JP2667311B2 - テレビドアホン装置 - Google Patents

テレビドアホン装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、玄関等に設置されたド
アホン子機から室内に設置されたドアホン親機に映像信
号を送信し、ドアホン親機により来訪者等を視覚的に確
認できるようにしたテレビドアホン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、玄関等に設置されたドアホン
子機から室内に設置されたドアホン親機に映像信号を送
信し、ドアホン親機により来訪者等を視覚的に確認でき
るようにしたテレビドアホン装置が使用されている。図
4に従来のテレビドアホン装置のブロック図を示す。
【0003】図4において、室内に配設されたドアホン
親機401は、通信ケーブルLを介して、玄関等に配設
されたドアホン子機402に接続されている。ドアホン
親機401には、送受器403およびモニタテレビ40
4が設けられている。一方、ドアホン子機402には、
テレビカメラ405、マイク406およびスピーカ40
7が設けられている。
【0004】通信ケーブルLには、映像信号、音声信号
およびドアホン子機402の駆動電源としてドアホン親
機401から供給される直流電源が重畳して伝送され
る。以上のように構成された従来のテレビドアホン装置
においては、テレビカメラ405により来訪者を撮影
し、その映像信号を通信ケーブルLを介してドアホン親
機401に送信する。ドアホン親機401のモニタテレ
ビ404には、映像信号に対応する表示がなされる。
【0005】また、通話は、ドアホン親機401の送受
器403とドアホン子機402のマイク406、スピー
カ407により行なわれ、このときの音声信号は通信ケ
ーブルLを介して伝送される。以上のようにして、ドア
ホン親機401により来訪者を視覚的に確認しながら、
ドアホン子機402との間で通話を行なうことが可能で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のテレビ
ドアホン装置においては、映像信号、音声信号およびド
アホン子機402駆動用の電源を共通の通信ケーブルL
を介して伝送しているため、構成を簡単にすることが可
能である。ところで、テレビカメラ405を駆動するた
めにドアホン親機401からドアホン子機402へ送出
される電源は直流信号であり又、テレビカメラ405の
駆動電源電圧は比較的高い電圧が必要とされる。したが
って、通信ケーブルLが長くなると、通信ケーブルの線
路抵抗によって電源に電圧低下が生じるためテレビカメ
ラ405を駆動できなくなるという問題があった。よっ
て、ドアホン親機401とドアホン子機402との距離
を離して所望の位置に配設することが困難という問題が
あった。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みなされたもの
で、通信ケーブルが長くなった場合でもテレビカメラ駆
動用の電源電圧が低下することのないテレビドアホン装
置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明のテレビドアホン装置は、交流信号発生回路と、
交流信号発生回路の出力信号をマイクの音声出力信号と
混合し変調するミキサと、ミキサからの変調された出力
信号を通信ケーブルに出力する出力手段と、通信ケーブ
ルを介して受信した映像信号を復調する映像信号復調回
路と、復調回路の出力信号を映像表示するモニタテレビ
とを備えたドアホン親機、通信ケーブルを介して受信し
たミキサからの変調された信号を整流し直流電源を発生
する直流電源手段と、直流電源により駆動され、直流電
源手段からの復調された音声信号を出力するスピーカ、
映像信号を通信ケーブルに送出する撮像手段およびマイ
クから出力される音声信号を増幅し通信ケーブルにベー
スバンドで送出する増幅回路とを備えたドアホン子機を
備え、ドアホン親機は、通信ケーブルを介して受信した
ベースバンドの音声信号を出力するスピーカを有してい
る。
【0009】
【作用】ドアホン親機の交流信号発生手段からの交流信
号は、ドアホン子機で直流電源手段により直流電源に変
換され、撮像手段および上り音声信号の増幅回路の直流
電源として使用される。一方、ドアホン親機の交流信号
発生手段からの交流信号はドアホン親機からの下り音声
信号で変調されてドアホン子機に伝送され、ドアホン子
機からのり上り音声信号はベースバンドでドアホン親機
に伝送される。
【0010】
【実施例】以下、本発明のテレビドアホン装置をその好
