JP2666748B2 - 記録媒体収納装置 - Google Patents

記録媒体収納装置

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JP2666748B2
JP2666748B2 JP6311804A JP31180494A JP2666748B2 JP 2666748 B2 JP2666748 B2 JP 2666748B2 JP 6311804 A JP6311804 A JP 6311804A JP 31180494 A JP31180494 A JP 31180494A JP 2666748 B2 JP2666748 B2 JP 2666748B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク、光磁気デ
ィスク、磁気ディスク、あるいは磁気テープ等の情報信
号が記録可能となされた記録媒体をカートリッジの如き
収納体に収納した記録媒体収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、所定のデータ信号や映像信号等の
情報信号を記録可能とした光ディスク、光磁気ディスク
の如きディスクを収納体としてのカートリッジに収納し
たディスクカートリッジが用いられている。
【0003】この種のディスクカートリッジには、ディ
スクに対し誤って記録操作を行うことによって先に記録
されている情報信号を消去しないようになすため、誤記
録防止部材が設けられている。この誤記録防止部材は、
カートリッジ内に移動可能に取付けられている。そし
て、誤記録防止部材が移動操作されることにより、ディ
スクカートリッジが装着される記録再生装置側に設けら
れた誤記録検出装置によって検出される上記誤記録防止
部材に設けられた被検出子がカートリッジに設けられた
検出孔内の第1の位置及び第2の位置を選択する。
【0004】そして、ディスクカートリッジは、例えば
被検出子が第1の位置にあるとディスクに対する情報信
号の記録動作が禁止され、被検出子が第2の位置にある
とディスクに対する情報信号の記録が可能な状態とな
る。すなわち、誤記録防止部材の被検出子が第1又は第
2の位置にあることを、記録再生装置側に設けた誤記録
検出装置で検出することにより、記録再生装置の記録動
作の可否が選択される。
【0005】ところで、従来用いられている情報信号を
記録可能とした光ディスクや光磁気ディスクを収納した
ディスクカートリッジに設けられた誤記録防止装置は、
ディスクの信号記録面が臨まされる面側であって記録再
生装置側のディスク回転駆動装置が進入する面側である
カートリッジの一方の平面にのみ誤記録防止部材の被検
出子が臨むように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように誤記録防止
部材の被検出子がカートリッジの一方の平面にのみ臨む
ように構成された誤記録防止装置を備えたディスクカー
トリッジが装着される記録再生装置にあっては、誤記録
検出装置の配設位置に制約を受けてしまう。特に、記録
再生装置に装着したときディスク回転駆動装置が進入す
る側にのみ被検出子が臨むように構成されたディスクカ
ートリッジにあっては、誤記録検出装置をディスク回転
駆動装置が配設される近傍に設ける必要がある。光学式
の記録再生装置にあっては、ディスク回転駆動装置が配
置される側には光ピックアップ装置も配設される。この
ようにディスク回転駆動装置が配設される側には、種々
の機構が配置されるため、誤記録検出装置を設ける空間
を十分に設けることができない。そのため、誤記録検出
装置を組み込むことが困難となり、記録再生装置側の各
種機構の配列に制約を受けてしまい設計が困難となって
いる。
【0007】また、ディスク回転駆動装置が配置される
側に十分な空間がないことから、誤記録検出装置から検
出信号を出力するためのリード線等の引き出し位置にも
制約を受けるなどしてしまい、組み立て等も困難となっ
てしまっている。さらに、ディスク回転駆動装置が進入
する側にのみ被検出子が臨むように構成されたディスク
カートリッジにあっては、誤記録検出装置がディスク回
転駆動装置側に設けられるため、記録再生装置のカート
リッジ装着位置に装着されない限り誤記録防止の検出が
行えない。そのため、情報信号の記録を行うとき、誤っ
