JP2669569B2 - 感光材料焼付装置及び位置合わせ装置 - Google Patents

感光材料焼付装置及び位置合わせ装置

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JP2669569B2
JP2669569B2 JP3030878A JP3087891A JP2669569B2 JP 2669569 B2 JP2669569 B2 JP 2669569B2 JP 3030878 A JP3030878 A JP 3030878A JP 3087891 A JP3087891 A JP 3087891A JP 2669569 B2 JP2669569 B2 JP 2669569B2
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    • G03F7/20Exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/2002Exposure; Apparatus therefor with visible light or UV light, through an original having an opaque pattern on a transparent support, e.g. film printing, projection printing; by reflection of visible or UV light from an original such as a printed image
    • G03F7/2014Contact or film exposure of light sensitive plates such as lithographic plates or circuit boards, e.g. in a vacuum frame

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フイルムに記録された
画像を感光材料へ焼付ける感光材料焼付装置に係り、特
にフイルムを感光材料上の所定の位置へ位置合わせした
後に画像を焼付ける感光材料焼付装置及び位置合わせ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】新聞印刷用の輪転機等に使用される平版
印刷版やカラープルーフ作成用のカラー写真感光材料な
どの感光材料(以下PS版という)は、原稿フイルム
(以下ネガフイルムという)に記録された画像を感光材
料焼付装置(以下版材焼付装置という)により焼付られ
る。
【0003】この版材焼付装置の焼付部には定盤が配置
されており、PS版供給装置によって焼付装置へ供給さ
れたPS版が定盤上の所定の位置に載置される。このと
きネガフイルムは、PS版の所定の位置に位置合わせさ
れながら載置される。この位置合わせは、定盤等に凸
部、例えばピン等を立設しておき、ネガフイルムに予め
穿設された孔内へ挿入することによってネガフイルムの
位置合わせがなされることがある。この位置合わせは、
ネガフイルムに標された画像位置表示マーク(以下トン
ボという)の位置を基準に行うものがある。
【0004】PS版上へのネガフイルムの位置合わせは
精度が要求され、PS版上へネガフイルムを載置した
後、さらに、ネガフイルムの位置を微調整する必要が生
じている。
【0005】また、特にカラー印刷においては、例えば
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色の色分解
画像に対応したネガフイルムがある場合、4色の色分解
画像を別々にPS版上へ焼付ける必要がある。このた
め、上記のような位置合わせ方法では、ネガフイルムか
らPS版上へ色分解画像を焼付ける工程が4回となり、
その都度、正確に位置合わせを行う必要がある。即ち、
これらの4色の画像を重ね合わせて印刷したカラー画像
が色ずれを起こさないように精度良く位置合わせして焼
付ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
の版材焼付装置では、ネガフイルムをPS版上へ載置し
た後にネガフイルムの位置合わせを行っているため、位
置合わせだけで十数秒かかっており、多数枚のネガフイ
ルムを連続して焼付ける場合、相当の時間のロスとなっ
ている。また、版材焼付装置では、各々に異なる機差が
あるため、カラー画像等の色ずれを防ぐためには同一の
機械で焼付ける必要が生じることがある。このため焼付
作業が煩雑となると共に作業効率にも影響することがあ
る。
【0007】本発明は上記事実を考慮して、感光材料へ
のネガフイルムの位置合わせを容易にすると共に、位置
合わせの際の機差を実質的に無くすることができる感光
材料焼付装置及び位置合わせ装置を得ることが目的であ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
感光材料焼付装置は、画像が記録されると共に画像が記
録された位置を示す画像位置表示マークが標された原稿
フイルムを感光材料の所定の位置に位置合わせし、焼付