ましい一実施例を表す図1のブロック図を参照して説明
する。図1において、ドアホン親機101は、通信ケー
ブルLを介してドアホン子機102に接続されている。
交流信号f0を発生する交流信号発生手段としての交流
信号発生回路103は、ミキサ手段としてのミキサ回路
104の一方の入力部に接続されている。音声信号f2
を出力する音声入力用マイク105は、増幅回路106
を介してミキサ回路104の他方の入力部に接続されて
いる。ミキサ回路104の出力部は増幅回路107の入
力部に接続されている。増幅回路107の出力部はトラ
ンス108の一次側に接続されている。増幅回路107
およびトランス108は出力手段を構成している。トラ
ンス108の2次側は、通信ケーブルLに接続されてい
る。トランス108の2次側は、映像信号を復調するた
めの映像信号復調手段としての復調回路109、モニタ
駆動回路110を介して表示手段としてのモニタテレビ
111に接続されている。また、トランス108の2次
側は帯域フィルタ112、増幅回路113を介してスピ
ーカ114に接続されている。尚、マイク105とスピ
ーカ114は、送受器(図示せず)内に一体的に配設さ
れている。
【0011】一方、通信ケーブルLは、トランス115
の1次側に接続されている。トランス115の2次側は
整流用ダイオードブリッジ回路116を介してフィルタ
117の入力部に接続されている。ダイオードブリッジ
回路116およびフィルタ117は直流電源手段を構成
している。フィルタ117の一方の出力部は、増幅回路
118を介してスピーカ119に接続されている。ま
た、フィルタ117の他方の出力部は、来訪者等を撮影
して映像信号f1を出力する撮像手段としてのテレビカ
メラ120の電源端子および増幅回路121の電源端子
に接続されている。テレビカメラ120の出力部はトラ
ンス115の2次側に接続されている。また、トランス
115の2次側には増幅回路121を介して音声信号f
4を出力するマイク122が接続されている。
【0012】図2および図3は、各々、図1の実施例の
動作を説明するための信号波形図、周波数スペクトル図
である。以下、図1乃至図3を用いて本発明のテレビド
アホン装置における実施例の動作を説明する。先ず、ド
アホン親機101においてマイク105とスピーカ11
4からなる送受器を取り上げてフックアップすると、ド
アホン親機101の各構成回路に直流電源が供給され、
各構成回路は作動状態となる。
【0013】交流信号発生回路103の交流出力信号f
0は、マイク105から増幅回路106を介して入力さ
れた音声信号f2によりAM変調され、変調信号f3とし
て増幅回路107に出力される。増幅回路107は、変
調信号f3を増幅しトランス108を介して通信ケーブ
ルLに出力する。通信ケーブルLを通った変調信号f3
は、トランス115を介してダイオードブリッジ回路1
16に出力される。変調信号f3は、ダイオードブリッ
ジ回路116により両波整流され、フィルタ回路117
に出力される。フィルタ回路117の一方の出力信号は
直流電源として、テレビカメラ120の電源端子に供給
される。これにより、テレビカメラ120は、作動状態
になる。音声信号f2は、フィルタ回路117により整
流された後、増幅回路118を介してスピーカ119か
ら音声として出力される。尚、マイク105から音声信
号f2が出力されていない場合には、交流信号発生回路
103の交流出力信号f0のみがミキサ104、増幅回
路107、トランス108および通信ケーブルLを介し
てドアホン子機102に送出される。この信号は、前記
と同様にして直流電源に変換され、テレビカメラ120
の直流電源として使用される。
【0014】一方、マイク122から出力された音声信
号f4は、増幅回路121により増幅された後、順次ト
ランス115の2次側、通信ケーブルL、トランス10
8の2次側、帯域フィルタ112および増幅回路113
を介してスピーカ114に出力される。テレビカメラ1
20により出力された映像信号f1は、トランス115
の2次側、通信ケーブルLを介して復調回路109に出
力される。映像信号f1は復調回路109により復調さ
れた後、モニタ駆動回路110を介してモニタテレビ1
11に出力される。モニタテレビ111では、映像信号
1に対応した映像表示がなされる。
【0015】また、トランス108、115としては、
2次側に2次電圧発生用のセンタタップを設けない型の
ものを使用している。この場合、ドアホン子機102に
複数種類の電圧を供給する必要があるときには、DC−
DCコンバータやブリーダ抵抗等を用いて種々の電圧を
発生させる必要がある。しかしながら、2次電圧発生用
の複数のセンタタップつきのトランスを使用して複数の
電圧を発生できるようにすれば、DC−DCコンバータ
やブリーダ抵抗は不要となるため構成が簡単となり又、
少ない損失で昇圧や降圧を行なうことが可能となる。
【0016】以上述べたように、本実施例によれば、テ
レビカメラ120駆動用の電源としてドアホン親機10
1から交流信号f0を供給しているので、通信ケーブル
Lが長くなった場合でもテレビカメラ120駆動用の直
流電源電圧が低下せず、良好にテレビカメラ120を駆
動できる。したがって、ドアホン親機101とドアホン
子機102との距離を考慮に入れることなく、種々の位
置に配設することが可能となる。
【0017】また、マイク105からの音声信号、マイ
ク122からの音声信号および映像信号の各周波数を相
互に相違させているので、混信等が生じない。さらに、
交流信号発生回路の出力信号をドアホン子機102の電
源として使用するだけでなく、マイク105から出力さ
れる音声信号の周波数をシフトするためにも使用してい
るので、簡単な構成で周波数シフトを行なうことが可能
である。
【0018】また、トランス108、115を使用して
いるため、ドアホン親機101とドアホン子機102間
のアイソレーションが可能であり、雷対策にもなるとい
う効果も生じる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように本発明
のテレビドアホン装置によれば、通信ケーブルが長くな
った場合でもドアホン子機の駆動電源電圧が低下せず、
ドアホン子機のテレビカメラ等を良好に駆動できるの
で、ドアホン親機とドアホン子機との距離を離して、従
来配設できなかったような種々の位置に配設することが
可能となり、また交流信号発生回路の出力信号をドアホ
ン子機の電源として使用するだけでなく、ドアホン親機
のマイクから出力される音声信号の周波数が変調されて
ドアホン子機からの音声信号からシフトするためにも使
用しているので、簡単な構成で周波数シフトを行なうこ
とが可能であるから混信等が生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】本発明の動作を説明するための信号波形図。
【図3】本発明の動作を説明するための周波数スペクト
ル図。
【図4】従来のテレビドアホン装置を示すブロック図。
【符号の説明】
101・・・ドアホン親機 102・・・ドアホン子機 103・・・交流信号発生回路 104・・・ミキサ 105・・・マイク 108・・・出力手段としてのトランス 109・・・映像信号復調回路 111・・・モニタテレビ 114・・・スピーカ 116・・・直流電源手段を構成するダイオードブリッ
ジ 117・・・直流電源手段を構成するフィルタ回路 119・・・スピーカ 120・・・撮像手段としてのテレビカメラ 121・・・増幅回路 122・・・マイク f1・・・映像信号 f2・・・音声信号 f4・・・音声信号 L・・・通信ケーブル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流信号発生回路(103)と、前記交流
    信号発生回路の出力信号をマイク(105)の音声出力
    信号(f2)と混合し変調するミキサ(104)と、前
    記ミキサからの変調された出力信号を通信ケーブル
    (L)に出力する出力手段(108)と、前記通信ケー
    ブルを介して受信した映像信号(f1)を復調する映像
    信号復調回路(109)と、前記復調回路の出力信号を
    映像表示するモニタテレビ(111)とを備えたドアホ
    ン親機(101)、 前記通信ケーブルを介して受信した前記ミキサからの変
    調された信号を整流し直流電源を発生する直流電源手段
    (116、117)と、前記直流電源により駆動され、
    前記直流電源手段からの復調された音声信号を出力する
    スピーカ(119)、前記映像信号を前記通信ケーブル
    に送出する撮像手段(120)およびマイク(122)
    から出力される音声信号(f4)を増幅し前記通信ケー
    ブルにベースバンドで送出する増幅回路(121)とを
    備えたドアホン子機(102)を備え、 前記ドアホン親機は、前記通信ケーブルを介して受信し
    たベースバンドの前記音声信号を出力するスピーカ(1
    14)を有することを特徴とするテレビドアホン装置。
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