JP2669103B2 - 光学式情報記録再生装置の信号検出系 - Google Patents

光学式情報記録再生装置の信号検出系

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JP2669103B2 JP2102269A JP10226990A JP2669103B2 JP 2669103 B2 JP2669103 B2 JP 2669103B2 JP 2102269 A JP2102269 A JP 2102269A JP 10226990 A JP10226990 A JP 10226990A JP 2669103 B2 JP2669103 B2 JP 2669103B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光によって情報の記録や再生を行う光学知情
報記録再生装置の信号検出系に関する。
〔従来の技術〕
一般に、光学的手段で情報の記録再生を行なう手法は
域つかあるが、本発明にかする技術もその一つである。
本発明の方法は媒体面に対し、ピットと呼ばれる部分を
形成することによって情報を記憶させる。このピットに
収束されたレーザを照射し、その反射光の変化からピッ
トの存在を認識し、情報を読みとる。このピットは媒体
上に予め設けられた案内溝にそって形成される。この案
内溝の影響により、反射光には多次回折光が含まれる。
この多次回折光の中で±1次回折光はレーザスポットの
位置ずれを補正するために利用される。つまり反射光は
両脇に±1次回折光が含まれるため、その位置では0次
回折光(単なる反射光)と1次回折光とが干渉しあう。
ところがレーザスポットと案内溝との関係に片寄りがあ
ると+1次回折光による干渉の光量と−1次回折光によ
る干渉の光量に違いが出る。この違いを2分割の光量検
出量で検出し、差をとることによって位置ずれを補正す
るのである。さらに、媒体上のレーザスポットのピント
ずれを検出する必要がある。この検出にはナイフエッジ
法と呼ばれる手法が一般的にも広く用いられる。
以上述べたように、光学式情報記録再生装置では3系
統の光検出機構が必要となる。
次に第4図を参照して従来技術について具体的に説明
する。この例は、特に媒体から反射光の偏光成分により
情報を特定するタイプのものであり、一般に光磁気記録
方式で採用されている方式である。
レーザダイオード4で生成されたレーザ光はコリメー
トレンズ3で平行光になり、その平行光を対物レンズ2
で情報記録媒体1上に収束する。この媒体1から反射光
は対物レンズ2で平行光になり、この平行光はまずビー
ムスプリッタ10で記録情報の検出系のために分割され、
さらにビームスプリッタ11でずれ量(エラー)の検出系
のために分割される。記録情報の検出は平行光である反
射光を収束レンズ12で収束し、ウォラストンプリズム5
で互いに直行する2方向の偏光成分で分割され、それぞ
れ2分割光検出器13上に収束する。一方、エラー検出は
反射光を収束レンズ14で収束し、ビームスプリッタ15で
2方向の光に分割する。分割された一方の光は2分割検
出気16で位置ずれ量が検出され、他方の光はナイフエッ
ジ17を介して2分割光検出期18でピンドずれが検出され
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の光学式情報記録再生装置の信号検出系
は、記録情報信号検出系と、スポット位置エラー検出系
が独立した構成となっており、まず部品点数が多いとい
う欠点がありレーザーダイオード4から対物レンズ2ま
での間にビームスプリッタが2つ存在するため、信号検
出用の光の利用効率を高くしようとすると、行きの光の
利用効率が低くなってしまうという欠点もある。また、
記録情報信号によりスポット位置エラー検出系に分配さ
れる光量が変動し、スポット位置エラー検出信号に記録
情報信号が回り込んでくる欠点もある。さらに、ナイフ
エッジ法によるフォーカスエラー検出により、トラッキ
ングエラーの回り込みの少ない安定なフォーカスエラー
検出を行うことができるがナイフエッジ17である一定光
量を遮光するため、フォーカスエラー検出系の光の利用
効率が低いという欠点がある。
〔課題を解決するための手段〕
上述の問題点を解決すべく、本発明では一つの反射光
を用いて前述の全ての検出を行えるように構成してい
る。
より具体的には、本発明は反射光を少なくとも イ) +1次回折光と0次回折光との干渉光 ロ) −1次回折光と0次回折光との干渉光 ハ) 第1,第2のその他の光 の4つの領域に分割する光束分割手段と、この光束分割
手段で分割された光束をそれぞれ特定の位置に収束させ
るための収束手段と、前記分割された光束をそれぞれ互
いに直行する2つの偏光成分に分離する偏光分離手段
と、前記偏光分離手段により最終的に得られた少なくと
も8つの光束を独立して検出する光検出手段とを有して
いる。
〔実施例〕
次に、本発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図を参照すると、本実施例では一つの情報記録媒
体反射光19で全ての検出を行なっている。レーザダイオ
ード4で生成されたレーザ光はコリメートレンズで平行
光に変えられる。この平行光は対物レンズ2で情報記憶
媒体1上に収束される。情報を得た反射光は対物レンズ
2で平行光になり、ビームスプリッタで進行方向を変え
られ、信号検出部20に供給される。信号検出部20ではま
ず前記反射光19を4分割プリズム8によって4つの部分