て記録が禁止されたディスクカートリッジが装着された
場合などに迅速なディスクカートリッジの交換ができな
いばかりか、記録再生装置の無理な操作を行い該装置や
ディスクカートリッジの損傷を引き起こしかねない。
【0008】そこで、本発明は、記録媒体を収納した収
納体の一方の面のみからの検出を行うのみならず、少な
くとも収納体の互いに直交する2面から誤記録防止の検
出を行うことを可能となす記録媒体収納装置を提供する
ことを目的とする。また、本発明は、誤記録防止の検出
を記録媒体を収納した収納体の複数の面から行うことを
可能となすことによって、記録再生装置側に設けられる
誤記録検出装置の配設位置の制約をなくし、記録再生装
置の設計の容易化を達成し得る記録媒体収納装置を提供
することを目的とする。
【0009】さらに、本発明は、記録再生装置への装着
操作に関連し迅速な誤記録防止の検出を行うことを可能
となす記録媒体収納装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る記録媒体収
納装置は、上述したような目的を達成するため、記録媒
体を収納した収納体の一側面に第1の検出孔を設け、こ
の第1の検出孔が設けられた一側面に直交する一方及び
他方の平面にそれぞれ第2及び第3の検出孔を設ける。
この収納体に、第1、第2及び第3の検出孔にそれぞれ
嵌合される第1、第2及び第3の検出子を有する誤記録
防止部材を配設する。この誤記録防止部材は、第1、第
2又は第3の検出子のいずれか1つを移動操作すること
により、第1、第2及び第3の検出子が第1、第2及び
第3の検出孔内の第1の位置と第2の位置に亘って一体
となって移動するようになる。
【0011】
【作用】本発明に係る記録媒体収納装置は、記録媒体が
収納された収納体の互いに直交する一側面、一方及び他
方の平面に設けられた第1、第2及び第3の検出孔にそ
れぞれ嵌合された第1、第2又は第3の被検出子のいず
れか1つを移動操作することにより、第1、第2及び第
3の被検出子が移動され、収納体に収納された記録媒体
に対する情報信号の記録を可能な状態と、情報信号の記
録を禁止する誤記録防止状態が選択される。
【0012】また、誤記録防止の検出は、収納体の一側
面とこの一側面に直交する一方及び他方の平面とから行
うことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を、情報信号の記録を可能とし
た光ディスクをカートリッジに収納したディスクカート
リッジに適用した具体的な実施例を参照して説明する。
本発明に係るディスクカートリッジは、図1、図2及び
図3に示すように、合成樹脂を例えばモールド成形して
形成された略平板状で方形状をなす上ハーフ2と下ハー
フ3を互いに突き合わせ結合してなる収納体であるカー
トリッジ本体1内に、所定のデータ信号等の情報信号の
記録が可能となされた光ディスク4を回転可能し収納し
て構成されてなる。そして、カートリッジ本体1を構成
する上ハーフ2と下ハーフ3の中央部から前縁部方向に
亘って、ここに収納される光ディスク4の中心部に設け
たチャッキング部を外方に臨ませ、上記光ディスク4の
信号記録面を外方に臨ませるとともに光ディスク4に対
し情報信号の書き込みを行い及び書き込まれた情報信号
の読出しを行う光学ピックアップ装置等の情報信号書き
込み読出し手段が臨む開口部7,8が略長方形状に開設
されている。
【0014】なお、下ハーフ3は、カートリッジ本体1
として構成されたとき、このカートリッジ本体1に形成
されるディスク挿脱口を開閉する開閉板3aを後方側に
回動可能に連結して上ハーフ2に対応する方形状に形成
されている。さらに、カートリッジ本体1には、開口部
7,8を開閉するシャッタ9が摺動自在に取付けられて
いる。このシャッタ9は、ステンレス板等の金属板を折
曲形成してなるものであって、上ハーフ2側の開口部7
を閉塞する第1の閉塞面部9aと下ハーフ3側の開口部
8を閉塞する第2の閉塞面部9bとこれら第1及び第2
の閉塞面部9a,9bを連結する連結片部9cとから構
成され断面コ字状に形成されてなる。このように形成さ
れたシャッタ9は、図2及び図3に示すように、第1及
び第2の閉塞面部9a,9bが上下ハーフ2,3の平面
部に開設した開口部7,8上に延在するようにしてカー
トリッジ本体1の前面側から外面側に亘って嵌合され、
上記カートリッジ本体1の平面部側を摺動するように取
付けられる。このシャッタ9は、カートリッジ本体1の
前面側の一方のコーナ部に配設されるトーションバネ1
0によって開口部7,8を閉塞する方向に摺動付勢され
ている。そして、上記シャッタ9は、連結片部9cの一
端側に形成された操作ピン挿入係合孔11に係合される
装置側の操作ピンによって図2中矢印A方向に移動操作
されることによって開蓋操作される。従って、シャッタ
9は、開口部7,8を閉塞する位置からこれら開口部
7,8を開放するカートリッジ本体1の一側方側位置に
亘る範囲で移動操作される。
【0015】また、カートリッジ本体1を構成する上下
ハーフ2,3の内面には、図1に示すように、各コーナ
部及び前面側に亘る部分に円弧状リブ12が立上り形成
されて光ディスク4の外径よりも稍々大きな略円形の凹
部13が形成されている。これら略円形の凹部13は、
各円弧状リブ12が互いに突き合わせられることにより
互いに対向させられて周壁で囲まれたディスク収納部1
4を構成する。
【0016】ところで、上下ハーフ2,3の相対向する
側面、シャッタ9が嵌合される前面側及びこの前面側と
対向する後面側には、互いに突き合わせられてカートリ
ッジ本体1の側面壁15,16、前面壁17及び後側面
壁18を構成する立上り壁19,20,21及び22が
形成されている。前面壁17のシャッタ9が移動する範
囲に亘る部分は、シャッタ9を移動付勢するトーション
バネ10の変位移動を可能となすため開放されている。
従って、カートリッジ本体1の前面壁17を構成する上
下ハーフ2,3の立上り壁21,21の上記開放部分を
構成する位置には切欠き凹部21a,21bが形成され
ている。
【0017】上述のように構成されてなるカートリッジ
本体1のシャッタ9が嵌合配設される前面側近傍であっ
て、シャッタ9の移動領域中に入らない一方のコーナ部
に誤記録防止部材23の第1,第2及び第3の被検出子
25,26,27がそれぞれ嵌合して臨む第1,第2及
び第3の検出孔28,29,30が設けられている。
【0018】第1の検出孔28は、図2及び図3に示す
ように、カートリッジ本体1の前面壁17のシャッタ9
によって覆われない部分に形成されている。この第1の
検出孔28を構成するため、上下ハーフ2,3の前面壁
17を構成する立上り壁21,21には、切欠き凹部2
8a,28bが切欠き形成されている。また、第2の検
出孔29は、前面壁17に対し直交するカートリッジ本
体1の一方の平面である上面を構成する上ハーフ2に設
けられ、第3の検出孔30は、第2の検出孔29と対向
するカートリッジ本体1の他方の平面である下面を構成
する下ハーフ3に設けられている。すなわち、第1,第
2及び第3の検出孔28,29,30は、カートリッジ
本体1の異なる3面にそれぞれ設けられている。
【0019】なお、上記第1,第2及び第3の検出孔2
8,29,30は、第1,第2及び第3の被検出子2
5,26,27を第1の位置及び第2の位置にそれぞれ
移動可能となす大きさに形成されている。また、誤記録
防止部材23は、図4に示すように、第1,第2及び第
3の被検出子25,26,27を一体に形成して構成さ
れている。そして、第1,第2及び第3の被検出子2
5,26,27は、誤記録防止部材23をカートリッジ
本体1内に配設したとき、第1,第2及び第3の検出孔
28,29,30にそれぞれ嵌合し得るように形成され
ている。すなわち、上下に連続する第2及び第3の被検
出子26,27に直交するように第1の被検出子25を
突設させて構成されている。なお、誤記録防止部材23
の第1の被検出子25が突設された側と対向する基端側
には、両端に係止突条部31,32を設けた弾性変位可
能なスライドガイド片33が設けられている。
【0020】上述のように構成された誤記録防止部材2
3は、第1,第2及び第3の被検出子25,26,27
が、図5に示すように、第1,第2及び第3の検出孔2
8,29,30にそれぞれ嵌合し得るようにして下ハー
フ3内に形成された嵌合凹部34内に配設される。この
嵌合凹部34は、第1,第2及び第3の被検出子25,
26,27が第1,第2及び第3の検出孔28,29,
30内の第1の位置及び第2の位置に亘って移動し得る
ように、誤記録防止部材23を移動可能に支持する大き
さに形成されている。そして、誤記録防止部材23は、
第3の被検出子27を第3の検出孔30に係合して嵌合
凹部34内に嵌合することにより、スライドガイド片3
3が嵌合凹部34の背面壁35に圧接するようにして下
ハーフ3に取付けられる。そして、背面壁35には、第
1,第2及び第3の被検出子25,26,27が第1,
第2及び第3の検出孔28,29,30内の第1の位置
及び第2の位置に移動されるに応じて上記係止突条部3
1,32が選択的に係合する一対の被係止突条部36
a,36bが形成されている。誤記録防止部材23は、
スライド操作され係止突条部31,32を一対の被係止
突条部36a,36bの一方の側又は他方に側に選択的
に係合させることによって、第1,第2及び第3の被検
出子25,26,27を第1,第2及び第3の検出孔2
8,29,30内の第1の位置又は第2の位置に選択的
に保持させる。
【0021】上述のように誤記録防止部材23を取付け
た下ハーフ3に対し上ハーフ2を突き合わせ結合するこ
とによって、図2及び図3に示すように、第1,第2及
び第3の検出孔28,29,30内に第1,第2及び第
3の被検出子25,26,27を臨ませたカートリッジ
本体1が構成される。そして、誤記録防止部材23は、
第1,第2及び第3の被検出子25,26,27のいず
れかを1つを操作することにより移動操作され、上記第
1,第2及び第3の被検出子25,26,27を、第
1,第2及び第3の検出孔28,29,30内の一方に
移動された第1の位置及び他方に移動された第2の位置
に選択的に移動させる。そして、第1,第2及び第3の
被検出子25,26,27の第1,第2及び第3の検出
孔28,29,30内における位置を可変させることに
より、当該ディスクカートリッジが記録可能な状態にあ
るか記録を禁止する状態にあるかを表示する。
【0022】なお、誤記録防止部材23を移動操作する
際、安定した移動を行うため、カートリッジ本体1の互
いに直交する2面に臨む2つの被検出子25,26,2
7を同時に操作して移動させるようにしてもよい。ま
た、カートリッジ本体1を構成する下ハーフ3の前面側
の各コーナ部には、このディスクカートリッジを記録再
生装置内のディスク装着部に装着したとき、ディスクカ
ートリッジの位置決めをなす位置決めピンが係合する位
置決め孔38,39が図3に示すように設けられてい
る。すなわち、誤記録防止部材23は、一方の位置決め
孔38の近傍位置に配設されてなる。そのため、ディス
クカートリッジを記録再生装置に装着したとき、誤記録
防止部材23の記録再生装置側に設けられる検出装置に
対し正確な位置決めが図られる。
【0023】上述の実施例では、誤記録防止部材23を
カートリッジ本体1に対しスライド可能に取付けてなる
が、図6に示すように回動方式としてもよい。この図6
に示す誤記録防止部材23は、第1,第2及び第3の被
検出子25,26,27の基端側に回動アーム51を設
け、この回動アーム51の基端部を下ハーフ3内に植立
した枢支ピン52に枢支して回動可能に取付けてなるも
のである。そして、この回動式の誤記録防止部材23
は、第1,第2及び第3の被検出子25,26,27を
押圧操作して回動操作されることにより、上記第1,第
2及び第3の被検出子25,26,27の第1,第2及
び第3の検出孔28,29,30内における位置を可変
させることにより、当該ディスクカートリッジが記録可
能な状態にあるか記録を禁止する状態にあるかを表示す
る。
【0024】なお、この回動方式の誤記録防止部材23
を用いた場合には、第1,第2及び第3の被検出子2
5,26,27の第1,第2及び第3の検出孔28,2
9,30内における第1及び第2の位置を保持するた
め、第1,第2及び第3の検出孔28,29,30ある
いは少なくとも1つの検出孔28,29,30内に、図
7に示すように、移動規制突起53を設けるようにす
る。そして、第1,第2及び第3の被検出子25,2
6,27を移動操作する際には、上記移動規制突起53
を乗り上げるようにして移動操作する。
【0025】上述のように構成されたディスクカートリ
ッジによれば、第1,第2及び第3の被検出子25,2
6,27が、カートリッジ本体1の互いに異なる三面に
位置するので、検出装置を取付け位置に制約を受けるこ
となく配置することができる。
【0026】また、ディスクカートリッジは、記録再生
装置内の所定装着位置に装着される前にシャッタ9を移
動操作して開口部7,8を開放する必要がある。そこ
で、この種のディスクカートリッジは、シャッタ9の取
付けられた前面側から記録再生装置に装着されていく。
上述のように誤記録防止部材23をシャッタ9が配設さ
れる前面側に位置して設けることにより、ディスクカー
トリッジの記録再生装置への装着操作時に上記第1,第
2及び第3の被検出子25,26,27のいずれかの位
置検出を行う構成となすことができる。特に、ディスク
カートリッジ装着操作用のカートリッジホルダーを用い
て装着操作を行うように構成した記録再生装置にあって
は、カートリッジホルダー内に検出装置を設けることが
でき、迅速な誤記録の検出操作を行うことができる。
【0027】上述の実施例では、誤記録防止部材23を
カートリッジ本体1の前面側に設けた例を挙げて説明し
たが、シャッタ9が嵌合配設される前面側と対向する後
面側のコーナ部に設けるようにしてもよい。このように
構成したものであっても、記録再生装置側に設けられる
検出装置の取付け位置の制約を解除することができる。
【0028】また、被検出子25,26,27は、カー
トリッジ本体1の前面壁17、あるいは側面壁15,1
6又は後側面壁18のいずれかの一側面と、いずれか一
方の平面に臨むように設けることにより、ディスク回転
駆動装置が配設された側に少なくとも検出装置を位置さ
せることができ、ディスク回転駆動装置側に機構の簡素
化を達成できる。すなわち、被検出子は、カートリッジ
本体1の一の側面とこの側面に直交する平面の二面に臨
むように設けるようにしたものであってもよい。
【0029】さらに、上述の実施例では、ディスク状記
録媒体を収納したディスクカートリッジの例を挙げて説
明したが、磁気テープ等のテープ状記録媒体を収納する
記録媒体収納装置にも適用でき、上記実施例と同様の作
用効果を実現できる。
【0030】
【発明の効果】上述したように、本発明は、カートリッ
ジの如き収納体に光ディスクや磁気テープ等の記録媒体
を収納したディスクカートリッジの収納体の一側面とこ
の一側面に直交するいずれかの平面の所望する側から、
記録媒体に対する情報信号の記録動作の可否を検出する
ことを可能としたので、記録再生装置側に設けられる誤
記録検出装置の配設位置の制約をなくし記録再生装置の
設計の容易化を図ることができる。
【0031】また、被検出子を収納体の前面側に設ける
構成となすことによって、ディスクカートリッジ等の記
録媒体収納装置の記録再生装置への装着操作に関連し迅
速な誤記録防止の検出を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクカートリッジの分解斜視
図である。
【図2】図1に示すディスクカートリッジの上面側から
の斜視図である。
【図3】図1に示すディスクカートリッジの下面側から
の斜視図である。
【図4】誤記録防止部材の取付け状態を示す部分斜視図
である。
【図5】誤記録防止部材の取付け状態を示す断面図であ
る。
【図6】本発明の他の実施例を示す誤記録防止部材の取
付け状態を示す部分斜視図である。
【図7】誤記録防止部材の被検出子が臨む検出孔部分を
示す部分正面図である。
【符号の説明】
1 カートリッジ本体 4 光ディスク 9 シャッタ 23 誤記録防止部材 25 第1の被検出子 26 第2の被検出子 28 第1の検出孔 29 第2の検出孔

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも情報信号が記録可能となされ
    記録媒体が収納された収納体と、 上記収納体の一側面に形成された第1の検出孔と、 上記収納体の一側面に直交する一方及び他方の平面にそ
    れぞれ形成された第2及び第3の検出孔と、 上記第1の検出孔に嵌合される第1の検出子と上記第2
    及び第3の検出孔にそれぞれに嵌合される上記第1の検
    出子に対し直交する方向に突出する第2及び第3の検出
    子を有し、上記第1、第2又は第3の検出子のいずれか
    1つを移動操作することにより、上記第1、第2及び第
    3の検出子が上記第1、第2及び第3の検出孔内の 第1
    の位置と第2の位置に亘って一体となって移動するよう
    に上記収納体に配置された誤記録防止部材とを備えてな
    る記録媒体収納装置。
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