部で前記原稿フイルムに記録された画像を前記感光材料
へ焼付ける感光材料焼付装置であって、前記原稿フイル
ムに基準位置を設定する基準位置設定手段と、前記原稿
フイルムに標された前記画像位置表示マークの位置を読
み取ることにより前記画像に対する前記基準位置の相対
位置を読み取る読み取り手段と、前記焼付部に設けられ
前記読み取り手段により得られた相対位置に応じて移動
可能とされ前記基準位置を保持することにより前記原稿
フイルムの画像位置を前記感光材料の所定位置に配置さ
せる移動保持部と、を有することを特徴とする。
【0009】本発明の請求項2に係る位置合わせ装置
は、基準位置として少なくとも2個の貫通孔が所定間隔
で形成された原稿フイルムにおいて感光材料の所定の位
置に前記原稿フイルムを配置する位置合わせ装置であっ
て、前記貫通孔の各々への挿入用とされる少なくとも2
個の位置決めピンと、前記位置決めピンを軸方向と直交
する方向の平面上の一方向へ共に移動する第一の移動手
段と、前記平面上で前記一方向と直交する方向へ2個の
前記位置決めピンを別々に移動する第二の移動手段と、
を有することを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成の本発明の感光材料焼付装置によれ
ば、基準設定手段によって原稿フイルムの所定部分に位
置合わせをするための基準となる部分を予め設定してい
る。また、原稿フイルムに標された画像位置表示マーク
の位置を読み取ることにより画像領域を確認すると共
に、画像領域に対する基準位置の相対位置を求めてい
る。
【0011】また、移動保持部では、読み取り手段によ
って読み取られた画像領域に対応する基準位置の相対位
置に応じて移動可能とされ、移動した状態で原稿フイル
ムの基準位置を保持することができる。これによって、
原稿フイルムに記録された画像を感光材料の所定にの位
置に位置合わせすることができる。
【0012】この基準位置の設定及び画像位置表示マー
クの位置の読み取りは、原稿フイルムに記録された画像
を感光材料へ焼付ける焼付部へ原稿フイルムを搬送する
前に行うことができる。基準位置を設定し、画像位置表
示マークの位置を読み取った後に、原稿フイルムを焼付
部へ搬送するが、この焼付部への原稿フイルムの搬送と
平行して、前記移動保持部を移動させることができる。
即ち、作業の流れとしては、最初の原稿フイルムが焼付
部へ装填されている際に、次の原稿フイルムの位置合わ
せを行い、また、焼付が終了した原稿フイルムが焼付部
から排出される際に、次の原稿フイルム用に移動保持部
が移動すればよい。これによって、焼付部での感光材料
への原稿フイルムの位置合わせに時間を労する必要が無
くなり焼付処理時間を短縮することが可能となる。
【0013】また、移動保持部の移動の際、あらかじめ
感光材料焼付装置本体の機差を考慮することにより実質
的に機差を無くすことが可能である。
【0014】原稿フイルムの基準位置の設定は、原稿フ
イルム面の画像が記録されていない所定の位置に複数の
パンチ孔を穿設して行うものでもよく、また、原稿フイ
ルムの一端を基準とするものであってもよい。パンチ孔
を基準位置として設けた場合、移動保持部は、パンチ孔
へ挿入可能なピンを設ければよい。
【0015】さらに、原稿フイルムに標された画像位置
表示マークは、原稿フイルムに記録された画像の領域を
示すことができればよくレジスタマーク、トンボ等の適
用が可能である。
【0016】本発明に係る位置合わせ装置は、原稿フイ
ルムの基準位置とされる貫通孔へ挿入する位置合わせピ
ンを、第一、第二の移動手段により所定平面上を移動さ
せている。第一及び第二の移動手段によって所定位置に
移動された位置合わせピンを貫通孔へ挿入することによ
り、原稿フイルムを感光材料の所定位置に配置してい
る。
【0017】この位置合わせ装置は、前記請求項1記載
の移動保持部の移動用に適用が可能であり、これによっ
て、原稿フイルムを所定位置に正確に、かつ容易に配置
することができる。
【0018】尚、これらの位置合わせピンは、所定間隔
で配置されたものであってもよく、また、原稿フイルム
に形成された貫通孔の配置間隔に誤差が生じた場合に、
調整可能に移動するものであってもよい。
【0019】
【実施例】図面を参照して本実施例に係る版材焼付装置
10について説明する。尚、各図に示す大矢印A乃至D
はネガフイルム12の流れを示し、大矢印E、FはPS
版14の流れを示している。また、各処理部へのネガフ
イルム12の移動は図示しない搬送機構により略水平状
態で移動される。
【0020】図1には、本実施例に係る版材焼付装置1
0の概略図が示されている。この版材焼付装置10は、
画像が記録されたネガフイルム12を収容するストック
部16、ネガフイルム12の基準位置を設定する穿孔測
定部18、ネガフイルム供給部20、焼付部22、焼付
が終了したネガフイルム12を収容するストック部2
4、焼付部22へPS版14を供給するPS版供給部2
6及び焼付が終了したPS版14を版材焼付装置10の
外方へ排出するPS版排出部28により構成されてい
る。
【0021】このPS版供給部26には特開昭63−1
06245号、特開昭63−171728号等に記載さ
れた如きオートフィーダを用いてPS版14を供給する
ことができる。
【0022】また、PS版排出部28の後段側には、実
公昭60−35072号、特公昭62−34429号等
に記載された処理装置を接続し、さらにその後段側に
は、打ち抜き装置、折り曲げ装置等を接続することがで
きる。
【0023】PS版供給部26から焼付部22へ供給さ
れたPS版14は、焼付部22に設けられた定盤60上
へ位置決めされて載置される。このPS版14上へはネ
ガフイルム供給部20から供給されるネガフイルム12
がPS版14上の所定位置にネガフイルム位置合わせ装
置62によって位置合わせされ載置される。
【0024】この状態で上方から光源134のランプ等
により光が照射されて、ネガフイルム12に記録された
画像がPS版14へ焼付られる。
【0025】ネガフイルム12の画像がPS版14へ焼
付られた後には、ネガフイルム12がPS版14上から
ストック部24へ移動され、PS版14がPS版排出部
28から外方へ排出される。
【0026】次に画像が記録されたネガフイルム12に
ついて説明する。 〔ネガフイルム〕図2に示すように、ネガフイルム12
は薄肉透明な平板状の支持体の略中央部に画像が記録さ
れている(図2の二点鎖線で示す)。この記録された画
像の端部には、複数箇所に画像の位置を示すトンボ30
A、30B、30Cが標されている。
【0027】トンボ30A、30Bはネガフイルム12
の上下方向(図2に示す矢印Y方向)の両端部に上下方
向に沿って標され、ネガフイルム12に記録された画像
の中心が示される。また、トンボ30Cはネガフイルム
12の上端部で、かつ、ネガフイルム12の幅方向(図
2に示す矢印X方向)の一端に幅方向に沿って標されて
いる。このトンボ30Cによって、ネガフイルム12に
記録される画像の上端が示される。これらのトンボ30
A、30B、30Cによってネガフイルム12に記録さ
れた画像の領域を知ることができるようになっている。
【0028】これらのトンボ30A、30B、30C
は、ネガ型のPS版14に焼付けられる際に、マスクす
ることによって印刷物の上には現れないが、ポジ型のP
S版では印刷物上に残ることがある。
【0029】以下に版材焼付装置10の要部について説
明するが、一部詳細な説明を省略している。また、以下
に示す各図において、矢印X方向及び矢印Y方向は、各
々の処理部に配置されるネガフイルム12のX方向(幅
方向)及びY方向(上下方向)が示されている。
【0030】〔ストック部〕図3に示すように、版材焼
付装置10のストック部16には、PS版14へ画像を
焼付けるネガフイルム12が複数枚収容可能とされてい
る。このストック部16には、ネガフイルム12が水平
に且つ層状に収容するトレイ32が設けられている。こ
のトレイ32は、略ネガフイルム12と同じ大きさとさ
れており、このトレイ32によってネガフイルム12が
常に側端部が揃えられた状態で収容される。
【0031】このトレイ32の上方には、例えば、図3
に示す如きネガフイルム12の搬送装置34が設けられ
ている。この搬送装置34には、ロッドレスシリンダ3
6の駆動部36Aへ保持されたエアシリンダ38には、
駆動軸38Aの先端にハンガ40が設けられている。こ
のハンガ40の先端には、複数の吸盤40Aが配置され
ている。これらの吸盤40Aの各々には、図示しない負
圧供給手段が接続されている。
【0032】吸盤40Aへ負圧供給手段により負圧が供
給されることにより、トレイ32に収容されたネガフイ
ルム12が吸い付けられ、さらに、エアシリンダ38及
びロッドレスシリンダ36が駆動されることによりネガ
フイルム12が略水平状態で搬送される(図3に示す大
矢印A方向)。
【0033】〔穿孔測定部〕図1に示すように、ストッ
ク部16の後段には、穿孔測定部18が設けられてい
る。図4乃至図6に示すように、この穿孔測定部18に
は、ベースプレート42の略中央部にネガフイルム12
を水平に載置する定盤44が設けられている。この定盤
44の上面には、複数の溝46が略全面に渡って形成さ
れている。これらの溝46は、矩形状に配置されると共
に対角線にも形成されている。これらの溝46の対角線
に形成された中心には孔46Aが穿設されており、図示
しない負圧供給手段が接続されている。
【0034】ストック部16から搬送されたネガフイル
ム12は、定盤44の溝46が形成された部分に画像が
記録された部分が配置されるようになっている。また、
ネガフイルム12の幅方向(図4矢印X方向)の一端は
定盤44上から突出される。定盤44上にネガフイルム
12が載置された後、負圧供給手段により負圧が供給さ
れると、ネガフイルム12は定盤44へ吸い付けられ固
定される。
【0035】定盤44の側方には、ネガフイルム12へ
の基準位置設定手段とされるパンチ部48が配設されて
いる。このパンチ部48には、定盤44から突出したネ
ガフイルム12の一端部が対向されている。このパンチ
部48には、三台の穿孔器50が定盤44に沿って等間
隔で配置されネガフイルム12の基準位置とされるパン
チ孔52A、52B、52Cが穿設される。これらの穿
孔器50には、エアシリンダ50Aが設けられ、エアシ
リンダ50Aの駆動によりパンチ歯50Bが矢印G方向
へ揺動して突出され、ネガフイルム12にパンチ孔52
A、52B、52Cが穿設される(図2に示す)。
【0036】本実施例では、等間隔で三台の穿孔器50
を配置しているが、二台以上であれば良く、また、等間
隔で配置されたものでなくても適用が可能である。
【0037】また、定盤44の端部の上方には、読み取
り手段とされネガフイルム12に標されたトンボ30
A、30B、30Cの位置を読み取るセンサ54A、5
4B、54Cが各々架台54へ取り付けられ配置されて
いる。センサ54Aは、定盤44の前段側の略中央部に
配置され、センサ54Bは、後段側の略中央部に設けら
れている。またセンサ54Cは、定盤44の後段側でパ
ンチ部48と反対側の端部近傍に配置されている。
【0038】これらのセンサ54A、54B、54Cの
架台54は、各々一端が固定されたシリンダ56の他端
に取り付けられており、シリンダ56が駆動されること
により各々の架台54がベース42上の定盤44に沿っ
て移動される。これらの架台54の移動により、センサ
54A、54Bがネガフイルム12の幅方向に沿って、
また、センサ54Cがネガフイルム12の上下方向に沿
って、各々ネガフイルム12の表面に沿って移動する構
成とされている。これらのセンサ54A、54B、54
Cによってトンボ30A、30B、30Cの定盤44上
での位置が読み取られる。
【0039】尚、本実施例では、トンボ30A、30B
によって画像の中心が示され、トンボ30Cにより記録
された画像の上端を知ることができるようになっている
が、これに限らず、これらのトンボ30A、30B、3
0Cは、ネガフイルム12に記録された画像の領域を正
確に示すことができるものであれば良く、それらに対応
してセンサを配置すればよい。
【0040】〔演算部〕穿孔測定部18のセンサ54
A、54B、54Cによって読み取られたトンボ30
A、30B、30Cの位置は、演算部58へ送られる。
演算部58では、センサ54A、54B、54Cによっ
て読み取られたトンボ30A、30B、30Cの位置か
ら、ネガフイルム12に穿設されたパンチ孔52A、5
2B、52Cの相対位置を算出する構成とされている。
即ち、穿孔測定部18の三台の穿孔器50は、定盤44
に隣接して固定されているため、定盤44上の画像領域
を知ることにより、画像領域に対するパンチ孔52A、
52B、52Cの相対位置を知ることが可能となってい
る。
【0041】また、演算部58では、予め、版材焼付装
置10の機差の入力が可能とされている。これによっ
て、版材焼付装置10の機差を含めたパンチ孔52A、
52B、52Cのネガフイルム12に記録された画像領
域に対する相対位置を算出することが可能とされてい
る。この演算部58で算出されたデータは、後述する焼
付部22へ供給される。
【0042】〔ネガフイルム供給部〕ネガフイルム供給
部20には、穿孔測定部18でパンチ孔52A、52
B、52Cが穿設されたネガフイルム12が送り込まれ
る(図1に示す矢印B方向)。さらにネガフイルム12
は、ネガフイルム供給部20から焼付部22へ送り出さ
れるようになっている(図1に示す矢印C方向)。
【0043】〔PS版供給部〕このPS版供給部26へ
は、版材焼付装置10の外方から供給されるPS版14
を受け取り、焼付部22へ送り込む構成とされている
(図1に示す矢印E方向)。
【0044】〔焼付部〕焼付部22の定盤60は、図7
に示されるように上面に吸着溝78が形成されている。
この吸着溝78は定盤60の上面の外周端部及び中間部
で連結されて形成された第一の吸着溝78Aと、この第
一の吸着溝78Aに囲まれるように第二、第三の吸着溝
78B、78Cが形成されている。
【0045】これらの第一、第二、第三の吸着溝78
A、78B、78Cは、各々負圧供給装置80に連結さ
れており、各々独立に負圧が供給可能とされ、定盤60
上に載置されたPS版14を吸着する構成とされてい
る。この吸着によってPS版14は定盤60上へ固定さ
れる。
【0046】また、吸着溝78が三系統となっているの
で、例えば図8に示されるように、PS版14のサイズ
が小さい場合(即ち、新聞紙2頁分の印刷版サイズ)に
は、吸着溝78にのみ負圧を供給すればよく、ネガフイ
ルムが定盤60上へ載置されても、ネガフイルム12が
定盤60上へ吸着されることはない。
【0047】また、図9に示されるように、PS版14
のサイズが大きい場合(即ち、新聞紙4頁分の印刷版サ
イズ)には、吸着溝78A、78B、78Cの全てに負
圧が供給される。
【0048】次に焼付部22でのPS版14の位置決め
について説明する。尚、PS版供給部26から供給され
定盤60上へ載置されたPS版14は、図示しない吸盤
等の搬送機構により定盤60の所定の位置へ移動された
後、以下で説明する位置決めがなされる。
【0049】PS版14の位置決めを行う位置決め装置
は、PS版14を押圧して移動させる押圧手段と、移動
されるPS版14の端面に当接して所定の位置に位置決
めする機構とを備えている。
【0050】尚、図8は新聞2頁用のPS版14の場合
が示され、図9は新聞4頁用のPS版14の場合が示さ
れている。
【0051】図8及び図9に示されるように、定盤60
のPS版14の挿入方向(図8及び図9に示す大矢印E
方向)前方側の側面には、PS版14の幅方向の位置を
決める定盤基準ピン82が定盤60の上方へ出没可能に
配置されている。また、定盤60の側方には定盤外基準
ピン84、86がベース88上から立設されている定盤
基準ピン82、定盤外基準ピン84の先端部分は、PS
版14の前方側、即ち、大矢印E方向から挿入される先
端が当接して位置決めがなされる。また、PS版14は
定盤外基準ピン86に当接することにより、天地方向
(定盤60上での挿入方向と直交する方向)の位置決め
がなされる。これらの定盤基準ピン82、定盤外基準ピ
ン84、86で位置決めされたPS版14は、図8及び
図9に示す紙面左側の版面にネガフイルム12が密着さ
れて露光される。
【0052】その後、PS版14は図示されない搬送機
構により矢印H方向へ移動される。定盤60には、定盤
60の側面には、定盤60の上方へ出没可能に配置され
た定盤基準ピン108、及び定盤60の上面に出没可能
に定盤基準ピン110が配置されている。また、定盤6
0のネガフイルム供給部20側には、定盤外基準ピン1
12が設けられている。この定盤外基準ピン112は、
出没可能とされており、PS版14の排出時には、定盤
60の高さより下げられる。
【0053】PS版14は、矢印H方向への移動後、こ
れらの定盤基準ピン108、110及び定盤外基準ピン
112へ当接されて位置決めされる。即ち、定盤基準ピ
ン108、110及び定盤外基準ピン112は、PS版
14の右側の版面へネガフイルム12の画像を焼付ける
ためのPS版14の位置決め用とされている。
【0054】尚、これらの定盤基準ピン82、108、
110及び定盤外基準ピン84、86、112は、PS
版14に対して右側焼付時も左側焼付時も同一の位置に
当接するように配置されている。
【0055】また、定盤60に載置されたPS版14の
定盤60からはみ出している部分は、図示しない定盤6
0と同じ高さのガイド板等によって水平に支持される。
【0056】次に押圧手段について説明する。図8及び
図9に示すように、定盤60の廻りには、PS版14の
左側の版面の焼付用の位置決めを行うためにPS版14
を定盤基準ピン82定盤外基準ピン84、108方向へ
押圧するプッシャー90A(2頁版用)及び90C(4
頁版用)が配置されていると共に、PS版14の右側の
版面の焼付用の位置決めを行うためにPS版14を定盤
基準ピン108及び定盤外基準ピン112方向へ押圧す
るプッシャー90B及び90Dが配置されている。即
ち、プッシャー90A、90Bは新聞2頁版のPS版1
4の押圧用とされ、プッシャー90C、90Dは新聞4
頁用のPS版14の押圧用とされる。
【0057】また、定盤60の廻りには、プッシャー1
14A及び114Bが配置されている。プッシャー11
4AはPS版14の天地方向(図8、図9矢印H方向及
び反対方向)片側へ当接し、定盤外基準ピン86へPS
版14を押圧し、PS版14は、左側版面の焼付用の天
地方向の位置決めが行われる。また、プッシャー114
Bは、PS版14の天地方向片側へ当接し定盤基準ピン
110へPS版14を押圧し、PS版14は右側版面の
焼付用の天地方向の位置決めがなされる。
【0058】これらのプッシャー90A、90B、90
C、90D、114A、114Bは、各々図示しないエ
アシリンダ等によって駆動されPS版14の位置決めが
行われる。
【0059】次に定盤60上に位置決めされて載置され
たPS版14上へのネガフイルム12の位置合わせにつ
いて説明する。
【0060】定盤60の近傍には、PS版14上へのネ
ガフイルム12の位置合わせを行う位置合わせ装置62
が配置されている。
【0061】図8及び図9に示すように、位置合わせ装
置62は、定盤60の近傍で、定盤基準ピン82と定盤
基準ピン108との間に配置されている。
【0062】図10乃至図12には、位置合わせ装置6
2が示されている。図11及び図12に示すように、位
置合わせ装置62は、複数の脚部64Aによって焼付部
22のベース88へ固定されたベースプレート64が配
置されている。これらの脚部64Aは、各々高さ調節が
可能とされており、これによって位置合わせ装置62が
水平状態とされている。
【0063】このベースプレート64には、一対のガイ
ドレール66が平行に配置されており、これらのガイド
レール66には、リニアベアリング66Aを介して移動
プレート68がガイドレール66に沿って摺動可能に配
置されている。この移動プレート68は、一対のガイド
レール66の軸線方向の両端部に掛け渡された状態で配
置されている。
【0064】また、ベースプレート64には、第一の移
動手段とされるステッピングモータ70及び、エンコー
ダ72が各々ブラケット71、73によって取り付けら
れている。ステッピングモータ70の駆動軸70Aは、
一対のガイドレール66の軸線と平行とされており、ま
た、先端にはエンコーダ72が接続されている。ステッ
ピングモータ70の駆動軸70Aの中間部は、ベースプ
レート64へ固定された一対の軸受70B、70Cによ
って軸支されている。さらに、一対の軸受70B、70
Cの間には、可動ブラケット74が設けられている。こ
の可動ブラケット74は、さらに移動プレート68へ固
定されている。この可動ブラケット74は、駆動軸70
Aが回転することにより駆動軸70Aの軸線に沿って移
動する構成とされている。
【0065】ステッピングモータ70が駆動し駆動軸7
0Aが所定方向へ回転されることにより、可動ブラケッ
ト74は駆動軸70Aに沿ってステッピングモータ70
から離反する方向へ移動され、また、駆動軸70Aが所
定方向と反対方向へ回転することにより、可動ブラケッ
ト74はステッピングモータ70方向へ移動される。こ
の可動ブラケット74の移動に伴って移動プレート68
が移動される。
【0066】この移動プレート68には、移動プレート
68の移動方向の両端部に第二の移動手段とされるステ
ッピングモータ92、93及びステッピングモータ9
2、93の駆動軸92A、93Aの先端にエンコーダ9
4、95が各々設けられている。これらのステッピング
モータ92、93及びエンコーダ94、95は各々ブラ
ケット92B、93B、94A、95Aによって移動プ
レート68へ固定されている。
【0067】駆動軸92A、93Aの各々の中間部は、
移動プレート68へ固定された一対の軸受96A、96
Bによって軸支されると共に、一対の軸受96A、96
Bの間に可動ブラケット98が配置されている。可動ブ
ラケット98の各々には、ピンベース100が固定され
ると共に、ピンベース100は、駆動軸92A、93A
に沿って両側に配置された一対のガイドレール102へ
リニアベアリング100Aを介して摺動可能に支持され
ている。これらの駆動軸92A、93A及びガイドレー
ル102は、ベースプレート64のガイドレール66と
直交して配置されている。
【0068】また、各々のピンベース100には、ピン
ブラケット104、105が上方へ突出して設けられ先
端にはピン106、107が配置されている。このピン
106、107の間にはピンバー120が掛け渡されて
いる。ピンバー120は棒状とされ、長手方向の両端部
には、各々貫通孔122が互いの軸心を平行に穿設され
ている。これらの貫通孔122の軸心間の距離は、ネガ
フイルム12に穿設されたパンチ孔52A、52Cの間
の軸心間の距離と同一とされている。また、ピンバー1
20の中間部には、ピン124が配置されている。
【0069】ピンバー120の貫通孔122の各々に
は、ピンブラケット104、105のピン106、10
7が挿入され軸支されている。また、これらのピン10
6、107の先端は、ピンバー120の貫通孔122か
ら突出しており、これによってピン106、124、1
07がピンバー120の長手方向に沿って一直線に、か
つ、等間隔に配置される。
【0070】これらのピン107、124、106は、
ネガフイルム12に穿設されたパンチ孔52A、52
B、52Cへ挿入可能とされる。また、ピンバー120
は、定盤60に載置されたPS版14の上面と略等しい
高さとされている。また、ピンブラケット105は、ピ
ンベース100の表面に沿って摺動可能とされている。
これによってピンバー120は、ステッピングモータ7
0、92の駆動により、自在に移動可能とされており、
パンチ孔52A、52B、52Cに対応してネガフイル
ム12のX方向及びY方向へ移動される。
【0071】この移動は、穿孔測定部18によって測定
され演算部58で求められたパンチ孔52A、52B、
52Cの画像に対する相対位置に基づいてなされる。こ
れによって、ネガフイルム12のパンチ孔52A、52
B、52Cへ挿入されるピン107、124を支持する
ピンバー120を移動させることにより、ネガフイルム
12の画像が記録された部分をPS版14上の所定の位
置へ配置される。
【0072】また、各々のステッピングモータ70、9
2の駆動軸70A、92Aの先端に設けられたエンコー
ダ72、94、95は、所定電圧を印加することにより
駆動軸70A、92Bを回転し、可動ブラケット74、
98を所定位置へ戻すことができ、位置合わせ装置62
のリセット用とされている。
【0073】さらに、図10及び図12に示されるよう
に、ピンベース100と移動プレート68との間には、
スリットが形成された一対のセンサ126及びセンサ1
26のスリットへ挿通可能な検知板128が配置されて
いる。検知板128及び一対のセンサ126によって、
ステッピングモータ92、93の各々の駆動により移動
されるピンベース100の移動範囲が規制されている。
さらに、図11に示すようにベースプレート64と移動
プレート68との間にも、検知板128及び一対のセン
サ126(図11では片側のみ図示)が配置されてお
り、ステッピングモータ70の駆動による移動プレート
68の移動範囲が制限されている。
【0074】尚、定盤60上に載置されたPS版14と
PS版14の上面に位置合わせされて固定されたネガフ
イルム12との間に生ずる空気だまりを除去するため
に、図示しないスクイズ機構が設けられており、このス
クイズ機構により、PS版14へネガフイルム12の間
の空気だまりが除去されPS版14とネガフイルム12
が密着状態とされる。
【0075】次に、PS版14へ密着して載置されたネ
ガフイルム12の画像をPS版14へ焼付けるための光
源134について説明する。
【0076】図13に示されるように、定盤60の上方
には、光源134が配置されている。この光源134
は、光源フード136で覆われている。この光源フード
136は、版材焼付装置10の枠体11に支持された2
本のエアシリンダ138、140の駆動軸の先端に取り
付けられており、エアシリンダ138、140によって
吊り下げられている。
【0077】また、光源フード136には、枠体11に
支持されたガイド棒142に一端が連結されている。こ
のガイド棒142の中間部は、枠体11に支持されたス
ライド軸受け144により上下方向へ移動可能に支持さ
れている。これによって、光源フード136は、エアシ
リンダ138、140の駆動により上下方向(図13に
示す定盤60との接離方向)へ昇降される。
【0078】光源フード136の下端部には、断面形状
がL字状の押さえ部材146が取り付けられている。こ
の押さえ部材146の下部にあは、硬質のスポンジ14
7が貼付されている。このスポンジ147は、光源フー
ド136が降下すると定盤22上のPS版14と、PS
版14上に載置されたネガフイルム12との重なり部分
を押圧する構成とされている。
【0079】〔PS版排出部〕PS版排出部28には、
図示しない搬送ローラが配置されており、ネガフイルム
12に記録された画像が焼付られたPS版14を版材焼
付装置10の外方へ排出する構成とされる。
【0080】〔ストック部〕このストック部24には、
PS版14へ焼付部22で焼付処理されたネガフイルム
12が送り込まれ、焼付処理済のネガフイルム12とし
て収容されている。
【0081】次に本実施例の作用について説明する。画
像が記録されたネガフイルム12を版材焼付装置10の
ストック部16のトレイ32へ収容して、版材焼付装置
10を作動させる。
【0082】このネガフイルム12は、穿孔測定部18
の定盤44へ載置固定される。この固定の後、パンチ部
48の穿孔器50によってネガフイルム12の端部にパ
ンチ孔52A、52B、52Cを各々穿設している。こ
れと略同時に、センサ54A、54B、54Cが駆動さ
れ、ネガフイルム12に標されたトンボ30A、30
B、30Cの位置を読み取っている。
【0083】このセンサ54A、54B、54Cによっ
て読み取られた定盤44上のトンボ30A、30B、3
0Cの位置からネガフイルム12の画像領域を確認し、
ネガフイルム12に穿設されたパンチ孔52A、52
B、52Cの画像領域に対する相対位置を求めている。
【0084】即ち、。定盤44に対するパンチ孔52
A、52B、52Cの位置は一定とされているため、定
盤44上でのネガフイルム12の画像領域を読み取るこ
とにより、ネガフイルム12の画像領域に対するパンチ
孔52A、52B、52Cの相対位置を求めることがで
きる。
【0085】さらに、ネガフイルム12は穿孔測定部1
8からネガフイルム供給部20へ送られ、焼付部22へ
と搬送される。
【0086】焼付部22では、PS版14を定盤60上
の所定位置に位置決めすると共に、ステッピングモータ
70、92を駆動してピンバー120を移動させ、ピン
107、124、106を所定位置、即ち、演算部58
で得られたネガフイルム12の画像領域に対するパンチ
孔52A、52B、52Cの相対位置へ移動させてい
る。
【0087】この移動は、例えば、ステッピングモータ
70を駆動して、パンチ孔52BのY方向の相対位置ま
でピン124移動する。また、ステッピングモータ92
を駆動してパンチ孔52CのX方向の相対位置へピン1
06を移動し、ステッピングモータ93を駆動してパン
チ孔52AのX方向の相対位置へピン107を移動させ
る。この後、ピン107、124、106の各々をフイ
ルム12のパンチ孔52A、52B、52Cへ各々挿入
することにより、ネガフイルム12の画像領域はPS版
14の所定位置に合わせることができる。
【0088】PS版14の所定位置へネガフイルム12
を位置合わせした後、ネガフイルム12の画像をPS版
14へ焼付、PS版14及びネガフイルム12を焼付部
22から排出している。ネガフイルム12をストック部
24へ排出した後、エンコーダ72、94、95によっ
てピンバー120を所定位置へ戻すリセットが行われ
る。この後、次のネガフイルム12を焼付部22へ供給
して画像を焼付ける場合、同様の操作が繰り返される。
この際、焼付部22で焼付処理が行われている時に、穿
孔測定部18で基準位置を設定し、ネガフイルム12が
焼付部22へ供給されるまでに、演算部58で基準位置
の相対位置を求め、それに合わせてピンバー120を移
動させることになる。
【0089】本実施例では、予め得られた測定結果を基
に、PS版14上へのネガフイルム12の位置合わせを
行っており、この際、版材焼付装置10の機差等を考慮
して位置合わせを行うようにしておけば、版材焼付装置
10の実質的な機差を無くすことが可能となる。
【0090】尚、本実施例では、版材焼付装置10に穿
孔測定部18を設けてネガフイルム12に複数のパンチ
孔52A、52B、52Cを穿設し基準位置としたが、
これに限らず、ネガフイルム12の一つの角と隣接する
一辺を基準として位置合わせを行うものであってもよ
い。即ち、定盤44に載置されたネガフイルム12の一
つの角と一つの辺を基準位置として保持しトンボ30
A、30B、30Cの位置を読み取るものであってもよ
い。この場合、焼付部22においてもこのネガフイルム
12の一つの角及び一つの辺が基準位置となることは当
然である。
【0091】さらに、本実施例ではPS版14へネガフ
イルム12に記録された画像を焼付ける版材焼付装置1
0について説明したが、これに限らず、感光材料の所定
の位置に位置合わせしてフイルムに記録された画像を焼
付ける焼付装置において適用が可能である。
【0092】例えば、カラー印刷における検版作成装置
において、カラー画像の位置合わせに適用が可能であ
る。また、自動植版機等の画像合わせにおいても適用が
可能である。さらに、フイルムは、ポジフイルムであっ
ても適用が可能であることは当然であり、PS版として
はネガタイプ、ポジタイプの何れでも使用できる。
【0093】
【発明の効果】以上説明した如く本発明の請求項1に係
る感光材料焼付装置では、焼付部へフイルムを装填した
後に位置を合わせることがないので、感光材料焼付装置
の焼付部での作業が容易となっている。また、機差に対
する修正を行って位置合わせすることができるため、複
数の感光材料焼付装置の間の相互の機差を実質的に無く
すことができる。
【0094】本発明の請求項2に係る位置合わせ装置
は、第一の移動手段と第二の移動手段によって、位置合
わせピンを所定平面上に自在に移動させることができ
る。
【0095】これによって、感光材料の位置合わせを容
易にすることができる優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る版材焼付装置の概略系統図であ
る。
【図2】本実施例に係るフイルムを示す斜視図である。
【図3】本実施例に係る側面図である。
【図4】本実施例に係る基準設定手段を示す要部平面図
である。
【図5】図4の5−5線に沿った側面図である。
【図6】図4に示す6−6線に沿った要部断面図であ
る。
【図7】本実施例に係る焼付部の要部平面図である。
【図8】焼付部でのPS版の位置決めを示す要部平面図
である。
【図9】図8と同様の要部平面図である。
【図10】本実施例に係る位置合わせ装置を示す平面図
である。
【図11】図11に示す11−11線に沿った側面図で
ある。
【図12】図11に示す12−12線に沿った側面図で
ある。
【図13】焼付部の光源と定盤との位置関係を示す側面
図である。
【符号の説明】
10 版材焼付装置 12 ネガフイルム 14 PS版(感光材料) 18 穿孔測定部 22 焼付部 30A、30B、30C パンチ孔(基準位置) 50 穿孔器(基準位置設定手段) 54A、54B、54C センサ(読み取り手段) 58 演算部 62 位置合わせ装置 70 ステッピングモータ(第一の移動手段) 92、93 ステッピングモータ(第二の移動手段) 106、107、124 ピン 120 ピンバー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像が記録されると共に画像が記録され
    た位置を示す画像位置表示マークが標された原稿フイル
    ムを感光材料の所定の位置に位置合わせし、焼付部で前
    記原稿フイルムに記録された画像を前記感光材料へ焼付
    ける感光材料焼付装置であって、前記原稿フイルムに基
    準位置を設定する基準位置設定手段と、前記原稿フイル
    ムに標された前記画像位置表示マークの位置を読み取る
    ことにより前記画像に対する前記基準位置の相対位置を
    読み取る読み取り手段と、前記焼付部に設けられ前記読
    み取り手段により得られた相対位置に応じて移動可能と
    され前記基準位置を保持することにより前記原稿フイル
    ムの画像位置を前記感光材料の所定位置に配置させる移
    動保持部と、を有することを特徴とする感光材料焼付装
    置。
  2. 【請求項2】 基準位置として少なくとも2個の貫通孔
    が所定間隔で形成された原稿フイルムにおいて感光材料
    の所定の位置に前記原稿フイルムを配置する位置合わせ
    装置であって、前記貫通孔の各々への挿入用とされる少
    なくとも2個の位置決めピンと、前記位置決めピンを軸
    方向と直交する方向の平面上の一方向へ共に移動する第
    一の移動手段と、前記平面上で前記一方向と直交する方
    向へ2個の前記位置決めピンを別々に移動する第二の移
    動手段と、を有することを特徴とする位置合わせ装置。
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