に分割する。これら光束は収束レンズ6によって集光さ
れ、続いてウォラストンプリズム5で偏光成分による分
離が行なわれる。これらにより、光束は最終的に8つに
分割され、これを12分割光検出器9で受光し、それぞれ
の信号が検出される。
次に本実施例特有の構成要素について詳細に説明す
る。まず第2図を参照して前記4分割プリズム8につい
て説明する。
媒体1で反射した光は第2図で示されるような野球の
ボールの様な形の像を形成する。ここで左右に形成され
ている半円形状の部分は従来技術で述べた±1次回折光
と0次回折光との干渉成分である。この像を4分割プリ
ズム8の中央で受ける。このプリズム8は中心を通る2
本の線で4つの部分にA21,B22,C23,D24に分かれてお
り、それぞれ特定の方向に光束の向きを変える。本実施
例の4分割方法は、単に中心を通る2つのラインで分割
されている。しかし、特に受光部のB22とD24は前記干渉
成分のみが通過する。こうして4分割された光束はさら
に次のウォラストンプリズム5で8つの光束になり、12
分割光検出器9で受光される。続いて、この12分割光検
出器9について第3図を参照して説明する。
受光面はaからl1で12面あり、2つに分けるとa〜d,
iおよびjとe〜h,kおよびlとに分けられる。前者につ
いて説明すると、a〜dの受光面は、ピントずれを検出
するためのものであり、4分割プリズム8のAを通過し
た光がaまたはb上に、Cを通過した光がcまたはd上
に像を結ぶ。一方、iとjは位置ずれを検出するための
ものであり、4分割プリズム8のBを通過した光がj上
に、Dを通過した光がi上に像を結ぶ。ただし、これら
a〜d,iおよびjは、ある一方向の偏光成分であり、こ
れに直交する成分は残りのe〜h,kおよびlで同様に検
出される。
従がって、各受光面での出力は次のように使用され
る。
・ピントずれ信号(フォーカスエラー信号)F F=(a+d+e+h)−(c+b+g+f) ・位置ずれ信号(トラックエラー信号)T T=(i+k)−(j+l) ・記録再生情報信号D D=(a+b+c+d+i+j) −(e+f+g+h+k+l)
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の基本構成図、第2図は本発
明の一実施例における4分割プリズムの情報記録媒体反
射戻り光のボールシェイプパターンに対する配置を示す
図、第3図は本発明の一実施例における12分割光検出器
の受光面を示す図、第4図は従来の光情報記録再生装置
の信号検出系の基本構成図である。 1……情報記録媒体、2……対物レンズ、3……コリメ
ートレンズ、4……レーザダイオード、5……ウォラス
トンプリズム、6……収束レンズ、7……ビームスプリ
ッタ、8……4分割プリズム、9……12分割光検出器、
20……信号検出部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】案内溝を有する有する記録媒体に照射した
    レーザ光の反射光を用いて前記レーザ光の位置調整およ
    び記録情報検出を行う光学式情報記録再生装置の信号検
    出系において、 前記反射光を少なくとも イ)+1次回折光と0次回折光との干渉光の領域B ロ)−1次回折光と0次回折光との干渉光の領域C ハ)第1のその他の光の領域A、第2のその他の光の領
    域D の4つの領域に分割する光束分割手段と、 この光束分割手段で分割された光束をそれぞれ特定の位
    置に収束させるための収束手段と、 前記光束分割手段で分割された光束をそれぞれ互いに直
    交する第1の偏光成分と第2の偏光成分とに分離する偏
    光分離手段と、 前記領域A、前記領域B、前記領域C、前記領域Dを通
    過した光のうち前記第1の偏光成分が像を結ぶ受光面が
    それぞれ、aとb、j、cとd、iであり、 前記偏光分離手段により最終的に得られた少なくとも8
    つの光束を独立して検出し、 前記領域A、前記領域B、前記領域C、前記領域Dを通
    過した光のうち前記第2の偏光成分が像を結ぶ受光面が
    それぞれ、eとf、l、gとh、kである光検出手段
    と、 前記受光面a、b、c、d、e、f、g、h、i、j、
    k、lが検出した信号をa、b、c、d、e、f、g、
    h、i、j、k、lとすると、 前記レーザ光のフォーカスを合わせるためのフォーカス
    エラー信号Fを、 F=(a+d+e+h)−(c+b+g+f) で生成し、 前記レーザ光のトラック位置を制御するためのトラック
    エラー信号Tを、 T=(i+k)−(j+l) で生成し、 データの記録再生を行うための記録再生情報信号Dを D=(a+b+c+d+i+j) −(e+f+g+h+k+l) で生成する信号検出手段とを備えることを特徴とする光
    学式情報記録再生装置の信号検出系。
JP2102269A 1990-04-18 1990-04-18 光学式情報記録再生装置の信号検出系 Expired - Lifetime JP2669103B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0731837B2 (ja) * 1985-04-08 1995-04-10 キヤノン株式会社 光ピツクアツプ装置
JPH0630162B2 (ja) * 1986-06-17 1994-04-20 日本電気株式会社 スポツト位置エラ−検出系

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