タイミング信号MTを間引きし
ても副走査の速度変動は小さく、また、副走査を完全に
停止させて同じラインを２度読みさせず、第４図に示す
ように、通常の読取幅の半分だけ副走査した位置（ｎラ
イン目Ｂ）で読み取りが行われるため、副走査の速度変
動をより一層低減させることができる。その結果、拡大
処理時の画質を向上させることができる。さらに、同じ
ラインを２度読みする場合に比較し、読取幅の中間位置
を読み取るため、画質がなめらかなものとなり、より一
層良好なものとなる。
なお、上記実施例においては、副走査のステップ幅を
通常の読取幅の半分としたが、これに限るものではな
く、副走査の速度変動を小さく抑えることができるステ
ップ幅であればよい。
通常の読取幅の半分としたが、これに限るものではな
く、副走査の速度変動を小さく抑えることができるステ
ップ幅であればよい。
（効果） 本発明によれば、画像拡大時に、副走査の速度変動を
小さくすることができるとともに、正確な読取位置を設
定することができ、画像拡大時の画質を向上させること
ができる。
小さくすることができるとともに、正確な読取位置を設
定することができ、画像拡大時の画質を向上させること
ができる。
第１図〜第４図は本発明の画像読取装置の一実施例を示
す図であり、第１図はその画像読取装置の要部回路ブロ
ック図、第２図は主走査同期信号ST、駆動タイミング信
号MTおよび出力画像の関係を示すタイミングチャート、
第３図は非拡大時の画像読取ポイントを示す図、第４図
はその画像拡大処理時の画像読取ポイントを示す図であ
る。 第５、６図は従来の画像読取装置を示す図であり、第５
図はその主走査同期信号、駆動タイミング信号および出
力画像の関係を示す図、第６図はその画像拡大処理時の
画像読取ポイントを示す図である。 １……画像読取装置、 ２……CPU、 ３……モータドライバ、 ４……画像読取手段。
す図であり、第１図はその画像読取装置の要部回路ブロ
ック図、第２図は主走査同期信号ST、駆動タイミング信
号MTおよび出力画像の関係を示すタイミングチャート、
第３図は非拡大時の画像読取ポイントを示す図、第４図
はその画像拡大処理時の画像読取ポイントを示す図であ
る。 第５、６図は従来の画像読取装置を示す図であり、第５
図はその主走査同期信号、駆動タイミング信号および出
力画像の関係を示す図、第６図はその画像拡大処理時の
画像読取ポイントを示す図である。 １……画像読取装置、 ２……CPU、 ３……モータドライバ、 ４……画像読取手段。
Claims (1)
- 【請求項１】原稿に照射した光の反射光を画素毎に分割
して所定の読取タイミングでライン毎に主走査するとと
もに、副走査信号に基づいて所定のステップ幅で副走査
する画像読取装置において、前記副走査方向の１ステッ
プ幅を副走査方向の読取幅よりも小さなステップ幅と
し、画像拡大時、副走査信号を適宜間引きして該読取幅
の中間の位置まで副走査し、該中間位置において画像の
読み取りを行うことを特徴とする画像読取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63103636A JP2669642B2 (ja) | 1988-04-25 | 1988-04-25 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63103636A JP2669642B2 (ja) | 1988-04-25 | 1988-04-25 | 画像読取装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01273483A JPH01273483A (ja) | 1989-11-01 |
| JP2669642B2 true JP2669642B2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=14359255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63103636A Expired - Fee Related JP2669642B2 (ja) | 1988-04-25 | 1988-04-25 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2669642B2 (ja) |
-
1988
- 1988-04-25 JP JP63103636A patent/JP2669642B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01273483A (ja) | 1989-11-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |